5日目 婚姻 前編
「・・・ふあぁ」
いつものように目が覚めた
いつものように午前8時、そしてセラが隣に・・・
「・・・あれ?」
居ない。
「・・・」
とりあえずここで呆けていてもなにもないと考え、布団から這い出す
「・・・?」
そして部屋を見渡してみると見覚えの無い物があった
「・・・タキシード?」
ハンガーにタキシード(セラの物ではない、多分)がかかっていた
「まあいいか」
特に考えることもなくセラを探しに家(ますます城にしか思えない)を歩きまわったが、
「・・・あれ?あれれ?」
セラがどこにも居ないぞ?
「どこに行ったんだセラは・・・」
と言いつつお腹が空いたのでとりあえず食堂に戻ることにした
「・・・」
そして食堂に着き、台所に入って食べ物を探しているとある物を見つけた
「これは・・・」
それはなんとエロ本だった(しかもおねショタ物だった!)
少し中を覗いて・・・
「・・・いや、見なかった事にしよう、うん、そうすべきだ」
とお経のように唱え、本をもとの場所に戻し、食べ物探しを再開した
「これとか食べれるかな」
若干ピンク色のハートっぽい形の果物(桃にあらず)を食べることにした
「・・・うん・・・まあまあ・・・かな?」
なんとも言えない味だった
「・・・ふう、そろそろセラをもう一度探してみるか」
食べ終え、とりあえず食欲を満たしたので、捜索を再開しようと・・・
「あれ?タチ、なにをしているんだ?」
セラがいた、背後に
「おぉっと・・・セラこそどこに行ってたんだ?」
と驚きつつ質問をすると
「ああ、すまない、これを取りに行っていたんだ」
セラはそういうなり手を前に出した
「・・・ウエディングドレス?」
「そう!不思議の国風のドレスだ」
言われてみると確かに淡いピンクの色で、装飾も少し不思議の国っぽかった
(具体的にはトランプのハートがかいてあったりしていた)
「・・・で、それで何を?」
「タキシードとウエディングドレスが揃ったらする事は大体決まっているだろう!結婚だ!」
セラの言葉で体が固まった。
「・・・え?」
そして頭の中で弾ける疑問
「あー、えっと、それっていつ?」
「今日の午後だ!」
苦し紛れの質問の答えで更に動けなくなった
「じゃあ寝室に行こう!タキシードをとる(ついでに一発する)ために!」
「い、嫌だああぁぁぁぁぁ!」
と言いながらどんどん寝室に向かっていくのだった
「そろそろお昼だが」
「・・・」
「何を食べる?」
答える気力もなくなった(連続で3回位絞られた)
「と・・・とりあえず食堂に行こう・・・」
「そうだな、いこう!」
魔物娘は本当に底なしですね・・・
セラの夫になったら死んでしまいそうだ・・・
「さて、何が食べたい?」
「うぅ~ん・・・とりあえず軽めの物を・・・」
こういうときにお前を食べたいと言うのが男の器量になるのかと思いつつ無難な選択肢を選んだ
「分かった、少し待っていてくれ」
とセラが言い、台所に消えていった
「・・・ふうぅ・・・疲れた・・・」
思えば今日は色々唐突過ぎた
作者が焦ってこのシリーズを終わらせようとしてんじゃないのかってくらい唐突だった
結婚て・・・出会って5日目ですよ5日目
最速を目指している訳じゃないのに・・・
とかなんとか考えている内にセラが戻ってきた
「ほら、・・・大丈夫か?」
セラがテーブルに料理を置くなり聞いてきた
「大丈夫だけど・・・せめて2発目の前に聞いてほしかったな・・・」
といいつつ体を起こし、食事を始める
「今日は友人のフロウケルプ(優しい彼氏募集中)から取った出汁の味噌汁とドーマウスから抽出させて貰った魔力を溶かしたミルク(意味深)だ」
「うん、あのね、まずせめて和風なのか洋風なのかをはっきりしようか、うん、まあ、そこは良いよ、一応僕も料理作る時やるし、でもね、ミルク(意味深)ってなんだよミルク(意味深)って、(意味深)のお陰で色々マッハだよ」
と、セラの台詞に対して長い突っ込みをした
「安心しろ、普通の成分調整牛乳だ」
「それならよかった、うん」
と、安心して牛乳を飲んだ
「あぁ~甘い」
美味しかった
味噌汁も絶品で体が楽になっていくように感じた
「では次はデザートだ、果物を持ってくる」
そして出てきたのは綺麗にカットされた果物だった
「ラブフルーツに蜂蜜をかけた物だ」
「ふぅ~ん、よくわからんがいただきます」
「あ~ん」
セラが突然果物を差し出してきた
「いや、いいよ、普通にたべれるよ」
「そうか、じゃあ口移しなら」
「あ~~~ん!」
冗談じゃない、いまキスなんかされたらダウンする
「ん、美味しい」
「そうだろう?私にもしてくれ」
「ほれ、あ~ん」
「あむっ ・・・うん、美味しいな」
「はぁ、大分楽になってきた」
「そろそろ時間だな、ほら、行くぞ、[旦那様】」
「もう悪意しか感じられないよ・・・」
いつものように目が覚めた
いつものように午前8時、そしてセラが隣に・・・
「・・・あれ?」
居ない。
「・・・」
とりあえずここで呆けていてもなにもないと考え、布団から這い出す
「・・・?」
そして部屋を見渡してみると見覚えの無い物があった
「・・・タキシード?」
ハンガーにタキシード(セラの物ではない、多分)がかかっていた
「まあいいか」
特に考えることもなくセラを探しに家(ますます城にしか思えない)を歩きまわったが、
「・・・あれ?あれれ?」
セラがどこにも居ないぞ?
「どこに行ったんだセラは・・・」
と言いつつお腹が空いたのでとりあえず食堂に戻ることにした
「・・・」
そして食堂に着き、台所に入って食べ物を探しているとある物を見つけた
「これは・・・」
それはなんとエロ本だった(しかもおねショタ物だった!)
少し中を覗いて・・・
「・・・いや、見なかった事にしよう、うん、そうすべきだ」
とお経のように唱え、本をもとの場所に戻し、食べ物探しを再開した
「これとか食べれるかな」
若干ピンク色のハートっぽい形の果物(桃にあらず)を食べることにした
「・・・うん・・・まあまあ・・・かな?」
なんとも言えない味だった
「・・・ふう、そろそろセラをもう一度探してみるか」
食べ終え、とりあえず食欲を満たしたので、捜索を再開しようと・・・
「あれ?タチ、なにをしているんだ?」
セラがいた、背後に
「おぉっと・・・セラこそどこに行ってたんだ?」
と驚きつつ質問をすると
「ああ、すまない、これを取りに行っていたんだ」
セラはそういうなり手を前に出した
「・・・ウエディングドレス?」
「そう!不思議の国風のドレスだ」
言われてみると確かに淡いピンクの色で、装飾も少し不思議の国っぽかった
(具体的にはトランプのハートがかいてあったりしていた)
「・・・で、それで何を?」
「タキシードとウエディングドレスが揃ったらする事は大体決まっているだろう!結婚だ!」
セラの言葉で体が固まった。
「・・・え?」
そして頭の中で弾ける疑問
「あー、えっと、それっていつ?」
「今日の午後だ!」
苦し紛れの質問の答えで更に動けなくなった
「じゃあ寝室に行こう!タキシードをとる(ついでに一発する)ために!」
「い、嫌だああぁぁぁぁぁ!」
と言いながらどんどん寝室に向かっていくのだった
「そろそろお昼だが」
「・・・」
「何を食べる?」
答える気力もなくなった(連続で3回位絞られた)
「と・・・とりあえず食堂に行こう・・・」
「そうだな、いこう!」
魔物娘は本当に底なしですね・・・
セラの夫になったら死んでしまいそうだ・・・
「さて、何が食べたい?」
「うぅ~ん・・・とりあえず軽めの物を・・・」
こういうときにお前を食べたいと言うのが男の器量になるのかと思いつつ無難な選択肢を選んだ
「分かった、少し待っていてくれ」
とセラが言い、台所に消えていった
「・・・ふうぅ・・・疲れた・・・」
思えば今日は色々唐突過ぎた
作者が焦ってこのシリーズを終わらせようとしてんじゃないのかってくらい唐突だった
結婚て・・・出会って5日目ですよ5日目
最速を目指している訳じゃないのに・・・
とかなんとか考えている内にセラが戻ってきた
「ほら、・・・大丈夫か?」
セラがテーブルに料理を置くなり聞いてきた
「大丈夫だけど・・・せめて2発目の前に聞いてほしかったな・・・」
といいつつ体を起こし、食事を始める
「今日は友人のフロウケルプ(優しい彼氏募集中)から取った出汁の味噌汁とドーマウスから抽出させて貰った魔力を溶かしたミルク(意味深)だ」
「うん、あのね、まずせめて和風なのか洋風なのかをはっきりしようか、うん、まあ、そこは良いよ、一応僕も料理作る時やるし、でもね、ミルク(意味深)ってなんだよミルク(意味深)って、(意味深)のお陰で色々マッハだよ」
と、セラの台詞に対して長い突っ込みをした
「安心しろ、普通の成分調整牛乳だ」
「それならよかった、うん」
と、安心して牛乳を飲んだ
「あぁ~甘い」
美味しかった
味噌汁も絶品で体が楽になっていくように感じた
「では次はデザートだ、果物を持ってくる」
そして出てきたのは綺麗にカットされた果物だった
「ラブフルーツに蜂蜜をかけた物だ」
「ふぅ~ん、よくわからんがいただきます」
「あ~ん」
セラが突然果物を差し出してきた
「いや、いいよ、普通にたべれるよ」
「そうか、じゃあ口移しなら」
「あ~~~ん!」
冗談じゃない、いまキスなんかされたらダウンする
「ん、美味しい」
「そうだろう?私にもしてくれ」
「ほれ、あ~ん」
「あむっ ・・・うん、美味しいな」
「はぁ、大分楽になってきた」
「そろそろ時間だな、ほら、行くぞ、[旦那様】」
「もう悪意しか感じられないよ・・・」
16/03/23 00:05更新 / 甘党
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