読切小説
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小さな箱を拾ったんだが、
その日の夕方、彼は遊びの帰りに小さな箱を拾った。
「これ、なんだろ。」
箱は頑丈なようだが、鍵は掛かっておらず、簡単に蓋が開いた。
「わぁ、綺麗な色だなぁ。」
そこには見たことが無い色の綺麗な玉が入っていた。少年はその箱を大事に抱え込み、家へと走って帰り、自分の宝箱にその「経箱」をしまいこんだ。

その夜

「…ア…アッ…」
少年は部屋の外から聞こえた奇妙な声で眼を覚ました。
「お母さん?」
その声は両親の部屋から聞こえ、母の声によく似ていた。
「こっちに来るな!部屋に居なさい。」
部屋の扉のノブに手をかけると、父が怒鳴ってきた。しかし、来るなと言われて行かない人が居るだろうか。
「お父さん!…?」
少年は部屋へ入り眼を丸くした。そこには父の上に馬乗りになっている母と、その二人を囲むように数人の女性がたたずんでいた。その中でただ一人ローブを羽織った少女が少年へ一歩踏み出した。
「…ひっ。」
少年はその少女に恐れを抱き、自分の部屋へ駆け込んだ。
「はぁ、はぁ。あ、あの子はいったい。」
少年は宝箱を抱え、ドアにもたれて、息を殺し、夢であって欲しいと願った。「あらぁ、どうしたの?ボク?」
少年が声に反応し顔を上げると、そこにはさっきの少女が居た。
「あ、あぁ、ぁぁ。」 ガタッ
少年は恐怖で声をあげることもできず、宝箱を落とした。
「あら、そんな所にあったの。」
少女の目が拾った箱へ移る。すると何を思ったのか少年は箱に手を伸ばした。
「え、そ、それで何をするのかしら?」
明らかに動揺している少女の声を聞き流し、少年は中の玉を取り出し、軽くにぎった。
「そ、そんな、乱暴に、きゃ、扱わないで。…ん」
すると少女は顔を赤らめ、少年を睨んでいる。少年は今度は先ほどよりも強く握ってみる。
「いやぁぁぁっ、やめれ、」
少年はその反応に興味を抱いたようで、突っついてみた。
「ひゃ、こしょばい。やめてってば、」
少年から玉を取り上げようと手を伸ばすが、全く届かない。突っついていると、一箇所指が深く入り込む場所があった。
「やめてっ、そこは、そこだけはやめてっ。」
少年は少女の声を無視し、限界まで指を突き入れる。
「あぁぁぁぁぁぁぁぁ、」
少女は股を押さえ、座り込む。その姿に快感を感じた少年は、少年は指を曲げたり、抜き差ししたり、色々動かしてみた。 少女はそのたびに嬌声を上げ、夜は更けていった。

夜明けごろ

「あなたとなら、夫婦になってもいいと思っていたのに。」
少女が様々な体液にまみれ、息も絶え絶えになっているのを、少年は玉を握り締め、見つめていた。

                        …Not to be continue
13/08/13 01:12更新 / 触手を愛する変態

■作者メッセージ
初原稿です。気に入らない所があれば言って下さい。
      色々考えていたんですけど、途中からわけ解らなくなりました。
      なら書くなよって話ですか。でも書きたかったんだ。

あれぇ?

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