読切小説
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調査員は見た! 魔物娘達の謎の会合!!
――分厚く、重い扉を開くと、シスターのような服装の女性に出迎えられた。

 ようこそ、少年を愛でる淑女の会、ショタコン同好会へ。
 あら、大人の殿方ですか?
 いえいえ、お帰りになられなくても大丈夫ですわ。当同好会では、少年ではない殿方でも参加できますから。
 残念ながら、見学のみとなりますけど……
 それではわたくし、ダークプリーストのカサンドラがご案内いたします。



――薄暗い廊下の先には、無数の魔物娘と人間の少年の姿があった。大人の男性の姿は見事なまでに一人もいない。

 同好会では、少年を愛でるさまざまな魔物娘が集まってきます。
 サバトのように、自分の旦那様を伴ってくることが多いですが、独り身のお嬢さんがご自分の旦那様を見つけるための情報交換も行なっておりますの。
 今は始まったばかりですから、各所で討議をしている最中ですわ。
 何の討議か、ですか?
 ふふ、実際に聞いてみれば分かりますわ。





「ショタ受けこそ至高! じっくりねっとりといぢめられて、あんあんあえぎながら、ぴゅっぴゅともらしちゃって、とろけているショタのなんと愛らしいことかっ!」

「さんざんいじめた後に、優しく胸に抱いて甘えさせた時の恥じらいの表情はまさに天使よっ! エンジェル的な意味ではなく」

「入れただけでイっちゃって申し訳なさそうにしている顔。騎乗位で腰を抑えつけて、中だけをうごめかせた時の切なそうな声。ああん、思い浮かべるだけで濡れちゃうわぁ」

「じらしてる時の『入れたいのぉ』とか『出させぇ』とか、たまんないよね〜」

「否っ! ショタに責められる悦楽こそ究極! あの可愛らしい表情で無情にも連続でイかされるときは成仏していいとも思える瞬間! もったいなくて成仏なんてできないけど」

「ちっちゃい子に『はしたないおねーさん』なんていわれたら、それだけでうずいちゃうわね」

「『だめって言っても、ここは欲しがってるよ』とかね!」

「そうそう、『上手におねだりできたらあげるよ』なんていわれたときにはもう……!」

「ショタに性奴隷されるのはいいぞ。毎日毎日、ショタの性欲処理をさせてもらえる日々、夢のような日々だ。昨晩も私が力尽きても犯し続けてもらって……いかん、濡れてきた」

「いじめてたはずのショタに弱点を偶然見つけられて、逆転されるのとか好きだな〜」

「んー、逆転はあんまり……。どっちか最初からはっきりしてる方がいいな」

「じゃあアタイは、調子に乗ってるショタの隙を突いて逆転して、あえがせるのに一票」


――何人もの魔物娘が、大声で猥談に興じている。

 あちらはショタ受け、ショタ攻めのどちらがいいかという命題のようですね。
 一見、仲が悪く見えますが、どの討議も結局は『どっちもいいよね』と言う話で落ち着くみたいですわ。
 意味があるのか、ですか?
 それはもう、色んな意見を聞くことによってプレイの幅も広がりますから。
 次はあちらに参りましょうか。





「女の子の服着せてあげると……とても可愛いの」

「えー、やっぱりショタの聖装といったら半ズボンでしょ」

「半ズボンから覗く生足の眩しさ、実にそそるのう」

「でもわかるなー。女装して恥ずかしがってるのとか可愛いじゃない?」

「その格好のままオナらせるとかいいよね」

「そして後から抱きしめながら言葉責め……実にいいですわね」

「女装っ子にガンガン責められるのとか新境地じゃない?」

「ウチは半ズボンの生足で、膝使ってあそこをぐりぐりされるのがええなぁ」

「……ここで首輪一丁、って意見はあり?」

「「「大丈夫だ、問題ない」」」


 じゅるり……

――話の輪に加わっているデュラハンが抱きかかえている少年――女装をしているが、少年のようだ――を見て、カサンドラがよだれをたらしている。そういえば、先ほどのグループのショタ攻め派の中にもデュラハンがいたが、この会合、少々デュラハンが多い気が……

 あっ、お見苦しいところを……あちらは服装についての討議ですわ。
 どんな服装も似合う辺り、ショタの素晴らしさがうかがえます。
 ああ、あの子達も……
 え? どこ子か、ですか?
 実はわたくし、身寄りの無い子供を引き取って一緒に生活をしているんですの。
 どの子も可愛らしい子ばかりでしたが、そう長いこと留まることはなく、ご自分の奥様を見つけたり、魔物娘になったりして巣立っていってしまって……
 幸せなことですが、少々物悲しいですわね。
 ……さあ、しんみりするのはこれぐらいで、次へ参りましょう。

――女装でそれを思い出す辺り、その子らに何をしていたのかがうかがえ……いやいや





「うーむ、人魚の血を飲ませるか否か、それが問題だ」

「自分好みの男に育てる楽しみってのもあるけどねー」

「あっしは、あの愛らしい姿のままがいいっすね。ためらいなく飲ませるっす」

「でもナニがちっちゃいままだと物足りなくない?」

「あらぁ、年相応のかいらしいのもええやない」

「でかくするだけなら魔女の薬もあるから、私も成長止めちゃうな」


 あちらは旦那様の成長についての討議ですわ。
 そのまま成長させて同好会を抜ける魔物娘も僅かながらいますが、大抵はショタを愛する業の深い魔物娘ばかりなので、希少な例ですわね。
 当同好会では、人間の寿命を延ばす人魚の血が簡単に手に入りますの。
 あるメロウの方と提携をしておりまして、奥様とのプレイの様子を録画して送ると、代金として人魚の血が送り返されてきますの。
 あの方は他人のプレイを見ながらの一人遊びがお好きなので……それも旦那様がショタのものが。
 早くお相手を見つけられるようお祈りしてますわ。





「ローションは風情が無いと思うな〜。やっぱりワセリンだよ」

「ハニービーのハチミツローションとか結構いいよ?」

「最初は媚薬混じりのやつがいいよね。慣れさせるまで大変だし」

「媚薬は混ざってない方が好みですねぇ。やっぱり自分でじっくりと開発してあげたいですから」

「あー、それ分かるかも」

「未知の感覚に戸惑う姿、たまらないですわね」

「確かにそれもいいなぁ」

「いきなり感じちゃうのを罵倒してあげるのも素敵だと思うの……」

「うっ、それぐっと来た」

「自分でおねだりしに来るくらいぐちゃぐちゃにしてあげたいなぁ」


――なにやら会話内容が不穏な気がする。というか、お尻を撫でられてもじもじしている少年が何人か……

 あちらはお尻の開発に何を使うかの討議のようですわ。
 この同好会では、旦那様のさまざまなところを開発する方の技術交換も行なっておりますの。
 魔女のサバトとも提携しているので、色んな薬や道具も手に入りますの。
 旦那様や奥様がどんな性癖でも、大抵は先輩からのアドバイスがいただけると思いますわ。





「おねショタなのがいいんじゃない。年上のおねーさまに甘えるショタっこの可愛らしさは真理よ!」

「こんな小さな子に責められるなんて……ってのもいいよねぇ」

「なんじゃ! ロリショタの妖艶さを知らんのか!」

「そーよそーよ! ぼせーもえっちさも大人だけのものじゃないわ!」

「……めんどくせぇから、年齢変更薬使って両方自分で味わってみたら?」


――サキュバスとバフォメット(とサバトの魔女)が言い争っている。が、横から入った鬼の発言に場が固まった。

 あらあら、またですね。
 この同好会には一部のサバトの方々も参加なされていますが、時折サキュバス様のような方と衝突なさることがありまして……『本番』が始まれば大抵治まりますが。
 ……ここだけの話、こちらのバフォメット様は、ショタにぐちゃぐちゃにされるのがお好きらしいですわ。当人に面と向かって言うと否定されますが。
 さて、一通り回ったので、最後にあちらをご案内いたします。





「お、キャシー姐さんじゃない。その人の案内?」

――会場の片隅にいた魔女の元へとやってきた。机の上には、いくつもの瓶や妖しげな道具が広げられている。

 ええ、この同好会の取材にいらしたんですの。
 こちらでは、サバトから仕入れたさまざまな薬や、おもちゃを売っています。

――ここでは何が売れているのだろうか。

「やっぱり精力剤だね〜。ショタっ子って大人より体力ないし。次点で媚薬かな」

 ここでは年齢変更薬も扱っていますの。
 一部だけ成長させたり、成長を止めたり、若返ったり……貴方様もショタになれば、あちらに参加できますわ。

――あちら、と言われて振り向くと、そこでは乱交が始まっていた。

「あ、『本番』始まってる。いいな〜、あたしも参加した〜い」

 討議で昂ぶったり、交換したアイディアを実戦したくなると、サバトと同じように互いに交わりあい始めますの。

――サバトならば乱交も問題ないが、ここは大丈夫なのだろうか?

 ええ、確かに当同好会は普通のサバトに比べて魔物娘の種類が多いので、勝手に人様の旦那様に手を出すと大変なことになります。
 特に蛇の系譜の方は、嫉妬深い方が多いですから。
 そのトラブルを回避するために、参加者にはマークを配っていますの。
 スワッピングお断りのマークや、薬でショタになっている大人の殿方――それも、特に戻る予定がある方――のマークなどですわ。
 例えばそちらの……


「あぁん、レオンちゃん!」

「ご、ご主人様ぁ……」

「どうかしら、レオンちゃん? ご主人様の目の前で犯されるのは」

「いや……見ないでぇ……」

「私以外に犯されて、あんな顔して……んっ」


――示された先では、ダークスライムに犯されている少年を見て、ラミアが自慰している。

 ……失礼しました。ラミアのヘレン様は、旦那様のレオン様が他の女性に犯されていると、いたく興奮される方で……戻ってきた旦那様を絞りつくされるのがお好きとのことです。
 あらためて、あちらをご覧下さい。

「ジェニーさん、どんなことしたいですか?」

「そうね、あのオークさんみたいにおっぱいでしてあげたいな」

「いいんですか? えへへ……」

 あのユニコーンのジェニー様のように、種族的に旦那様以外と交われなかったり、旦那様が他の方と交わると都合の悪い方は、マークをつけての参加となります。
 他の方のプレイを見て興奮される方や、参考にされる方も安心してご参加いただけますの。
 ところで……

――カサンドラが、いきなり私の股間をなで上げてきた。

 貴方様も参加なさりたいのではないでしょうか?
 こちらの薬を使えば、貴方様もショタになって、あの中へ混ざることができますわ。
 いかがなさいますか?

――……
10/12/17 21:10更新 / mole

■作者メッセージ
 調査記録はこう結ばれている。

「かさんどらさまのどれいになるので、じしょくさせていただきます」

 その文字は、時折痙攣したかのような書きそんじがいくつも見られ、紙には精液や愛液のにおいが染み付いていた。


***


 諸君、私はおねショタが好きだ。
 ショタ受けでお姉ぇさまの下であえがされるのが大好きだ。
 はしたないショタをお姉ぇさまが優しく蹂躙するのが大好きだ。
以下略

 はじめまして。
 ロリコン同好会があるならショタコン同好会があってもいいじゃない!
 とかド変態な発想でつい書いてしまいました。
 上みたいなこと書いてありますが、結構マルチに何でもいけるくちです。

 ショタコン同好会は、有志の魔物娘の集まりなので、特に限定された種族のトップなどはいないと言う設定です。少なくともこの文章の中では。
 誰かこの設定を広げてくれないかな〜って(チラッ

 最後に、この中に出てきた魔物娘の中で、心当たりのある娘を書いた覚えのある方へ謝辞を。
 この話を書いたのは大体あなた方のせいです。どうもありがとうございました。
 勝手に出演させてすみません。

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