狂った世界で淫乱ウサギと戯れよう
世界が狂っているのだろうか?俺が狂っているのだろうか?俺は、最近こんなことを考える。
今俺の目の前には、黄色の空が広がりオレンジ色の草原が広がっている。先ほどまではピンク色の雨が降っていたが、今は晴れ上がって紫色の太陽がピンク色の雲から顔を出している。
念のために言うが、俺は薬をきめているわけではない。それどころか酒を一滴も飲まない状態で、目の前の情景の説明をしているのだ。ついでに言うと、俺は生まれてから一度も薬をきめた事は無い。酒は飲むが、アルコール中毒になるほど飲んだ覚えはない。
俺の周りからは、男と女の喘ぎ声と嬌声が聞こえる。先ほどのピンク色の雨は媚薬であり、浴びた者をセックス狂いに変える。俺の目の前でセックスの狂宴が繰り広げられているのだ。俺は、傘をさしていたから平気でいられた。
バニーガールのような恰好をした女が、男に挿入されたまま円を描くように振り回されている。猫の耳と尻尾を生やした女が、四つん這いになって男に犯されながら走り回っている。人前なのに恥ずかしがる様子は無く、むしろ見られて喜んでいる。この世界では当たり前の光景だ。
哄笑する太陽を見ながら、俺はこの世界に来た時の事を思い出していた。
俺は、二人の女を追いかけてこの世界に迷い込んだ。一人の女は、男が着るような三つ揃えのスーツを着ていた。それだけなら変わった格好をしている女としか思わなかったが、その女は頭にウサギの耳が付いていた。そのウサギの耳を生やした女は、ベストのポケットから懐中時計を取り出しながら走っていた。
その女の後ろを、エプロンドレスを着た金髪の少女が追いかけていた。少女の背中からは蝙蝠のような翼が生え、スカートからは尻尾がのぞいていた。
あまりにも異様な光景に、俺は思わず二人を追いかけてしまった。その後の事は良く分からない。前へ進んだのか、後ろに進んだのか、右へ曲がったのか、左に曲がったのか、上へ昇ったのか、下に落ちたのかさっぱり分からない。気が付いたら、廊下の様な所に立っていた。
薄暗い家の中をさんざん迷った後に外へ出てみると、明るくけばけばしい色彩で覆われた世界が広がっていた。ピンク色の空の下、水色の葉の木が生えて紫色の実がなっている。オレンジ色の斑点のある黄色いキノコが、そこら辺じゅうに突き出ている。そのキノコの大きさは様々だが、中にはかさの直径が五フィートある物も生えている。
俺は事態を把握する事が出来ず、馬鹿みたいに口を開けて立ち尽くしていた。
それから俺は、あちらこちらをさ迷い歩いた。具体的な地名は分からないので、あちらこちらとしか言えない。地名を聞いたが、「公爵夫人の鍋」だの「女王陛下のフィンガーボール」だの、何の意味があるのか分からない物ばかりだ。オークとか言う豚みたいな赤ん坊がガラガラを鳴らしている所が、なぜ「公爵夫人の鍋」なのだ?
俺はさ迷い歩きながら、体が大きくなったり小さくなる羽目になった。瓶に入ったジャムみたいな物を食べると、三十フィート位の大きさとなった。干しぶどうの乗ったケーキを食べると、五インチ位の大きさとなった。体が大きくなる事も訳が分からないが、服も破けずに大きくなる事も分からない。どういう原理になっているのだ?
だが、キノコに比べればマシかもしれない。キノコを食べたせいで、首が五十フィートも伸び、手足が伸び縮みを繰り返した。その挙句、ペニスが測る事も出来ないほど伸びたのだ。天にまで届く俺のペニスを見て、太陽が爆笑しやがった。
なぜお前は不用意に変な物を食べたのだと、言う人もいるかもしれない。俺も初めは食う気が無かったが、あまりにも腹が減って我慢できなかったのだ。餓死するくらいなら、変な物でも食べようと考えたのだ。
幸い体は元の大きさに戻ったから良いようなもの、戻らなかった時の事を考えると頭がふらつく。天まで届くペニスを抱えて生活するなど、考えただけで卒倒しそうだ。
体の変化ほどは目立たないが、俺の言葉と思考もおかしくなった。例えば、俺はフィートやインチと書いたが、俺が元いた所はメートルやセンチを長さの単位として使う。それがこの世界に来たらいつの間にか、俺は無意識の内にフィートやインチを使い始めた。
初めは、この世界に合わせる事を強制されたのかと思った。だが、この世界の他の奴はメートルやセンチを使う者もいれば、尺や寸を使っている奴もいる。この世界の基準が分からない。
言葉とも関係あるが、俺の頭もおかしくなった。例を挙げると、俺は計算が出来なくなった。数学は元から苦手だったが、いくらなんでも掛け算くらいは出来る。それが今では、掛け算をやると4×5=12などとやってしまう。そのくせ微積分の計算は出来るのだから、支離滅裂だ。
俺自身に起こった事も滅茶苦茶だが、この世界の住人達もまともじゃない。蝶ネクタイを付けたネズミが、天敵と宿命について歴史学的な講釈を垂れる。そうかと思うとアスコットタイを付けたイモムシが、偶然と必然について数学的な考察を教授して下さる。どちらも俺には意味不明な物だった。
世界が狂っているのか?俺が狂っているのか?俺には分からない。分からないまま彷徨い続けると、森の中の道で猫の耳と尻尾を付けた女に出会った。
その猫の特徴をした女は、黒と紫の色彩に覆われていた。髪は半分が黒色で、半分が紫色だ。耳を覆う毛も、片方が黒色で片方が紫色をしている。着ている服は、胸の谷間が見える裾の短い紫色の服であり、所々に黒いリボンが付いている。履いているタイツは、黒と紫のダイヤの柄だ。その女は、口の両端を釣り上げて笑っていた。
俺がその女に道を尋ねると、その女はにやけたまま答えた。
「それは、あんたがどこへ行きたいかによるね」
今歩いている道はどこへ通じているのか聞いているのだと言うと、相変わらず人を食ったような笑いを浮かべたまま猫女は答える。
「それもあんた次第だねえ。行きつく所はあんたの行くべき所だねえ」
俺は、それ以上相手にせずに道を進んだ。この世界に来て以来、他人とまともな会話が成立したためしがない。
「まあ、お茶会でも楽しめばいいさ」
俺は、猫女を無視してそのまま進んだ。
道を抜けた先に、開けた所があった。周りの木や草は緑色であり、おかしな建造物は建っていない。だが、空の色はオレンジから紫、ピンクと目まぐるしく変わっている。その落ち着きの無い空の下で、三人の女がお茶会を楽しんでいた。
一人は、緑色の燕尾服を着て同色のシルクハットをかぶった女だ。中性的な顔立ちをしているため男と間違えそうだが、胸のふくらみから女だと分かる。服からだろうか、それとも体からだろうか、何本かの茶色のキノコを生やしている。そのキノコ女は、ダイヤやスペード、ハート、クラブの縫い取りのあるシルクハットを時折直しながら、静かにお茶を飲んでいた。
一人は、ネズミの耳のついた少女だ。トランプのカードの模様のついたピンク色のパジャマをはだけて着ており、白い下着が見えている。チーズの形のクッションを抱えながら、うつらうつらとしている。時折クッキーを口に運ぶが、食べている最中に寝てしまいこぼす事が多い。
最後の一人は、ウサギの耳の付いた女だ。ピンク色の髪から、赤紫色の長い耳を生やしている。着ている服は赤紫色のバニーガール用のスーツであり、胸についた緑色の蝶ネクタイにはニンジンが付いている。足は、髪と同じピンク色の柔らかそうな体毛で覆われている。このウサギ女は、俺を熱心に見ていた。
「やあ、良かったら君もお茶会に参加しないかね?」
シルクハットをかぶった女は、涼やかな声で俺を誘った。
俺は、喉を渇いていた事もあり喜んで参加した。異様な風体の者とお茶をするなど危険だと思うかもしれないが、この程度の格好の者ならばこの世界にはいくらでもいる。第一、訳の分からない目には十分に遭ってしまい、すでに慣れている。俺は、モザイク模様の白いテーブルの前にある紫色の椅子に座った。
俺は勧められるまま、男女の性交の姿が浮き彫りされたカップに注がれた茶を口に含む。俺は、危うくむせ返りそうになった。アプリコットティーに砂糖大匙五杯入れて、カップの三分の一の量のブランデーを混ぜ合わせた様な、甘ったるく酔いそうな味がしたのだ。俺はゆっくりとカップをテーブルに置いて、口の中の物を吐き出さないように努力した。
口の中に残る茶の味を気にしながら、俺は三人と会話をすることにした。俺の主な話し相手は、ピンクのウサギ女だ。名はテリーザと言い、マーチヘアと言う種族だそうだ。かわいらしい顔をしており、表情の良く動く女だ。テリーザは、身振りを交えながら盛んに俺に話しかけて来た。
話しかけてくれるのはうれしいのだが、困ったことにテリーザの話す内容は卑猥な事ばかりだ。空を見上げて今日は絶好の青姦日和だと言ったかと思うと、草の上に寝転がってセックスをする場合はどの体位が良いかを論じ始める。それをむき出しになった胸の谷間を揺すりながら、舌で唇を舐め回しながら言うのだ。こちらとしては、落ち着かない気分になる。
マッドハッターと言う種族のシルクハットの女は、紅茶を飲みながら微笑んで話を聞いている。ドーマウスと言う種族のネズミ女は、相変わらず居眠りをしている。二人とも、テリーザの卑猥な話に動じている様子は無い。
俺は、次第に動悸が激しくなる。体が熱くなるのが分かり、顔に汗が滲み始める。視界が揺らぎ、定まらない。俺は、先ほど飲んだ茶の事を思い出す。あれのせいで体がおかしくなっているのか?
俺は席を立ち、気分が悪いから失礼する事を詫びながら告げる。だが、テリーザは俺の所によって来て、「介抱してほしいのね」と言い出す。迷惑をかけるつもりは無いと俺が言うと、「一緒にいると楽しいから構わないよね」とテリーザは俺の体を支える。
テリーザは、柔らかい胸を俺の腕に押し付けて来る。俺の手と腰は熱を帯び、力が入り始める。テリーザの髪からは甘い匂いがして、俺の鼻をくすぐる。長い耳が俺の顔を愛撫する。
ふと辺りを見ると、ピンク色の霧が立ち込めていた。ピンク色の霧は光を放って、俺とテリーザを照らす。霧は渦を巻いて俺達を取り囲む。
「さあ、介抱してあげるからね」
テリーザは、上気した顔で目を輝かせながら言った。
テリーザは俺を草の上に座らせると、キスをしながら俺の体を愛撫しだした。テリーザの口の中は、アプリコットのような甘い味と匂いがする。テリーザの柔らかい愛撫で、俺の体はどんどん熱を帯びて行く。
テリーザは、笑いながら俺の股間を撫で回し始めた。俺の股間は、先ほどから怒張してズボンを押し上げている。テリーザは俺のズボンを脱がし、下着も引き下ろす。俺のペニスは、震えながらそそり立っている。テリーザは自分の右手の指にキスをして、その指で俺のペニスをさすり始める。俺のペニスは、指の暖かさに喜んで力がどんどん入り続けた。
「ニンジンがこんなに元気になっているよ。おいしそうな匂いがするね」
テリーザは俺の股間に顔を埋め、臭いを嗅いだり舌なめずりをしている。そして俺のペニスに繰り返しキスを浴びせた。指よりも柔らかく温かいものが、何度も俺のペニスに押し付けられる。
「大きな大きなニンジンちゃん、真っ赤な真っ赤なニンジンちゃん」
テリーザは笑顔でペニスに話しかけると、愛おしげに頬ずりを始めた。右頬で、左頬であきずに頬ずりを続ける。顔が先走り汁で汚れても止めようとしない。
俺は、気持ちの良さと淫らな光景に呻きを抑えられない。耐えられずにペニスを突き出し、テリーザの顔を嬲ってしまう。
テリーザは俺に舌を見せ付けると、ペニスに舌を這わせ始めた。亀頭やくびれ、竿、それに玉袋に唾液を塗り付ける様に舐め回す。テリーザは俺のペニスを口に含み、唇でしごきながら舌で愛撫する。まるで好物の食べ物の様に、口の中で咀嚼するようにしゃぶり上げた。
激しさとねちっこさの合わさったフェラチオに俺は耐えられず、出そうだと呻きながら言う。
「いいよ、いいよ。いっぱい濃いミルクを出してね」
テリーザの言葉を聞いて、俺は口の中に精液をぶちまけた。腰の奥から力と熱が沸き上がり、精液を放出し続ける。腰から頭のてっぺんに快楽が駆けあがり、俺は声を抑えられない。
テリーザは、頬を膨らませて精液を受け止めていた。まるで草や野菜を口の中に押し込むウサギのようだ。精液の放出が止まると、テリーザはゆっくりとペニスから口を離す。テリーザの頬が震えて、濁った水音が響き始める。テリーザは、精液でうがいをしているのだ。
しつこいくらいに水音を響かせた後、テリーザは笑いながら口を開けた。口の中では粘っこい白濁液が泡立っており、開いた口からは生々しい臭いが漂ってくる。テリーザは、舌をうごめかしながら泡立った汚液を見せ付ける。口からこぼれそうになると、指ですくって口の中に戻す。散々舌の上で白濁液を転がして見せ付けた後、テリーザは喉を鳴らして液を飲み込んだ。
テリーザの粘着質な痴態を見て、俺のペニスは早くも回復しかけた。テリーザは繰り返し舌なめずりをした後、俺の半立ちのペニスをしゃぶりだす。ペニスの隅々まで丁寧に舌を這わせて、残っている精液を舐め取る。完全に回復したペニスを見ると、テリーザは微笑みながら顔を上げた。
「今度はこっちのお口でニンジンを食べたいな」
テリーザはバニースーツの裾をはだけ、ピンク色のヴァギナをむき出しにした。ヴァギナからは透明な液があふれており、ヴァギナを光らせている。甘酸っぱい匂いが、俺の鼻まで届く。
俺は、ペニスをヴァギナへ押し当ててこすり始めた。テリーザも、俺に合わせて腰を揺すり動かす。俺は、腰を前に突き出してヴァギナの中へとペニスを埋め込んだ。
テリーザは、入れるたびに歓喜の声を上げた。俺の腰の上に乗ると、上下に跳ね上がるように腰を動かす。跳ね上がるたびに、胸元の人参と長い耳が揺れる。テリーザの目は情欲で異様なほど輝き、目の中にハートマークが見えそうな気がする。口からは、恥ずかしげもなくよだれをたらし続けていた。
「ニンジン美味しいよ、美味しいよ!ニンジン美味しいよ、美味しいよ!」
テリーザは、同じ言葉を繰り返しながら歓喜の声を上げている。発情してゆがんだテリーザの顔は、みっともない物だが俺を欲情させた。
俺は、テリーザの口に吸いついた。テリーザの口は、俺の精液の臭いがする上に苦い味がする。だが、俺は構わずにテリーザの口を吸い続ける。俺の動きに盛んに応えるテリーザの舌に、俺の舌を絡ませた。俺は顔を動かし、テリーザの胸に顔を埋める。テリーザの胸元をはだけさせて、素肌の柔らかさを堪能する。テリーザの胸からは、香水と汗の混じった甘い匂いがした。
俺は腰の動きを速め、テリーザの奥を突いた。テリーザの腰は俺に合わせて動き、俺はその動きを楽しみながら腰を動かす。俺とテリーザの腰の間からは、激しい水音がリズミカルに響き続ける。俺は顔を上げて、テリーザのウサギの耳を唇で嬲りながら腰を動かした。
俺は、限界を迎えてテリーザにそれを告げた。
「出して、出して、ミルクを中出しして!子宮をミルクまみれにして!」
俺は、テリーザの求めに応えて精液をぶちまけた。テリーザが叫び声を上げるのを聞きながら、俺はテリーザの中を汚し続ける。淫乱ウサギの子宮を、俺の精液で染めたいのだ。俺は、欲望のままに精液をぶちまけ続けた。
俺達は汗で濡れながら、お互いを抱きしめ合い続ける。テリーザは俺の顔を覗き込みながら、目を輝かせて言葉を発した。
「もっとしよう、もっとしよう!まだまだ出来るよね、出来るよね!」
俺は、テリーザの目の中にハートマークが浮かんでいるような気がした。
俺は、それから何度もテリーザとやった。何度やったかは覚えていない。様々な体位を二人で試しているうちに数を忘れてしまった。正常位、騎乗位、対面座位、背面座位、バック、立ちバック、駅弁、帆掛け船、その他諸々だ。俺が精を放って萎えると、テリーザは汚れたペニスをしゃぶって回復させた。フェラだけではなく、パイズリや腋コキ、顔ズリ、尻コキなどをして俺のペニスを立たせた。
俺とテリーザがやっている内に、ピンク色の霧が晴れて俺たちの姿はむき出しとなった。だが俺達は、かまわずにセックスを続けた。マッドハッターは、茶を飲みながら面白そうに俺達を眺める。ドーマウスは時折目を覚まして俺達を見たと思ったら、すぐさま居眠りを始める。二人とも、俺達の痴態を見ても驚いてはいなかった。
俺とテリーザは散々やりまくった後に、服を直してお茶会に戻った。体を洗う場所は無く、体を拭く布も無いため、汚れた姿でお茶会を再開したのだ。俺とテリーザは、精液や愛液、汗、唾液で汚れてひどい臭いがする。だがマッドハッターもドーマウスも、気にした様子は無い。
「あなた、旦那様、ご主人様、パートナー、つれ合い、亭主、おチンポ様」
テリーザは、俺に寄り添いながら俺の事を夫扱いする。出会ったその日の内に夫扱いだ。
だが俺は、悪い気がしないどころか面白い事になったと考えていた。俺は、この世界が気に入り始めていたのだ。狂った世界だが、元いた世界よりはるかに面白い世界だ。この世界に住み着くことは魅力的な事だと考えていた。しかも淫乱な美女ウサギとくっつくのは、魅力的な事に思えた。こう考えているのは、俺が狂ってしまったせいかもしれないが。
俺はテリーザに、俺のチンポ妻になるかと聞いた。
「なるよ、なるよ、あなたのチンポ妻になるよ!」
テリーザは、恥ずかしげもなく大声で言った。
これを聞くと、マッドハッターは各々のカップにブランデーを注いだ。
「新たな淫乱夫婦の誕生に乾杯」
マッドハッターの音頭と共に、俺達は乾杯をしてブランデーを飲んだ。
俺は、テリーザの家で一緒に暮らす事にした。テリーザの家は、お茶会のあった場所から少し離れた街に有る。テリーザの家は、黄色の屋根にピンク色の壁の家でありドアはオレンジ色で窓は紫色だ。周りの家もやたらと明るい色をしているため、この街を見ていると目がチカチカする。
家の中はピンク色と赤色の縞模様であり、部屋によって縦縞だったり横縞だったりする。俺とテリーザの寝室は、渦を巻くような縞模様であるため目が回りそうになる。そこへ、オレンジ色や黄色、紫色の家具を置くものだから落ち着く事は出来ない。例えば、ベットはオレンジ色の地に紫色の水玉模様で、シーツと毛布は黄色と紫色のマーブル模様だ。その上壁や天井は、鏡張りになっている所が多い。俺とテリーザは、こういう所で毎日セックスに励んでいる。回るベットの上でピンク色の照明の光の下、天井や壁の鏡に映し出されながら、様々な性技に挑んでいるのだ。
もちろんセックスばかりしていたら生活は出来ない。テリーザは仕事を持っており、俺はその手伝いをすることになった。テリーザの仕事は、淫具の販売や卑猥なイベントの企画だ。テリーザの家は、淫具を販売する店が付いている。その店の中には、様々な淫具が置かれている。ローター、バイブ、アナルパール、ディルドー、ギャグボール、首輪、手枷、足枷、拘束衣、鎖、ロープ、三角木馬、ロウソク、鞭、毛箒、浣腸器、スケベ椅子、くぐり椅子、ローションなど様々な物がある。
バイブを例に挙げると、一口にバイブと言っても色々な物がある。色だけ挙げても、赤、ピンク、紫、オレンジ、黄、ベージュ、金、銀、黒、青、水色、緑と様々な物がある。単色だけではなく、複数の色が混ざった者もある。赤と黒の縞模様、オレンジ色の地に紫色の水玉模様、黄色と水色のマーブル模様の物などが有る。
バイブの形も様々な物がある。単純にペニスの形をした物もあれば、犬や猫、熊の頭の形をした物も有る。渦を巻くようにねじれた形をする物もあれば、丸いイボが所々に付いた物もある。亀頭やくびれ、裏筋が克明に再現された物もある。
俺とテリーザは、これらの商品の仕入れ、管理、販売、会計などを協力して行っている。テリーザは馬鹿に見えるが、淫猥な事が絡むと優れた手腕を発揮するのだ。俺は、テリーザから様々な事を教わる事が出来た。
テリーザの企画する催し物も面白い。例えば、テリーザは舞踏会を企画する事が多く、この舞踏会がこの世界独特のおかしなものだ。舞踏会に参加する人々の衣装は様々であり、統一性が無い。タキシードにドレスの者もいれば、毛皮と絹が混ざり合った民族衣装の様な服を着る者、皮の拘束衣を着る者、男なのにやたらとフリルのついた服を着る者、バニースーツを着る男、裸の体に染料で卑猥な絵を描いている者などがいる。
参加者は、それらの多彩な服を着てパートナーと交わりながら踊るのだ。踊り方も、パートナーを交わりながら振り回す者、飛び跳ねながら交わり踊る者、宙に浮きながら腰を振り踊る者などがいる。中には、バイブや火の付いたロウソクを尻の穴に挿入しながら踊る者もいる。踊りの参加者達は、媚薬入りのワインやブランデーを飲みながら踊り、交わるのだ。
俺は、この仕事を楽しんでいる。前居た世界での仕事よりもはるかに楽しい。テリーザの仕事を手伝うようになって、俺は初めて仕事をして楽しいと思うようになった。
俺とテリーザは、マッドハッターとドーマウスとお茶会を開くことが多い。お茶会では決まってセックスを見せ合う。
マッドハッターの名はウィルマと言い、俺とテリーザが夫婦になる前からパートナーがいる。俺がテリーザと結ばれたお茶会では、パートナーは所用があり参加しなかった。ウィルマは、今日はパートナーと一緒に対面座位で交わりあっている。ウィルマは裸だが、シルクハットだけは被っている。
ドーマウスの名はポーラと言い、最近パートナーが出来た。相変わらず眠りながら、パートナーに抱かれている。眠りながらも発情していて顔が赤い。
俺は、テリーザの耳にペニスを擦り付けていた。テリーザの耳は内側がすべすべしており、外側は毛で覆われていて柔らかい。ペニスを擦り付けると、微妙な感触を得られる。テリーザは、俺に耳を嬲られると面白そうな顔で見ている。
俺は耳を嬲ることを止めると、今度は右足をペニスで味わった。テリーザ達マーチヘアは、足がピンク色の毛で覆われている。この毛皮の感触は極上の物だ。モフモフとした感触であり、同時に滑らかさがある。ペニスを擦り付けると、ペニスから腰、背中へと快楽が走り上がり、悦楽の声を抑えられなくなる。俺は先走り汁で毛皮を汚しながら、ペニスを擦り付け続けた。
「ねえ、そろそろニンジンをこちらのお口に食べさせてよ」
テリーザは、ヴァギナに手を当てて開いて見せた。ピンク色の肉の間にある穴からは、透明な液が甘酸っぱい匂いを放ちながら湧き上がっている。
俺は毛皮の感触を惜しみながらも、ヴァギナにペニスを当てて暖かい肉を味わう。そのまま奥へと進めて、ペニス全体で肉の暖かさを味わおうとした。
テリーザは、歓喜の声を上げて跳ね上がった。テリーザは、そのまま腰を跳ね上がらせて俺の上で踊る。むき出しになった胸が、俺の目の前で激しく揺れる。
俺達六人は、淫液を垂れ流すお茶会を楽しんだ。
俺達は、セックスを小休止して茶を飲んでいた。茶とスコーンの香りの中に、精液と愛液の臭いが漂っている。俺達はこの臭いを嫌悪せず、楽しみながら嗅いでいた。
俺はセックスの後のけだるさの中で、今の生活の事を考えた。俺は、これほど楽しい生活が自分に出来るとは思っていなかった。頭はおかしいが愉快な人々と、毎日仕事とセックスに励む事が出来る。世界は、毎日飽きないように新しいものを作り出す。たぶん今の俺は幸せなのだろう。
ふと元いた世界の事を思い出す。俺は、幼いころから親に暴力で支配されていた。親の望む事を強要され、自分の希望は力で叩き潰された。そのおかげで俺は、学校では優等生だった。
優等生とは、馬鹿にされる存在だ。生徒からはもちろん、教師からも蔑まれる。俺を優等生に仕立て上げた親でさえも、俺を見下していた。俺にとっては、家庭も学校も監獄以下の所だ。
そして優等生は、社会では虐げられる存在だ。学校を出て勤めようとしても、優等生は使えないと決めつけられて就職出来なかった。やっと就職しても、すぐに追い出された。失業と転職を繰り返す俺を見て、親は俺の事をクズと罵った。
俺は、どこへ行くにもナイフを持ち歩くようになった。全ての人間が俺の敵に見えた。この世界に来なければ、俺は人を殺していたかもしれない。
前の世界での生活は、今でも俺に付きまとう。俺は楽しい生活をしていながら、ふと今の生活が間違っている気がする事がある。以前の俺の生活のせいで、今の俺の生活が間違いだと見えてしまうのだ。
前の生活が正しいなんて根拠は、どこにも無い。前の生活は、俺に勝手な価値観を押し付けた挙句に俺を虐げた。そんな糞みたいなものには、何の価値もない。
俺にとっては、今の生活の方が大事だ。たとえ世界が狂っていても、この世界の人々が狂っていても、俺が狂っていても俺には大事な物だ。
この世界は、俺が元いた世界で生きていけない者を呼び込む力があるのではないかと、俺は妄想する事がある。これは何の根拠のない妄想に過ぎないが、それでも楽しい妄想だ。
テリーザは、茶を飲みながら俺に体をすり寄せている。俺は、糞以下の世界に戻って糞以下の連中と生きるよりは、テリーザとこのいかれた世界で生きて行きたい。
黄色の空からピンク色の媚薬の雨が降った後、このオレンジ色の草原で様々な男女が交わりあっている。俺の目の前では、黒色と紫色で覆われたチェシャ猫と言う女が男に後ろから責め立てられている。しっぽを手でしごかれ、耳を舐め回されて泣きながら喘いでいる。
俺の下半身からは、水音と快楽が昇って来ていた。テリーザが、俺のペニスをしゃぶっているのだ。俺は傘をさして媚薬の雨を防いだが、テリーザは傘を放り出して飛び跳ねながら雨に当たっていた。そしてすっかり発情してしまい、こうして俺のペニスをしゃぶっているわけだ。
「ねえ、ねえ、そろそろニンジンをぶっこんで。後ろからぶっこんで」
テリーザは、四つん這いになって尻を振っていた。股からは、愛液がしたたり落ちている。
俺は、テリーザのピンクの毛で覆われた尻を掴むと「ニンジン」をぶち込んだ。
「すごいよ、この格好でやると動物みたいだよ!オスとメスの交尾だよ!」
テリーザは、歓喜の声を上げながら尻を振る。その姿は、獣よりもはしたない。
俺は、先端が狼の頭の形をしているバイブを取り出した。バイブにローションを塗ると、テリーザの尻の穴に埋め込んだ。テリーザの喜びの声を聴きながら、俺は「にんじん」とバイブを奥へと押し込む。
俺とテリーザは、こうやってセックスに励む毎日だ。仕事を通して、この世界の人々の間のセックスを盛り上げている。俺達は、新しい淫具を販売し、新しい企画を立てて人々を楽しませるつもりだ。もちろん俺達二人も楽しむのだ。
紫色の太陽が、集団セックスを見下ろしながら笑っている。俺は、太陽に笑い返しながらテリーザの子宮を突き上げた。
今俺の目の前には、黄色の空が広がりオレンジ色の草原が広がっている。先ほどまではピンク色の雨が降っていたが、今は晴れ上がって紫色の太陽がピンク色の雲から顔を出している。
念のために言うが、俺は薬をきめているわけではない。それどころか酒を一滴も飲まない状態で、目の前の情景の説明をしているのだ。ついでに言うと、俺は生まれてから一度も薬をきめた事は無い。酒は飲むが、アルコール中毒になるほど飲んだ覚えはない。
俺の周りからは、男と女の喘ぎ声と嬌声が聞こえる。先ほどのピンク色の雨は媚薬であり、浴びた者をセックス狂いに変える。俺の目の前でセックスの狂宴が繰り広げられているのだ。俺は、傘をさしていたから平気でいられた。
バニーガールのような恰好をした女が、男に挿入されたまま円を描くように振り回されている。猫の耳と尻尾を生やした女が、四つん這いになって男に犯されながら走り回っている。人前なのに恥ずかしがる様子は無く、むしろ見られて喜んでいる。この世界では当たり前の光景だ。
哄笑する太陽を見ながら、俺はこの世界に来た時の事を思い出していた。
俺は、二人の女を追いかけてこの世界に迷い込んだ。一人の女は、男が着るような三つ揃えのスーツを着ていた。それだけなら変わった格好をしている女としか思わなかったが、その女は頭にウサギの耳が付いていた。そのウサギの耳を生やした女は、ベストのポケットから懐中時計を取り出しながら走っていた。
その女の後ろを、エプロンドレスを着た金髪の少女が追いかけていた。少女の背中からは蝙蝠のような翼が生え、スカートからは尻尾がのぞいていた。
あまりにも異様な光景に、俺は思わず二人を追いかけてしまった。その後の事は良く分からない。前へ進んだのか、後ろに進んだのか、右へ曲がったのか、左に曲がったのか、上へ昇ったのか、下に落ちたのかさっぱり分からない。気が付いたら、廊下の様な所に立っていた。
薄暗い家の中をさんざん迷った後に外へ出てみると、明るくけばけばしい色彩で覆われた世界が広がっていた。ピンク色の空の下、水色の葉の木が生えて紫色の実がなっている。オレンジ色の斑点のある黄色いキノコが、そこら辺じゅうに突き出ている。そのキノコの大きさは様々だが、中にはかさの直径が五フィートある物も生えている。
俺は事態を把握する事が出来ず、馬鹿みたいに口を開けて立ち尽くしていた。
それから俺は、あちらこちらをさ迷い歩いた。具体的な地名は分からないので、あちらこちらとしか言えない。地名を聞いたが、「公爵夫人の鍋」だの「女王陛下のフィンガーボール」だの、何の意味があるのか分からない物ばかりだ。オークとか言う豚みたいな赤ん坊がガラガラを鳴らしている所が、なぜ「公爵夫人の鍋」なのだ?
俺はさ迷い歩きながら、体が大きくなったり小さくなる羽目になった。瓶に入ったジャムみたいな物を食べると、三十フィート位の大きさとなった。干しぶどうの乗ったケーキを食べると、五インチ位の大きさとなった。体が大きくなる事も訳が分からないが、服も破けずに大きくなる事も分からない。どういう原理になっているのだ?
だが、キノコに比べればマシかもしれない。キノコを食べたせいで、首が五十フィートも伸び、手足が伸び縮みを繰り返した。その挙句、ペニスが測る事も出来ないほど伸びたのだ。天にまで届く俺のペニスを見て、太陽が爆笑しやがった。
なぜお前は不用意に変な物を食べたのだと、言う人もいるかもしれない。俺も初めは食う気が無かったが、あまりにも腹が減って我慢できなかったのだ。餓死するくらいなら、変な物でも食べようと考えたのだ。
幸い体は元の大きさに戻ったから良いようなもの、戻らなかった時の事を考えると頭がふらつく。天まで届くペニスを抱えて生活するなど、考えただけで卒倒しそうだ。
体の変化ほどは目立たないが、俺の言葉と思考もおかしくなった。例えば、俺はフィートやインチと書いたが、俺が元いた所はメートルやセンチを長さの単位として使う。それがこの世界に来たらいつの間にか、俺は無意識の内にフィートやインチを使い始めた。
初めは、この世界に合わせる事を強制されたのかと思った。だが、この世界の他の奴はメートルやセンチを使う者もいれば、尺や寸を使っている奴もいる。この世界の基準が分からない。
言葉とも関係あるが、俺の頭もおかしくなった。例を挙げると、俺は計算が出来なくなった。数学は元から苦手だったが、いくらなんでも掛け算くらいは出来る。それが今では、掛け算をやると4×5=12などとやってしまう。そのくせ微積分の計算は出来るのだから、支離滅裂だ。
俺自身に起こった事も滅茶苦茶だが、この世界の住人達もまともじゃない。蝶ネクタイを付けたネズミが、天敵と宿命について歴史学的な講釈を垂れる。そうかと思うとアスコットタイを付けたイモムシが、偶然と必然について数学的な考察を教授して下さる。どちらも俺には意味不明な物だった。
世界が狂っているのか?俺が狂っているのか?俺には分からない。分からないまま彷徨い続けると、森の中の道で猫の耳と尻尾を付けた女に出会った。
その猫の特徴をした女は、黒と紫の色彩に覆われていた。髪は半分が黒色で、半分が紫色だ。耳を覆う毛も、片方が黒色で片方が紫色をしている。着ている服は、胸の谷間が見える裾の短い紫色の服であり、所々に黒いリボンが付いている。履いているタイツは、黒と紫のダイヤの柄だ。その女は、口の両端を釣り上げて笑っていた。
俺がその女に道を尋ねると、その女はにやけたまま答えた。
「それは、あんたがどこへ行きたいかによるね」
今歩いている道はどこへ通じているのか聞いているのだと言うと、相変わらず人を食ったような笑いを浮かべたまま猫女は答える。
「それもあんた次第だねえ。行きつく所はあんたの行くべき所だねえ」
俺は、それ以上相手にせずに道を進んだ。この世界に来て以来、他人とまともな会話が成立したためしがない。
「まあ、お茶会でも楽しめばいいさ」
俺は、猫女を無視してそのまま進んだ。
道を抜けた先に、開けた所があった。周りの木や草は緑色であり、おかしな建造物は建っていない。だが、空の色はオレンジから紫、ピンクと目まぐるしく変わっている。その落ち着きの無い空の下で、三人の女がお茶会を楽しんでいた。
一人は、緑色の燕尾服を着て同色のシルクハットをかぶった女だ。中性的な顔立ちをしているため男と間違えそうだが、胸のふくらみから女だと分かる。服からだろうか、それとも体からだろうか、何本かの茶色のキノコを生やしている。そのキノコ女は、ダイヤやスペード、ハート、クラブの縫い取りのあるシルクハットを時折直しながら、静かにお茶を飲んでいた。
一人は、ネズミの耳のついた少女だ。トランプのカードの模様のついたピンク色のパジャマをはだけて着ており、白い下着が見えている。チーズの形のクッションを抱えながら、うつらうつらとしている。時折クッキーを口に運ぶが、食べている最中に寝てしまいこぼす事が多い。
最後の一人は、ウサギの耳の付いた女だ。ピンク色の髪から、赤紫色の長い耳を生やしている。着ている服は赤紫色のバニーガール用のスーツであり、胸についた緑色の蝶ネクタイにはニンジンが付いている。足は、髪と同じピンク色の柔らかそうな体毛で覆われている。このウサギ女は、俺を熱心に見ていた。
「やあ、良かったら君もお茶会に参加しないかね?」
シルクハットをかぶった女は、涼やかな声で俺を誘った。
俺は、喉を渇いていた事もあり喜んで参加した。異様な風体の者とお茶をするなど危険だと思うかもしれないが、この程度の格好の者ならばこの世界にはいくらでもいる。第一、訳の分からない目には十分に遭ってしまい、すでに慣れている。俺は、モザイク模様の白いテーブルの前にある紫色の椅子に座った。
俺は勧められるまま、男女の性交の姿が浮き彫りされたカップに注がれた茶を口に含む。俺は、危うくむせ返りそうになった。アプリコットティーに砂糖大匙五杯入れて、カップの三分の一の量のブランデーを混ぜ合わせた様な、甘ったるく酔いそうな味がしたのだ。俺はゆっくりとカップをテーブルに置いて、口の中の物を吐き出さないように努力した。
口の中に残る茶の味を気にしながら、俺は三人と会話をすることにした。俺の主な話し相手は、ピンクのウサギ女だ。名はテリーザと言い、マーチヘアと言う種族だそうだ。かわいらしい顔をしており、表情の良く動く女だ。テリーザは、身振りを交えながら盛んに俺に話しかけて来た。
話しかけてくれるのはうれしいのだが、困ったことにテリーザの話す内容は卑猥な事ばかりだ。空を見上げて今日は絶好の青姦日和だと言ったかと思うと、草の上に寝転がってセックスをする場合はどの体位が良いかを論じ始める。それをむき出しになった胸の谷間を揺すりながら、舌で唇を舐め回しながら言うのだ。こちらとしては、落ち着かない気分になる。
マッドハッターと言う種族のシルクハットの女は、紅茶を飲みながら微笑んで話を聞いている。ドーマウスと言う種族のネズミ女は、相変わらず居眠りをしている。二人とも、テリーザの卑猥な話に動じている様子は無い。
俺は、次第に動悸が激しくなる。体が熱くなるのが分かり、顔に汗が滲み始める。視界が揺らぎ、定まらない。俺は、先ほど飲んだ茶の事を思い出す。あれのせいで体がおかしくなっているのか?
俺は席を立ち、気分が悪いから失礼する事を詫びながら告げる。だが、テリーザは俺の所によって来て、「介抱してほしいのね」と言い出す。迷惑をかけるつもりは無いと俺が言うと、「一緒にいると楽しいから構わないよね」とテリーザは俺の体を支える。
テリーザは、柔らかい胸を俺の腕に押し付けて来る。俺の手と腰は熱を帯び、力が入り始める。テリーザの髪からは甘い匂いがして、俺の鼻をくすぐる。長い耳が俺の顔を愛撫する。
ふと辺りを見ると、ピンク色の霧が立ち込めていた。ピンク色の霧は光を放って、俺とテリーザを照らす。霧は渦を巻いて俺達を取り囲む。
「さあ、介抱してあげるからね」
テリーザは、上気した顔で目を輝かせながら言った。
テリーザは俺を草の上に座らせると、キスをしながら俺の体を愛撫しだした。テリーザの口の中は、アプリコットのような甘い味と匂いがする。テリーザの柔らかい愛撫で、俺の体はどんどん熱を帯びて行く。
テリーザは、笑いながら俺の股間を撫で回し始めた。俺の股間は、先ほどから怒張してズボンを押し上げている。テリーザは俺のズボンを脱がし、下着も引き下ろす。俺のペニスは、震えながらそそり立っている。テリーザは自分の右手の指にキスをして、その指で俺のペニスをさすり始める。俺のペニスは、指の暖かさに喜んで力がどんどん入り続けた。
「ニンジンがこんなに元気になっているよ。おいしそうな匂いがするね」
テリーザは俺の股間に顔を埋め、臭いを嗅いだり舌なめずりをしている。そして俺のペニスに繰り返しキスを浴びせた。指よりも柔らかく温かいものが、何度も俺のペニスに押し付けられる。
「大きな大きなニンジンちゃん、真っ赤な真っ赤なニンジンちゃん」
テリーザは笑顔でペニスに話しかけると、愛おしげに頬ずりを始めた。右頬で、左頬であきずに頬ずりを続ける。顔が先走り汁で汚れても止めようとしない。
俺は、気持ちの良さと淫らな光景に呻きを抑えられない。耐えられずにペニスを突き出し、テリーザの顔を嬲ってしまう。
テリーザは俺に舌を見せ付けると、ペニスに舌を這わせ始めた。亀頭やくびれ、竿、それに玉袋に唾液を塗り付ける様に舐め回す。テリーザは俺のペニスを口に含み、唇でしごきながら舌で愛撫する。まるで好物の食べ物の様に、口の中で咀嚼するようにしゃぶり上げた。
激しさとねちっこさの合わさったフェラチオに俺は耐えられず、出そうだと呻きながら言う。
「いいよ、いいよ。いっぱい濃いミルクを出してね」
テリーザの言葉を聞いて、俺は口の中に精液をぶちまけた。腰の奥から力と熱が沸き上がり、精液を放出し続ける。腰から頭のてっぺんに快楽が駆けあがり、俺は声を抑えられない。
テリーザは、頬を膨らませて精液を受け止めていた。まるで草や野菜を口の中に押し込むウサギのようだ。精液の放出が止まると、テリーザはゆっくりとペニスから口を離す。テリーザの頬が震えて、濁った水音が響き始める。テリーザは、精液でうがいをしているのだ。
しつこいくらいに水音を響かせた後、テリーザは笑いながら口を開けた。口の中では粘っこい白濁液が泡立っており、開いた口からは生々しい臭いが漂ってくる。テリーザは、舌をうごめかしながら泡立った汚液を見せ付ける。口からこぼれそうになると、指ですくって口の中に戻す。散々舌の上で白濁液を転がして見せ付けた後、テリーザは喉を鳴らして液を飲み込んだ。
テリーザの粘着質な痴態を見て、俺のペニスは早くも回復しかけた。テリーザは繰り返し舌なめずりをした後、俺の半立ちのペニスをしゃぶりだす。ペニスの隅々まで丁寧に舌を這わせて、残っている精液を舐め取る。完全に回復したペニスを見ると、テリーザは微笑みながら顔を上げた。
「今度はこっちのお口でニンジンを食べたいな」
テリーザはバニースーツの裾をはだけ、ピンク色のヴァギナをむき出しにした。ヴァギナからは透明な液があふれており、ヴァギナを光らせている。甘酸っぱい匂いが、俺の鼻まで届く。
俺は、ペニスをヴァギナへ押し当ててこすり始めた。テリーザも、俺に合わせて腰を揺すり動かす。俺は、腰を前に突き出してヴァギナの中へとペニスを埋め込んだ。
テリーザは、入れるたびに歓喜の声を上げた。俺の腰の上に乗ると、上下に跳ね上がるように腰を動かす。跳ね上がるたびに、胸元の人参と長い耳が揺れる。テリーザの目は情欲で異様なほど輝き、目の中にハートマークが見えそうな気がする。口からは、恥ずかしげもなくよだれをたらし続けていた。
「ニンジン美味しいよ、美味しいよ!ニンジン美味しいよ、美味しいよ!」
テリーザは、同じ言葉を繰り返しながら歓喜の声を上げている。発情してゆがんだテリーザの顔は、みっともない物だが俺を欲情させた。
俺は、テリーザの口に吸いついた。テリーザの口は、俺の精液の臭いがする上に苦い味がする。だが、俺は構わずにテリーザの口を吸い続ける。俺の動きに盛んに応えるテリーザの舌に、俺の舌を絡ませた。俺は顔を動かし、テリーザの胸に顔を埋める。テリーザの胸元をはだけさせて、素肌の柔らかさを堪能する。テリーザの胸からは、香水と汗の混じった甘い匂いがした。
俺は腰の動きを速め、テリーザの奥を突いた。テリーザの腰は俺に合わせて動き、俺はその動きを楽しみながら腰を動かす。俺とテリーザの腰の間からは、激しい水音がリズミカルに響き続ける。俺は顔を上げて、テリーザのウサギの耳を唇で嬲りながら腰を動かした。
俺は、限界を迎えてテリーザにそれを告げた。
「出して、出して、ミルクを中出しして!子宮をミルクまみれにして!」
俺は、テリーザの求めに応えて精液をぶちまけた。テリーザが叫び声を上げるのを聞きながら、俺はテリーザの中を汚し続ける。淫乱ウサギの子宮を、俺の精液で染めたいのだ。俺は、欲望のままに精液をぶちまけ続けた。
俺達は汗で濡れながら、お互いを抱きしめ合い続ける。テリーザは俺の顔を覗き込みながら、目を輝かせて言葉を発した。
「もっとしよう、もっとしよう!まだまだ出来るよね、出来るよね!」
俺は、テリーザの目の中にハートマークが浮かんでいるような気がした。
俺は、それから何度もテリーザとやった。何度やったかは覚えていない。様々な体位を二人で試しているうちに数を忘れてしまった。正常位、騎乗位、対面座位、背面座位、バック、立ちバック、駅弁、帆掛け船、その他諸々だ。俺が精を放って萎えると、テリーザは汚れたペニスをしゃぶって回復させた。フェラだけではなく、パイズリや腋コキ、顔ズリ、尻コキなどをして俺のペニスを立たせた。
俺とテリーザがやっている内に、ピンク色の霧が晴れて俺たちの姿はむき出しとなった。だが俺達は、かまわずにセックスを続けた。マッドハッターは、茶を飲みながら面白そうに俺達を眺める。ドーマウスは時折目を覚まして俺達を見たと思ったら、すぐさま居眠りを始める。二人とも、俺達の痴態を見ても驚いてはいなかった。
俺とテリーザは散々やりまくった後に、服を直してお茶会に戻った。体を洗う場所は無く、体を拭く布も無いため、汚れた姿でお茶会を再開したのだ。俺とテリーザは、精液や愛液、汗、唾液で汚れてひどい臭いがする。だがマッドハッターもドーマウスも、気にした様子は無い。
「あなた、旦那様、ご主人様、パートナー、つれ合い、亭主、おチンポ様」
テリーザは、俺に寄り添いながら俺の事を夫扱いする。出会ったその日の内に夫扱いだ。
だが俺は、悪い気がしないどころか面白い事になったと考えていた。俺は、この世界が気に入り始めていたのだ。狂った世界だが、元いた世界よりはるかに面白い世界だ。この世界に住み着くことは魅力的な事だと考えていた。しかも淫乱な美女ウサギとくっつくのは、魅力的な事に思えた。こう考えているのは、俺が狂ってしまったせいかもしれないが。
俺はテリーザに、俺のチンポ妻になるかと聞いた。
「なるよ、なるよ、あなたのチンポ妻になるよ!」
テリーザは、恥ずかしげもなく大声で言った。
これを聞くと、マッドハッターは各々のカップにブランデーを注いだ。
「新たな淫乱夫婦の誕生に乾杯」
マッドハッターの音頭と共に、俺達は乾杯をしてブランデーを飲んだ。
俺は、テリーザの家で一緒に暮らす事にした。テリーザの家は、お茶会のあった場所から少し離れた街に有る。テリーザの家は、黄色の屋根にピンク色の壁の家でありドアはオレンジ色で窓は紫色だ。周りの家もやたらと明るい色をしているため、この街を見ていると目がチカチカする。
家の中はピンク色と赤色の縞模様であり、部屋によって縦縞だったり横縞だったりする。俺とテリーザの寝室は、渦を巻くような縞模様であるため目が回りそうになる。そこへ、オレンジ色や黄色、紫色の家具を置くものだから落ち着く事は出来ない。例えば、ベットはオレンジ色の地に紫色の水玉模様で、シーツと毛布は黄色と紫色のマーブル模様だ。その上壁や天井は、鏡張りになっている所が多い。俺とテリーザは、こういう所で毎日セックスに励んでいる。回るベットの上でピンク色の照明の光の下、天井や壁の鏡に映し出されながら、様々な性技に挑んでいるのだ。
もちろんセックスばかりしていたら生活は出来ない。テリーザは仕事を持っており、俺はその手伝いをすることになった。テリーザの仕事は、淫具の販売や卑猥なイベントの企画だ。テリーザの家は、淫具を販売する店が付いている。その店の中には、様々な淫具が置かれている。ローター、バイブ、アナルパール、ディルドー、ギャグボール、首輪、手枷、足枷、拘束衣、鎖、ロープ、三角木馬、ロウソク、鞭、毛箒、浣腸器、スケベ椅子、くぐり椅子、ローションなど様々な物がある。
バイブを例に挙げると、一口にバイブと言っても色々な物がある。色だけ挙げても、赤、ピンク、紫、オレンジ、黄、ベージュ、金、銀、黒、青、水色、緑と様々な物がある。単色だけではなく、複数の色が混ざった者もある。赤と黒の縞模様、オレンジ色の地に紫色の水玉模様、黄色と水色のマーブル模様の物などが有る。
バイブの形も様々な物がある。単純にペニスの形をした物もあれば、犬や猫、熊の頭の形をした物も有る。渦を巻くようにねじれた形をする物もあれば、丸いイボが所々に付いた物もある。亀頭やくびれ、裏筋が克明に再現された物もある。
俺とテリーザは、これらの商品の仕入れ、管理、販売、会計などを協力して行っている。テリーザは馬鹿に見えるが、淫猥な事が絡むと優れた手腕を発揮するのだ。俺は、テリーザから様々な事を教わる事が出来た。
テリーザの企画する催し物も面白い。例えば、テリーザは舞踏会を企画する事が多く、この舞踏会がこの世界独特のおかしなものだ。舞踏会に参加する人々の衣装は様々であり、統一性が無い。タキシードにドレスの者もいれば、毛皮と絹が混ざり合った民族衣装の様な服を着る者、皮の拘束衣を着る者、男なのにやたらとフリルのついた服を着る者、バニースーツを着る男、裸の体に染料で卑猥な絵を描いている者などがいる。
参加者は、それらの多彩な服を着てパートナーと交わりながら踊るのだ。踊り方も、パートナーを交わりながら振り回す者、飛び跳ねながら交わり踊る者、宙に浮きながら腰を振り踊る者などがいる。中には、バイブや火の付いたロウソクを尻の穴に挿入しながら踊る者もいる。踊りの参加者達は、媚薬入りのワインやブランデーを飲みながら踊り、交わるのだ。
俺は、この仕事を楽しんでいる。前居た世界での仕事よりもはるかに楽しい。テリーザの仕事を手伝うようになって、俺は初めて仕事をして楽しいと思うようになった。
俺とテリーザは、マッドハッターとドーマウスとお茶会を開くことが多い。お茶会では決まってセックスを見せ合う。
マッドハッターの名はウィルマと言い、俺とテリーザが夫婦になる前からパートナーがいる。俺がテリーザと結ばれたお茶会では、パートナーは所用があり参加しなかった。ウィルマは、今日はパートナーと一緒に対面座位で交わりあっている。ウィルマは裸だが、シルクハットだけは被っている。
ドーマウスの名はポーラと言い、最近パートナーが出来た。相変わらず眠りながら、パートナーに抱かれている。眠りながらも発情していて顔が赤い。
俺は、テリーザの耳にペニスを擦り付けていた。テリーザの耳は内側がすべすべしており、外側は毛で覆われていて柔らかい。ペニスを擦り付けると、微妙な感触を得られる。テリーザは、俺に耳を嬲られると面白そうな顔で見ている。
俺は耳を嬲ることを止めると、今度は右足をペニスで味わった。テリーザ達マーチヘアは、足がピンク色の毛で覆われている。この毛皮の感触は極上の物だ。モフモフとした感触であり、同時に滑らかさがある。ペニスを擦り付けると、ペニスから腰、背中へと快楽が走り上がり、悦楽の声を抑えられなくなる。俺は先走り汁で毛皮を汚しながら、ペニスを擦り付け続けた。
「ねえ、そろそろニンジンをこちらのお口に食べさせてよ」
テリーザは、ヴァギナに手を当てて開いて見せた。ピンク色の肉の間にある穴からは、透明な液が甘酸っぱい匂いを放ちながら湧き上がっている。
俺は毛皮の感触を惜しみながらも、ヴァギナにペニスを当てて暖かい肉を味わう。そのまま奥へと進めて、ペニス全体で肉の暖かさを味わおうとした。
テリーザは、歓喜の声を上げて跳ね上がった。テリーザは、そのまま腰を跳ね上がらせて俺の上で踊る。むき出しになった胸が、俺の目の前で激しく揺れる。
俺達六人は、淫液を垂れ流すお茶会を楽しんだ。
俺達は、セックスを小休止して茶を飲んでいた。茶とスコーンの香りの中に、精液と愛液の臭いが漂っている。俺達はこの臭いを嫌悪せず、楽しみながら嗅いでいた。
俺はセックスの後のけだるさの中で、今の生活の事を考えた。俺は、これほど楽しい生活が自分に出来るとは思っていなかった。頭はおかしいが愉快な人々と、毎日仕事とセックスに励む事が出来る。世界は、毎日飽きないように新しいものを作り出す。たぶん今の俺は幸せなのだろう。
ふと元いた世界の事を思い出す。俺は、幼いころから親に暴力で支配されていた。親の望む事を強要され、自分の希望は力で叩き潰された。そのおかげで俺は、学校では優等生だった。
優等生とは、馬鹿にされる存在だ。生徒からはもちろん、教師からも蔑まれる。俺を優等生に仕立て上げた親でさえも、俺を見下していた。俺にとっては、家庭も学校も監獄以下の所だ。
そして優等生は、社会では虐げられる存在だ。学校を出て勤めようとしても、優等生は使えないと決めつけられて就職出来なかった。やっと就職しても、すぐに追い出された。失業と転職を繰り返す俺を見て、親は俺の事をクズと罵った。
俺は、どこへ行くにもナイフを持ち歩くようになった。全ての人間が俺の敵に見えた。この世界に来なければ、俺は人を殺していたかもしれない。
前の世界での生活は、今でも俺に付きまとう。俺は楽しい生活をしていながら、ふと今の生活が間違っている気がする事がある。以前の俺の生活のせいで、今の俺の生活が間違いだと見えてしまうのだ。
前の生活が正しいなんて根拠は、どこにも無い。前の生活は、俺に勝手な価値観を押し付けた挙句に俺を虐げた。そんな糞みたいなものには、何の価値もない。
俺にとっては、今の生活の方が大事だ。たとえ世界が狂っていても、この世界の人々が狂っていても、俺が狂っていても俺には大事な物だ。
この世界は、俺が元いた世界で生きていけない者を呼び込む力があるのではないかと、俺は妄想する事がある。これは何の根拠のない妄想に過ぎないが、それでも楽しい妄想だ。
テリーザは、茶を飲みながら俺に体をすり寄せている。俺は、糞以下の世界に戻って糞以下の連中と生きるよりは、テリーザとこのいかれた世界で生きて行きたい。
黄色の空からピンク色の媚薬の雨が降った後、このオレンジ色の草原で様々な男女が交わりあっている。俺の目の前では、黒色と紫色で覆われたチェシャ猫と言う女が男に後ろから責め立てられている。しっぽを手でしごかれ、耳を舐め回されて泣きながら喘いでいる。
俺の下半身からは、水音と快楽が昇って来ていた。テリーザが、俺のペニスをしゃぶっているのだ。俺は傘をさして媚薬の雨を防いだが、テリーザは傘を放り出して飛び跳ねながら雨に当たっていた。そしてすっかり発情してしまい、こうして俺のペニスをしゃぶっているわけだ。
「ねえ、ねえ、そろそろニンジンをぶっこんで。後ろからぶっこんで」
テリーザは、四つん這いになって尻を振っていた。股からは、愛液がしたたり落ちている。
俺は、テリーザのピンクの毛で覆われた尻を掴むと「ニンジン」をぶち込んだ。
「すごいよ、この格好でやると動物みたいだよ!オスとメスの交尾だよ!」
テリーザは、歓喜の声を上げながら尻を振る。その姿は、獣よりもはしたない。
俺は、先端が狼の頭の形をしているバイブを取り出した。バイブにローションを塗ると、テリーザの尻の穴に埋め込んだ。テリーザの喜びの声を聴きながら、俺は「にんじん」とバイブを奥へと押し込む。
俺とテリーザは、こうやってセックスに励む毎日だ。仕事を通して、この世界の人々の間のセックスを盛り上げている。俺達は、新しい淫具を販売し、新しい企画を立てて人々を楽しませるつもりだ。もちろん俺達二人も楽しむのだ。
紫色の太陽が、集団セックスを見下ろしながら笑っている。俺は、太陽に笑い返しながらテリーザの子宮を突き上げた。
14/10/11 00:37更新 / 鬼畜軍曹