読切小説
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女王陛下万歳!神よ、女王陛下を救いたまえ!
 俺は露出が好きだ。自分のチンポを人に見せつけたいのだ。もちろんチンポだけでは無く、ケツも見せたい。俺の全身を見せたいのだ。ただ、チンポを一番見せたい。
 なぜ俺は露出が好きになったのか、考えたことがある。やはり子供の時の体験が大きい。俺は、子供のころ女主人に召使として仕えていた。その女主人は残酷な女だ。少しでも仕事を失敗すると俺を叩いた。特に、俺のケツを叩くことが多かった。
 その女主人のせっかんは、次第に激しくなった。とうとう俺のケツをむき出しにして、乗馬用の鞭で打つようになったのだ。俺のヒイヒイ言って泣いたよ。
 だが、そのせっかんが次第に気持ち良くなったのだ。女主人の前でケツをむき出しにして鞭で叩かれると、体の奥底から熱いものがこみあげてくるのだ。とうとう叩かれているうちに勃起してしまった。これが俺の性の目覚めだ。女主人は、喚きながら俺のケツを鞭打ったよ。
 俺は女主人に首にされて、ケツを打たれることは無くなった。だが、俺の快楽を求める欲望は残った。

 俺は新しい主人に仕えて、その主人から鞭打たれた。ただ、あまり気持ち良くなかったのだ。その主人は男だった。その主人からも首にされた。打ったのが男だったから気持ち良くなかったかもしれないと、俺は思った。
 次に仕えたのは女主人だ。その女主人も俺を鞭打った。その女主人は俺を雇い続け、俺を打ち続けた。俺の性癖を考えると、俺にとっては最高の雇用環境だろう。だが、これもあまり気持ち良くない。どういうことかと首を傾げる毎日だった。
 ある日、俺は欲求不満を抱えたまま散歩をしていた。すると、道の向こうから若い女たちが歩いてきた。俺は、右側にある茂みに隠れる。そして女たちが茂みの前に来ると、ズボンを下ろして茂みからケツだけ出した。そうすれば俺のケツを打ってもらえると思ったのだ。
 女たちは喚き声を上げ、人を呼んだ。俺は下半身を露出したまま、大勢の人に追い掛け回された。幸い、すぐそばに川があり、泳げる俺は川に飛び込んだ。そうして俺は逃げきることが出来た。
 この時の快感は、今でも思い出す。女たちの前で尻をむき出しにしたのだ。そして下半身をむき出しにしながら、女たちから逃げ回ったのだ。俺は、チンポを怒張させながら逃げ回ったのだ。
 逃げ切った後、俺はやっと気が付いた。俺は、打たれたから気持ち良くなったのではない。女の前で露出したから気持ち良くなったのだ。最初の女主人は、俺のケツをむき出しにして俺を打った。次の女主人は、俺の服を着せたまま俺を打った。だから最初の女主人の時は気持ち良くて、次の女主人の時は気持ち良くなかったのだ。
 俺は自分の性癖が分かった。何をすれば気持ち良くなるのか分かったのだ!
 この日から、俺は女の前で露出しまくった。物陰に潜んで、チンポやケツをむき出しにして飛び出したのだ。
 女たちの反応は様々だ。悲鳴を上げて逃げる者、わめき声を上げて人を呼ぶ者、罵りながら追いかけてくる者、冷やかに悪罵を投げつける者。そのいずれの反応も俺を興奮させた。思わず、女の前でチンポをしごいてしまうこともあったのだ。
 こうして露出を楽しんでいるうちに、俺は一つのことをやってみたくなった。俺の住む国の最高の女の前で露出したくなったのだ。

 春の祝祭が王都で行われる。その祝祭に女王陛下は出席する。式典が終わった後、女王陛下は馬車に乗って沿道に詰めかける民に姿を見せるのだ。
 俺は、外套を着て女王陛下の通る予定の街路の沿道に立った。外套の下は裸だ。俺の回りには、女王陛下を見ようとしている人々が集まっている。衛兵たちは、人々が街路に出ないように見張っている。だが、衛兵たちは手が回らない場合があるようだ。
 俺は、興奮を抑えるのに苦労している。今までの露出の中で、一番激しいことをやろうとしているのだ。俺のチンポは既に勃起している。俺は、荒くなりそうな息を抑えようとしている。
 人々の間から声が上がった。何人かの人が街路の先を指さす。女王陛下の乗る馬車が来たのだ。女王陛下は、黒地に金箔を塗った荘重な馬車に乗って現れた。馬車には覆いが無く、女王の姿は露わとなっている。王冠をかぶり典雅な礼服をまとった女王陛下は、集まっている民に向かって手を振っている。民は歓声を上げる。
 馬車に向かって前に出ようとする人々を、衛兵は抑えようとする。だが、抑えきれずに衛兵の列が崩れた。俺はその隙に前に出る。取り押さえようとする衛兵の手をすり抜ける。俺の目の前に女王の馬車がある。俺は、外套を脱ぎ捨てて真っ裸になった。俺は太陽に照らされている。俺は思いっきり叫んだ。
 女王陛下万歳!神よ、女王陛下を救いたまえ!
 女王陛下は、俺を凝視していた。驚愕を顔に露わにしている。俺は興奮のあまり絶頂した。女王陛下の前で射精してしまったのだ。目のくらむような快楽が俺を貫く。
 衛兵たちは、あぜんとした顔をしていた。だが、すぐに俺に向かって飛びかかってくる。俺は走り出す。衛兵たちは追いかけてくる。沿道に集まった人々の間から、悲鳴とわめき声が上がる。俺は、太陽の下で笑いながら走り続ける。
 俺は、最高の快感と幸福に酔いしれながら走り続けた。

 気が付くと、俺は見知らぬ場所にいた。俺は、王都の街路を走っていたはずだ。石造りの家が並び、沿道に大勢の人が集まる中で、俺は衛兵に追いかけられていたはずだ。走る俺を太陽が照らしていた。
 だが、俺の目の前には全く違う光景が現れていた。俺は街路に立っている。周りには家が立ち並んでいる。だが、見たことの無い家ばかりだ。黄、オレンジ、紫、ピンクなどの派手な色の家が立ち並んでいる。しかもその家の壁は、水玉模様だったり、縞模様だったりする。俺は足元を見る。街路は七色に光っているのだ。
 俺は空を見上げた。黄色の空の中に紫色の雲が浮かび、ピンク色の太陽が日差しを投げかけている。太陽に照らされた俺の裸は、ピンク色に染まっている。俺は、ぼんやりと空を見上げていた。何が起こったのか分からない。興奮のあまり、頭が天国に来てしまったのだろうか?
 女たちの歓声が俺の意識を引き戻した。俺は辺りを見回す。俺の回りには女たちが集まっていた。いずれも若くきれいな女たちだ。その女たちの前で、俺は素っ裸になっている。俺は、わけの分からない所に来た衝撃から覚めて、性の興奮に突き上げられる。
 だが、すぐに俺は衝撃を叩き付けられた。俺の回りにいる女はまともでは無い。猫の耳と尻尾を持ち、紫色の獣毛に覆われている者。ウサギの耳と尻尾を持ち、ピンク色の獣毛に覆われている者。彼女たちは、肌を露わにした卑猥な服を着ている。
 誰何の声と共に、何人かの者が向かってきた。手に槍を持っていることから兵隊だろう。だが、この兵隊たちは何だ?上半身は若い女だが、下半身はトランプのカードのようになっている。トランプから上半身が飛び出しているような格好だ。彼女たちは、ふわふわと浮かびながらこちらに向かってくる。
 とりあえず俺は逃げ出した。兵隊たちに捕まりたくはない。俺は、女たちをかき分けて逃げ出す。「まて〜」と可愛らしい声と共に兵隊たちは追いかけてくる。もちろん俺は待たない。後ろを振り返ると、兵隊たちだけでなく他の女たちも追いかけてくる。
 俺のチンポは勃起した。素っ裸の俺を、女たちが追いかけてくるのだ。変な格好をしているが、いずれも若くてきれいな女だ。興奮しないわけが無いだろ。思わず俺は、走りながらチンポとケツを振ってやる。女たちは歓声を上げる。女たちは喜んでいるのだ!これは期待に応えなくてはならない。
 俺は、飛び跳ねるように走り続けた。天に向かって反り返ったチンポを振り回し、ケツ穴が見えるようにケツを振ってやる。女たちは、肉食獣のような顔で俺を追いかけてくる。まるで俺のチンポとケツを喰らいたいような顔だ。
「ねえ、ねえ、おチンポミルク飲ませてよ!」先頭を走っている、ピンク色の兎の耳を生やした女が叫んでいる。「飲みたかったら捕まえてごらん!」俺は、チンポを振りながらそう答える。ウサギ女は、よだれを垂らしながら飛び跳ねて追いかけてくる。
 追いかけっこをする俺たちを、ピンク色の太陽が照らす。ああ、これこそが青春の輝きだ!男と女が太陽に照らされて追いかけっこをする。これが若さというものだ。この一瞬は永遠に匹敵するのだ!
 羽ばたきの音が後ろから迫ってきた。俺は、追いかけっこの幸福から引き戻される。俺は後ろを見る。赤と黒の翼が俺に覆いかぶさってきた。巨大な鳥が俺に襲い掛かってきたのだ。鳥だろうか?俺は、その翼を持つ者に捕まる。
 俺は空へと引き上げられた。

 俺は、鳥のような者に捕まえられて空を飛んだ。俺の耳元を風が流れていく。さすがに俺は怖くなったが、目の前の光景に俺は歓声を上げてしまった。
 俺の下には街が広がっていた。赤、青、黄、緑、紫といった派手な色の建物が、奇妙な配置で並んでいる。街そのものが色の渦となっている。その街の向こうには、紫とピンクの草地が広がっている。その向こうには、オレンジ色の山脈が並んでいる。「ヒャッハー!」と俺は声を上げた。
 空は明るい緑色に変わり、雲は水色だ。太陽はピンク色のままだが、しきりに光っている。俺は、その太陽に照らされている。目の前に虹がいくつも現れて互いに交差する。その虹の向こうに岩が浮かんでいる。
 岩はピンク色に光っていた。その岩の上には、赤い屋根と黒い壁の家が建っている。屋根と壁には、紫色のハードマークの模様がいくつも付いている。
 鳥は、その岩の上に降り立った。俺は岩に足を付ける。青紫色の草が生えているが、固く確かな地面だ。空に浮いているようには思えない。
 俺は後ろを振り返って、自分をこの場所に連れてきた者を見た。

 そいつは鳥では無かった。これまで俺がお目にかかったことの無いような美女だ。彫の深い美貌を持ち、赤紫のきれいな髪を持ち、褐色の艶のある肌をしている。大柄で背が高く、俺よりも頭一つ分高い。はち切れそうなデカい胸とケツを持っている。手足は、肉付きが良くて張りがありそうだ。この素晴らしい体を強調するエロい服を着ていた。
 ただ、その女は人間でない。赤と黒の角を頭に生やし、背には赤と黒の翼が生えている。手足の先は鱗に覆われており、赤く大きな爪が生えている。俺はその姿をまじまじと見ていると、目の前に顔のようなものが突き出された。それは口のついた赤い触手であり、女の背から生えている。
「私の名はカミラ。この国を守護する武人だ。お前はこの国を乱した。国を守る者として、お前を捕らえておかなくてはならない」
 カミラと名乗った女は、俺の目を見ながら言った。女にしては低い声だが、艶やかな声だ。
「この変態め。裸になって走り回るとは、どういうつもりだ?女を襲うつもりか?」
 俺は、女にチンポを見せたいのだ。俺はそう言って、勃起したチンポを振って見せる。
「呆れた奴だ。お前を隔離しなくてはならん。私がお前の精を根こそぎ絞ってやろう」
 そう言うと、カミラは俺を押し倒した。

 カミラは、俺の口を口でふさいだ。口の中に舌がもぐり込んでくる。俺は、舌に舌を絡めてやる。極上の美女が俺に誘いかけてきたんだ。応えてやるのは当然だ。俺とカミラの唾液が混ざり合う。俺はそいつを吸ってやる。カミラも負けずに吸い上げる。
 口付けが終わると、カミラは俺のチンポを凝視した。発情しているとしか思えない顔をして、荒い息をついている。怪物じみた女は、俺のチンポにむしゃぶりついた。
 俺のチンポに快感が走った。カミラは口の中に頬張ると、舌を大きく動かして舐め回す。口からよだれがこぼれるがお構いなしだ。下品な音を立てて舐めしゃぶる。
「臭くて汚いペニスだ。精液が付いているじゃないか。ペニスを洗っていないのだな。こんなものを振り回して、この変態め」
 そう言いながら、ズゾゾゾゾッ!と音を響かせてチンポをしゃぶりやがる。あんまり勢い良く吸うので、カミラの頬はくぼんで馬の顔のようになっていた。俺はその顔を凝視する。極上の美貌が馬面になってチンポを吸っているのだ。俺は、思わず奥へと突っ込んでしまう。だが、カミラはますます強く吸いやがる。
 チュポン!と音を立ててカミラはチンポを吐き出した。俺のチンポは唾液まみれになっており、日に照らされて光っている。カミラは舌を伸ばし、いたずらっぽくペニスを嬲る。俺は、チンポでカミラの左頬を叩いてやった。雌けだものは、目を丸くして俺のチンポを見る。
 俺は、このすきにカミラの顔にペニスを押し付けた。彫の深い堂々たる美貌を嬲ってやる。まぶたに押し付け、頬を突き上げ、鼻を歪ませてやる。唾液と先走り汁を塗りたくって、顔をぬめり光らせやる。
 俺のチンポは雌けだものに噛まれた。引き抜こうとしたが、しっかりと咥えている。そのまま胸の谷間でチンポをはさまれる。
「調子に乗るなよ、変態。お前は私に搾られるのだ」
 カミラは胸を露わにして、俺のチンポをしっかりと挟む。そのまま胸で上下にしごき、左右に引っ張る。胸の谷間から出ているチンポに吸い付き、唾液を飛ばしながら舐め回す。
 こんなことをされて、がまん出来るはずが無い。俺のチンポはもう限界だ。俺は、カミラの顔と胸に思いっきり子種汁をぶちまけてやった。褐色の肌に白くて臭い液をぶっかけてやる。
 俺は歓声を上げてしまった。でかい態度を取る美女の鼻に、臭い液をぶち当てたのだ。カミラは悲鳴のような声を上げる。俺は興奮してもっと撃ち出す。白い臭液が顔じゅうに飛び散る。
 出し終えた時、俺は深いため息をついた。俺は、目の前の女から目を離せない。褐色の肌が白く汚れているのだ。鼻は完全にふさがり、右目や左頬に飛び散っている。鼻から垂れた液が唇にかかっている。胸の谷間も白く染まり、右の乳首までも白くなっている。雌けだものからは、むせ返るような精液の臭いが立ち上っている。
 俺は、ぼんやりとしてしまった。気が付いたら、俺はひっくり返されていた。仰向けの状態で腰をつかまれ、ちんぐり返しの状態になっていたのだ。
「私の鼻に臭い液をかけるとは、いい度胸だ。顔を汚してくれた礼をしてやる」
 カミラは俺の陰嚢を口に含んだ。そして下品な音を立てて吸い上げる。俺は悲鳴を上げてしまう。痛いのか気持ちいいのか分からない。さんざん吸い上げると、今度は玉を甘噛みし始めた。これも痛いのか気持ちいいのか分からない。悲鳴を上げる俺を見て、カミラは笑ってやがる。
 雌けだものは俺の玉から口を離すと、今度はケツの穴を舐め始めた。舌を動かして舐め回したかと思うと、唇を押し付けて音を立てて吸い上げやがる。
「何だ、この汚れた穴は?ひどい味だ。変態の上に不潔とは最悪だな」
 そう言いながら、カミラは俺のケツ穴を舐め続ける。舌をケツ穴に突っ込んで、出し入れを繰り返す。俺が情けない声を上げてしまっても、仕方ないだろ?
 だが、俺のチンポは勃起していた。極上の美女が精液まみれになって、俺のケツの穴を下品な音を立てて舐めている。カミラの顔をよく見ると、俺のチン毛が頬と口についている。このいやらしい姿を見たら勃起するだろ?
 カミラは、軽快な音を立てて俺のケツ穴から口を離した。そして俺を地面に横たえると、俺の腰の上にまたがった。よく見ると、カミラはもう服を脱いでしまっている。俺のチンポは、すぐさまカミラのマンコに飲まれてしまっていた。
「さあ、変態よ。私の下で喘ぐがいい。精を根こそぎ奪い取ってやる」
 カミラは、腰を動かし始めた。初めはゆっくりとしていたが、次第に激しくなる。俺のチンポは、カミラのマンコに翻弄される。この雌けだもののマンコは、口や胸よりも気もいいんだ。俺たちのつながった部分からは、グチュグチュと音が響きやがる。マン汁が飛び散ってやがるんだ。
 俺は、カミラを突き上げてやった。雌けだものは悲鳴を上げる。やられっ放しでいるつもりはねえよ。俺はカミラの腰をつかむと、つながったまま立ち上がった。そのままカミラを抱えて歩き出す。カミラは、悲鳴を上げながら俺にしがみつく。
 俺はカミラと深くつながると、そのまま彼女を振り回し始めた。俺よりもでかい魔物女を抱きかかえて振り回してやったのだ。俺のどこにそんな力があるか分からない。だが、やってやったのだ。俺は、雄叫びを上げながら魔物女を突き上げてやる。魔物女は、焦点の合わない目をしてよだれを垂らしている。
 もうがまんが出来ねえ。中出しだ!中出ししてやる!俺は、魔物女の奥底へ子種汁をぶちまけた。子宮に向かって精液を撃ち出す。魔物女は、喚きながら俺を抱きしめる。女の奥底から熱い液がほとばしり、俺のチンポに浴びせられる。子種汁と熱液がぶつかり合う。
 気が付いた時、俺とカミラは地面に横たわっていた。空はピンク色になっている。あれからどれだけ時間が過ぎたのか分からない。
 俺の体に温かく、柔らかい体が押し付けられた。カミラは俺を抱きしめている。
「ここまでやったのならば、責任を取ってもらおう。これからは私に精をささげ続けるのだ」
 俺は黙って空を見続ける。精をささげるか。面白そうだ。この魔物女の体から離れたくはない。
「お前の名前を聞こう」
 ダイオニシアスだと答える。
 カミラは、俺の名前をつぶやきながら俺を撫でていた。

 俺は、カミラと一緒に暮らすことになった。俺の連れてこられた岩上の家は、カミラの家だ。カミラは空を飛べるから、このような家に住めるわけだ。もちろん俺は空を飛べない。カミラの手を借りなければ、岩から出ることは出来ないわけだ。俺は、カミラに監禁されちまったのだ。
 俺は、カミラからこの国について教わった。ここは「不思議の国」という所なのだそうだ。俺のいた世界とは別の世界にあるらしい。魔術によって成り立っている国であり、俺の世界の常識とはかなり違う。
 この国は「ハートの女王」によって支配されている。この国に入り込む者は、皆がハートの女王の意思によって呼び込まれているそうだ。彼女は、よその世界やよその国からひんぱんに人を引き込むそうだ。俺も彼女によって引き込まれたそうだ。
 カミラは、ジャバウォックという魔物なのだそうだ。元はドラゴンだったらしいが、ハートの女王によって変えられた魔物なのだそうだ。不思議の国は、元の姿から変えられた魔物たちが住んでいる。ジャバウォックもその一種だ。
 カミラは、この国の警護の仕事についている。ジャバウォックは、元がドラゴンであり戦闘力がある。警護の仕事にうってつけなわけだ。俺は、カミラの手伝いをすることになった。
 まあ、警護と言っても血生臭いことは無いそうだ。頭の中がお畑になっている淫乱魔物娘をあしらう程度だ。第一、ジャバウォックは、他の不思議の国の魔物同様に淫らなことを最優先に考える魔物だ。その上に、ジャバウォックの食い物は人間の精、つまり男の精液なのだそうだ。
 俺は、この先カミラの食料となるわけだ。カミラに精液を食わせていくわけだ。こんなことをしたら、俺は完全に変態だね。カミラも変態だよ。
 まあ、今更じたばたしても仕方がない。俺は、カミラに精液をぶちまけることにした。一緒に暮らすようになってから、毎日カミラを精液で汚してやったよ。カミラはその精液を、ズルズル音を立てておいしそうに飲みやがる。こいつは最高の変態だ。見ているだけでチンポが跳ね上がる。
 俺は、毎日裸で暮らしている。この不思議の国では寒くはない。露出しても体に害はないわけだ。まあ、自分の体に飾りを付けることがある。革のベルトを首とチンポに巻き付けたり、チンポに鈴を付けたりする。そしてチンポを振ってやるのだ。すぐさまカミラがチンポにむしゃぶりつく。
 俺は、カミラ以外の者の前でも露出する。誰に対してもチンポを見せつけたいのだ。そんな俺を、不思議の国の魔物女たちは褒めてくれる。元の世界の女たちの反応とは違うが、これはこれで興奮する。ウサギの魔物であるマーチヘアは、「おチンポ様だ!」と俺の前にひざまずいた。もっとも、俺は彼女とはやれなかった。すぐさまカミラに搾り取られてしまったからだ。
 俺は、この世界に満足している。カミラも極上の女だ。ただ、俺は一つのことを試してみたい。この国の最高の女の前で露出したいのだ。

 機会はやってきた。不思議の国の建国記念の祭りが行われるのだ。年に一度開かれ、三日間にわたって馬鹿騒ぎを楽しむのだ。その祭りではパレードが開かれ、ハートの女王はそれに参加するのだ。俺は、カミラに頼んでパレードに連れていってもらった。
 パレードは、明るくけばけばしいものだ。淫具をかたどった山車が引かれ、その周りを卑猥な仮装をした者たちが踊り跳ねる。赤、ピンク、黄、オレンジ、紫、金の色彩が渦を巻いている。金の巨大なチンポの像が、紫のマンコの像を貫いている。その周りで、猫やウサギの耳を生やした女が尻を振って踊っている。彼女たちを七色の太陽が照らす。
 俺は外套を着ていた。その下には何も着ていない。女王陛下を待ち構えている。沿道には人が集まり、トランプの衛兵たちが警備している。
 歓声が上がり、人々が街路の先を指さす。女王陛下の馬車がやってきたのだ。金色の地にピンク色のハートマークの模様が付いた馬車に女王陛下が乗っている。バカでかいダイヤモンドの付いた王冠を付け、七色に光る服を着ており、誰よりも目立つ姿だ。
 この世界の神は何だろうか?女王陛下の母である魔王か?分からない。だが、俺の行為をほめて下さる神はいる気がする。俺は神に祈る。
 俺は、女王陛下の馬車の前に飛び出した。外套を脱ぎ捨て、勃起したチンポをさらけ出す。太陽が俺を照らしている。俺は叫んだ。
 女王陛下万歳!神よ、女王陛下を救いたまえ!
 俺は猛烈な射精をした。これほどの絶頂は初めてだ。俺の目の前で世界が輝く。
「あっぱれ!」
 高貴な声が響き渡る。女王陛下は、俺のほめてくださったのだ!俺は、生涯で最も晴れやかな瞬間を迎えたのだ。

 俺の露出は、女王陛下によって称えられた。俺は、陛下から勲章と褒美を頂いた。俺は授与式に出させて頂いた。もちろん素っ裸で出たのだ。俺のチンポが勃起した状態でだ。
 女王陛下は、俺のチンポに勲章を付けてくださったのだ。俺は絶頂した。だが、俺の射精はカミラの手でふさがれた。
「この精液は女王陛下に献上するものでは無い。私のものだ」
 そう言って、カミラは掌に付いた俺の子種汁を舐め取る。そんな俺とカミラを、女王陛下は満足そうにご覧になっていた。
18/02/18 18:40更新 / 鬼畜軍曹

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