連載小説
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パーカー・ゲイザー
 ゲイザー、という魔物の名前は聞いたことあるか?
 アタシもまあその一員だが、フツーのとは出来ることがちょっと違う。
 仲間の奴らからアタシたちは”警告者”だとか、”パーカー・ゲイザー”という通称で呼ばれている。
 仕事着替わりの黄色いパーカー(という服)が目印だからだ。
 おっと、変わってるのは服だけじゃない。能力の方もそうさ。
 アタシの目は見るだけでも、暗示を掛けるだけでもないんだ。
 じゃあ何をするのかって?ソイツは見てもらってからのお楽しみだ。
 もっとも、オマエに見る意思がなくたって関係ねェ。
 アタシの光に触れただけで、そうカンタンには逃げられなくなるぜ――。


 これはそんなアタシの、”パーカー・ゲイザー”として仕事を遂行する者の物語である。
前編18/10/22 19:30
後編18/11/03 19:41

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まろやか投稿小説ぐれーと Ver2.33