読切小説
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魔物娘と国勢調査
男=現代に生きる男
ア=男と暮らしているアリス


男「なあ、ちょっと質問なんだが」
ア「なんですか?」
男「なんで国勢調査の用紙にお前のことが書いてあるんだ?」
ア「だって私、お兄さんの家族ですから。これって、家族全員が書かないといけないんですよね?」
男「……あのなあ」
ア「あれ? 何かいけなかったですか?」
男「いけないに決まってるだろ」
ア「えっ……それってお兄さんにとって、私は家族じゃないってことですか……?」
男「は?」
ア「そうなんですね……」
男「いや、そういうことじゃなくて、この世界では魔物娘っていう存在自体がだな」
ア「あの時、私の家族になってくれるって言ってくれたのに……嘘だったんですか………ぐす」
男「っておい、泣くな! 嘘じゃないから! 本当にお前のことを家族だと思ってるから! だから泣くな、泣くなってば……」





男「結局、あのまま出してしまった」
ア「ねえ、お兄さん」
男「ん?」
ア「これで私達、公式な家族ですねっ」
男「……そうだな」
男(ま、いっか。嬉しそうだし。でも学歴とか思いっきり捏造しちゃってるのはいいのか?)
10/10/19 03:00更新 / ぞろ

■作者メッセージ
 はじめまして。
 なんか思いついたので投稿してみました。
 捏造はよくないです。

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