読切小説
[TOP]
洞窟にて・・・
気がつくと知らない洞窟にいた。
洞窟には松明などがないが青白く不気味に光る石があり、真っ暗といううわけではない。
出口を探すがむしろ洞窟の奥に進んでしまっているような感覚がする。
進んでいくと広いところに出る。外ではなかった。
女の子がいた。
床に届きそうなほど長い若干の入った黒髪。
少女というよりは幼女に分類されそうな見た目。
そして顔は百人が見たら百人が「美しい」と思いそうな顔。
真っ赤な瞳でこちらを睨んでいた。
 
「・・・・何見てんのよ。キモっ。」

女の子が喋る。好感度は低いようだ。
とりあえずここはどこなのか聞いて見る。

「ここはどこかって?・・・私の巣よ。私はここに住んでるの、文句ある?分かったらさっさとどっか行ってくれない?」

冷たい態度。不機嫌なようだ。
女の子の顔を注視していたが、体を見ると局部を小さい布で隠している際どい格好をしていることに気づく。

「まだじろじろ見てる・・・自分を無害に見せながら頭では私にいやらしいことをしようと考えているんだわ。」

否定する。
しかしこの女の子には魅力がある。
幼女に性的興奮をすることを非難する人にこの子を見せたらその人は間違いなくこの子に夢中になる。
口では否定しつつも、いかがわしいことをしようと考えている自分がいた。

「そんなことしてない?性犯罪者がよく言う台詞ね。」

話題を変えようと考える。
暗くてよく分からなかったが女の子の背中から角のようなものが4本ほど生えていることに気づく。
女の子に聞く。

「背中に何かついてる?なんでもいいでしょ。・・・と言うかやっぱり私の身体見てるじゃない。性犯罪者。」

角らしきものが動く。
角の根元だけでなく、角の途中からも動いている。
角ではないようだ。

「・・・あら?その股は何?性犯罪者。」

言われて自分の股を見る。
自分のものが大きくなり、ズボンの形を変えていた。

「・・・・・気持ちわるい。勃起性犯罪者。」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

これ以上ここにいても女の子に罵倒されるだけと判断し、出口探しを再開する。
ちなみに女の子に出口を聞いたが「知らないわよ。」と言われた。

進んでいたところを逆に進む。
進んでいった先が洞窟の奥なら逆に行けば出口に違いない。
しばらく歩くと広いところに出た。しかし外ではなかった。
同じ場所だった。女の子がいた。

「・・・・ッ!?何でまだここにいるの勃起性犯罪者!」

今度は女の子の背の方から来たから女の子は自分が来るのに気づかなかったようだ。

「帰ったと見せかけて後ろから襲おうとしたのね・・・陰湿な勃起性犯罪者・・・」

否定しても信じてくれなさそうだったので、今度は否定しなかった。
初めて会った時よりも女の子に近づいたので彼女が何かしていることに気づく。
糸、蜘蛛の糸のようなものを操っている。
話題変更に聞いてみる。

「私が何しようと勝手でしょ。さっさとどっか行ってくれない?陰湿勃起性犯罪者。」

自分の呼ばれ方がひどくなっている。
あたりを見渡す。
よく見ると壁にたくさんの穴があり、その穴はどこかに繋がっていそうだった。
もしかしたら出口に繋がっている穴があるかもしれない。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「うわっ!また来たわねこの卑怯卑劣変態ストーカーロリコン犯罪者予備軍・・」

自分の呼ばれ方がだいぶ長くなってきた。寿限無に勝てるんじゃないだろうか。
その後ひたすら出口を探したが見つからなかった。
進む先は全て女の子のいる場所であり、再会するたびに変な呼ばれ方が付いていった。

「・・異常陰湿勃起性犯罪者!・・・・ハァ・・ハァ・・」

疲れてる。そんなに呼ばなくてもいいのに。

「うわ目つきキモっ!・・・何か弱みを握ろうとしているんだわ・・・」

疲れてきた。こんなに歩くなんて今までなかっただろう。
探索は諦めて寝ることにする。
女の子はまた罵倒していた。無視しつつ適当な穴に入る。
通路で横になり、目を閉じる。
起きたら探索の続きだ。
しかし出口が見つからなかったらどうしよう。ずっとここに住むことになるかもしれない。
女の子のない通路は静かだったが狭く、ゴツゴツしており、そしてそんなことをずっと考えていため、なかなか寝れなかった。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

頭に強い衝撃。
目を覚ます。知らない間に眠っていたらしい。
女の子がいた。より不機嫌そうな顔をしている。
女の子の片足が浮いている。頭を蹴って起こしたのだろう。

「ちょっと!ここは私の家よ!勝手に眠らないでくれる!不法住居者!」

出口が見つからないから仕方なくここで寝たと言うと、

「知らない!とにかくここで寝るな!というかここにいるな!さっさと出ていって!」

叫びながら何度もこっちを蹴ってきた。

・・・流石に苛立ってきた。
知らない場所に置かれ、助けてくれないどころか出会う度に罵倒し、睡眠も許さない。
相手がいくら美少女だからってこれで怒らない人は存在しないだろう。

女の子に飛び掛かる。
女の子は飛び掛かってきた自分に心底驚いたような顔をしていた。
両肩を掴む。
抵抗は全くなく、そのまま一緒に倒れていった。

「イヤぁっ!」

女の子の甲高い声に急に冷静になる。
女の子の上に大柄な自分が覆いかぶさっていた。
女の子の背にある角もどきがクッションのようになって床に女の子の頭が当たることはなかったようだ。
謝ろう。
いくら苛立っていたとはいえ、暴力は許されない。
そもそも他人の家で勝手に寝ようとしていたのだ。
自分の家で知らない人が家中を歩き回った後、勝手に寝ると考えると女の子が怒るのは当たり前だ。
顔を上げようとする。
ちゃんと謝ろう、そして眠らずに出口探しを再開ーーーー

激痛

右鎖骨の上に激痛が走る。刃で刺したような痛み。
噛まれた。女の子に噛まれた。
女の子は涙目で睨んでいた。

「最低!最低!暴力とか最低!離れて!さっさと出ていって!クズ!」

・・・・堪忍袋の緒が切れるとはこのような感覚なのだろうか。
噛まれた後が痛む度、怒りが増す。
なぜ自分は暴力を振るう事を躊躇したのだろう。
いや、躊躇して正解だ。
この空間には2人しかいない。
自分がやろうとすることを非難するのは彼女のみ。
その彼女も押さえつけて抵抗できないようにしている。
相手はこれまで見たことないような美少女。
・・・この雌は暴力を振らずともより大きな快楽を得ることができる。

雌の股の局部を隠している小さい布を剥ぎ取る。

「・・・ッ!?ちょっと!?なにすんのよこの変態!ロリコン!」

毛は生えてなく、ぴっちりと閉じていた。
自分のズボンを脱ぎ、パンツを脱ぎ、完全に反り返った自分のものを露出する。
股を肉棒でつつき、入口を探す。

「ヒッ・・・や、やめなさい・・・やめなさいよ・・・」

入口を見つける。

「やめて・・・」

思い切り突っ込む。

「いやああああああああっ!」

すぐに奥をつく。肉棒は半分も入らなかった。
しかし無理やり奥に入れる。全て入るように、己の欲望を満たすために。
全て入りきった。雌のお腹が縦に細長く膨らんでいた。
腰を振る。雌に肉棒を叩きつけるように。

「んあっ!んっ!やっ!やめろっ!このレイプ魔!本当に性犯罪者になったわねっ!」

雌は今まで通り罵倒してきた。
今までは苛立の原因でしかなかったが、身体を押さえつけられた雌の精いっぱいの抵抗だと思うと興奮する。

「強姦魔!少女性愛者!社会不適合者!」

雌の顔は涙、鼻水、涎でぐしょぐしょだった。
嗜虐心を刺激される。さっきから全身が焼けるように熱い。
雌の右鎖骨に噛み付く。意趣返しだ。

「んぎっ!」

喘ぐ雌。

「んはっ♡・・・待っ♡・・待って♡・・・謝る♡・・謝りますから♡・・・」

「ごめんっ♡ごめんなさい♡今まで♡悪口言ってぇごめんなさい♡・・・」

謝る雌。
自分はこの雌を支配した。
なんという高揚感。なんという全能感。
雌は許しを乞うているが絶対に許しはしない。
自分の欲望を満たす道具にする。
そのことをメスに伝える。

「ああっ♡そんなっ♡嬉ひい♡嬉しいですっ♡もっと私を滅茶苦茶にしてください♡」

雌は嬉しそうだった。
腰をさらに早く振る。

「んあっ♡激しい♡も♡もうすぐ出すんですね♡中に出して♡奥に出して♡いっぱい出してぇ♡あなたの赤ちゃん♡生ませてぇぇぇぇぇぇぇ♡」


孕め


「んはああああん♡♡♡んん〜う♡中でてる♡赤ちゃん汁いっぱい出てる〜ッ♡」

欲望を吐き出す。欲望を注ぐ。
雌はとても嬉しそうだった。
しかし自分はまだ不満だ。
この程度では欲望は満たされない。
再び腰を振り出す。

「あっ♡またっ♡まだ足りないんですね♡どうぞ♡気の済むまでしてください♡」
22/05/21 23:52更新 / えむ

TOP | 感想 | RSS | メール登録

まろやか投稿小説ぐれーと Ver2.33