「♪♪〜〜〜♪〜〜〜♪」一人のラージマウスが、鼻歌を歌いながら歩いていた。手にはビニール袋。頼まれたお使いの物が入れられていた。

　「今日は、カレー♪カレー♪」スキップをしながら家に帰ろうとする、ラージマウスの初香ちゃん。だが、後ろから、黒い影が・・・・・・・

　「え・・・・・・・」ぐったりと倒れる初香ちゃん。その黒い影はは身も凍るような笑みを浮かべていた。

　「ふふふ・・・・・かわいい・・・奴だ・・・・・兄さんたちも喜ぶだろうな」そう言うと男は消えた。一枚の写真とビニール袋が残ってただけだった。

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　「初香が・・・初香が帰ってこないんです！！！！」そんな連絡が保育園に掛かってきた。先生達や保護者も混じって探したが見つからず、見つかったのはビニール袋だけ・・・・・・

　「初香・・・はつかあああ・・・・うああああああああんんん」泣き崩れてしまう妻の茜さん

　「大丈夫だ・・・・きっと大丈夫だから・・・・」妻を慰める夫の耕介さん。

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　「団長！！！これを」一枚の写真を渡す団員。

　「これは・・・・そうか･･やつらか」

　「極悪３兄弟ですね・・・・団長・・・」副団長のアラン・ペルセウスが言ったその瞳は熱く燃えていた。

　「そうだ・・・やつらだ・・・野放しはできん・・・・・」横に張られてある、ボードを見た。そこには数々の賞金首が描かれていた。その中で異質なものがこれだ。

　　ジェイソン霧崎（長男）・フレディ霧崎（次男）・霧崎ジャック（三男）
　極悪３兄弟
　賞金首３億（一人1億）

　・ジェイソン霧崎

　多くの魔物娘・子ども達をチェインソーで真っ二つにする快楽殺人者

　・フレディ霧崎

　片手に５本の鋭利な刃物で切りつける。多くの魔物娘・子ども達を殺しているが、気に入ったものは生きたまま標本にする

　・霧崎ジャック

　通り過ぎる、人・魔物娘・子ども達の服を切りつける、そのあとにすばやく写真を撮り部屋に飾る。それを見て獲物を決め、自分の部屋に持って帰り、切り刻む。

　多くの者が死んでいった。最悪の犯罪者・・・・・

　「４番隊・８番隊は、町の警備を！！！２番隊・４番隊・３番隊は、いつでも戦える準備をしろ！！！５番隊・７番隊は避難勧告を出し、町の人たちを誘導せよ！！！１番隊・８番隊は現場の確認を魔法を使ったんなら魔力がまだ残ってるはずだ！！！９番隊は、けが人がいないか確認せよ！！！」団長の号令と共に散らばる団員達。

　「６番隊・・・・危険だが・・してくれるか？」

　「あっし達はそれが任務だからねぇ〜〜。そうでしょ、隊長さん？」

　「そうだな。イブシ・・・・行くか」

　「あいよ・・・・」

　さっと目の前から消える６番隊・・・・

　「頼むぞ・・・・」そう言うと、横にあった槍を手にするアルドラド・Ｔ・タイラント・・・・