読切小説
[TOP]
ゆめみがちなふたなりさん
ドンッ!

音の割には衝撃は少なくしているわ。
だって男の人には怪我をしてほしくないもの。
えっ? ゴーストなんだからすり抜けるんじゃないかって?
細かいことは気にしないの!
そんなこと気にする人にはアナル掘られないと満足出来なくなる呪いをかけちゃうゾ☆

そんなことはさておき、力を弱めたにも関わらずわたしとぶつかった運命の男の人は転んでしまったわ。なぜなら……


「ふぇぇ、転んじゃったよぉ」

ショタだったからよ!

まさかショタっ子が運命の人だったとは。
魔王様は言っているわ、ショタを逆調教する運命<さだめ>だと……
いや、性知識のない純粋な男のコが今までに感じたことのないモヤモヤを感じながら、本能のままにわたしを貪る甘々な感じでも悪くないなぁ。
おっといけない。
妄想もいいけど早くあの子のフォローしないと。

「ぶつかっちゃてゴメンね。ぼく、怪我しなかった?」

「あ、あめ、あめがぁ」

よく見ると地面には食べかけだと思われるペロペロキャンディが落ちていた。
あーっ、ショタっ子の食べかけキャンディペロペロしたい……じゃなくて

「わたしのせいでキャンディが落ちちゃったんだね。お詫びにたくさん犯してあげるからお家に来ない?」

やべ、口が滑った。

「たくさんおかしくれるの? 行く行くー!」

助かったー。
さっきまでメソメソしてたのはどこへやら、元気になっちゃった。
アソコも元気になってくれたらいいなぁ。



「お姉ちゃんこのおかしおいしいねー!」

「そうだね、おいしいね」

あぁ、無邪気な笑顔が眩しくて鼻血出そう。
ショタを旦那様にしてる他の娘たちの気持ちがようやくわかったわ。
今、わたしたちはささやかなお菓子パーティーの真っ最中。
ミリオくんったらせっかく特製の紅茶をいれてあげたのにお菓子ばっかり食べてるの。
あ、ミリオくんって件のショタっ子のことよ。
食べてる姿が、まるでえさを頬張るリスみたいでカワイイからそれでも全然いいんだけどぉー
紅茶飲んでくれないとわたしの計画が進まないのよ!

「ねーねーお姉ちゃん」

一旦食べるのを止めて話しかけてくれるミリオきゅん。
ほっぺにジャムがついてるゾ。

「なーに、ミリオくん?」

「ペロペロキャンディある? ぼくね、あれがおかしのなかで一番好きなんだ!」

むむむ、ペロペロキャンディを所望か。
わたしもお菓子は好きだからいくらかはストックがあったけど、流石にペロペロキャンディは……
あっ、あるじゃない! とっておきのペロペロキャンディが!

「うん、あるよ。だけどね、まずはその紅茶を飲んでからじゃないと食べられないの。紅茶飲めるかな?」

「うん、飲めるよ!」

カップを両手で持つとゴクゴクと飲み干していく。
さぁこれで準備万端。
わたしはパンチラ用のしまぱんを脱いでスカートをたくし上げる。
そこにあるのは無毛のつるつる恥丘、ではなく、ギンギンに勃起したペロペロキャンディだ。
そう、わたしはふたなり。これをネタに脅されるレイプものの妄想は頭が角砂糖になるくらいやったけど
まさか自分から見せつける日が来ようとは思わなかったわ。わたしもまだまだね。
このかたくそそり立ったキャンディを、ミリオくんは目を逸らすどころかじっと見つめてくる。
やだぁ、あたし視姦されちゃってるぅ♥

「これがとっておきのペロペロキャンディよ」

「すごい! お姉ちゃんの体はおかしで出来てるんだ!」

ミリオきゅんは何の躊躇いもなくわたしのキャンディにかぶりつく。
その瞬間まるで電気が流れたかのような快感が体を駆け巡る。
小さなお口はあったかくてヌルヌルしててとっても気持ちいい♥
一生懸命オチンポキャンディを味わおうと動かしている舌が裏筋や鈴口に当たって、その度に体中がビクンビクンしちゃう♥

「お姉ちゃんのペロペロキャンディ美味しい?」

「んむぅ、おねーふぁんのきゃんでーふぁまーい」

あんっ♥ そんなにがっつかないでぇ♥ わたしのキャンディ本当に溶けちゃいそう♥

「おねーふぁん、びくびくふぃてるよ? たいてーふ?」

「んくぅ、もうだめぇ♥ 出ちゃう出ちゃう出ちゃ、うぅぅ♥」

「むぐっ、ふむっ、うぅー」

ミリオきゅんのお口のなかで魔物ザーメンどぴゅどぴゅしちゃったぁ♥ その可愛らしいお口から溢れ出るザーメンがとってもえっちくてステキ♥♥
ミリオきゅんは魔物ザーメンにすっかり夢中になったのか
奥に残ったものまで吸い取るようにわたしの射精したばっかりで敏感なキャンディをペロペロチューチューしてくる。

「すごいね! お姉ちゃんのキャンディからは甘ぁいミルクまで出るんだね」

「ふふっ、そうよ。お姉ちゃんのキャンディとミルク美味しかった?」

「うん、とっても!」

お気に召してくれてよかったわ。
さぁ、次はミリオきゅんのアナルを開発していきましょう。
アナル弄られながらアヘアヘしてるミリオきゅんを妄想するだけでご飯5杯は軽いわ。
早速ベッドまで連れてって押し倒そうと思ったら、逆に押し倒されてしまったわ。
嘘、まだ効果が出る時間じゃないのに。
ミリオきゅんはお顔を真っ赤になりながら上気して息もかなり荒々しくなってる。
あの紅茶にはタケリダケのエキスが仕込んであって、時間差で効果が現れるの。
ちょうどアナル調教が終わるくらいに効果が出るはずなのに、いくらなんでも早過ぎる!

「あぅぅ、うううう!」

そこにいるのはショタいミリオきゅんではなく一匹の獣。そしてわたしは獣にいいように蹂躙されるだけのただのメス。
なんて素敵なのかしら♥
彼はわたしに覆いかぶさると、いきなり食べ応えのありそうな大きなショタチンポをわたしのハニーポットの中にねじ込んできたぁぁぉああ♥♥
はぁあん♥ タケリダケで大きくなったショタチンポキツキツゥ♥
しかもぉ、ピストルする度にスベスベのお腹がわらしのキャンデーとこしゅれてぇ♥ 気持ちいいのぉぉぉおお♥♥
いやぁん♥ 乳首コリコリしないでぇ♥ そんなに吸われたらおっぱい出ちゃうぅぅ♥♥
あっ♥ 出た♥ 出てりゅ♥ わらしの妄想力とミリオきゅんの愛撫でゴーストミルクピュッピュッしてるよょぉぉぉ♥♥♥
お腹の中でミリオきゅんのオチンポがビクビクしてるぅ♥ 出ちゃう? 出ちゃうの?♥ わらしも気持ち良すぎてもうキャンディヌルヌル♥ また魔物ザーメンドピュドピュしちゃうぅぅ♥
イくぅぅ♥ もうイっちゃう♥ ミリオきゅんも一緒にイこ?♥ オマンコぎゅうぎゅうして締め付けてあげるからぁ♥
ひやぁっ♥ ポルチオにオチンポ当たったぁ♥ イクイクイクイクイクゥゥゥゥ♥♥
きたぁ♥ ミリオきゅんのショタザーメンあっついぃぃ♥ お腹たぷたぷぅ♥ もっともっとボテ腹になるまでナカに出してぇぇ♥♥♥

―――――

――――

―――

あれから何回やったっけ? タケリダケの効果が切れて、ミリオきゅんが正気に戻ったところまでは覚えているけれど。
気が付いたら、わたしもミリオきゅんも裸のまんまでベッドに横になってたわ。
もう体中精子やせーえきやザーメンだらけでベットベト。さっきまで散々セックスしてたのに、このむせ返るくらい濃厚な精液の匂いを嗅いだだけでまたオチンポが欲しくなっちゃう♥
隣ですやすやと寝息を立てているミリオきゅんを見ると、彼もまた精液だらけだった。
たぶんこれはわたしのかな。たくさん顔射したときのミリオきゅんの幸せそうな顔といったらもう……♥
彼もまだ寝てるし、わたしももう一眠りしようかしら。
ミリオきゅんの額に軽くキスをして、わたしはまた眠りに着いた。




















わたしが眠ったのを見計らって起きたミリオきゅんは、わたしが無防備なことをいいことに、欲望のままオチンポをオマンコに突き入れるの。
そしてジュポジュポといやらしい音を立てて、それに気付いたわたしが起きると、わたわたしながら『お姉ちゃんの寝顔が可愛くて、見てたらオチンチンがモヤモヤしちゃったからつい……』ってお顔を真っ赤にして涙目になりながら言い訳するの。
そこでわたしはミリオきゅんの頭を撫でながら、『大丈夫だよ。オチンチンがモヤモヤしたらいつでもわたしのオマンコ使っていいからね』って慰めてあげて、それから……

え? 寝るときくらいは妄想やめろって?
わたしはえっちな妄想しないと眠れないのよ。
わたしの妄想を邪魔する人には、寝るときえっちな妄想をずっとしてないと眠れなくなる呪いをかけちゃうゾ☆

それじゃあ、おやすみ♥
14/01/22 14:13更新 / ターニャ

■作者メッセージ
ちょっと前まで新着にあった「ゆめみがちなおふたりさん」が「ゆめみがちなふたなりさん」に見えたのでむしゃくしゃして書いた。
遅筆なために新着に残っているうちに書き上げられなかったのが悔やまれる。

TOP | 感想 | RSS | メール登録

まろやか投稿小説ぐれーと Ver2.33