読切小説
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とあるサキュバスの退屈な日常。
人間の男って、どうして、こうも退屈なのかしら。欲情した男達に囲まれながら、アイビーはそう思った。町中から集まった屈強な男ども。最初こそ、私に敵意を見せた彼らも、今では、私の虜である。

『…もう、そんなに、私のお尻が好きなの?』

四つん這いになって、「椅子」になっている元王だった男は、うっとりとした顔で首を縦に振っている。両サイドでは骨隆々の男が、その体にふさわしいペニスを勃起させている。私が彼らの亀頭を撫でてやると、彼らはすぐさま勢いよく射精した。

『やだ、手についちゃったじゃない…』

指先にこべりついた白い液体を舐めとると、とろりと濃い味がする。私は、尻尾をくるりとペニスに絡ませる。男の顔が引きつる。どろりとした精液がどくどくとこぼれる。

『…よくできました。それじゃあ、次まで、射精は禁止ね』

やおら立ち上がる私。椅子が悲しげな眼で私を見る。一日で制圧したこの宮殿を東に歩くと、大きな浴場がある。そこには、私の登場を今か今かと待っている私の僕達が、全裸で待機していた。

『やだ…気が早いんだから』

兵士長のナットが前に出る。彼は歴戦の勇者であり、この王国でも屈指の武勇だった。そんな彼の雄々しい体に、魔物娘としての本能が疼く。

『すごい、びんびんに立っているのね』

彼のモノをさすると、びくんびくんと、ペニスが痙攣した。こんもりとした陰毛の間からそそり立つそれは、まるで、塔のようだった。私は、かがみこむと、舌で裏筋を舐め始めた。

『ぺちゃ…ぺちゃ…ぺちゃ、もう、何見てるのよ、早く貢物を出しなさい』

おおっと沸き立つ男達。次々と私に近寄り、そのペニスを差し出す。とたんに鼻をつく異臭が深くなる。私は兵士長の玉袋を舐める。右手と左手で下僕のペニスを触る。

『んちゅっ…んちゅっ…んんちゅっ…あん…おいしい…ばきばきに勃起して…欲情してるのね…』

私が男のモノを喉まで咥えると、男はたまらず射精した。喉もとに熱い精液が走る。鼻を伝って濃厚なにおいが香り立つ。

『ほぉら、何やっているの?もっと、乳首に我慢汁擦り付けて?』

私がそういうと、男が亀頭を乳輪に押し付けてくる。ああっという悲鳴がして、すぐに射精してしまう。我慢汁でべとべとだった体がさらに熱くなる。白い精液が迸る。もっと、我慢しなきゃだめじゃない。男の子でしょ?

尻尾でペニスを扱く。亀頭の穴に、尻尾の先を出し入れする。たちまち男の腰が揺れ、びゅくびゅくと精液が迸る。顔に擦り付けられたペニス。裏筋からカリまで味わった後、丁寧に舌を絡め、喉元まで咥えこむ。

『…あん…ああん…ちんぽ…いっぱい…』

男に回りを囲ませ、次々とペニスを舐めていく。金玉を触ると、男のソレが嬉しそうに上下する。と、屈強な男の中に、貧弱な体つきをした男を見つける。指をくいっと動かすと、その男が前に出てくる。

『あなた…名前はなんていうの?』

男が恥ずかしそうに自分の名を告げる。彼は新米下級兵士のミゲルというらしい。年は十五前後といったところか。がりがりの体に、弱弱しいペニス。皮が被っている。私は、ふふと微笑むと、彼のペニスを尻尾で扱き始める。

とたんに、顔を真っ赤にするミゲル。今度は、舌先でペニスを舐める。チロチロと蛇のように。すると、彼の腰ががくがくと動いた。

『…やだ…がまんできない…』

たまらなくなり、ペニスの皮の中に舌をつっこんで舐めた。カスがこべりついたようなくっさい匂いが鼻につく。ミゲルが私の頭を押さえて、必死にひっぺがそうとするが、そうはいかない。

『んじゅぶ…んじゅぶ…えろ…えろ…あは…ぐちゅぐちゅ…』

ミゲルがたまらず我慢汁をしたたらす。私はそれを舌でなめとる。ミゲルのペニスがガチガチになったところで、んぱぁと口を離す。彼は突然に恍惚の時間が奪われて、愕然としている。ペニスがひくひくと動いている。

『あん、ミゲルぅ、私のここに、射精してぇ?』

三角の布きれをとると、男達から歓声があがる。私は、M字に股を開きながら、男達に見せつけるように、指で触り始める。しっとりと汗でぬれた陰毛の下、柔らかくとろりと解れた襞をクチュクチュともてあそぶ。

足を上げると足指で、ミゲルのちんぽを挟んで扱く。彼のペニスがガチガチに固くなっていくのが分かる。私は、中指と薬指を、おまんこにいれ、押し込むように、ぐちゅぐちゅとかき回した。

『…はぁん、童貞ちんぽ扱いて、私のおまんこに、かけてごらん?』

ミゲルが苦しそうな顔をする。あっと声が漏れて、勢いよく精液が飛び出す。おまんこに、白い精液がデコレーションのように飛び散った。

『…あん…ミゲル、よくできましたぁ』

私は足先をミゲルのペニスから離すと、兵士長のナットを呼ぶ。正上位での交尾。ナットのペニスはガチンガチンだった。

『ねぇ、ナットぉ、私のおまんこを犯して?』

ナットが興奮したように、頷く。押し倒すような恰好で、ペニスを突き出す。最初はぬるりぬるりと愛液で滑っていたが

『あん、もっと、ずっぽし、入れて?』

私が両手でおまんこの肉を広げると、ナットはペニスを押し込んでくる。荒々しいオスのちんぽ。ぐちゅっと音がして、おまんこの奥まで突き刺さる。ミゲルを含めた他の男が羨望の眼差しで私を見る。

『あはぁん…種付け交尾ぃぃ…』

ナットが胸を荒々しくもみしだく。はぁっ、はぁっと漏れる声。汗ばんだナットの体からはオスのフェロモンが出ていた。がっちりと足をナットの腰に回し、腕で体を締め上げる。

『…はぁ…はぁ…はぁん…』

おまんこをひくひくさせながら、ペニスを締め付ける。

『ほら、ミゲル。何、ぼうっとしてるの、結合部を舐めるのよ』

そういうと、最初は戸惑っていたものの、熱に浮かされたようなミゲルが四つん這いになって、私達の結合部をペロペロと舐め始めた。

『はぁ…はぁっ…はぁ…ん…最高…ねぇ、ナット、私のおまんこに、濃ゆいの出して?』

密度の濃い空間、汗ばんだ体がぶつかりあう度に、ニチュニチュと粘膜がこすれあう音がする。ナットが苦しそうな顔をしてペニスを出し入れしている。私は、ナットの乳首をつまみながら、彼と深くキスをする。混ざりあう唾液。それを飲みあいながらの濃厚なセックス。ミゲルは我を忘れたように、愛液と我慢汁がしたたる恥部を舐めている。

『ああっ…ああっ…おまんこ、いいっ、おまんこ、いいいっ、イクッ、イクッ』

と、次の瞬間、ナットのペニスから熱い精液が迸った。



精液の匂いにまみれた大浴場。タイルの床はおろか、壁面まで精液まみれになっている。男達は我先にと、私の体を求めあっていた。かくいう私はというと、たくさんのペニスに囲まれながら、ベッドでの遊戯の続きを考えていた。





13/04/06 23:41更新 / ケット・シー

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