連載小説
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リリム少佐の演説
諸君 私は性交が好きだ。
諸君 私は性交が好きだ。
諸君 私は性交が大好きだ。

騎乗位が好きだ
正上位が好きだ
バックが好きだ
側位が好きだ
対面座位が好きだ
駅弁が好きだ
百合が好きだ
松葉崩しが好きだ
尻尾姦が好きだ。

自宅で ラブホで
野外で オフィスで
トイレで バスルームで
海中で 空中で
魔界で 万魔殿で。

この世界で行われるありとあらゆる性的行動が大好きだ。

いきり立った肉棒が一斉射精で男の嬌声とともに精液を吐き飛ばすのが好きだ。
空中高く放りあげられた精液が女の顔や身体にかかってべとべとになった時など心が躍る。

悪魔族の魔物娘が操る尻尾が高飛車な人間の女を撃破するのが好きだ。
悲鳴をあげて燃え盛る膣から飛び出してきた潮を掬い取ってその女になめさせた時など胸がすくような気持ちだった。

魅惑的な身体をそろえた魔物娘の集団が何も知らない男どもを蹂躙するのが好きだ。
枯渇状態のレッサーサキュバスがすでに気絶している幼馴染を何度も何度も犯している様など感動すら覚える。

敗北主義の逃亡兵達を街灯上に吊るし上げていく様などはもうたまらない。
泣き叫ぶM男が私の振り下ろした手のひらとともに、うなり声を上げるダークエルフの鞭にビシバシと叩きのめされるのも最高だ。

哀れな教団騎士達が雑多な武器で健気に立ち上がってきたのをダークマターが反魔物領ごと魔のものに変えてしまった時など絶頂すら覚える。

露利のサバト師団にめちゃくちゃにされるのが好きだ。
必死に守るはずだった価値観が蹂躙され、子ども女に犯されロリコンに堕ちていく様はとてもとても悲しいものだ。

ホルスタウロスの巨乳に押しつぶされて絶頂するのが好きだ。
アマゾネスに追い回され害虫のように地べたを這いまわって公開逆レイプされるのは屈辱の極みだ。

諸君 私は性交を、地獄のような性交を望んでいる。
諸君 私に付き従う大隊戦友諸君!
君たちはいったい何を望んでいる?

さらなるエロを望むか?
情け容赦のないスライムのようにドロドロなエロを望むか?
淫乱痴情の限りを尽くし三千世界の鴉を殺して男と朝寝ができるようなまぐわいを望むか!?


『セックス! セックス! セックス!』


よろしい、ならばセックスだ。

我々は渾身の力を込めて絶頂に向かおうと今まさに叩きつけんとする腰だ
だがこの暗い魔界のそこで(わんわん♪)年もの間耐え続けていた我々にただの性交ではもはや足りない!!

大乱交を!!
一心不乱の大乱交を!!

我らはわずかに一個大隊 千人に満たぬ魔物娘に過ぎない。
だが諸君は(エロに関しては)一騎当千の古強者だと私は信仰している。
ならば我らは諸君と私で総力百万と一人の軍集団となる。

我々を忘却の彼方へと追いやり眠りこけている連中を叩き起こそう。
下着を掴んで引きずり降ろし眼を開けて思い出させよう。
連中に快楽の味を思い出させてやる。
連中に我々のくぱぁの音を思い出させてやる。

天と地の狭間の魔界に派奴らの哲学では思いもよらない事があることを思い出させてやる。

千人の魔物娘の戦闘団で世界を萌やし尽くしてやる。

「魔物娘の大体大大志機関より全空中戦隊へ」
目標ジパング本土トーキョー首都上空!!

第二次あひぃ作戦 状況を開始せよ!

イくぞ 諸君。
11/07/15 17:11更新 / 三鯖アキラ(旧:沈黙の天使)
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■作者メッセージ
はい、そんなわけで某少佐の演説を魔物娘的にアレンジ♪
ついカッとなってやった。
後悔はしているが反省はしていない。

本当はコミケの時期に投稿しようと思ったのですが、ちょうど終戦記念に近いのでそれは元ネタ的に不謹慎だと思ってやめました。

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