『こんな娘はきらいですか・・・?』





・・・ここは『イロトワーホル』の下町。
その一角に目出度く結婚して数ヶ月の夫婦がいた・・・

その日も・・・

パンパンパン・・・・・

「ぁっ♪あっ♪あっ♪イクッ・・イクゥゥゥっ!!」
「なかにっ、だすよっ・・・ぁぁぁぁっ!!」

ドピュルル、ドピュ・・・

・・・励んでいる最中だった・・・



数回の乱戦の後、ピロートークでのこと・・・



「・・・ねぇ・・・【ナリィ】・・・」
「はい・・・なんでしょうか・・・【ダリ】?」
お互いベッドにて横になり笑顔のまま就寝するだけ・・・になったときに不意に妻【ナリィ】に話しかけた夫【ダリ】・・・彼の表情は沈んでいた・・・

「・・・僕の相手・・・満足しているかい? 僕は君を満足させられているかい?」

ドキッ

「っ・・・・な、ナニをいっているのよ・・・満足視しているに決まっているじゃない・・・」

パタパタパタ・・・・

・・・問いの内容は察していただけると思うが・・・セクロスのことである。
その辛らつなダリの問いに少しきょどったナリィ・・・・尻尾もオドオドと動いている・・・

「なんか・・・結構無理にあわせているみたいだから・・・」
「そ、そんなこと無いわっ! ・・・・ダリのは気持ちいから・・・すぐイッちゃうのよ、私♪」
・・・その日ダリは心にしこりを残したまま話をあやふやに切り上げて夫婦共々就寝した。

・・・翌朝・・・

「じゃあ行ってきます、ナリィ♪」
「いってらっしゃい、ダリ♪」
チュッ・・・といってきますのキスとともに仕事に出かけるダリと見送るナリィ。
・・・そしてダリの姿が見えなくなって・・・

「・・・不味い・・・気付かれてしまったかしら・・・」
・・・溜息と共に吐き出した呟きには・・・・多少の焦りが・・・

ガチャッ・・・・キィッ・・・・・パタン・・・・

そして家に戻ったナリィであった。





・・・・・・・・・・・家の外から中を伺う影に気付かないで・・・・・・・・






・・・・・・・・・・ガチャッ・・・・キィィ・・・・・カチャン・・・

・・・影は静かにナリィの家へ近づいていった・・・

・・・・・・・・・

・・・・・

・・・

「〜〜♪ 〜〜〜♪」

鼻歌を歌いながら掃除をキチンとこなし、料理の仕込みを終え、洗濯も終わった昼下がり・・・

・・ソワソワ・・・ソワソワ・・・・キョロキョロ・・・・・・・・・・・タッタッタッタッ・・・・

「・・・ふふ・・・・ふふふふ♪・・・・・」
何やらソワソワし始めたナリィ・・・しきりに辺りに視線を配りつつ向かった先は・・・

・・・・・・・・・タッタッタッタッ・・・・・ガチャッ・・・・・パタン・・・・

リビング・・・

ではなくて・・・





夫婦の寝室の・・・自分の衣装棚だった。





「・・・ふ・・・ふふ・・・・ふふふふふふふふふふふふふ・・・・」
そして徐に全部で7段あるうちの上から3段目・・・その引き出しをザァーッ開けると・・・
ブラが大量に入っていたが・・・

ゴソゴソ・・・

それらをある程度退かすと・・・・

・・・・ガチャッガチャッ・・・・・・ゴトッ・・・・

箱が出てきて・・・ソレを持ち上げて・・・床に置いた・・・
置いたと同時に立ち上がり着ていた服を全て脱ぎ・・・一糸纏わぬ姿になり・・・
そして箱を開けると・・・・



















・・・・出てきたのは大量の道具。縄、張り型、なにかの液体、真っ赤な蝋燭、懲罰で使うような鞭、ピアッサーと大き目の数本のピアス、ビーズがたくさんついた紐、etc・・・・・



















・・・・・・俗に言う【SM】の道具だった・・・・

「ふふふふ・・・・・・・・あぁ・・・・・この張り型・・・・あの人と同じ形に【作って貰った】これで遊ぶのも・・・・暫くは控えなきゃね・・・」
・・・ちょっと寂しそうなナリィ・・・

・・・ソレをクローゼットの中から見やる影が・・・
ナリィは気付いていないようだが・・・

「・・・いえないわ・・・私は確かに満足していないの・・・・だって・・・・」




『もっとシテ・・・もっとイジメテ欲しいドMだなんて・・・』




・・・右手に張り型をもって左手を顔にあてつつ涎を垂らし爛々と輝く目をして、尻尾3本が振り切れんばかりにゆれて耳もたった状態で・・・しかもすでに秘所が濡れてきている・・・・・言う台詞では・・・あるか・・・

「・・・しばらくオアズケするまえに・・・♪・・・・はむッ・・んっ・・・ちゅぱっ・・」
・・・両手にその張り型を持ち直し・・・フェラを開始する・・・

「あむっ♪・・・はふぅ♪・・・・・・・・っぱぁ♪・・・では・・・・んっっ♪」
そしてビチャビチャに濡れたソレを・・・・秘所に宛がい・・・・埋めた。
ソレをくわえ込んだ蜜つぼはもう大洪水を起こし始めていた・・・

「ひゃうん♪ あくぅ♪ おぅん♪・・・ダリぃ・・♪ あんっ♪」
最愛の夫の名を唱えながら・・・
立ってフェラをしている状態から膝を折って・・・犬で言う【ちん○ん】スタイルでソレを左手で激しく上下させながら、自身も上下にスクワットをするように動き・・・
空いた右手で自分のふくよかな胸を揉み、乳首をときたま捻り、また強く握り・・・
口から涎と喘ぎ声を漏らしながら・・・

とても淫らに腰をふる・・・・・

「ダリぃ♪ ダリっ♪ もっと・・もっとはげしくぅぅ♪」
さらに上下のストロークが増えて・・・・心なしか上下するたびに震えている・・・軽くイッているようだ・・・・
それでも腰の動きは止まらず・・・
ついには左の動きに合わせ・・・尻尾でクリと菊門を攻め始めて・・・・

快感が加速する・・・・

そしてついに・・・

「あっ♪あっ♪あっ♪イクッ・・・イグぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっ♪♪♪」

バタッ・・・・・・・

全身の力が抜けて倒れこみ・・・・・

プシャァァァァァァ・・・・・・チョロ・・・チョロチョロチョロ・・・

・・・果てた。潮吹きと失禁のオマケつきで・・・
イク前にすでに床が水溜りでビシャビシャだったのに・・・
更に水量が増したそこは・・・

・・むわぁっ・・・・・

発情しきったメスの匂いであふれていた・・・・

「・・・ハァハァ・・・・・つ、次は・・アンッ♪・・・・」
プシッ・・・

まだイッタばかりというのに動いた為、再び軽く絶頂するも・・・
体を引きずる様に箱の前までいどうする。
・・・途中、床と乳首やクリが擦れて何度もイッタのは・・・内緒である・・・
・・・ちなみにソレはくわえ込んだままである。

「んくっ♪・・・・つ、次は・・・これ♪・・・」
と、右手に『ビーズがたくさんついた紐』をもち・・・何かの液体で満遍なく濡らす。

・・・ツプッ・・・ツプッ・・・ツプッ・・・・

「んっ♪ あっ♪ くふぅん♪・・・・」
そしてビーズを一つ一つ・・・菊門に入れていく。
・・・・入れるたびに喘ぎながら・・・

「っく♪・・・・・・・・ハァハァ・・・一気に・・・ぬK・・・ぅぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ♪♪♪」
プッ・・プププププププププププププププッ!!

プシャッ・・・

最後の一珠を入れ終えて、紐の先端の輪を思いっきり・・・・引き抜く。
すると今まで入れていたビーズが勢い良く飛び出し・・・・菊門がぽっかり口をあけるのと同時に再び潮を噴いて前のめりに倒れた・・・・

「ぁは♪・・・膣と・・・お尻がぁ♪・・・ゴリゴリしちぇ・・・♪」
・・・余韻に浸っていたナリィだったが、今まで膣に入っていたソレを・・・今度は菊門にねじ込み・・・

「あふぅぅん♪・・・・ハァハァ・・・つ、次は・・・こ、。コレぇ・・・♪」
・・・段々と焦点が合わなくなってきた目で次に手にしたもの・・・
・・・『紐がついた水晶』・・・?
一体如何するのだろうか・・・

その件の水晶を・・・膣に埋めて・・・・紐の先端にある鉄でできた板になにやら書かれている数字を押すと・・・

・・・・ヴヴヴヴヴヴヴヴヴ・・・・

「あひぃぃん♪ きたーっ♪ 『ヴァイブ』イイっ♪ おほぉぉっ♪」
・・・振動を始めた。
どうやらコレは『ヴァイブ』らしい。・・・・・鉄板の裏側にサバト謹製と書かれていたが・・・
金属盤にかかれた数字のうちすこし強めに設定して振動させ始めたナリィはもうすでにアヘ顔が出来上がっており・・・・普段の品行方正な顔は何処へやら・・・

ヴヴヴヴヴ・・・(コンッ・・コンコンッ・・)

ヴァイブの振動音と共に『何か硬いモノ』にぶつかる音が混じっている・・・
・・・膣と尻の壁越しにこすれあっている張り型であった・・・
その攻撃は見事にナリィのgスポットに当たりまくり・・・

「あひぁぁぁぁ♪ うぁ♪・・・ぅほぉぉぉっ♪」

プシャァァッ・・・プシャァッ・・・・プシャァァァァァッ・・・・

床に倒れこんでイキっぱなしであった。
そしてヴァイブが自動で弱くなっていき(どうやら安全装置らしいが・・・)力なく床に手足を投げ出しうつ伏せになり・・・・また失禁していた・・・・・

「・・・ぁぅ♪・・・ぁっ・・・ぁぁ♪」
・・・もう声も出ないようだ・・・


・・・・そのとき!


・・・ギィー・・・・・・・
・・・クローゼットがゆっくりと開き・・・中から・・・・

「・・・っへっ?・・・・ダリ・・・ぃ・・・?」
「・・・やっぱり、満足してなかったんだね・・・ナリィ・・・」
・・・仕事に行ったはずの最愛の夫・・・ダリがいた・・・




・・・裸になって分身をギンギンに滾らせながら・・・・




「・・・ごめん、君にどうしてもいえなかったことがあったんだ・・・実は俺・・・」




『君を壊したくて・・・壊したくて・・・たまらない・・・どSだったって・・・』




「・・・いままで我慢してきたけど・・・・・・・もう遠慮は要らないよね?」
「っ! あぁ・・・♪・・・ダリぃ・・・」
加虐的な笑みを浮かべるダリをみたナリィは・・・・・背筋がゾクゾクして・・・・膣がキューーッとしまった。

「ナリィ・・・ダリじゃないだろ?・・・・・『ご主人様』っだろう?」
徐々に近づいていきナリィの前でしゃがみ込み・・・・両頬を左で握りこみ持ち上げ・・・膝立ちにさせて立たせた。
そして目の前に分身を持っていき・・・・微笑んだ。

「っ!・・・はい♪ 『ご主人様』ぁ♪」
痛いはずであろう頬の握りこみですら快感に変わってしまって・・・・ダリの呼び方が変わった。

・・・・・・・・・

・・・・・

・・・

「はっ! とんだ変態だなっ! 縄で縛られて・・・蝋燭を垂らされて・・・いっちまうなんてなっ!!」
「はぁぁん♪ そ、そうですぅぅ♪私は・・・・ど変態ですぅぅ♪」
体中にキツク縄で亀甲縛りにされ、さらに両手両足を後ろに縛られてナリィが
ベッドの上で・・・よがりくるっていた・・・・
・・・大きなシミをこさえた上で・・・・

「おい雌キツネッ! お前は誰にでも腰を振る・・・・淫乱妖狐かっ!? それとも・・・おれ専用の変態稲荷かっ?!」
と、へそ下の縄を思いっきり上に持ち上げて・・・・下半身が浮くまで持ち上げてスジに縄を思い切り食い込ませ・・・言葉攻めをするダリ・・・

「きゃぁぁぁん♪ わ、わらひはぁ・・・わらひは・・・ご主人様のぉ・・・せ、専用のぉ・・・へ、変態肉奴隷イナリですぅぅぅぅぅぅぅ♪」

プシャァァッ

・・・アヘ顔になり白目を向きつつもすっかり出来上がった体は快楽を享受し、痛みすらも快楽にする中で、自分は夫の占有物であると・・・肉奴隷であると・・・叫びながらイッタ・・・・

「そうかそうか・・・だがな・・・」
と、ダリは言いかけた状態でナリィを俯けにさせて・・・箱の中から『鞭』を取り出して・・・

「誰がかってにイッテいいと・・・・いったぁぁ!! この変態がぁ!」

ピシィィィ!!!

「あひぃぃぃ♪」
・・・ナリィの綺麗なお尻を打ちつけた。


「まったく・・・こんなに躾がなっていない狐には・・・・調教が必要だなっ♪」
「・・・は、はいぃ・・・♪・・・たっぷりと・・・躾けてくださぃぃ・・・♪」

・・・・その夜は『いつもより激しい嬌声が響いた』そうな・・・・・・・

・・・・・・・・・

・・・・・

・・・


「じゃあいってくるよ、ナリィ♪」
「はい、行ってらっしゃい、ダリ♪」
・・・あの日からというもの、二人の生活は昼も夜も充実したものになった。

少しの変化を除いて・・・

「・・・・帰ってきたらかわいがってやろう・・・それまで・・・『抜くんじゃないぞ』?」
「・・・はぃぃ♪『ご主人様』ぁっ♪」

・・・ナリィの服の下には『縄が張り巡らされ』ていて・・・

ヴヴヴヴヴヴヴヴヴ・・・・・

・・・股間にはヴァイブが2つ・・・・音をたてて『前後のナカ』に入っていた・・・・・・・・


fin

イナリへの欲望を吐き出した結果がコレだよっ!
・・・どうもJACKRYです。

本番なしのチョイエロSS・・・いかがでしょうか?(´・ω・)


ps・・・PCを新しくするのでその更新作業が終わるまでSSのうPは暫くおやすみとさせていただきます・・・・ora

11/05/29 11:40 じゃっくりー

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