4日目 紅茶 後編
「やあ、久しぶり」
セラがヘアとヤコに挨拶を返す
「タチもひさしぶりー!」
「え、あ、お久しぶりです」
唐突に自分の名前も呼ばれ、少しどもってしまった
「んん~?何だか一皮剥けた?」
「まさかセラとした?」
「ああ、したぞ?昨日から3回位中に出された」
「おぉ・・・初夜からやるねぇ・・・」
「ちょっとその話後で詳しく聞かせて!?」
「あぁ、いいぞ?」
その会話を聞いているだけで少し目眩がした
「それじゃあそろそろ始めようか」
「そうだねー」
「一体どんな激しい初夜を繰り広げたんだろう・・・」
ヘアはさっきの会話から完全に妄想状態にはいっている
「それじゃあ早速一杯・・・」
そんなヘアを尻目に手慣れた動きで紅茶を入れて行く
「どーぞー、お菓子もあるよ?」
「有り難く頂こう」
お菓子といって差し出されたのは若干ピンク色のクッキーやビスケット
それを躊躇いなくセラは口に放り込む
「ん?食べないの?」
「あ、いただきます」
「はーい」
少し戸惑いながらもお菓子を口に放り込む
未だにピンクの食べ物を躊躇なく口に入れられないんだよなぁ
「あ、美味い」
「でしょー!」
ほのかに甘くてちょうど良いコクのような味、あと引く風味がかなり美味しかった
「ヤコは図書館で働くとともに趣味でお菓子作りもやっているんだ」
「へぇー・・・成る程」
「因みに紅茶の研究もしてるよ?」
「研究って・・・なんかすごいな」
そう言えば紅茶を飲んでいなかったと思い、紅茶を飲んでみた
「ん! 甘い!!」
結構甘かった
といっても絶妙な甘さでサラッとしていた
「そうか、私の紅茶は爽やかな味がしたな」
「え?」
同じポットから淹れた紅茶なのに味が違うらしい
「試しに飲んでみるか?」
とセラが聞いて来たので
「あぁ、飲んでみる」
と言ったらセラが紅茶を口に含んでおもむろにキスしてきた
「!!?!」
突然だったので抵抗も出来ず、セラと紅茶を口移しした
「どうだ?」
「いや、さっきと同じだ、甘い」
「え?私は爽やかだったぞ?」
するとヤコが
「その紅茶は私が開発したんだー♪」
と嬉しそうに言った
「どういう紅茶なんだ?」
とセラが聞くとヤコは
「飲む人の味の好みによって味が変わる紅茶!」
と言った
「それは凄い紅茶だな!」
普段は冷静(?)なセラも驚いている
「でしょー?苦労したんだよー?」
とヤコは言っているがその顔は相変わらずにやついていた
「ヤコって紅茶を売る仕事をしたら儲かるんじゃないか?」
と思った事を言って見たら
「仕事でこんな紅茶作ってたら倒れちゃうよ」
と返された
そして相変わらずヘアはうっとりしている
「ヘアも飲んだらどうだ?」
とセラが言い、正気に戻ったヘアも紅茶を飲み、
「う〜ん、美味しい!」
と感想をのべた
因みにどんな味がしたか聞いてみると
「苦味の中に深い味わいがあった!」
と言った
おじいちゃんかお前は
と心のなかでツッコんだ
「ヤコは飲まないのか?」
とセラが聞くと、
「実験の中でかなり飲んだから私は大丈夫ー」
と答え、お菓子を食べていた
「そんなこんなでもうこんな時間だ、そろそろ解散しよう」
とセラがいい、ふと机の上に置いてあった時計を見ると午後の6時になっていた
「あーまって!」
腰を上げて立ち上がろうとしたらヘアが
「まだ初夜の話聞いてない!」
と言ったので、腰をおろした
「そうだな、少し長くなるが私が全て説明しよう。
まあ初夜と言っても昼頃の話だが、昼食を食べた後、風呂に入ることにしたんだ
そのときに私がタチのいるふろの中に入り、タチを誘惑したら落ちた」
「いやいやまてまて!誘惑はされたが俺は逃げようとしたぞ!少なくともまだ落ちてない!」
「あ、でも落ちるんだ」
「青春だねー」
「とにかくタチを誘惑し、タチの体をいざ楽しもうとしたらタチが気を失って倒れそうになったから」
「なったから?」
「綺麗にお姫様抱っこで体を支えた」
「聞きたくないそんな話聞きたくない!」
俺、顔を手でおおって悶絶
記憶がないから本当なのかもわからない
「で、で?」
ヘアはかなり食いついている
「そのまま襲おうとしたら・・・」
「お前こないだ意識のない人を襲ってもつまらなそうって言ってなかったっけ?」
「まあとにかく襲おうとしたら、突然タチが目を覚まして」
「覚ましてないぞ!?」
「まさか夢見心地で私を襲ったのか?」
セラが詰め寄る
「え?そんな興味なさげなのに実はずっと襲いたかったの?」
「愛だねー」
ヘアとヤコも詰め寄る
「いや、威圧されても本当に覚えてないんだけど・・・」
「まあ良いが、それにしても凄かった」
「そんなに?」
「ああ、まさか■■■を■■■にねじ込むとは」
「そんな馬鹿な!?」
完全にアブノーマルな行為じゃないか!
「他にも■■■■に■■■しながら■■■をするなんて」
「わぁ・・・」
「結構凄いことする人だったんだ・・・」
「あーあー!聞こえない聞こえないーー!」
実は本当にアウトな所は聞こえていないんだけど
「まぁ、まさか夢の中でもあんなことやこんなことを要求するとは・・・」
「こわっ・・・」
「いやそれは俺関係無い!」
「とにかく凄かった」
「はぇ~ すっごい・・・」
「性欲MAXじゃない・・・」
「あー!あー!俺は無実なんだ!だからその冷たい視線をおくらないでー!」
と言っても冷たい(そうでもない)視線は止まらない
「セラ!助けてー!」
とセラに助けを願うも
「夫が必至になっているのを見ると何だかドキドキするな」
「大丈夫!セラは大体のプレイを受け止めてくれるから!」
「そうだね、このヤコが言うから間違いないね!」
とヘアとヤコがフォローになってないフォローをして、
そして、
「俺はなんもやってなーーーーーーーーい!」
気絶した
セラがヘアとヤコに挨拶を返す
「タチもひさしぶりー!」
「え、あ、お久しぶりです」
唐突に自分の名前も呼ばれ、少しどもってしまった
「んん~?何だか一皮剥けた?」
「まさかセラとした?」
「ああ、したぞ?昨日から3回位中に出された」
「おぉ・・・初夜からやるねぇ・・・」
「ちょっとその話後で詳しく聞かせて!?」
「あぁ、いいぞ?」
その会話を聞いているだけで少し目眩がした
「それじゃあそろそろ始めようか」
「そうだねー」
「一体どんな激しい初夜を繰り広げたんだろう・・・」
ヘアはさっきの会話から完全に妄想状態にはいっている
「それじゃあ早速一杯・・・」
そんなヘアを尻目に手慣れた動きで紅茶を入れて行く
「どーぞー、お菓子もあるよ?」
「有り難く頂こう」
お菓子といって差し出されたのは若干ピンク色のクッキーやビスケット
それを躊躇いなくセラは口に放り込む
「ん?食べないの?」
「あ、いただきます」
「はーい」
少し戸惑いながらもお菓子を口に放り込む
未だにピンクの食べ物を躊躇なく口に入れられないんだよなぁ
「あ、美味い」
「でしょー!」
ほのかに甘くてちょうど良いコクのような味、あと引く風味がかなり美味しかった
「ヤコは図書館で働くとともに趣味でお菓子作りもやっているんだ」
「へぇー・・・成る程」
「因みに紅茶の研究もしてるよ?」
「研究って・・・なんかすごいな」
そう言えば紅茶を飲んでいなかったと思い、紅茶を飲んでみた
「ん! 甘い!!」
結構甘かった
といっても絶妙な甘さでサラッとしていた
「そうか、私の紅茶は爽やかな味がしたな」
「え?」
同じポットから淹れた紅茶なのに味が違うらしい
「試しに飲んでみるか?」
とセラが聞いて来たので
「あぁ、飲んでみる」
と言ったらセラが紅茶を口に含んでおもむろにキスしてきた
「!!?!」
突然だったので抵抗も出来ず、セラと紅茶を口移しした
「どうだ?」
「いや、さっきと同じだ、甘い」
「え?私は爽やかだったぞ?」
するとヤコが
「その紅茶は私が開発したんだー♪」
と嬉しそうに言った
「どういう紅茶なんだ?」
とセラが聞くとヤコは
「飲む人の味の好みによって味が変わる紅茶!」
と言った
「それは凄い紅茶だな!」
普段は冷静(?)なセラも驚いている
「でしょー?苦労したんだよー?」
とヤコは言っているがその顔は相変わらずにやついていた
「ヤコって紅茶を売る仕事をしたら儲かるんじゃないか?」
と思った事を言って見たら
「仕事でこんな紅茶作ってたら倒れちゃうよ」
と返された
そして相変わらずヘアはうっとりしている
「ヘアも飲んだらどうだ?」
とセラが言い、正気に戻ったヘアも紅茶を飲み、
「う〜ん、美味しい!」
と感想をのべた
因みにどんな味がしたか聞いてみると
「苦味の中に深い味わいがあった!」
と言った
おじいちゃんかお前は
と心のなかでツッコんだ
「ヤコは飲まないのか?」
とセラが聞くと、
「実験の中でかなり飲んだから私は大丈夫ー」
と答え、お菓子を食べていた
「そんなこんなでもうこんな時間だ、そろそろ解散しよう」
とセラがいい、ふと机の上に置いてあった時計を見ると午後の6時になっていた
「あーまって!」
腰を上げて立ち上がろうとしたらヘアが
「まだ初夜の話聞いてない!」
と言ったので、腰をおろした
「そうだな、少し長くなるが私が全て説明しよう。
まあ初夜と言っても昼頃の話だが、昼食を食べた後、風呂に入ることにしたんだ
そのときに私がタチのいるふろの中に入り、タチを誘惑したら落ちた」
「いやいやまてまて!誘惑はされたが俺は逃げようとしたぞ!少なくともまだ落ちてない!」
「あ、でも落ちるんだ」
「青春だねー」
「とにかくタチを誘惑し、タチの体をいざ楽しもうとしたらタチが気を失って倒れそうになったから」
「なったから?」
「綺麗にお姫様抱っこで体を支えた」
「聞きたくないそんな話聞きたくない!」
俺、顔を手でおおって悶絶
記憶がないから本当なのかもわからない
「で、で?」
ヘアはかなり食いついている
「そのまま襲おうとしたら・・・」
「お前こないだ意識のない人を襲ってもつまらなそうって言ってなかったっけ?」
「まあとにかく襲おうとしたら、突然タチが目を覚まして」
「覚ましてないぞ!?」
「まさか夢見心地で私を襲ったのか?」
セラが詰め寄る
「え?そんな興味なさげなのに実はずっと襲いたかったの?」
「愛だねー」
ヘアとヤコも詰め寄る
「いや、威圧されても本当に覚えてないんだけど・・・」
「まあ良いが、それにしても凄かった」
「そんなに?」
「ああ、まさか■■■を■■■にねじ込むとは」
「そんな馬鹿な!?」
完全にアブノーマルな行為じゃないか!
「他にも■■■■に■■■しながら■■■をするなんて」
「わぁ・・・」
「結構凄いことする人だったんだ・・・」
「あーあー!聞こえない聞こえないーー!」
実は本当にアウトな所は聞こえていないんだけど
「まぁ、まさか夢の中でもあんなことやこんなことを要求するとは・・・」
「こわっ・・・」
「いやそれは俺関係無い!」
「とにかく凄かった」
「はぇ~ すっごい・・・」
「性欲MAXじゃない・・・」
「あー!あー!俺は無実なんだ!だからその冷たい視線をおくらないでー!」
と言っても冷たい(そうでもない)視線は止まらない
「セラ!助けてー!」
とセラに助けを願うも
「夫が必至になっているのを見ると何だかドキドキするな」
「大丈夫!セラは大体のプレイを受け止めてくれるから!」
「そうだね、このヤコが言うから間違いないね!」
とヘアとヤコがフォローになってないフォローをして、
そして、
「俺はなんもやってなーーーーーーーーい!」
気絶した
16/02/21 17:30更新 / 甘党
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