一話
俺は雑魚雄だ。
婚活して理解した。マッチングアプリも数年使っているが無視か適当にあしらわれる毎日だった。
だがある日、びっくりするほどの美少女が候補に表示された。
「10代って……学生さんか?うわ超美人。外国人か?彼氏募集中……アニメ好き……てかこの制服俺の母校じゃん」
このマッチングアプリは18からなら誰でも使えるため、自称学生もそこそこいるが、鯖読みだ。どうせサクラだろ?こんな可愛くて派手な見た目加工だろ。歳離れすぎてるしドン引きされて終わるだろ。そう思いつつも俺は速攻でいいねし、有料ポイントで求愛した。
―その制服懐かしいですね。私もそこが母校なんですよ。当時は生活指導厳しくって。お洒落で素敵ですね。アニメっぽいです。
他愛ない一言で、いつものように無視されるだろうと思っていた。
しかし返信はすぐだった。
―マジですか?ネイル気付いてくれたんですね。先輩さんですか。お話しましょー
俺は慌ててアプリ内チャットで応対した。
軽い自己紹介もそこそこに話はトントン拍子で進み、今までの苦労が嘘の様にデートの約束にこぎ着けた。
****************************************
「はじめましてー千咲です〜」
デート当日に現れたのは派手な形(なり)の娘。ハーフだろうか。外国人顔負けの抜群のプロポーションだが、名前は日本のようだ。肌艶からして本当に学生さんっぽいけど。真っ先に詐欺を疑った。だがいっそそれでもいい。まずデートしよう。そう思わせるだけの魅力が彼女にはあった。
「随分若くて可愛らしいですけど、本物の学生さんですか?」
「現役JKですよ〜。18〜」
「ふぇ⁉本物ですか?俺、大分年上だけど、いいんですか?」
「いいから来てるんですけど。あぁ気を遣わなくていいですよ。お互いタメにしません?……年下からタメってやっぱ失礼です?」
「いや、よ、よろしく……」
一回り以上年下の娘から提案され、俺は圧されて頷いた。
彼女は俺にかまわずアニメの話を始める。
「この前の劇場版スライサークイーン見た?あれマジ良くなかったですー?」
「わっ、わかります。めっちゃ謎の色気って言うか、影のある女の子って感じで〜」
「それな〜♪」
彼女のペースだ。だが、昔のマッチデートでは気の利いたことを言えず相手を呆れさせて終わった。とにかく楽しい雰囲気を作らないと。
「そだ、ネイルおしゃれですよね。もっと盛らないんですか?」
「あぁ、これか。盛るとバイト先の規定に違反するしね」
バイトしてるんだ……学生さんなのに。苦学生なのかな。暗い雰囲気にならないようにせねば。まずは彼女とアニメショップに行く予定だ。
「あ、この辺りの店……だよね」
「気負いすぎだって。今時キャラグッズなんて誰でも持ってるし」
彼女はおじさんの俺がアニメグッズを買いに来ているのを恥じていると思っているのだろう。だが違う。俺が緊張しているのは隣に不釣り合いな美少女がいるからだ。
たまに来るアニメショップは最近女性向けにシフトしていて、どんどん足を運ばなくなっていた。目当てのアニメのグッズはなく、知らない美男子アニメのグッズばかり。そんなグッズを、美少女と一緒に見ているのだ。
俺は距離感にドギマギした。近づくたびにふわっと甘い香りがする。そして派手な服装からおっぱい。短いスカートから太もも。スカートを押し上げるでっかいケツ。
「へぇ〜、スラクイこんなのもあるんだ〜…………ちょっと高いなぁ…」
俺は彼女の思案顔に心を奪われる。こんな可愛い娘がなんで俺の近くに……
「買おうか?」
「いいよ、こういうのは自分のお金で買うのが普通じゃん?」
彼女は俺の提案を常識的な反応で流す。
「き、気を遣わせちゃってごめん」
年下の娘にさえ財布を心配されている。情けなすぎる……
彼女は散々迷って買うのをやめた。
「最近高いよねーグッズ。コスメとどっちか選べないっつの」
「ごめん……」
「さっきからごめんばっかじゃん。あたしといるの詰まんない?」
「そ、そんなことないよ!ただこんな若くて可愛い娘とデートしたことなくて緊張してるだけ」
「ふーん?そうなんだぁ♪」
彼女は一瞬危険な笑みを浮かべた。ドキッとしてしまう。とにかく次の言葉を紡がねば。
「気を遣わせちゃった詫びにさ、なんでも奢るよ」
何言ってんだ俺。初デートは男が奢るのが基本。最初から奢るつもりだったろ。女には楽しんでもらうだけ。リードは男の仕事なのに。情けなすぎる。
「じゃさ、この店にしちゃおっか」
彼女が指さしたのは格安のハンバーガーチェーン。何から何まで気を遣わせてしまっている。
「なめんな〜?安くて早くて旨い三拍子揃った店だろ?……あ、こういう店だめだった?健康に気ぃ遣ってると嫌かも」
「いい!ありがとうめっちゃ嬉しい!久しぶりに来たし限定メニュー食べよう」
「割り勘ね〜」
こんな格安店でも割り勘してくれている。本当に情けない。一通り食べ、バイトの話などを聞いた。楽しいけど、もう少しバイト代が欲しいとか、無理して稼ぎのいい仕事にしても続かないからどうしようとか。緊張してほとんど内容を思い出せないが、相手も楽しそうにしてくれていたと思う。
帰り道。
周りに人がいないのを確認して、彼女が身体を寄せてきた。ずっと気になっていた爆乳がたゆんと当てられる。
「チラチラ見てたでしょ?気付いてないと思った?」
「はひぃいい!?何デスか急ニ!?」
「エッロい視線でがっつり視姦してくるんだもん。あたしもその気になっちゃった♡ホテル寄ってかない?」
「は、初デートでそれは気が早すぎるのではっ!?そ、それにきき君は学生で……!」
心臓が飛び出そうだった。まだ夕方の明るい頃で、夜までもう少しゆとりがある。わざわざ安全な時間に帰れるように早めに切り上げたつもりだったが、彼女はぐいぐい来る。
「え〜?もう18って成人扱いじゃん。女が誘ってるのに乗らないの?あたしって魅力ない?」
「そ、そんなことないっ!間違いなく世界一美人だ!!それは自信持っていい!マジで綺麗ッッ」
「マジかよ超照れんだけど」
二人ともクスリと笑う。ようやく緊張の糸が切れた。
「嫌ならホテルやめる?いいよ別にどっちでも」
「………あの…俺いい年して童貞で……君を満足させられるか……自信ない……」
彼女はいよいよ危険に微笑んだ。えらくいたずらっぽい笑顔に俺は吸い込まれた。
「あたしで卒業しちゃう?」
「…………したい……です」
「なんだよそれ〜。俺のものになれ!とか、抱かせろ!とかそういうんじゃないんだ?」
****************************************
俺は最寄りのラブホテルのベッドに座っていた。
初めて入った。入るのにもまごついたが、千咲は入り慣れているのか無人のフロントに迷わず向かい、俺をリードした。彼女は今シャワーを浴びている。俺は先に浴びさせてもらった。
心の中で、理性と本能が会議を始める。トントン拍子過ぎないか?詐欺の可能性は?女が底辺にそんな優しいわけがないだろ?スペックがものを言う世界だぞ?てか出会った日にすぐホテルって普通ないだろ。後で金を請求されるのでは?いやいや信じてもいいんじゃないか?単に滅茶苦茶良い娘なのでは?ようやく来たモテ期って奴じゃねえか?たとえ詐欺でもこのレベルの女を抱けるのは一生に一度あるかないか。チャンスを棒に振ってしまっていいものか?脳内会議は紛糾している。理性は危ないと引き戻し、本能は行ってしまえと背中を押す。
「お待た♪」
「は、はい……」
シャワーを浴び、バスローブを羽織った彼女を見て俺の思考は停止した。
デッッッッッッッッッッッッッッッ……!!!!!
若さの暴力とでも言うのだろうか。グラビアアイドルでもまずいないサイズのおっぱいがたわわに実っている。重さに負けじと自己主張しつつも、あまりの自重にたゆんと下がったおっぱいが、バスローブからまろび出ているのである。
おっぱいに釘付けになり慌てて視線を下げると、ウェストの美しさにビビる。しなやかな腹筋にうっすら乗った脂肪が、まるで彫刻作品のようだ。
「…………綺麗…だ………」
「めっちゃ褒めてくれるじゃん♡」
目の前にこんな美少女がいることが信じられず、確認する。
「本当にいいの?俺なんかで。どこが決め手だったの?」
「慣れないのに必死であたしを喜ばせようとしてくれてるのが可愛かったからかな。それにあなたの精気がギットギトで美味しそうだったし」
「せい……き……?って何?」
「気にしないで」
案外あっさりした回答。あって間もないのにそんな簡単に決めていいのか。
見せつける様にバスローブを脱いでいく。惜しげもなく晒されたその肢体に俺は動けなくなってしまう。金縛りになった俺を見越してか、隣に座って指を絡めてくる危険な美少女。
「へえぇ……先輩ブルーカラーさんだっけ?アプリで言ってたし。やっぱ頑張ってる男の人って感じの身体だよね」
「〜〜〜!?」
「ガッチガチじゃん……♡かわぃ……♡」
「ちょ……」
「今更怖じ気づいても…………おそいってぇ……」
ふぅっと耳元に吐息をかけられただけで俺は腰砕けになる。この娘……手慣れてる……!!
彼女の細い指は俺の“俺自身”に添えられた。そんなことされる前からもう臨戦態勢である。
「あたしのこと……“コレ”で滅茶苦茶にしたいんでしょ……?もうちょっと待ってね」
「ちょ……」
指で輪っかを作り、それをゆったりと上下させる。
「あッ……あっ、あっ、それ、マジやばいっ……あ」
「めっちゃかわいい反応してくれんじゃん……♪」
自分でやるより、全然気持ちぃ……!もう射精そうだ。だめだ腰が勝手に浮いてしまう。
「このまま射精しちゃう?それとも童貞卒業?選ばせたげる♪」
「ぁ……ぁ……ぅ……」
「もう射精ちゃいそ?じゃ一回楽になろっか?」
言葉を紡げなかった俺をよそに、千咲はゆっくり大きなストロークで手コキしていく。
「ごめ……!」
あっという間に絶頂。彼女の白い指に、情けないかすれ声と共に射精した。
「はやいってぇ♡そんなに良かった?あたしの手コキ♡」
「はぁ……っ、はぁ……っ、はぁ……っ」
まだ脈動が止まらない。どぴゅどぴゅと噴出し、彼女の可愛らしい手に容赦なく絡みつく精液。
「ん……匂いも色も濃すぎぃ……♪こんな雄汁ぶちまけられたらあたしも本気になっちゃうって♡」
千咲は手にこびりついた生臭い精液を、口元に持って行って指一本一本丁寧に口に含んでいく。そのあまりの光景に俺のチンポは萎えることを許されない。
「味も……すっご……♡いいモン持ってんじゃん」
異性に生殖力を褒められるとは少し前の自分には想像できない。いつもエロ画像とかで人知れず処理していたのに。手に付いた精液を丁寧に舐め取った彼女はにやぁっと口元を歪ませる。
「キレイキレイしよっか……♡」
「はひぃ……!」
彼女は次の瞬間俺の股間に滑り込み、俺自身を深くまで口に含んだ。
「ぬぁ……!ちょ、いいってフェラは」
「ほぉーひて(どうして)?ひらひぃ(きらい)?フェラ」
「やば……!射精ちゃう……!連続はッ、んっ、無理だって……!」
くちゅくちゅと大きな音を立てていやらしく頬張る姿。こんな綺麗な若い娘が跪いて奉仕してくれている。
「んっ……んっ……んっ……んぐ……ん♡」
「連続は、マジで敏感だからッ」
彼女は容赦しない。首を前後させ、俺をどんどん昂ぶらせていく。さっき射精したばかりなのに競り上がってくる情動。腰がまたもや勝手に浮き上がる。
「んあぁああああああああーッ!!」
情けなく叫び、あっけなく落とされる。
手コキからフェラまで、あっという間だった。
「んんっ……!ッ♡♡♡」
呑まれているのがわかる。股間に屈み込んだ女の喉元は見えないが、俺の絶頂に反応して少しだけびくついている。俺の生臭い精液が、こんな女の子に呑まれてる……!
腰が突き出されてしまうが、彼女はやめない。
申し訳なさでいっぱいになる。こんな自慰で使い潰されたクッサい黒ちんぽを喉奥まで含ませ、ごくりごくりと奉仕してもらっている俺が情けない。清潔感の欠片もないオッサンのブツを、清潔感を一番気にする年頃の若い娘に呑ませているのである。
「んん……っぽぁ……♡んふ♪本当に可愛いね。もっとコキ潰したくなっちゃう」
危険な表情。このままだと骨の髄までしゃぶり尽くされる。俺が乱れた息を整える間もなく、彼女は俺に跨がろうとする。
「はぁーッ!はぁッ……はぁッ……待って……ちょっとだけ」
「はぁ?一人で勝手に気持ちよくなって、あたしだけお預けっての?非道くない?」
「ごめ、ごめん……!本当ごめんっ……必ず楽しませるからすこしだけまっ……」
「またない」
萎えかけた俺を無理矢理手コキで半勃ちさせ、そのまま自分の秘部へ導き、一気に腰を落とす。
「ぬあ!」
「半勃ちでこれかよ……♡」
あまりに雑な童貞喪失。俺の純潔は、マッチングアプリで知り合った一回り以上年下の女に組み敷かれて奪われた。

「んっ♡」
「ちょ……!」
彼女は腰を前後にスライドさせる。
俺のちんぽは、狂乱しながら精液の充填を始めた。もう射精できない筈なのに、身体が、本能が、二度とないチャンスに必死に子種を作り始める。自分の劣等な遺伝子をこの美女に植え付けたいという下劣な欲望だ。
「ほらっ♡ほらっ♡んふふ♪逃がさないよ……♡全部射精しちゃえ♡」
「まっれ……!まじで……!でそ」
「射精しちゃえ♡がんばれ♡ほらっ♡んっ♡」
彼女は容赦しない。このままでは膣内射精だ。相手はこんな若い娘だ。妊娠させてしまったら迷惑がかかる。それなのに彼女は全く気にせず捕食者のように腰をくねらせる。
「ほらイけ♡イッちゃえ♡」
「だめぇ!」
びくんッ
俺は本当に情けなかった。強制的に勃起させられたそれは、彼女の膣内を無遠慮に汚した。
「んん……♡」
逆に実に楽しそうな千咲は、噛みしめるように瞳を閉じて、自分の胎内を汚す肉棒に感じ入っているようだった。
次の瞬間、目を疑った。俺に跨がっている娘の頭には立派な角が生えている。くびれた腰からはコウモリの様な翼がバサリとひろがり、艶々した黒い皮で覆われた長い尻尾が痙攣しながら伸びてきた。
「ごめんね♡スイッチ入っちゃった♪ちょっと激し目だったね。あんまりかわいかったからつい」
「き、きみは……!?」
「あぁん♡バレちゃった♡あたしサキュバスっていう悪魔なの。セックスして精を吸い取っちゃう悪い女♡」
そういう声を遠くに聞きながら、俺は快楽と疲労に満たされベッドに崩れ落ちた。
****************************************
一通り終わった後。
「ホントゴメンね〜。初めての夜がサキュバスとかキツかったっしょ?どうしてもエッチしたくなっちゃってさ〜。すっごい濃厚な雄汁がほしかったんだ〜」
バツが悪そうに笑う千咲。俺は、彼女の身体で童貞を捨てたんだ。こんな可愛い娘に、あんな気持ちいいことをしてもらったんだ。
「ありがと……ありがと……ほんと……ありがと」
「はぁあ!?ど、どしたの?激しすぎた?」
俺は泣き出してしまった。
「だってさ……30年以上生きてきて、こんな幸せな時間ってなかった。本当にありがとう。本当に最高だった。感謝しても仕切れない。言葉がないっ……こんなクソみたいな底辺おじさんに、こんなっ……こんなっ美人な若い娘がっ……グスッ」
「ちょ、え、マジで……?そんなに良かった?嘘こっちまで泣けんだけどっ」
俺は情けないことに、一回り以上年下の娘の膝にすがって今までの苦労を吐き出してしまった。軽い気持ちで始めたマッチングアプリ。同年代の女は年収を理由に相手をしてくれず、若い娘は冷やかしか一言二言話してフェードアウトか無視ばかり。気付けば5年足掻いていた。それでも女は相手にしてくれず、極稀にデートにこぎ着けても加工詐欺のとんでもないババアが出てきて高飛車な応対をしてくる。高級店を奢らされた後、“だからアンタはモテないんだ”と言われた時は本気で死のうと思った。それでも奇跡を信じて続けていた。
「めっちゃ大変だったんじゃん。それなのに精目当てのサキュバスに大事な貞操奪われて、なんか……ごめん」
「何言って……!めっちゃ気持ちよかった!また会いたい。俺、君にッ、もっと、もっとしてほしい!!」
「超がっつくじゃん♪あんなに吸い尽くされたのにまだ吸われる気?いいの?悪い女だぞ?あたしは」
「全然女神!マジで女神!本当にありがとう。人生最高の夜だった。ありがとう本当にっ」
「さっきからお礼ばっかじゃん。まぁいいけど。そんな犬系彼氏みたいな事言われたら、あたしも本気になっちゃうぞ??」
「なってくれ。こんな俺でいいなら」
「ふーん…………いいんだぁ……?サキュバスにそんなこと言って。覚悟してよね。あなた今からのザー汁サーバーだよ?会いたくなったらすぐ連絡するよ?都合のいいカラダの関係だぞ?下手し一生ヤリ潰してやんよ?いいの?本当に?」
「お願いします。使い潰してください」
俺は即答した。
二人とも完全に発情している。第二ラウンドに突入しようと見つめ合い、ベッドでキスをしようとすると、そのタイミングで延長するかどうかの連絡が入った。
「あっ!ごめんこんな時間」
「え〜……これからなのに〜。まぁ社会人だししゃーないかぁ……次埋め合わせしてもらうよ?」
「ごめんっ、ごめん本当にっ」
俺はベッドで謝り倒してホテル代を払い、マッチングアプリ以外の連絡先を交換して慌てて家に帰った。
遅い時間に帰った事で、親父から訝しまれたが、映画のレイトショーで遅くなったと誤魔化した。部屋に直行し、スマホを確認すると、千咲から怒った顔の可愛いアニメキャラのスタンプ付きでメッセージが来ていた。
俺は何をやってんだろう。彼女の都合のいい関係になると承諾していたにもかかわらず舌の根も乾かぬ内に自分の事で頭がいっぱいになって慌てて帰って。これではモテないといわれても仕方がない。こういう所が駄目なんだ。
だがメッセージの内容は来週のデートの催促であった。
良かった。また会ってくれる。俺は彼女に詫びるメッセージを送り、次の週末うんと彼女を楽しませようと決意した。
婚活して理解した。マッチングアプリも数年使っているが無視か適当にあしらわれる毎日だった。
だがある日、びっくりするほどの美少女が候補に表示された。
「10代って……学生さんか?うわ超美人。外国人か?彼氏募集中……アニメ好き……てかこの制服俺の母校じゃん」
このマッチングアプリは18からなら誰でも使えるため、自称学生もそこそこいるが、鯖読みだ。どうせサクラだろ?こんな可愛くて派手な見た目加工だろ。歳離れすぎてるしドン引きされて終わるだろ。そう思いつつも俺は速攻でいいねし、有料ポイントで求愛した。
―その制服懐かしいですね。私もそこが母校なんですよ。当時は生活指導厳しくって。お洒落で素敵ですね。アニメっぽいです。
他愛ない一言で、いつものように無視されるだろうと思っていた。
しかし返信はすぐだった。
―マジですか?ネイル気付いてくれたんですね。先輩さんですか。お話しましょー
俺は慌ててアプリ内チャットで応対した。
軽い自己紹介もそこそこに話はトントン拍子で進み、今までの苦労が嘘の様にデートの約束にこぎ着けた。
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「はじめましてー千咲です〜」
デート当日に現れたのは派手な形(なり)の娘。ハーフだろうか。外国人顔負けの抜群のプロポーションだが、名前は日本のようだ。肌艶からして本当に学生さんっぽいけど。真っ先に詐欺を疑った。だがいっそそれでもいい。まずデートしよう。そう思わせるだけの魅力が彼女にはあった。
「随分若くて可愛らしいですけど、本物の学生さんですか?」
「現役JKですよ〜。18〜」
「ふぇ⁉本物ですか?俺、大分年上だけど、いいんですか?」
「いいから来てるんですけど。あぁ気を遣わなくていいですよ。お互いタメにしません?……年下からタメってやっぱ失礼です?」
「いや、よ、よろしく……」
一回り以上年下の娘から提案され、俺は圧されて頷いた。
彼女は俺にかまわずアニメの話を始める。
「この前の劇場版スライサークイーン見た?あれマジ良くなかったですー?」
「わっ、わかります。めっちゃ謎の色気って言うか、影のある女の子って感じで〜」
「それな〜♪」
彼女のペースだ。だが、昔のマッチデートでは気の利いたことを言えず相手を呆れさせて終わった。とにかく楽しい雰囲気を作らないと。
「そだ、ネイルおしゃれですよね。もっと盛らないんですか?」
「あぁ、これか。盛るとバイト先の規定に違反するしね」
バイトしてるんだ……学生さんなのに。苦学生なのかな。暗い雰囲気にならないようにせねば。まずは彼女とアニメショップに行く予定だ。
「あ、この辺りの店……だよね」
「気負いすぎだって。今時キャラグッズなんて誰でも持ってるし」
彼女はおじさんの俺がアニメグッズを買いに来ているのを恥じていると思っているのだろう。だが違う。俺が緊張しているのは隣に不釣り合いな美少女がいるからだ。
たまに来るアニメショップは最近女性向けにシフトしていて、どんどん足を運ばなくなっていた。目当てのアニメのグッズはなく、知らない美男子アニメのグッズばかり。そんなグッズを、美少女と一緒に見ているのだ。
俺は距離感にドギマギした。近づくたびにふわっと甘い香りがする。そして派手な服装からおっぱい。短いスカートから太もも。スカートを押し上げるでっかいケツ。
「へぇ〜、スラクイこんなのもあるんだ〜…………ちょっと高いなぁ…」
俺は彼女の思案顔に心を奪われる。こんな可愛い娘がなんで俺の近くに……
「買おうか?」
「いいよ、こういうのは自分のお金で買うのが普通じゃん?」
彼女は俺の提案を常識的な反応で流す。
「き、気を遣わせちゃってごめん」
年下の娘にさえ財布を心配されている。情けなすぎる……
彼女は散々迷って買うのをやめた。
「最近高いよねーグッズ。コスメとどっちか選べないっつの」
「ごめん……」
「さっきからごめんばっかじゃん。あたしといるの詰まんない?」
「そ、そんなことないよ!ただこんな若くて可愛い娘とデートしたことなくて緊張してるだけ」
「ふーん?そうなんだぁ♪」
彼女は一瞬危険な笑みを浮かべた。ドキッとしてしまう。とにかく次の言葉を紡がねば。
「気を遣わせちゃった詫びにさ、なんでも奢るよ」
何言ってんだ俺。初デートは男が奢るのが基本。最初から奢るつもりだったろ。女には楽しんでもらうだけ。リードは男の仕事なのに。情けなすぎる。
「じゃさ、この店にしちゃおっか」
彼女が指さしたのは格安のハンバーガーチェーン。何から何まで気を遣わせてしまっている。
「なめんな〜?安くて早くて旨い三拍子揃った店だろ?……あ、こういう店だめだった?健康に気ぃ遣ってると嫌かも」
「いい!ありがとうめっちゃ嬉しい!久しぶりに来たし限定メニュー食べよう」
「割り勘ね〜」
こんな格安店でも割り勘してくれている。本当に情けない。一通り食べ、バイトの話などを聞いた。楽しいけど、もう少しバイト代が欲しいとか、無理して稼ぎのいい仕事にしても続かないからどうしようとか。緊張してほとんど内容を思い出せないが、相手も楽しそうにしてくれていたと思う。
帰り道。
周りに人がいないのを確認して、彼女が身体を寄せてきた。ずっと気になっていた爆乳がたゆんと当てられる。
「チラチラ見てたでしょ?気付いてないと思った?」
「はひぃいい!?何デスか急ニ!?」
「エッロい視線でがっつり視姦してくるんだもん。あたしもその気になっちゃった♡ホテル寄ってかない?」
「は、初デートでそれは気が早すぎるのではっ!?そ、それにきき君は学生で……!」
心臓が飛び出そうだった。まだ夕方の明るい頃で、夜までもう少しゆとりがある。わざわざ安全な時間に帰れるように早めに切り上げたつもりだったが、彼女はぐいぐい来る。
「え〜?もう18って成人扱いじゃん。女が誘ってるのに乗らないの?あたしって魅力ない?」
「そ、そんなことないっ!間違いなく世界一美人だ!!それは自信持っていい!マジで綺麗ッッ」
「マジかよ超照れんだけど」
二人ともクスリと笑う。ようやく緊張の糸が切れた。
「嫌ならホテルやめる?いいよ別にどっちでも」
「………あの…俺いい年して童貞で……君を満足させられるか……自信ない……」
彼女はいよいよ危険に微笑んだ。えらくいたずらっぽい笑顔に俺は吸い込まれた。
「あたしで卒業しちゃう?」
「…………したい……です」
「なんだよそれ〜。俺のものになれ!とか、抱かせろ!とかそういうんじゃないんだ?」
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俺は最寄りのラブホテルのベッドに座っていた。
初めて入った。入るのにもまごついたが、千咲は入り慣れているのか無人のフロントに迷わず向かい、俺をリードした。彼女は今シャワーを浴びている。俺は先に浴びさせてもらった。
心の中で、理性と本能が会議を始める。トントン拍子過ぎないか?詐欺の可能性は?女が底辺にそんな優しいわけがないだろ?スペックがものを言う世界だぞ?てか出会った日にすぐホテルって普通ないだろ。後で金を請求されるのでは?いやいや信じてもいいんじゃないか?単に滅茶苦茶良い娘なのでは?ようやく来たモテ期って奴じゃねえか?たとえ詐欺でもこのレベルの女を抱けるのは一生に一度あるかないか。チャンスを棒に振ってしまっていいものか?脳内会議は紛糾している。理性は危ないと引き戻し、本能は行ってしまえと背中を押す。
「お待た♪」
「は、はい……」
シャワーを浴び、バスローブを羽織った彼女を見て俺の思考は停止した。
デッッッッッッッッッッッッッッッ……!!!!!
若さの暴力とでも言うのだろうか。グラビアアイドルでもまずいないサイズのおっぱいがたわわに実っている。重さに負けじと自己主張しつつも、あまりの自重にたゆんと下がったおっぱいが、バスローブからまろび出ているのである。
おっぱいに釘付けになり慌てて視線を下げると、ウェストの美しさにビビる。しなやかな腹筋にうっすら乗った脂肪が、まるで彫刻作品のようだ。
「…………綺麗…だ………」
「めっちゃ褒めてくれるじゃん♡」
目の前にこんな美少女がいることが信じられず、確認する。
「本当にいいの?俺なんかで。どこが決め手だったの?」
「慣れないのに必死であたしを喜ばせようとしてくれてるのが可愛かったからかな。それにあなたの精気がギットギトで美味しそうだったし」
「せい……き……?って何?」
「気にしないで」
案外あっさりした回答。あって間もないのにそんな簡単に決めていいのか。
見せつける様にバスローブを脱いでいく。惜しげもなく晒されたその肢体に俺は動けなくなってしまう。金縛りになった俺を見越してか、隣に座って指を絡めてくる危険な美少女。
「へえぇ……先輩ブルーカラーさんだっけ?アプリで言ってたし。やっぱ頑張ってる男の人って感じの身体だよね」
「〜〜〜!?」
「ガッチガチじゃん……♡かわぃ……♡」
「ちょ……」
「今更怖じ気づいても…………おそいってぇ……」
ふぅっと耳元に吐息をかけられただけで俺は腰砕けになる。この娘……手慣れてる……!!
彼女の細い指は俺の“俺自身”に添えられた。そんなことされる前からもう臨戦態勢である。
「あたしのこと……“コレ”で滅茶苦茶にしたいんでしょ……?もうちょっと待ってね」
「ちょ……」
指で輪っかを作り、それをゆったりと上下させる。
「あッ……あっ、あっ、それ、マジやばいっ……あ」
「めっちゃかわいい反応してくれんじゃん……♪」
自分でやるより、全然気持ちぃ……!もう射精そうだ。だめだ腰が勝手に浮いてしまう。
「このまま射精しちゃう?それとも童貞卒業?選ばせたげる♪」
「ぁ……ぁ……ぅ……」
「もう射精ちゃいそ?じゃ一回楽になろっか?」
言葉を紡げなかった俺をよそに、千咲はゆっくり大きなストロークで手コキしていく。
「ごめ……!」
あっという間に絶頂。彼女の白い指に、情けないかすれ声と共に射精した。
「はやいってぇ♡そんなに良かった?あたしの手コキ♡」
「はぁ……っ、はぁ……っ、はぁ……っ」
まだ脈動が止まらない。どぴゅどぴゅと噴出し、彼女の可愛らしい手に容赦なく絡みつく精液。
「ん……匂いも色も濃すぎぃ……♪こんな雄汁ぶちまけられたらあたしも本気になっちゃうって♡」
千咲は手にこびりついた生臭い精液を、口元に持って行って指一本一本丁寧に口に含んでいく。そのあまりの光景に俺のチンポは萎えることを許されない。
「味も……すっご……♡いいモン持ってんじゃん」
異性に生殖力を褒められるとは少し前の自分には想像できない。いつもエロ画像とかで人知れず処理していたのに。手に付いた精液を丁寧に舐め取った彼女はにやぁっと口元を歪ませる。
「キレイキレイしよっか……♡」
「はひぃ……!」
彼女は次の瞬間俺の股間に滑り込み、俺自身を深くまで口に含んだ。
「ぬぁ……!ちょ、いいってフェラは」
「ほぉーひて(どうして)?ひらひぃ(きらい)?フェラ」
「やば……!射精ちゃう……!連続はッ、んっ、無理だって……!」
くちゅくちゅと大きな音を立てていやらしく頬張る姿。こんな綺麗な若い娘が跪いて奉仕してくれている。
「んっ……んっ……んっ……んぐ……ん♡」
「連続は、マジで敏感だからッ」
彼女は容赦しない。首を前後させ、俺をどんどん昂ぶらせていく。さっき射精したばかりなのに競り上がってくる情動。腰がまたもや勝手に浮き上がる。
「んあぁああああああああーッ!!」
情けなく叫び、あっけなく落とされる。
手コキからフェラまで、あっという間だった。
「んんっ……!ッ♡♡♡」
呑まれているのがわかる。股間に屈み込んだ女の喉元は見えないが、俺の絶頂に反応して少しだけびくついている。俺の生臭い精液が、こんな女の子に呑まれてる……!
腰が突き出されてしまうが、彼女はやめない。
申し訳なさでいっぱいになる。こんな自慰で使い潰されたクッサい黒ちんぽを喉奥まで含ませ、ごくりごくりと奉仕してもらっている俺が情けない。清潔感の欠片もないオッサンのブツを、清潔感を一番気にする年頃の若い娘に呑ませているのである。
「んん……っぽぁ……♡んふ♪本当に可愛いね。もっとコキ潰したくなっちゃう」
危険な表情。このままだと骨の髄までしゃぶり尽くされる。俺が乱れた息を整える間もなく、彼女は俺に跨がろうとする。
「はぁーッ!はぁッ……はぁッ……待って……ちょっとだけ」
「はぁ?一人で勝手に気持ちよくなって、あたしだけお預けっての?非道くない?」
「ごめ、ごめん……!本当ごめんっ……必ず楽しませるからすこしだけまっ……」
「またない」
萎えかけた俺を無理矢理手コキで半勃ちさせ、そのまま自分の秘部へ導き、一気に腰を落とす。
「ぬあ!」
「半勃ちでこれかよ……♡」
あまりに雑な童貞喪失。俺の純潔は、マッチングアプリで知り合った一回り以上年下の女に組み敷かれて奪われた。

「んっ♡」
「ちょ……!」
彼女は腰を前後にスライドさせる。
俺のちんぽは、狂乱しながら精液の充填を始めた。もう射精できない筈なのに、身体が、本能が、二度とないチャンスに必死に子種を作り始める。自分の劣等な遺伝子をこの美女に植え付けたいという下劣な欲望だ。
「ほらっ♡ほらっ♡んふふ♪逃がさないよ……♡全部射精しちゃえ♡」
「まっれ……!まじで……!でそ」
「射精しちゃえ♡がんばれ♡ほらっ♡んっ♡」
彼女は容赦しない。このままでは膣内射精だ。相手はこんな若い娘だ。妊娠させてしまったら迷惑がかかる。それなのに彼女は全く気にせず捕食者のように腰をくねらせる。
「ほらイけ♡イッちゃえ♡」
「だめぇ!」
びくんッ
俺は本当に情けなかった。強制的に勃起させられたそれは、彼女の膣内を無遠慮に汚した。
「んん……♡」
逆に実に楽しそうな千咲は、噛みしめるように瞳を閉じて、自分の胎内を汚す肉棒に感じ入っているようだった。
次の瞬間、目を疑った。俺に跨がっている娘の頭には立派な角が生えている。くびれた腰からはコウモリの様な翼がバサリとひろがり、艶々した黒い皮で覆われた長い尻尾が痙攣しながら伸びてきた。
「ごめんね♡スイッチ入っちゃった♪ちょっと激し目だったね。あんまりかわいかったからつい」
「き、きみは……!?」
「あぁん♡バレちゃった♡あたしサキュバスっていう悪魔なの。セックスして精を吸い取っちゃう悪い女♡」
そういう声を遠くに聞きながら、俺は快楽と疲労に満たされベッドに崩れ落ちた。
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一通り終わった後。
「ホントゴメンね〜。初めての夜がサキュバスとかキツかったっしょ?どうしてもエッチしたくなっちゃってさ〜。すっごい濃厚な雄汁がほしかったんだ〜」
バツが悪そうに笑う千咲。俺は、彼女の身体で童貞を捨てたんだ。こんな可愛い娘に、あんな気持ちいいことをしてもらったんだ。
「ありがと……ありがと……ほんと……ありがと」
「はぁあ!?ど、どしたの?激しすぎた?」
俺は泣き出してしまった。
「だってさ……30年以上生きてきて、こんな幸せな時間ってなかった。本当にありがとう。本当に最高だった。感謝しても仕切れない。言葉がないっ……こんなクソみたいな底辺おじさんに、こんなっ……こんなっ美人な若い娘がっ……グスッ」
「ちょ、え、マジで……?そんなに良かった?嘘こっちまで泣けんだけどっ」
俺は情けないことに、一回り以上年下の娘の膝にすがって今までの苦労を吐き出してしまった。軽い気持ちで始めたマッチングアプリ。同年代の女は年収を理由に相手をしてくれず、若い娘は冷やかしか一言二言話してフェードアウトか無視ばかり。気付けば5年足掻いていた。それでも女は相手にしてくれず、極稀にデートにこぎ着けても加工詐欺のとんでもないババアが出てきて高飛車な応対をしてくる。高級店を奢らされた後、“だからアンタはモテないんだ”と言われた時は本気で死のうと思った。それでも奇跡を信じて続けていた。
「めっちゃ大変だったんじゃん。それなのに精目当てのサキュバスに大事な貞操奪われて、なんか……ごめん」
「何言って……!めっちゃ気持ちよかった!また会いたい。俺、君にッ、もっと、もっとしてほしい!!」
「超がっつくじゃん♪あんなに吸い尽くされたのにまだ吸われる気?いいの?悪い女だぞ?あたしは」
「全然女神!マジで女神!本当にありがとう。人生最高の夜だった。ありがとう本当にっ」
「さっきからお礼ばっかじゃん。まぁいいけど。そんな犬系彼氏みたいな事言われたら、あたしも本気になっちゃうぞ??」
「なってくれ。こんな俺でいいなら」
「ふーん…………いいんだぁ……?サキュバスにそんなこと言って。覚悟してよね。あなた今からのザー汁サーバーだよ?会いたくなったらすぐ連絡するよ?都合のいいカラダの関係だぞ?下手し一生ヤリ潰してやんよ?いいの?本当に?」
「お願いします。使い潰してください」
俺は即答した。
二人とも完全に発情している。第二ラウンドに突入しようと見つめ合い、ベッドでキスをしようとすると、そのタイミングで延長するかどうかの連絡が入った。
「あっ!ごめんこんな時間」
「え〜……これからなのに〜。まぁ社会人だししゃーないかぁ……次埋め合わせしてもらうよ?」
「ごめんっ、ごめん本当にっ」
俺はベッドで謝り倒してホテル代を払い、マッチングアプリ以外の連絡先を交換して慌てて家に帰った。
遅い時間に帰った事で、親父から訝しまれたが、映画のレイトショーで遅くなったと誤魔化した。部屋に直行し、スマホを確認すると、千咲から怒った顔の可愛いアニメキャラのスタンプ付きでメッセージが来ていた。
俺は何をやってんだろう。彼女の都合のいい関係になると承諾していたにもかかわらず舌の根も乾かぬ内に自分の事で頭がいっぱいになって慌てて帰って。これではモテないといわれても仕方がない。こういう所が駄目なんだ。
だがメッセージの内容は来週のデートの催促であった。
良かった。また会ってくれる。俺は彼女に詫びるメッセージを送り、次の週末うんと彼女を楽しませようと決意した。
26/02/22 20:38更新 / 女体整備士
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