デーモンと神父がギシアンギシアンする話
「どうしたの神父様?今更怖くなっちゃった?」
夜の礼拝堂。ステンドグラス越しの月明かり。照らされる裸の女。女は赤い絨毯に直に寝そべり、股を開いて誘惑していた。
「ほらぁ♪一晩好きにさせてあげるって言ったでしょ?」
挑発する女は人間ではない。たっぷりとした紫の髪、漆黒の角、皮の翼、尾。白目まで黒い。大きな瞳は鮮血の様に真っ赤で、肌は青い。けれど妖艶だった。女は上級魔族、デーモンだった。
「契約しなくてもいいのよ?一晩だけの間違いでも」
レスカティエで最も警戒すべき魔族だ。あらゆる快楽で堕落に導く最も危険な魔族。アリシアと名乗ったデーモンは、自分に永遠に服従するなら永遠の快楽を約束すると持ちかけた。俺は渋った。レスカティエ教会の神父だったからだ。しかし彼女は一晩だけ好きにさせてあげるから、それから決めなさいと譲歩してきたのだった。
目の前のスリムでグラマラスな女魔族に、俺の生殖器はすでに臨戦態勢だった。聖職者といえど、色欲には逆らえない。
「神よ…許したまえ」
俺は懺悔しつつ、服を脱いだ。いそいそとコンドームを装着する。
「あら神父様、コンドームなんて持ってるの?どこで使う気だったのかしら?」
「男のマナーだ。使った事は無いが、持っているにこした事は無いだろう」
「あら、童貞?嬉しい」
「神父なのでね…!」
事もあろうに礼拝堂で退廃的な美女と正常位で一つになった。
ぷちっ…ずぶずぶずぶ…!
「んっ…」
薄いひだを無理矢理押し広げた様な感触がゴム越しに伝わる。同時に、強気で妖艶だったデーモンが弱々しく声を漏らした。結合部から漏れだす愛液には薄っすらと血がにじむ。
「ぅッ…処女…だったのか?」
「っ私が…初めてで…悪い?」
デーモンは不満そう。レスカティエ教会では魔族の女は誰にでも股を開く淫乱だと教わった。これほど美しい魔族なら男性経験豊富かと思ったが、そうでもないらしい。
「悪くないよ。ッッ、神よっ、魔族に、ッ惑わされる俺を、…許したまえ…」
礼拝堂で性欲に惑わされ、魔族と一つになってしまった。退廃的な美女は、俺をにやりと笑う。むっちりした太ももで俺をがっちりとホールドし、ぐりぐり腰をうねらせた。
「ほらっ、ほらっ、どう…かしら…♪情けなくっ…はぁ…果てちゃいなさい」
「うお…!締まる…!初めてで…無茶しないでっ」
余裕ぶって意地悪に笑っているが、汗ばんで乱れた吐息が隠せていない。俺はゆったりと腰を振り、背中に手をまわしてなるべく優しく彼女を抱いた。
「辛かったら言ってくれ…」
「んっ…んぁ…ひ…生意気っ、ぁっ…人間の分際でっ、私を気遣うの…?」
アリシアはどんどん太ももと膣内(なか)をきつく締め上げ、細腕で抱き寄せてくる。密着する男女の身体。
「おぁ!お前っ!くぁ!」
胸板に押しつぶされ、はみでる豊かなおっぱい。俺達の肉体の間でたゆんたゆんと揺れるおっぱい。肌の張りと柔らかさで両立された魔性の肉の果実。先端にはコリコリした感触。時に優しく受け止め、時に激しく押し返す危険な弾力。きめの細かい肌と相まって、張り付いてくる様だ。
「何ておっぱいだッ、何カップ有るんだよ!」
「ぁん!最後にぃ…測った時は、ぁん!Iカップだったけど…最近は服がかなり痛いから…!ひゃぁん!サイズ上がってるかもね…っ」
ひょっとするとJカップ以上あるのか。よく垂れないで綺麗な丸みを維持できると感心してしまう。豊かでありながら丸くてきれいな形。正に魔乳だ。熱を帯びてきたアリシアにキスしようと唇を近付ける。
「だ…だめっ、キスはっ、あん!契約の証なの…ひっ」
身体は許すのに唇は許さないのか。デーモンの価値観は分らない。でも女性の嫌がる事はしちゃいけない。切羽詰まった喘ぎ声は、感じてくれているのか、痛いだけなのか。
「辛かったら言ってッ!言ってくれないとっ、……気持ち好過ぎて腰がッ」
「うふふ…必死に腰振る姿…っやぁん!可愛いわよぉ…あんっ…」
彼女は乗ってきたらしい。退廃的な美貌は危険な笑顔で彩られ、余裕も見せる様になった。
初めてだったが、上手く出来た様で良かった。
「アリシア…!綺麗だよ」
「ッ!?」
一瞬驚き可愛らしい少女の照れ笑いを垣間見せるも、すぐに前髪で目線を隠して顔を背けてしまった。だが嬉しかったのか、コンドーム越しにキュウキュウに締め付け、淫肉を絡ませてくる。同時に腰を器用にうねらせ、俺を絶頂に誘う。
膣内の壁から天井をグリグリ押し付けられ、限界が近付く。
「…!もう!すまない!」
あまりの気持ち好さに無遠慮に腰を振る。今までの彼女を気遣う動きではなく、射精に向かう腰つき。
「…♪…っ♪…ッ♪…ッ♪♪」
アリシアの背けた口元は、満足気に笑っていた。危険なまでに美しい唇が緩んでいた。
その妖艶な姿に中てられ、彼女の一番奥を目指して、絶頂した。
彼女の膣内目掛け、送り込まれる精液。だが、彼女と俺は薄い膜で隔てられている。空しく避妊具に流し込まれる子種。
「アリシアっ!アリシアッ!アリシアぁッ!!」
絶頂中も腰は止まらず、痙攣の様に腰を振り、際限なく送り込まれる精液。
「ッ♪ッ♪いいの…?そんな腰振ってぇ、コンドームッ、あぁん♪破れちゃう…わよぉ?」
彼女の膣内で膨らみ続けるコンドーム。必死で腰を引いた。アリシアもそれに合わせて太ももを解いてくれた。
二人の結合が解け、俺を受け入れていた彼女の膣内から愛液が迸る。
「やばい…とまんね…!」
離れたのに、まだコンドームに空しく精液を送り続ける分身。
「うふふ♪気持ち好かったのね…まだ止まらないの?」
アリシアは狂った様に射精を続ける俺の性器をそっと掴み、優しくしごいた。
「ちょ…!アリシア!今は敏感だからっ」
「あら、手コキは駄目?くす♪じゃあお口で始末してあげる」
膨らみ続けるコンドームを口に含み、軽く牙を立てるアリシア。すぐさま彼女の口でコンドームが破裂する。アリシアは意にも介さずそのまま精飲。
「ん…ん…ん、ん、ん…」
礼拝堂で、ただアリシアに絞りとられる。時たま頭や舌を動かし、綺麗に舐め取っていく。細い首筋は、送り込まれる大量の精液でどくんどくん動いた。
「っ…!!」
ようやく射精がとまる。
ねっちょり口を離すと一言。
「あはっ♪どれだけ禁欲してたのかしら。レスカティエの教えも残酷ねえ」
アリシアは指で丁寧にコンドームを回収すると、結んでその辺りに投げた。
「はぁ…はぁ…はぁ…好かった…」
「うふふ♪今の貴方の顔、見せてあげたいわぁ♪みっともないトロ顔ねぇ…」
挑発的な言葉だが態度はまるで逆。優しく労る様に抱き締め、背中に愛撫を繰り返す。
「アリシア……」
「あら♪続けるのかしら?」
「一晩中お前を抱きたいんだ…」
「くす♪神父様は元気ねぇ」
抑圧されたものは解き放たれると凄まじい。相手が魔族なのもあるだろうが、一回や二回で満足など出来なかった。
お尻を浮かせ、寝バックの体勢にさせる。赤い絨毯に映える青い裸体。
バックの体勢だと、アリシア最大の魅力が強調される。それは下半身のラインだ。
流れる様に括れたウェスト。女性の持つ美しい曲線が極限まで磨きあげられている。細く括れつつ俺を色欲に誘う。そしてスリーサイズで一番立派なお尻。三桁は確実にあろう。大きいだけではなく美しく煽情的だ。肌艶は眩しく、ぷりっとした弾力が丸い形を更に強調する。豊かなお尻は、美しい安産型。元気な子を沢山産みそうな生殖と母性の象徴。
スリムなウェストを流れる様に撫でると、アリシアは一瞬びくりと反応する。
「はぁぁっ…うふ♪好い具合に変態さんね」
「アリシアが俺を野獣にさせるんだ」
括れるウェストから手を撫でる様に下ろし、大きなお尻を掴んで舌をそっと添わせる。
「ちょっとぉっ…そこはっ、汚いわ…」
「アリシアの…身体は…どこも綺麗だよ…」
言いながら大きな丸い臀部を舐めまわす。元々艶肌だったのに、俺の唾液で更に艶めかしい。大きな魔尻を舐めつつ、そこから伸びる長い尻尾を優しくしごく。
「ふにゃぁあっ!」
「ご、ごめん、嫌だった!?」
「っぁあん、び、びっくりしただけよ…」
「よかった…続けていい?」
「変態…」
顔を見せてくれない。大きな羽を緩やかにぱたぱたさせているから嫌がってはいない様だけど…
尻尾をつぅぅぅ…となぞると、分かりやすく痙攣する。同時に尻舐めを再開し、むっちりとした太ももから徐々にすらりと長い脚に舌を這わせる。八頭身の彼女は脚も美しい。上半身より長い美脚。スリムでグラマラスな彼女の魅力を惜しみなく表現している。
「いつまでもっ、んっ…!舐めてないで…っ」
「ごめん…!すぐHするから」
慌てて新たなコンドームを装着。大きな丸くてエロいお尻をがっちり掴んで逃げられない様に固定。寝バックの体勢で、処女を貰った時より一気に挿入(い)れた。
ずにゅぅッ
「あん!……おっき…♪」
「ぐぉあ!凄い締め上げッ…」
うねる淫肉に吸い込まれていく俺の肉棒。幾重にも重なったひだが俺を絶頂させようと淫らに襲いかかってくる。
「アリシア、動くねっ」
「…あっ♪好きに、なさいな…♪」
彼女は大きなお尻を持ち上げ、より深く繋がれるよう気を使ってくれる。レスカティエ入会時に危険と教わった魔族とは思えない。ただのHで美人な若いお姉さんだ。
俺は腰を振り出した。
「あっ…ぁっ…ぁっ…んっ…んふふ♪」
「やばい!膣内がっ、ぬるぬるして!」
魔性の名器。男を射精に導く為の肉の器。強烈な締め上げと温かさ、あふれ出る愛液。コンドーム越しでも感じるねっとり感。コンドーム無しのセックスなら秒殺されていただろう。
「アリシア!」
「ひゃんッ…お猿さんねっ、がっついちゃって、もう……あん♪」
弾む大きなお尻に魅了され、掴み、腰を段々早くしていく。
「アリシアッ、アリシアッ、アリシアッ!」
俺は彼女の名をひたすら叫んだ。快楽に支配され、さっきまで生娘だったアリシアに全く気を使わない。ただ自身が気持ち良くなる為だけに腰を振る。バックで腰をぶつけまくると、丸く豊かなお尻がたゆんたゆん波立つ。
「はっ、あっ、んはっ、激し…!気持ちぃのね…っ♪」
寝バックは彼女にも激しい快楽を与えたようだ。華奢な長身がカーペットでうねる。
「もっと…!もっと堕ちなさいっ、あぁっ♪私の僕(しもべ)として、ひん!奴隷として、レスカティエなんて忘れちゃいなさいっ」
突かれながら妖艶な魔族が何か言っている。レスカティエ…?だがそんな事はどうでもいい。どんなに働いても、どんなに祈りを捧げても、幸せなど来なかった。だが目の前にいる麗しい魔族は俺にこの世のものとは思えない快感を与えてくれた。今はこの女性を貪っていたい。
「あはっ、あははっ♪完全に堕ちたわねっ♪ガンガン腰振ってぇ…♪」
振り向いてこちらを確認する女性。彼女は蕩けた美貌で満足気にこちらを見ていた。赤い絨毯をきつく握りしめ、何かに耐えている様な美貌。もっと歪ませたい。バックでガンガン責め立てる。
「あぁん!ちょっと、ペース落し…なさいっ!」
「嫌だ!もっとお前を味わいたい!もっとお前と狂いたい!もっと堕ちよう!」
「ゃぁん♪」
嬉しさと快楽の混ざった甘い声を上げるアリシア。目の前の女性しか見えなかった。
「イくよ!」
「っいらっしゃい…!」
彼女の豊かな魔尻を掴み、腰を突き出して達した。
送り込まれる大量の精液。またも空しく避妊具にさえぎられる。すぐさま精液風船を外し、乱雑に投げ捨てる。
「はぁ〜…♪好かったわよおぉ…♪くす♪最高だったわあ…貴方のセックス♪」
「俺は、はぁ…はぁ…まだ…満足してない…!」
「ぇ…」
新たなコンドームを付け、怒張した男性器を見せつつ彼女を床に押し戻す。
「ちょっと…好い子だから……ね?もう少し余韻に浸らせ……んあぁぁあああッ♪」
正常位で無理矢理彼女と繋がった。
「あぁっ♪あぁん♪あぁん♪ぃぃッ!いぃぃ…♪」
強引な合体。強引な行為。しかしすぐ楽しそうに喘ぎだす魔性の美女。
彼女が魅力的すぎるからか。赤い絨毯に青い肌の美女を押し付け、欲望のままに腰を振る。初夜にして3度目のセックス。それはあまりに激しい。まるでレイプだ。しかしアリシアは貪欲に感じてくれていた。アリシアがアリシアで本当に好かった。
「貴方っ、最高ぉっ♪きゃっ…♪はぁんっ♪」
赤い絨毯に広がる紫の髪の上で、ひたすら腰を振る。激しい情事にもかかわらず、腰をぐわんぐわん回しつつペースを合わせてくれる。本当に理想的な女性だった。
「好きだっ」
「っ!」
遂に魔族相手に愛を囁いてしまう俺。アリシアは一瞬驚いたが、すぐに熱を帯びたトロ顔に戻る。だが身体は正直。ゴム越しでも強烈な膣内をさらに愛液でトロトロに蕩かし、腰の動きに緩急を付ける肉欲の奉仕。
「うぉお!やばいっ…好過ぎて…!」
明らかに気持ち良くなっている。元から最高だったが、今までよりすこぶる好い。コンドーム越しのHである事と、3連戦目である事が幸いした。いくら気持ち好くても、もう精巣はカラカラ。その分彼女を愛せるのだ。
「好きだっ…愛してるっ!」
「っ♪っ♪っ♪」
声にならない声。アリシアは腰に合わせて甘く鳴いてくれた。切れ長の眼元は潤み、青い頬は上気しきって真っ赤。膣内はどんどん具合が好くなっていく。ぬるぬるのぐちゅぐちゅのトロトロ。まるで粘液まみれの触手が絡みつき、優しくしごいてくれている様。
「愛してるっ、愛してるっ、大好きだ!」
無意識に唇を奪おうとするとアリシアは細い指で唇を遮ってやんわりなだめてくる。
キスしたい。だけど許してもらえない。その思いを腰に昇華する。
「やぁん!あはっ、あはは♪元気ぃ…♪」
アリシアの痴態に、干からびていた精巣が急稼働。恐ろしい勢いで精子を作り出していく。彼女の魔力か。だがどうでもいい。今は彼女を貪りたい。気持ち好ければそれでいい。ひたすら腰を振り続ける。甘声と肉のぶつかりあう音が夜の礼拝堂に響く。
「あんっ♪あんっ♪んっ!んっ♪んっ♪んっ♪」
素直に鳴いてくれる美女に夢中。むっちりした太ももでホールドしてくれたので、自由になった手で彼女の手をとって強く握る。
「ぁっ♪貴方の手ぇっ、んぁ♪お、大きいのねっ…んっ!」
激しい交わりに不似合いな初々しい発言。もう愛おしくて堪らない。激しいHはとどまる所を知らなかった。正常位で交わると形の良い豊かな胸が乱れる。綺麗な乳首。俺はアリシアの自己申告より大きいおっぱいに思いっきりむしゃぶりついた。
「んぁぁああああっ!!もうっ、赤ちゃん!いい年して乳離れも出来ないのっ?」
舌で乳首を転がし、おっぱいに顔をうずめて吸いつく。乳離れしたのは20年近く前。だけど豊かな母性の象徴には抗えない。
「まだ何も出ないのにっ、仕方ないっ、わねっ…♪好きなだけ、吸いなさいっ…!」
嬉しそうだ。俺は丸く豊かなおっぱいを顔で押しつぶし、仰け反って一気に吸い上げた。丸かったおっぱいは一気に伸びる。
「ひゃう!ッ…!」
「ご、ごめんね」
とっさに唇を離すと、豊かな胸は派手に揺れて元の位置に戻る。痛かったのか、彼女の気を損ねてしまったのか。
「ん…♪怒ってないわ……ちょっと驚いただけ」
アリシアに嫌われるのだけは避けたい。ペースを落とし、彼女優先でねっとりしたセックスに転換しようとする。
「あら…っ、そんな優しくしてくれなくていいのよ。ぁっ、貴方が気持ち好くなってくれればね…」
「〜ッ!アリシアに嫌われたくない」
努めて冷静に装うが、本当はガンガン突きまくりたい。だが彼女を傷付けたりすれば辛すぎて壊れそうだ。
「アリシアのっ、…ペースでっ、…したいっ…」
「今夜は好きにさせてあげるって言ったでしょっ、素直になりなさい…」
アリシアは膣肉を波の様にうねらせ、腰もまわしつつ、握った手を優しく握り返しながら挑発する。もう精巣はいっぱいだ。そんな動きをされれば発情した雄に戻ってしまう。
「ほらっ♪ほらっ♪もうイきそうなんでしょう…?うふふっ、何も考えずに腰振って…?」
「うおぉぉぉおおお!好きだ!好きだっ!好きだッ!」
「んひゃぁあん♪いきッ、なりっ…ぁあああんッ」
再びガン突き。コンドームが裂けるぐらい激しいピストン。もういい。今は何も考えず気持ち好くなろう。吹っ切れた俺は彼女の豊かすぎる臀部にガンガン腰をぶつけまくった。後先考えないピストンはどんどん激しくなっていった。精巣は雄の本能を満たす為、大量の精子を限界まで作った。後は膣内に注ぐだけ。
「射精(だ)すぞ…!」
「〜〜〜〜ッ♪」
ぐっと射精。出来たての新鮮な精子が一気に射精管を駆け上がる。尿道を突き抜け、コンドームに一直線。白濁液がコンドームを膨らませていく。
「熱っぃぃい♪」
彼女の喘ぎ声で我に帰り、一気に引き抜いた。
「まだ…!まだ愛し足りないッ!」
すぐに新たなコンドームを付け、彼女に覆いかぶさる。
快楽でドロドロに溶けた妖艶な女性。嬉しさと呆れが混ざった様な表情をして受け入れてくれた。
「アリシアッ、はぁッ!アリシアッ!」
「はぁ…はぁ…はぁあッ!んっ…んっ…んっ…」
ステンドグラスから光が差し込む。俺達はまだ繋がっていた。
礼拝堂はとんでもない惨状。赤い絨毯は体液まみれ。腕の中には長身の美女。乱れた吐息と豊かな髪。そこら中に散らばった使用済みコンドーム。部屋中に漂う濃厚な精液の匂い。
「貴方…んぁっ!はぁ…凄いわぁ…!はぁ…はぁ…」
朝日に照らされ、徐々に思考が正常化していく。
俺は礼拝堂で一晩中魔族を抱いた。それもサキュバスではない。更に上位の魔族、デーモンだ。艶肌は青く、白目は黒く、悪魔の角と翼と尾を持つ妖艶な女性。レスカティエの教えに背く行為だ。神父にあるまじき行為だ。だが組み敷いた女性は本当に綺麗で…
「ねぇ…はぁ…はぁ…はぁ…あぁんッ、契約…ん…する…?」
魔族は甘く囁く。情事の熱で蕩けた美貌で。
「はぁ……好いよ…はぁ…一晩だけの……間違いはッ、年頃だとよくあるものね…」
絨毯に映える青肌と紫髪。妖艶な顔立ちは少し寂しそうに見えた。今断れば二度と会えないだろう。この女性と愛し合いたい。永遠に奴隷でもいい。
「契約するッ。永遠に君に仕えるッ…!だから俺を愛してくれッ!」
力強く言う俺に一瞬危険な笑みを浮かべるも、すぐに穏やかな美貌に戻って
「今ならまだ間に合うわよ…?ぁああ…一度契約すれば、んぁんッ!永遠にッ私のものよ……いいの?」
と最後通告。
俺は返事の代わりに彼女の唇を奪った。ひどく無防備だったので、すぐにキスできた。そのままきつく抱きしめる。途端に床に現れる魔法陣。光り輝き、俺達の身体を包み込んで、染み込むように消えた。
「ん…んあ……もう、強引なんだからぁ…うふふ♪」
「アリシア……愛しています」
「くす♪本当にお莫迦(ばか)さんね。デーモンに老いの概念は無いのに、私に服従なんてね」
口ではそう言いながら満足気に微笑む妖艶なアリシア。俺は手櫛で彼女のたっぷりした紫のロングヘアを梳かす。髪から甘く危険な香りが広がり鼻腔をくすぐる。
「如何…なさいますか?ぅ…」
「じゃあ一緒に寝ましょうか。誰かさんが一晩中私を嬲るから…疲れちゃったの…♪それと敬語の使用は禁止。そのままの貴方が欲しいから」
「う…これから気を付ける…」
体液まみれの床に裸のまま横たわる。生臭い精液の匂いの中、アリシアは幸せそうに眠りだした。俺も麗しい寝顔に誘われ、一つになったまま意識を手放した。
次の日。俺は大急ぎで礼拝堂を大掃除。情事で汚れた絨毯は裏の川で洗って干した。そこら中にあった使用済みコンドームは捨てた。アリシアも手伝ってくれた。大急ぎで大掃除したのは理由がある。
懺悔室開放日だったからだ。懺悔室とは礼拝堂にある人生相談窓口の事。薄壁一枚隔てた2つの個室でお互いの姿が完全に見えない中相談を受けるもの。その密室に甘え、神父側の部屋に愛しい女性を連れ込む。言うまでもなく上級魔族を連れ込むのは冒涜行為である。しかしアリシアと離れたくなかった。
「うふ、イケない子ね」
「ごめんね」
二人きりの密室。狭い懺悔室で魅惑の女性を抱きしめたまま座って愛撫する。アリシアは服を着ていても危険な露出度で、自然と愛欲が湧いてくる。
「くす…おちんちん、かたくなってるわよ…」
「君が魅力的だから…」
彼女は振り向きざまにキスしてくれた。厚く潤んだ唇が俺の唇に重なる。
「んっ…」
お互い舌を絡めた。唇で押し合いながら唾液を交換する。流し込まれる唾液。彼女の魔力が混ざっているのか、俄然発情してしまう。彼女一番の魅力の下半身のラインをゆったり撫でさすって求愛する。大きく張りのあるお尻が布越しにぐりぐりと俺の分身を責め立てる。
「んっ…ん♪ん〜♪んっ…んっ」
初めてのディープキスは彼女のリードでどんどん熱を帯びていく。唇から唾液が漏れ、糸を引いて懺悔室の床に落ちていく。際限なく高まる口づけの熱。
「神父様、いらっしゃいますか?」
「は、はい!」
参拝者側の個室から声が聞こえた。驚いてキスを中断する。アリシアは不満気。密着した身体を離し、股下に潜り込む。嫌な予感がし、股の間から顔をのぞかせる美女に声をひそめて話しかける。
「ちょっ…アリシア」
「私を差し置いてお仕事…?悪い子にはお仕置きが必要ね」
彼女はズボンから怒張するモノを取り出し、細い指で輪っかを作ってしごき始めた。
「神父様?」
「いや、なんでもないんですよッ…どうぞ懺悔なさい」
小鳥のさえずる様な声。相談者は少女らしかった。それがアリシアを余計に怒らせたらしい。赤い爪と黒い手袋に包まれた手でくにゅくにゅと握ってくる。
「アリシアっ、後でいくらでも相手するから今はッ…!」
「だぁめ…許さないわ」
股下で手コキする愛しい女性。今すぐHしたい。だが今俺は懺悔室にいる神父。少女の人生相談には真摯に答えねばならない。
「…神父様聞いてます?」
「も、申し訳ない…少し具合が悪くて」
「ではもう一度。懺悔します。私は友人の好きな子に恋をしてしまったのです」
「そ…、それはっ複雑だねッ…ぅう…ッ」
「神父様大丈夫ですか?何か声がとても辛そうですが」
「いやッ、続けて」
相談者の少女に勘付かれない様、努めて冷静を装う。股下では淫らな行為が行われているが、辛抱せねば。
「友人は…とてもいい女性です。彼女は…彼にぴったりの相手です。でも…」
涙声になっていく少女。本当に悩んでるんだろう。それなのに俺は股下で愛する女性に手コキしてもらいながら聞いている。背徳感でいっぱいになる。
「私も…っ、彼の事が好きで…!友人も告白してないしッ、チャンスは私にもあるんじゃないかって、そんな自分が怖くて…」
だんだん手コキを速くしていくアリシア。にぎにぎしつつ激しく導いてくる。俺の我慢顔にそそられたようで、ひどく嬉しそうだった。
「アリシア…っ、どうすればいい?三角関係だっ…ぅぉ」
「簡単♪相談してる子と友人がサキュバスになって彼を共有したらいいんじゃない?」
「莫迦っ、そんなの、ん!言えるわけないだろっ」
「真面目ねぇ…そんな所も好きよッ」
「〜〜〜ッ!!」
彼女の手コキは加速していく。気持ち好過ぎて理性が弾け飛びそうだ。必死に耐える俺と楽しそうなアリシア。絞り出す様に少女にアドバイスした。
「友人にっ、今思った事を全て正直に話しなさいっ、ぅっ、そして、同じ男性を好きにッッ、なった者…同士ィッ!切磋琢磨して、臆することなく恋愛しなさいっ…ぁッ!」
「でも…嫌われちゃったら…」
「本当に…大切な人なら…分かってくれます…」
「は、はい!ありがとうございました」
少女は澄み渡った声で礼を言い、懺悔室を出ていった。
少女が出ていった瞬間ダムは一気に決壊した。股下の美女に盛大にぶっかける。
「あーッ!あぁッ!うぉ!ぉあああああああッ!!」
「きゃあっ!凄ぉい♪」
青い肌を精液で白く染める精液。ねっとりとこびり付き、彼女の美貌を台無しにする。一度アリシアに導かれた射精は簡単には止まらない。波の様に押し寄せる射精は断続的に続く。弱まったと思えば息を吹き返し、また射精。股の間の妖艶な魔族は白濁した粘液まみれで、まるで集団レイプされたようだ。しかし嬉々とした表情は危険な魅力で彩られている。これからの事に期待している顔。まだ射精が収まっていないが、コンドームに手をかける。
「神父様、いらっしゃいますか?」
「はいっ!」
またも相談者。下半身は白濁液で大洪水だが、神父たるもの懺悔は受け入れ、アドバイスをする義務がある。性欲を責任感で何とか律する。
「懺悔します。私は夫にもう2年も抱いてもらっていません」
いきなりの生々しい懺悔。夫婦間のセックスレスは離婚の原因にもなる。慎重を喫さねば。足元ではまだ弱々しい射精が続いていた。アリシアは精液まみれになりつつにやり。
「フェラ…してあげるわね…♪んんっ」
何の躊躇もなく俺のモノを口に含むアリシア。
「何してるんだッ…汚い」
俺の言葉を無視し、実に愛しそうに舌を絡めてくる。それがきっかけとなり、また射精を再開。明らかに精巣に収まり切らない量。俺の身体は魔族と化したのだろうか。射精しては作ってを繰り返している。
「んっ…♪んっ…♪んっ…♪んっ…♪」
「何か…臭いませんか?」
「えっ!?気のせいですよ」
まさか壁一枚隔てて神父が悪魔にフェラしてもらっているなんて言えない。足元ではアリシアが嬉しそう。意地悪な笑みだ。口をすぼめて舌を遊ばせる愛しい女性はあまりに淫らで美しい。相談者の方はセックスレスで悩んでいるのに、現在進行形で性行為を営む俺。自己嫌悪だが雄の本能にはどうしても抗えない。
「へ、変ですね…夫と初めて一つになった夜も同じような匂いが…」
「ご冗談をっ……でもそんな覚えているのに、なぜ旦那様と?」
「夫が仕事を優先してしまって…疲れきって相手をしてくれないのです…」
「そうですか…ぅッ!」
「どうなさいました?」
「いえ、なんでもないんです…ッ」
股の間では甘く激しいフェラが絶え間なく行われており、どうしても声が上ずる。夢中で股に顔を埋める彼女を優しく撫でなだめる。
「愛してるから今は止めて…」
アリシアは意地悪な笑みを浮かべて首を横に振る。その動きまでフェラに昇華する。
「何かおっしゃいました?」
「そんな事はっ…えぇっと、夜の生活と仕事の両立は難しいですね。くぁっ…よく精の付くお料理を作って、んんッ…!休日に多少強引にでも…!アプローチしてみてはいかがでしょうか?」
「は…はしたなくはありませんか?」
「愛する女性なら多少強引でも愛しいもの…ぁぅ!ですよ」
それはアリシアにも向けたものだった。愛撫しながら目くばせすると、急に大人しくなった。その間に彼女の頭をがっちり掴んで残りの精液を彼女の喉奥に射精しきる。
相談者の婦人は納得し立ち去った。
「どうすんだよ…ばれると思ったじゃないか」
「ん…っ、ごめんなさい…でも貴方のお手伝いはしたわ」
「何したの?」
「相談者さんが上手くいくように、魅了の魔法をかけてあげたの。とびきり強力な奴をね。本当に愛し合っているなら、今夜は激しくなるわよ」
悪戯っぽく笑うお姉さま。お姉さまの「今夜は激しい」という言葉に反応し、俺はもう我慢できなかった。射精したのにコンドームを装着。太い血管を浮かせてそそり立つそれを彼女に見せつける。
「また…コンドーム…?」
「ああ。今すぐアリシアと繋がりたい」
アリシアは一瞬残念そうな表情をするも、すぐ危険な微笑みを浮かべつつ懺悔室の壁に手を突く。装束をめくり上げ、パンツをずらし、大きなお尻を突き出して更に強調。立ちバックに誘う。
「アリシアッ!」
「あっ♪」
一気に一つに。のっけから激しく突きまくる。
「仕事中にッ!あんなっ!許さないからな…!」
「ああん!いいわよッ、ぁん…!好きなだけ腰振りなさいっ!」
彼女もお預けは辛かったようで、結合部からは愛液がぐちゅぐちゅ噴き出してくる。ひたすら腰を振り乱し、後ろから愛しい女性を愛する。
やはりアリシアとの最高の体位はバックだ。どたぷんと揺れる豊かで丸いお尻が一番よく見えるから。脚元には先程の精液だまりと彼女が洩らす愛液だまり。狭い懺悔室で大きな翼をはためかせ、感じ入る妖艶な魔族。
「綺麗だよッ!あぁッ、最高だッ」
「〜〜〜ぁッ…ぁッ!〜〜ッ♪」
アリシアは端から甘い息を洩らしている。こんなに激しいHでも感じてくれる。それが愛おしくて堪らない。狭い密室での情事は喘ぎも匂いも体温もこもる。それが余計に発情を促進する。もっと彼女を激しく愛そうと思った時だった。
「神父様、いらっしゃいますか?なんか臭うな」
懺悔室に入ってくる男性の声。低く響く恐ろしげな声からしてかなりの大男だろう。
「〜〜ッ!!はい、おりますよ」
今更止まれない。後ろから愛しい女性を抱きしめ、密着し、腰を振り続けながら返事する。
薄壁一枚が俺達の生命線だ。壁を隔てて懺悔と情事が同時並行で行われる。
「懺悔します。私と妻は身体の相性が悪いのです。いつも痛がらせてしまう」
「〜!」
なぜ今日に限って男女の問題が多いのだろうか。だが悩みは導くのが神父の仕事。言いにくい悩みを打ち明けてくれた方にこそ報いらねばならない。
男の方に注意がいき、腰が止まってしまう。アリシアは不満げ。自身を貫く生殖器の根元に長い尾を巻き付け、締め上げながらしごき始めた。
「ちょっ…!アリシア、今は大人しく…」
「嫌よぉ…我慢させた分しっかり愛してぇ…?」
貪欲に腰を振り、本来男に依存する体位なのに、強引に主導権を握る。薄壁が軋みだすほど激しい。
「なんか壁軋んでませんか?それに女性の吐息っぽいのも聞こえる様な」
「気のせいです!か、身体の相性でしたね?」
「はい…自分が大き過ぎるのもあるんでしょうが…妻はとりわけ小柄で」
壁の向こうを不審がりながらも赤裸々に話す男性。ばれない様に必死で耐えているが、アリシアは欲望に忠実に腰を振る。気持ち好過ぎてまた達しそうになる。だがもう撃つ弾がない。
「とても小柄なのに、私を必死に受け入れてくれる健気な姿がかえって辛くて」
「奥さまはッ、貴方を…拒絶していないのですね?」
「はい」
「惚気話じゃないっ…」
「莫迦ッ」
アリシアの口を塞ぎ、奥を強く突いて黙らせた。
「……♪」
むしろ刺激してしまったらしい。彼女は楽しそうに腰を振りかえす。俺は観念し、彼女を愛しながらアドバイスする。
「拒絶されていないならっ!ぅぁ…!愛する日を少なくし、する時は…!優しく奥様優先でするのですっ…毎日求めるのではなく…奥様から欲しがってくれる様に」
「なるほど」
神父として懺悔者を導いていると、アリシアが舌で手のひらをどけた。
「っ女の立場でぇ、言わせてもらうならぁ…ぁあああん!」
「ど、どちら様ですか?」
俺も男性も同時に驚く。喘ぎ声交じりでいきなり男性に話しだすアリシア。艶のある女性の声が壁越しに聞こえたので、男性はかなり困惑していた。
「私が誰かなんてぇ、好いじゃない♪ッぁぅ…!急に優しくされた上にッ…!んっ…んっ…んっ…Hの回数減らされたらあ♪あぁあ♪逆に不安になっちゃうわぁ♪私なら毎日抱いてくれながら愛を囁いてほしいッ…ん!」
「え…?え…?」
男性は今までの事を女性にも聞かれていた事が受け入れられない様子だ。
「毎日抱いてあげて…?ぁっ♪毎日愛してあげて…?そうすれば、あん♪自然に開発されるわ」
「は、はいぃぃっ。ありがとうございました」
男性は慌てて懺悔室を飛び出していった。懺悔室は二人きりに。
「アリシア、大胆過ぎるぞッ!ばれちゃうだろ!」
「まさかぁ…んっ…壁の向こう側で…ひっ…神父がHしてるなんてぇッ!思わないでしょ?変に隠すと、あん!余計怪しいわ…よっ」
「ごもっとも…!」
「ぁん!」
言いながら愛しい女性を突き上げる。妖艶な姿と裏腹に可愛らしい悲鳴。ようやく二人っきりになったのだ。もう好きなだけ愛せる。俺はタガが外れた様に腰を暴れさせた。
「ゃぁん!ぁッ♪んッ♪ぁッ♪ぁはッ♪」
もう何も気にしない。懺悔室の中である事も忘れ、激しくバック。セックスやHというより交尾だ。女性を愛すると言うより雄としての本能を満たす為の行為。避妊具を付けている為、生殖行為ですらない。ただの暴力ともいえる。身勝手に気持ち好くなる為だけの行為。
「ごめんねっ!気持ち好過ぎてッ!優しく出来ないっ…!」
「うふふッ♪あッ♪しょうがッ、ないわねぇッ…!」
呆れた様な嬉しい様な表情。嫌がっていないなら俺も嬉しい。張り切って腰を振る。
ばちゅんッばちゅんッばちゅんッばちゅんッ
「やぁん♪音漏れちゃうぅぅぅ♪」
熱を入れて激しくバックすると、神父側の密室に肉同士のぶつかる音や愛液がかき回されて泡立つ音が響く。どんどんクライマックスに近付いていく俺達。
「愛してるよぉッ俺のアリシアぁッッ…!」
後ろからおっぱいを鷲掴み。手からはみ出る魔性のおっぱい。とても大きく、強く絞れば母乳が絞れそう。しかも彼女のおっぱいは大きさより感触と形が魅力。重さと柔らかさと張りで手に吸い付いてくるようだ。こんな魅力的な女性を愛せる悦びに、俺は狂いかけた。
「射精すからねっ」
「来てぇ…♪」
密着し、深く繋がって一番奥目掛けて達しようとした瞬間、またもや懺悔室にお客様がいらっしゃる。
「神父様、懺悔よろしいでしょうか」
若く弱々しい男の子が入ってきた。本当は嫌だった。ずっとアリシアとHしていたい。けれど悩みを打ち明けに来る人を蔑ろには出来ない。一番奥を突いたまま密着して無理矢理腰を止める。
「アリシアッ…愛してるからッ、待ってね…」
耳元で囁き、おっぱいから手を離して抱き締める。
「ああ…お話ッですね」
愛しい女性と思い通りにHできないのが辛い。この人が終わったら懺悔室は切り上げよう。そして思う存分アリシアと…
「懺悔します。ぼく…身体目当てで女性と付き合ったんです」
「っ!?」
またしても男女の問題だ。それもかなり危ない。声色から俺よりかなり年下だろう。まだ女性経験もなさそうなのに、とんでもない子だ。早熟にも程がある。
「それは…どういった…?」
「憧れていたお姉さんにお付き合いを申し込んだんです。出会ったその日にえっちしました。お姉さんはおっぱいがとても大きくて…一緒にいると安心するし…」
参った…俺もそうだ。年上の麗しい女性の外見的魅力に中てられ、肉欲に任せて現在進行形でHしている。偉そうにアドバイスできそうにない。どう答えようか悩んでいると……
「きっかけなんてッ、どうでもいいのよッ。んんッ♪今ッ、これからが幸せならねっ」
腕の中の女性が相談者にアドバイスしだす。俺は焦ったが、バックで繋がる女性は惜しげもなく甘い吐息を洩らして応対する。
「お姉さん、誰?ひょっとして神父様の大切な人ですか?」
「うふふ♪そうかもねぇっ♪坊やは恋人の事愛してる?」
「はい!…でも…最初はえっちしたいって思って近付いて…」
「いいのよ……んんっ♪お相手のお姉さんも貴方の事愛おしくって堪らないと思うから。毎日Hしてる?」
「…ッ。〜〜っ!はい…パパとママのいない時に何回も…」
「くす♪幸せにね。ん…っ大丈夫。恋愛の形は…人それぞれだから。ただ、パパとママに見つからない様に、気をぉ♪やぁあん♪つけなさいッ?それと避妊も忘れずにね。坊やの年だとまだパパになるには若すぎるわ…♪」
「は、はい!ありがとうございます!」
男の子は懺悔が受け入れられ、嬉しそうに出ていった。
「ありがとう…的確なアドバイスだったよ」
俺自身アリシアのルックスと身体目当てで付き合った。神父にあるまじき行為を平気でして、身勝手に女性を抱いた身。アリシアの言葉に心が軽くなった。
「うふ…さぁ、あんな子も頑張ってるのよ…貴方も頑張りなさい…」
彼女の要求に応え、また密着立ちバックで激しく腰を振りだす。長期間の焦らしプレイで精巣には充分すぎる程精液が充填されていた。もう射精しきる。一気に駆け上がる。
密着して小刻みに腰を振って精液を流し込む体制。コンドームを装着しているのも忘れ、雄の本能全開で腰を押し付ける様にかき回した。
「今度こそっ!」
どくん…っどくん…ッどくんッ
俺は射精した。コンドームが妊娠するのではないかという勢いで。破って妊娠させてはいけない。腰を引き抜こうとすると、性器の根元に巻き付いた彼女の尻尾が無理矢理引き戻す。
「膣内に射精して…?ねぇ好いでしょ…?射精して…?」
「駄目だッ!妊娠させちゃう!」
アリシアの尻尾は絞り出すような動きで巻き付き、しごき上げてくる。身体は完全に妊娠する気らしい。コンドーム越しに粘膜と粘液が絶えず襲いかかり、膣内そのものまで絞り出す様に脈動する。より奥へ男を受け入れ、妊娠する為に。
「お願い…あぁっ♪私達、数が少ないの…いっぱい貴方の赤ちゃん産みたい…産ませて…?」
危険な美貌で誘う様に腰を振りだす。バックで責められる俺。その間も彼女の膣内ではコンドームが際限なく膨らみ続ける。異常なまでの射精量。理性が弾け飛んだ。
「うぉぉぉおおおおおおおおッ!!」
「ぁああん♪」
もうどうなっても知らない。彼女を懺悔室の壁に押え込み、欲望のまま貪る。俺を支配するのは、愛しい女を孕ませたいという本能的な欲求だけ。コンドームの存在を忘れひたすら腰を振る。ガンガン腰をぶつけると、魅惑的な青いビックヒップが波立った。
大きく仰け反って一番奥に抉りこんだ。コンドームの精液だまりを押しつぶしてしまう。
「んんっ…ぐりぐり…いぃい…♪」
ずにゅ…ずにゅ…ずにゅにゅ……ぴしゅッ!
遂にコンドームは裂けた。激しいセックスと際限なく流し込まれる精液に耐えきれなかったのだ。
「ぁあっ!あぅっ!あぁ!ああああぁぁーあん♪♪んんっ、んんんんッ…!んんんんッ♪」
初めての膣内射精(なかだし)だ。彼女は 激しく乱れながら絶頂した。
「はぁ…はぁ……おなか…いっぱぁい♪」
「種付けセックス…しちゃったね…」
バックで繋がったままの俺達。アリシアは嬉しそうに下腹部を撫でている。結合部からは、たっぷりとした精液が漏れ滴っていた。我ながら呆れかえる量だった。妊娠させてしまったかもしれない。
アリシアを愛撫して余韻に浸る。一度アリシアと繋がっただけでは満足できない。が、懺悔室は精液と愛液が飛び散り、懺悔室ではなく交尾部屋と化していた。その交尾部屋の中で、熱気をこもらせながら蕩ける愛しい女性。
「…妊娠したいの…?」
「したい…あなたのあかちゃん…うみたい…!」
「アリシアッ、何人も産ませるからね!」
「ッッッ!!!」
懺悔室で激しいバックを再開する。もう止まれない。外に声が漏れようが知った事か。
「アリシア!アリシア!アリシア!アリシアぁッ…!」
「ぁぁぁああああッ♪」
結局俺達はその日の夜更けまで懺悔室で生交尾に酔いしれた。
俺達は結婚した。
自分の働くレスカティエ教会で、あろう事かデーモンの女性と結婚式を挙げた。彼女の魔力か、誰も彼女を魔族だと告発する者もなく、平穏無事に暮らせた。辺りでも有名なおしどり夫婦となった俺達は、懺悔者の悩みを聞き、後押しした。礼拝堂と懺悔室は盛況で、お布施は増え、また辺りには魔物もちらほら見かける様になった。
「あなたッ♪あなたッ♪あなたッ♪」
「アリシアッ!ぬぁ!もう無理…!」
「だぁめ♪パパになるんでしょ…?もっとがんばって」
俺は白いベッドの上で最愛の妻に犯されていた。俺に跨り腰を振る身体は、既に産み月。スリムだったお腹は限界までまん丸に膨らんでいる。一度避妊具が破れ膣内射精してからは、毎日生セックスの快楽に溺れた。妊娠は当然だった。妊娠した為胸もお尻も大きくなり、曲線美が強調されている。子宮も降りて来て、深く挿入れるとコリコリと子宮口を刺激してしまう。
「んぁあぁ♪いぃい♪いい♪いぃぃぃぃ♪」
「アリシア、無理しちゃ駄目だよ…!お腹傷つけちゃう!」
「私も、ぁん!この子もそんなッ、ぁぁうぅ!柔じゃない…わぁ♪」
アリシアは結婚式を挙げると激しく求めるようになってきた。いつ生まれてもおかしくない立派なお腹を愛しく撫でながら、俺に跨り激しく貪る姿はまさに淫乱な魔族そのもの。
長く艶やかな紫の髪を振り乱しながら激しく腰を振る。ベッドはギシギシ軋み、更に豊かになったおっぱいがどたぷんと揺れる。あまりに激しく心配になり大きなお尻を掴んで止めさせる。
「っどうしてぇ?」
「アリシアとッその子が、〜〜〜ッ、心配なんだよ」
「心配してくれるのぉ♪うれしぃッ!」
俺を振り払い、ガンガン腰を振り直す。表情は恍惚としており、見下ろされた俺はドキリとしてしまう。大きくなったおっぱいは下から見上げるとド迫力。蕩ける美貌は危険な色気。俺を好きに出来る悦びに浸っているのかもしれない。大きな羽は腰を振る度にはためき、長い尾は俺に巻きついて締め上げてくる。
まさに責め。だが辛くは無い。気持ち好過ぎるのだ。
激しい騎乗位は見た目にも興奮するが、彼女の膣内はもっと恐ろしい事になっていた。
出産が近いのだろうか、膣内は緩み、拡張している。そして粘液があふれ出て滑りがよくなり、あっさり出し挿入れ出来る。だが名器っぷりは変わらず、うねうねと動く淫肉が気持ち好かった。
「アリシア…本当にッ…うぁぁぁぁ!無理は駄目だよ…?いつ…産気づいても…おかしくないお腹なのに…」
「うふ♪優しい夫でぇ、んぁ♪好かったわぁ…!」
より火を付けてしまった様子。トロ顔を下ろし、覆いかぶさってきた。身体は密着し、手を握られ、彼女に抑え込まれる様に逆レイプまがいの情事を受ける。気持ち好いがやはり彼女が心配だ。
「あなたぁ♪愛してるわあ…♪んんッ…」
襲われるようにキスされた。完全に主導権は彼女のもの。大きなお腹を俺の腹をぐりぐり押しつけ、腰を前後にスライドさせつつ射精を促す。舌を絡められ、しゃべる事も許されない。ただ臨月妊婦に貪られる。
「ん!んん〜!んんんんっ♪」
ちゅぱ…じゅるるるッずるるる…
唾液を吸われ流し込まれる。快楽以外一切感じさせない貪欲なセックス。大切な所有物を独占する為の激しい騎乗位だった。どんどん手が強く握られていき、腰もぐいぐい押しつけられる。
「んぱッ!んん…んんんん…♪んふふふ…♪」
アリシアにイキそうなのを気付かれた。彼女はどんどん激しく腰を回した。より俺を蹂躙する為に。俺は達しようとしている。脈打ち出す太い生殖器。精巣から送り出される粘度の高い子種。本能には勝てず、下から妊婦を突き上げ、同時に逃がさぬ様に大きな尻を鷲掴みにして絶頂した。
「んッ!!んん〜〜〜〜ッ♪」
どくどくと彼女に注がれるザーメン。
ぷしゅっ…どばぁぁぁあああッッ
「あん♪破水しちゃった♪」
「!」
蕩けた顔で言っているが、そんな状況ではない。膣内射精が引き金になってしまった。彼女を抱きあげ、ベッドで股を開かせる。彼女の前に行き、生まれる子を取り上げる準備をした。
「いきんで」
「アぁ♪アあん♪ぁッ、ァッ、ァッ…」
出産の苦痛すら快楽なのか、アリシアは蕩けながら痙攣する。
「いきんで!」
「は、はぃぃぃ♪、んッ…!」
強く後押しする。アリシアは押しに弱かった。目を閉じて大きく力を入れるアリシア。出産に集中する。最愛の妻が母になろうとしているのだ。必死で出産に励むその姿に胸を打たれた。
「ん〜〜〜ッ♪んん〜〜〜〜ッ♪んんん〜〜〜〜〜〜ッ♪」
「うわ…出てきた…結構大きい…頑張って、アリシア」
「んぁッ♪あッ♪ああッ♪あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ♪」
妻を押し拡げて徐々に姿を現す魔物の子。母親と同じように青い肌を持っていた。変に俺似だと最悪だったし、美人な母親に似てよかった。
「あと少しだよ!アリシア」
ゆっくり産道から送り出される子をそっと受け取る。
「んあッ!」
出産は終わった。彼女の胎内(なか)からとても立派な娘が生まれた。すぐに抱かせにいく。
「あなた…♪あぁ…ああああ…!はぁ…あかちゃん…はぁ…かわいい…♪」
元から安産型の非常に大きなお尻だったアリシアはすんなりと出産した。もっと長く苦しいものかとも思ったが、妻が元気で幸せならどうでもいい。
「ぱぱ、まま〜っ!いってきまぁ〜す」
「行ってらっしゃい」
「リリ、ついていきましょうか?」
「ままかほごすぎ〜」
リリは母親似の青い肌を持つ俺の娘だ。その娘を保育園に送りだす。園長先生はしっかり者のダークプリーストであり、まるで自分の娘の様にリリを可愛がってくれた。
保育園は将来の相手を探す為の場所でもある。最近急速に台頭した親魔物派の人間の子も大勢おり、相手探しには困らない。人間の子と遊び、競い合い、魔物としての本質を理解していくのだ。
リリはまだ幼いが、母親譲りの美貌と魔力の片鱗はもう見せ始めている。幼児体型ではあるものの、むっちりしており、既に同い年の男の子を惑わせているようだ。
園長先生に連れられ、リリは楽しそうに行ってしまった。
「あぁ、行ってしまったわ…」
「君の娘なんだから大丈夫。それに園長先生もいるしね」
アリシアは若いお母さんに恥じない簡素で清潔なエプロンを付けている。まさに良妻賢母だった。早起きして家事をし、夜遅くまで俺を受け入れてくれる最高の妻だった。娘を産んで少し心配性になったきらいがあるが、それも優しい母性の裏返し。
「大切なデーモン族の子よ。何かあったら…」
「寂しいなら、またもう一人作る?」
「…!もう、あなたったら……♪」
路上にもかかわらず、甘いキス。
「家のベッドでしましょ…?ここだと流石に恥ずかしい…」
妖艶な顔立ちが照れくさそうな少女の顔になる。もう繋がりたい…!
俺は最愛の妻を連れて家に急いだ。まだ朝なのにベッドに直行し手早く脱いで即合体。
「んぁぁぁぁぁッ♪」
「娘がッ!いない間にッ!…ッたっぷりしようね…!」
正常位で激しく繋がる。
「綺麗だよ…アリシア…!」
「そんなッ…そんなこと…ッ」
顔を真っ赤にして受け入れてくれる。いつまでたっても可愛かった。愛する度にどんどん肌艶はよくなり、色っぽく、甘くなった。毎日愛して胸を揉んだせいか、彼女のおっぱいはLカップという魔乳になった。出産を経験した為か元から非常に大きかったお尻は更に立派に育った。それでいて出産前のスリムで流れる様に括れたウェストは維持した。男の理想に応える為のエロい身体だった。
「っ…♪愛してるわ…あなた…ッ」
むっちりした太ももで咥え込んでくる。俺の腰に合わせて腰をまわしてくれた。激しくガンガン突きまくっているのにこちらのペースに合わせてくれる最愛の妻。
白いベッドに映える紫の長髪。青い肌。そしてダイナマイトボディ。
「アリシア…ぁ…君と…!一緒になれて…本当によかった…!」
腰をねっとり大きくピストンしながら最愛の女性を愛撫する。
「…♪私も…あなたを…あん…ずっと…愛しつづけ…ふぁ!んっ…んっ…」
腰を振るのを止め、相手の性器の感触を楽しみながら絡み合う。アリシアと顔を合わせると、上気して幸せそうににやけていた。愛する妻のこんな顔が見られて本当に幸せだ。自然と唇を重ねていた。上の口でも下の口でも重なり一つになる。
「んっ…んんん…んは…ぁむ…ん…ん…」
鼻から抜ける甘い息遣い。彼女の顔を見つめると、目を閉じて浸っていた。舌を挿入れ、絡め、唾液を流し込んでキスを味わう。
どれ位そうしていただろうか。絡めた美脚がぐいぐいと締め上げて来たので、再び激しく正常位を開始する。
「っ♪んぁ♪ん♪ぁん♪あん♪」
激しく押え込む様なピストンに、キスを止めて喘ぐ最愛の女性。仰け反って大きな声で鳴いてくれる。コンドームセックスですら気持ち好かったのだ。生セックスで本気を出すと、一戦目はすぐ秒殺されてしまう。
「アリシアッ…孕んでッ」
「あぁ!んあぁぁあ♪いいわよぉ♪いっぱいうんであげるッ!」
彼女の種族は数が少ないらしいから、俺が増やす。何人でも産ませる。彼女だけでなく、彼女の種族そのものも愛すのだ。沢山増えればいいな。
彼女の腰をがっちり掴み、かき回す。射精する為の動きだ。一滴の凝らず彼女に注いで孕ませたい。
「孕んで!孕んで!孕んで!」
「あっ♪あ♪あ♪ああっ、んあ、んあああーっ♪ああああああああッッ♪」
どくん…!どくどくどくどくっ…!
腰を振りながら達した。
だが彼女とのセックスはまだ一回戦目だ。まだ止まる訳がない。射精しながら腰を彼女の一番奥にねじゃりつける。
「ひゃう♪あなたのが…わたしを…ッ!……〜〜〜〜ッ!!」
彼女も絶頂した。俺をむっちむちの太ももでがっちり咥え込み、一滴も逃がさないつもりだ。端から洩らすつもりはない。彼女に全て捧げる。
「し、しきゅうにッ、ちょくせつぅぅうッ♪」
「はぁッ!はぁッ!はぁッ!」
どくッ…どくッ…どくッ…
「はぁ…はぁ…おなか…あ…つい…」
「まだしたい…!」
最愛の妻とのHは、一回や二回では満足できない。一度始めたら時間の許す限り体力の続く限り愛していたかった。腰を振りだす俺を見て危険な微笑み。
「あ♪もう、つぎはわたしっ♪」
攻守逆転。アリシアは繋がったまま俺を下にし、騎乗位に持っていく。
そのまま腰を激しく振りだした。
「おぉッ!ぁッ!ぬッ!」
「あはは♪あぁあん♪んぁぁぁああああ♪」
絶頂の余韻で感じやすくなっているのに犯される。二人とも達しつつ絡みあい、ベットは体液でぬるぬるのびしょびしょ。だが好い。こうして相手を貪りあうのが俺達夫婦のやり方だから。
「あなた♪だいすきッ♪もうはなさないからッ♪」
愛らしい告白。対照的に貪欲な下半身。俺は幸せと暴力的な快楽を噛みしめながら下から突き上げた。浮き上がるアリシア。
「んぁああ!ぁッ♪い、いけないひと…♪いまはわたしが…!」
挑発的な目線を交わしつつ、俺は上下に、アリシアは前後に腰を振る。何だかんだ言っても身体は俺に合わせてくれる最高の妻だ。
「さぁ♪しっかりはらませなさい♪」
アリシアの膣内が手コキの様にうねりだす。亀頭に絡みつく天井のひだひだはフェラされている様だった。どんどん奥に誘われ、深く深く結合する。彼女の体はやはり妊娠を望んでいるようだった。
「うぁああ!あぁああッ!!ああああッ!」
彼女の膣内で何度も絶頂した。叫びながら何度も精液を送り込み、妻は確実に妊娠しただろう。
「〜〜〜〜んッ!まだおわらせないわぁっ♪」
止まりかけた射精を無理矢理引き出す様に、彼女は再び情熱的に腰を振りだした。快楽の拷問である。貪欲で美しい妻は、主導権を握ると激しい。最愛の妻の痴態とテクニックに射精が再開する。
俺に跨り、紫の長髪を振り乱し、大きな羽をはためかせ、張りのあるダイナマイトボディを踊らせる。
「アリシアッ、かはッ!よすぎぃぃ!」
最愛の妻の情熱的な腰遣いに俺も奮い立つ。下から括れたウェストを撫でながら彼女を弾ませる。ほっそりしたウェストはとても経産婦には見えないが、また近いうちに子を宿し膨らむだろう。形の良いLカップの魔乳も情事でばるんばるん揺れる。まるで南国の巨大な果実が生っている様。ウェストからおっぱいにも手を伸ばし、下からすくい上げる様に支える。張りつく様な感触の魔乳。手が離せなくなる。
「あは♪かわいいのねぇっ!ほらっ!ほらっ!ほらっ!もっときてぇえっ!」
豊かなおっぱいに沈み込む俺の両手。視覚的にも肉体的にも興奮し、射精が止まらない。妻と身体を重ね続け、俺自身も妻好みの身体になってしまったんだろう。魔族の女性を孕ませるにはこれぐらいで丁度いいのかも。
「あはッ♪あははははッ♪あん♪あぁん♪」
アリシアは狂乱しながら騎乗位する。際限なく高まり、情熱的なセックスを楽しむ。掴んでいるのにこぼれそうな形の良い魔乳、肉をぶつけ合う度に乱れ揺れる丸く美しい煽情的なお尻に夢中になる。ひたすら腰を突き上げた。最中も精液を流し込みつづける。
「あぁぁぁ…♪すてきぃッ♪はぁぁん♪」
テンポよく浮き上がるグラマラスかつスリムなボディがエロい。俺は腰をぶつけまくるしか出来ない。
ばちゅんッ…ばちゅんッ…ばちゅんッ…ばちゅんッ
「アリシァァアアアッ!!」
「あぁぁっ♪」
最愛の女性を突き上げ続ける。騎乗位ではあるが、お互いでお互いを蕩かす相互体位になっていった。射精は止まらない。行為の最中も弱くなったり勢いを増したりと。
「ありし!アリシアッ〜〜ッ〜〜〜!きみがッ、こんなにエロいからッ!」
「あぁん!またあなたに…しゅどうけんとられ……んぁぁあはぁあんッ!」
「きみと…!きみとなんどでもッ!ッ!ッ!なんどでもッ!」
ベッドの軋みがどんどん大きくなっていく。ピストンもアリシアを揺さぶるほどに激しい。だがお互い求めあい、貪りあい、絡み合ってすっきりし、子をなす行為は止められない。
「すきだよ…ッ!あいしてるよッ…!あッ!あッ♪」
「わたしもぉぉおお♪」
彼女が甘声をあげた瞬間、腰を浮かせて深く密着させ、子宮口に直接精液を流し込む。
どくんッ…どくんッ…どくどくどくッ…!!
「んはぁッ♪ッ、…ッさいっこう……♪」
「〜〜〜〜〜〜ッ、あいしてるよ…アリシア…」
痙攣しながらもしっかり結合し、最後まで射精しきった。
俺達は子沢山の夫婦となった。欲望に任せて毎日欠かさずHしまくり、7人の子に恵まれた。本来ならお布施で成り立つ聖職者がこんなに子沢山なら嫌われてしまうが、周りの人たちは子を授かる度に祝福してくれた。彼女のお腹にはまた新たな命が宿っている。後ろから抱きしめ、妻の大きなお腹をさすった。隣には大きな揺り籠とその中で眠る赤ちゃん。魔族の妻を持つ事が、ここまで幸せだとは思わなかった。
「あなた…愛してるわ…」
「俺も…ずっと一緒にいようね」
「はい…♪」
「ままずるーい。ぱぱーわたしもままみたいにだっこして」
「わたしも〜」
「ほんと仲いいよね、パパとママって」
「お父さーん!懺悔室にお客様ぁ!」
「はーい!」
最愛の妻にキスをして懺悔室へ向かった。
fin
夜の礼拝堂。ステンドグラス越しの月明かり。照らされる裸の女。女は赤い絨毯に直に寝そべり、股を開いて誘惑していた。
「ほらぁ♪一晩好きにさせてあげるって言ったでしょ?」
挑発する女は人間ではない。たっぷりとした紫の髪、漆黒の角、皮の翼、尾。白目まで黒い。大きな瞳は鮮血の様に真っ赤で、肌は青い。けれど妖艶だった。女は上級魔族、デーモンだった。
「契約しなくてもいいのよ?一晩だけの間違いでも」
レスカティエで最も警戒すべき魔族だ。あらゆる快楽で堕落に導く最も危険な魔族。アリシアと名乗ったデーモンは、自分に永遠に服従するなら永遠の快楽を約束すると持ちかけた。俺は渋った。レスカティエ教会の神父だったからだ。しかし彼女は一晩だけ好きにさせてあげるから、それから決めなさいと譲歩してきたのだった。
目の前のスリムでグラマラスな女魔族に、俺の生殖器はすでに臨戦態勢だった。聖職者といえど、色欲には逆らえない。
「神よ…許したまえ」
俺は懺悔しつつ、服を脱いだ。いそいそとコンドームを装着する。
「あら神父様、コンドームなんて持ってるの?どこで使う気だったのかしら?」
「男のマナーだ。使った事は無いが、持っているにこした事は無いだろう」
「あら、童貞?嬉しい」
「神父なのでね…!」
事もあろうに礼拝堂で退廃的な美女と正常位で一つになった。
ぷちっ…ずぶずぶずぶ…!
「んっ…」
薄いひだを無理矢理押し広げた様な感触がゴム越しに伝わる。同時に、強気で妖艶だったデーモンが弱々しく声を漏らした。結合部から漏れだす愛液には薄っすらと血がにじむ。
「ぅッ…処女…だったのか?」
「っ私が…初めてで…悪い?」
デーモンは不満そう。レスカティエ教会では魔族の女は誰にでも股を開く淫乱だと教わった。これほど美しい魔族なら男性経験豊富かと思ったが、そうでもないらしい。
「悪くないよ。ッッ、神よっ、魔族に、ッ惑わされる俺を、…許したまえ…」
礼拝堂で性欲に惑わされ、魔族と一つになってしまった。退廃的な美女は、俺をにやりと笑う。むっちりした太ももで俺をがっちりとホールドし、ぐりぐり腰をうねらせた。
「ほらっ、ほらっ、どう…かしら…♪情けなくっ…はぁ…果てちゃいなさい」
「うお…!締まる…!初めてで…無茶しないでっ」
余裕ぶって意地悪に笑っているが、汗ばんで乱れた吐息が隠せていない。俺はゆったりと腰を振り、背中に手をまわしてなるべく優しく彼女を抱いた。
「辛かったら言ってくれ…」
「んっ…んぁ…ひ…生意気っ、ぁっ…人間の分際でっ、私を気遣うの…?」
アリシアはどんどん太ももと膣内(なか)をきつく締め上げ、細腕で抱き寄せてくる。密着する男女の身体。
「おぁ!お前っ!くぁ!」
胸板に押しつぶされ、はみでる豊かなおっぱい。俺達の肉体の間でたゆんたゆんと揺れるおっぱい。肌の張りと柔らかさで両立された魔性の肉の果実。先端にはコリコリした感触。時に優しく受け止め、時に激しく押し返す危険な弾力。きめの細かい肌と相まって、張り付いてくる様だ。
「何ておっぱいだッ、何カップ有るんだよ!」
「ぁん!最後にぃ…測った時は、ぁん!Iカップだったけど…最近は服がかなり痛いから…!ひゃぁん!サイズ上がってるかもね…っ」
ひょっとするとJカップ以上あるのか。よく垂れないで綺麗な丸みを維持できると感心してしまう。豊かでありながら丸くてきれいな形。正に魔乳だ。熱を帯びてきたアリシアにキスしようと唇を近付ける。
「だ…だめっ、キスはっ、あん!契約の証なの…ひっ」
身体は許すのに唇は許さないのか。デーモンの価値観は分らない。でも女性の嫌がる事はしちゃいけない。切羽詰まった喘ぎ声は、感じてくれているのか、痛いだけなのか。
「辛かったら言ってッ!言ってくれないとっ、……気持ち好過ぎて腰がッ」
「うふふ…必死に腰振る姿…っやぁん!可愛いわよぉ…あんっ…」
彼女は乗ってきたらしい。退廃的な美貌は危険な笑顔で彩られ、余裕も見せる様になった。
初めてだったが、上手く出来た様で良かった。
「アリシア…!綺麗だよ」
「ッ!?」
一瞬驚き可愛らしい少女の照れ笑いを垣間見せるも、すぐに前髪で目線を隠して顔を背けてしまった。だが嬉しかったのか、コンドーム越しにキュウキュウに締め付け、淫肉を絡ませてくる。同時に腰を器用にうねらせ、俺を絶頂に誘う。
膣内の壁から天井をグリグリ押し付けられ、限界が近付く。
「…!もう!すまない!」
あまりの気持ち好さに無遠慮に腰を振る。今までの彼女を気遣う動きではなく、射精に向かう腰つき。
「…♪…っ♪…ッ♪…ッ♪♪」
アリシアの背けた口元は、満足気に笑っていた。危険なまでに美しい唇が緩んでいた。
その妖艶な姿に中てられ、彼女の一番奥を目指して、絶頂した。
彼女の膣内目掛け、送り込まれる精液。だが、彼女と俺は薄い膜で隔てられている。空しく避妊具に流し込まれる子種。
「アリシアっ!アリシアッ!アリシアぁッ!!」
絶頂中も腰は止まらず、痙攣の様に腰を振り、際限なく送り込まれる精液。
「ッ♪ッ♪いいの…?そんな腰振ってぇ、コンドームッ、あぁん♪破れちゃう…わよぉ?」
彼女の膣内で膨らみ続けるコンドーム。必死で腰を引いた。アリシアもそれに合わせて太ももを解いてくれた。
二人の結合が解け、俺を受け入れていた彼女の膣内から愛液が迸る。
「やばい…とまんね…!」
離れたのに、まだコンドームに空しく精液を送り続ける分身。
「うふふ♪気持ち好かったのね…まだ止まらないの?」
アリシアは狂った様に射精を続ける俺の性器をそっと掴み、優しくしごいた。
「ちょ…!アリシア!今は敏感だからっ」
「あら、手コキは駄目?くす♪じゃあお口で始末してあげる」
膨らみ続けるコンドームを口に含み、軽く牙を立てるアリシア。すぐさま彼女の口でコンドームが破裂する。アリシアは意にも介さずそのまま精飲。
「ん…ん…ん、ん、ん…」
礼拝堂で、ただアリシアに絞りとられる。時たま頭や舌を動かし、綺麗に舐め取っていく。細い首筋は、送り込まれる大量の精液でどくんどくん動いた。
「っ…!!」
ようやく射精がとまる。
ねっちょり口を離すと一言。
「あはっ♪どれだけ禁欲してたのかしら。レスカティエの教えも残酷ねえ」
アリシアは指で丁寧にコンドームを回収すると、結んでその辺りに投げた。
「はぁ…はぁ…はぁ…好かった…」
「うふふ♪今の貴方の顔、見せてあげたいわぁ♪みっともないトロ顔ねぇ…」
挑発的な言葉だが態度はまるで逆。優しく労る様に抱き締め、背中に愛撫を繰り返す。
「アリシア……」
「あら♪続けるのかしら?」
「一晩中お前を抱きたいんだ…」
「くす♪神父様は元気ねぇ」
抑圧されたものは解き放たれると凄まじい。相手が魔族なのもあるだろうが、一回や二回で満足など出来なかった。
お尻を浮かせ、寝バックの体勢にさせる。赤い絨毯に映える青い裸体。
バックの体勢だと、アリシア最大の魅力が強調される。それは下半身のラインだ。
流れる様に括れたウェスト。女性の持つ美しい曲線が極限まで磨きあげられている。細く括れつつ俺を色欲に誘う。そしてスリーサイズで一番立派なお尻。三桁は確実にあろう。大きいだけではなく美しく煽情的だ。肌艶は眩しく、ぷりっとした弾力が丸い形を更に強調する。豊かなお尻は、美しい安産型。元気な子を沢山産みそうな生殖と母性の象徴。
スリムなウェストを流れる様に撫でると、アリシアは一瞬びくりと反応する。
「はぁぁっ…うふ♪好い具合に変態さんね」
「アリシアが俺を野獣にさせるんだ」
括れるウェストから手を撫でる様に下ろし、大きなお尻を掴んで舌をそっと添わせる。
「ちょっとぉっ…そこはっ、汚いわ…」
「アリシアの…身体は…どこも綺麗だよ…」
言いながら大きな丸い臀部を舐めまわす。元々艶肌だったのに、俺の唾液で更に艶めかしい。大きな魔尻を舐めつつ、そこから伸びる長い尻尾を優しくしごく。
「ふにゃぁあっ!」
「ご、ごめん、嫌だった!?」
「っぁあん、び、びっくりしただけよ…」
「よかった…続けていい?」
「変態…」
顔を見せてくれない。大きな羽を緩やかにぱたぱたさせているから嫌がってはいない様だけど…
尻尾をつぅぅぅ…となぞると、分かりやすく痙攣する。同時に尻舐めを再開し、むっちりとした太ももから徐々にすらりと長い脚に舌を這わせる。八頭身の彼女は脚も美しい。上半身より長い美脚。スリムでグラマラスな彼女の魅力を惜しみなく表現している。
「いつまでもっ、んっ…!舐めてないで…っ」
「ごめん…!すぐHするから」
慌てて新たなコンドームを装着。大きな丸くてエロいお尻をがっちり掴んで逃げられない様に固定。寝バックの体勢で、処女を貰った時より一気に挿入(い)れた。
ずにゅぅッ
「あん!……おっき…♪」
「ぐぉあ!凄い締め上げッ…」
うねる淫肉に吸い込まれていく俺の肉棒。幾重にも重なったひだが俺を絶頂させようと淫らに襲いかかってくる。
「アリシア、動くねっ」
「…あっ♪好きに、なさいな…♪」
彼女は大きなお尻を持ち上げ、より深く繋がれるよう気を使ってくれる。レスカティエ入会時に危険と教わった魔族とは思えない。ただのHで美人な若いお姉さんだ。
俺は腰を振り出した。
「あっ…ぁっ…ぁっ…んっ…んふふ♪」
「やばい!膣内がっ、ぬるぬるして!」
魔性の名器。男を射精に導く為の肉の器。強烈な締め上げと温かさ、あふれ出る愛液。コンドーム越しでも感じるねっとり感。コンドーム無しのセックスなら秒殺されていただろう。
「アリシア!」
「ひゃんッ…お猿さんねっ、がっついちゃって、もう……あん♪」
弾む大きなお尻に魅了され、掴み、腰を段々早くしていく。
「アリシアッ、アリシアッ、アリシアッ!」
俺は彼女の名をひたすら叫んだ。快楽に支配され、さっきまで生娘だったアリシアに全く気を使わない。ただ自身が気持ち良くなる為だけに腰を振る。バックで腰をぶつけまくると、丸く豊かなお尻がたゆんたゆん波立つ。
「はっ、あっ、んはっ、激し…!気持ちぃのね…っ♪」
寝バックは彼女にも激しい快楽を与えたようだ。華奢な長身がカーペットでうねる。
「もっと…!もっと堕ちなさいっ、あぁっ♪私の僕(しもべ)として、ひん!奴隷として、レスカティエなんて忘れちゃいなさいっ」
突かれながら妖艶な魔族が何か言っている。レスカティエ…?だがそんな事はどうでもいい。どんなに働いても、どんなに祈りを捧げても、幸せなど来なかった。だが目の前にいる麗しい魔族は俺にこの世のものとは思えない快感を与えてくれた。今はこの女性を貪っていたい。
「あはっ、あははっ♪完全に堕ちたわねっ♪ガンガン腰振ってぇ…♪」
振り向いてこちらを確認する女性。彼女は蕩けた美貌で満足気にこちらを見ていた。赤い絨毯をきつく握りしめ、何かに耐えている様な美貌。もっと歪ませたい。バックでガンガン責め立てる。
「あぁん!ちょっと、ペース落し…なさいっ!」
「嫌だ!もっとお前を味わいたい!もっとお前と狂いたい!もっと堕ちよう!」
「ゃぁん♪」
嬉しさと快楽の混ざった甘い声を上げるアリシア。目の前の女性しか見えなかった。
「イくよ!」
「っいらっしゃい…!」
彼女の豊かな魔尻を掴み、腰を突き出して達した。
送り込まれる大量の精液。またも空しく避妊具にさえぎられる。すぐさま精液風船を外し、乱雑に投げ捨てる。
「はぁ〜…♪好かったわよおぉ…♪くす♪最高だったわあ…貴方のセックス♪」
「俺は、はぁ…はぁ…まだ…満足してない…!」
「ぇ…」
新たなコンドームを付け、怒張した男性器を見せつつ彼女を床に押し戻す。
「ちょっと…好い子だから……ね?もう少し余韻に浸らせ……んあぁぁあああッ♪」
正常位で無理矢理彼女と繋がった。
「あぁっ♪あぁん♪あぁん♪ぃぃッ!いぃぃ…♪」
強引な合体。強引な行為。しかしすぐ楽しそうに喘ぎだす魔性の美女。
彼女が魅力的すぎるからか。赤い絨毯に青い肌の美女を押し付け、欲望のままに腰を振る。初夜にして3度目のセックス。それはあまりに激しい。まるでレイプだ。しかしアリシアは貪欲に感じてくれていた。アリシアがアリシアで本当に好かった。
「貴方っ、最高ぉっ♪きゃっ…♪はぁんっ♪」
赤い絨毯に広がる紫の髪の上で、ひたすら腰を振る。激しい情事にもかかわらず、腰をぐわんぐわん回しつつペースを合わせてくれる。本当に理想的な女性だった。
「好きだっ」
「っ!」
遂に魔族相手に愛を囁いてしまう俺。アリシアは一瞬驚いたが、すぐに熱を帯びたトロ顔に戻る。だが身体は正直。ゴム越しでも強烈な膣内をさらに愛液でトロトロに蕩かし、腰の動きに緩急を付ける肉欲の奉仕。
「うぉお!やばいっ…好過ぎて…!」
明らかに気持ち良くなっている。元から最高だったが、今までよりすこぶる好い。コンドーム越しのHである事と、3連戦目である事が幸いした。いくら気持ち好くても、もう精巣はカラカラ。その分彼女を愛せるのだ。
「好きだっ…愛してるっ!」
「っ♪っ♪っ♪」
声にならない声。アリシアは腰に合わせて甘く鳴いてくれた。切れ長の眼元は潤み、青い頬は上気しきって真っ赤。膣内はどんどん具合が好くなっていく。ぬるぬるのぐちゅぐちゅのトロトロ。まるで粘液まみれの触手が絡みつき、優しくしごいてくれている様。
「愛してるっ、愛してるっ、大好きだ!」
無意識に唇を奪おうとするとアリシアは細い指で唇を遮ってやんわりなだめてくる。
キスしたい。だけど許してもらえない。その思いを腰に昇華する。
「やぁん!あはっ、あはは♪元気ぃ…♪」
アリシアの痴態に、干からびていた精巣が急稼働。恐ろしい勢いで精子を作り出していく。彼女の魔力か。だがどうでもいい。今は彼女を貪りたい。気持ち好ければそれでいい。ひたすら腰を振り続ける。甘声と肉のぶつかりあう音が夜の礼拝堂に響く。
「あんっ♪あんっ♪んっ!んっ♪んっ♪んっ♪」
素直に鳴いてくれる美女に夢中。むっちりした太ももでホールドしてくれたので、自由になった手で彼女の手をとって強く握る。
「ぁっ♪貴方の手ぇっ、んぁ♪お、大きいのねっ…んっ!」
激しい交わりに不似合いな初々しい発言。もう愛おしくて堪らない。激しいHはとどまる所を知らなかった。正常位で交わると形の良い豊かな胸が乱れる。綺麗な乳首。俺はアリシアの自己申告より大きいおっぱいに思いっきりむしゃぶりついた。
「んぁぁああああっ!!もうっ、赤ちゃん!いい年して乳離れも出来ないのっ?」
舌で乳首を転がし、おっぱいに顔をうずめて吸いつく。乳離れしたのは20年近く前。だけど豊かな母性の象徴には抗えない。
「まだ何も出ないのにっ、仕方ないっ、わねっ…♪好きなだけ、吸いなさいっ…!」
嬉しそうだ。俺は丸く豊かなおっぱいを顔で押しつぶし、仰け反って一気に吸い上げた。丸かったおっぱいは一気に伸びる。
「ひゃう!ッ…!」
「ご、ごめんね」
とっさに唇を離すと、豊かな胸は派手に揺れて元の位置に戻る。痛かったのか、彼女の気を損ねてしまったのか。
「ん…♪怒ってないわ……ちょっと驚いただけ」
アリシアに嫌われるのだけは避けたい。ペースを落とし、彼女優先でねっとりしたセックスに転換しようとする。
「あら…っ、そんな優しくしてくれなくていいのよ。ぁっ、貴方が気持ち好くなってくれればね…」
「〜ッ!アリシアに嫌われたくない」
努めて冷静に装うが、本当はガンガン突きまくりたい。だが彼女を傷付けたりすれば辛すぎて壊れそうだ。
「アリシアのっ、…ペースでっ、…したいっ…」
「今夜は好きにさせてあげるって言ったでしょっ、素直になりなさい…」
アリシアは膣肉を波の様にうねらせ、腰もまわしつつ、握った手を優しく握り返しながら挑発する。もう精巣はいっぱいだ。そんな動きをされれば発情した雄に戻ってしまう。
「ほらっ♪ほらっ♪もうイきそうなんでしょう…?うふふっ、何も考えずに腰振って…?」
「うおぉぉぉおおお!好きだ!好きだっ!好きだッ!」
「んひゃぁあん♪いきッ、なりっ…ぁあああんッ」
再びガン突き。コンドームが裂けるぐらい激しいピストン。もういい。今は何も考えず気持ち好くなろう。吹っ切れた俺は彼女の豊かすぎる臀部にガンガン腰をぶつけまくった。後先考えないピストンはどんどん激しくなっていった。精巣は雄の本能を満たす為、大量の精子を限界まで作った。後は膣内に注ぐだけ。
「射精(だ)すぞ…!」
「〜〜〜〜ッ♪」
ぐっと射精。出来たての新鮮な精子が一気に射精管を駆け上がる。尿道を突き抜け、コンドームに一直線。白濁液がコンドームを膨らませていく。
「熱っぃぃい♪」
彼女の喘ぎ声で我に帰り、一気に引き抜いた。
「まだ…!まだ愛し足りないッ!」
すぐに新たなコンドームを付け、彼女に覆いかぶさる。
快楽でドロドロに溶けた妖艶な女性。嬉しさと呆れが混ざった様な表情をして受け入れてくれた。
「アリシアッ、はぁッ!アリシアッ!」
「はぁ…はぁ…はぁあッ!んっ…んっ…んっ…」
ステンドグラスから光が差し込む。俺達はまだ繋がっていた。
礼拝堂はとんでもない惨状。赤い絨毯は体液まみれ。腕の中には長身の美女。乱れた吐息と豊かな髪。そこら中に散らばった使用済みコンドーム。部屋中に漂う濃厚な精液の匂い。
「貴方…んぁっ!はぁ…凄いわぁ…!はぁ…はぁ…」
朝日に照らされ、徐々に思考が正常化していく。
俺は礼拝堂で一晩中魔族を抱いた。それもサキュバスではない。更に上位の魔族、デーモンだ。艶肌は青く、白目は黒く、悪魔の角と翼と尾を持つ妖艶な女性。レスカティエの教えに背く行為だ。神父にあるまじき行為だ。だが組み敷いた女性は本当に綺麗で…
「ねぇ…はぁ…はぁ…はぁ…あぁんッ、契約…ん…する…?」
魔族は甘く囁く。情事の熱で蕩けた美貌で。
「はぁ……好いよ…はぁ…一晩だけの……間違いはッ、年頃だとよくあるものね…」
絨毯に映える青肌と紫髪。妖艶な顔立ちは少し寂しそうに見えた。今断れば二度と会えないだろう。この女性と愛し合いたい。永遠に奴隷でもいい。
「契約するッ。永遠に君に仕えるッ…!だから俺を愛してくれッ!」
力強く言う俺に一瞬危険な笑みを浮かべるも、すぐに穏やかな美貌に戻って
「今ならまだ間に合うわよ…?ぁああ…一度契約すれば、んぁんッ!永遠にッ私のものよ……いいの?」
と最後通告。
俺は返事の代わりに彼女の唇を奪った。ひどく無防備だったので、すぐにキスできた。そのままきつく抱きしめる。途端に床に現れる魔法陣。光り輝き、俺達の身体を包み込んで、染み込むように消えた。
「ん…んあ……もう、強引なんだからぁ…うふふ♪」
「アリシア……愛しています」
「くす♪本当にお莫迦(ばか)さんね。デーモンに老いの概念は無いのに、私に服従なんてね」
口ではそう言いながら満足気に微笑む妖艶なアリシア。俺は手櫛で彼女のたっぷりした紫のロングヘアを梳かす。髪から甘く危険な香りが広がり鼻腔をくすぐる。
「如何…なさいますか?ぅ…」
「じゃあ一緒に寝ましょうか。誰かさんが一晩中私を嬲るから…疲れちゃったの…♪それと敬語の使用は禁止。そのままの貴方が欲しいから」
「う…これから気を付ける…」
体液まみれの床に裸のまま横たわる。生臭い精液の匂いの中、アリシアは幸せそうに眠りだした。俺も麗しい寝顔に誘われ、一つになったまま意識を手放した。
次の日。俺は大急ぎで礼拝堂を大掃除。情事で汚れた絨毯は裏の川で洗って干した。そこら中にあった使用済みコンドームは捨てた。アリシアも手伝ってくれた。大急ぎで大掃除したのは理由がある。
懺悔室開放日だったからだ。懺悔室とは礼拝堂にある人生相談窓口の事。薄壁一枚隔てた2つの個室でお互いの姿が完全に見えない中相談を受けるもの。その密室に甘え、神父側の部屋に愛しい女性を連れ込む。言うまでもなく上級魔族を連れ込むのは冒涜行為である。しかしアリシアと離れたくなかった。
「うふ、イケない子ね」
「ごめんね」
二人きりの密室。狭い懺悔室で魅惑の女性を抱きしめたまま座って愛撫する。アリシアは服を着ていても危険な露出度で、自然と愛欲が湧いてくる。
「くす…おちんちん、かたくなってるわよ…」
「君が魅力的だから…」
彼女は振り向きざまにキスしてくれた。厚く潤んだ唇が俺の唇に重なる。
「んっ…」
お互い舌を絡めた。唇で押し合いながら唾液を交換する。流し込まれる唾液。彼女の魔力が混ざっているのか、俄然発情してしまう。彼女一番の魅力の下半身のラインをゆったり撫でさすって求愛する。大きく張りのあるお尻が布越しにぐりぐりと俺の分身を責め立てる。
「んっ…ん♪ん〜♪んっ…んっ」
初めてのディープキスは彼女のリードでどんどん熱を帯びていく。唇から唾液が漏れ、糸を引いて懺悔室の床に落ちていく。際限なく高まる口づけの熱。
「神父様、いらっしゃいますか?」
「は、はい!」
参拝者側の個室から声が聞こえた。驚いてキスを中断する。アリシアは不満気。密着した身体を離し、股下に潜り込む。嫌な予感がし、股の間から顔をのぞかせる美女に声をひそめて話しかける。
「ちょっ…アリシア」
「私を差し置いてお仕事…?悪い子にはお仕置きが必要ね」
彼女はズボンから怒張するモノを取り出し、細い指で輪っかを作ってしごき始めた。
「神父様?」
「いや、なんでもないんですよッ…どうぞ懺悔なさい」
小鳥のさえずる様な声。相談者は少女らしかった。それがアリシアを余計に怒らせたらしい。赤い爪と黒い手袋に包まれた手でくにゅくにゅと握ってくる。
「アリシアっ、後でいくらでも相手するから今はッ…!」
「だぁめ…許さないわ」
股下で手コキする愛しい女性。今すぐHしたい。だが今俺は懺悔室にいる神父。少女の人生相談には真摯に答えねばならない。
「…神父様聞いてます?」
「も、申し訳ない…少し具合が悪くて」
「ではもう一度。懺悔します。私は友人の好きな子に恋をしてしまったのです」
「そ…、それはっ複雑だねッ…ぅう…ッ」
「神父様大丈夫ですか?何か声がとても辛そうですが」
「いやッ、続けて」
相談者の少女に勘付かれない様、努めて冷静を装う。股下では淫らな行為が行われているが、辛抱せねば。
「友人は…とてもいい女性です。彼女は…彼にぴったりの相手です。でも…」
涙声になっていく少女。本当に悩んでるんだろう。それなのに俺は股下で愛する女性に手コキしてもらいながら聞いている。背徳感でいっぱいになる。
「私も…っ、彼の事が好きで…!友人も告白してないしッ、チャンスは私にもあるんじゃないかって、そんな自分が怖くて…」
だんだん手コキを速くしていくアリシア。にぎにぎしつつ激しく導いてくる。俺の我慢顔にそそられたようで、ひどく嬉しそうだった。
「アリシア…っ、どうすればいい?三角関係だっ…ぅぉ」
「簡単♪相談してる子と友人がサキュバスになって彼を共有したらいいんじゃない?」
「莫迦っ、そんなの、ん!言えるわけないだろっ」
「真面目ねぇ…そんな所も好きよッ」
「〜〜〜ッ!!」
彼女の手コキは加速していく。気持ち好過ぎて理性が弾け飛びそうだ。必死に耐える俺と楽しそうなアリシア。絞り出す様に少女にアドバイスした。
「友人にっ、今思った事を全て正直に話しなさいっ、ぅっ、そして、同じ男性を好きにッッ、なった者…同士ィッ!切磋琢磨して、臆することなく恋愛しなさいっ…ぁッ!」
「でも…嫌われちゃったら…」
「本当に…大切な人なら…分かってくれます…」
「は、はい!ありがとうございました」
少女は澄み渡った声で礼を言い、懺悔室を出ていった。
少女が出ていった瞬間ダムは一気に決壊した。股下の美女に盛大にぶっかける。
「あーッ!あぁッ!うぉ!ぉあああああああッ!!」
「きゃあっ!凄ぉい♪」
青い肌を精液で白く染める精液。ねっとりとこびり付き、彼女の美貌を台無しにする。一度アリシアに導かれた射精は簡単には止まらない。波の様に押し寄せる射精は断続的に続く。弱まったと思えば息を吹き返し、また射精。股の間の妖艶な魔族は白濁した粘液まみれで、まるで集団レイプされたようだ。しかし嬉々とした表情は危険な魅力で彩られている。これからの事に期待している顔。まだ射精が収まっていないが、コンドームに手をかける。
「神父様、いらっしゃいますか?」
「はいっ!」
またも相談者。下半身は白濁液で大洪水だが、神父たるもの懺悔は受け入れ、アドバイスをする義務がある。性欲を責任感で何とか律する。
「懺悔します。私は夫にもう2年も抱いてもらっていません」
いきなりの生々しい懺悔。夫婦間のセックスレスは離婚の原因にもなる。慎重を喫さねば。足元ではまだ弱々しい射精が続いていた。アリシアは精液まみれになりつつにやり。
「フェラ…してあげるわね…♪んんっ」
何の躊躇もなく俺のモノを口に含むアリシア。
「何してるんだッ…汚い」
俺の言葉を無視し、実に愛しそうに舌を絡めてくる。それがきっかけとなり、また射精を再開。明らかに精巣に収まり切らない量。俺の身体は魔族と化したのだろうか。射精しては作ってを繰り返している。
「んっ…♪んっ…♪んっ…♪んっ…♪」
「何か…臭いませんか?」
「えっ!?気のせいですよ」
まさか壁一枚隔てて神父が悪魔にフェラしてもらっているなんて言えない。足元ではアリシアが嬉しそう。意地悪な笑みだ。口をすぼめて舌を遊ばせる愛しい女性はあまりに淫らで美しい。相談者の方はセックスレスで悩んでいるのに、現在進行形で性行為を営む俺。自己嫌悪だが雄の本能にはどうしても抗えない。
「へ、変ですね…夫と初めて一つになった夜も同じような匂いが…」
「ご冗談をっ……でもそんな覚えているのに、なぜ旦那様と?」
「夫が仕事を優先してしまって…疲れきって相手をしてくれないのです…」
「そうですか…ぅッ!」
「どうなさいました?」
「いえ、なんでもないんです…ッ」
股の間では甘く激しいフェラが絶え間なく行われており、どうしても声が上ずる。夢中で股に顔を埋める彼女を優しく撫でなだめる。
「愛してるから今は止めて…」
アリシアは意地悪な笑みを浮かべて首を横に振る。その動きまでフェラに昇華する。
「何かおっしゃいました?」
「そんな事はっ…えぇっと、夜の生活と仕事の両立は難しいですね。くぁっ…よく精の付くお料理を作って、んんッ…!休日に多少強引にでも…!アプローチしてみてはいかがでしょうか?」
「は…はしたなくはありませんか?」
「愛する女性なら多少強引でも愛しいもの…ぁぅ!ですよ」
それはアリシアにも向けたものだった。愛撫しながら目くばせすると、急に大人しくなった。その間に彼女の頭をがっちり掴んで残りの精液を彼女の喉奥に射精しきる。
相談者の婦人は納得し立ち去った。
「どうすんだよ…ばれると思ったじゃないか」
「ん…っ、ごめんなさい…でも貴方のお手伝いはしたわ」
「何したの?」
「相談者さんが上手くいくように、魅了の魔法をかけてあげたの。とびきり強力な奴をね。本当に愛し合っているなら、今夜は激しくなるわよ」
悪戯っぽく笑うお姉さま。お姉さまの「今夜は激しい」という言葉に反応し、俺はもう我慢できなかった。射精したのにコンドームを装着。太い血管を浮かせてそそり立つそれを彼女に見せつける。
「また…コンドーム…?」
「ああ。今すぐアリシアと繋がりたい」
アリシアは一瞬残念そうな表情をするも、すぐ危険な微笑みを浮かべつつ懺悔室の壁に手を突く。装束をめくり上げ、パンツをずらし、大きなお尻を突き出して更に強調。立ちバックに誘う。
「アリシアッ!」
「あっ♪」
一気に一つに。のっけから激しく突きまくる。
「仕事中にッ!あんなっ!許さないからな…!」
「ああん!いいわよッ、ぁん…!好きなだけ腰振りなさいっ!」
彼女もお預けは辛かったようで、結合部からは愛液がぐちゅぐちゅ噴き出してくる。ひたすら腰を振り乱し、後ろから愛しい女性を愛する。
やはりアリシアとの最高の体位はバックだ。どたぷんと揺れる豊かで丸いお尻が一番よく見えるから。脚元には先程の精液だまりと彼女が洩らす愛液だまり。狭い懺悔室で大きな翼をはためかせ、感じ入る妖艶な魔族。
「綺麗だよッ!あぁッ、最高だッ」
「〜〜〜ぁッ…ぁッ!〜〜ッ♪」
アリシアは端から甘い息を洩らしている。こんなに激しいHでも感じてくれる。それが愛おしくて堪らない。狭い密室での情事は喘ぎも匂いも体温もこもる。それが余計に発情を促進する。もっと彼女を激しく愛そうと思った時だった。
「神父様、いらっしゃいますか?なんか臭うな」
懺悔室に入ってくる男性の声。低く響く恐ろしげな声からしてかなりの大男だろう。
「〜〜ッ!!はい、おりますよ」
今更止まれない。後ろから愛しい女性を抱きしめ、密着し、腰を振り続けながら返事する。
薄壁一枚が俺達の生命線だ。壁を隔てて懺悔と情事が同時並行で行われる。
「懺悔します。私と妻は身体の相性が悪いのです。いつも痛がらせてしまう」
「〜!」
なぜ今日に限って男女の問題が多いのだろうか。だが悩みは導くのが神父の仕事。言いにくい悩みを打ち明けてくれた方にこそ報いらねばならない。
男の方に注意がいき、腰が止まってしまう。アリシアは不満げ。自身を貫く生殖器の根元に長い尾を巻き付け、締め上げながらしごき始めた。
「ちょっ…!アリシア、今は大人しく…」
「嫌よぉ…我慢させた分しっかり愛してぇ…?」
貪欲に腰を振り、本来男に依存する体位なのに、強引に主導権を握る。薄壁が軋みだすほど激しい。
「なんか壁軋んでませんか?それに女性の吐息っぽいのも聞こえる様な」
「気のせいです!か、身体の相性でしたね?」
「はい…自分が大き過ぎるのもあるんでしょうが…妻はとりわけ小柄で」
壁の向こうを不審がりながらも赤裸々に話す男性。ばれない様に必死で耐えているが、アリシアは欲望に忠実に腰を振る。気持ち好過ぎてまた達しそうになる。だがもう撃つ弾がない。
「とても小柄なのに、私を必死に受け入れてくれる健気な姿がかえって辛くて」
「奥さまはッ、貴方を…拒絶していないのですね?」
「はい」
「惚気話じゃないっ…」
「莫迦ッ」
アリシアの口を塞ぎ、奥を強く突いて黙らせた。
「……♪」
むしろ刺激してしまったらしい。彼女は楽しそうに腰を振りかえす。俺は観念し、彼女を愛しながらアドバイスする。
「拒絶されていないならっ!ぅぁ…!愛する日を少なくし、する時は…!優しく奥様優先でするのですっ…毎日求めるのではなく…奥様から欲しがってくれる様に」
「なるほど」
神父として懺悔者を導いていると、アリシアが舌で手のひらをどけた。
「っ女の立場でぇ、言わせてもらうならぁ…ぁあああん!」
「ど、どちら様ですか?」
俺も男性も同時に驚く。喘ぎ声交じりでいきなり男性に話しだすアリシア。艶のある女性の声が壁越しに聞こえたので、男性はかなり困惑していた。
「私が誰かなんてぇ、好いじゃない♪ッぁぅ…!急に優しくされた上にッ…!んっ…んっ…んっ…Hの回数減らされたらあ♪あぁあ♪逆に不安になっちゃうわぁ♪私なら毎日抱いてくれながら愛を囁いてほしいッ…ん!」
「え…?え…?」
男性は今までの事を女性にも聞かれていた事が受け入れられない様子だ。
「毎日抱いてあげて…?ぁっ♪毎日愛してあげて…?そうすれば、あん♪自然に開発されるわ」
「は、はいぃぃっ。ありがとうございました」
男性は慌てて懺悔室を飛び出していった。懺悔室は二人きりに。
「アリシア、大胆過ぎるぞッ!ばれちゃうだろ!」
「まさかぁ…んっ…壁の向こう側で…ひっ…神父がHしてるなんてぇッ!思わないでしょ?変に隠すと、あん!余計怪しいわ…よっ」
「ごもっとも…!」
「ぁん!」
言いながら愛しい女性を突き上げる。妖艶な姿と裏腹に可愛らしい悲鳴。ようやく二人っきりになったのだ。もう好きなだけ愛せる。俺はタガが外れた様に腰を暴れさせた。
「ゃぁん!ぁッ♪んッ♪ぁッ♪ぁはッ♪」
もう何も気にしない。懺悔室の中である事も忘れ、激しくバック。セックスやHというより交尾だ。女性を愛すると言うより雄としての本能を満たす為の行為。避妊具を付けている為、生殖行為ですらない。ただの暴力ともいえる。身勝手に気持ち好くなる為だけの行為。
「ごめんねっ!気持ち好過ぎてッ!優しく出来ないっ…!」
「うふふッ♪あッ♪しょうがッ、ないわねぇッ…!」
呆れた様な嬉しい様な表情。嫌がっていないなら俺も嬉しい。張り切って腰を振る。
ばちゅんッばちゅんッばちゅんッばちゅんッ
「やぁん♪音漏れちゃうぅぅぅ♪」
熱を入れて激しくバックすると、神父側の密室に肉同士のぶつかる音や愛液がかき回されて泡立つ音が響く。どんどんクライマックスに近付いていく俺達。
「愛してるよぉッ俺のアリシアぁッッ…!」
後ろからおっぱいを鷲掴み。手からはみ出る魔性のおっぱい。とても大きく、強く絞れば母乳が絞れそう。しかも彼女のおっぱいは大きさより感触と形が魅力。重さと柔らかさと張りで手に吸い付いてくるようだ。こんな魅力的な女性を愛せる悦びに、俺は狂いかけた。
「射精すからねっ」
「来てぇ…♪」
密着し、深く繋がって一番奥目掛けて達しようとした瞬間、またもや懺悔室にお客様がいらっしゃる。
「神父様、懺悔よろしいでしょうか」
若く弱々しい男の子が入ってきた。本当は嫌だった。ずっとアリシアとHしていたい。けれど悩みを打ち明けに来る人を蔑ろには出来ない。一番奥を突いたまま密着して無理矢理腰を止める。
「アリシアッ…愛してるからッ、待ってね…」
耳元で囁き、おっぱいから手を離して抱き締める。
「ああ…お話ッですね」
愛しい女性と思い通りにHできないのが辛い。この人が終わったら懺悔室は切り上げよう。そして思う存分アリシアと…
「懺悔します。ぼく…身体目当てで女性と付き合ったんです」
「っ!?」
またしても男女の問題だ。それもかなり危ない。声色から俺よりかなり年下だろう。まだ女性経験もなさそうなのに、とんでもない子だ。早熟にも程がある。
「それは…どういった…?」
「憧れていたお姉さんにお付き合いを申し込んだんです。出会ったその日にえっちしました。お姉さんはおっぱいがとても大きくて…一緒にいると安心するし…」
参った…俺もそうだ。年上の麗しい女性の外見的魅力に中てられ、肉欲に任せて現在進行形でHしている。偉そうにアドバイスできそうにない。どう答えようか悩んでいると……
「きっかけなんてッ、どうでもいいのよッ。んんッ♪今ッ、これからが幸せならねっ」
腕の中の女性が相談者にアドバイスしだす。俺は焦ったが、バックで繋がる女性は惜しげもなく甘い吐息を洩らして応対する。
「お姉さん、誰?ひょっとして神父様の大切な人ですか?」
「うふふ♪そうかもねぇっ♪坊やは恋人の事愛してる?」
「はい!…でも…最初はえっちしたいって思って近付いて…」
「いいのよ……んんっ♪お相手のお姉さんも貴方の事愛おしくって堪らないと思うから。毎日Hしてる?」
「…ッ。〜〜っ!はい…パパとママのいない時に何回も…」
「くす♪幸せにね。ん…っ大丈夫。恋愛の形は…人それぞれだから。ただ、パパとママに見つからない様に、気をぉ♪やぁあん♪つけなさいッ?それと避妊も忘れずにね。坊やの年だとまだパパになるには若すぎるわ…♪」
「は、はい!ありがとうございます!」
男の子は懺悔が受け入れられ、嬉しそうに出ていった。
「ありがとう…的確なアドバイスだったよ」
俺自身アリシアのルックスと身体目当てで付き合った。神父にあるまじき行為を平気でして、身勝手に女性を抱いた身。アリシアの言葉に心が軽くなった。
「うふ…さぁ、あんな子も頑張ってるのよ…貴方も頑張りなさい…」
彼女の要求に応え、また密着立ちバックで激しく腰を振りだす。長期間の焦らしプレイで精巣には充分すぎる程精液が充填されていた。もう射精しきる。一気に駆け上がる。
密着して小刻みに腰を振って精液を流し込む体制。コンドームを装着しているのも忘れ、雄の本能全開で腰を押し付ける様にかき回した。
「今度こそっ!」
どくん…っどくん…ッどくんッ
俺は射精した。コンドームが妊娠するのではないかという勢いで。破って妊娠させてはいけない。腰を引き抜こうとすると、性器の根元に巻き付いた彼女の尻尾が無理矢理引き戻す。
「膣内に射精して…?ねぇ好いでしょ…?射精して…?」
「駄目だッ!妊娠させちゃう!」
アリシアの尻尾は絞り出すような動きで巻き付き、しごき上げてくる。身体は完全に妊娠する気らしい。コンドーム越しに粘膜と粘液が絶えず襲いかかり、膣内そのものまで絞り出す様に脈動する。より奥へ男を受け入れ、妊娠する為に。
「お願い…あぁっ♪私達、数が少ないの…いっぱい貴方の赤ちゃん産みたい…産ませて…?」
危険な美貌で誘う様に腰を振りだす。バックで責められる俺。その間も彼女の膣内ではコンドームが際限なく膨らみ続ける。異常なまでの射精量。理性が弾け飛んだ。
「うぉぉぉおおおおおおおおッ!!」
「ぁああん♪」
もうどうなっても知らない。彼女を懺悔室の壁に押え込み、欲望のまま貪る。俺を支配するのは、愛しい女を孕ませたいという本能的な欲求だけ。コンドームの存在を忘れひたすら腰を振る。ガンガン腰をぶつけると、魅惑的な青いビックヒップが波立った。
大きく仰け反って一番奥に抉りこんだ。コンドームの精液だまりを押しつぶしてしまう。
「んんっ…ぐりぐり…いぃい…♪」
ずにゅ…ずにゅ…ずにゅにゅ……ぴしゅッ!
遂にコンドームは裂けた。激しいセックスと際限なく流し込まれる精液に耐えきれなかったのだ。
「ぁあっ!あぅっ!あぁ!ああああぁぁーあん♪♪んんっ、んんんんッ…!んんんんッ♪」
初めての膣内射精(なかだし)だ。彼女は 激しく乱れながら絶頂した。
「はぁ…はぁ……おなか…いっぱぁい♪」
「種付けセックス…しちゃったね…」
バックで繋がったままの俺達。アリシアは嬉しそうに下腹部を撫でている。結合部からは、たっぷりとした精液が漏れ滴っていた。我ながら呆れかえる量だった。妊娠させてしまったかもしれない。
アリシアを愛撫して余韻に浸る。一度アリシアと繋がっただけでは満足できない。が、懺悔室は精液と愛液が飛び散り、懺悔室ではなく交尾部屋と化していた。その交尾部屋の中で、熱気をこもらせながら蕩ける愛しい女性。
「…妊娠したいの…?」
「したい…あなたのあかちゃん…うみたい…!」
「アリシアッ、何人も産ませるからね!」
「ッッッ!!!」
懺悔室で激しいバックを再開する。もう止まれない。外に声が漏れようが知った事か。
「アリシア!アリシア!アリシア!アリシアぁッ…!」
「ぁぁぁああああッ♪」
結局俺達はその日の夜更けまで懺悔室で生交尾に酔いしれた。
俺達は結婚した。
自分の働くレスカティエ教会で、あろう事かデーモンの女性と結婚式を挙げた。彼女の魔力か、誰も彼女を魔族だと告発する者もなく、平穏無事に暮らせた。辺りでも有名なおしどり夫婦となった俺達は、懺悔者の悩みを聞き、後押しした。礼拝堂と懺悔室は盛況で、お布施は増え、また辺りには魔物もちらほら見かける様になった。
「あなたッ♪あなたッ♪あなたッ♪」
「アリシアッ!ぬぁ!もう無理…!」
「だぁめ♪パパになるんでしょ…?もっとがんばって」
俺は白いベッドの上で最愛の妻に犯されていた。俺に跨り腰を振る身体は、既に産み月。スリムだったお腹は限界までまん丸に膨らんでいる。一度避妊具が破れ膣内射精してからは、毎日生セックスの快楽に溺れた。妊娠は当然だった。妊娠した為胸もお尻も大きくなり、曲線美が強調されている。子宮も降りて来て、深く挿入れるとコリコリと子宮口を刺激してしまう。
「んぁあぁ♪いぃい♪いい♪いぃぃぃぃ♪」
「アリシア、無理しちゃ駄目だよ…!お腹傷つけちゃう!」
「私も、ぁん!この子もそんなッ、ぁぁうぅ!柔じゃない…わぁ♪」
アリシアは結婚式を挙げると激しく求めるようになってきた。いつ生まれてもおかしくない立派なお腹を愛しく撫でながら、俺に跨り激しく貪る姿はまさに淫乱な魔族そのもの。
長く艶やかな紫の髪を振り乱しながら激しく腰を振る。ベッドはギシギシ軋み、更に豊かになったおっぱいがどたぷんと揺れる。あまりに激しく心配になり大きなお尻を掴んで止めさせる。
「っどうしてぇ?」
「アリシアとッその子が、〜〜〜ッ、心配なんだよ」
「心配してくれるのぉ♪うれしぃッ!」
俺を振り払い、ガンガン腰を振り直す。表情は恍惚としており、見下ろされた俺はドキリとしてしまう。大きくなったおっぱいは下から見上げるとド迫力。蕩ける美貌は危険な色気。俺を好きに出来る悦びに浸っているのかもしれない。大きな羽は腰を振る度にはためき、長い尾は俺に巻きついて締め上げてくる。
まさに責め。だが辛くは無い。気持ち好過ぎるのだ。
激しい騎乗位は見た目にも興奮するが、彼女の膣内はもっと恐ろしい事になっていた。
出産が近いのだろうか、膣内は緩み、拡張している。そして粘液があふれ出て滑りがよくなり、あっさり出し挿入れ出来る。だが名器っぷりは変わらず、うねうねと動く淫肉が気持ち好かった。
「アリシア…本当にッ…うぁぁぁぁ!無理は駄目だよ…?いつ…産気づいても…おかしくないお腹なのに…」
「うふ♪優しい夫でぇ、んぁ♪好かったわぁ…!」
より火を付けてしまった様子。トロ顔を下ろし、覆いかぶさってきた。身体は密着し、手を握られ、彼女に抑え込まれる様に逆レイプまがいの情事を受ける。気持ち好いがやはり彼女が心配だ。
「あなたぁ♪愛してるわあ…♪んんッ…」
襲われるようにキスされた。完全に主導権は彼女のもの。大きなお腹を俺の腹をぐりぐり押しつけ、腰を前後にスライドさせつつ射精を促す。舌を絡められ、しゃべる事も許されない。ただ臨月妊婦に貪られる。
「ん!んん〜!んんんんっ♪」
ちゅぱ…じゅるるるッずるるる…
唾液を吸われ流し込まれる。快楽以外一切感じさせない貪欲なセックス。大切な所有物を独占する為の激しい騎乗位だった。どんどん手が強く握られていき、腰もぐいぐい押しつけられる。
「んぱッ!んん…んんんん…♪んふふふ…♪」
アリシアにイキそうなのを気付かれた。彼女はどんどん激しく腰を回した。より俺を蹂躙する為に。俺は達しようとしている。脈打ち出す太い生殖器。精巣から送り出される粘度の高い子種。本能には勝てず、下から妊婦を突き上げ、同時に逃がさぬ様に大きな尻を鷲掴みにして絶頂した。
「んッ!!んん〜〜〜〜ッ♪」
どくどくと彼女に注がれるザーメン。
ぷしゅっ…どばぁぁぁあああッッ
「あん♪破水しちゃった♪」
「!」
蕩けた顔で言っているが、そんな状況ではない。膣内射精が引き金になってしまった。彼女を抱きあげ、ベッドで股を開かせる。彼女の前に行き、生まれる子を取り上げる準備をした。
「いきんで」
「アぁ♪アあん♪ぁッ、ァッ、ァッ…」
出産の苦痛すら快楽なのか、アリシアは蕩けながら痙攣する。
「いきんで!」
「は、はぃぃぃ♪、んッ…!」
強く後押しする。アリシアは押しに弱かった。目を閉じて大きく力を入れるアリシア。出産に集中する。最愛の妻が母になろうとしているのだ。必死で出産に励むその姿に胸を打たれた。
「ん〜〜〜ッ♪んん〜〜〜〜ッ♪んんん〜〜〜〜〜〜ッ♪」
「うわ…出てきた…結構大きい…頑張って、アリシア」
「んぁッ♪あッ♪ああッ♪あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ♪」
妻を押し拡げて徐々に姿を現す魔物の子。母親と同じように青い肌を持っていた。変に俺似だと最悪だったし、美人な母親に似てよかった。
「あと少しだよ!アリシア」
ゆっくり産道から送り出される子をそっと受け取る。
「んあッ!」
出産は終わった。彼女の胎内(なか)からとても立派な娘が生まれた。すぐに抱かせにいく。
「あなた…♪あぁ…ああああ…!はぁ…あかちゃん…はぁ…かわいい…♪」
元から安産型の非常に大きなお尻だったアリシアはすんなりと出産した。もっと長く苦しいものかとも思ったが、妻が元気で幸せならどうでもいい。
「ぱぱ、まま〜っ!いってきまぁ〜す」
「行ってらっしゃい」
「リリ、ついていきましょうか?」
「ままかほごすぎ〜」
リリは母親似の青い肌を持つ俺の娘だ。その娘を保育園に送りだす。園長先生はしっかり者のダークプリーストであり、まるで自分の娘の様にリリを可愛がってくれた。
保育園は将来の相手を探す為の場所でもある。最近急速に台頭した親魔物派の人間の子も大勢おり、相手探しには困らない。人間の子と遊び、競い合い、魔物としての本質を理解していくのだ。
リリはまだ幼いが、母親譲りの美貌と魔力の片鱗はもう見せ始めている。幼児体型ではあるものの、むっちりしており、既に同い年の男の子を惑わせているようだ。
園長先生に連れられ、リリは楽しそうに行ってしまった。
「あぁ、行ってしまったわ…」
「君の娘なんだから大丈夫。それに園長先生もいるしね」
アリシアは若いお母さんに恥じない簡素で清潔なエプロンを付けている。まさに良妻賢母だった。早起きして家事をし、夜遅くまで俺を受け入れてくれる最高の妻だった。娘を産んで少し心配性になったきらいがあるが、それも優しい母性の裏返し。
「大切なデーモン族の子よ。何かあったら…」
「寂しいなら、またもう一人作る?」
「…!もう、あなたったら……♪」
路上にもかかわらず、甘いキス。
「家のベッドでしましょ…?ここだと流石に恥ずかしい…」
妖艶な顔立ちが照れくさそうな少女の顔になる。もう繋がりたい…!
俺は最愛の妻を連れて家に急いだ。まだ朝なのにベッドに直行し手早く脱いで即合体。
「んぁぁぁぁぁッ♪」
「娘がッ!いない間にッ!…ッたっぷりしようね…!」
正常位で激しく繋がる。
「綺麗だよ…アリシア…!」
「そんなッ…そんなこと…ッ」
顔を真っ赤にして受け入れてくれる。いつまでたっても可愛かった。愛する度にどんどん肌艶はよくなり、色っぽく、甘くなった。毎日愛して胸を揉んだせいか、彼女のおっぱいはLカップという魔乳になった。出産を経験した為か元から非常に大きかったお尻は更に立派に育った。それでいて出産前のスリムで流れる様に括れたウェストは維持した。男の理想に応える為のエロい身体だった。
「っ…♪愛してるわ…あなた…ッ」
むっちりした太ももで咥え込んでくる。俺の腰に合わせて腰をまわしてくれた。激しくガンガン突きまくっているのにこちらのペースに合わせてくれる最愛の妻。
白いベッドに映える紫の長髪。青い肌。そしてダイナマイトボディ。
「アリシア…ぁ…君と…!一緒になれて…本当によかった…!」
腰をねっとり大きくピストンしながら最愛の女性を愛撫する。
「…♪私も…あなたを…あん…ずっと…愛しつづけ…ふぁ!んっ…んっ…」
腰を振るのを止め、相手の性器の感触を楽しみながら絡み合う。アリシアと顔を合わせると、上気して幸せそうににやけていた。愛する妻のこんな顔が見られて本当に幸せだ。自然と唇を重ねていた。上の口でも下の口でも重なり一つになる。
「んっ…んんん…んは…ぁむ…ん…ん…」
鼻から抜ける甘い息遣い。彼女の顔を見つめると、目を閉じて浸っていた。舌を挿入れ、絡め、唾液を流し込んでキスを味わう。
どれ位そうしていただろうか。絡めた美脚がぐいぐいと締め上げて来たので、再び激しく正常位を開始する。
「っ♪んぁ♪ん♪ぁん♪あん♪」
激しく押え込む様なピストンに、キスを止めて喘ぐ最愛の女性。仰け反って大きな声で鳴いてくれる。コンドームセックスですら気持ち好かったのだ。生セックスで本気を出すと、一戦目はすぐ秒殺されてしまう。
「アリシアッ…孕んでッ」
「あぁ!んあぁぁあ♪いいわよぉ♪いっぱいうんであげるッ!」
彼女の種族は数が少ないらしいから、俺が増やす。何人でも産ませる。彼女だけでなく、彼女の種族そのものも愛すのだ。沢山増えればいいな。
彼女の腰をがっちり掴み、かき回す。射精する為の動きだ。一滴の凝らず彼女に注いで孕ませたい。
「孕んで!孕んで!孕んで!」
「あっ♪あ♪あ♪ああっ、んあ、んあああーっ♪ああああああああッッ♪」
どくん…!どくどくどくどくっ…!
腰を振りながら達した。
だが彼女とのセックスはまだ一回戦目だ。まだ止まる訳がない。射精しながら腰を彼女の一番奥にねじゃりつける。
「ひゃう♪あなたのが…わたしを…ッ!……〜〜〜〜ッ!!」
彼女も絶頂した。俺をむっちむちの太ももでがっちり咥え込み、一滴も逃がさないつもりだ。端から洩らすつもりはない。彼女に全て捧げる。
「し、しきゅうにッ、ちょくせつぅぅうッ♪」
「はぁッ!はぁッ!はぁッ!」
どくッ…どくッ…どくッ…
「はぁ…はぁ…おなか…あ…つい…」
「まだしたい…!」
最愛の妻とのHは、一回や二回では満足できない。一度始めたら時間の許す限り体力の続く限り愛していたかった。腰を振りだす俺を見て危険な微笑み。
「あ♪もう、つぎはわたしっ♪」
攻守逆転。アリシアは繋がったまま俺を下にし、騎乗位に持っていく。
そのまま腰を激しく振りだした。
「おぉッ!ぁッ!ぬッ!」
「あはは♪あぁあん♪んぁぁぁああああ♪」
絶頂の余韻で感じやすくなっているのに犯される。二人とも達しつつ絡みあい、ベットは体液でぬるぬるのびしょびしょ。だが好い。こうして相手を貪りあうのが俺達夫婦のやり方だから。
「あなた♪だいすきッ♪もうはなさないからッ♪」
愛らしい告白。対照的に貪欲な下半身。俺は幸せと暴力的な快楽を噛みしめながら下から突き上げた。浮き上がるアリシア。
「んぁああ!ぁッ♪い、いけないひと…♪いまはわたしが…!」
挑発的な目線を交わしつつ、俺は上下に、アリシアは前後に腰を振る。何だかんだ言っても身体は俺に合わせてくれる最高の妻だ。
「さぁ♪しっかりはらませなさい♪」
アリシアの膣内が手コキの様にうねりだす。亀頭に絡みつく天井のひだひだはフェラされている様だった。どんどん奥に誘われ、深く深く結合する。彼女の体はやはり妊娠を望んでいるようだった。
「うぁああ!あぁああッ!!ああああッ!」
彼女の膣内で何度も絶頂した。叫びながら何度も精液を送り込み、妻は確実に妊娠しただろう。
「〜〜〜〜んッ!まだおわらせないわぁっ♪」
止まりかけた射精を無理矢理引き出す様に、彼女は再び情熱的に腰を振りだした。快楽の拷問である。貪欲で美しい妻は、主導権を握ると激しい。最愛の妻の痴態とテクニックに射精が再開する。
俺に跨り、紫の長髪を振り乱し、大きな羽をはためかせ、張りのあるダイナマイトボディを踊らせる。
「アリシアッ、かはッ!よすぎぃぃ!」
最愛の妻の情熱的な腰遣いに俺も奮い立つ。下から括れたウェストを撫でながら彼女を弾ませる。ほっそりしたウェストはとても経産婦には見えないが、また近いうちに子を宿し膨らむだろう。形の良いLカップの魔乳も情事でばるんばるん揺れる。まるで南国の巨大な果実が生っている様。ウェストからおっぱいにも手を伸ばし、下からすくい上げる様に支える。張りつく様な感触の魔乳。手が離せなくなる。
「あは♪かわいいのねぇっ!ほらっ!ほらっ!ほらっ!もっときてぇえっ!」
豊かなおっぱいに沈み込む俺の両手。視覚的にも肉体的にも興奮し、射精が止まらない。妻と身体を重ね続け、俺自身も妻好みの身体になってしまったんだろう。魔族の女性を孕ませるにはこれぐらいで丁度いいのかも。
「あはッ♪あははははッ♪あん♪あぁん♪」
アリシアは狂乱しながら騎乗位する。際限なく高まり、情熱的なセックスを楽しむ。掴んでいるのにこぼれそうな形の良い魔乳、肉をぶつけ合う度に乱れ揺れる丸く美しい煽情的なお尻に夢中になる。ひたすら腰を突き上げた。最中も精液を流し込みつづける。
「あぁぁぁ…♪すてきぃッ♪はぁぁん♪」
テンポよく浮き上がるグラマラスかつスリムなボディがエロい。俺は腰をぶつけまくるしか出来ない。
ばちゅんッ…ばちゅんッ…ばちゅんッ…ばちゅんッ
「アリシァァアアアッ!!」
「あぁぁっ♪」
最愛の女性を突き上げ続ける。騎乗位ではあるが、お互いでお互いを蕩かす相互体位になっていった。射精は止まらない。行為の最中も弱くなったり勢いを増したりと。
「ありし!アリシアッ〜〜ッ〜〜〜!きみがッ、こんなにエロいからッ!」
「あぁん!またあなたに…しゅどうけんとられ……んぁぁあはぁあんッ!」
「きみと…!きみとなんどでもッ!ッ!ッ!なんどでもッ!」
ベッドの軋みがどんどん大きくなっていく。ピストンもアリシアを揺さぶるほどに激しい。だがお互い求めあい、貪りあい、絡み合ってすっきりし、子をなす行為は止められない。
「すきだよ…ッ!あいしてるよッ…!あッ!あッ♪」
「わたしもぉぉおお♪」
彼女が甘声をあげた瞬間、腰を浮かせて深く密着させ、子宮口に直接精液を流し込む。
どくんッ…どくんッ…どくどくどくッ…!!
「んはぁッ♪ッ、…ッさいっこう……♪」
「〜〜〜〜〜〜ッ、あいしてるよ…アリシア…」
痙攣しながらもしっかり結合し、最後まで射精しきった。
俺達は子沢山の夫婦となった。欲望に任せて毎日欠かさずHしまくり、7人の子に恵まれた。本来ならお布施で成り立つ聖職者がこんなに子沢山なら嫌われてしまうが、周りの人たちは子を授かる度に祝福してくれた。彼女のお腹にはまた新たな命が宿っている。後ろから抱きしめ、妻の大きなお腹をさすった。隣には大きな揺り籠とその中で眠る赤ちゃん。魔族の妻を持つ事が、ここまで幸せだとは思わなかった。
「あなた…愛してるわ…」
「俺も…ずっと一緒にいようね」
「はい…♪」
「ままずるーい。ぱぱーわたしもままみたいにだっこして」
「わたしも〜」
「ほんと仲いいよね、パパとママって」
「お父さーん!懺悔室にお客様ぁ!」
「はーい!」
最愛の妻にキスをして懺悔室へ向かった。
fin
16/07/19 22:17更新 / 女体整備士