3 快楽の果てに
「んぁあああッ…!!」
「あああああっ♥」
「んぁッ!んぁあ…!ぁえッ…!」
また出産が始まった。昨日何人も破水してたからそろそろだったのだろう。身重のサキュバスが一人また一人と股を開いて息みだす。無作為に女を孕ませまくった為、誰の傍に居るべきかもわからない。俺はただ、自分の上に跨る美女に精液を捧げつづける事しかできなかった。
サキュバス達は次々に赤ん坊を産み落とす。
産後まだ丸く膨らんだ腹の淫紋は解ける様に消え、息も絶え絶えなサキュバス達。同じ位息が絶え絶えな俺。
「はぁ…はぁ…はぁ…メリディナ。久しぶり」
「うふ♪あなたにとってはひさしぶりでも、結構ヤってるのよ。あなたが気絶してる時に。気絶してても腰振ってくれるから助かるわあ」
引き締まったお腹。淫紋は消えている。
「さあ、2人目を仕込んでもらいましょうか」
「娘達はどうしてる?」
「育ててるわよぉ。会いたい?」
「ああ」
言うや否や彼女に襲いかかった。
「じゃあ2人目を種付けしてくれたらね」
「ヤッてやる!」
深く腰を挿入れた。ぐっと仰け反って小刻みに腰を振る。
「くーッ!リディナ、好きだァッ…!!」
「はん、ど、どうしたのよ」
愛を囁きながらピストンの調子を上げていく。
周りで授乳するサキュバス達を尻目に激しく2人目を産ませる為の行為にふける。
「お前のその肌。経産婦なのに綺麗に締まってる腹。綺麗な形のおっぱい。好きだ」
「身体の事ばっかね…ひゃん♥」
腰のピストンを加速させ、ねっちょりした動きで膣奥の粘膜を貪る。この締まり。また好くなっている。えぐる様な腰振りで若い踊り子を犯す。子供がいない胎だから激しめにしても良いだろう。
「どうだッ、おれのッ、ぉッ、オッ!」
「はッ♥いぃ…♪いいわぁ♪」
「お前のまんこ、いいッ」
ぞくぞくする腰振りは止まらず、覆いかぶさり抱きしめてそのまま持ち上げる。
「あぁんっ」
「おらッ、また孕ませてやる」
だいしゅきホールドする踊り子を立ったまま持ち上げて犯した。
咥えこむメリディナのまんこが気持ち好い。まるで吸い上げる様な動きだ。ヒダヒダが気持ち好い。絡みつく粘膜が俺を楽しませる。引き締まった肢体は俺をひたすら昂ぶらせる。
張りのある豊かな胸は、大量に母乳を出せるだろう。良い母親なんだろうな。
激しく腰を振り、女が浮き上がる程突き上げ、仰け反る。しっかりしがみついた女は恍惚として喘いでいる。
「おらッ、おらッ、おらッ、しっかり孕め、産めッ」
「ゃぁん♥」
快楽が射精管を突き抜ける。女の胎内に送り込まれる途方もない子種。そのほとんどは役目を全うする事も無くサキュバスの血となり肉となる。下腹部に入りきらなかった白い粘液の濁流が、結合部から糸を引いて滴り落ちてくる。
サキュバス達が集まり、こぼれおちる大量の精液を両手で受け止め、すする。
当然射精は治まらず、メリディナの奥を味わう。
「ふぁ…!あなたの精液ィ♥おちんちんっ、どくどくってぇ♥」
「この身体ッ、俺だけのもんだッ」
じゅぼッ、じゅぼッ、じゅぼッ、じゅぼッ、じゅぼッ――
「あぁあん、いいわっ、あなた理想の雄よっ」
どくんッ――
再び大きな射精の波。胎内をたっぷり汚されビクンビクンのけ反ってくれた。
「愛してるッ、愛してるぞぉッ」
ズボッ
絶頂を極め、愛しい女を下ろし、仰向けに倒れる。後ろにはもう一人のお気に入り、セラピストサキュバスの一人がいた。
「私も頂けるかしら〜」
「ああ」
セラピストは萎えかけたちんぽを後ろから細指が包む。少しひんやりしておりびくりとするが、優しい手つきですぐさま臨戦態勢にさせられる。
振り向き、グラマラスな色白美女に覆いかぶさって、一気に突き抜けた。
ずぶり――
「「っ」」
二人とも快感で息が出来ない。勃起しきった巨根で奥深くまで抉りこみ、女を感じさせる。女の膣内はぴったり締まり、腰を引く度に淫肉が揉みこんでくる。メリディナの暴力的な締まりとは違う、優しく包み込む締まりだった。
だが徐々に真綿で首を絞められるような快楽に俺は腰を振ってしまう。
「んぁあ〜ッ♥あぁああッ♪あなたのッ、おちんちんっ♥」
整った顔が甘く蕩け、柔らかい爆乳がぺちゃんと床に投げ出される。その様に俺は狂った。
「ぬぉおぉぉぉッ!おぁッ!まんこいいッ、まんこッ、このトロまんがぁッ!」
「ひゃぁ!ぁへッ♥あッへぇええェッ♥♥」
ズコッ、ズコッ、ズコッ、ズコッ―――
連続でピストン攻めする。激しく腰を振り続け、粘膜を貪った。
熟れきったデカ尻と股が俺にぶつかり、もう止まれない。
「射精すぞッ」
「〜〜〜〜ッ♥」
彼女の膣内にたっぷりと俺の子の素を吐き出した。こいつは初セックスで即孕んだ。あるいは一番子を孕みやすいサキュバスなのかもしれない。またすぐ孕ませてやる。
結構長い間楽しんだ。セックスが終わると、滅茶苦茶になって肩を上下させている二人のお気に入りのサキュバスの下腹部には淫紋が浮き上がっていた。俺も二人のサキュバスに本気の種付け交尾をしたせいで疲労困憊だった。
だが息を整える間もなく、他のサキュバス達が繋がったままの俺とセラピストサキュバスを引きはがす。サキュバス達は意識が朦朧とする俺を取り合う。ふわふわした頭のままやんわり押し倒されると、容赦なく跨り、猛烈な腰振りを始める。
「ぉッ、ぉッ、ぉッ………ま…まて……」
「あんっ♪あんっ♪あんっ♪」
跨ったサキュバスは俺を無視し、とても気持ち好さそうに腰を振っていた。俺はかすかな喘ぎ声をあげて応じるしかなかった。俺の繁殖ちんぽは浅ましく勃起し、跨るサキュバスを下から突き上げていた。闇からは相変わらず次々に美女が現れる。皆抜群のプロポーションで、オナッて自分の番を待っていた。
俺は応じるしかなかった。
お腹が大きくなった女達が俺自身を挟んでくれる。ボテズリだ。
左右で嬉しそうに大きなお腹をこすり合わせるのはメリディナとセラピストサキュバス。特にお気に入りの二人だ。
「孕ませた女に腹を擦りあわさせるなんて、ほんとに変態ね」
「好いじゃなあい。いっぱい精液くれるんですもの〜」
俺の剛直にパンパンに張った臨月腹を擦り合わせて奉仕してくれる。白と黒の肌のコントラストが美しい。互い違いに上下に動いて先走り汁が二人の丸い腹がテラテラ輝く。
この大きな腹には俺の子が宿ってる。興奮と背徳感が増す。二人が大きなお腹を振りつけ俺は二人に大量にぶっかけた。握り拳大の精巣は女二人の全身を白く染め上げる程の精液を噴出し、女達は恍惚する。
全身を汚す子種を細い指ですくい上げ、楽しげにすすっていた。
「あたしが先ね」
「え〜、メリディナが〜?」
メリディナは大きなお腹を気遣いながら、ゆったり体重をかけてくる。乳腺が張り、形の良いまま肥大化した爆乳がたぽたぷとこぼれる。俺はそれを求めた。
「あら、おっぱい欲しいの?」
「ああ。はぷ」
俺は褐色のおっぱいにむしゃぶりつき、力いっぱい吸った。
「はぅっ♪」
形が変わる程吸い上げ、母乳と魔力を吸い上げる。全身が滾り、その魔力で妊婦を抱き込む。大きな腹の真ん中に見える臍に反り返って当たる勃起しきったちんぽ。
「んぷッ。これ、挿入るか?」
「あたしが加減するから大丈夫よ」
巨根を跨ぐ俺の女。秘部を指で開き、ゆっくり腰を下ろしていく。
「んぁっ」
大きな男根がゆっくり女に挿入っていく。
「んんんっ…」
やや苦しそうなにも見えるが、目元が蕩けている。
「んあァあッ…!」
腰を下ろしきろうとして、つっかえた様に止まる。下りてきた子宮口で行き止まりになってしまう。
「んん…!んんんっ…!はぁ…ダメ、挿入らないわ」
中腰で腰を落ろしきろうと必死な様子だったが、胎の子に危険が及ぶ深い挿入は諦め、半分刺さった状態のまま中腰でゆったり前後にダンスする様な腰振りを始めた。
「お、おい足腰に負担をかけるなッ。ッあぁあ!産まれちまうぞッ」
「もういつ生まれてもおかしくないしっ」
胎の様子を気にしながらも、猛然と腰を振る若い踊り子。何年経っても美しい姿のままで、この女に何百何千と膣内射精し、ようやく孕んだ二人目だ。これから彼女には3人4人と産んでもらい、サキュバス族を繁栄させていってほしい。娘は母親似の褐色肌でスレンダーな爆乳美女に育つだろう。孫娘も恐らく肌の黒い美女だろう。
「んぉあぉッ!やばッ、イくッ、イくッ!イッくぅぅぅうううう―――!」
「ひゃぁああああん♥」
どくんッ
射精する。膣が狭くなっており、子宮に子がいる為、あふれ出る精液。かなり粘度が高く量も多い。淫魔を孕ませるのに特化した孕ま精液だ。
それを隣で物欲しそうに指を加えていたセラピストサキュバスが屈みこんですする。
「はぁっ、はぁっ、がっつくなっ、お前にもすぐやる!」
「うふ♪」
見下ろすメリディナの吊り目と、精液を吸うセラピストの上目遣いの垂れ目は強烈にエロい。褐色の腰を持ち上げると、そっと結合を解いた。
「あぁあん……もうおしまい?」
「こいつも待たせてる」
一度や二度のセックスでは満足できない。勃起しきった凶器が、栗毛の色白美女の前にぼろんと反り返る。
白く細い指が先っぽを優しく愛撫し、うっとりした顔で口に含んだ。
「こほすりぇば、ん、ん、あにゃたは…あんひんれひょ?」
先っぽを丁寧にお掃除フェラしてくれる。相変わらず奉仕的だ。舌先でつつく様に刺激したかと思えば舌腹を使ってねっとり舐め上げる。
「可愛いな。お前」
「ちょっと、あたしにも言った事無いでしょ」
少し怒った様子のメリディナ。
「お前は綺麗なタイプなんだよ。こいつは可愛い」
「なにそれ」
軽い痴話げんか交じりになりつつ、腰を突き出してセラピストをなでなでしてやる。心底嬉しそうに目を細める彼女を余所に、メリディナが俺の唇を奪う。厚ぼったい唇だ。俺を夢中にさせる柔らかくいやらしい貪る唇だ。やはり俺の一番はこいつだ。
「んっ、んっ、んっ」
舌を入れられる。胸から上だけ見れば大人びた若く美しい女。その女が俺の唇を必死に貪っている。腹に手をやらねば妊婦と忘れてしまう。
「んちゅ…デカい腹だな」
「んん〜!」
下で童顔の妊婦が少し拗ねた顔をしていた。互いに俺のお気に入りだという自覚はあるのだろう。取り合う様に俺を貪っている。
「んっヤバい、射精るッ」
色白の女の口にたっぷり種付け汁を流し込む。
「ん〜!んんん〜!」
腰を突き出し、栗毛の小顔を掴んで細い喉奥に何度も何度も。
「ん゛ッ、ごほッ、ごほッ」
栗毛の娘は反射的に顔を引き、大量の白濁液を吐き出した。零れおちる半固形の精液塊。
「あん。激しめのプレイは私に任せてよお〜。その娘壊れちゃうわよ」
「す、すまん」
メリディナは呆れ顔で誘ってくる。
俺は栗毛のサキュバスを抱き寄せ、安否を確認する。
「けほッ、げほッ、うぅうッ、興奮してくれるのは嬉しいけど〜」
セラピストは少し疲れた様子で応じた。息を上げる彼女を見て、俺は彼女を激しく抱きたくなった。だが彼女もそれは同じ様だった。
「ふふ。意地悪したお仕置きしなくちゃね〜」
ぐっ――
童顔爆乳妊婦は俺を押し倒し、ゆっくりと、しかし深く挿入した。
「んんんん〜♥」
「な゛っ」
穏やかなセラピストサキュバスが、猛然とのしかかって腰を振り始めた。
「ま、待て!んぁ!胎の子が心配だッ!そんなペースでッ!」
激しいプレイ好きのメリディナでさえ引く程深く咥えこむ。下りてきた子宮と浅くなった膣など全く気にせず、根元まで呑みこむのだ。コリコリとした触感が、亀頭の先に襲いかかる。
「んぁ゛あッ♥赤ちゃん押し上げられてるぅう♥」
「ほんと止めて…!お前の大切な子がッ!」
「死にはしませえ…っ。はぁあんッ♪気持ちいのぉ♥」
子宮が器用に上に浮き上がるようで、胎でパンパンに張った子宮が上下に動き、栗毛の治療士は蕩ける。元々回復役なので、自分の身体へのダメージも効果的に回復させられるのだろうか?丸く膨らんだ腹には淫紋。淫紋の中には宿す子供の数を表すハート型の意匠。数は一つ。彼女は初産で双子を産んでいる。その時と比べれば胎の膨らみは控えめだ。
「双子じゃないから、ぁ♥ッぁ♥ァ♥今回はッ、大分楽だしぃい」
「そんな事言ったって…!」
激しい腰振りではない。しかし深く深く咥えこんで前後に腰をスライドさせていると、心配でセックスに集中できない。
「安心してぇ。身体の事は私が一番わかるからぁ…♥」
「淫乱な母親めッ!」
下から乱暴に爆乳を持ち上げる。乳首から母乳が滴ってきた。
「んふ♪あなたもッ淫乱なッ家畜さんッじゃなあい♪」
絞りとる気だ。垂れ目は淫魔の笑顔に歪んだ。
「ぬぉッ……!?」
「ぁはっ♥」
激烈に絶頂した。どくんどくん脈打ち、彼女の奥に栄養を送り込んだ。
「んはぁッ!!はぁーッ、はぁーッ、はぁッ…、はぁ…はぁ…はぁ…ッ」
満足して倒れ込んだセラピストを抱きとめ、仰向けのまま息を整えようとした。白くでかいケツを掴んで揉みしだいていると、まわりからゾロゾロ美女が集まって来た。
「ま……て。まだ…おれは………」
「うふふ♪次は私……♪」
「違うわ姉さまっ、この前わたしが先ってこの人言ってくれてたもんっ」
「早く孕みたいわぁ〜♥」
「まてっ、まてッ!ッア゛ぁああああああ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁぁぁ――――ッ!!!」
「ふふ♪好い子ね…♪アんっ♪」
「ァ゛ッ!ァ゛ッ!ァ゛ッ!ァ゛ッ!ア゛ァァァァッ!!」
「嫌?これでも愛してるのよ…♪あなたは名前も覚えてくれてないでしょうけどね…」
「ヌ゛ァア!ォ゛ッオ゛!」
「あはッ♪たっぷり射精したわねぇ」
「ウ゛ッ、ワ゛ッ、ァ゛ッ、ア゛ア゛ッ!!」
「逃げないでえ……♪次はわたしなんだからあ♥」
「ッ!?…………グォ゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ッ!!」
「もう……はぁ…はぁ…はぁ…やめて…くれ…」
「あんっ、なんでぇ?あんっ」
名も無きサキュバスは心底不思議そうに聞く。国王を相手取る高級娼婦の様な淫魔。昔の俺なら悦んで抱いただろう。
「もう……全員孕ませたろ……それも……何度も」
「来た時は、んっ、んっ、ノリノリ、だった、ひぃ♥…んですよね?」
答える力が無い。もう何年、何十年、何百年かも知れない時間をセックスして過ごした。サキュバス達全員を相手した。絶え間なく身体を重ねつづけ、孕ませつづけた。次々産み落とされるサキュバス達は、生殖適齢期になると巣立ち、離れた地域でサキュバスを殖やす為に腰を振っているらしい。俺は娘達とほとんど関われなかった。サキュバス達は互いに産んだ子を助け合いながら育て、セックスする時間を作りあった。自分の産んだ子以外にも母乳を分け与え、優しく育てている様だった。だが俺は親になる事は許されず、ひたすら射精するだけの肉便器だ。
メリディナも、別のサキュバスに自分の産んだ子を預け、頻繁に栄養補給と称して俺を求めた。
「うわぁああ!!」
「うふ♪何発目かしらあ♥子宮が精液でいっぱいなのが分かるぅ…♥」
「このッ……!」
「あぁあん♪」
下から豊乳を掴み上げ、もみくちゃにしながら腰を突きあげる。彼女以外にも何人もの女に子供を産ませた。おそらくもう何百人もの父親なのに、我が子をほったらかしで、いつまでも若い女達を抱いている。気持ち好いが、何かが崩れていくのを感じる。
「もう…すこしだけっ、少しだけ休ませてくれっ」
「だぁーめ♥」
腰を前後に押し付け、俺に反撃してくるメリディナ。極太の男根が刺さっているのに、余裕綽々で楽しんでいる。
「少しだけ…っ……だっ………外の空気をっ、吸ってくるだけ」
「そうやって逃げる気でしょう?」
「逃げない!何ならお前も連れてくから…!」
サキュバスは少し思案する。腰振りが止まり、少し安堵する。
「あたしのママも男にそうやって連れ出されていなくなったわ……あたしだけ好い思いするのは駄目。あなたは群れの皆のモノなんだからぁ……♪」
またねっとり腰を前後させはじめる。
「ぬぁッ!!誓うっ。おぁ!必ずメリディナの元に戻ってくる。おッ!少しだけだ」
意地悪そうな微笑み。その顔さえ綺麗だった。
「う〜ん、そうねぇ……ふふ♪少し位お休みあげた方が種付けの効率もあがるかもね。わかったわ」
褐色の踊り子はゆっくり腰を引き、名残惜しみながら立ちあがった。最後は亀頭に優しくキスして開放された。
彼女に支えられながらふらふらと立ちあがる。サキュバス達は体液まみれの俺の身体を舐めて綺麗にしてくれた。皆戸惑った顔をしていたが、メリディナは他のサキュバス達をなだめ、俺を見送った。
俺は束の間の休息を得た。簡素な服を着て、サキュバス達から金まで渡された。サキュバス達は繁殖雄を探す為に娼婦まがいの事をしていたので、金は結構ある様だった。路地裏から人の街に出ると、久しぶりの太陽光。明るい街並みは大分様変わりしていた。市場で果物を買って頬張って一息つく。サキュバスの魔力や母乳や体液以外を口にするのは久しぶりだ。風が爽やかで、日は温かく、何もかもが眩しい。サキュバス達に干からびる程精液を吸い上げられる事も無い。今は自由だ。当てもなく街道を歩き、ぼんやりしていた。
若い街娘達とすれ違う。だが皆野暮ったい。身体付きも貧相だ。抱き飽きた筈のサキュバス達が急速に恋しくなってくる。嫌という程抱いた。もう暫くセックスはしたくなかった筈なのに、ムラムラが止まらない。俺は駆けだしていた。元来た道をひた走り、例の路地裏に入ってサキュバスの群れを探す。しかしあった筈の黒い入口は無く、サキュバス達に再会できなかった。
抱き飽きた美女達。何人も孕ませ、産ませた。まだお腹の大きい美女もいた。メリディナに会いたい。あの女体を貪りたい。艶やかな引き締まった褐色の裸体を抱きまくりたい。何度も腰を叩き付け、精液を何度もねじゃくりつけたい。引き締まったくびれを俺の子で膨らませたい。渇望した。
目の前が真っ暗になったのは路地裏だからという訳ではない。
とにかく性処理をしなければ。辺りを見回し自慰行為にふけった。あの美女達の裸体と性器の感覚を思い描きながら。
しかし当然イケない。のたうちまわった。満足できない。女を抱きたい。俺は何と馬鹿な事をしたのだろう。あの美女達をもう二度と抱けないのだ。訳も分からず走り回り、とにかく娼婦を探した。満足できないだろう。だが形だけでもセックスしたい!!
絶望した。路地裏のボロ階段に腰掛け、うなだれていた。どうしたらいい。何であんな楽園から逃げたんだ。後悔が溢れてくる。いっそ適当に女を犯して縛り首になっちまおうか。
フラフラと当てもなく歩いていると、踊り子衣装の美女が声をかけて来た。
表街道を歩いていた芋臭い娘とは違う、性的魅力にあふれる若い娘だった。何故か娘は最初からトロンとした顔をしており、必死にすがりついてきた。
「お兄さんっ、あたしで遊んで?いいでしょ?お兄さん凄く欲しいの。お金はいらないからっ!」
完全に雌の顔だった。頬を赤らめ、雄を求めている。白い肌艶から見て若い娘だろう。そういえばメリディナに最初に会った時もこんな感じだったっけ。上手すぎる話だが、たとえ何かあっても怖くない。どうせ俺には何も無いんだから。
「良いのか?俺は加減できないぞ」
腰布をめくる前からテントになっていたそれを娼婦は見た。
「ふぁ…!?」
腰布をめくった娼婦は期待と驚きの混ざった顔をした。そこにはありえない巨根がそそり立っていた。太い血管が何本も浮き上がり、小さな子の腕くらいの太さで、赤黒い肉棒だった。その下には一つが握り拳大の睾丸が二つぶら下がっている。
これで何人もの淫魔を孕ませ、産ませたのだ。
「どうしよ…こんなの挿入んないの分かってるのに……凄くズコズコしてほしい…!」
完全に正気を失った発情顔で、娼婦はそれを口に含んだ。先しか入らない。しかも娼婦は経験が浅いのか随分と拙いフェラだった。舌も短く、必死に深く咥えこもうとする。喉奥の粘膜に先っぽが触れた時、俺は娼婦の頭を撫でた。
娼婦は大変嬉しそうな上目遣いで必死に頭を前後させる。だが全く気持ち好くない。若い娘が俺のブツの虜になっているのに、その光景に興奮こそすれ、気持ち好くない。
「おらッ!」
物足りないので、小さな頭をがっちりつかみ腰をガシガシ振った。
「んっ!ぉえッ!おごッ!」
明らかに辛そうな嗚咽が漏れてくる。もう壊しそうだった。本番前に壊すのは勿体ない。俺は女を抱きたいんだ。口まんこじゃ駄目だ。
喉奥から巨根を引き抜き、娼婦を乱暴に掴んでケダモノ交尾の姿勢―立ちバック―に移した。
じゅりゅ…!
「んぁぉおおおおおおァアあああんッ!!」
「詰まらんッ、美人だと思ったのにッ」
男を狂わせる為に進化したサキュバスと比べれば人間の美女など高が知れている。
「おらッ!これが欲しいんだろ?孕めッ!」
「ぁあっ、ああ、あああぁ!あッァ!」
「ほらッ、ほらッ、どうした?好いんだろ?ほらッ」
「あ゛ッアアアアアァッ!い゛やァッ!う゛ぁッ!あああああッ!!」
激しく腰を叩きつけると、女はきゃんきゃん鳴いた。
イケない。どれだけ腰を叩きつけても絶頂出来ない。美女は滅茶苦茶になっていた。
「メリディナッ!愛してるッ!また俺とセックスしてくれえッ!」
彼女はメリディナではない。他の女を抱いているのにそれでも最愛のサキュバスの名を叫んでしまう。腰を一際突き上げ、女は崩れ落ちる。痙攣する虚ろな瞳。
「酷いわねぇ」
聞き覚えのある麗しい声だった。メリディナの声だ。どこだ?
「あ〜あ、こんなにしちゃって…」
闇の中から現れたメリディナに襲いかかった。
「んぁあ!ちょっ」
「メリディナッ!メリディナッ!会いたかった…!」
路地裏で押し倒し激しく繋がった。
「あぁん。そんなに求めてくれてぇえ…♥」
「俺が悪かった…!愛してるっ。もう、もう…!」
言葉が出ない。激しく腰を振り、射精感が一気に駆け上がる。
「ぬぉ!このっ、感覚だァ!」
「あぁあん♥濃いぃぃい」
どぼッどぼッどぼッ―――
脈打つ度に腰を振り、射精した。久しぶりの射精だった。俺はより深く深く味わおうと子宮口にぐりぐりと押し付ける。
「種付けぇえ♪」
「愛してるゥ……!」
射精して、射精して、射精して―――
女を貪り尽くした。俺はもう人ではなくなっていた。セックスでしか愛情表現できない人の形をした魔獣だった。
「はぁ…はぁ…はぁ……はぁー………愛してる」
「あたしもよ…」
精液まみれになったメリディナに何度もキスをし、ゆっくり腰を引いた。
栓が抜け、精液が溢れ出す。
息を整えると、メリディナは俺が壊した娼婦を見る。虚ろな目で呼吸する女に覆いかぶさってキスをしていた。俺は興奮してしまう。
「クス…♪待って。いくらでも受け入れてあげるけど、今はこの子の治療が先」
メリディナはその豊乳を女に吸わせている。魔力を流し込む行為だ。女は虚ろな顔で自分より少しだけ大人びた女の乳を吸っていた。
「あなたが壊したこの娘をレッサーサキュバスにするの。もうここまでになってたら、人間の女の子には戻れないわ。インキュバスの巨根にレイプされたんだもの」
「どういう事だ?」
「あなた、大分前にこの辺りの娼婦を壊してまわってたでしょう。うちのサキュバス達は、あなたに壊された娼婦達がほとんどなのよ」
我の行いを振り返る。そういえば……そうだった…
「あなたは私達とセックスしまくってインキュバスになってるの。逃げられない様に淫紋を刻んでおいたのだけれど、まさかこんな事になるなんて」
大きな睾丸を裏返して見ると、精巣の形にハートマークが浮きあがっていた。
「キスした時ちょっとね」
「悪い娘だ」
壊れた女に覆いかぶさり授乳するサキュバスを俺は後ろから襲った。
「ゃぁん♥」
っずこッずこッずこッずこッずこッずこッずこッずこッずこッずこッ
「エロ尻ッ、二人産んだエロ尻ッ」
夢中で腰を振った。ピストンの度にぷるんぷるんと尻が弾み、生殖を掻き立てる。
「たまらんッ。お前の身体ッ、ッ、ッ」
「はぁあ゛♥お゛っ♪うぁ゛っ♥」
俺の勃起した肉棒がごりゅごりゅと子宮奥に伸びる。
「あなだッ、最高の雄ッ♥、種雄だわ゛ッ♥」
苦悶の声とも喘ぎともつかない声でメリディナが乱れてくれた。それが嬉しく、ケツを押しつぶすように突き上げ、貪った。
「はぁ…はぁ…はぁ…気持ち好かった…その娘はどうだ」
「この娘はあなたが滅茶苦茶にしたせいで回復に時間がかかりそうよ。まぁ元が美人だから良いサキュバスに育つわね」
「そいつは最初からなんか変だったんだよ。なんか俺に最初からメロメロな感じで誘って来たんだ」
「インキュバスがムラムラしてたら、人間の娼婦なんて出来上がっちゃうわ。あなたはもう外に出られない身体になっちゃうのよ。永遠に私達に管理される家畜になったの……♪」
心底蕩けた様子で死刑宣告をしてくる。だが俺は吹っ切れていた。このままサキュバスの肉便器になるのも悪くない。
「いい……どの道俺は人として……はぁ、はぁ…終わった……」
俺はサキュバス達の群れに戻った。メリディナと、回復中の美女を連れて。
美女たちは待ちわびた顔で群がってくる。
「逃げちゃったと思った」
「早く5人目孕ませてぇ…♥」
「私まだ2人しか産んでないわ」
一方で既にお腹が膨らんだ妊婦達も必死に訴えてくる。
「この子の為に精を付けたいの」
「中々生まれてこないから、いっぱい犯して刺激したいわぁ」
「お腹の娘共々よろしくお願いいたします」
「はは…これだよ……ぬぁぉおおおおおおッ!」
俺は女達に吸い尽くされた。
「メリディナ……ッ…メリディナ………メリディナ……ァッ…ァッ…ァ゛ッ…」
「ふふ…好い子ねぇ……永遠に可愛がってあげるわぁ…♥」
ここは万魔殿。魔族の愛の巣である。そこで褐色肌の妊婦が虚ろな目の男に跨って楽しんでいる。“それ”はサキュバス達の大切なもの。食料であり、繁殖家畜であり、楽しむ為の肉便器であり――――――――――――――何より愛しい夫だった。
男は虚ろな目をしてはいるものの、とても幸せそうだった。
そして、周りにはおびただしい若い美女達が蠢いていた。白い肌、黒い肌、黒い髪、赤毛、栗毛、茶髪、金髪、様々な人種のサキュバスがクスクスと笑っている。皆半裸でグラマーな身体をくねらせ、“自分の番”を今か今かと待っていた。その女の中には、かつて男が路地裏で壊したあの娘娼婦も混ざっていた。彼女の胎にも淫紋が浮いている。まだ細身なので孕んだばかりなのだろう。万魔殿からは次々に生娘のサキュバスが飛び立っていく。自分だけの“餌”である“夫”を見つける為に。こうして人知れず、サキュバス達は増えていくのだ。
「愛してるわ……最高に幸せよ………あ、な、た……♥」
fin
「あああああっ♥」
「んぁッ!んぁあ…!ぁえッ…!」
また出産が始まった。昨日何人も破水してたからそろそろだったのだろう。身重のサキュバスが一人また一人と股を開いて息みだす。無作為に女を孕ませまくった為、誰の傍に居るべきかもわからない。俺はただ、自分の上に跨る美女に精液を捧げつづける事しかできなかった。
サキュバス達は次々に赤ん坊を産み落とす。
産後まだ丸く膨らんだ腹の淫紋は解ける様に消え、息も絶え絶えなサキュバス達。同じ位息が絶え絶えな俺。
「はぁ…はぁ…はぁ…メリディナ。久しぶり」
「うふ♪あなたにとってはひさしぶりでも、結構ヤってるのよ。あなたが気絶してる時に。気絶してても腰振ってくれるから助かるわあ」
引き締まったお腹。淫紋は消えている。
「さあ、2人目を仕込んでもらいましょうか」
「娘達はどうしてる?」
「育ててるわよぉ。会いたい?」
「ああ」
言うや否や彼女に襲いかかった。
「じゃあ2人目を種付けしてくれたらね」
「ヤッてやる!」
深く腰を挿入れた。ぐっと仰け反って小刻みに腰を振る。
「くーッ!リディナ、好きだァッ…!!」
「はん、ど、どうしたのよ」
愛を囁きながらピストンの調子を上げていく。
周りで授乳するサキュバス達を尻目に激しく2人目を産ませる為の行為にふける。
「お前のその肌。経産婦なのに綺麗に締まってる腹。綺麗な形のおっぱい。好きだ」
「身体の事ばっかね…ひゃん♥」
腰のピストンを加速させ、ねっちょりした動きで膣奥の粘膜を貪る。この締まり。また好くなっている。えぐる様な腰振りで若い踊り子を犯す。子供がいない胎だから激しめにしても良いだろう。
「どうだッ、おれのッ、ぉッ、オッ!」
「はッ♥いぃ…♪いいわぁ♪」
「お前のまんこ、いいッ」
ぞくぞくする腰振りは止まらず、覆いかぶさり抱きしめてそのまま持ち上げる。
「あぁんっ」
「おらッ、また孕ませてやる」
だいしゅきホールドする踊り子を立ったまま持ち上げて犯した。
咥えこむメリディナのまんこが気持ち好い。まるで吸い上げる様な動きだ。ヒダヒダが気持ち好い。絡みつく粘膜が俺を楽しませる。引き締まった肢体は俺をひたすら昂ぶらせる。
張りのある豊かな胸は、大量に母乳を出せるだろう。良い母親なんだろうな。
激しく腰を振り、女が浮き上がる程突き上げ、仰け反る。しっかりしがみついた女は恍惚として喘いでいる。
「おらッ、おらッ、おらッ、しっかり孕め、産めッ」
「ゃぁん♥」
快楽が射精管を突き抜ける。女の胎内に送り込まれる途方もない子種。そのほとんどは役目を全うする事も無くサキュバスの血となり肉となる。下腹部に入りきらなかった白い粘液の濁流が、結合部から糸を引いて滴り落ちてくる。
サキュバス達が集まり、こぼれおちる大量の精液を両手で受け止め、すする。
当然射精は治まらず、メリディナの奥を味わう。
「ふぁ…!あなたの精液ィ♥おちんちんっ、どくどくってぇ♥」
「この身体ッ、俺だけのもんだッ」
じゅぼッ、じゅぼッ、じゅぼッ、じゅぼッ、じゅぼッ――
「あぁあん、いいわっ、あなた理想の雄よっ」
どくんッ――
再び大きな射精の波。胎内をたっぷり汚されビクンビクンのけ反ってくれた。
「愛してるッ、愛してるぞぉッ」
ズボッ
絶頂を極め、愛しい女を下ろし、仰向けに倒れる。後ろにはもう一人のお気に入り、セラピストサキュバスの一人がいた。
「私も頂けるかしら〜」
「ああ」
セラピストは萎えかけたちんぽを後ろから細指が包む。少しひんやりしておりびくりとするが、優しい手つきですぐさま臨戦態勢にさせられる。
振り向き、グラマラスな色白美女に覆いかぶさって、一気に突き抜けた。
ずぶり――
「「っ」」
二人とも快感で息が出来ない。勃起しきった巨根で奥深くまで抉りこみ、女を感じさせる。女の膣内はぴったり締まり、腰を引く度に淫肉が揉みこんでくる。メリディナの暴力的な締まりとは違う、優しく包み込む締まりだった。
だが徐々に真綿で首を絞められるような快楽に俺は腰を振ってしまう。
「んぁあ〜ッ♥あぁああッ♪あなたのッ、おちんちんっ♥」
整った顔が甘く蕩け、柔らかい爆乳がぺちゃんと床に投げ出される。その様に俺は狂った。
「ぬぉおぉぉぉッ!おぁッ!まんこいいッ、まんこッ、このトロまんがぁッ!」
「ひゃぁ!ぁへッ♥あッへぇええェッ♥♥」
ズコッ、ズコッ、ズコッ、ズコッ―――
連続でピストン攻めする。激しく腰を振り続け、粘膜を貪った。
熟れきったデカ尻と股が俺にぶつかり、もう止まれない。
「射精すぞッ」
「〜〜〜〜ッ♥」
彼女の膣内にたっぷりと俺の子の素を吐き出した。こいつは初セックスで即孕んだ。あるいは一番子を孕みやすいサキュバスなのかもしれない。またすぐ孕ませてやる。
結構長い間楽しんだ。セックスが終わると、滅茶苦茶になって肩を上下させている二人のお気に入りのサキュバスの下腹部には淫紋が浮き上がっていた。俺も二人のサキュバスに本気の種付け交尾をしたせいで疲労困憊だった。
だが息を整える間もなく、他のサキュバス達が繋がったままの俺とセラピストサキュバスを引きはがす。サキュバス達は意識が朦朧とする俺を取り合う。ふわふわした頭のままやんわり押し倒されると、容赦なく跨り、猛烈な腰振りを始める。
「ぉッ、ぉッ、ぉッ………ま…まて……」
「あんっ♪あんっ♪あんっ♪」
跨ったサキュバスは俺を無視し、とても気持ち好さそうに腰を振っていた。俺はかすかな喘ぎ声をあげて応じるしかなかった。俺の繁殖ちんぽは浅ましく勃起し、跨るサキュバスを下から突き上げていた。闇からは相変わらず次々に美女が現れる。皆抜群のプロポーションで、オナッて自分の番を待っていた。
俺は応じるしかなかった。
お腹が大きくなった女達が俺自身を挟んでくれる。ボテズリだ。
左右で嬉しそうに大きなお腹をこすり合わせるのはメリディナとセラピストサキュバス。特にお気に入りの二人だ。
「孕ませた女に腹を擦りあわさせるなんて、ほんとに変態ね」
「好いじゃなあい。いっぱい精液くれるんですもの〜」
俺の剛直にパンパンに張った臨月腹を擦り合わせて奉仕してくれる。白と黒の肌のコントラストが美しい。互い違いに上下に動いて先走り汁が二人の丸い腹がテラテラ輝く。
この大きな腹には俺の子が宿ってる。興奮と背徳感が増す。二人が大きなお腹を振りつけ俺は二人に大量にぶっかけた。握り拳大の精巣は女二人の全身を白く染め上げる程の精液を噴出し、女達は恍惚する。
全身を汚す子種を細い指ですくい上げ、楽しげにすすっていた。
「あたしが先ね」
「え〜、メリディナが〜?」
メリディナは大きなお腹を気遣いながら、ゆったり体重をかけてくる。乳腺が張り、形の良いまま肥大化した爆乳がたぽたぷとこぼれる。俺はそれを求めた。
「あら、おっぱい欲しいの?」
「ああ。はぷ」
俺は褐色のおっぱいにむしゃぶりつき、力いっぱい吸った。
「はぅっ♪」
形が変わる程吸い上げ、母乳と魔力を吸い上げる。全身が滾り、その魔力で妊婦を抱き込む。大きな腹の真ん中に見える臍に反り返って当たる勃起しきったちんぽ。
「んぷッ。これ、挿入るか?」
「あたしが加減するから大丈夫よ」
巨根を跨ぐ俺の女。秘部を指で開き、ゆっくり腰を下ろしていく。
「んぁっ」
大きな男根がゆっくり女に挿入っていく。
「んんんっ…」
やや苦しそうなにも見えるが、目元が蕩けている。
「んあァあッ…!」
腰を下ろしきろうとして、つっかえた様に止まる。下りてきた子宮口で行き止まりになってしまう。
「んん…!んんんっ…!はぁ…ダメ、挿入らないわ」
中腰で腰を落ろしきろうと必死な様子だったが、胎の子に危険が及ぶ深い挿入は諦め、半分刺さった状態のまま中腰でゆったり前後にダンスする様な腰振りを始めた。
「お、おい足腰に負担をかけるなッ。ッあぁあ!産まれちまうぞッ」
「もういつ生まれてもおかしくないしっ」
胎の様子を気にしながらも、猛然と腰を振る若い踊り子。何年経っても美しい姿のままで、この女に何百何千と膣内射精し、ようやく孕んだ二人目だ。これから彼女には3人4人と産んでもらい、サキュバス族を繁栄させていってほしい。娘は母親似の褐色肌でスレンダーな爆乳美女に育つだろう。孫娘も恐らく肌の黒い美女だろう。
「んぉあぉッ!やばッ、イくッ、イくッ!イッくぅぅぅうううう―――!」
「ひゃぁああああん♥」
どくんッ
射精する。膣が狭くなっており、子宮に子がいる為、あふれ出る精液。かなり粘度が高く量も多い。淫魔を孕ませるのに特化した孕ま精液だ。
それを隣で物欲しそうに指を加えていたセラピストサキュバスが屈みこんですする。
「はぁっ、はぁっ、がっつくなっ、お前にもすぐやる!」
「うふ♪」
見下ろすメリディナの吊り目と、精液を吸うセラピストの上目遣いの垂れ目は強烈にエロい。褐色の腰を持ち上げると、そっと結合を解いた。
「あぁあん……もうおしまい?」
「こいつも待たせてる」
一度や二度のセックスでは満足できない。勃起しきった凶器が、栗毛の色白美女の前にぼろんと反り返る。
白く細い指が先っぽを優しく愛撫し、うっとりした顔で口に含んだ。
「こほすりぇば、ん、ん、あにゃたは…あんひんれひょ?」
先っぽを丁寧にお掃除フェラしてくれる。相変わらず奉仕的だ。舌先でつつく様に刺激したかと思えば舌腹を使ってねっとり舐め上げる。
「可愛いな。お前」
「ちょっと、あたしにも言った事無いでしょ」
少し怒った様子のメリディナ。
「お前は綺麗なタイプなんだよ。こいつは可愛い」
「なにそれ」
軽い痴話げんか交じりになりつつ、腰を突き出してセラピストをなでなでしてやる。心底嬉しそうに目を細める彼女を余所に、メリディナが俺の唇を奪う。厚ぼったい唇だ。俺を夢中にさせる柔らかくいやらしい貪る唇だ。やはり俺の一番はこいつだ。
「んっ、んっ、んっ」
舌を入れられる。胸から上だけ見れば大人びた若く美しい女。その女が俺の唇を必死に貪っている。腹に手をやらねば妊婦と忘れてしまう。
「んちゅ…デカい腹だな」
「んん〜!」
下で童顔の妊婦が少し拗ねた顔をしていた。互いに俺のお気に入りだという自覚はあるのだろう。取り合う様に俺を貪っている。
「んっヤバい、射精るッ」
色白の女の口にたっぷり種付け汁を流し込む。
「ん〜!んんん〜!」
腰を突き出し、栗毛の小顔を掴んで細い喉奥に何度も何度も。
「ん゛ッ、ごほッ、ごほッ」
栗毛の娘は反射的に顔を引き、大量の白濁液を吐き出した。零れおちる半固形の精液塊。
「あん。激しめのプレイは私に任せてよお〜。その娘壊れちゃうわよ」
「す、すまん」
メリディナは呆れ顔で誘ってくる。
俺は栗毛のサキュバスを抱き寄せ、安否を確認する。
「けほッ、げほッ、うぅうッ、興奮してくれるのは嬉しいけど〜」
セラピストは少し疲れた様子で応じた。息を上げる彼女を見て、俺は彼女を激しく抱きたくなった。だが彼女もそれは同じ様だった。
「ふふ。意地悪したお仕置きしなくちゃね〜」
ぐっ――
童顔爆乳妊婦は俺を押し倒し、ゆっくりと、しかし深く挿入した。
「んんんん〜♥」
「な゛っ」
穏やかなセラピストサキュバスが、猛然とのしかかって腰を振り始めた。
「ま、待て!んぁ!胎の子が心配だッ!そんなペースでッ!」
激しいプレイ好きのメリディナでさえ引く程深く咥えこむ。下りてきた子宮と浅くなった膣など全く気にせず、根元まで呑みこむのだ。コリコリとした触感が、亀頭の先に襲いかかる。
「んぁ゛あッ♥赤ちゃん押し上げられてるぅう♥」
「ほんと止めて…!お前の大切な子がッ!」
「死にはしませえ…っ。はぁあんッ♪気持ちいのぉ♥」
子宮が器用に上に浮き上がるようで、胎でパンパンに張った子宮が上下に動き、栗毛の治療士は蕩ける。元々回復役なので、自分の身体へのダメージも効果的に回復させられるのだろうか?丸く膨らんだ腹には淫紋。淫紋の中には宿す子供の数を表すハート型の意匠。数は一つ。彼女は初産で双子を産んでいる。その時と比べれば胎の膨らみは控えめだ。
「双子じゃないから、ぁ♥ッぁ♥ァ♥今回はッ、大分楽だしぃい」
「そんな事言ったって…!」
激しい腰振りではない。しかし深く深く咥えこんで前後に腰をスライドさせていると、心配でセックスに集中できない。
「安心してぇ。身体の事は私が一番わかるからぁ…♥」
「淫乱な母親めッ!」
下から乱暴に爆乳を持ち上げる。乳首から母乳が滴ってきた。
「んふ♪あなたもッ淫乱なッ家畜さんッじゃなあい♪」
絞りとる気だ。垂れ目は淫魔の笑顔に歪んだ。
「ぬぉッ……!?」
「ぁはっ♥」
激烈に絶頂した。どくんどくん脈打ち、彼女の奥に栄養を送り込んだ。
「んはぁッ!!はぁーッ、はぁーッ、はぁッ…、はぁ…はぁ…はぁ…ッ」
満足して倒れ込んだセラピストを抱きとめ、仰向けのまま息を整えようとした。白くでかいケツを掴んで揉みしだいていると、まわりからゾロゾロ美女が集まって来た。
「ま……て。まだ…おれは………」
「うふふ♪次は私……♪」
「違うわ姉さまっ、この前わたしが先ってこの人言ってくれてたもんっ」
「早く孕みたいわぁ〜♥」
「まてっ、まてッ!ッア゛ぁああああああ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁぁぁ――――ッ!!!」
「ふふ♪好い子ね…♪アんっ♪」
「ァ゛ッ!ァ゛ッ!ァ゛ッ!ァ゛ッ!ア゛ァァァァッ!!」
「嫌?これでも愛してるのよ…♪あなたは名前も覚えてくれてないでしょうけどね…」
「ヌ゛ァア!ォ゛ッオ゛!」
「あはッ♪たっぷり射精したわねぇ」
「ウ゛ッ、ワ゛ッ、ァ゛ッ、ア゛ア゛ッ!!」
「逃げないでえ……♪次はわたしなんだからあ♥」
「ッ!?…………グォ゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ッ!!」
「もう……はぁ…はぁ…はぁ…やめて…くれ…」
「あんっ、なんでぇ?あんっ」
名も無きサキュバスは心底不思議そうに聞く。国王を相手取る高級娼婦の様な淫魔。昔の俺なら悦んで抱いただろう。
「もう……全員孕ませたろ……それも……何度も」
「来た時は、んっ、んっ、ノリノリ、だった、ひぃ♥…んですよね?」
答える力が無い。もう何年、何十年、何百年かも知れない時間をセックスして過ごした。サキュバス達全員を相手した。絶え間なく身体を重ねつづけ、孕ませつづけた。次々産み落とされるサキュバス達は、生殖適齢期になると巣立ち、離れた地域でサキュバスを殖やす為に腰を振っているらしい。俺は娘達とほとんど関われなかった。サキュバス達は互いに産んだ子を助け合いながら育て、セックスする時間を作りあった。自分の産んだ子以外にも母乳を分け与え、優しく育てている様だった。だが俺は親になる事は許されず、ひたすら射精するだけの肉便器だ。
メリディナも、別のサキュバスに自分の産んだ子を預け、頻繁に栄養補給と称して俺を求めた。
「うわぁああ!!」
「うふ♪何発目かしらあ♥子宮が精液でいっぱいなのが分かるぅ…♥」
「このッ……!」
「あぁあん♪」
下から豊乳を掴み上げ、もみくちゃにしながら腰を突きあげる。彼女以外にも何人もの女に子供を産ませた。おそらくもう何百人もの父親なのに、我が子をほったらかしで、いつまでも若い女達を抱いている。気持ち好いが、何かが崩れていくのを感じる。
「もう…すこしだけっ、少しだけ休ませてくれっ」
「だぁーめ♥」
腰を前後に押し付け、俺に反撃してくるメリディナ。極太の男根が刺さっているのに、余裕綽々で楽しんでいる。
「少しだけ…っ……だっ………外の空気をっ、吸ってくるだけ」
「そうやって逃げる気でしょう?」
「逃げない!何ならお前も連れてくから…!」
サキュバスは少し思案する。腰振りが止まり、少し安堵する。
「あたしのママも男にそうやって連れ出されていなくなったわ……あたしだけ好い思いするのは駄目。あなたは群れの皆のモノなんだからぁ……♪」
またねっとり腰を前後させはじめる。
「ぬぁッ!!誓うっ。おぁ!必ずメリディナの元に戻ってくる。おッ!少しだけだ」
意地悪そうな微笑み。その顔さえ綺麗だった。
「う〜ん、そうねぇ……ふふ♪少し位お休みあげた方が種付けの効率もあがるかもね。わかったわ」
褐色の踊り子はゆっくり腰を引き、名残惜しみながら立ちあがった。最後は亀頭に優しくキスして開放された。
彼女に支えられながらふらふらと立ちあがる。サキュバス達は体液まみれの俺の身体を舐めて綺麗にしてくれた。皆戸惑った顔をしていたが、メリディナは他のサキュバス達をなだめ、俺を見送った。
俺は束の間の休息を得た。簡素な服を着て、サキュバス達から金まで渡された。サキュバス達は繁殖雄を探す為に娼婦まがいの事をしていたので、金は結構ある様だった。路地裏から人の街に出ると、久しぶりの太陽光。明るい街並みは大分様変わりしていた。市場で果物を買って頬張って一息つく。サキュバスの魔力や母乳や体液以外を口にするのは久しぶりだ。風が爽やかで、日は温かく、何もかもが眩しい。サキュバス達に干からびる程精液を吸い上げられる事も無い。今は自由だ。当てもなく街道を歩き、ぼんやりしていた。
若い街娘達とすれ違う。だが皆野暮ったい。身体付きも貧相だ。抱き飽きた筈のサキュバス達が急速に恋しくなってくる。嫌という程抱いた。もう暫くセックスはしたくなかった筈なのに、ムラムラが止まらない。俺は駆けだしていた。元来た道をひた走り、例の路地裏に入ってサキュバスの群れを探す。しかしあった筈の黒い入口は無く、サキュバス達に再会できなかった。
抱き飽きた美女達。何人も孕ませ、産ませた。まだお腹の大きい美女もいた。メリディナに会いたい。あの女体を貪りたい。艶やかな引き締まった褐色の裸体を抱きまくりたい。何度も腰を叩き付け、精液を何度もねじゃくりつけたい。引き締まったくびれを俺の子で膨らませたい。渇望した。
目の前が真っ暗になったのは路地裏だからという訳ではない。
とにかく性処理をしなければ。辺りを見回し自慰行為にふけった。あの美女達の裸体と性器の感覚を思い描きながら。
しかし当然イケない。のたうちまわった。満足できない。女を抱きたい。俺は何と馬鹿な事をしたのだろう。あの美女達をもう二度と抱けないのだ。訳も分からず走り回り、とにかく娼婦を探した。満足できないだろう。だが形だけでもセックスしたい!!
絶望した。路地裏のボロ階段に腰掛け、うなだれていた。どうしたらいい。何であんな楽園から逃げたんだ。後悔が溢れてくる。いっそ適当に女を犯して縛り首になっちまおうか。
フラフラと当てもなく歩いていると、踊り子衣装の美女が声をかけて来た。
表街道を歩いていた芋臭い娘とは違う、性的魅力にあふれる若い娘だった。何故か娘は最初からトロンとした顔をしており、必死にすがりついてきた。
「お兄さんっ、あたしで遊んで?いいでしょ?お兄さん凄く欲しいの。お金はいらないからっ!」
完全に雌の顔だった。頬を赤らめ、雄を求めている。白い肌艶から見て若い娘だろう。そういえばメリディナに最初に会った時もこんな感じだったっけ。上手すぎる話だが、たとえ何かあっても怖くない。どうせ俺には何も無いんだから。
「良いのか?俺は加減できないぞ」
腰布をめくる前からテントになっていたそれを娼婦は見た。
「ふぁ…!?」
腰布をめくった娼婦は期待と驚きの混ざった顔をした。そこにはありえない巨根がそそり立っていた。太い血管が何本も浮き上がり、小さな子の腕くらいの太さで、赤黒い肉棒だった。その下には一つが握り拳大の睾丸が二つぶら下がっている。
これで何人もの淫魔を孕ませ、産ませたのだ。
「どうしよ…こんなの挿入んないの分かってるのに……凄くズコズコしてほしい…!」
完全に正気を失った発情顔で、娼婦はそれを口に含んだ。先しか入らない。しかも娼婦は経験が浅いのか随分と拙いフェラだった。舌も短く、必死に深く咥えこもうとする。喉奥の粘膜に先っぽが触れた時、俺は娼婦の頭を撫でた。
娼婦は大変嬉しそうな上目遣いで必死に頭を前後させる。だが全く気持ち好くない。若い娘が俺のブツの虜になっているのに、その光景に興奮こそすれ、気持ち好くない。
「おらッ!」
物足りないので、小さな頭をがっちりつかみ腰をガシガシ振った。
「んっ!ぉえッ!おごッ!」
明らかに辛そうな嗚咽が漏れてくる。もう壊しそうだった。本番前に壊すのは勿体ない。俺は女を抱きたいんだ。口まんこじゃ駄目だ。
喉奥から巨根を引き抜き、娼婦を乱暴に掴んでケダモノ交尾の姿勢―立ちバック―に移した。
じゅりゅ…!
「んぁぉおおおおおおァアあああんッ!!」
「詰まらんッ、美人だと思ったのにッ」
男を狂わせる為に進化したサキュバスと比べれば人間の美女など高が知れている。
「おらッ!これが欲しいんだろ?孕めッ!」
「ぁあっ、ああ、あああぁ!あッァ!」
「ほらッ、ほらッ、どうした?好いんだろ?ほらッ」
「あ゛ッアアアアアァッ!い゛やァッ!う゛ぁッ!あああああッ!!」
激しく腰を叩きつけると、女はきゃんきゃん鳴いた。
イケない。どれだけ腰を叩きつけても絶頂出来ない。美女は滅茶苦茶になっていた。
「メリディナッ!愛してるッ!また俺とセックスしてくれえッ!」
彼女はメリディナではない。他の女を抱いているのにそれでも最愛のサキュバスの名を叫んでしまう。腰を一際突き上げ、女は崩れ落ちる。痙攣する虚ろな瞳。
「酷いわねぇ」
聞き覚えのある麗しい声だった。メリディナの声だ。どこだ?
「あ〜あ、こんなにしちゃって…」
闇の中から現れたメリディナに襲いかかった。
「んぁあ!ちょっ」
「メリディナッ!メリディナッ!会いたかった…!」
路地裏で押し倒し激しく繋がった。
「あぁん。そんなに求めてくれてぇえ…♥」
「俺が悪かった…!愛してるっ。もう、もう…!」
言葉が出ない。激しく腰を振り、射精感が一気に駆け上がる。
「ぬぉ!このっ、感覚だァ!」
「あぁあん♥濃いぃぃい」
どぼッどぼッどぼッ―――
脈打つ度に腰を振り、射精した。久しぶりの射精だった。俺はより深く深く味わおうと子宮口にぐりぐりと押し付ける。
「種付けぇえ♪」
「愛してるゥ……!」
射精して、射精して、射精して―――
女を貪り尽くした。俺はもう人ではなくなっていた。セックスでしか愛情表現できない人の形をした魔獣だった。
「はぁ…はぁ…はぁ……はぁー………愛してる」
「あたしもよ…」
精液まみれになったメリディナに何度もキスをし、ゆっくり腰を引いた。
栓が抜け、精液が溢れ出す。
息を整えると、メリディナは俺が壊した娼婦を見る。虚ろな目で呼吸する女に覆いかぶさってキスをしていた。俺は興奮してしまう。
「クス…♪待って。いくらでも受け入れてあげるけど、今はこの子の治療が先」
メリディナはその豊乳を女に吸わせている。魔力を流し込む行為だ。女は虚ろな顔で自分より少しだけ大人びた女の乳を吸っていた。
「あなたが壊したこの娘をレッサーサキュバスにするの。もうここまでになってたら、人間の女の子には戻れないわ。インキュバスの巨根にレイプされたんだもの」
「どういう事だ?」
「あなた、大分前にこの辺りの娼婦を壊してまわってたでしょう。うちのサキュバス達は、あなたに壊された娼婦達がほとんどなのよ」
我の行いを振り返る。そういえば……そうだった…
「あなたは私達とセックスしまくってインキュバスになってるの。逃げられない様に淫紋を刻んでおいたのだけれど、まさかこんな事になるなんて」
大きな睾丸を裏返して見ると、精巣の形にハートマークが浮きあがっていた。
「キスした時ちょっとね」
「悪い娘だ」
壊れた女に覆いかぶさり授乳するサキュバスを俺は後ろから襲った。
「ゃぁん♥」
っずこッずこッずこッずこッずこッずこッずこッずこッずこッずこッ
「エロ尻ッ、二人産んだエロ尻ッ」
夢中で腰を振った。ピストンの度にぷるんぷるんと尻が弾み、生殖を掻き立てる。
「たまらんッ。お前の身体ッ、ッ、ッ」
「はぁあ゛♥お゛っ♪うぁ゛っ♥」
俺の勃起した肉棒がごりゅごりゅと子宮奥に伸びる。
「あなだッ、最高の雄ッ♥、種雄だわ゛ッ♥」
苦悶の声とも喘ぎともつかない声でメリディナが乱れてくれた。それが嬉しく、ケツを押しつぶすように突き上げ、貪った。
「はぁ…はぁ…はぁ…気持ち好かった…その娘はどうだ」
「この娘はあなたが滅茶苦茶にしたせいで回復に時間がかかりそうよ。まぁ元が美人だから良いサキュバスに育つわね」
「そいつは最初からなんか変だったんだよ。なんか俺に最初からメロメロな感じで誘って来たんだ」
「インキュバスがムラムラしてたら、人間の娼婦なんて出来上がっちゃうわ。あなたはもう外に出られない身体になっちゃうのよ。永遠に私達に管理される家畜になったの……♪」
心底蕩けた様子で死刑宣告をしてくる。だが俺は吹っ切れていた。このままサキュバスの肉便器になるのも悪くない。
「いい……どの道俺は人として……はぁ、はぁ…終わった……」
俺はサキュバス達の群れに戻った。メリディナと、回復中の美女を連れて。
美女たちは待ちわびた顔で群がってくる。
「逃げちゃったと思った」
「早く5人目孕ませてぇ…♥」
「私まだ2人しか産んでないわ」
一方で既にお腹が膨らんだ妊婦達も必死に訴えてくる。
「この子の為に精を付けたいの」
「中々生まれてこないから、いっぱい犯して刺激したいわぁ」
「お腹の娘共々よろしくお願いいたします」
「はは…これだよ……ぬぁぉおおおおおおッ!」
俺は女達に吸い尽くされた。
「メリディナ……ッ…メリディナ………メリディナ……ァッ…ァッ…ァ゛ッ…」
「ふふ…好い子ねぇ……永遠に可愛がってあげるわぁ…♥」
ここは万魔殿。魔族の愛の巣である。そこで褐色肌の妊婦が虚ろな目の男に跨って楽しんでいる。“それ”はサキュバス達の大切なもの。食料であり、繁殖家畜であり、楽しむ為の肉便器であり――――――――――――――何より愛しい夫だった。
男は虚ろな目をしてはいるものの、とても幸せそうだった。
そして、周りにはおびただしい若い美女達が蠢いていた。白い肌、黒い肌、黒い髪、赤毛、栗毛、茶髪、金髪、様々な人種のサキュバスがクスクスと笑っている。皆半裸でグラマーな身体をくねらせ、“自分の番”を今か今かと待っていた。その女の中には、かつて男が路地裏で壊したあの娘娼婦も混ざっていた。彼女の胎にも淫紋が浮いている。まだ細身なので孕んだばかりなのだろう。万魔殿からは次々に生娘のサキュバスが飛び立っていく。自分だけの“餌”である“夫”を見つける為に。こうして人知れず、サキュバス達は増えていくのだ。
「愛してるわ……最高に幸せよ………あ、な、た……♥」
fin
19/02/17 17:29更新 / 女体整備士
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