ポータル:本店ゴキロリ喫茶「ブラックジュエル」 1話:ポータル接続エラー
「ちょっ、お客さんそれは調整中…!!」
「ティンダロス!はやくお兄ちゃんをお助けするのじゃ、ティンダロス…!」
(白い光に包まれた)
「…あ!?ンだあんた!?どっから入ってきた!?俺は…ログだが?いや、あんたは始めてみる」
「こりゃあ驚いた…そのポータルはまだワープ先を設定しておらんのじゃぞ?お兄ちゃん、どこから来たのかの?」
「ティン…なんじゃて?知らんな、そんな名前」
…
「ほう…お主、つまり未来から来たと?」
「頭おかしいんじゃないのか」
「お主よりはマシじゃろ。まあ、どーも未来のワシがやらかしたっぽいんじゃな。戻る手段が分かるまで衣食住はワシが手配しようかの」
「まあババアのケツはババアが拭け」
「つまり死にたい?死にたいんじゃな?死なしてやろう!死ぬがよいッファイアボ―――――ル!!!!」
「まさに恐悦至極だが当たらなければどうということはないっっ!!!クロックアアアアップッッッ!!!」
(しばらく阿鼻叫喚でお待ちください)
「みぃっ…お店、ついに始まるところだったのにぃ…ぐすっ…」
「ご、ごめんラム…」
「わしも大人気なかった…だからラムちゃん泣かないでおくれ?ね?ね?」
(ゴキロリメイドAがあらわれた!)
(ゴキロリメイドBがあらわれた!)
(ゴキロリメイドCがあらわれた!)
(数えきれない!!)
「ぱぱー。そのひとだーれ?」
「この人はなー。遠いところから来た勇者様なんだぞ?」
「ゆーしゃさま!」
「ゆーしゃさまぁ〜〜」
「だっこしてだっこして〜」
「YESロリータNOタッチ。ん?死ぬ?死ぬの?俺の娘に触ると死ぬの?そうだよ?ナイススマイルっしょ?ん?」
「あらあらうふふ。御免なさいね、ログったら娘のことだと神経質で。ああもう、カチューシャがズレてるわよ?ほらほら、制服のスソ直して」
「ちんちんさわっちゃだめー?」
「飯抜くぞ」
「あうー。ふとももは?」
「…まあ、それくらいなら」
「ぎゅー♪」
「ぎゅー!」
「反対側もぎゅーっ」
「ビキビキ」
「うふふ。ログ、あなた疲れてるのよ。あとは私が見るわよ?」
「ああ…娘もいつか…大人の階段を上るのさ…ぐすっ…まだ許さんがな!!!」
「あたしぱぱとけっこんするの〜」
「ぼくも〜!」
「あたしも〜!」
「じゃあボクはママとけっこんする〜!」
「嬉しいこと言ってくれるがダメっこなんだぞー。運命の人みつけるんだぞー?」
「「「はーい」」」
(青いワーウルフが部屋の隅にいる)
「ひひっ。楽しそうだな、ニヤけてるぞ」
「私か?まあ、ティンダロスって奴だな。現代から迎えに来たんだけど」
「ちょっぴり気が変わったりしなかったか?ちっちぇー子のメイド服ってかわいいよなー。へんたい。ひひっ」
「けどダーメ。迎えに来たの。一緒に帰るの。お前が娘さんに手でも出したら歴史がかわっちゃんよ」
「面白くなるかもしれないけどな?少なくとも『私が知ってる中で最も面白い選択肢』から外れるんよ、娘さんに手を出すと」
「…いい子だ。ひひっ。味見くらいしてやろう」
(顔中を舐め回された)
「ん。いい味。もうちょい腐ってきたくらいがいいかな。こりゃ楽しみだ。ひひっ。さ、帰ろうか」
「私を見つめろ。それ以外を見るな。決して目をそらすな。…消えるぞ?」
「ひひっ…それは知っちゃいけないもんが、見えたんだよ。目を、逸らしたから。な。残念。悪い子だ。さようなら。ずっと」
(気が付いたら、店の外にいた)
(いつもの町だった)
(振りかえってみた)
(さっき見た建物があった)
(扉の中は廃墟だった)
(五年が過ぎた)
(また、魔界の王が、変わったらしい)
(今度は人類撲滅を掲げている)
(彼女は、まだ、麗しいままなのだどろうか)
(それとも、多くの魔物のように、元の醜悪な姿に戻ったのだろうか)
(今でも鮮明に浮かぶ、彼女の瞳。特徴的な笑い声。雨の降りしきる暗闇の向こう側。窓に張り付いている)
(違う、彼女は。本物だ。ああ、彼女が。青い、犬の、彼女が、窓に、窓に!)
ひひっ
「なにしとんのじゃ〜!!」 ゴチン
「あうっ」
「ま〜た救助者に変な催眠かけおって!!いいかげんお兄ちゃんの精神を並列世界に飛ばして遊ぶの悪趣味だからやめんか!?」
「やーだ。今いーとこ。ひひっ。人間っておもしろ」
「むー。ちゃんと記憶洗浄してから返すんじゃぞ?…なんかもう無意識にトラウマ植えつけてそうじゃが」
「男は弄ぶもの?だいだいいーかんじじゃん。数年後、一目ぼれの相手はフタナリになって。あっー。なことに。ひひっ」
「まさに腐女の角度を好む番犬。もげろ」
「やーだ。ひひっ。今度ゴーストちゃんとあーそぼっと」
「ティンダロス!はやくお兄ちゃんをお助けするのじゃ、ティンダロス…!」
(白い光に包まれた)
「…あ!?ンだあんた!?どっから入ってきた!?俺は…ログだが?いや、あんたは始めてみる」
「こりゃあ驚いた…そのポータルはまだワープ先を設定しておらんのじゃぞ?お兄ちゃん、どこから来たのかの?」
「ティン…なんじゃて?知らんな、そんな名前」
…
「ほう…お主、つまり未来から来たと?」
「頭おかしいんじゃないのか」
「お主よりはマシじゃろ。まあ、どーも未来のワシがやらかしたっぽいんじゃな。戻る手段が分かるまで衣食住はワシが手配しようかの」
「まあババアのケツはババアが拭け」
「つまり死にたい?死にたいんじゃな?死なしてやろう!死ぬがよいッファイアボ―――――ル!!!!」
「まさに恐悦至極だが当たらなければどうということはないっっ!!!クロックアアアアップッッッ!!!」
(しばらく阿鼻叫喚でお待ちください)
「みぃっ…お店、ついに始まるところだったのにぃ…ぐすっ…」
「ご、ごめんラム…」
「わしも大人気なかった…だからラムちゃん泣かないでおくれ?ね?ね?」
(ゴキロリメイドAがあらわれた!)
(ゴキロリメイドBがあらわれた!)
(ゴキロリメイドCがあらわれた!)
(数えきれない!!)
「ぱぱー。そのひとだーれ?」
「この人はなー。遠いところから来た勇者様なんだぞ?」
「ゆーしゃさま!」
「ゆーしゃさまぁ〜〜」
「だっこしてだっこして〜」
「YESロリータNOタッチ。ん?死ぬ?死ぬの?俺の娘に触ると死ぬの?そうだよ?ナイススマイルっしょ?ん?」
「あらあらうふふ。御免なさいね、ログったら娘のことだと神経質で。ああもう、カチューシャがズレてるわよ?ほらほら、制服のスソ直して」
「ちんちんさわっちゃだめー?」
「飯抜くぞ」
「あうー。ふとももは?」
「…まあ、それくらいなら」
「ぎゅー♪」
「ぎゅー!」
「反対側もぎゅーっ」
「ビキビキ」
「うふふ。ログ、あなた疲れてるのよ。あとは私が見るわよ?」
「ああ…娘もいつか…大人の階段を上るのさ…ぐすっ…まだ許さんがな!!!」
「あたしぱぱとけっこんするの〜」
「ぼくも〜!」
「あたしも〜!」
「じゃあボクはママとけっこんする〜!」
「嬉しいこと言ってくれるがダメっこなんだぞー。運命の人みつけるんだぞー?」
「「「はーい」」」
(青いワーウルフが部屋の隅にいる)
「ひひっ。楽しそうだな、ニヤけてるぞ」
「私か?まあ、ティンダロスって奴だな。現代から迎えに来たんだけど」
「ちょっぴり気が変わったりしなかったか?ちっちぇー子のメイド服ってかわいいよなー。へんたい。ひひっ」
「けどダーメ。迎えに来たの。一緒に帰るの。お前が娘さんに手でも出したら歴史がかわっちゃんよ」
「面白くなるかもしれないけどな?少なくとも『私が知ってる中で最も面白い選択肢』から外れるんよ、娘さんに手を出すと」
「…いい子だ。ひひっ。味見くらいしてやろう」
(顔中を舐め回された)
「ん。いい味。もうちょい腐ってきたくらいがいいかな。こりゃ楽しみだ。ひひっ。さ、帰ろうか」
「私を見つめろ。それ以外を見るな。決して目をそらすな。…消えるぞ?」
「ひひっ…それは知っちゃいけないもんが、見えたんだよ。目を、逸らしたから。な。残念。悪い子だ。さようなら。ずっと」
(気が付いたら、店の外にいた)
(いつもの町だった)
(振りかえってみた)
(さっき見た建物があった)
(扉の中は廃墟だった)
(五年が過ぎた)
(また、魔界の王が、変わったらしい)
(今度は人類撲滅を掲げている)
(彼女は、まだ、麗しいままなのだどろうか)
(それとも、多くの魔物のように、元の醜悪な姿に戻ったのだろうか)
(今でも鮮明に浮かぶ、彼女の瞳。特徴的な笑い声。雨の降りしきる暗闇の向こう側。窓に張り付いている)
(違う、彼女は。本物だ。ああ、彼女が。青い、犬の、彼女が、窓に、窓に!)
ひひっ
「なにしとんのじゃ〜!!」 ゴチン
「あうっ」
「ま〜た救助者に変な催眠かけおって!!いいかげんお兄ちゃんの精神を並列世界に飛ばして遊ぶの悪趣味だからやめんか!?」
「やーだ。今いーとこ。ひひっ。人間っておもしろ」
「むー。ちゃんと記憶洗浄してから返すんじゃぞ?…なんかもう無意識にトラウマ植えつけてそうじゃが」
「男は弄ぶもの?だいだいいーかんじじゃん。数年後、一目ぼれの相手はフタナリになって。あっー。なことに。ひひっ」
「まさに腐女の角度を好む番犬。もげろ」
「やーだ。ひひっ。今度ゴーストちゃんとあーそぼっと」
10/07/21 00:39更新 / 御茶の香り
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