59ページ:リザードマン
「んふふ〜♪」
「弥生様嬉しそうですね。」
「ホルスタウロスのミルクがあっという間に売り切れたうえに、ミルク目当てで集まった客がついでに他の商品も買っていけばああもなるだろう。」
「あかん、嬉しすぎて笑いが止まらん…こんなに売れたの初めてやわぁ…」

ホルスタウロスのミルクは人気が高いと言う話は本当だったであるな。
その証拠が今の弥生である、満面の笑みを通り越してちょっと気持ち悪いくらいに笑っている…

ちなみに、弥生一人では大変そうだったので琴音と二人で手伝ったである、他の仲魔は宿にいるぞ。

「こんだけ金があればまた輝はんがむちゃしても何とかなりそうやな。」
「む…ぅ…」
「輝様ももう少しお酒を控えた方がいいと思うのですが…」
「それはそうなのだが…酒が飲めない生活なんて考えられないである…」
「誰も飲むなゆうてへんよ、もうちっと飲む量減らせばええだけやで?」
「出来る限り減らせるように努力するである…」

何時までも弥生に頼りっきりもなんだしな…
我輩とて男だ、仲魔を養える位の甲斐性を見せなければ…

…というのは建前で、本音としてはこれ以上弥生に弱みを握られたくないと言うのが…

「それじゃあやることやったし宿に帰ってゆっくり休もか、ミルクでも飲んでな。」
「そうするか…そう言えば、このミルクには豊胸効果があるという噂を…」
「輝様弥生様早く宿に戻ってミルクを飲みましょう!さぁ早く!」
「ちょちょちょ!?いきなりどうしたん!?」
「わ、分かったから引っ張らないでくれ!服が股間に食い込んで痛いである!」

と言うか、琴音はまだ胸の事を気にしていたのか…

…胸が小さいからこそ、抱きしめた時に密着出来て安心すると言うのに…



「んっ…んっ…んっ……ぷはぁ…ご馳走様でした。」
「おそまつさまでした〜♪」
「胸の事なんて気にしなくてもいいと思うけどねぇ…」
「大きいと肩が凝って仕方がないのじゃが…」
「少なくともうちは小さい方がよかったと思うわ。」
「持ってる人には持ってない人の気持ちは分からないですよ!と言うより、いらないと言うなら私にください!」
「渡せる物なら渡したい所じゃが…」
「こればかりはどうにもならんな。」
「オ・ノーレ!!!!!」

琴音が何時になく荒ぶっているな…凄く珍しいものが見れた気がするである…
っと、そんな事より何か実入りの良い依頼はないだろうか…

ふむ…畑仕事の手伝いがなかなか良さそうだな…おぉ、こっちの依頼は金以外の報酬もあるのか。
どっちも魅力的な以来だが…どうしたものか。

「あの…」

少し迷って畑仕事の依頼を受けようとした時、後ろから誰かに声をかけられた。
振り返って見ると、大人しそうな雰囲気の女性が紙を持って立っていた。

「もしかして…鉄輝さんですか?」
「そうであるが…何か用か?」
「その…貴方にぜひ受けていただきたい依頼があるのですが…」

我輩に受けて欲しい依頼?どんな依頼だろうか…
それにしても…彼女は何故我輩の名を知っていたのだろうか?名が知れ渡るような事は何もしてないと思うであるが…

まぁいい、わざわざもって来てくれた依頼を無視するのは紳士としていただけん、これを受けようか。

「どんな依頼だ?」
「森に現れた凶暴な魔物を撃退して欲しいのですが…受けていただけるでしょうか?」
「ふむ…わかった、引き受けよう。」
「ありがとうございます!前金をお渡ししますので、準備が終わったら北門の前に来てください。」

そう言って我輩に金の入った袋を渡すと、店を出て行ってしまった。
ふむ…前金だけでもなかなかの金額だな、これなら十分な準備をしてもお釣りが来そうだ。

「少し出かけてくるである。」
「気をつけて行ってらっしゃい、他の魔物に手を出しちゃダメよ?」

…釘を刺されてしまったし真面目にやるとするか…



買える物で必要な物は揃えたし、最後に刀の整備してもらうか…待ってる間に他にも必要な物を作っておくか。

「んっ?どうした坊主?お前さんみたいのがこんな所に来ても面白いもんなんて無いぞ。」
「武器の整備を頼みたくてな。」
「おっとお客さんだったか…すまねぇな、とても武器を振り回すような奴に見えなくてな。」
「偶に言われるから気にしてない…これだが、頼めるか?」
「ふむ……剣…っぽいけどなんか違うな…」
「刀である。」
「ほぉ…こいつが刀か…ちと時間が掛かるがいいかい?」
「頼む。」
「よっしゃ!いっちょやるか!」

さて…待ってる間にやることやっとくか。
鉄一族に代々受け継がれる流派を会得していると言えども、それだけでは限界があるである。
ましてや相手は魔物、人間の常識は通用しない相手だ。
道具の使用をケチって負けましたなんて話もよく聞く、先人の犠牲を無駄にしないためにも万全の体制で臨まねばな。

…まぁ、その先人が魔物に襲われる切欠を作ったのは我輩だったりするのだが…

「邪魔するぞ。」

店のドアを開け、何者かが入ってきた。
彼女の背丈よりも大きな剣を背負っていることから予想して、彼女は戦士なのだろう。
目に見える特徴と言えば…以前見かけたサラマンダーの様に手足が鱗に覆われており、ドラゴンの様な尻尾がついている。
我輩の予想が正しければ、リザードマンと呼ばれる魔物だろうな。

…たしか厄介な習性を持っていたはずだから、目立たないようにこっそり離れた方がいいだろう…

「いらっしゃい、今そっちの客の武器整備してるからちょいと待っててくれ。」

……まぁ、こうなる事は予想していたさ。

「ふむ…お前も戦士か。」
「戦士じゃない、世界の支配者である。」
「面白い冗談だな、それでどうなんだ?」
「………学者だ。」

普通に流された…ちょっと悲しいである…

「まぁいい、自分の武器を持っている位なのだから腕に覚えはあるんだろう?手合わせしてもらおうか。」

こうなるだろうから逃げたかったのだ…これから依頼があるというのに、無駄に時間と体力を消費したくないである…

「あー…すまんが他をあたってくれないか?」
「私の感がお前は強いと言っている、とにかく勝負しろ。」

不味いな…何を言っても聞いてくれそうにないである…
刀はまだ戻ってきていないが…最近完成したあれがあるから何とかなるだろう…

…と言う訳でだ

「三十六計逃げるに如かず!」
「あっ!?待て!逃げるな!!」
「逃げるんだよぉぉぉぉぉ!!」

カウンターに金は置いたし、依頼が終わってから取りに来ればいいだろう。
さて…何とか逃げ切って北口へ行かねばな…



「そんな事が…災難でしたね。」
「もう慣れたである…」

目的の場所へ向かう道中、依頼主の女性に事情を説明しておいたである。
こんな状況になっても我輩に依頼を任せてくれるのだ…なんて心が広い人なのだろうか。

そうこうしている内に着いたらしく、女性が立ち止まる。

「ここか…それで、凶暴な魔物は何所であるか?」
「………いませんよ?」
「……何?」

彼女は我輩から数歩離れると、腕を高く上げて指を鳴らした。
それと同時に周囲の茂みが揺れ、中から武器を持った人間が現れた。
…今回は男だけでなく女もいるな…しかし、これはいったい…

「偽りの依頼失礼します…貴方には此処で果てていただきます、理由は御分かりですね?」
「………」
「依頼主はあんたに相当な恨みがあるみたいだぜ?」
「あんたには何の恨みもないが…運が悪かったと思って諦めな。」

…ざっと見て七人以上いるな…隠れているのも含めて。
困った時の鉄流だが、あれは刀専用であるし…あれ?意外と不味い状況じゃないかこれ。

まぁいいか、新しく作ったこれを試すいい機会だ。

「貴様等は運がいいな、我輩の新作の試し斬りの相手になれるのだからな。」
「ふっ…その新作とやらは何所にあるんだい?」
「ちょっとまて、今出すから。」
「おいおい、懐に仕舞えるような小さいもんで俺達に勝てると…思……」

確かこの辺に…あったあった。
むぅ…少し大きくし過ぎたか?直ぐに取り出せん…
………よし、無事に出せたし説明しておくか。

種類的には剣、ツーハンデッドソードと言った方が分かりやすいだろうか?
刃の長さは七尺ほどで、素材は人間では入手し辛いかも知れない物を使用している。
だが、この剣にはもっと注目すべき所がある…

実はこれ、二刀流専用である。

「な、何でそんなもんが懐に入ってるんだよ!?」
「懐に長くて硬い物とか…この変態が!」
「変態と言われるのは慣れたが貴殿にだけは言われたくないである。」

…と、とりあえず説明を続けるである。
前項でも比較対象としてツーハンデッドソードを挙げたが、これは父上が教えてくれた加工法を使ってるので非常に軽くなっているぞ。
大体これ四本で一般的な物と同程度の重さだ、耐久性なども問題ないである。
二等流用にしたのは何でかって?そんなものかっこいいからに決まっているであろう!

…実は結構後悔している…こんな巨大な物を片手で振り回すとか正気の沙汰とは思えんしな…

「あ、あれを二刀流…」
「そんな武器で勝負するつもりか?舐められたものだ!」
「おいっ!早まるな!」

一人の男が味方の制止を振り切って襲い掛かってきた。
…が、相手が自分の得意な間合いに入る前に我輩が振るった剣に薙ぎ払われた。

「…無茶しやがって…」
「ぐぅ……ん?」
「ど、どうした?」
「傷が…無い…?」
「見せ掛けだけか…なら怖くも何ともない!」
「…っ!?待ってください!多分その武器は…」

今度は数人同時に飛び掛ってくるが、回転斬りでまとめて薙ぎ払う。
斬られても怯まないか…怪我をしないと分かっているのだから当然か。
我輩に向けて武器が振るわれる寸前に後ろへ高く飛んで避け、着地と同時に全員を纏めて切り裂く。

こんなことをしても傷一つつけれんがな…装備は壊せるが…本命はこれからだ。

「はっ!斬られても死なないんだから怖くもなんとも…な…」
「な…力が…」
「ふむ、これはこれで面白いな…刀の方がバッサリ感があっていいが…」
「貴様…何をした…!」
「安心しろ、斬られても死なない代わりに魔力が奪われるだけだから。」

この剣だが…魔界銀と鉄を混ぜ合わせて作られた魔界鉄という物を使って作ったである。
魔界銀やそれを組み合わせて作られた合金を使った武器で切られても肉体への影響は全く無い、あっても精々ちょっと痛いくらいだろうか?
その代わりに、斬りつけられた所からは精や魔力が漏れだすため、相手を傷つけず殺めず無力化することができるである。
また、この魔界銀は魔力を溜め込みやすいので、特定の魔物の魔力を籠めて人間の女性を斬りつけると、失った魔力の穴埋めをするように籠められた魔力が流れ込むである。
これを利用すれば、無力化すると同時に魔物化させて仲間を襲わせる…なんて事も出来るであろうな。

…まぁ、我輩はこれには何の魔力も籠めないがな…殺生しないために作ったものであるし。

「くっ…武器が無いなんて言って油断させるなんて…」
「刀が無いとは言ったが、他に何もないなんて言ってないであるぞ…さて…」

その場に座り込んで項垂れている女性の下へ歩み寄る。

「貴殿の依頼主に伝えろ、これ以上無駄な出費をしたくなければ手を出すな…とな。」
「…私を逃がすというんですか?」
「おっと、ただでは返さんぞ?」
「えっ…ちょっ!?な、何をするんですか!?」
「貴殿等は我輩に負けた…負けた者がどうなるかは…言わなくても分かるだろう?」
「ひっ…なんですかその瓶は…やめてっ!近づけないで…んぐっ!?」

懐から取り出した瓶の蓋を開け、中身を強引に飲ませる。

「ケホッ…な、何を…」
「落ち着け、魔物の魔力の侵食を抑える薬だ。」
「…えっ?」
「せっかくだから、人間が魔物に襲われる所を間近で見せ付けようかなと。」
「な…何を考えてるんですか貴方は!」
「我輩が面白ければ全てよし!…である。」
「この鬼!悪魔!」
「我輩は一応人間だ…我輩から離れるなよ?終わるまでは守ってやるである。」
「えっ!?」
「貴殿が魔物になってしまっては困るからな…伝言をちゃんと伝えて欲しいであるし。」
「あっ…そ、そうですか…」

むぅ?この娘は何故顔を赤くしているのだ?
…まぁいい、これから起こる事を目の当たりにしたらもっと赤くなるだろう。

ククク…どんな反応をするか楽しみである。



〜約一時間後〜



我輩が切り伏せた者は漏れ出した精の匂いか何かに釣られて来た魔物によって、その場で犯されたりお持ち帰りされて行ったである。
今も二人位が目の前で犯されており、内一人は完全に堕とされて相手の魔物に抱きつき、自ら腰を振っているであるな。

もちろん、そんな様子を彼女は間近で見せ付けられているわけで…

「あ…あんなに激しく……い、痛くないの…でしょうか…?」

中々可愛い反応をしているな。
手で顔を覆って見ない様にしているようだが、指の隙間からこっそりと覗いているのがよく分かる。

「…こういうのを見るのは初めてであるか?」
「そ…そんな事…言える訳が…」
「ふむ…なら、体に直接聞いてみるか。」
「あっ…さ、触るんですか?」
「…直接聞くとか言って置いてなんだが、嫌ならやめるぞ?」

魔物なら番がいない限り嫌とは言わないが、人間の場合は勝手が違ってくる。
相手が嫌がっているのにやっても、相手に負担が掛かるだけであるし我輩自身も面白くない。

「…痛くしないなら…触ってもいいですよ…」
「分かった、出来る限り優しくするである。」
「それと…その…出来れば前から…」
「むっ?…まぁ了解した。」

何故前からなのだろうか…まぁいい、始めるであるか。
先ずは服の上からだな、見た感じでは控えめだが実際はどうだろうか…

「んっ…」
「…ふむ。」
「あっ…ど、どこかおかしかったですか?」
「いや…ただ、見た目以上に大きいのだなと。」

彼女の身に纏っている服が大きめに出来ているからなのか?弾力も心地良いである。
彼女自身の反応も可愛らしいな、必死に声を抑えている姿がそそられるである。

「んぅ…こんなに…気持ち…ぃい……なんて…」
「自分で触ったことは無いのか?」
「…お父さんにしか…触られた事が無いです…」

…………何だって?
えっと…確認のために一つ質問しようと思うが…これって返答次第では相当不味い事になりそうな気が…

「…えっと…お父さんに触られた…と言うのはどう言う…」
「気持ちいい遊びだって言われて…乱暴に揉まれて…無理やり入れられて…痛いって言ってもやめてくれなくて…ぐすっ…私が泣いてるのを見てもっと激しく…ひぐっ…」

……揉んでいた胸から手を離し、数歩後ろに下がる。
そして地面に膝をつき、地面に頭をつけた。

「本っっっっっ当に申し訳ない!」
「ぐすっ……えっ?」
「辛い思い出を思い出させたばかりか、その傷を抉る様な真似をしてしまった…謝っても許されないとは分かっているが、どうか謝罪をさせてくれ!出来る事なら何でもする!」
「………」

ひたすら土下座を続ける我輩の頬に手が当てられる。
彼女の方を見上げると、目に涙を浮かべながらも微笑んでいた。

「…貴方はちゃんと優しくしてくれましたよね?」
「出来る約束は守るである…」
「依頼主の人の話…嘘ばっかりでしたよ。」
「むっ?どう言うことだ?」
「極悪非道で人類の敵で変態で…そんな風に聞きましたけど…そんな酷い人此処にはいないじゃないですか…」

…変態って所は間違いでもないのだが…

「それと…何でもしてくれるんですよね?」
「出来る事ならだが……あれ?何か嫌な予感が…」
「その……手解きを…お願いしたい…です…」

顔を真っ赤に染め、俯きながら消え去りそうなほどの小さな声で言われた…
断らないと仲魔に絞りつくされる…断っても仲魔にばれれば説教された上に絞りつくされる…

……詰んだな。

「…仲魔に相談しよう…その後で決めた方がいい。」
「では…戻りましょうか。」

立ち上がって土を払い、彼女に手を差し伸べる。
彼女は我輩の手に自分の手を重ねると、弱々しく握り締めてきた。

「さぁ、戻る…」
「やっと見つけたぞ!」

戻ろうかと言い掛けた時、茂みの中から泥だらけの何かが現れた。
…って、さっきのリザードマンじゃないか。

「わ、私と勝負……ん?そっちの女はお前の恋人か?」
「こ、恋人!?私達はまだそんな…」
「違うである。」
「恋人でもないのに手を繋ぐとは…そこに直れ!性根を叩きなおしてやる!」

これは…面倒なことになったな…
逃げようにも、こんな森の中を迷わず進むことなんて我輩には…

………あっ。

「…町がどっちにあるか分かるであるか?」
「分かりますよ?でも、どうしてそんな事を…」
「ははは、そうかそうかははは…」

………

「我輩の背中に乗れ!」
「ふぇっ!?い、いきなり何を…」
「話してると捕まる!早く!」
「は、はいぃ!!」
「待て!逃げるんじゃない!」

絞りつくされる以前に、無事に町に戻れるだろうか…



〜今日の観察記録〜

種族:リザードマン
運動能力が高く、様々な武器を使いこなせるトカゲの特徴を持つ魔物である。
主に洞窟に生息しているが、戦士としての腕を磨くために世界を旅している者もいるため、洞窟以外の場所でも見かける事が出来るだろう。
基本的に人間を襲ったりはしないが、相手が自分と同じ戦士の場合は腕試しと称して積極的に試合を申し込んでくるである。

〜今日の秘密道具〜

武器:名前はまだ無い
魔界銀と鉄の合金を使用して作ったツーハンデッドソードの様な何かである。
その大きさから少し離れた間合いでも使え、見た目からは想像出来ない軽さで機敏に動けたりするな。
こんな武器が二刀流専用に作られているである…冷静になった今、二刀流専用に作った事を激しく後悔しているである…



「話は聞かせていただきました…輝様が大変な失礼をしてしまった事をお詫び申し上げます…」
「いえ…私は気にしてませんから…」
「それで、手解きの件ですが…」
「…やっぱり、ダメですよね…」
「いいですよ、一つだけ条件をお付けしますが。」
「…何故我輩を見て言うのだ?」
「彼女に出した分の三倍…私の中に出してくだされば良いですよ。」
「…なんだって?」
「分かりました!それでお願いします!」
「えっ?えっ!?」
「あ、うち等にもちゃんと三倍出してなー。」
「じょ、冗談じゃ…」
「あ、輝さん…その…」
「…なんであるか?」
「わ、私の…初めての嫌な思い出を……忘れさせてください…」
「……あぁもう!こうなったら全員まとめて相手するである!」
「…師匠自棄になってますね…」
「腰痛に効く塗り薬を用意しておくかの…」
「ご主人様にいっぱいミルク飲ませないとね♪」
「…今日はちょっと控えようかしら…」
13/03/14 21:14 up
リザードマン成分が少な過ぎた…じ、次回にはちゃんと濃い目ででてくると思うます!

来週は更新お休みします、その次の週までゆっくりとお待ちくださいです。
白い黒猫
DL