連載小説
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ハーレム編
グラビアページ
『まずは代表的な一匹でハーレム』
『クィーンスライムのオレンジさん。現在3人分います』
『騎士、女王、メイドさん』
『お好みのタイプはどなた?』

『複数な魔物娘と言えばリリラウネ』
『ハルカさんとナツキさんは人間出身のリリラウネ』
『二人の間に挟まれる人は誰?』
『三人で幸せになりましょう』

『ハーレムといえばバイコーン』
『バイコーンのランさんはまだハーレムを作っていません』
『一緒にハーレムを作ってくれるご主人様を大募集』
『はやくハーレムになーれ』

『特別出演はサイシュンメイド学校3年C組の皆さん』
『学級委員長のサキュバス、リタカさん』
『風紀委員のアヌビス、リオさん』
『清掃委員のキキーモラ、カメルーンさん』
『家庭委員のキキーモラ、エビータさん。カメルーンさんの妹さんです』
『図書委員の魔女、シャチナさん』
『体育委員のバイコーン、サイさん』
『生き物係のアリス、クワンちゃん』
『私たちは一緒にご奉仕させてくれるご主人様を求めています』

グラビアページの娘さんはお婿さん募集中です。募集された方は責任もってコンタクトさせて頂きます。


インタビューページ


家族なハーレムの読者さん
「ハーレムというか、私は幼馴染がエキドナ一家でして、家族一緒に居たいからと上の方の娘さん達が一緒に来た感じなんです。まあ実際長女のエキドナか次女の稲荷かどっちが好きかを決めなかった私も悪いんですが」

牧場なハーレムの読者さん
「うちの牧場は代々こういう感じで続いているのでハーレムという気はなかったです。朝、ホスルタウロス達のお乳を搾り、昼はワーウルフと見回り、夜は一緒に眠る。それだけの毎日です」

サバドなハーレムの読者さん
「恋人になったバフォメットさんに連れられて部下の魔女さん達と出会ったのがきっかけですかね?恋人がいないからとお兄ちゃん代理にされてそのまま。まあ満足してますけど」

バイコーンが妻の読者さん
「奥さんがバイコーンなんで、ハーレム作りは生き甲斐らしいです。魔力が弱いのでまだ二人ですけど。僕?いや皆家族って思っています数は関係ありません」

砂漠なハーレムの読者さん
「私の妻はファラオなので王国の管理の一環としてハーレムを作るのがちょうどいいそうです。ただ、アポピスも妻に加わっているのでいいのかな?とは思います」

工房なハーレムの読者さん
「確かにうちの工房はハーレムみたいになっています。ドワーフの職人五人が僕の妻ですから。しかし、ロリな外見だから無理やり作らせたみたいに言うのはやめてください。魔物娘に、ドワーフに力で勝てる訳ないでしょう」

クィーンスライムが妻の読者さん
「ハーレムと言えばクィーンスライム。職業、性格のプレイも色々出来て最高です」

ワーウルフなハーレムの読者さん
「俺の家族が出来たのは、俺が狼の群れ退治を引き受けたからだ。全員ワーウルフで、しかも勝ったので部下になると着いて来られたのは困ったが、今では大事な家族だ」

教室なハーレムの読者さん
「はいはい。どうせ俺はクラスの生徒たちに手を出した最低の教師ですよ。リリムとバイコーンにタッグ組まれたから終わりだとか言っても言い訳ですよ」

リリラウネが妻の読者さん
「奥さんのリリラウネは二人でいるのが当たり前な種族なので、普通に二人一緒に嫁になりました。でも性格には差があるので、わざと一人だけ可愛がってもう一人がお預けプレイとか普通にやりますよ」

妖精なハーレムの読者さん
「一時期不眠症にかかって、期限が近い仕事のせいだと薬でごまかして寝ていたらいつの間にかフェアリーである妻達が一緒に寝ていました。仕事?そのまま妖精の国に連れて行かれたのでどうなったのか」

ワーラットなハーレムの読者さん
「穴に落っこちたのが始まりですね。嫁さん達と出会ったのは。何とか下水道から出すのは成功しました。次は仕事探しですか」

ちょっとコーヒーブレイク
 ハーレムと言えば皆さんたくさんの奥さんを持つ男性の棲家というイメージがありませんか?しかし実際は違います。権力者が子供を作る為に多くの女性を一つ所に集めていたというのが実際の話です。つまり、中国で言う後宮、日本でいう大奥の事で、奥さんが沢山居る=ハーレムではありません。間違ったイメージが言葉として定着した一例ですね。権力者がハーレムを作れるのはそれだけ食べさせることが出来るからという部分もありますが。オーガやアカオニなどの種族のような沢山食べる人を奥さんにお持ちの人は分かるでしょう。
しかし、それを踏まえて言いたい。さあ皆さんご一緒に、「ハーレムは男の夢だ!」


インタビューページ さて、読者の中から対談しても良い、と言われた方々の内、さらに編集部の厳選と都合で選ばれた方達においで頂きました。皆さん奥さんが魔物娘ですが、種族は被らないように調整しております。

編集者(以下略)『それでは対談を始めたいと思います。雑誌ではこちらから時計回りにAさんからFさんまでとさせていただきます。まず奥さんの種族をどうぞ』
A「嫁はホルウスタウロス、ワーシープ、アヌビスのAです」
『牧場ハーレムか! 』
B「妻はホブゴブリンとゴブリンのBです」
『さては盗賊ハーレムだろう』
C「妻はダークエルフ、オーク、エルフ、ダンピールのCです」
『…Sさん一人とMさん多数にしか見えません』
D「キマイラが妻のDです」
E「ウェンディーネ、シルフ、イグニス、ノームを使役しているEだ」
『上級精霊使いだよ』
F「クィーンスライムが妻のFです」
A「なんかすごく飛ばしてますね」
『ハーレムなんて独身男の妬みしかありませんよ。そして私は独身男です』
D「私とFさんが言われなかったのは」
『貴方たちだけが救いです』
F「なんだかなー」

『さて、冗談はこれくらいにして話を始めましょう。まずは奥さんたちとのなれ初めをどうぞ、Aさんから』
A「嫁はさっき言われたから分かると思うけど、元々は牧場の関係で一緒に居たんだ。ホルスタウロスの嫁が3人。その後年で廃業する近所の牧場からワーシープを引き受けたら追加で6人嫁になり、一人では辛いので管理者を募集したらアヌビスの嫁がきただ」
B「私は騎士だったので村を襲ってきた山賊を退治したんですが、彼女たちが私に頭になって欲しいと言われたのが始まりです。手が足りないのと再発防止の為に部下にしたんですが、そのまま妻になっていました」
C「妻とは幼馴染でね。まあ奴隷というか下僕というか、プレイ的に下の存在が欲しいからついてこいと引きずられて旅に出たんだ」
D「私は普通ですね。町で出会って、職場で一緒になって、最後に結婚しました」
E「学校でシルフを呼び出したのをはじめにして精霊使いになる事をめざし、どうせならと四大精霊を召喚できるようになった」
F「クィーンスライムを嫁にしようと決意して彼女がいると言う沼地へ行き妻をゲットしました」
『Fさんもしかしてハーレム希望者でしたか?』
F「そうです」
D「あ、なんか編集者さんの眼がきつくなった」

『さて敵認定を増やしたところで、やはり多人数ならではのプレイと言いましょうか、お気に入りの行動を教えて下さい。Bさんから時計回りにどうぞ』
B「そうですね。妻達はゴブリンとホブゴブリンですから、子供っぽいところがあります。仕事は真面目にやってくれていますが、遊びにも全力で、特に鬼ごっこで捕まるのが好きなんです。大体最初はホブゴブリンの妻が捕まりますが」
C「プレイねぇ。まあお察しの通りのプレイ内容になると思う。俺の役割は棒だな。時々ご主人役にもなるけど、実権はダークエルフの妻に握られてる感じだ」
D「キマイラの妻ですから、いう事は人格によります。ただ、べったりとくっつくのが共通して好きみたいで、暇があったら一緒に居ます」
E「彼女たちは精霊だから、町中よりは自然の中にいるのを好む。森の中の温泉などは地火風水すべてお気に入りだな」
F「まあいつも一緒に居ると言うか、嫁さんの中から出られないと言うかな状態だから、ただどこからか持って来た、例えば「まもふぇち」のメイド特集号を持って来たときはメイド祭になったよ」
『お買い上げ有難うございます』
A「プレイと言うか、やってみたかった事をやってみたというか。ワーシープの妻達に頼んで固まってもらって、そこにダイビングしてみたよ。ふわふわな毛が最高だった」
『モフモフ編に出てきそうなネタですね』
A「実はモフモフ編に投稿した。採用されなかったけども」

『それでは逆に多人数なので辛い事、きつかった事、短所、などなどありましたらどうぞ。Cさんからお願いします』
C「きつかったのはやっぱり最初の方だな。数は増えるから同居的な意味で、性的な意味で」
B「ああ、私の方もそうでした。素直にいう事を聞いてくれたので何とかなりましたが」
『ハーレム系のあるあるネタなんでしょうね』
D「辛い事ですか。子供が出来た時、人格が違うので育て方とかでいろいろと意見の交換をしました。妻の場合、人格がばらばらだからマタニティーブルーが全員分方向性が違って」
B「そういうのは奥方のお母上に協力してもらったらいい。同じ種族だから分かることがあるはずだ。私も初めての子供の時は慌てたから」
D「はい。実際助けられました」
E「精霊使いとしてきついのは召喚の為に決まった日時、場所へ行かなければならなかった事。火山の先端とか湖の底とか。現在辛いのは同時に相手する事。僕に合わせて家の中としている時はともかく、シルフなら空の上、ウェンディーネなら水の中を好むから一緒に行く場合水の中はイグニスが行けないとなって喧嘩になる」
D「考えれば魔物娘でも生活範囲が違うもの同士のハーレムはそうなりますね」
C「ふと思ったんだが、海系の、例えばマーメイドと陸上の、例えばミノタウロスなんかが一人の相手と結婚した場合、どういう家になるんだろう」
A「最近は半分海の中、という家が出来てるらしいだ。何でも商品名『ウナギィヌハウス』というそうだ」
F「へー」
『話を戻して、Fさん、どうぞ』
F「辛いと言うほど辛い事はないけど、俺が多人数プレイをやりたがっているのを知った奥さんが無理して同時に5人10人分と分裂した事があった。あれは奥さんも寝込んだし、辛かった」
A「やっぱりホルスタウロスとワーシープのであった最初の頃、やり方でいろいろとまどったな。それまではホルスタウロスとしか相手してなかったから、ローテーションとか色々。アヌビスが管理してくれて助かった」
『どっちの意味での色々なのか小一時間問い詰めたい気分です』
B「話を進めるんでしょう。やっぱり、元盗賊だったという事もあって、周りの見てくる目との戦いでした。手先が器用なので砦の雑用を一生懸命やって認めてもらいました」

『ここで種族ごと、または奥さん個人一人ずつとの特徴や惚気をどうぞ。Dさんから』
D「惚気って、いい所を言えばいいのかな?妻はキマイラですが、獅子、ドラゴン、山羊、蛇と言う組み合わせです。獅子の妻は行動派で元気、町内のイベントにも積極的に出ています。ドラゴンの妻は落ち着いた性格です。買い物好きなので買い出しは掘り出し物を見つけてきますね。山羊の妻は子供っぽい口調ですが、魔術は凄い腕です。蛇の妻は物静かな性格ですね、家事全般をやってくれます。でもさっきも言いましたが一緒に居るのが好きなのでべったりくっついてきます」
E「やはり、精霊使いの仕事では色々と手伝ってくれるな。シルフは城一つ吹き飛ばしてくれた。ウェンディーネは島を一つ津波で潰してくれた。ノームは地震で山を作り、イグニスは敵の軍勢を焼き払い」
『いやいやそれは惚気とは言いません、敵の殲滅ではなく家族としてお願いします』
E「こういうのは違うのか。そうだな、ならば夏にウェンディーネと一緒に居ると涼しい、冬にイグニスと一緒だと温かい。野宿ではノームが洞窟を作ってくれるし、シルフは良い風を運んでくれる」
『それにしておきましょう。Fさん、次をお願いします』
F「ふっ惚気と言うなら俺の妻は大抵の俺の希望を叶えてくれるぜ。コスプレ大会を希望したら衣装をそろえてくれるし、耐久勝負には全員で相手してくれるし」
『それも何か違うような』
A「十人をひとり一人は紹介しにくいから、種族でいわせてもらおう。ホルスタウロスの嫁さんは乳が柔らかくて、搾れば絞るほどミルクを出すんだ。ワーシープの嫁さんは毛を刈る前と刈った後のギャップが面白くて、アヌビスの嫁はいきなり予定にない行動が出てくると慌てているのが可愛い」
B「私も種族ごとで、そうですね。ゴブリンの妻は細かい作業でアイテム作りに協力してくれています。面白いのは胸が大きいのが偉いと思っているので、どちらかというとドジなホブゴブリンの妻を立てています。そしてホブゴブリンの妻はいつも一生懸命でこちらも頑張らないとと思います」
C「うちは一人ひとり言わないといけないか。ダークエルフの嫁は一見怖いようだけど、家事をちゃんとやってくれて俺の面倒も見てくれる。素晴らしい妻だ。オークの妻はちょっといじめて欲しいオーラを出し過ぎなんじゃないかと思うが、荷物運びや護衛任務に活躍している。エルフの妻はやっぱりエロエロなオーラ出し過ぎなんじゃないかと思うが狩や森の管理なんかがうまいし、ダンピールの妻は常識を外れそうになったら止めてくれる」
『ブラックのコーヒーをください、説明よりの皆さんの顔のにやけで甘い気分になりすぎました』

『人によってはハーレムと言われてもピンとこない人もいると思います。しかし一度くらいはハーレムってこんな感じかな、と思われた事もあるでしょう。そんな出来事等をお願いします。Eさんから』
E「四大精霊の力を同時に使う極大魔術を使用した時」
『ですから敵殲滅の方向ではなく、身近な、家族としての感想方向でお願いします』
E「難しいな、僕がいつもやっているのは四人一緒に寝る事だ」
『そうそう、そういう家庭的な方向です』
F「ふ、やっぱりハーレムプレイの時だろうな。左右の手は巨乳に後ろから抱きしめられ、下と口を舐められる」
『エロゲーに染まりすぎているような直球ですね』
A「ハーレム、ハーレム。牧場で普通に生活してると思うから思いつかないだ。やっぱり皆で昼寝する時かな。ワーシープの嫁が毛でオラの全身を包んだところに乳をホルスタウロスの嫁が押し付けてくるとか」
『羨ましいほどのハーレムです』
B「うーん、ハーレム、ですか。幸せだと思うのは夜、暖炉の傍で妻子皆と話をすることですね」
『それもまた微笑ましいわ羨ましいわ』
D「嫉妬の塊みたいになってますね」
『いけないいけない。仕事を真面目にやらないと減俸の危機でした。改めて次の方どうぞ』
C「まあ、気持ちは分かるけどな。俺の場合全身を舐められる時がそう感じたな。舐められるだけでお預け食らったけど」
『ダークエルフさんが奥さんならそんな事もあったでしょうね』
D「私の奥さんは一人ですけど、やっぱり四人の人格が代わりがわりに『愛してるって』言ってくれた時でしょうか」

『ハーレムを見た周りにはどういわれましたか?Fさん、どうぞ』
F「結婚して以来知り合いとは合ってないので分からない。時々会う商人が『ハーレムですなぁ』なんて感想を言うくらいかな」
A「近くの奴らも似たようなもんなんで特に何も言われないな」
B「部下が一人ぐらい世話してくださいと言ってきました。とはいっても娶った後に言われても困るので妻の知り合いを紹介しました」
C「妻の知り合いは同じダークエルフが多いので『まだ奴隷が少ない』なんて言われる。その奴隷という旦那からは『頑張れよ』と言われた」
D「よく『大変じゃないか?』とは聞かれます。私は別に大変とは思いませんが」
E「四大精霊を集めて最高の術師だと思ったが、世界は広い。現在さらに多くの別種の精霊を召喚して妻にしている者がいると導師に言われた」
『まあ分かってましたがEさんだけ方向が明後日ですよね』

『さて、ここまで話して頂きましたが、最後にハーレム撲滅についての意見などを、冗談です。何か他の人にお聞きになりたいことはありますか?編集部が責任を持って答えをお届けします』
A「新しい商品開発に悩んでいるけど、そんなのも良いのか?」
『構いませんけど、決めるのはAさんですよ。失敗しても責任はとれません。むしろ、そういう意見もある、と言った程度で専門家の人や別地域の同業者の人に話し合った方が良いです』
B「そうですね、ゴブリンの妻は胸の事で悩んでいるようです。どうにかなりませんか?」『それは種族としての定めです。奇跡を願って頑張ってとしか』
F「俺は特にないな」
D「僕もありませんね」
C「奴隷を増やさないようにするにはどうしたらいいでしょう」
E「さっき言ったさらに多い精霊の精霊使いの居場所を教えてくれ。会合には顔を出すが住所不定なんだ」

『皆さん、今日は有難うございました。どうか、この粗品を差し上げますのでお持ち帰りください』
A「これ何?」
『ハーレム撲滅用の精力減退薬です』
F「ある意味最後までぶれない人だ」
14/11/07 12:20更新 / 夜矢也
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■作者メッセージ
別の編集員『ちなみに普通に粗品はこちらにあります』
C「俺、もらっとこう」

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