恋するコカトリス

うた：水深尋子

♪
晴れた朝のコカトリス
勇気がないのゴメンナサイ
風よりはやく走り抜けても
かなわぬお方に恋をした

コカ・コ・カコ・カコ・カコ・カコカ・コカトリスの恋

♪
心のなかで呼びかける
私はここよ　コカここよ
だけどあの人こっちを見ても
すぐに目をそらすソワソワと

コカ・コ・カコ・カコ・カコ・カコカ・コカトリスの恋

♪
あの人立派な聖騎士で
私はいやしい魔物の娘（こ）
祝福うけても人にはなれず
すぐに逃げ出すの風のように

コカ・コ・カコ・カコ・カコ・カコカ・コカトリスの恋

♪
指揮をとるのはデュラハンで
先陣切るのはリザードマン
ここコカトリス　勇気をもてず
ひとりで自分を慰めた

コカ・コ・カコ・カコ・カコ・カコカ・コカトリスの恋

♪
膝をついたあの方の
周りを囲む魔物たち
彼に迫るデュラハン目がけ
私は駆け出す　風のように

コカ・コ・カコ・カコ・カコ・カコカ・コカトリスの恋
コカ・コ・カコ・カコ・カコ・カコカ・コカトリスの恋
コカ・コ・カコ・カコ・カコ・カコカ・・・


＊　＊　＊　＊　＊　＊　＊　＊　＊


王家の墓ミュージアム

歌・出演：王都博物館のみなさん

♪
神殿への　道の上で
ガーゴイルが　ささやいた
“ひとりの夜は　とてもさびしい
君もここで　暮らさないか？”

トレジャーハンターは楽し
王家の墓ミュージアム

彫刻師でよければ　紹介するよ

♪
入り口では　スフィンクス眠る
よだれたらし　幸せそうに
近づいても　夢の中の彼とずっとイチャついてる

トレジャーハンターは楽し
王家の墓ミュージアム

マタタビキャンディー　ここに置いておくから

♪
黒く光るダイヤ
闇を映すシルク
すてきなもの探しに
出発だ！

トレジャーハンターは楽し
王家の墓ミュージアム

大好きなアヌビスに　閉じ込められた


＊　＊　＊　＊　＊　＊　＊　＊　＊


曲解説

『恋するコカトリス』
反魔国に住む教団騎士に恋してしまったコカトリスの、切ない恋心を歌った歌。
なお５番はアルバムに収録されたバージョンで、放送では時間の都合で４番までしか流れない。

『王家の墓ミュージアム』
最後に棺の中に閉じ込められるシーンがショッキングで、まもののうた３大トラウマソングに数えられる歌であるが、よくみると棺の中にはアヌビスも一緒に入っている。
（ＣＭ・王都博物館）
現在王都博物館では、特別展『ファラオ様の私物展』開催中。目玉展示はファラオ様使用中のベッド（棺。中身入り）
また博物館ではファラオ様復活のための学芸員募集中。心身健康な男性は振るってご応募ください。


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ある男
「♪ケプリ　ケプリ　まんまるケプリ♪」
つぼを履いたリャナンシー
「あの、ひとつよろしいですか？」
男「なんだい？　つぼンシー君」
つ「これはもうパロディというより替え歌、というかパクリのレベルだと思うんですよ。メロディそのまんまだし」
男「つぼンシー君、パクリとパロディの違いは何だと思う」
つ「え？　いえ、わかりません」
男「面白ければパロディと呼ばれ、面白くなければパクリと呼ばれる。それがこの世の摂理というものだ」
つ「そこはかとなく危険な匂いのする思想ですがそれはとりあえず置いといて・・・じゃあこれはパクリですね」
男「・・・」
つ「・・・」
男「・・・」
つ「・・・」
男「俺にはこのＳＳ？が最高に面白いんだ！　俺にはコジコジさんみたいなオリジナルは作れなかったんだ！　だから、これはパロディなんだ！！　そう信じているんだ！　意地でも信じているから・・・ここに、投稿しているんだ・・・」
つ「それはオナニーですよ」
男「オナニーで何が悪いか！　オナニーせずに大人になった男がいるものか！」
つ「だいたいこの文量じゃ１０００文字に満たないから投稿できないんじゃ・・・ハッ！？」
男「チッ」
つ「やっぱり！こんなところにレコーダーが！　この会話で文字数を稼ぐ気ですね！？」
男「もう気づいたか。まあいい、これで１０００文字は超えただろう」
つ「どうしてこういう事をするんです！　私、楽屋オチは嫌いだって言ったじゃないですか！！」
男「俺は好きだ！」
つ「そんな最終回のドモ〇みたいな顔してもダメです！　えいっ（ブチッ）」

・・・

■作者メッセージ
元ネタ
〇ＨＫ・〇んなのうたより、
「恋する〇ワトリ」（1985）
「メト〇ポリタン美術館（ミュージアム）」（1984）
なお元ネタである「恋する〇ワトリ」に５番はありません。（元ネタのほうがハードルの高い片思いなので）ですが、図鑑世界ではハッピーエンドにしたいので付け足しました。

えー、実際ＳＳとして投稿するにはなんというか「？」が付く内容だとは思うのですが、趣味で書いてたらなんかこう、「投稿！せずにはいられない！」という気分になってしまいまして・・・書き溜めが５・６話分あるので、少しの間お付き合い願います。