メリーホルスマス!
時間が流れるのはとても早いもので涼しく過ごしやすかった秋があっという間に過ぎ冬を迎え
もうクリスマス当日。
クリスマスといっても彼女もいない俺-早瀬亮太-はサンタの衣装を着てクリスマスパーティ用のケーキを買いに来たカップルに顔に出さないように怨嗟の念をこめ手渡すという、簡単に言うとケーキ売りのアルバイトに精を出していた。
「憎らしいお客さんしか来ないな……」
来る客のほぼ全てが魔物娘さんとのカップルばかりなのでお客が来ない時に思わず口に出してしまったので
「仕方ないよ、今はむしろ相手のいない君の方が珍しいよ?」
と隣に立っていたサキュバスの店長に聞こえてしまっていた。
「そういえば早瀬は何で相手できないの?そう顔が悪いわけでもないと思うけど?」
ありがとうございました〜と二人で営業スマイルを浮かべつつ俺の怨念のこもったケーキをカップルへ手渡した後に店長が尋ねてきた、自分自身で知りたいわと心の中で叫びつつも
「わかりませんよ、男女共学なんだからできて当たり前と思っていたんですけどねー」
と気だるげに返した、ちなみに男女比4:6程度で普通なら彼氏がいない子の方が多いはずだ。
「なに早瀬、避けられるようなことでもしてるの?」
皮肉な笑みを浮かべつつ店長が尋ねてきた、少し腹が立ったが我慢して
「俺はいたってまともな人間男性です、思い当たる節なんてありませんよ」
「じゃあ…中でケーキ作りしてる沙雪ちゃんにアプローチしてみたら?」
沙雪ちゃんというのはケーキ製作の方で同じくアルバイトをしている御津沙雪というホルスタウロスの子の事だ、本人曰く俺と同じく彼氏はいないらしい、可愛いのに、信じられない。
「御津さんですか?業務連絡以外で話しかけようとすると彼女から離れていってどう見ても脈なしですよ……」
「ほほう?それはどうだろうね?」
「何ですかその反応は……」
「別に、なんでもないよ♪」
愚痴りつつも業務を淡々と進めていく、もちろん怨念をこめることも忘れない。
そしてアルバイトの終わる時間が近づいた頃
「あ、雪だ」
大分客も少なくなったので横で首や肩を回していた店長が呟いたので空を見上げると確かに少しずつだが雪が降り始めていた。
「ホワイトクリスマスか…今年は彼女持ちはずいぶんとロマンチックに過ごせそうですね……」
「うん、なんとも素晴らしい聖夜だね、私も旦那と……」
そのまま少し顔を赤くしつつ妄想が口から駄々漏れな店長の横で心の中で店長や彼女持ち達に妬みの声を上げていると、いつの間にか我に返った店長が片付けを始めた、どうやらアルバイトの時間が終わったらしい。
さっさと帰って飯食って眠りたいものだ、彼女いない奴のクリスマスなんて日常に何の変わりもない。
「お疲れ様、今日はクリスマスだし余ったケーキ好きなの持って行っていいよ!あ、中でケーキ作りしてる沙雪ちゃんにも伝えておいてね」
片付けがもうすぐ終わりそうなタイミングで店長から特別サービスが言い渡された。
もらわずに帰る事もできそうだがどうせならという事でスタンダードなショートケーキを選んで持ち帰ることにした。
「それじゃあ、早瀬君、メリークリスマス、サンタ衣装で沙雪ちゃんに会わないようにね?」
「ベリークルシミマス、赤色は要注意ですからね……」
阿呆な事を言いつつアルバイトが終了し、後はサンタ衣装から着替えて御津さんに伝言を伝えるだけだと店内に入った途端
「あ」
「え?」
ちょうど中で旦那さんに同じような事を言われたのだろうか、調理服を着たままの御津さんと出くわしてしまった、流石ホルスタウロスと言うべきか調理服の胸の部分がとてもきつそうだ。
眼福眼福
「あ、ええと……」
「お疲れ様です、御津さん、店長がケーキ好きなのを持っていっていいよって言ってましたよ、それでは、メリークリスマスです」
「あ、はい、ありがとうございます…あっ……」
突然出くわしたせいで上手く喋れなさそうなので先手を打って店長からの伝言を伝えてさあ後はさっさと着替えて帰るだけだと更衣室の扉を開けた時である。
「んもぉぉぉぉっ!」
突然背後から猛牛のような鳴き声が聞こえたので驚いて振り向くとそこには顔を赤くして少し蕩けたような表情でこちらに向かって突進してくる御津さんの姿があった、なぜ?……あ
「しまった、サンタ服見せちゃぐほぅ!?」
言い終わる前に見事な突進を受けてそのまま更衣室の中に二人で飛び込んだ、その衝撃で偶然扉は閉まったようだ。
「はやせさぁぁぁん♪」
「御津さん、落ち着いて!?」
御津さんが嬉々とした表情で俺の腹の上で調理服を脱ぎだしたので静止の声を上げるが全く聞こえていないようである、そしてついに
ぶるんっ!
「おお…って違う!御津さん、止まっむぐぅ!?」
調理服を脱いだ勢いで服に押さえつけられていた巨乳が開放され、思わず声を上げてしまった、
そして気を取り直した途端に彼女の巨乳が俺の顔に押し付けられた、とても柔らかい…じゃなくて!
「むぐぐ…は、離れてください…」
胸に潰されないよう両手でその大質量兵器を押し返そうとしたが喋れるようになるのが精一杯で離せそうにない、それどころか
「あぁん……♥ もっと…もんでぇぇ♥」
さっきより蕩けたような声で更に強く胸を押し付けてきた、もはや押し返す事もできず手は巨乳を掴んだままで深い谷間に頭が挟まっているという状態になってしまった、
そうなると当然密着の度合いも高くなるので……
「あ…♥ はやせさんのが…あたってます…♥ とってもあついです……♥」
御津さんの谷間からの汗の匂いや母乳だろうか、甘い匂いとホルスタウロスの柔らかい胸の感触で愚息がすっかり硬くなってしまっているのがばれてしまった。
「ふふ…はやせさんのみるく、わたしにくださいなぁ……♥」
こっちの顔が真っ赤になりそうな台詞を恥ずかしげも無く言いつつ、抱きつくのをやめ、そのまま俺のサンタ衣装を脱がそうとしてきた、そのまま抵抗も空しく上も下も脱がされてしまった。
「御津さんやめてって、うぁ…」
「なんでですかぁ〜?はやせさんのおちんちんだってこんなにおおきくてかたくなってるんですよぉ?がまんはいけませんよ〜♥」
俺に跨り愚息をなで擦りながらうっとりとした表情で聞いてくる、すごいエロい……
「おや、はやせさんもそのきになってきたじゃないですかぁ〜♥ それではさっそく…んしょっ♥」
「うわっ!?」
俺の抵抗が弱まったのを見ると彼女は下のほうに移動し俺の愚息をその巨乳で挟んだ、すげぇ、先端が少ししか見えない……
「ほらほら、はやせさんのおちんちんがわたしのおっぱいにはさまれてほとんどみえなくなっちゃってますよぉ〜♥」
いつもの少しおどおどした態度は一体どこへ行ったのやら、淫蕩な笑みを浮かべて積極的に愚息にパイズリしてくる、愚息を間に挟みむにむにと形を変える巨乳の感触はとても柔らかく、我慢ができなくなってきた……!
「御津さん…もう…!」
「いいんですよぉ、おっぱいにもわたしにもみるくいっぱいかけてくださいなぁ〜♥」
そのままぎゅ〜っと巨乳ごと愚息を抱きしめてきた、それが決め手となった。
「うぁ……!」
「はぁ…♥ あったかいです……♥」
ドクンドクンと射精が続き、御津さんの胸と顔が白く染まる
「わたしのおっぱい…どうでしたかぁ……♥」
「すごい…気持ちよかった……」
息を荒げつつ答えると彼女は笑みを深めつつ
「ありがとうございます…おつかれのようですね…おっぱい、のんでいいですよぉ……♥」
と起き上がり先程まで愚息を虐めていた巨乳をこちらに向けてきた、心なしか乳首から液体が滲み出ているような……
「い、いや、これで満足したなら掃除して帰ろう?」
「いいえぇ…♥ ぜんぜんまんぞくしてませんよぉ…むしろこれからですよぉ…♥」
いつまでたっても一向に俺が突き出された巨乳に吸いつこうとしないのでちょっと不機嫌そうな顔をした後に自分から俺の口に乳首を押し付けてきた、思わず口に含んでしまった途端に
「ひゃぁぁぁ…♥」
「んぷっ!?」
いきなり乳首から母乳が噴出した、普段飲んでいる牛乳よりも甘くて美味しいのでつい自分からも吸ってしまった
「やぁん…♥ もっとすってくださぁい……♥」
俺の頭を抱き更に押し付けてきた、さっきよりも母乳が出てくる量が多くなったのか飲みきれず口からこぼれてしまう、というか息ができない…!
「むぐ…ぅ!」
必死になって息が出来ない事を伝えようと彼女の体を叩いたが彼女は「やんっ♥」と声を上げるだけで一向に離してくれない…
意識が朦朧としてきたところでふっと離れてくれた
「げんきいっぱいになりましたね…♥ ではこんどはわたしのなかもまっしろにしてくださぁい…♥」
彼女の母乳にどんな効果があるのか知らないが先ほど射精したばかりのはずの愚息はすっかり元通り以上になっていた。
その愚息の根元を掴み彼女はそのまま自らの秘所へあてがった、なんとなく察していたが彼女の秘所はびっしょりと濡れていていつでも飲み込める状態になっていた。
「待って!まだ間に合うから!御津さんにも好きな人いるでしょ!?」
「いますよぉ…これからそのひとにわたしのはじめてをあげるんですよぉ…」
「えっ!?でも…いつも話しかけたら逃げちゃうし…」
彼女の暴露に呆気にとられてしまう、いつも業務連絡以外で話しかけようとするとすみませんと言って逃げ去ってしまうからてっきり俺が苦手て避けているんだろうと思っていた。
「すみませんでした…話しかけてくれるのは非常に嬉しかったのですが…その、恥ずかしくて……」
ようやく暴走が収まって来たのか幾分か落ち着いた声になっていた。
「ですが今日早瀬さんのサンタ衣装を目にしてから気持ちが抑えきれなくなってしまいました…」
赤いサンタ衣装がスイッチになって抑えていた思いが暴走した、と……
「ですから、順序は逆ですが、大好きです、早瀬さん、お付き合いお願いします!」
「…はい、こちらこそよろしくお願いします」
断るわけも無い、御津さんの事が気になってはいたがまさかお互いに気になっていたとは思わなかった
「やった…ありがとうございます…じゃあ、受け取ってください…私の初めて……」
満面の笑顔で喜びの声をあげつつ愚息を一気にその秘所に飲み込んだ
「んっ…ひゃあぁぁ……♥」
「御津さん大丈夫!?痛くない?」
結合部から血が流れているのを見て酷く慌ててしまう、しかし彼女はというと痛みをこらえるというより恍惚とした表情を浮かべていた。
「らいじょうぶれす…♥ とっても…きもちいいれすよぉ……♥」
ろれつが回っていない、彼女の言うとおり痛みはさほど問題では無いようだ。
「それじゃあ…♥ うごきますねぇ…♥ はやせさんも…おっぱいもんでくらさぁい……♥」
ふわふわとした口調で言いつつも俺の手をとってに自らの胸に押し付けると跳ね始めた、
彼女の中はとても暖かく、またやんわりと締め付けてくる、さらに手から伝わる母乳があふれている胸の感触は非常に柔らかくていつまでも揉んでしまいたくなる程だった。
「ふぅぅん…♥ はやせさんのが…おくにあたって…♥ とってもきもちいいですぅ…♥ おっぱいもいっしょにもまれてぇ…おかしくなっちゃいそうです…♥」
「こっちも…御津さんの中が気持ちよくて…我慢できない…」
「がまんなんてしなくていんれすよぉ…♥ いっぱい…みるくくらさいなぁ…♥」
言いつつ彼女がさっきよりも激しく動き始め、あっという間に限界を迎えてしまう
「で…出るっ!」
「んっ…ひゃぁぁぁ♥」
射精する際にぎゅっと胸を握ったところ、びゅーっという音が聞こえるほど母乳が噴出しおかげで二人の体は真っ白になっていた。
「おっぱいもはやせさんのおちんちんも…とってもきもちよかったです…♥ おなかいっぱいで…しあわせです…♥」
「こっちも…御津さんの中…とっても気持ちよかった……」
「二人とも着替えにいつまでかかってるのー?お店の鍵閉められないんだけどー?」
二人で息を荒げてクールダウンしていると更衣室の扉が開いた、どうやらいつまで経っても俺と御津さんが出てこないので店長が見に来たようだ。
「ってうわ…二人とも真っ白じゃない…もしかして早瀬…」
「…はい、着替えようと店に入ったら彼女とばったりです」
誤魔化しようがないので全てを話した、店長は最初はやれやれといった表情を浮かべていたが更衣室の中の出来事になると途端に笑顔を浮かべつつ詳しい解説を求めてきた。
「なるほど、沙雪ちゃんは早瀬のことが前から気になってたけど恥ずかしくて話せなくて、想いだけが大きくなって、それで今日早瀬のサンタ服を見てタガが外れちゃったと」
「はい…」
しゅんとした表情で俯く御津さんと何かを考えている店長、俺はというと全裸で正座している。
「まあ、想いが伝わったのなら良かったじゃない、祝福するわよ二人とも」
「「あ…ありがとうございます!」」
やがてにっこりと笑顔を浮かべながら店長が言葉を放った、その言葉に俺と御津さんは涙を浮かべつつお礼を言った。
「でも流石に更衣室を掃除して帰りなさい、お風呂は2階のを貸してあげるから」
改めて更衣室を見渡すと御津さんの母乳と俺の精液で床が真っ白になっていた、これはひどい…
「あ、早瀬」
「はい、なんでしょう?」
御津さんを先にお風呂に入らせ、さあ掃除だと意気込んだところで店長が俺を呼び止めた
「沙雪ちゃんのおっぱいは美味しかった?」
唐突に聞かれて思わず吹き出してしまった
「いきなり何を聞いてくるんですか!?」
「ほら、あの子ケーキ作りできるから早瀬にミルク搾りしてもらって生クリームにしようかしらとね、早瀬もお店に来るたびに沙雪ちゃんとくんずほぐれつできるわよ?」
思わず想像してしまい顔が真っ赤になってしまった、なんてことをいうんだこの店長は…
「まぁ冗談よ、その気になったらいつでもOK出すけどね」
ぺろっと舌を出しつつそう言い放つと更衣室から出て行ってしまい、俺一人残される形になった。
その後御津さんが綺麗になったので俺も続いて風呂に入りさっぱりしたところで二人で更衣室を綺麗に掃除した、もちろん生クリームの話は内緒だ。
「店長ー、終わりましたよー」
「ん、お疲れ様、それじゃ帰ってもいいよ、雪結構積もってたから足元に気をつけてね〜」
「はーい、それじゃメリークリスマス、です」
「て、店長、さようなら…」
その後の店長への報告も滞りなく終わり二人で帰路に着いた、まだ雪は降っていて一歩ごとにぎゅっぎゅっと音が鳴る。
「……」
「……」
二人で並んで帰っているが共に無言で非常に気まずい…何か話題はないかと考えていると
「今日…ホワイトクリスマスなんですね……」
おっかなびっくりと言う言葉がよく似合うくらいおどおどした口調で御津さんが話しかけてきた
「そうだね、リア充爆発しろと思いながらケーキを渡していたよ」
「お、お疲れ様です」
思わず更衣室の事件が起こる前の事を口に出してしまい反省した。
「ご、ごめん、それで何が言いたかったの?」
とてもロマンチックです、などの女の子らしい言葉が出てくるのかなと予想を立ててみたところ、彼女から帰ってきたのは
「え、ええと、私のみるくと早瀬さんのみるくで私達もホワイトクリスマスでしたね、と」
と予想のはるか上をぶっとんでいく台詞で思考が一瞬停止してしまった
「あ…すいません…あの事が忘れられなくて…」
「こっちもごめん、予想外すぎて反応できなかった…」
そして二人で謝りあった後、なんだか可笑しくなってどちらからでもなく二人で笑い出してしまった
「これからよろしくお願いします、御津さん」
「沙雪、でいいですよ、旦那様♪」
またも予期しない言葉をもらい呆気にとられているうちに御津さんがふっと離れ
「では私はこっちなので、また明日です、旦那様♪」
きっと言っている本人も恥ずかしいのだろう、フードで顔を隠してさっさと行ってしまった、後には呆気にとられて
棒立ちになっている俺だけが残されたが、雪で顔の熱さが冷めるのは当分先になりそうだ……
もうクリスマス当日。
クリスマスといっても彼女もいない俺-早瀬亮太-はサンタの衣装を着てクリスマスパーティ用のケーキを買いに来たカップルに顔に出さないように怨嗟の念をこめ手渡すという、簡単に言うとケーキ売りのアルバイトに精を出していた。
「憎らしいお客さんしか来ないな……」
来る客のほぼ全てが魔物娘さんとのカップルばかりなのでお客が来ない時に思わず口に出してしまったので
「仕方ないよ、今はむしろ相手のいない君の方が珍しいよ?」
と隣に立っていたサキュバスの店長に聞こえてしまっていた。
「そういえば早瀬は何で相手できないの?そう顔が悪いわけでもないと思うけど?」
ありがとうございました〜と二人で営業スマイルを浮かべつつ俺の怨念のこもったケーキをカップルへ手渡した後に店長が尋ねてきた、自分自身で知りたいわと心の中で叫びつつも
「わかりませんよ、男女共学なんだからできて当たり前と思っていたんですけどねー」
と気だるげに返した、ちなみに男女比4:6程度で普通なら彼氏がいない子の方が多いはずだ。
「なに早瀬、避けられるようなことでもしてるの?」
皮肉な笑みを浮かべつつ店長が尋ねてきた、少し腹が立ったが我慢して
「俺はいたってまともな人間男性です、思い当たる節なんてありませんよ」
「じゃあ…中でケーキ作りしてる沙雪ちゃんにアプローチしてみたら?」
沙雪ちゃんというのはケーキ製作の方で同じくアルバイトをしている御津沙雪というホルスタウロスの子の事だ、本人曰く俺と同じく彼氏はいないらしい、可愛いのに、信じられない。
「御津さんですか?業務連絡以外で話しかけようとすると彼女から離れていってどう見ても脈なしですよ……」
「ほほう?それはどうだろうね?」
「何ですかその反応は……」
「別に、なんでもないよ♪」
愚痴りつつも業務を淡々と進めていく、もちろん怨念をこめることも忘れない。
そしてアルバイトの終わる時間が近づいた頃
「あ、雪だ」
大分客も少なくなったので横で首や肩を回していた店長が呟いたので空を見上げると確かに少しずつだが雪が降り始めていた。
「ホワイトクリスマスか…今年は彼女持ちはずいぶんとロマンチックに過ごせそうですね……」
「うん、なんとも素晴らしい聖夜だね、私も旦那と……」
そのまま少し顔を赤くしつつ妄想が口から駄々漏れな店長の横で心の中で店長や彼女持ち達に妬みの声を上げていると、いつの間にか我に返った店長が片付けを始めた、どうやらアルバイトの時間が終わったらしい。
さっさと帰って飯食って眠りたいものだ、彼女いない奴のクリスマスなんて日常に何の変わりもない。
「お疲れ様、今日はクリスマスだし余ったケーキ好きなの持って行っていいよ!あ、中でケーキ作りしてる沙雪ちゃんにも伝えておいてね」
片付けがもうすぐ終わりそうなタイミングで店長から特別サービスが言い渡された。
もらわずに帰る事もできそうだがどうせならという事でスタンダードなショートケーキを選んで持ち帰ることにした。
「それじゃあ、早瀬君、メリークリスマス、サンタ衣装で沙雪ちゃんに会わないようにね?」
「ベリークルシミマス、赤色は要注意ですからね……」
阿呆な事を言いつつアルバイトが終了し、後はサンタ衣装から着替えて御津さんに伝言を伝えるだけだと店内に入った途端
「あ」
「え?」
ちょうど中で旦那さんに同じような事を言われたのだろうか、調理服を着たままの御津さんと出くわしてしまった、流石ホルスタウロスと言うべきか調理服の胸の部分がとてもきつそうだ。
眼福眼福
「あ、ええと……」
「お疲れ様です、御津さん、店長がケーキ好きなのを持っていっていいよって言ってましたよ、それでは、メリークリスマスです」
「あ、はい、ありがとうございます…あっ……」
突然出くわしたせいで上手く喋れなさそうなので先手を打って店長からの伝言を伝えてさあ後はさっさと着替えて帰るだけだと更衣室の扉を開けた時である。
「んもぉぉぉぉっ!」
突然背後から猛牛のような鳴き声が聞こえたので驚いて振り向くとそこには顔を赤くして少し蕩けたような表情でこちらに向かって突進してくる御津さんの姿があった、なぜ?……あ
「しまった、サンタ服見せちゃぐほぅ!?」
言い終わる前に見事な突進を受けてそのまま更衣室の中に二人で飛び込んだ、その衝撃で偶然扉は閉まったようだ。
「はやせさぁぁぁん♪」
「御津さん、落ち着いて!?」
御津さんが嬉々とした表情で俺の腹の上で調理服を脱ぎだしたので静止の声を上げるが全く聞こえていないようである、そしてついに
ぶるんっ!
「おお…って違う!御津さん、止まっむぐぅ!?」
調理服を脱いだ勢いで服に押さえつけられていた巨乳が開放され、思わず声を上げてしまった、
そして気を取り直した途端に彼女の巨乳が俺の顔に押し付けられた、とても柔らかい…じゃなくて!
「むぐぐ…は、離れてください…」
胸に潰されないよう両手でその大質量兵器を押し返そうとしたが喋れるようになるのが精一杯で離せそうにない、それどころか
「あぁん……♥ もっと…もんでぇぇ♥」
さっきより蕩けたような声で更に強く胸を押し付けてきた、もはや押し返す事もできず手は巨乳を掴んだままで深い谷間に頭が挟まっているという状態になってしまった、
そうなると当然密着の度合いも高くなるので……
「あ…♥ はやせさんのが…あたってます…♥ とってもあついです……♥」
御津さんの谷間からの汗の匂いや母乳だろうか、甘い匂いとホルスタウロスの柔らかい胸の感触で愚息がすっかり硬くなってしまっているのがばれてしまった。
「ふふ…はやせさんのみるく、わたしにくださいなぁ……♥」
こっちの顔が真っ赤になりそうな台詞を恥ずかしげも無く言いつつ、抱きつくのをやめ、そのまま俺のサンタ衣装を脱がそうとしてきた、そのまま抵抗も空しく上も下も脱がされてしまった。
「御津さんやめてって、うぁ…」
「なんでですかぁ〜?はやせさんのおちんちんだってこんなにおおきくてかたくなってるんですよぉ?がまんはいけませんよ〜♥」
俺に跨り愚息をなで擦りながらうっとりとした表情で聞いてくる、すごいエロい……
「おや、はやせさんもそのきになってきたじゃないですかぁ〜♥ それではさっそく…んしょっ♥」
「うわっ!?」
俺の抵抗が弱まったのを見ると彼女は下のほうに移動し俺の愚息をその巨乳で挟んだ、すげぇ、先端が少ししか見えない……
「ほらほら、はやせさんのおちんちんがわたしのおっぱいにはさまれてほとんどみえなくなっちゃってますよぉ〜♥」
いつもの少しおどおどした態度は一体どこへ行ったのやら、淫蕩な笑みを浮かべて積極的に愚息にパイズリしてくる、愚息を間に挟みむにむにと形を変える巨乳の感触はとても柔らかく、我慢ができなくなってきた……!
「御津さん…もう…!」
「いいんですよぉ、おっぱいにもわたしにもみるくいっぱいかけてくださいなぁ〜♥」
そのままぎゅ〜っと巨乳ごと愚息を抱きしめてきた、それが決め手となった。
「うぁ……!」
「はぁ…♥ あったかいです……♥」
ドクンドクンと射精が続き、御津さんの胸と顔が白く染まる
「わたしのおっぱい…どうでしたかぁ……♥」
「すごい…気持ちよかった……」
息を荒げつつ答えると彼女は笑みを深めつつ
「ありがとうございます…おつかれのようですね…おっぱい、のんでいいですよぉ……♥」
と起き上がり先程まで愚息を虐めていた巨乳をこちらに向けてきた、心なしか乳首から液体が滲み出ているような……
「い、いや、これで満足したなら掃除して帰ろう?」
「いいえぇ…♥ ぜんぜんまんぞくしてませんよぉ…むしろこれからですよぉ…♥」
いつまでたっても一向に俺が突き出された巨乳に吸いつこうとしないのでちょっと不機嫌そうな顔をした後に自分から俺の口に乳首を押し付けてきた、思わず口に含んでしまった途端に
「ひゃぁぁぁ…♥」
「んぷっ!?」
いきなり乳首から母乳が噴出した、普段飲んでいる牛乳よりも甘くて美味しいのでつい自分からも吸ってしまった
「やぁん…♥ もっとすってくださぁい……♥」
俺の頭を抱き更に押し付けてきた、さっきよりも母乳が出てくる量が多くなったのか飲みきれず口からこぼれてしまう、というか息ができない…!
「むぐ…ぅ!」
必死になって息が出来ない事を伝えようと彼女の体を叩いたが彼女は「やんっ♥」と声を上げるだけで一向に離してくれない…
意識が朦朧としてきたところでふっと離れてくれた
「げんきいっぱいになりましたね…♥ ではこんどはわたしのなかもまっしろにしてくださぁい…♥」
彼女の母乳にどんな効果があるのか知らないが先ほど射精したばかりのはずの愚息はすっかり元通り以上になっていた。
その愚息の根元を掴み彼女はそのまま自らの秘所へあてがった、なんとなく察していたが彼女の秘所はびっしょりと濡れていていつでも飲み込める状態になっていた。
「待って!まだ間に合うから!御津さんにも好きな人いるでしょ!?」
「いますよぉ…これからそのひとにわたしのはじめてをあげるんですよぉ…」
「えっ!?でも…いつも話しかけたら逃げちゃうし…」
彼女の暴露に呆気にとられてしまう、いつも業務連絡以外で話しかけようとするとすみませんと言って逃げ去ってしまうからてっきり俺が苦手て避けているんだろうと思っていた。
「すみませんでした…話しかけてくれるのは非常に嬉しかったのですが…その、恥ずかしくて……」
ようやく暴走が収まって来たのか幾分か落ち着いた声になっていた。
「ですが今日早瀬さんのサンタ衣装を目にしてから気持ちが抑えきれなくなってしまいました…」
赤いサンタ衣装がスイッチになって抑えていた思いが暴走した、と……
「ですから、順序は逆ですが、大好きです、早瀬さん、お付き合いお願いします!」
「…はい、こちらこそよろしくお願いします」
断るわけも無い、御津さんの事が気になってはいたがまさかお互いに気になっていたとは思わなかった
「やった…ありがとうございます…じゃあ、受け取ってください…私の初めて……」
満面の笑顔で喜びの声をあげつつ愚息を一気にその秘所に飲み込んだ
「んっ…ひゃあぁぁ……♥」
「御津さん大丈夫!?痛くない?」
結合部から血が流れているのを見て酷く慌ててしまう、しかし彼女はというと痛みをこらえるというより恍惚とした表情を浮かべていた。
「らいじょうぶれす…♥ とっても…きもちいいれすよぉ……♥」
ろれつが回っていない、彼女の言うとおり痛みはさほど問題では無いようだ。
「それじゃあ…♥ うごきますねぇ…♥ はやせさんも…おっぱいもんでくらさぁい……♥」
ふわふわとした口調で言いつつも俺の手をとってに自らの胸に押し付けると跳ね始めた、
彼女の中はとても暖かく、またやんわりと締め付けてくる、さらに手から伝わる母乳があふれている胸の感触は非常に柔らかくていつまでも揉んでしまいたくなる程だった。
「ふぅぅん…♥ はやせさんのが…おくにあたって…♥ とってもきもちいいですぅ…♥ おっぱいもいっしょにもまれてぇ…おかしくなっちゃいそうです…♥」
「こっちも…御津さんの中が気持ちよくて…我慢できない…」
「がまんなんてしなくていんれすよぉ…♥ いっぱい…みるくくらさいなぁ…♥」
言いつつ彼女がさっきよりも激しく動き始め、あっという間に限界を迎えてしまう
「で…出るっ!」
「んっ…ひゃぁぁぁ♥」
射精する際にぎゅっと胸を握ったところ、びゅーっという音が聞こえるほど母乳が噴出しおかげで二人の体は真っ白になっていた。
「おっぱいもはやせさんのおちんちんも…とってもきもちよかったです…♥ おなかいっぱいで…しあわせです…♥」
「こっちも…御津さんの中…とっても気持ちよかった……」
「二人とも着替えにいつまでかかってるのー?お店の鍵閉められないんだけどー?」
二人で息を荒げてクールダウンしていると更衣室の扉が開いた、どうやらいつまで経っても俺と御津さんが出てこないので店長が見に来たようだ。
「ってうわ…二人とも真っ白じゃない…もしかして早瀬…」
「…はい、着替えようと店に入ったら彼女とばったりです」
誤魔化しようがないので全てを話した、店長は最初はやれやれといった表情を浮かべていたが更衣室の中の出来事になると途端に笑顔を浮かべつつ詳しい解説を求めてきた。
「なるほど、沙雪ちゃんは早瀬のことが前から気になってたけど恥ずかしくて話せなくて、想いだけが大きくなって、それで今日早瀬のサンタ服を見てタガが外れちゃったと」
「はい…」
しゅんとした表情で俯く御津さんと何かを考えている店長、俺はというと全裸で正座している。
「まあ、想いが伝わったのなら良かったじゃない、祝福するわよ二人とも」
「「あ…ありがとうございます!」」
やがてにっこりと笑顔を浮かべながら店長が言葉を放った、その言葉に俺と御津さんは涙を浮かべつつお礼を言った。
「でも流石に更衣室を掃除して帰りなさい、お風呂は2階のを貸してあげるから」
改めて更衣室を見渡すと御津さんの母乳と俺の精液で床が真っ白になっていた、これはひどい…
「あ、早瀬」
「はい、なんでしょう?」
御津さんを先にお風呂に入らせ、さあ掃除だと意気込んだところで店長が俺を呼び止めた
「沙雪ちゃんのおっぱいは美味しかった?」
唐突に聞かれて思わず吹き出してしまった
「いきなり何を聞いてくるんですか!?」
「ほら、あの子ケーキ作りできるから早瀬にミルク搾りしてもらって生クリームにしようかしらとね、早瀬もお店に来るたびに沙雪ちゃんとくんずほぐれつできるわよ?」
思わず想像してしまい顔が真っ赤になってしまった、なんてことをいうんだこの店長は…
「まぁ冗談よ、その気になったらいつでもOK出すけどね」
ぺろっと舌を出しつつそう言い放つと更衣室から出て行ってしまい、俺一人残される形になった。
その後御津さんが綺麗になったので俺も続いて風呂に入りさっぱりしたところで二人で更衣室を綺麗に掃除した、もちろん生クリームの話は内緒だ。
「店長ー、終わりましたよー」
「ん、お疲れ様、それじゃ帰ってもいいよ、雪結構積もってたから足元に気をつけてね〜」
「はーい、それじゃメリークリスマス、です」
「て、店長、さようなら…」
その後の店長への報告も滞りなく終わり二人で帰路に着いた、まだ雪は降っていて一歩ごとにぎゅっぎゅっと音が鳴る。
「……」
「……」
二人で並んで帰っているが共に無言で非常に気まずい…何か話題はないかと考えていると
「今日…ホワイトクリスマスなんですね……」
おっかなびっくりと言う言葉がよく似合うくらいおどおどした口調で御津さんが話しかけてきた
「そうだね、リア充爆発しろと思いながらケーキを渡していたよ」
「お、お疲れ様です」
思わず更衣室の事件が起こる前の事を口に出してしまい反省した。
「ご、ごめん、それで何が言いたかったの?」
とてもロマンチックです、などの女の子らしい言葉が出てくるのかなと予想を立ててみたところ、彼女から帰ってきたのは
「え、ええと、私のみるくと早瀬さんのみるくで私達もホワイトクリスマスでしたね、と」
と予想のはるか上をぶっとんでいく台詞で思考が一瞬停止してしまった
「あ…すいません…あの事が忘れられなくて…」
「こっちもごめん、予想外すぎて反応できなかった…」
そして二人で謝りあった後、なんだか可笑しくなってどちらからでもなく二人で笑い出してしまった
「これからよろしくお願いします、御津さん」
「沙雪、でいいですよ、旦那様♪」
またも予期しない言葉をもらい呆気にとられているうちに御津さんがふっと離れ
「では私はこっちなので、また明日です、旦那様♪」
きっと言っている本人も恥ずかしいのだろう、フードで顔を隠してさっさと行ってしまった、後には呆気にとられて
棒立ちになっている俺だけが残されたが、雪で顔の熱さが冷めるのは当分先になりそうだ……
12/12/24 01:24更新 / よ〜かい