連載小説
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12日目昼『ベルンチーム、出発&笑えよ、ロック』

ベルンが引いたのは、緑色のくじだった。そこには小さく『ミミル』と書かれていた。

「・・・あ、ミミル先生だ」

「あ、決まりました?それじゃ、書類を書いて、ミミル先生の研究室に行ってくださいね〜」

手を振るファ先生を背に、ベルンたちは教室を出て行った。


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[ミミルの研究室]


「いらっしゃ〜・・・あれ、私の講義で見る顔が二人もいますね」


ミミルの研究室は植物で埋め尽くされていた。あちこちに植木鉢に植えられた草木やキノコなどが置かれ、ミミルはちょうどそれに水をやっているところだった。

「こんにちわ〜、ミミル先生〜」

「ミルキィさんは一回生に付き添いですか?」

「そうです〜」

「はいはい。成績ちょこっと厳しくなりますけど、いいですね?」

「は〜い」

ミミルに書類が渡され、ミルキィと少し話した後、ミミルがにっこりと笑いながら説明を始めた。


「前衛職だらけのパーティですが、たぶん大丈夫でしょう。向かってもらう場所に魔法を使う魔物や盗賊などは出ないでしょうし。

今回向かってもらうのは『鬱天の密林』です。密林地帯で、魔界の侵食があるため、薄暗い地域です。早めにテントを張るようにした方がいいですよ。

目的は『植物採集』、特に『魔界産の植物』があれば採取してください。普通の植物でもいいです。ただ、採った場所をしっかり明記するように。どれくらい魔界の瘴気が植物に影響してるかを知りたいので・・・マッピング技能を持ってる人がいると楽ですね」

瞬間、ベルンを除いた全員がベルンを見た。対するベルンは、軽くため息を吐いた。

「そんなめんどくさがっちゃダメですよ?これも大事なことですから。

簡単にですが、注意するべきことがみっつあります。

ひとつ、不用意に植物を口にしないこと。もちろん、食事のために植物を使うでしょうが、気をつけてくださいね?魔界植物が少なくないはずですから。

ふたつ、夜の行動は控えること。密林地帯ですから、足を取られやすく、さらに暗くて地形が見にくいです。もしかしたら崖をまっさかさま・・・なんて笑えません。

みっつ。実は、魔界獣がいる恐れがあります。勝てないわけではないですが、無駄に戦う必要はありません。対峙しても、あまり刺激しないように。

・・・以上ですね。まぁ、基本楽な冒険のはずです。それじゃ、頑張ってください♪」

ミミルがょぅじょの可愛らしい微笑みを浮かべ、ベルンたちは一礼してから部屋を去った。


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[転移門前]

さて、各自用意を終えてから転移門前で集合という形で解散し、それからしばらく経ったのだが。


「・・・遅い」

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[サティア]
[所持品]
武器:アイアンナックル(物理ダメージ+2)
防具:アイアンベスト(物理ダメージー3)
道具:魔力回復薬(5つ)、非常食
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サティアが不機嫌に呟いた。
それに続き、クラリアが心配そうに言った。


「ベルンくん、なにかあったのかしら?」

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[クラリア]
[所持品]
武器:アイアンナックル(物理ダメージ+2)
防具:アイアンベスト(物理ダメージー3)
道具:体力回復薬(3つ)魔力回復薬(2つ)、錬金術用具一式、非常食
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なんと、リーダーであるベルンがまだ来てないのである。



「兄様・・・厠でしょうか?」

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[成美]
[所持品]
武器:素槍・壱之刃(物理ダメージ+5)
防具:鎖帷子(物理ダメージー2)、木盾・樫之板(物理ダメージー2、俊敏ー5)
道具:体力回復薬(3つ)、テント用品、非常食
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成美も心配そうにするが、主にベルンを気にしているのはこの3人だった。


「なぁに、これ〜?花火〜?」

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[ミルキィ]
[所持品]
武器:アイアンナックル(物理ダメージ+2)、踊りの羽衣
防具:軽装服(物理ダメージー1)
道具:体力回復薬(3つ)、非常食
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「ラトラが作った爆弾だよ!面白い人が、『もっとたくさん作れ』って言ったから、たくさん作った!」

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[ラトラ]
[所持品]
武器:ダガー*2(物理ダメージ+1)
防具:なし
道具:自家製煙玉(10個)、自家製閃光爆弾(10個)、救急キット、非常食
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「わぁ〜、すご〜い♥」

「えへへ〜♪」

ミルキィとラトラは、のんびりと楽しいおしゃべりをしていた。

(・・・サティアさん)

(・・・なによ)

(あのラトラさんの爆弾、大丈夫ですの?暴発とか・・・)

(・・・威力は凄まじい、とだけ言っとくわ)

(・・・『閃光』爆弾ですのよね?威力って、間違いですわよね?ね?)

(残念、事実よ)

ミルキィが手を叩いて褒める横で、サティアとクラリアはうっすらと顔を青くした。

「・・・あ、兄・・・様?」

その時、ベルンを見つけた成美が声を上げたが、最後、疑問系になった。

「おっそい!ベルンアンタ・・・なにしてんの?」

「ベルンくん、一体・・・どうしましたの?」

成美の声にサティアとクラリアが振り向き、ベルンにくっつく『魔物娘』を見てキョトンとした。


「・・・ついてきやがった」

「ご主人様〜♥」

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[ベルン]
[所持品]
武器:ヴィンギナー(ダメージ15固定)
防具:マジアンベスト(物理・魔法ダメージー3)
道具:ヴィンギナーの弾丸(60発)、マーキング用紙、ペン、方位磁石、非常用試作閃光爆弾(2個)、非常食

[追従魔物]
[マミー]:魔物Level1
能力:緊急治療 Level1
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『ご主人様ぁっ!?』
(サティア&クラリア&成美)


マミーがポロリと零した言葉に、ベルンは頭を抱え、三人が目を見開いて叫んだ。

「ベルンッ!アンタッ!どういうことよ!?」

「俺が聞きてぇよ!用具取りに帰ったらコイツがいて一緒に行くって聞かねぇんだよ!!」

「ご主人様と冒険するために〜、『追従魔物資格』の手続きしたんです〜♥ご主人様の怪我は私が治します〜♥」

笑いながらベルンの腕に抱きつき甘えるマミー。サティアはギリギリと歯ぎしりして怒り、クラリアは顎に手を添えて何かを考え、成美はオロオロしていた。

「・・・まぁ、回復役がいるのは楽ですね。いいのではないかしら?」

突然、ふっとクラリアが微笑み、そう言った。

「んがっ!?」(サティア)

「何よりも効率を考えるべきよ。ベルンくんの追従魔物なら、ベルンくんの命令に忠実。ベルンくんを襲うことはないだろうしね」(クラリア)

「・・・そうなのか?」(ベルン)

「はい〜・・・それだけが残念です〜」(マミー)

しょんぼりするマミーに、襲う気はあったのかと冷や汗をかくベルン。そして、クラリアは腹の中でほくそ笑んでいた。


(ベルンくんが知らなかったにしても、このマミーはベルンくんの追従魔物。そしてベルンくんの性格と、マミーの戦闘力の低さから考えて、ベルンくんがマミーがお荷物であることに責任を感じるはず。これを許容することで、ベルンくんの中で私の株が上がるに違いないわ・・・恋の戦争は始まっているのよ、サティア)


腹の中で黒い笑みを浮かべるクラリア。その横で成美は・・・


(・・・お兄様の周りに、女が増えていく・・・駄目だ、私がしっかりしなくちゃ、お兄様が襲われてしまう・・・私が守らなきゃ、守らなきゃ、まもらなきゃ、マモラナキャ・・・)


徐々に目の色を無くし、槍を握る手に力を込めてジッとベルンを見つめていた。

そして、ベルンは・・・

(・・・ぜってー楽な冒険にならねぇ・・・)

ガックリと肩を落とし、ため息を吐いた。



「おぉー!メロンのお姉ちゃん、踊りきれー!」(ラトラ)

「うふふ〜、ありがと〜♪ところで、なんでメロン〜?」(ミルキィ)




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[ロック Side]
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[男女同棲寮『メロウ寮』]


「とほほ・・・俺が何したっつうんだよ、神様ぁ・・・」


ガックリと肩を落としたロックは、一旦寮に帰り、バルフォスと共にファの下に行かねばならなかった。

「あらぁ、ロックくん。どうしたの?そんなにしょげこんで?」

寮長のメロウ(メロウが移動できるように水路やプールがあちこちにある)が、帰ってきたロックに聞いた。

「聞いてくださいよ寮長さん!俺、あのチビと一緒だから、ダチや女の子とパーティ組めず、チビとふたりで冒険講習行けっつうんすよ!?最悪っす!」

「あらあらまぁまぁ。よかったじゃない。バルちゃんと一層仲良くなるいい機会よ?」

「俺はもっと大人のレディと仲良くなりたいです、寮長先生・・・」

「私、先生じゃないんだけど・・・あ、それだと、部屋に帰るのね?」

「?はい、そうですけど?」

ロックが眉をひそめると、メロウは手を頬に当て心配するかのようにため息をついた。

「なんか、部屋から魔力が漏れてるようなの・・・バルちゃん、なにかやってるようなの。見てくれない?」

「・・・あんの、クソチビぃ・・・なにやってやがんだ!?」

ロックはダッシュで転移扉に鍵をかざし、荒々しく扉を開けた。


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[メロウ寮、721号室]


「コラ!クソチビ!お前なにやっtホントになにしてんのこれ!!?


部屋に入ったロックは、ビックリして後ずさりしてしまった。

部屋の中央には幅2m近い魔法陣が淡い蒼色の光を放っており、中心を交点としたX字と魔法陣の交点4点に髑髏を模した燭台があり、禍々しく炎が揺らめいていた。
そして、魔法陣の中でバルフォスが鎌をくるくる回しながらブツブツ言ってるのだ。


『我が呼びかけに応えよ、我が下に誘われよ』


「お、おいコラ!なにやってんだって!?」

言葉を紡ぐバルフォスは、鎌を自由自在に操りながら言葉を続ける。すると、徐々に魔法陣が光を増し始める。

「お、オイ!チビ!オイってば!!」


『我が魔力を糧として現界し、己が力を我のために振るえ』


「・・・人の話を・・・」


『イア、イア、クトゥルー、アクァンタ!出でよ!我がしもb』


「聞けコラーーーーーーーーーーーーッ!!!」


ロックの鉄拳がバルフォスの頭に振り下ろされ、ゴキンという鈍器ような音を鳴らした。

あいだーーーーーーっ!?なっ、なにをするのじゃ、主!?」

「それは俺が聞いてんだよォーーーッ!なにやってんだテメェ!?」

「わ、我は召喚の儀式を・・・い、いかん!?儀式が中断され・・・っ!?」


その時。魔法陣が輝きだし、部屋は二人が目をつむらねばならぬほど、まばゆい光に包まれた。

「うおっ!?」
「くぅっ!?」

そして・・・

光が消えたとき・・・




「・・・ぱんぱかぱーん!呼ばれて飛び出てプリティガール♥インプの私と契約してくれるご主人様はだぁ〜れ?♥」




羽と尻尾が薄紫、髪の色が紫と白が混在しているロリインプ、否、アークインプが現れた。

「・・・お、おぉ!こ、これは素晴らしい純度の魔力を持つ者!素晴らしい!やはり我の腕はなまっておらんかった!失敗してもこんな魔物を呼び出せるとはのぉ!ふはははははは!」

バルフォスが有頂天になって笑うと、かわいこぶっていたアークインプはキョトンとした。

「・・・ねぇ」

「ふははははは・・・は?」

「もしかして、貴女がご主人様?」

「そうじゃが?」

その瞬間、アークインプの顔が超不満顔になり、一気にやる気をなくした。

「えぇ〜〜〜〜〜〜・・・こんなロリババァが契約主とかやってられな〜い・・・チェンジ!」

「んなっ!?き、貴様!我に向かってなんという・・・」

「あー、はいはい。どこのサバトの長か知らないけどさぁ〜。アタシらインプはカッコいい男の人の精がないとやってらんないのー。なに好き好んでロリしかいない宗教団体に仕えなきゃいけないのさ?バーカ。( °д°)、ペッ」

「・・・コヤツコロシテクレヨウカ・・・」

バルフォスがマジでキレる5秒前、その時、アークインプがふとロックを見た。ロックはふたりが険悪でホッとしていたが、アークインプと目が合い慌てて目をそらした。

「・・・ねぇ、ロリババァ」

「なんじゃ塵屑」

「後ろのイケメンはだぁれ?」

「・・・我の主じゃ」

「主?旦那様?」

「・・・微妙に違う。契約主じゃ」

「契約?お手つきではあるけど、旦那様ではない?」

「うむ」


「・・・・・・」
(あのイケメンはロリババァの主
→ロリババァはアタシの主
→イケメンはアタシの主の主

それに加えて・・・

イケメンはロリババァの夫じゃない
→でもお手つき
→イケメンはロリもいける理想の殿方

見た感じ魔力が弱いけどそこは(セックスによる)愛でカバーできる(魔力増強的な意味で)

・・・以上より

=このロリババァに仕えてるフリしていればイケメンと寝れる!
≒旦那様ゲッチュのチャンス!!!)
(この間約5秒)


瞬間、アークインプは急に態度を豹変させた。

「申し訳ありません、ご主人様!私、ちょっとおつむが底辺以下だったために貴女様にとんだご無礼をしてしまいました!」

「な、なんじゃいきなり・・・」

「今!さっき!放たれた殺気と魔力の渦!あれは並々ならぬ魔物の証!それを感じ取れず貴女様を格下に見てしまい、あのような暴言を!あぁ!時間を遡れるなら今すぐ自分の首をへし折ってしまいたいッ!」

「な、なにもそこまで・・・」

「お許しいただけるのですか!?ありがとうございます!私、『ワクス』と申します!ご主人様に一切の苦労をかけぬよう身を粉にして働きます故、どうかよろしくお願いいたしますぅ!」

「お、おぅ・・・好きにせい」

ワクスが土下座してまで詫びる気迫に押され、バルフォスが認めた瞬間、ワクスは頭を下げたままニヤリと笑った。



「・・・いや、待てコラ。俺を差し置いて決めんな。こんなロリいらん。チェンジ!!!



「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!?」

ワクスががばりと顔を上げ、ロックにすがりついた。

「ちょ、ちょっとお待ちください未来のだん・・・いやいや、大旦那様!?私、貴方様の命令もしっかりばっちりまるっと聞きます故どうかお側に!?」

「やめろっ!近づくな!バルフォス!さっさとコイツを返品しろ!」

「返品て・・・むぅ、残念じゃな、いい下僕ができたと思うたのに。ワクス、短い間じゃったが、さらばじゃ」

「嘘だこんなことーっ!?」

そして、バルフォスが(どうやったかは割愛)指をパチンと鳴らした。



・・・

・・・・・・

・・・・・・・・・・・・



「・・・あれ?私、消えてませんよ?」



「・・・あ?」

「・・・ぬ?」

ロックがキョトンとし、バルフォスはもう一度、二度と、何度も指を鳴らした。
が、ワクスは一向に消える気配がなかった。



「・・・主よ、どうやら主が邪魔した弊害で、こやつを送還できなくなったようじゃ」



「えぇぇぇぇぇぇ(°Д°)ぇぇぇぇぇぇっ!!!!?」

「よっしゃァッ!」

バルフォスの言葉に、ロックは叫びを上げ、ワクスがガッツポーズを上げた。

「主、我慢せい。自業自得じゃ」

「よろしくお願いします、大旦那様♥」



「う、う・・・ウソダドンドコドォーーーン!!!」



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それからロックたちはファの下へ行き、冒険講習の依頼を受けに行ったのだが、その時に、ファが目を丸くしてなにがあったのか聞いたことは言うまでもない・・・
12/09/23 15:32更新 / ganota_Mk2
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■作者メッセージ

リクエストのあったアークインプ、やっと登場!
ロック、よかったな、ハーレムだぜ、喜べよ。(gan.ota、ニヤリと笑う)

今回は選択肢なし。待って、次回!orz


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『ワクス』(名字なし)

[プロフィール]
種族:アークインプ
身長:140cm
体型:つるーん、ぺたーん。
趣味:旦那様探し(現在はロックに夢中)
好きな食べ物:お菓子、精液
嫌いな食べ物:苦いもの

[ステータス]
種族:アークインプ・♀・闇
(魔力を中心にステータスが高い
回復・魅了魔法が得意)

ステータス:
体力 45(A)
魔力 60(EX)
筋力 30(B)
知識 25(C)
俊敏 30(B)
精神 25(C)
運勢 15(D)
容貌 25(C)
話術 15(D)
器用 25(C)
察知 20(C)

スキル:
『攻撃魔法 Level2』:
ランクCまでの魔法が使える。
『魅了魔法 Level4』:
ランクAまでの魔法が使える。
『補助魔法 Level3』:
ランクBまでの魔法が使える。
『素手 Level1 』:
命中率 10%


[生い立ち]
魔界で自由に暮らしていた自由奔放な娘。実は20年間近く生きており、ずっとインプたちにちやほやされていたため、男に飢えている。そのためか男女に対する態度がまるで違う。また、世間知らずで男に対する偏見が強く、『イケメン=優しくてなよなよしてる』だったが、ロックの辛辣な態度にショックを受けながら何かに目覚めそうになっている。

[性格]
正直、ずっと多数インプといた、しかもちやほやされる側だったため、女性と話したりするのをめんどくさく感じている。逆に男は逃がすまいと間違えたぶりっ子態度をとる。表裏のはっきりした子と言える。

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