蛇の湯、蛇の宿
『山奥で遭難した』
これが今現在の自分の状況である。急いでいるときに、近道っぽい道を選んだのが事の始まりだ。そもそも、状況が悪い時に安易な選択をすると、たいてい裏目に出るのが僕の人生である。
などと考えていても、状況は変わらない。帰り道を探していたが、次第に日も落ち始めてきたそんな時、こんな山奥の中で建物を見つけた。表の看板には'蛇の宿'と書いてある。
とりあえず店の人に道を聞くか。ようやく希望が見つかり、ほっと息をつきながら、店の扉を開けると、中から一人の女性が出迎えてくれた
「いらっしゃいませ〜」
ぱっと見て自分と同じくらいの年の女性。こんな人が山の奥で働いてるとは・・・しかも美人だし・・・。いやいやそれどころではない、本題を思い出し、彼女に道を尋ねるが
「日も落ちてきたし、夜の山は危険ですから今日のところは泊まっていった方がいいですよ。此処は、一応宿でもありますし。」
できれば急いで帰りたいのだが、たしかに、彼女の言う通りかもしれない。夜の山は危険が多い、今から下山するのは得策ではない。
「そうですね、じゃあ泊まらせていただきます」
急いでいるとは言っても、最悪明日の早朝に出発すればいいと考え、結局彼女の提案を受けることにした。
「そうですか！当店では、お客様一人に対して必ず専属の従業員をつけさて頂くルールとなっています。なので今日一日、私が貴方のシークレットサービスとしてお世話させていただきます。」
頭を下げる彼女につられ、こちらも頭を下げる。
「では、こちらへどうぞ」
〜〜〜〜〜〜〜
その後、「疲れもたまっているようですし、露天風呂に行かれてはどうでしょう？今の時間ならきれいな夕焼けが見えますよ。」と露天風呂を勧められたので、向かうことにした。
洗い場で体を洗い、いざ露天風呂へ向かうと、夕日に照らされた美しい景色が視界に広がる・・・のだが、風呂の中に人影が見られる。
どうやら先客がいるらしい。流石に独り占めって訳にもいかないか、まぁお店だし・・・少し残念な気持ちになりながら湯に入ると、徐々に湯煙が晴れていき・・・先客の姿が露わになる・・・が
長い髪と、豊満な胸・・・胸！？・・・それと下半身が・・・足が二つに分かれてない？というか長く水面を
「蛇の湯へようこそ♪」
ウインクしながら挨拶をしてくる姿は、まぎれもなくこの宿に迎え入れてくれた女性だった。・・・少なくとも、上半身は
「えっ、ちょ、あれ？ ここ男湯じゃ！？ っていうか貴方は・・・」
反射的に彼女に背を向けながら、彼女に問う
「あれ？ここは混浴ですよ〜。言ってませんでしたっけ♪」
「言ってないですよ！！」
というか口調からして、絶対言ってないでしょあの人！ 笑ってるし！
「そういえば自己紹介はまだでしたね。私、ラミアのルミです。」
い、今ラミアって・・・ということは魔物？・・・状況に頭が追いつかず、軽くパニクっている。
「まぁまぁ、ここには私達しかいませんし、問題ないですよ♪」
いやいや貴方の存在が一番の問題なんだけど・・・これが魔物と人間の意識の差か・・・
やり取りをしているうちに、湯につかっていない上半身は冷え始め、夕暮れの冷たい風に思わず鳥肌が立つ。
「っ！ 寒っ・・・とにかく僕は上がりますからね！」
言い残して、湯から上がろうとするがそれより早く彼女は僕の体に尾を絡めてきた
「えっ？ ちょ、ちょっとなんで！？」
不意に彼女が後ろから抱きついてくる。それと同時に、二つのマシュマロが背中にあたる。
「だって寒いっていうから温めてあげようと思って♪それに私もこっちのほうが暖かいですし〜♪」
僕の肩に顎をのせ、上機嫌に鼻唄を歌う彼女
一方の僕は、体を離そうと脱出を試みるが、女性とは思えない力でロックされており
動くのもままならない
「ねぇねぇ、何で逃げようとするの？」
随分と不思議そうに質問してくる。
「しょうがないなー、えいっ♪」
言葉と共に彼女の尾が僕の足に、体に絡み付いてくる。さらに腕にも力が入り、色々と体に触れる。・・・主に胸とか
「えへへ〜、暖かい〜♪」
言いながら、頬っぺたをすりすりしてくる
「・・・・もう、どうにでもしてください」
楽しそうに言う彼女に対し、僕はもう脱出を諦め、虚無感に浸っていた。
「ところで私は名前を教えたのに、君の名前はまだ聞いてないな〜」
遠まわしに名前を聞かれる。
「遥翔です」
「それで遥翔さん、これはなーにーかーなー？」
言いながら尻尾の先端で、僕のモノをつつく
「・・・あの、いや・・・その・・いわゆる生理現象で・・・」
言うまでもなく、僕の分身は臨戦態勢になっていた。だってさ、女性が後ろから抱きついてくるんだぜー。胸が当たってるんだぜー
「そういえばさっきどうにでもしてくださいって言ってたよね？」
「あれはその、言葉のあやで・・・・」
「男に二言はありませんよね？」
尾が・・・そっと絡み付いてくる
体とは違う少し冷たい体温が刺激する
「ふふ・・・嬉しそう・・・」
ゆっくり・・・ゆっくりと撫でまわす
「うっ・・・・っく・・・」
思わず声が漏れる
「ふふ、可愛い声♪」
顔を首に寄せ、ルミさんの舌がそっと首筋を這う
「っぅわぁ・・・！」
先が二つに割れた舌と粘ついた唾液がそっと上下に動く。ゾワゾワした快感が身体を走り、肌が粟立つ。
「ぴくぴくしてる・・・んっそれにだんだん熱くなってきた」
尾の動きが増すごとに、身体の熱が徐々に陰茎に集中していく
「も、もうだめっ、で、でる！」
やがて尾は先端を優しく撫でるように動き、とうとう限界に達し、熱が一気に放出され、放出された欲望は彼女の尾を汚す。
「ふふっ、おいしぃ♥」
満足そうな笑みを浮かべながら尾にかかった精を嬉しそうに口に運び、そっと舐める。そんな彼女を見て、やってしまったという後悔と恥じらいが頭を埋め尽くす
「も、もうその、あがりますから、離してください！」
恥ずかしさのあまり、この場から立ち去ろうとするが、それよりも彼女が再び抱き忌める方が早かった。
「まだあがっちゃだめですよ、次はお背中を流させていただきます」
蛇の足で拘束されたまま、半ば強引に洗い場へ連行された。
〜〜〜〜〜〜
洗い場につき、ようやく尻尾の拘束から解放される・・・と思っていた時期が私にもありました。鏡の前に座るも、尻尾の拘束が解かれる様子はない。そのまま、髪を洗われ、最後に髪についた洗剤を洗い流される。すると、ここで動きが止まる。
「・・えーと・・ルミさん？・・・次は身体ですよね？尻尾は・・・そろそろ・・・」
「・・・はい。そう・・・ですね・・」
曖昧に答え、名残惜しそうにと尻尾の拘束が解かれていく
「はぁ」っと、残念そうにため息ををつく彼女。しかし、やがて口元には笑みがこぼれるのを僕は鏡越しに見ていた。
手拭いを泡立て、首から順に、肩、腕、胸と進めていく。やがて足まで洗い終わり、最後に湯をかけ流し、立ち上がろうとするが、
「それじゃあ、最後の仕上げに入りますね〜♪」
いきなり体を反転させられると、妖美な笑みに包まれた顔が目に入る。その視線は予想どうり僕のモノに向いている。
「ふふ、いきますね」
僕のモノに顔を近づけ、そのまま口を開くと、ルミは舌を伸ばし、先端へと触れさせる
「・・・・っ！」
ざらついた舌の感触が先端に触れると同時に、身体に電流が駆け巡る
「ぴちゅ・・ちゅる・・・・どうですか？♪」
こちらの反応を見ながら舐める位置を変え、そのたびに新たな刺激が与えられる
「ちゅう・・・んぅ・・・ふふ、いい表情♪もっと気持ち良くしてあげるね」
言いながら豊満な胸で僕のモノを挟み込み、ゆっくりと両側から圧力をかけてくる
「・・・・っくぁ・・・んん！」
柔らかい二つの弾力に挟まれ、さっきまでとは違う優しい刺激に頭が痺れる
「あは、やっぱり可愛い声♪・・・んちゅ・・・れろぉ」
再度伸ばされた長い舌は蠢くように僕のモノに巻きついて行き、胸と同時に刺激を与えてくる
「ぐぅ、だ、ダメ・・もう、」
圧倒的な快感になす術もなく、一気に上り詰めてしまう
「だして、んじゅぅ、このまま・・・私に」
「っく、くぁぁっ！！」
彼女の追いこみに、僕はあっけなく精を放出した
「んんっ、出てる♪・・・はぁ、んぅ。おいしぃ♪」
舌に乗った精をコクコクと飲み干し、胸にかかったものも一滴残らず舐めとる。
思わず後ろに手をつき、脱力感に浸っていると、彼女の尾が僕の体に絡み付いてきた
「ふふっ、やっぱりこの感じ・・・すごく落ち着く・・・♪」
「る、ルミさん。・・・その、仕上げも終わりましたし、そろそろあがりませんか？」
問いかける僕を見て彼女は笑みを浮かべる
「ふふ、御冗談を♪ これからが本番ですよ♪」
不意に僕の手を掴むと、自らの秘所へ運んで行き、そっと指が触れ、二本の指の間に粘ついた液のアーチができる。
「ずっと・・この時を待ってたんだよ。さっきからあなたを求めて、蜜が溢れて止まらないのぉ・・・」
今度は僕のモノを掴むと、指と同じように秘所に触れる。
「もう我慢できない・・・♪」
やがて包み込むような感触と共に、ゆっくりと柔らかくキツイ秘所へ連れ込まれる
「ぅあ、・・・・・ぁっ！！」
「大丈夫すぐに・・・気持ち良くなるから・・・」
愛液が潤滑油の代わりとなって徐々に吸い込まれていく。そして、僕のモノは完全に彼女の膣中に飲み込まれた。
「・・・ふふ、もう離さない・・・離れない・・ずっと・・・・これで、ずっと一緒だね・・・♪」
やがて僕の体をに巻きついた尾や腕にも力が入る。その姿はさっきとは別人のように妖美で悦んでいるように見える。それは彼女が人間ではなく『魔物』であることを表している様だ。でも僕はそれに対して恐怖など感じない。むしろ美しく見えるくらいだ。
「ほらぁ、もっと、ずっと一緒になろぉ♪」
粘液が纏わり強く肉竿が締め付けられ、だらしない液が結合部から漏れ出る
「ひゃぅっ！ ひゃっ！ はぅんっ！? …あひゃぁっ！? 」
触れ合う腰が動くと、うねる様に肉壁が絡み付き吸い上げるように刺激を与えてくる。
「んん、ふぁ・・んっ・・もっと・・・もっとぉ♪・・・ふぁぁっ♪」
動きは徐々に早くなり、激しく擦り上げ、ビチャビチャと淫靡な水音が辺りに響き渡る
真っ赤な舌が伸び、唇の上に延ばされ、やがて口に侵入してくる
「んっ、あつっ、ふふ、おちんちんの先から熱いお汁、たっぷり出てきてる♪」
彼女の蜜のように粘った唾液がゆっくりと舌を通じて口中に広がると、今度は僕の舌に絡み付き、ぎゅっと吸い上げてくる。強い熱感に呼吸が荒くなってくる。まるで身体だけでなく心も蝕まれていく・・・そんな感覚。
「んっ、ちゅっ・・れぉ、んちゅる・・・んんっ」
口内に広がった微かな甘みが麻薬のように頭に到達する。体温、匂い、味・・・彼女の全てを感じながら、堕ちていく・・どこまでも・・・。このままずっと繋がっていたい・・・そんな感覚・・・
「欲しい・・・私・・・・欲しいよぉ・・・」
唇を離すと、切なそうに僕を求めてくる。感情を表すように膣を動かし、強烈に絞り上げては激しく擦りつけられ、そのたび僕のモノは痙攣を繰り返す
「っく、もう・・・・ダメ、だッ・・・」
「あうぅっ！！、キそう・・なんだね、いい、ちょうだい・・いっぱい、ちょうだい♪」
膣内がきゅんと収縮し、痛いほど締め付けてくる。あまりの快感に頭が真っ白に染まっていく感覚に身をゆだねる。
「んひゃっ、くるっ、・・もうダメっ・・・イッちゃう、くふぅ・・・私・・・一緒に♪・・んひゃっ、ひぁぁぁぁっ♪」
僕も同時に限界を迎え、限界まで高まった精を膣内へ注ぎ込む。
ルミは感じ入るようにッギュッと体を抱きしめ、それを受け入れている。
「っく・・・はぁ・・・はぁ・・・・」
絶頂の余韻に浸っている暇もなく、ルミは再び動きを再開させる。
「もっとぉ・・・もっとちょうだぁぃ・・・♪」
体を離そうにも、藻掻くほど体は締め付けられている。妖しさを増した笑みを浮かべながら彼女は動くのをやめない
「っく、ルミ・・・さん、ダメ、まだっ！」
あまりの快楽に頭が・・・・思考が上手く働かない
「ぁ、が、あぁぁ・・・・ぅ、あぁ・・！」
「もう一回ビュッってしてぇ♪私の中にビュゥって♪」
彼女の声が聞こえるが・・・何を言っているか、頭に内容が入ってこない
「あぁ、んんっ、また・・キテる♪貴方のモノが私の中で暴れてる♪・・・・出してぇ
いっぱい私の・・・中に♪」
やがて、大きく波打ち、びくんと身体が跳ね、欲望が放出する
「んぁぁぁっ！！！・・・あふっ、んんっ・・・あぁ、ふぁぁぁ♪」
今日三度目とは思えないほどおぞましい量の精を放出し、そこで僕の意識は途切れた。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「あっ、起きられましたか？」
眼を擦りながら、辺りを見回す。どうやら、先ほど案内された部屋にいるようだ。やがて、体を起こすと、正座したルミさんが頭を下げる。
「お風呂場では、ごめんなさい。私、貴方が来るまでずっと一人だったの・・・だから貴方が此処に来た時、凄く嬉しくて、一人舞上がっちゃって・・・・だから・・・・ごめんなさい！」」
今にも、泣きそうな声で謝罪してくる彼女に
「別に気にしてませんよ、僕もその…気持ち良かったですし」
頬、かきながら照れくさそうに言う。突然だったし、全く気にしていないと言えば嘘になるが、気持ち良かったというのは事実だ。
「だから、頭を上げてください」
できるだけ笑顔をつくり、彼女に微笑みかける。やがて、彼女は安堵した様子で、表情からは少し笑みがこぼれた。
「そうだ、そろそろご夕食の用意をしますね。少し待っていてください」
〜〜〜〜
「あまり食欲がない」と僕が要望すると、栄養が高いという果実を見繕ってくれた。ちなみ食欲がないのは、おそらく彼女とのハードな交わりが原因だと思われる。ふと、ルミさんは持ってきた果実の一つの皮をむくと
「はい、あーん♪」
いきなり、僕の口元に差し出してくる。
「あ、あの子供じゃあるまいし一人で食べれます！」
思わず拒否反応を起こすと、今度は差し出した果実を自らの口に含み、数回咀嚼すると、いきなり彼女の尻尾が僕に巻きついてくる。思わず視線が尻尾に向くと、その隙に、彼女は顔を近づけて来られ、僕が向きなおった瞬間、唇を奪われ、柔らかな唇から僕の口内へと彼女の唾液にまみれた細かい果肉が流れこんでくる。狂おしいくらいの甘さが頭に響き、やがて彼女が口を離す。
「フフッ、どうですかお味は？」
悪戯っぽい笑みを浮かべながら味の感想を問う
「・・・・美味しいです。すごく・・・」
見たことも、食べたこともない果実の味は濃厚かつ芳醇で、彼女の唾液と混ざった果汁は甘さや酸味などが絶妙なバランスの味わいが口中に広がっている
「このまま、全部食べさせてあげますね♥」
言いながら、再び果実の一つを口に含む。一度味わった感覚に、反抗する意思は消えていた。そのまま、夕食は続いた。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
夕食後、少ししてから、僕は再び露天風呂に来ていた。
彼女曰く、今日は満月でそれを見ながら温泉に入り、酒を飲むのも風情があって宿の自慢の一つだとかなんとか。
空気が澄んだこの山奥では暗闇の中に輝く星々も良く見え、水面に映った丸い月を見ながら湯につかり、静かに時の流れを感じる・・・のだが
「フフッ、綺麗ですね」
当然のように彼女は僕に巻きつき、酒をあおっている。呑むペースは上がっていき、顔はみるみる真っ赤に染まっていった。
「ルミさん大丈夫ですか？」
「あはは〜、だいじょぶれふよ〜」
語尾を伸ばすあたり大丈夫じゃない。というかさっきから彼女は月などそっちのけで僕の方を見ている気がする。
「と、とにかくもう、上がりましょう。」
過度なアルコールと風呂の組み合わせは危険だ。視線を気にしつつ彼女を抱きかかえ、湯船から出ようとするが、不意に足首に絡み付いた尾に力が入り、思わず、前に倒れこんでしまう。
「ッ痛・・あっ、その、すみませんっ！」
痛みを感じつつ、目を開くと、目の前数センチに彼女の顔があり、彼女を押し倒したみたいな体勢になっていた。すぐに退こうとするが、彼女の尾がそれをさせてくれるはずもない。
「んっ！・・・っく！！」
無言のままいきなり腕を首裏に回すとそのまま顔を引き寄せられ、強引に唇を重ねてくる。さらに舌を侵入させ、いつの間にか口に含んでいた酒をこちらに流し込んでくる。甘さと苦みを感じた後、頭の中がボーっとしてくる。
「っぷはぁ、アハッ♪さぁ・・・遥翔さん一緒に交わりましょう♥」
艶やかな瞳と妖美な笑みで僕を誘う。動きの遅い頭の中に誘うような声が響く。まるでそれは合図の様で魔法の様で、僕は彼女の手を取った。
「んむ・・・ちゅっ・・・」
再び唇が触れる。舌先で緩やかに口内をさぐる途中にルミが舌を絡めてくる。それに応えるよう僕も舌を伸ばす。舌や唾液を吸いあう音が静寂に包まれた夜の中を流れる。
「あむむっ……んぐっ、ぅじゅ、じゅじゅじゅっ…」
やがて、唇を離すと、一筋の糸がアーチを描きながらゆっくりと垂れていき
彼女の胸のあたりに落ちる。
「さっきは私がしてあげたから、今度は君からしてほしいな♪」
視線を下に向けると彼女の秘所からは愛液だらけで、何重にも重なった花弁が恋しそうに震えている。僕は自分のモノを秘所にあて・・・入れる直前、彼女の方を見る
「来てぇ・・・早くっ・・・♪」
恋しそうに見つめてくる彼女の目を見ながら
「・・・・好きだ、ルミさん」「・・・・・えっ・・・・」
そのまま一気に腰を下ろし、僕のモノが花弁の中に飲み込まれていく。
「んぅああああぁぁぁぁっ…………♥」
快感に紅潮した顔と、悦びに染まった声。こちらにも快感が流れ込んでくるが、気に留めず腰を動かす。
「んんっ、あっ、ああっ………あぁぁぁぁぁ……！」
一度腰を振るたびに彼女の体がビクンと跳ね上がり、嬌声があがる。こちらにも狂いそうなほどの快感が押し寄せる。
「ああぁぁぁ！！ひああっいいっ！いい、よぉ！」
既に今日三度出しているにもかかわらず、僕のモノが萎えることはない。むしろ、彼女の膣中を暴れるようにかき回している。ルミさんはせがむように再度キスをしてくる。やがてキスが終わると、目と目が合う
「んっあっ！・・・好きぃ・・・遥翔ぉ・・大好きぃっっ！！」
「僕も、僕も好きですっ・・・！！・・・愛してます！！」
快楽に溺れそうになりながらも、想いを口にする。やがて熱くて柔らかい膣壁は僕のモノを締め上げるだけでなく、絡み付いて奥へと引き込むように脈動し、やがて少し開いた場所に到達する。
「ひあっ♥ イイっ！・・・キテ・・・んぁっ♥」
「ルミ、もう・・・出す、よ。行くよ！」
僕の身体に絡めた、尾や腕にぎゅっと締り、同時に膣が一気に収縮し僕のモノが擦りあげられる。こちらも抱きしめる腕に力を入れ、きつく締められた中で互いの性器を擦りあげ、頭が真っ白になっていくと同時に熱が放出される
「はぁぁ♥ あはぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…………っ♥♥♥」
どくどくっと本日４回目とは思えないほどの射精量。とりあえず快楽にゆがんだ淫らな顔にキスをする。長い、長い射精が終わっても唇が離れる事はなかった。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
目が覚めると、自分は布団の中にいた。此処は、僕は昨日何を・・・などと疑問が頭に浮かぶ。まだぼんやりとした思考をなんとか動かし、体を起こそうとすると、そこで自分の体に女性が巻きつきながら、静かに寝息をたてて寝ていることに気付く。
「・・・そっか・・・僕・・・」
幸い、彼女は寝ているためか、尾の拘束は緩くなっていた。昨日の出来事を思い出しつつ、こっそりと彼女の拘束から逃れる。そうして立ち上がり体を伸ばすと、そこで彼女が目を覚ます。
「んっ・・・？・・・・あっ！！、待って、行かないで！・・・・いっちゃやだよぉ・・・・」
突然、駄々をこねる子供の様な声で叫び、服の裾を掴む。顔見ると、目じりに涙を浮かべ、本当に子供を見ているような気さえしてくる。到底昨日の彼女と同じとは思えない。
「・・・ルミ・・・さん？」
「どこにもいっちゃやだよぉ・・・傍にいてよぉ・・・」
言いながらポロポロと涙をこぼすルミ。たしかに、こんな山奥に来る客はそうそういない。僕が此処に泊まると決めたときの彼女の嬉しそうな表情は印象に残っている。
「ちょ、ちょっといきなり泣かないで」
彼女に近づくと、泣きながら抱きついてくる。寂しさが伝わるくらい、彼女の声と体は震えていた。本来ラミア種という種族はみな寂しがり屋で、独占欲が強いと聞いたことがある。もしかしたらこれが本来の彼女なのかもしれない。
僕はどうするべきだろう・・・
もし彼女の問いに頷けば昨日の様にずっと巻きつかれながら絞り取られるかもしれない。それに彼女の言葉がウソだってことも考えられる。
それに、彼女と一緒になる道を選べば、同時に今までの自分の環境には戻れない。
頭の中で今までの生活と彼女を天秤にかけてみるが、直ぐに天秤は傾く。そう、彼女に対する答えはもう決まっていた
「大丈夫だよ、僕は傍にいるよ。」
嘘、偽りのない言葉を彼女に伝える。
「ホントに？」
顔を上げ、涙ぐんだまま僕に問う
「本当だよ。それに昨日も言ったでしょ、僕はルミさんが好きなんだ」
そもそもあそこまでされて次の日、「はい、さよなら」なんて僕には言えるはずもない
「約束する？」
「約束するよ」
「じゃあ目を見て」
鱗と同じエメラルドグリーンの瞳をじっと見つめる・・・が
「・・・っぷ・・」
思わず吹き出してしまう
「な、何で笑うの？」
「いやだって、ふふっ」
「ホントの約束は目を見てするものなんだよ！」
「ゴメン、ゴメン」
真剣な目をするルミに謝りながらに、ぎゅっと抱きしめると、ようやく彼女にも笑顔がこぼれた。
これが今現在の自分の状況である。急いでいるときに、近道っぽい道を選んだのが事の始まりだ。そもそも、状況が悪い時に安易な選択をすると、たいてい裏目に出るのが僕の人生である。
などと考えていても、状況は変わらない。帰り道を探していたが、次第に日も落ち始めてきたそんな時、こんな山奥の中で建物を見つけた。表の看板には'蛇の宿'と書いてある。
とりあえず店の人に道を聞くか。ようやく希望が見つかり、ほっと息をつきながら、店の扉を開けると、中から一人の女性が出迎えてくれた
「いらっしゃいませ〜」
ぱっと見て自分と同じくらいの年の女性。こんな人が山の奥で働いてるとは・・・しかも美人だし・・・。いやいやそれどころではない、本題を思い出し、彼女に道を尋ねるが
「日も落ちてきたし、夜の山は危険ですから今日のところは泊まっていった方がいいですよ。此処は、一応宿でもありますし。」
できれば急いで帰りたいのだが、たしかに、彼女の言う通りかもしれない。夜の山は危険が多い、今から下山するのは得策ではない。
「そうですね、じゃあ泊まらせていただきます」
急いでいるとは言っても、最悪明日の早朝に出発すればいいと考え、結局彼女の提案を受けることにした。
「そうですか！当店では、お客様一人に対して必ず専属の従業員をつけさて頂くルールとなっています。なので今日一日、私が貴方のシークレットサービスとしてお世話させていただきます。」
頭を下げる彼女につられ、こちらも頭を下げる。
「では、こちらへどうぞ」
〜〜〜〜〜〜〜
その後、「疲れもたまっているようですし、露天風呂に行かれてはどうでしょう？今の時間ならきれいな夕焼けが見えますよ。」と露天風呂を勧められたので、向かうことにした。
洗い場で体を洗い、いざ露天風呂へ向かうと、夕日に照らされた美しい景色が視界に広がる・・・のだが、風呂の中に人影が見られる。
どうやら先客がいるらしい。流石に独り占めって訳にもいかないか、まぁお店だし・・・少し残念な気持ちになりながら湯に入ると、徐々に湯煙が晴れていき・・・先客の姿が露わになる・・・が
長い髪と、豊満な胸・・・胸！？・・・それと下半身が・・・足が二つに分かれてない？というか長く水面を
「蛇の湯へようこそ♪」
ウインクしながら挨拶をしてくる姿は、まぎれもなくこの宿に迎え入れてくれた女性だった。・・・少なくとも、上半身は
「えっ、ちょ、あれ？ ここ男湯じゃ！？ っていうか貴方は・・・」
反射的に彼女に背を向けながら、彼女に問う
「あれ？ここは混浴ですよ〜。言ってませんでしたっけ♪」
「言ってないですよ！！」
というか口調からして、絶対言ってないでしょあの人！ 笑ってるし！
「そういえば自己紹介はまだでしたね。私、ラミアのルミです。」
い、今ラミアって・・・ということは魔物？・・・状況に頭が追いつかず、軽くパニクっている。
「まぁまぁ、ここには私達しかいませんし、問題ないですよ♪」
いやいや貴方の存在が一番の問題なんだけど・・・これが魔物と人間の意識の差か・・・
やり取りをしているうちに、湯につかっていない上半身は冷え始め、夕暮れの冷たい風に思わず鳥肌が立つ。
「っ！ 寒っ・・・とにかく僕は上がりますからね！」
言い残して、湯から上がろうとするがそれより早く彼女は僕の体に尾を絡めてきた
「えっ？ ちょ、ちょっとなんで！？」
不意に彼女が後ろから抱きついてくる。それと同時に、二つのマシュマロが背中にあたる。
「だって寒いっていうから温めてあげようと思って♪それに私もこっちのほうが暖かいですし〜♪」
僕の肩に顎をのせ、上機嫌に鼻唄を歌う彼女
一方の僕は、体を離そうと脱出を試みるが、女性とは思えない力でロックされており
動くのもままならない
「ねぇねぇ、何で逃げようとするの？」
随分と不思議そうに質問してくる。
「しょうがないなー、えいっ♪」
言葉と共に彼女の尾が僕の足に、体に絡み付いてくる。さらに腕にも力が入り、色々と体に触れる。・・・主に胸とか
「えへへ〜、暖かい〜♪」
言いながら、頬っぺたをすりすりしてくる
「・・・・もう、どうにでもしてください」
楽しそうに言う彼女に対し、僕はもう脱出を諦め、虚無感に浸っていた。
「ところで私は名前を教えたのに、君の名前はまだ聞いてないな〜」
遠まわしに名前を聞かれる。
「遥翔です」
「それで遥翔さん、これはなーにーかーなー？」
言いながら尻尾の先端で、僕のモノをつつく
「・・・あの、いや・・・その・・いわゆる生理現象で・・・」
言うまでもなく、僕の分身は臨戦態勢になっていた。だってさ、女性が後ろから抱きついてくるんだぜー。胸が当たってるんだぜー
「そういえばさっきどうにでもしてくださいって言ってたよね？」
「あれはその、言葉のあやで・・・・」
「男に二言はありませんよね？」
尾が・・・そっと絡み付いてくる
体とは違う少し冷たい体温が刺激する
「ふふ・・・嬉しそう・・・」
ゆっくり・・・ゆっくりと撫でまわす
「うっ・・・・っく・・・」
思わず声が漏れる
「ふふ、可愛い声♪」
顔を首に寄せ、ルミさんの舌がそっと首筋を這う
「っぅわぁ・・・！」
先が二つに割れた舌と粘ついた唾液がそっと上下に動く。ゾワゾワした快感が身体を走り、肌が粟立つ。
「ぴくぴくしてる・・・んっそれにだんだん熱くなってきた」
尾の動きが増すごとに、身体の熱が徐々に陰茎に集中していく
「も、もうだめっ、で、でる！」
やがて尾は先端を優しく撫でるように動き、とうとう限界に達し、熱が一気に放出され、放出された欲望は彼女の尾を汚す。
「ふふっ、おいしぃ♥」
満足そうな笑みを浮かべながら尾にかかった精を嬉しそうに口に運び、そっと舐める。そんな彼女を見て、やってしまったという後悔と恥じらいが頭を埋め尽くす
「も、もうその、あがりますから、離してください！」
恥ずかしさのあまり、この場から立ち去ろうとするが、それよりも彼女が再び抱き忌める方が早かった。
「まだあがっちゃだめですよ、次はお背中を流させていただきます」
蛇の足で拘束されたまま、半ば強引に洗い場へ連行された。
〜〜〜〜〜〜
洗い場につき、ようやく尻尾の拘束から解放される・・・と思っていた時期が私にもありました。鏡の前に座るも、尻尾の拘束が解かれる様子はない。そのまま、髪を洗われ、最後に髪についた洗剤を洗い流される。すると、ここで動きが止まる。
「・・えーと・・ルミさん？・・・次は身体ですよね？尻尾は・・・そろそろ・・・」
「・・・はい。そう・・・ですね・・」
曖昧に答え、名残惜しそうにと尻尾の拘束が解かれていく
「はぁ」っと、残念そうにため息ををつく彼女。しかし、やがて口元には笑みがこぼれるのを僕は鏡越しに見ていた。
手拭いを泡立て、首から順に、肩、腕、胸と進めていく。やがて足まで洗い終わり、最後に湯をかけ流し、立ち上がろうとするが、
「それじゃあ、最後の仕上げに入りますね〜♪」
いきなり体を反転させられると、妖美な笑みに包まれた顔が目に入る。その視線は予想どうり僕のモノに向いている。
「ふふ、いきますね」
僕のモノに顔を近づけ、そのまま口を開くと、ルミは舌を伸ばし、先端へと触れさせる
「・・・・っ！」
ざらついた舌の感触が先端に触れると同時に、身体に電流が駆け巡る
「ぴちゅ・・ちゅる・・・・どうですか？♪」
こちらの反応を見ながら舐める位置を変え、そのたびに新たな刺激が与えられる
「ちゅう・・・んぅ・・・ふふ、いい表情♪もっと気持ち良くしてあげるね」
言いながら豊満な胸で僕のモノを挟み込み、ゆっくりと両側から圧力をかけてくる
「・・・・っくぁ・・・んん！」
柔らかい二つの弾力に挟まれ、さっきまでとは違う優しい刺激に頭が痺れる
「あは、やっぱり可愛い声♪・・・んちゅ・・・れろぉ」
再度伸ばされた長い舌は蠢くように僕のモノに巻きついて行き、胸と同時に刺激を与えてくる
「ぐぅ、だ、ダメ・・もう、」
圧倒的な快感になす術もなく、一気に上り詰めてしまう
「だして、んじゅぅ、このまま・・・私に」
「っく、くぁぁっ！！」
彼女の追いこみに、僕はあっけなく精を放出した
「んんっ、出てる♪・・・はぁ、んぅ。おいしぃ♪」
舌に乗った精をコクコクと飲み干し、胸にかかったものも一滴残らず舐めとる。
思わず後ろに手をつき、脱力感に浸っていると、彼女の尾が僕の体に絡み付いてきた
「ふふっ、やっぱりこの感じ・・・すごく落ち着く・・・♪」
「る、ルミさん。・・・その、仕上げも終わりましたし、そろそろあがりませんか？」
問いかける僕を見て彼女は笑みを浮かべる
「ふふ、御冗談を♪ これからが本番ですよ♪」
不意に僕の手を掴むと、自らの秘所へ運んで行き、そっと指が触れ、二本の指の間に粘ついた液のアーチができる。
「ずっと・・この時を待ってたんだよ。さっきからあなたを求めて、蜜が溢れて止まらないのぉ・・・」
今度は僕のモノを掴むと、指と同じように秘所に触れる。
「もう我慢できない・・・♪」
やがて包み込むような感触と共に、ゆっくりと柔らかくキツイ秘所へ連れ込まれる
「ぅあ、・・・・・ぁっ！！」
「大丈夫すぐに・・・気持ち良くなるから・・・」
愛液が潤滑油の代わりとなって徐々に吸い込まれていく。そして、僕のモノは完全に彼女の膣中に飲み込まれた。
「・・・ふふ、もう離さない・・・離れない・・ずっと・・・・これで、ずっと一緒だね・・・♪」
やがて僕の体をに巻きついた尾や腕にも力が入る。その姿はさっきとは別人のように妖美で悦んでいるように見える。それは彼女が人間ではなく『魔物』であることを表している様だ。でも僕はそれに対して恐怖など感じない。むしろ美しく見えるくらいだ。
「ほらぁ、もっと、ずっと一緒になろぉ♪」
粘液が纏わり強く肉竿が締め付けられ、だらしない液が結合部から漏れ出る
「ひゃぅっ！ ひゃっ！ はぅんっ！? …あひゃぁっ！? 」
触れ合う腰が動くと、うねる様に肉壁が絡み付き吸い上げるように刺激を与えてくる。
「んん、ふぁ・・んっ・・もっと・・・もっとぉ♪・・・ふぁぁっ♪」
動きは徐々に早くなり、激しく擦り上げ、ビチャビチャと淫靡な水音が辺りに響き渡る
真っ赤な舌が伸び、唇の上に延ばされ、やがて口に侵入してくる
「んっ、あつっ、ふふ、おちんちんの先から熱いお汁、たっぷり出てきてる♪」
彼女の蜜のように粘った唾液がゆっくりと舌を通じて口中に広がると、今度は僕の舌に絡み付き、ぎゅっと吸い上げてくる。強い熱感に呼吸が荒くなってくる。まるで身体だけでなく心も蝕まれていく・・・そんな感覚。
「んっ、ちゅっ・・れぉ、んちゅる・・・んんっ」
口内に広がった微かな甘みが麻薬のように頭に到達する。体温、匂い、味・・・彼女の全てを感じながら、堕ちていく・・どこまでも・・・。このままずっと繋がっていたい・・・そんな感覚・・・
「欲しい・・・私・・・・欲しいよぉ・・・」
唇を離すと、切なそうに僕を求めてくる。感情を表すように膣を動かし、強烈に絞り上げては激しく擦りつけられ、そのたび僕のモノは痙攣を繰り返す
「っく、もう・・・・ダメ、だッ・・・」
「あうぅっ！！、キそう・・なんだね、いい、ちょうだい・・いっぱい、ちょうだい♪」
膣内がきゅんと収縮し、痛いほど締め付けてくる。あまりの快感に頭が真っ白に染まっていく感覚に身をゆだねる。
「んひゃっ、くるっ、・・もうダメっ・・・イッちゃう、くふぅ・・・私・・・一緒に♪・・んひゃっ、ひぁぁぁぁっ♪」
僕も同時に限界を迎え、限界まで高まった精を膣内へ注ぎ込む。
ルミは感じ入るようにッギュッと体を抱きしめ、それを受け入れている。
「っく・・・はぁ・・・はぁ・・・・」
絶頂の余韻に浸っている暇もなく、ルミは再び動きを再開させる。
「もっとぉ・・・もっとちょうだぁぃ・・・♪」
体を離そうにも、藻掻くほど体は締め付けられている。妖しさを増した笑みを浮かべながら彼女は動くのをやめない
「っく、ルミ・・・さん、ダメ、まだっ！」
あまりの快楽に頭が・・・・思考が上手く働かない
「ぁ、が、あぁぁ・・・・ぅ、あぁ・・！」
「もう一回ビュッってしてぇ♪私の中にビュゥって♪」
彼女の声が聞こえるが・・・何を言っているか、頭に内容が入ってこない
「あぁ、んんっ、また・・キテる♪貴方のモノが私の中で暴れてる♪・・・・出してぇ
いっぱい私の・・・中に♪」
やがて、大きく波打ち、びくんと身体が跳ね、欲望が放出する
「んぁぁぁっ！！！・・・あふっ、んんっ・・・あぁ、ふぁぁぁ♪」
今日三度目とは思えないほどおぞましい量の精を放出し、そこで僕の意識は途切れた。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「あっ、起きられましたか？」
眼を擦りながら、辺りを見回す。どうやら、先ほど案内された部屋にいるようだ。やがて、体を起こすと、正座したルミさんが頭を下げる。
「お風呂場では、ごめんなさい。私、貴方が来るまでずっと一人だったの・・・だから貴方が此処に来た時、凄く嬉しくて、一人舞上がっちゃって・・・・だから・・・・ごめんなさい！」」
今にも、泣きそうな声で謝罪してくる彼女に
「別に気にしてませんよ、僕もその…気持ち良かったですし」
頬、かきながら照れくさそうに言う。突然だったし、全く気にしていないと言えば嘘になるが、気持ち良かったというのは事実だ。
「だから、頭を上げてください」
できるだけ笑顔をつくり、彼女に微笑みかける。やがて、彼女は安堵した様子で、表情からは少し笑みがこぼれた。
「そうだ、そろそろご夕食の用意をしますね。少し待っていてください」
〜〜〜〜
「あまり食欲がない」と僕が要望すると、栄養が高いという果実を見繕ってくれた。ちなみ食欲がないのは、おそらく彼女とのハードな交わりが原因だと思われる。ふと、ルミさんは持ってきた果実の一つの皮をむくと
「はい、あーん♪」
いきなり、僕の口元に差し出してくる。
「あ、あの子供じゃあるまいし一人で食べれます！」
思わず拒否反応を起こすと、今度は差し出した果実を自らの口に含み、数回咀嚼すると、いきなり彼女の尻尾が僕に巻きついてくる。思わず視線が尻尾に向くと、その隙に、彼女は顔を近づけて来られ、僕が向きなおった瞬間、唇を奪われ、柔らかな唇から僕の口内へと彼女の唾液にまみれた細かい果肉が流れこんでくる。狂おしいくらいの甘さが頭に響き、やがて彼女が口を離す。
「フフッ、どうですかお味は？」
悪戯っぽい笑みを浮かべながら味の感想を問う
「・・・・美味しいです。すごく・・・」
見たことも、食べたこともない果実の味は濃厚かつ芳醇で、彼女の唾液と混ざった果汁は甘さや酸味などが絶妙なバランスの味わいが口中に広がっている
「このまま、全部食べさせてあげますね♥」
言いながら、再び果実の一つを口に含む。一度味わった感覚に、反抗する意思は消えていた。そのまま、夕食は続いた。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
夕食後、少ししてから、僕は再び露天風呂に来ていた。
彼女曰く、今日は満月でそれを見ながら温泉に入り、酒を飲むのも風情があって宿の自慢の一つだとかなんとか。
空気が澄んだこの山奥では暗闇の中に輝く星々も良く見え、水面に映った丸い月を見ながら湯につかり、静かに時の流れを感じる・・・のだが
「フフッ、綺麗ですね」
当然のように彼女は僕に巻きつき、酒をあおっている。呑むペースは上がっていき、顔はみるみる真っ赤に染まっていった。
「ルミさん大丈夫ですか？」
「あはは〜、だいじょぶれふよ〜」
語尾を伸ばすあたり大丈夫じゃない。というかさっきから彼女は月などそっちのけで僕の方を見ている気がする。
「と、とにかくもう、上がりましょう。」
過度なアルコールと風呂の組み合わせは危険だ。視線を気にしつつ彼女を抱きかかえ、湯船から出ようとするが、不意に足首に絡み付いた尾に力が入り、思わず、前に倒れこんでしまう。
「ッ痛・・あっ、その、すみませんっ！」
痛みを感じつつ、目を開くと、目の前数センチに彼女の顔があり、彼女を押し倒したみたいな体勢になっていた。すぐに退こうとするが、彼女の尾がそれをさせてくれるはずもない。
「んっ！・・・っく！！」
無言のままいきなり腕を首裏に回すとそのまま顔を引き寄せられ、強引に唇を重ねてくる。さらに舌を侵入させ、いつの間にか口に含んでいた酒をこちらに流し込んでくる。甘さと苦みを感じた後、頭の中がボーっとしてくる。
「っぷはぁ、アハッ♪さぁ・・・遥翔さん一緒に交わりましょう♥」
艶やかな瞳と妖美な笑みで僕を誘う。動きの遅い頭の中に誘うような声が響く。まるでそれは合図の様で魔法の様で、僕は彼女の手を取った。
「んむ・・・ちゅっ・・・」
再び唇が触れる。舌先で緩やかに口内をさぐる途中にルミが舌を絡めてくる。それに応えるよう僕も舌を伸ばす。舌や唾液を吸いあう音が静寂に包まれた夜の中を流れる。
「あむむっ……んぐっ、ぅじゅ、じゅじゅじゅっ…」
やがて、唇を離すと、一筋の糸がアーチを描きながらゆっくりと垂れていき
彼女の胸のあたりに落ちる。
「さっきは私がしてあげたから、今度は君からしてほしいな♪」
視線を下に向けると彼女の秘所からは愛液だらけで、何重にも重なった花弁が恋しそうに震えている。僕は自分のモノを秘所にあて・・・入れる直前、彼女の方を見る
「来てぇ・・・早くっ・・・♪」
恋しそうに見つめてくる彼女の目を見ながら
「・・・・好きだ、ルミさん」「・・・・・えっ・・・・」
そのまま一気に腰を下ろし、僕のモノが花弁の中に飲み込まれていく。
「んぅああああぁぁぁぁっ…………♥」
快感に紅潮した顔と、悦びに染まった声。こちらにも快感が流れ込んでくるが、気に留めず腰を動かす。
「んんっ、あっ、ああっ………あぁぁぁぁぁ……！」
一度腰を振るたびに彼女の体がビクンと跳ね上がり、嬌声があがる。こちらにも狂いそうなほどの快感が押し寄せる。
「ああぁぁぁ！！ひああっいいっ！いい、よぉ！」
既に今日三度出しているにもかかわらず、僕のモノが萎えることはない。むしろ、彼女の膣中を暴れるようにかき回している。ルミさんはせがむように再度キスをしてくる。やがてキスが終わると、目と目が合う
「んっあっ！・・・好きぃ・・・遥翔ぉ・・大好きぃっっ！！」
「僕も、僕も好きですっ・・・！！・・・愛してます！！」
快楽に溺れそうになりながらも、想いを口にする。やがて熱くて柔らかい膣壁は僕のモノを締め上げるだけでなく、絡み付いて奥へと引き込むように脈動し、やがて少し開いた場所に到達する。
「ひあっ♥ イイっ！・・・キテ・・・んぁっ♥」
「ルミ、もう・・・出す、よ。行くよ！」
僕の身体に絡めた、尾や腕にぎゅっと締り、同時に膣が一気に収縮し僕のモノが擦りあげられる。こちらも抱きしめる腕に力を入れ、きつく締められた中で互いの性器を擦りあげ、頭が真っ白になっていくと同時に熱が放出される
「はぁぁ♥ あはぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…………っ♥♥♥」
どくどくっと本日４回目とは思えないほどの射精量。とりあえず快楽にゆがんだ淫らな顔にキスをする。長い、長い射精が終わっても唇が離れる事はなかった。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
目が覚めると、自分は布団の中にいた。此処は、僕は昨日何を・・・などと疑問が頭に浮かぶ。まだぼんやりとした思考をなんとか動かし、体を起こそうとすると、そこで自分の体に女性が巻きつきながら、静かに寝息をたてて寝ていることに気付く。
「・・・そっか・・・僕・・・」
幸い、彼女は寝ているためか、尾の拘束は緩くなっていた。昨日の出来事を思い出しつつ、こっそりと彼女の拘束から逃れる。そうして立ち上がり体を伸ばすと、そこで彼女が目を覚ます。
「んっ・・・？・・・・あっ！！、待って、行かないで！・・・・いっちゃやだよぉ・・・・」
突然、駄々をこねる子供の様な声で叫び、服の裾を掴む。顔見ると、目じりに涙を浮かべ、本当に子供を見ているような気さえしてくる。到底昨日の彼女と同じとは思えない。
「・・・ルミ・・・さん？」
「どこにもいっちゃやだよぉ・・・傍にいてよぉ・・・」
言いながらポロポロと涙をこぼすルミ。たしかに、こんな山奥に来る客はそうそういない。僕が此処に泊まると決めたときの彼女の嬉しそうな表情は印象に残っている。
「ちょ、ちょっといきなり泣かないで」
彼女に近づくと、泣きながら抱きついてくる。寂しさが伝わるくらい、彼女の声と体は震えていた。本来ラミア種という種族はみな寂しがり屋で、独占欲が強いと聞いたことがある。もしかしたらこれが本来の彼女なのかもしれない。
僕はどうするべきだろう・・・
もし彼女の問いに頷けば昨日の様にずっと巻きつかれながら絞り取られるかもしれない。それに彼女の言葉がウソだってことも考えられる。
それに、彼女と一緒になる道を選べば、同時に今までの自分の環境には戻れない。
頭の中で今までの生活と彼女を天秤にかけてみるが、直ぐに天秤は傾く。そう、彼女に対する答えはもう決まっていた
「大丈夫だよ、僕は傍にいるよ。」
嘘、偽りのない言葉を彼女に伝える。
「ホントに？」
顔を上げ、涙ぐんだまま僕に問う
「本当だよ。それに昨日も言ったでしょ、僕はルミさんが好きなんだ」
そもそもあそこまでされて次の日、「はい、さよなら」なんて僕には言えるはずもない
「約束する？」
「約束するよ」
「じゃあ目を見て」
鱗と同じエメラルドグリーンの瞳をじっと見つめる・・・が
「・・・っぷ・・」
思わず吹き出してしまう
「な、何で笑うの？」
「いやだって、ふふっ」
「ホントの約束は目を見てするものなんだよ！」
「ゴメン、ゴメン」
真剣な目をするルミに謝りながらに、ぎゅっと抱きしめると、ようやく彼女にも笑顔がこぼれた。
13/07/14 00:16更新 / shhs