私の首輪、あなたの鎖

「お、こいつはめずらしい商品を仕入れてますね、羽虫使いの旦那。」
「そうでもない。前の街から売れ残っていて困っているんだ。せめて祭りの間に売れないかと思って持ってきたが・・・」


「・・・」
「・・・」


「どうだ?買うか?」
「旦那、いくら安くてもこれは買いませんぜ。」
「そうだよな。やれやれ。」



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まろやか投稿小説ぐれーと Ver2.33