読切小説
[TOP]
干支と12星座
「なあ、なんか関係ない奴が混じってるようなんだが?」
 主催者が集まっている魔物娘を見ながら手伝いのスタッフを頼んだ幼いリリムに聞く
幼リ「噂を聞いたらしく集まってきて入れなかったら暴動が起きてイベントが出来なくなりそうだったので、・・・すいません」
 頭を下げるリリムの頭を撫でて
「まあ、何とかなるか。とりあえず始めるか」

干支

「まずは子の」
幼リ「ラージマウスさん」
ラ「よろしく」
(「火鼠は修行に集中して、ドーマウスはねぼけてて服装がやばかったからな」)

「次は丑の」
幼リ「ホルスタウロスさん」
ホ「ミルクよろしくね」

「次は彼女達しかいない」
幼リ「人虎さんです」
虎「わたしの恋人になりたいものはわたしより強くなれ。戦いたい者はこい。わたしはいつでも挑戦はうけるぞ」
(『魔王様に頼んで来てもらうようにお願いしたんだよな』)

「つぎは」
幼リ「ワーラビットさん」
ワーラ「私たちの友達になってくださいね」
(『マーチヘアのほうが好きなんだが服装がやばいうえに、問題発言が在るだろうからこっちに依頼したんだよな』)

「さて次は辰の」
幼リ「硫酸・・・いえ、龍さんです」
龍「私は愛してくれるなら特に言うことはありませんね」

「さて干支の半分の巳は」
幼リ「魔物娘の中でも嫉妬深さで1、2を争う。白蛇さん」
白「否定できませんね」

「干支の後半戦。午は」
幼リ「ナイトメアさん」
ナ「あの、本当にわたしでいいんですか?」
「ああ」
ナ「えっと、よ、よろしくお願いします」

「また、彼女達以外いない魔物娘の出番」
幼リ「ワーシープ」
ワーシ「眠い・・・」

「続けてまたもや、彼女達以外いない魔物娘」
幼リ「カク猿さん」
カ「よろしくっ」

「さて酉です。まあ鳥と言っても鶏なわけで」
幼リ「コカトリスさんです」
舞台袖から顔を出してサッと引っ込み、そして出てくると頭を下げて素早く反対側に去っていく。
「彼女なら仕方ないか」

「さて次は戌で」
幼リ「コボルトです」
コ「まだ、ご主人様はいません。早くペットになって頭撫でてもらいたいです」
(『ぎりぎり問題発言じゃないはずだ』)

「さて、干支の最後は企画を考えたときはまだ彼女達しかいなかった」
幼リ「猪を家畜化したのが豚である。オーク」
オ「私達もご主人様募集中です」

12星座
牡羊座
「さて12星座編最初は牡羊座の」
幼リ「ワーシープさん」
「・・・あれ」
幼リ「ワーシープさーん。また出番ですよー」
牡牛座
「えっとワーシープさんが出て来ませんが、次行きましょう。次は牡牛座」
幼リ「ミノタウロスさん」
ミノタウロスがワーシープを抱っこして入ってくる。
ミ「待っている間に寝てしまってな。起こすのもかわいそうだと思ってな」
幼リ「そうですか。何かコメントは?」
ミ「激しく犯してほしければ赤い服を着ろ」
双子座
「さて次は」」
幼リ「魔物娘唯一の双子。リリラウネ」
リリ「「私達だけじゃなく、アルラウネの蜜もよろしくね」」
蟹座
「次はバスタイムさんの妻と同じ」」
幼リ「キャンサー」
鋏を振り上げて挨拶するとそのまま去る。
「コメントはなしですか」
獅子座
「さて獅子座は」
幼リ「スフィンクスさんです」
ス「誰か新しいなぞなぞのネタくれないかなぁ」
キマイラ獅子「おい、なぜわたしではないのだ」
「あんたは獅子だけじゃなくてドラゴンと山羊。おまけに蛇までついてるだろうが」
乙女座
「さて、12星座の半分乙女座は」
幼リ「私のお姉様のリリムです」
リリム「私でいいの?アリスやフーリーの方がよかったんじゃないの?」
「いや、彼女たちは幼すぎて乙女って感じじゃないから」
リリム「そう。穏健派のリリムです。夫はまだいません」
天秤座
「さて次は」
刑部狸「うちらの出番や」
「リザードマン」
警備スタッフのリザードマンが素早く来て連れて行く。
刑「な、なんでや。うちらの出番やろ。離せ。離すでやんすー」
「私は天秤座の天秤は乙女座の人が持ってたとしてるからな。あいつは元から持ってきてないし」
幼リ「天秤の付喪神はいないのでお姉さまたちの誰かが持ってた天秤ってことで」
蠍座
「蠍も彼女達だけですね」
幼リ「ギルタブリルですね」
ギ「今は砂漠を旅する人もラクダに乗る人はいない。ここにきて会った落武者が今の人達は鉄の猪に乗っていると言ってた」
(『落武者ー!何言ってんだー!』)
射手座
「射手座」
幼リ「サジタリアスの星矢(笑)」
「(苦笑)違う」
幼リ「はい。ケンタウロスさんですね」
ケ「なるほど、このために午の時はナイトメアを出したのか」
山羊座
「残り少なってきたな次は山羊座」
幼リ「サテュロスさん」
サ「私達と共に最高のワインを作りましょう」
水瓶座
「本来は水瓶を持っている人だけど。あれ男性だから」
幼リ「つぼまじん」
つ「水があるのに移動できたかな?」
魚座
「さて最後の魚座」
幼リ「マーメイドとシー・ビショプの姉妹さんです」
シ「あれ母娘ではなかったですか?」
マ「うん。あたしもそう聞いた」
「いや、多くの魔物娘出したくてね」
シ「そういうことでしたか」

打ち上げ
「えー。みなさん依頼を受けてくれてありがとうございました。おかげでイベントも無事終わりました。では、乾杯」
一同「かんぱーい」
「イベント終了後何かありましたか?」
虎「挑戦しに来た者が結構いたな。さすがに数が多いんで後日にしてもらったが」
ホ「ミルクもらいに来た人いました」
リ1「私達の蜜もらいに来た人もいました」
リ2「アルラウネの居場所も聞いてきました」
コカ「押し倒されて犯されそうになりました」
一同「なっ!」
リザ「危ないとこだったが助けられた。そいつは警察に引き渡した後ダークエルフがひきとったらしい」
幼リ「強姦は今は殺人罪と同罪ですもんね」
リリム「それにしても、男性であれば誰にでも股を開くと思われてるのはいやですね。私達にも選ぶ権利はあるし好みもあるんですからね」
コボ「ちょっと問題発言がでてる」
ワーラ「あれ、どうしたんですか?」
「いや、なんか忘れてるような気がしたんだが・・・まあ、いいか思い出せないなら大したことじゃないだろうし。打ち上げ楽しむか」





翌日。倉庫内で半裸で溶けた表情の刑部狸が見つかることとなる。
21/04/12 21:57更新 / 荒廃の魔王アゼル=イヴリスの友人の魔剣バハムート継承者

■作者メッセージ
バスタイムさん。名前無断拝借申し訳ありません。

前、打ち上げまで書いてたのがなくなって書き直してけど…前の方がよかったな・・・

さて本編とは関係ないことですが、スキュラに関して私はソードワールドでスキュラをはじめて知ったのでどうしても下半身が十二本のタコの触手に六匹の蛇のイメージが強いのですが。少し思ったのですがもし図鑑世界のスキュラが神話どうりに下半身が犬であったら魔王が代替わりしたら下半身の犬もコボルトやクーシーみたいになったのでしょうか?もしそうだったらスキュラコボルトを見たいなと思います。皆さんはどうですか?
では、感想と誤字(ないとおもうけど)をお願いします

TOP | 感想 | RSS | メール登録

まろやか投稿小説ぐれーと Ver2.33