その学校は、都から遠く離れた田舎にあった。 普段は1000人近い生徒が寝泊りする寄宿舎ではあったが 夏休みの間は大半が故郷の親の元へ帰っていた。 そのため少年の上げた悲鳴も魔物の上げる嬌声も、 誰の耳にも届くことはなかったのである。

■ 始まりの夜 11/04/14 16:27 ■ 異変 11/04/19 13:43 ■ 飢えと寒さと温もりと 11/04/14 16:24 ■ 解放された欲望 11/04/19 13:51 ■ 魔物は婚う 11/04/22 21:33 ■ 輪舞曲は続く 11/04/26 21:41

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