読切小説
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アルプになった親友とのよくありそうなお話
「よっすローヴェ!」
「……えっと……どちら様?」

魔王歴○×3年10月13日。
朝も早くから家の玄関がノックされたので扉を開けてみたらそこには見知らぬサキュバスが立っており、俺に気軽に挨拶してきた。
この町は親魔物領なのでサキュバスがいる事自体に問題は無いのだが、こんな気軽に挨拶をするような仲のサキュバスは俺には居ない。

「おいおいどちら様とは酷いな。俺だよアインだよ」
「……は?」
「だからお前の友達のアインだよ! オッケー?」
「ノーオッケー。オレの友人のアインは人間でしかも男……ん? まてよ……男で魔物化……」
「おっ気付いたか。そうだよアルプになったんだよ」

訂正。玄関前に居たアルプは俺の親友のアインだった。
完全に女性の顔つきになっているが、言われてみればどことなく顔がアインの面影を残している。服装も彼がよく着ていたものだ。

「いったいどうしたんだ?」
「いやそれがよー。姉貴に一杯盛られたらしくってさー、朝起きたらアルプ化してたんだよ」
「盛られたって……」

昨日までは完全に男だったはずのアインがどうして今朝になって性転換なんぞしてるのかと思い尋ねてみたら、どうやら彼の姉が関与しているらしい。
彼の姉はたしか去年の今頃に隣町に住むバフォメットの元に行き魔女になっていたはずだ。

「いやな、姉貴が「インキュバス化した人間が普通の人間とセックスした時その人間は魔物化するって話あるけど実際見てみようにもインキュバスになってる人間つまり魔物の番になってる人間じゃ絶対シてくれないからあんたで試させて」なんて姉貴の魔力が籠った薬を渡そうとしながら言ったもんで全力で断ったら昨日の夕飯に混入しやがったみたいでさ」
「……ご愁傷様だな……」
「ああ……まあ姉貴の目論みは見事潰れたけどな! 姉貴の悔しがる顔を見れて朝から大満足さ!」
「……ああ、まあお前が困ってないなら別にいいけど……」

たしかに何かしでかしかねない人だけど……まさか自分の弟を実験台にしようとした挙句魔物化させるとは……
まあでも被害者本人が嬉しそうに高笑いをしているので別にいいとしよう。

「そんで何の用だよ?」
「ああ、ただの報告だよ。アルプになっちまったらもう女として生きるしかないからな」
「そうか……」
「なんだもしかしてエロい事してもらえると思ったか? 残念だが俺は見た目は女、中身は男だ。男のモノを触るなんて気色悪くて無理だ」
「いや別に……むしろそうでなくてホッとしたところだ」
「なんだよつれねえな……」

それにしても目の前の親友は見事なまでに見た目はサキュバスそのものになっている。
頭から黒く捻じ曲がった角を生やし、腰からは濃い紫色の翼と尻尾を生やして、耳も魔物特有の尖った物に変化していた。
それに男らしく筋肉質だった身体は丸みを帯びており、顔つきもどこからどう見ても男だったのに今は中性的な顔に変わっている。声だって高くなっていてまるで声変わり前に戻ったみたいだった。
こいつの事を知らない人なら元々男だったなんて信じられないだろう。

「まあ今日はただの報告だ。性別も種族も変わっちまったけど友達やめないでくれよな」
「なんだ不安か?」
「まあな。見た目だけとはいえ大きく変わっちまったから接し方がわからねえとか思ってるかもしれないし……」
「まあそれはあるが、そんな事でお前を嫌ったりはしねえよ。俺とアインはずっと友達だ!」
「ローヴェ……サンキュー!」

そんな元男、アインは……不安そうに俺を見つめてきた。
たしかに性別が変わって驚きはしたものの、話している感じは今までのアインとまったく同じだったのですぐに慣れた感じだ。

「それじゃあまたな!」
「おう。これからは女としてたくましく生きろよー」

友達を止める気は無いと言った事で不安は無くなったようで、にまーっと笑顔を浮かべながら去っていった。
女になっても、魔物になっても変わらねえなと思いながら、俺は寝坊癖のある親の代わりに朝ご飯の用意を始めたのであった。



……………………



「よっすローヴェ」
「おう……ってどうした?」

魔王歴○×3年10月16日。
今日は家でのんびりとしていたのだが玄関がノックされたので扉を開けてみたらちょっと元気のない様子のアインが立っていた。

「なに、単に遊びに来ただけだ」
「そうか……にしては元気ないなと思ってさ」
「いやまあそれは後で……」

丁度昨日一昨日と忙しかったのでアインと会うのは3日ぶりだが、元気がない以外は特に変わった様子は見られなかった。
ただ本人の気分と同じように尻尾が元気なく垂れ下っているところを見ると、やっぱりこの人間には無い部位はアインから生えている、つまり魔物になってしまったんだなと実感する。

「そういや昼飯食ったか?」
「いや、まだだけど……」
「じゃあどこか食いにいかね? 俺もう腹減ってるからさ。そこで聞いてほしい話もあるしよ」
「おう。それじゃあちょっと待っててくれ。準備してくる」

そんなアインに飯に誘われた。
俺自身まだ昼ご飯は食べていなかったし、何やら話したい事もあるらしいので快く誘いに乗った。


「それで話って何だ?」
「ああ。実はな……」

家から移動して適当な飯屋に入ってパスタを注文したので、早速話を聞きだす事にした。

「最近姉貴が女の悦びを教えてあげるとか言って暇さえあればレズってくるんだよ……今も命からがら逃げ出してきたところでさ。疲れてるのはそれが原因なんだよ。姉貴の蛮行をどうにか出来ないか考えてくれね?」
「ゴメン無理」
「即答かよー」

何やら疲れている様子ではあったが、どうやら彼の姉がアルプになった彼自身に性的な事を叩き込もうとしているらしい。
想像して少し勃ちそうになったが……すぐに彼の姉をどうにか出来ないかと無茶を言われた為正気に戻れた。

「まあそれは最初から期待してなかったけどな……あの姉貴を止められるのは母さんだけだし。いやしかし女の絶頂って凄まじいわ。説明は難しいんだけどさ、こうじんわりと広がったかと思うと急に高く上がって……」
「いや別に生々しく解説しなくていい。年頃の男子にその話は毒々しいから」
「なんだよ折角人がアルプになっても後悔せずに生きてるって報告してやっているってのに」
「それならそれでいい」

アルプになっていろいろと苦労しているんだなと思っていたが、どうやらさほど苦労はしていないらしい。
楽しそうに自分の絶頂体験を語るアインからはたしかに後悔は感じられなかった。

「そういえばお前普通の飯は食べられるのか? アルプもサキュバスの一種だから精を糧にしてるんじゃあ……」
「別に飯は普通に食えるよ。そもそもその精を得るって言うのが抵抗あるし……」
「まあそれもそうだな」

注文したものが運ばれてきたので早速食べ始めた俺達。
俺の目の前で大盛りラザニアを頬張るアインを見て、そういえばアルプは精を主食とする魔物だったよなと思って聞いてみたが、どうやら普通のご飯でも賄えるらしい。

「でもな……」
「ん? なんか問題あるんか?」
「ああ……なんというかさ、沢山食べて腹いっぱいになっても何故か腹が減ってる気がするんだよ」
「あん? どういうことだ?」
「いやなんというか……もう腹がはち切れんばかりに食べて満足してるはずなのに、何故か物足りなく感じるんだよ。しかも日が経つにつれて少しずつそれが大きくなってる気もする」
「ふ〜ん……不思議だな」

いや、賄えると思ったが、そういうわけでもないらしい。
聞いた話からするとどうやら身体は精を求めているみたいだ。
もしかしたら疲れているのはこれが原因なんじゃないかなと思いつつ、俺達はそのまま何事も無くありふれた会話をしながら食事を続けたのだった。



……………………



「ようローヴェ……」
「……お前大丈夫か? 顔色悪いぞ?」
「ああ……」

魔王歴○×3年11月3日。
あれから数日おきに俺達は会って遊んだりしているが、日が経つにつれアインからは元気が無くなっていた。
今日に至っては目に見えて辛そうな様子を見せながら俺の家の玄関の前に立っていた。

「ああって、明らかに大丈夫じゃなさそうだが……」
「気にするなって……腹が減ってるだけだからさ」
「そうなのか? じゃあ何か作ってやるからとりあえず家に入りなよ」
「おう。ありがとう」

腹を抑えながら腹が減っただけだと主張するアイン。
たしかにお腹の音が聞こえるので、実際にお腹は減っているのだろう。
しかし今は昼過ぎ、つまり既に俺は昼飯は食べ終えている。
そのためこの前みたいに一緒にどこか食べに行く気はなかったので、俺が料理して食べさせようとした。

「おっと……」
「うわっと。お前本当に大丈夫かよ?」
「うん……大丈夫……」
「そうは見えないぞ? とりあえず俺の部屋のベッドに運ぶぞ」
「……ああ……」

家に上げようとした時、急にその場で足が崩れ倒れそうになったアイン。
咄嗟に抱える事でなんとか倒れる事は阻止できたが、苦しいのか荒く呼吸を始めたアイン。
身体は熱くないので風邪ではなさそうだが、あからさまに大丈夫ではなかったので腕を肩に掛け自分の部屋まで運ぶ事にした。

「とりあえずベッドで寝てな。俺は何か飯作ってくるから」
「ま、待って……」
「ん、なんだ?」

とりあえず自分のベッドに寝かせ、腹を空かせ過ぎて倒れたであろうアインの為にご飯を作ってこようとしたところで、アインが跳び起きて俺を制止した。

「なんだろ……ローヴェからいい匂いが……」
「ん? 俺別に何も食べ物持ってない……ってちょ!?」

どうしたのかと思っていたら突然鼻を動かしいい匂いがすると言ってきた。
だが別にいい匂いがする物は何も身に付けていないので気のせいだと言おうとしたところで、アインはいきなり人のズボンに手を掛け引き摺り下ろそうとしてきた。

「ローヴェの股間から……いい匂いが……♪」
「ちょっと待て! 落ち着けアイン!! おま……ああっ!!」

必死になって抵抗するが、どこからそんな力が出ているかわからないがふらふらのわりに俺の力を余裕で越えた力で引き摺り下ろそうとしてくるアインに、とうとう負けてしまった。
ズボンどころかパンツまで一緒に下ろされたので、俺の大事な場所がアインの目の前に堂々と曝け出されてしまった。

「わ……ローヴェのペニス、大きい……」
「ま、まじまじと見るな! あとパンツ返せ!!」

まじまじと俺のペニスを見入るアイン。その顔は赤らんでおり、眼は潤っている。
どうやら興奮してる……もとい、魔物の本能に支配され始めているようだ。
たとえ元男の親友だとしても今は女性……興奮している女性に自分の性器を見られていると思うと、自分の意思とは無関係に勃ってきてしまっていた。

「おいしそう……」
「はあ!? いきなり何言って……うわあっ!!」
「はむ、れるぅ……」

そんな俺のペニスを見て「おいしそう」だなんて言ってきたので、何言っているんだと注意しようとしたら……なんの予備動作も躊躇も無く俺の肉棒を口に含み、柔らかい舌で舐め始めた。
突然の事で何も出来なく、また急に感じた快感に俺は力が抜け、ベッドの上にゆっくり座り込んでしまった。

「れろ、じゅぷ、じゅるる、ずりゅぅ……♪」
「はぁ……うぅ……」

どうにかして引き剥がそうとアインの頭に手を持っていきはするものの、あまりの気持ち良さに力が入らず、頭に手を添えるだけの形になってしまう。
それはまるで俺自身がアインの頭を持ってフェラをさせているように見え……余計に興奮しペニスを硬くさせてしまう。

「あぅ、ぅあっ、もう、で……」
「じゅるる……んんっ!! ん〜♪」

尿道口を舌で突き、亀頭を唇で締め、竿を指で扱き……最近自慰もしておらず、こういった経験も無い俺は耐える事など出来ず、アインの口内に射精してしまった。
ドクドクと勢い良く噴き出る精液を美味しそうに飲み込むアインに情欲をそそられ、俺は更に勢い良く射精する。

「んん♪ ん……ん…………」
「お、おい、どうした?」

俺が出した精液を全て飲みほし、口をペニスから離した後……落ち着いてきたと同時に、顔を真っ青にして俯いてしまったアイン。

「……やっちまった……頭がボーっとしてたとはいえ、ついに男のチンコを咥えて精液飲んじまった……」
「……」

どうやら今自分がした行動にかなりショックを受けているようだ。
まあ今まで気持ち悪くてできないと言った行為をすんなりとしてしまったわけだし、それだけショックも大きいのだろう。

「わりいなローヴェ……お前も気持ち悪かっただろ?いきなりチンコを咥えられて、挙句射精させられたわけだし……ショックだったろ?」
「え……いやその……いきなりで驚きはしたけど……気持ち良かった……」
「……は?」
「いくら心が男でもお前は女だし……気持ち悪いわけないだろ。というか気持ち良かったからその……出たわけだし」

俺もショックはなかったと言えばそうでもない。
いきなり親友がパンツを奪いフェラチオなんてしてきたのだ。驚かない方が難しい。
でもまあ、気持ち悪いかどうかと言われたら気持ち良かったと言えるだろう。
実際自分でする時なんか比較にならない程よかった。

「……ぷ。あははは!!」
「な、なんだよ?」
「はははっ! いやあ突然チンコ咥えられたから俺の事嫌いになったかと思ってたのがバカらしくなってさ!」

突然笑い始めたアイン。どうやら俺に嫌われたのではないかと思って不安だったみたいだ。

「あのなあ……お前がアルプになった時からいつかこんな事が起こるんじゃないかと思ってたからな。魔物化したやつが精を取らないでそのまま過ごすのは不可能みたいな話を聞いてたし、いつか暴走するんじゃねえかとは思ってたさ」
「おおマジか。もしかしてずっと期待してたんか?」
「別にそうじゃねえよ。対象が俺や他の友人じゃなくてそこらの見知らぬ人だったら怖いなと思っただけだ。むしろ俺みたいに事情を知ってるやつの時に枷が外れて良かったと安堵してるよ」
「ああまあそれはな」

アルプは魔物の本能が芽生え耐えきれずに戸惑いの中男性を襲うと、アインがアルプ化してから調べた本に書いてあった。
いつかは誰かを……それこそ俺を襲うんじゃないかと思っていた事もあるので、今回の事は突然で驚きはしたものの覚悟は出来ていたのですんなりと受け入れられたのだ。

「それでどうだったんだ俺の精液の味は?」
「お前それ自分で聞くか?」
「いや、まあ気にはなるからな」
「……美味かったよ。それこそ今まで食べたどんな物よりもな……魔物ってすごいわ。ついでに言っとくけど空腹感も満たされたわ」
「そうか。やっぱ精が足りてなかったんだな」

魔物に取って精液は美味しいものというのはよく聞くが、内心信じられなかったので実際飲んだやつに聞いてみたのだが、美味しかったらしい。

「あのそれでさ……」
「これからも時々飲ませてくれってか?」
「話が早くて助かるわ。週1で良いから頼む!」
「……わかったよ。そのかわり知らん人襲うなよ?」
「おう!」

この前まで精を摂取するどころか男のモノすら触るのを気色悪がっていたのはどこへやら、週1で精液を飲ませてくれと頼んできたアイン。
別に嫌な気はしなかったし、これでこいつが倒れる事も他人を襲う事も無くなるのならばと喜んで引き受ける事にしたのだった。



……………………



「はむ、じゅるる……んっ!」
「ふあぁぁ……!!」

魔王歴○×4年4月19日。
今日も昼からアインが俺のペニスをしゃぶり、俺は為すすべなく精液を口内に射精していた。

「んく……ごく……ぷあ……今日もローヴェの子種汁は美味いなぁ♪」
「そ、そうか……口から零れてるぞ」
「おっと。もったいないもったいない……」

最初こそ週1回で俺から精を搾り取っていたが、いつの間にか週2回、3回と回数が増えていき……今年の4月に入ってからはもう毎日こうして俺から精を搾り取っていた。
ちょっとした依存症になってるんじゃないかと思ったけど……アルプだし普通の事なのだろう。
だがそこまでシているのに未だになれない……それどころか日が経つにつれ瞬殺されるようになっている気がする。

「日を増して上達してるな……最近なんて全然耐えられないし……」
「毎日しゃぶってたらローヴェのどこが感じるのかとか大体わかるようになったからな」
「マジか……」

それと同時に、なんだか少しずつ本当に女の子らしくなっている気もした。
前までは下着こそ姉から人間だった時の物を貰って身に着けていたが服は以前からアインが着ていた男物のをそのまま着用していた。
しかし、最近は女性の服も着るようになったし、たまに今日は自分で買った下着を穿いていると見せつけてきた事もあった。
中身は相変わらずではあるものの、どこか可愛らしくなっているアインに、俺は変な感情を抱きそうになっていた。

「ん?」
「あ、どうした?」
「いや、お前のチンコまだ大きいままだなって……」
「なっ!? み、見るなよ恥ずかしい!」
「何を今さら。さっきまで俺にしゃぶらせてたくせに」

そんなアインは、出した後の虚脱感で仕舞い忘れていた俺のペニスをまじまじと見つめていた。
たしかに珍しくまだ萎えきっていない俺のモノ……それをアインは嬉しそうに掴んできた。

「なんだよまだ出し足りないならそう言えって♪」
「お、おい!」
「いつも口でしてばかりだし、今度は手だけでシてやるよ」

そのまま綺麗な右手でペニスを弄り始めた。
先程の口淫で付いたアイン自身の唾液を潤滑油にして竿を激しく動かす。

「ま、待てって! は、激し、っ!」
「良いじゃねえか気持ちいいんだろ? 代わりに俺の下着姿見せてやるからよ」

そう言いながら自分が着ている服を尻尾を使って器用に脱いで行くアイン。
あっという間に白い胸当てとパンティだけを着ているほぼ裸の姿になる……滑らかな肌が、柔らかそうなお腹が、そして丸みを帯びたお尻が俺の目に焼きつけられる。
その間も陰茎への刺激は止めようとしない……先走りの液も手に塗し、より一層愛撫の手を速める。

「うぐ、うあああぁぁ……」
「ふふ、さっきよりもいっぱい出してるじゃねえか♪ そんなに俺の下着姿に興奮したのか♪」

激しい手コキに寄る快感に屈服し、俺は大量の白濁液をアインの身体にぶっかけた。
興奮により少しだけ桃色になっていたアインの清潔な白い肌は、俺が出した白で穢されていく。
出してる最中も動かし続けられ全て出しきり、俺のペニスはようやく萎み始めた頃には、アインのお腹は精液でべっとりだった。

「ふふふ……見ろよローヴェ。お前の精液で俺のお腹が真っ白だ♪」
「やめろ恥ずかしくて死ぬ!」
「ベトベトだぁ……それに凄くいい匂い……♪」

お腹にこびりついた精液を身体に塗したり、指で掬い口に運んで行くアイン。
その扇情的な姿を見ているとまた勃ってきてしまいそうだったので慌てて眼を逸らし、ズボンをきちんと穿き直す。

「今日はもう大満足だ♪」
「はぁ……俺は凄く疲れたよ……」
「仕方ないな。今日は買い物に付き合ってもらおうと思ったけどまた今度だな。それじゃあ今日はこのまま話でもするか!」

深く溜息を吐きぐったりしている俺に、嬉しそうに話し始めたのであった。



……………………



「お、おいアイン……お前何のつもりだ!」
「あはは……ローヴェ〜♪」

魔王歴○×4年7月1日。
いつものようにフェラチオして射精し終えた後、これまたいつものようにもう一回搾りだそうとするのかと思いきや、突然俺を床に押し倒したアイン。
完全に発情しきり、蕩けた笑顔を浮かべながら俺に圧し掛かってきた。

「俺もう我慢できないからさぁ……今日はこっちに出してくれよぉ……♪」

ここ数日は行為の後も不満そうだったりどこか落ち着きがなさそうだったり、今朝も来た時からもじもじしてたりと様子がおかしかったが……どうやらとうとう口だけでは満足できなくなっていたようだ。
ここ1ヶ月は常に下着姿だったではあったものの、それ以上は一度として脱いだ事はなかったが……とうとうそれも今取り外してしまった。

「ほら、もう俺のおまんこがお前のおちんちんを欲しがって涎が止まらないんだよ……♪」

初めて見る生の女性器……そこは毛が無く、一本の筋が少し開いており、既にしとどに濡れていた。
アインが乗っている俺の腹に、いやらしい液体が降り掛かる。

「なあ……いいだろ?」

俺に確認しているように見えるが、俺の意思に関係なく既に本人はその気満々だ。
俺のペニスを手で持ち、自身の秘所へ擦りつけている。
それだけで達しそうな程気持ちいいが……その前にこれだけは言っておきたいという事があった。

「別にいいが……その場合俺はお前の親友をやめる」
「……えっ……!?」

そう、今までは親友としてまだ良しとしてきたが、これ以上はけじめをつける必要がある。

「な、なんで……どうして……」
「最後まで聞けアホ。身体の関係を持つのなら親友じゃなくて、これからは恋人としてお前と付き合う事にしたい」
「……ええっ!?」

そう……これ以上深い関係になるなら……友としてではなく、恋仲としてアインと共にいたい。

「だから……セックスするなら俺の彼女になってくれって言ってるんだよ!」
「……それ本気?」
「ああ本気だ。いつの間にかお前の事を一人の女として見てたよ。お前の……アインの事が好きだ」
「ローヴェ……!!」

だから俺は、ここ数ヶ月の間胸の奥に秘めていた気持ちを、アインに曝け出した。

「俺も……ローヴェの事が好き! 大好き!! ローヴェ無しじゃ生きていけない! ふああああっ!!」

そう叫びながらアインは腰を下ろし、俺の逸物を飲み込んだ。
もう既に濡れそぼっていた事もあり、特に引っ掛かる事無く柔らかな膣内へと入っていく。
まだ亀頭が入っただけなのに、待ち望んでいたものが入ってきたからか膣全体で絡みつくような感覚が襲ってきた。

「ひぁ、ふうぅん♪」
「あふっ、い、今のって……」
「お、俺の処女……ローヴェにあげちゃった❤ 痛いって聞いた事あるけど……全然痛くないどころか……嬉しいよぉ……❤」

ゆっくりとその身を沈める俺のペニスの先に、何か引っかかるものを感じた。
どうやらこれが処女膜というものらしい……なんて考える暇も無く、アインは腰をストンと下ろして一瞬で破ってしまい、全部飲みこんでしまった。
ねっとりと絡みついてくる肉襞、揉むように蠢く膣の動きに、ずっと陰唇を擦りつけられ臨戦状態だったモノが耐えられるはずはなかった。

「ひうっ♪ あ、熱いぃ……♪ ローヴェのがいっぱいきてるぅ❤」

今まで口で出していた時以上に激しく脈打ちながら、アインの中へ精液を吐きだす。
あまりもの気持ち良さに目の前がチカチカとなったが、それでもアインは俺のペニスへの刺激を止めない。
ぎゅうぎゅうと貪欲に搾り出すよう締まる膣肉……自分の意思か魔物の本能かは定かではないが、アインが与える刺激に俺のペニスは射精を止められない。

「美味しい……けど、早過ぎだぞ!」
「はぁ……仕方ないだろ……お前の中が気持ち良すぎたんだよ」
「ふふん♪ そういう事なら仕方ないな。まだまだ硬いし、次は頑張ってくれよな♪」

1分程射精を続けた後ようやく打ち止めとなり、精を性器で受けたからか少し落ち着いたアインは文句を言ってきた。
そして次は我慢しろと言って腰を動かし始めた……たしかに俺のペニスは硬さを保ったままだ。どうやらアインの口淫を受けているうちにインキュバス化していたみたいである。

「あふ、ああっ♪ イイッ❤ 気持ちいい❤」

女みたいに……いや、もはや女そのもののアインは、喘ぎ声を上げながら俺の上で腰を上下させる。
俺もその動きに合わせ下から突き上げると、表情を崩して声を漏らす。

「ふあっ、あはあ、あいっ、イク、イッちゃうっ❤」
「ぐ、お、俺ももう……!」
「出して、俺の、私の中にいっぱい出して……私を孕ませて❤」

淫猥な音を部屋に響かせ、激しい動きに愛液と先程出した精液が混じったものを撒き散らしながら、段々と高まっていく俺達。
どうやらアインの絶頂が近いようで、腰が細かく震えている。
そんな震えに俺の方も熱い物が込み上げてきた……先程出したばかりであるが、もう我慢できない。

「きたああああ❤ 赤ちゃん出来ちゃうよおぉぉ❤」
「うぅ、くあああっ!!」

女性器の奥……アインの子宮へ、先程までと変わらぬ量を注ぎ込んでいく。
吸い取られるように吐き出される精液……目の前のチカチカが激しくなり、意識が飛んでしまいそうな程だ。
でもそれはアインも同じらしい……焦点の定まってない目を見開き、口を大きく開けて身体が硬直した状態のままビクビクと痙攣していた。

「ぁぁ……ぁははぁ〜……❤」

アインの身体から力が抜け、ペニスも股間から抜け、転がるように俺の横に仰向けになって倒れた。
栓が無くなった事で、アインの割れ目から白濁した液が垂れていた。

「ローヴェ〜❤」
「はぁ……どうしたアイんっ!?」
「んん〜♪」

荒く呼吸をしながら余韻に浸っていると、同じく荒く呼吸をしていたアインに名前を呼ばれた。
何事かと思い顔をそちらに向けると同時に、顔を引き寄せられ唇を奪われた。
柔らかで弾力のある唇の感触に驚いていると、さらに柔らかくざらついた物が唇を割って口内に侵入してきた。
そして俺の舌が絡め取られる……どうやらアインの舌のようだ……柔らかで艶かしく、気持ちいい。
アインの唾液が塗され、また俺の唾液を吸い取られ、舌がほぐれ、絡みつき……どこで覚えたのかわからないそのテクに、俺は為すすべなく蹂躙されていた。

「ぷぁ……ふふ、まだまだ硬いね……❤」
「あ、ああ……」
「じゃあもう一回シよう……♪」

アインの舌使いによって再び熱を帯びたそれを、アインは楽しそうに掴んでそう言った。
ここまでされて止まる気はない俺達は、そのまま側位で性交を再開したのだった。



……………………



「ふあっ♪ もっと奥までぇ♪ もっと突いてぇ❤」

魔王歴○×4年10月13日。
今日でアインがアルプ化してから1年になるが、特別な事は特にしておらず、いつも通り俺達はセックスしていた。

「ひゃぁ!! おっぱいそんな強く揉まれると、私イッちゃうよぉ❤」

今日は四つん這いになってお尻を突き出しているアインのお尻を押さえ、俺が後ろから割れ目にペニスを挿入して犯す、所謂後背位でセックスしていた。
近頃アインはますます女らしくなってきており、多少は男だった名残はあるものの、言動もかつての男らしい物から女のそれへと変化していた。
またそれは身体にも如実に表れており、アルプになっても平野同然だった胸も今や片手で鷲掴みに出来るほど膨らんでいた。
そんな胸を身体を前後に揺り動かしながら弄ると、淫らに喘ぎ始めるアイン。それが俺の情欲をそそりさらに行為を激しくした。

「イイ、イイよぉ❤ もっと、もっとぉ❤」
「うぐ、いいぜ、望み通りもっと動いてやるよ!」
「ふあああんっ❤」

パンパンとリズミカルに響く音に合わせ、腰から生えた翼もバサバサと揺れ動く。
尻尾は俺の腰に巻き付き、力を入れて俺の腰を半強制的に動かす。
どちらのものかわからない汗飛沫を飛ばしながら、俺達は刺激を求めあっていた。

「ぐっ、そろそろ射精するぞ……!!」
「イイよ、いっぱい出してぇ……❤」

規則的な腰の動きとは対照に不規則に蠢く膣内。
刺激されたペニスはたちまち一段と膨らみ始め、じんわりとした熱が込み上げてきた。
既に一度口でヌイているのだが、インキュバスである事もあり勢いが衰える事はないみたいだ。

「ぐぅ、うああぁ……!」
「ああ、あ、あああっ❤ 濃いのがいっぱい出てる❤ 子宮が犯されてるぅ❤」

ギュッと乳首を摘むと、同じくギュッと膣を締めつけてきたアインの中に、とうとう精液を迸らせてしまった。
あまりもの勢いに膝がガクガクと震えるが、ここで崩れるわけにはいかないと踏みとどまる。
だらしなく恍惚の笑みを浮かべているアインも絶頂に達しているようで、身体を硬直させたまま俺の精を感じ取っている。

「あへ……あ……えへへ……♪」

そのまま力が抜け崩れ落ちそうになるアインを腕で支える。
膣内に納まりきらずに精液が足を伝い床に垂れ落ちていく……それだけ沢山出したというのに、俺のペニスはまだ硬度を保ったままアインの中で震えていた。

「それじゃあまた動くぞ」

身体が示すように俺はまだ満足していない。それはアインも同じで、イッたばかりだというのに膣を蠢かし俺のペニスを執拗に攻める。
だから俺は一言声を掛けて、深々と刺さったペニスを再びゆっくりと抜ける寸前まで引いて、また奥まで突き入れようとしたのだが……

「ま、まってローヴェ。今思い出した事があるの」
「ん? 何かあったのか?」

引き抜いている時に、珍しくアインからストップの声が掛かった。
一旦セックスを始めるとどちらかが力尽きるまでやめようとしないアインが途中で止めるなんてタダ事じゃないなと思いながら話を聞いてみると……

「あのねローヴェ……その、私……2ヶ月ほどキテないの」
「……何が?」
「その……女の子の日が……」
「……へ?」

まるで鈍器で殴られたかのような衝撃が俺を襲った。
ガチガチだったペニスが一瞬にして少し萎えた程、その話は衝撃的だった。

「それってまさか……」
「医者に行ってないからまだわからないけど……可能性は十分あると思う」

月経が来ない……つまりアインは、妊娠しているかもしれないのだ。
俺以外の相手とセックスなんて絶対していないので、出来ているとしたらそれは俺とアインの子供だ。
魔物は人と比べ妊娠は圧倒的にしにくい……そうはいうものの、それは確率の問題であって絶対何十年とかかるわけではないのだ。つまり可能性は十分にあると考えられる。

「そっか……俺お父さんになるのか……」
「私はお父さんじゃなくてお母さんになるんだ……1年前は考えられなかったなぁ……」

まだ確実に妊娠と決まったわけではないが、俺達は親になった自分達の姿を思い浮かべていた。
娘を挟んで、アインと一緒に歩く……たったそれだけでも、とてつもない幸福感に包まれる。

「じゃあこの後で医者に行ってみるか?」
「うん……でも、もう一度だけ中に出してからにしてほしいなぁ……もし本当にお腹に赤ちゃんがいるなら、その赤ちゃんの為にも……ね❤」
「よしわかった。激しく行くから覚悟しろよ!」

自分達の娘の姿を思い浮かべながら、俺達は幸せな雰囲気の中で性交を再開したのだった。



……………………



「うああああっ、があっ、んむううううっ!!」
「頑張れアイン!」

魔王歴○×5年5月5日。
今日、新たな生命が誕生しそうだった。

「はあっ、ふっ、くううううう……!!」
「苦しいか?痛いのか?」
「わ、わからない……頭が、どうにかなりそう……!!」
「が、頑張れ!元気な赤ちゃんを産むんだろ!?」
「ひあ、は、は、ふああっ!!」

病院のベッドの上で苦痛や快感が入り混じった表情を浮かべながら暴れそうになるアインを、どうにか抑えつけながら応援する。
思った通り無事娘を妊娠していたアインは、今日出産しようとしていた。
妊娠時に伴う苦痛は相当な物と聞いた事がある……その苦痛は男である俺には分からないし、元男であるアインにも想定外だったのだろう。
初めての激しい陣痛に顔を歪ませた時、俺はアインの為にどうする事も出来なかった。今も、ただ近くに寄り添い出産の応援をする事しか出来ない。

「はあ、あ、あっ、ああっ、ああああっ!!」

看護師の手を借りながら、長い戦いは続いていたが……

「はっ……はっ……はぁ……はぁ……」
「……おぎゃあっ!ぎゃあっ!!」

その長く短い戦いも、部屋に響き渡る赤ん坊の泣き声が終わりを告げた。

「おめでとうございます!元気なサキュバスの赤ちゃんが産まれましたよ!」
「よ、よかったぁ……」
「ぎゃあー!ぎゃあー!」
「はぁ……はぁ……赤ちゃん……抱かせて……」
「はい、どうぞ♪ あ、母乳はまだ与えちゃダメですよ」
「わかってます……このおっぱいはまだローヴェに飲ませます……」
「おい!」

元気良く泣く赤ん坊は、アインと同じような角や翼や尻尾など……もちろんそれぞれ赤ん坊サイズではあるが……それらが生えているサキュバスの女の子だった。
大きな声で、俺達にその命の存在を示してくれている女の子は、可愛らしく小さなサキュバスだ。
顔はまだしわくちゃでどちらに似ているかなんてわからないけど、たしかに言えるのはこの子は俺達の愛の結晶だという事だ。

「かわいい……私達の、赤ちゃん……♪」
「本当に可愛いな……将来どんな子になってくれるか楽しみだ」
「はは……気が早過ぎるよローヴェ……でも、楽しみ……♪」

優しい母の顔をしながら、今し方お腹を痛めながら産んだ我が娘の顔を撫でるアイン。
あの日病院へ行き、本当に赤ん坊が出来ていると知った時、嬉しさのあまり泣き始めていたが……今日もまた同じように泣き始めた。
俺も嬉しさのあまり熱いものが目に込み上がってくる……本当に嬉しくて、幸せだ。
妊娠が発覚したその日から、この日をどれだけ待ちわびた事か……この日が近付くにつれて落ち着かなくなり、仕事に手がつかなくなったのもいい思い出だ。

「ねえローヴェ……この子の名前決めた?」
「ああ。きっと気に入ってくれると思うよ」

そんな娘の名前は、話し合いの結果俺が決める事になっていた。
二人で話し合って決めようとも思ったのだが、「ローヴェのセンスに任せる。もし気にいらなければ全否定してやるからとりあえず3つぐらい決めておいて」なんて意地悪な笑みで言われたので、この日の為に一生懸命考えたのだ。
そして、妊娠2か月前からあれこれ考えて、これなら娘の名前として気にいってくれるだろうと俺が決めた名前、それは……



……………………



「ママー! ママが昔は男の子だったってホントー?」
「本当よ。誰から聞いたの?」
「んっとね、さっき魔女のおばちゃんに教えてもらったのー!」
「なっ!? 姉貴め……私が知らない時に娘と接触しやがったな……今度とっちめて……いや無理だな……」

魔王歴○△1年3月3日。

「ただいま。って何の話をしてるんだ二人とも」
「あっパパ!! おかえりなさ〜い!!」
「おかえりローヴェ。何、どうやら姉貴の奴が私が元男だって言ったらしいんだ」
「ああ、その話か。懐かしいな……」

仕事から帰った俺は、何かの話をしていた5歳の娘と妻に迎えられた。

「じゃあママは本当に男の人だったんだ……ならママはパパ? あれ、でもそれだとパパが二人?うーんわかんな〜い……」
「あはは。まあいつかわかる時が来るさ。でも、たとえ元男でもね、私はティアのママである事には変わりないわよ」
「そっかー! ママはママ、パパはパパなんだね!」
「そういう事だぞティア。また一つ賢くなったな!」
「えへへ〜♪」

娘のティアはすくすくと、元気で明るい娘に育っている。
サキュバスであっても顔はどちらかというと俺に似ている、でも性格はどちらかというとアインに似ている、元気な子だ。
ティアという名前は俺が第一候補にしていた名前だ。アインも気にいってくれたので、この子の名前はティアになったのだ。
どこかの国の言葉で涙という意味を持つらしい……嬉しい時も悲しい時も、大切な人と共に涙を流せる、そんな優しい娘に育ってほしくて付けた名前だ。

「ママ、パパもかえってきたしごはんにしよう!」
「そうだな。じゃあご飯にしようか!」

親友だった男は、今はこうして俺の妻として家庭を築き、一緒に暮らしている。
いろいろ思うところはあるけど、ただ一つハッキリと言える事は、俺は今世界中の誰よりも幸せだという事だ。

「ご飯の後は……こっちのご飯もよろしくねあ・な・た❤」
「おい、ティアの前でそういう事言うな!」
「んー? 何のはなしー?」
「簡単に言うとティアの妹を作りましょってお話。ティアも見る?」
「うん!」
「見る?じゃない! あと夜遅くにするからティアは寝なさい!」
「ええー! 見たーい!!」
「別にいいじゃない。ティアはサキュバスなんだし、小さい時からもう一つのご飯の食べ方も知っておかないとね」
「ぐ……でもまだ早いわ!」

この幸せは、俺がアインと一緒にいる限り、ずっと続くだろう。
つまり……死ぬまでずっと幸せ者って事だ。

「まあその話はまた後にして、まずは普通のご飯にしよっか!」
「うん!わたしおなかすいたー!!」
「はぁ……まあ飯は大賛成だ。今日はなんだ?」
「今日はねー、皆大好きハンバーグだよ!」
「わーい!」
「お、いいじゃねえか。じゃあ早速食べるか!!」

これは、アルプになった親友との幸せ話。
よくある話かもしれないけど、それでも俺にとってはかけがえのないものであった。
13/10/13 23:45更新 / マイクロミー

■作者メッセージ
連載のほうの2話を書いている途中に急に降臨したようにこの話が思いついたので勢いに任せて書いてみたら書けちゃった作品。
タイトル通り、アルプと親友の男の子との間によくありそう(あくまで個人的によくありそうだと思っているだけです)なお話でした。
こういう人生歩んでみたいものです……

誤字・脱字・その他こんなのアルプじゃあり得ないなどありましたら感想欄などでズバリ言って下さい。

さて、連載の続きを書き進めますか……

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