読切小説
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ハイオークは少年の肉奴隷
 モニカは、畑の中を通る道で馬車を進めていた。領主であるアガタが領内の見回りをするのに、付き従っているのだ。アガタは、馬車の中でふんぞり返りながら畑を見回している。
 畑では、農民たちが麦の種を植えていた。みな忙しそうに働いている。だが時折、馬車の方を見ていた。その度に、モニカの顔は赤くなってしまう。
 彼女たちが乗る馬車は尋常では無かった。白く塗られた馬車は、金でふんだんに装飾してある。それは華麗を通り越して悪趣味なほどだ。馬車を引くのは白馬であり、その馬も金で装飾されている。田舎道でこんな馬車を走らせたら、正気を疑われるだろう。
 アガタのそば仕えにして御者であるモニカの格好も、まともでは無かった。彼女は、革とベルトで出来た「鎧」を着ている。鎧と言っても、露出度が高すぎて防御の役には立たないものだ。伝統的なオークの格好だからという理由で、アガタに着ることを強要されているのだ。しかも、その上に赤いマントを羽織っている。これもアガタの命令だ。
 モニカは、羞恥を煽る遊びをさせられている気持だった。残念ながら彼女は、このような遊びで性的興奮を得る性質ではない。顔を赤らめているオークは、うつむきながら馬車を操っていた。
「今日は良い天気だ。気持ちが良い」
 モニカの主君であるハイオークは、満足そうに言い放った。

「止めよ!」
 アガタが大声で命令した。モニカは、手綱を引いて馬車を止める。彼女は、何事かと思い後ろを振り返る。
「あれを見よ」
 モニカは、アガタの指さす方を見た。そこにはオークの木がある。ハイオークであるアガタの領内では、オークの木が数多く植えられている。自分にふさわしい木だという理由で、アガタは植えることを命令しているのだ。その木に1人の人間の少年が登っている。
「他の者が真面目に仕事をしているのに、遊んでいるとはけしからん」
 それはあなたのことでしょう、と言いそうになる。だがモニカは、かろうじて言葉を飲みこむ。
「子供ですから、遊んでいるのでしょう」
「子供でも働くことが、我が領内の決まりだ。怠け者にはお仕置きをする必要がある」
 そう言い放つと、アガタは馬車から飛び降りた。アガタは、ふんぞり返りながら体を日に晒す。彼女は、大柄な体をしており、豊かな胸が目立ち肉付きが良い。褐色の肌は健康そうであり、彼女の筋肉を際立たせている。肉感的な顔は整っており、傲然とした表情が似合っている。彼女の豊かな銀髪の下から、黄色い瞳が強い光を放っている。これだけならば、領主にふさわしいかもしれない。
 だが、その格好は領主とは思えない物だ。黒革と猪の毛皮、そして猪の骨で出来た服を着ている。しかも、肌のほとんどを露出させている。頭には、猪の頭蓋骨を兜のように乗せているのだ。そして目が悪くないのに、左目には黒い眼帯を付けている。アガタによると、これらの格好はハイオークの伝統的な格好なのだそうだ。その格好で、金糸を刺繍した紫のマントを羽織っている。
 モニカは、アガタから目をそらした。いつ見ても恥ずかしい格好だ。アガタは諸侯の1人であり、皇帝に謁見することが出来る。彼女は、この格好で皇帝に謁見するのだ。そのお付として、モニカも宮廷に出た。露出度の高い「鎧」を付けてだ。モニカが泣きそうになったのは、1度や2度ではない。
 アガタは、少年が登っている木にズカズカと歩いて行った。彼女の獣毛の生えた耳は震え、尻尾は左右に揺れている。木の下に着くと大音声を上げる。
「怠け者よ、降りて来い!他の者が働いているのに不届きな奴だ!仕置きしてくれる!」
 少年は体を震わせた。そのまま木にしがみつく。
「貴様、領主である私の命令に従わぬか!早く降りて来い!降りろ!」
 アガタはわめき散らすが、少年は木にしがみついている。
「アガタさま、あの子は怯えていますよ。もっと優しく声をかけた方がよろしいですよ」
 だがアガタは、臣下の者の話を聞かない。後ろに10歩ほど下がると、前かがみになる。そして木に突っ込んで体当たりをした。派手な音をして木が揺れる。少年は悲鳴を上げる。
「おやめ下さい!あの子が落ちてしまいます!」
「バカか?落とすためにやっているのだ!」
「落ちたら、ただではすみませんよ!」
 アガタは、モニカを突き飛ばした。そして再び木に体当たりをする。
 少年は、木から手を離してしまった。彼は落ちてしまう。少年の体は、アガタの真上に落ちる。
「フギャッ!」
 アガタは、猫が踏みつけられたような声を上げた。彼女は、そのまま伸びてしまう。少年も目を回している。
 モニカは、ため息をつきながら見つめていた。

 モニカは、まず少年の方を見た。アガタは後回しだ。少年は目を回しているが、外傷は無い。頭も打っていないようだ。モニカは安心する。
「君、話は出来る?」
 モニカは、何度か話しかけた。少年は、ぼんやりとした顔をする。「はい」と、力の入っていない声で返答した。モニカは、少年を寝せて休ませる。
 次はアガタだ。モニカは、こちらは心配していない。丈夫なことだけが取り柄のハイオークだ。モニカは、主君を乱暴に揺すり、両の頬をくり返し平手で叩く。
「アガタさま、さっさと起きて下さい。仕事がたまっているんですから、こんな所で寝ないで下さい」
 う〜んとうなりながら、アガタは起き上がった。少し目を回しているが、特に異常はない。「元々、異常だからね」モニカは心の中でそう言う。
 アガタは、焦点の合わない目で辺りを見回していた。だが、少年が視界に入ると、その目は焦点が合う。そしてモニカを押しのけて、少年に駆け寄った。
 アガタの目は輝いていた。鼻息も荒く、顔は上気している。領主であるハイオークは、少年の足にすがり付いた。
「我が主よ!」
 アガタは、吠えるような声で言った。
 モニカはあわてた。頭を強く打ったので、おかしくなった!いや、元からおかしい。それが、ますますおかしくなったんだ!モニカの思念は混乱する。
 少年もあわてていた。領主であるアガタが、領民である自分の足にすがり付き、「主」と呼んでいるのだ。彼は、何とか話そうとするが、意味の無い言葉が出るばかりだ。
「ア、アガタさま、正気ですか?頭を打ち過ぎたのですね。さあ、お城に帰りましょう。ミルクを飲んで寝ましょうね」
 モニカは、それ以上言葉を続けることは出来なかった。アガタに右手の平を顔面に叩きつけられ、後ろにひっくり返ってしまった。
「我が主よ、あなたは私を倒した。つまり、あなたは私の主だ。私は、あなたにお仕えしよう。私はあなたの僕、いや、奴隷だ!いや、肉奴隷になって差し上げよう!」
 アガタは、少年の足にすがり付きながら吠え続けた。少年は、震えながらハイオークを見下ろしていた。

 アガタは、ハイノという名の少年を自分の城に連れて帰った。モニカは止めようとしたが、アガタは聞き入れない。少年も嫌がった。だが、アガタは少年を抱き上げて、馬車の中に乗せてしまった。そのまま城へ連れてきたのだ。
 アガタの城は、石造りの頑丈な物だ。アガタの祖母が建てた物であり、質実剛健な祖母の性格を表した城だ。だが、派手好きのアガタは、この城が不満である。彼女は、白い花崗岩を用いた城を新たに造ろうとしたが、予算が無くて断念した。仕方が無くて、城の内装を派手にした。
 アガタとハイノ、そしてモニカは城の広間の1つにいた。城主とその家族、客人などが食事をする広間だ。壁は、白い花崗岩で出来ている。その壁には、赤、紫、黄の鮮やかなタペストリーが所狭しとかけられている。床はモザイク造りとなっており、熊の毛皮が所々に敷かれている。金の燭台が並べられ、食卓を照らしている。食卓は白大理石で出来ており、過剰なほど彫刻されている。そこでアガタは、ハイノに食事をふるまっていた。
 香辛料で味付けされた牛のシチューやソースに漬けられた鴨、蜂蜜入りの牛乳に鵞鳥の肝臓を漬けた物などが出された。ハイノが食べたことが無い料理ばかりだ。しかも料理は、銀の食器に盛られている。彼は、初めはおずおずとして手を付けなかった。だが、アガタに進められて食べ始めた。それからは、彼は夢中になって食べていた。その彼を眺めながら、アガタは鴨を手づかみで食べている。
 モニカは、給仕をしながら内心ため息をついていた。アガタは、気まぐれを起こしているだけだろう。少しすれば、ハイノを解放するだろう。ハイノを本気で主と見なしているわけでは無いだろう。内密に済ませれば、大した害は無いはずだ。
 そう考えて、モニカは自分を慰めた。

 モニカの楽観的な見方は、早くも消えそうになった。食事が済んでしばらくすると、アガタはハイノを自分の寝所に連れて行ったのだ。しかもモニカまで連行された。
「なぜ、私までアガタさまの寝所へ行かなくてはならないのですか?」
「もちろん、お前も主にご奉仕しなくてはならないからだ。お前も主の肉奴隷だからな」
 アガタは平然と言い放つ。
「お、お断りしますよ!私は肉奴隷ではありません!アガタさまだけ肉奴隷になってください!」
「オークの主はハイオーク。そのハイオークはハイノさまの肉奴隷だ。したがって、オークであるお前もハイノさまの肉奴隷だ。こんな簡単なことが分からんのか?第一、お前には男がいないだろ。だったら、何も問題は無い」
「アガタさま、お暇を頂きます!もう、アガタさまと私は無関係です!」
 モニカは逃げようとするが、アガタに首筋をしっかりとつかまれている。
 アガタは、ハイノを右腕に抱き、モニカを左手で引きずる。そして寝所へと大股で歩いて行った。

 アガタの寝所は、主の趣味を表していた。寝所には壁画が描かれている。魔物と人間の戦いを描いた物であり、魔物は勝ち人間を犯している。床はモザイク造りであり、やたらと派手な幾何学模様が描かれている。男女の交わりを描いた白大理石の彫像が置かれ、所々に金の装飾品が飾られている。寝台には、豹や虎の毛皮が敷かれている。この室内を、金の燭台が照らしていた。
「さあ、主よ。私が、この体でたっぷりとご奉仕して差し上げますぞ」
 アガタは、自分の服を素早く脱ぎ捨て、部屋中に放り投げた。彼女の股を辛うじて隠していた黒革の服は、モニカの顔に叩きつけられる。オークの鼻は、人間よりも臭いに敏感だ。モニカは、床を転げ回って悶絶する。
 アガタは、裸体を露わにしていた。ハイオークは、猪の特徴を持つ魔物娘だ。大柄で筋肉質な上に、肉付きが良い。獣毛の生えた耳を持ち、獣毛の生えた細い尻尾を持つ。褐色の肌をしていることから、「黒豚」呼ばわりされることもある。だが、「黒豚」呼ばわりは、ハイオークの体の官能的な魅力を表しているかもしれない。アガタは、それらのハイオークの特徴を備えた体をしているのだ。
「アガタさま、ご奉仕する前にお風呂に入りましょうよ」
 アガタの股の臭いをかいでしまったモニカは、泣きそうな声で言った。
「きれいな体のハイノさまに、ご奉仕した方がいいじゃないですか。ハイノさまも、清潔な体のアガタさまの方が喜びますよ」
 モニカはそう言うと、ハイノに尋ねる。
「ハイノさまは、何日前にお風呂に入ったのですか?」
「あ、えーと、3日前です」
 そんなものだろうなと、モニカは思った。自宅に風呂を持っている者は、貴族や豊かな商人くらいだ。アガタの領内の村々は、公衆浴場がある。だが、公衆浴場は毎日開くわけでは無い。平凡な農民の子であるハイノは、毎日風呂に入ることは出来ないのだ。
 モニカは、城の浴場に入ることが出来る。だが、入ったのは2日前だ。そろそろ風呂に入った方が良いと、モニカは考えている。
 だが、アガタは一蹴する。
「バカ者!臭いをかぎ合うことが、性の交わりの醍醐味ではないか。私は主の臭いをかぎ、主には私の臭いをかいで頂きたいのだ」
「それは、アガタさまの趣味でしょ!ハイノさまや私を巻き込まないで下さい!」
 モニカは、アガタから離れようとした。ハイオークは独特の濃い体臭がする。アガタの臭いは、モニカの鼻に侵入してくる。
「アガタさまは、何日前にお風呂に入りましたか?」
「5日前だ」
「今すぐ、お風呂に入りましょう!お願いしますから!」
 モニカは、悲鳴のような声を上げた。5日も風呂に入っていない女と一緒に、性の奉仕をしたくはない。
「私は、週に1度しか風呂には入らん。毎日風呂に入る者は、軟弱だ。それに私は、濃い体臭が好きなのだ」
 アガタは、胸を反らして言い放つ。
「そんなことで威張らないで下さい!」
「黙れ!お前たちも脱げ!臭いをかがせろ!」
 モニカとハイノは、アガタに服をむしり取られてしまった。

 アガタは、ハイノに口付けをした。ただの口付けでは無い。舌をもぐり込ませて舐め回した後、舌ごと吸い上げるのだ。ハイノはもがくが、アガタはかまわすに吸い続ける。そしてアガタは、ハイノの顔を舐め回した。ひたいを舐め、頬を吸い、鼻に口付け、耳をしゃぶる。ご奉仕というよりは貪っている。
 ハイオークは、さらに少年を貪り続けた。胸を舐め回し、乳首を吸い上げる。そして右腋に鼻を押し付けて匂いをかぐ。それが済んだら、音を立てて腋を舐め回す。少年は、くすぐったくてもだえる。だがハイオークは、少年を押さえつけて貪り続ける。
「ああ、少年の甘酸っぱい匂い、そして味!我が主よ、あなたの体は素晴らしい!」
 ハイオークは、オーク同様に匂いに敏感だ。少年の匂いを存分に貪っている。
 アガタは、自分の胸をハイノに押し付けた。彼の顔は、弾力のある胸にうずまってしまう。ハイオークは、自分の胸の谷間の匂いを少年に存分に嗅がせる。少年は、呼吸をしようとして息を荒くする。その動作は、ハイオークをさらに喜ばせる。
「どうだ、我が主よ。私の胸は柔らかいだろ?5日間熟成した胸の谷間の匂いは、たまらないだろ?もっといい臭いをかがせて差し上げよう」
 そう言うと、アガタはハイノの顔を胸からはがした。そして彼の顔を右腋で挟む。少年は、押しつぶされるような声を上げながらけいれんする。
 モニカは、アガタの右腕に取りすがった。少年の顔を解放しようと必死になる。
「アガタさま、やめてください!ハイノさまを殺す気ですか?こんな臭い腋ではさんだら、死ななくても狂ってしまいますよ!」
 アガタは体をゆすった。モニカは弾き飛ばされてしまう。
「バカが!私に逆らう気か?それにハイノさまは喜んでいるぞ。よく見ろ!」
 アガタは、ハイノの股間を押し上げた。少年のペニスは、先走り汁をたらしながら反り返っている。
「ハイオークの体臭は、男を欲情させるのだ。オークのくせに知らんのか?」
 モニカは、少年のペニスを哀しそうに見ていた。そして目をそらす。だが、彼女の頭はアガタに捕まれた。そして寝台に引き戻される。
「何をグズグズしているのだ?お前もハイノさまに奉仕せぬか」
 アガタは、ハイノを立たせていた。そして自分は、彼の前にひざまずいている。モニカにもひざまずかせる。2人の女の鼻先には、少年のペニスがある。
 少年のペニスは、3日洗っていないために臭いを放っていた。蒸れてしまっているために、その臭いはきつい。敏感な鼻で臭いをかいでしまい、モニカは頭がふらついてしまう。だがアガタは、目を輝かせながら臭いをかいでいた。鼻を押し付けて、音を立てて嗅いでいる。
「ああ、何という臭いだ…。主の臭いで私の鼻が犯されている…。ああ、濡れてしまう…」
 その言葉通り、アガタのヴァギナは濡れていた。銀色の陰毛は濡れそぼっている。
 ハイノのペニスは、皮が被っていた。アガタは、そのペニスに口付けをすると、愛おしそうに頬ずりをする。そして先端を舌で愛撫し、唾液を塗り込める。存分にふやかすと、口と舌で皮をむき始めた。
 少年の体は震え始めた。彼の口から喘ぎ声が漏れる。アガタは、唾液を塗り込めながらゆっくりとむく。むき終わると、赤い亀頭が露わとなった。そこからは先ほど以上に強い臭いが放たれている。
「主のペニスを清めて差し上げよう」
 アガタは、亀頭に舌を這わせた。べっとりとこびりついている恥垢を舐め取っていく。赤い舌が黄ばんだ白色に汚れていく。だが彼女は、上気した顔で舐めている。
 モニカは、栗色の髪をアガタに引っ張られた。
「いつまでボケっとしているのだ?お前もハイノさまのペニスを清めろ」
 モニカは、少年のペニスに顔を押し付けられた。濡れたペニスはオークの顔を汚す。臭いを付けられて、モニカは白目をむいてしまう。だが、ヒクヒクとうごめく鼻は、臭いを吸い込み始める。そしてモニカは、少年のペニスに舌を這わせ始めた。
 モニカは少年の体に酔っていた。オークは好色であり、モニカはその特質を持っている。少年の匂いと臭いによって、欲望に火を点けられてしまっていた。そしてアガタの匂いと臭いも、モニカの欲望をかき立てていた。ハイオークの体臭は、オークの欲望を煽る性質があるのだ。
 オークは、豚そっくりの耳を震わせながらペニスを舐め回した。彼女の愛嬌のある白い顔は、欲情で赤く染まっている。ハイオークと共に、少年のペニスに吸い付いている。
 ハイノは、2人の魔物娘が自分のペニスに奉仕しているのを見下ろしていた。その目には、怯えや驚きがある。だが、それ以外のものも現れ始めていた。

 ハイノは、アガタとモニカの頭をつかんだ。2人は驚いて顔を上げる。ハイノは、据わった眼で見降ろしている。彼は、二人の頭を自分の方に引き寄せた。そしてペニスで、ハイオークとオークの顔を嬲る。
「オラ、もっと気合を入れて舐めろよ!メス豚どもめ。その面を汚してやるよ!」
 アガタとモニカは、顔を引き離そうとした。ハイノは、二人の頭を強くつかむ。そしてペニスで、二人の顔をくり返し打つ。
「ぶべらっ、ぶべらっ、ぶべらっ!」
「ぶきゃ、ぶきゅ、ぶきょ!」
 ハイオークとオークは、頬や鼻を打たれて奇声を上げる。
「逃げるんじゃねえよ!このメス豚ども!オレにご奉仕しろ!」
 少年は、ペニスで二人の鼻を押し上げた。2人は逆らうことが出来ずに、フゴフゴと鼻を鳴らす。女たちの顔を嬲る少年の顔は、赤くなってきた。まるで幼い獣が興奮しているようだ。
「出るぞ、雌豚ども!」
 少年のペニスは膨れ上がった。ペニスの先端から白濁液が放たれる。それはアガタの顔にぶち当たった。その直後にモニカの顔にもぶちまけられる。
「ぱぎゃっ!」
「ぶきゃっ!」
 魔物娘たちは情けない声を上げた。彼女たちの顔は白濁液で汚れていく。
「オラオラ、黒豚め!黒い顔を白くしてやるよ!」
 少年は、ハイオークの顔にペニスで白濁液を塗りたくる。
 ハイノの射精は終わった。彼の前に、アガタとモニカがひざまずいている。2人の顔は精液で汚れていた。特に、アガタの汚れが酷い。褐色の顔じゅうに、精液が塗り広げられていた。精液が鼻の穴に入ってしまい、2人は鼻をフゴフゴ鳴らしている。2人の顔からは、刺激臭が立ち上っている。
 ハイノは、2人を底光りする目で見降ろしていた。今までの怯えは、どこにも無い。
「いい顔になったじゃねえか、メス豚ども。オレのチンポをしゃぶれよ」
 そう言うと、アガタの口にペニスを押し込もうとした。彼女は、怯えた表情で口を開ける。即座にペニスが押し込まれる。少年は、激しく腰を動かし始めた。アガタは、少年など弾き飛ばせるはずだ。だが、何故か逃げようとしない。フゴフゴ言いながら、ペニスをしゃぶっている。彼女は、息が苦しくて鼻を鳴らす。鼻から、つまっていた白濁液が飛び散る。
 少年はペニスを口から抜いた。ハイオークの口から唾液が飛び散る。
「お前ら、でけえ胸をしているじゃねえか。その胸で俺のチンポをはさめ」
 アガタは、少年の左側から胸でペニスをはさんだ。モニカは、おずおずとしている。彼女は、ハイノの変貌についていけない。ハイノは、彼女の髪を引っ張った。アガタも彼女を引き寄せる。モニカは、仕方なく右側から少年のペニスを胸ではさむ。2人は、上下に胸を動かしながらペニスに奉仕し始めた。
 褐色の胸と白い胸は、少年の未発達のペニスを飲みこんでいた。胸は上下に動くだけでなく、円を描くようにも動く。アガタは、唾液を胸に垂らした。褐色の胸はぬめり、ペニスに快感を与える。
「お前らの顔に付いている白い液を、お互いに舐めろ」
 少年の命令に、モニカの体は震えた。そんな変態じみたことなど出来ない。見世物以下ではないか。
 だがアガタは、モニカに顔を寄せると彼女の顔を舐め始めた。頬や鼻についている精液を、音を立てて舐めていく。モニカは目をつぶった。ゆっくり目を開けると、アガタの顔に舌を這わせ始めた。2人は、互いの顔を舐めながら胸で奉仕を続ける。
 少年は、獣じみた目で魔物娘たちを見下ろしていた。彼の息が荒くなっている。ペニスがふくらみ始める。
 少年のペニスは再び弾けた。少年は、雄叫びを上げながら精液をぶちまける。胸の中でペニスが暴れ、精液が出口を求めて広がる。胸は精液で汚れていく。
 ハイノは胴震いをした。彼は、胸を見下ろしている。アガタは、ゆっくりと胸を広げた。褐色の胸は、少年の精液で白く汚れている。モニカも胸を開く。白い胸だが、精液で光っていることは分かる。胸からは、鼻を犯す臭いが立ち上っている。
「まだだ、まだだ」
 ハイノは、うわ言のようにつぶやいた。
「オレのチンポをしゃぶれ。俺のチンポを硬くするんだ」
 アガタとモニカは、ペニスに舌を這わせ始めた。ペニスに付いている精液を舐め取り、亀頭の先を吸う。陰嚢を口に含み、玉を転がす。少年のペニスは硬くなっていく。
「白豚はベッドに仰向けになれ。その上に黒豚が覆いかぶされ」
 モニカは、もう逆らう気力は無かった。言われたとおりにする。アガタは、素早く彼女の上に覆いかぶさる。
 ハイノは、2人の後ろに回った。アガタの尻を強くつかむ。反り返ったペニスを、アガタのヴァギナに押し込んだ。
「ぶぎゃゃぁあ!ぶぎゃゃぁあ!」
 アガタは、叫び声をあげた。それは嬌声というよりは、雌豚のわめき声だ。少年は激しく腰を動かす。その動きに合わせて、アガタは必死に腰をふる。彼女のヴァギナからは、愛液がほとばしる。ペニスが抜かれると、しぶきが上がった。
「次はお前だ、白豚!」
 少年は、モニカのヴァギナにペニスを叩きこんだ。ヴァギナからは愛液が飛び散る。モニカも濡れそぼっていた。逆らうことの出来ないオークの性が出てしまっている。雌豚となり果てたオークは、よだれをたらしながら腰をふる。
 少年は、ハイオークとオークを交互に犯していた。狂ったように腰を突き出して、雌豚となり果てた女たちを犯す。少年のペニスが突き入れられるたびに、女たちのヴァギナから愛液がほとばしる。寝台に敷かれた豹や虎の毛皮は、濡れそぼっている。
 辺りには、汗で濡れたハイオークとオークの体臭が、少年の体臭と混ざっていた。チーズと潮を混ぜたようなヴァギナと愛液の臭いは、木の芽のような精液の臭いと混ざっている。鼻が敏感なハイオークとオークは、白目をむきながら喘いでいる。
「出すぞ!出すぞ、メス豚ども!」
「主よ、私に出してくれ!」
「ハイノさま、私に出して下さい!」
 少年は雄叫びを上げ、女たちは哀願の声を上げる。少年は、黒豚のヴァギナにペニスを押し入れる。そして、その奥で子種汁をぶちまけた。
 黒豚はわめいた。よだれと愛液をほとばしらせながら、歓喜の声を上げる。子宮に子種汁を叩きこまれた黒豚は、膣を震わせながらわめく。
「次はお前だ!」
 少年は、白豚のヴァギナに突っ込む。奥深くで子種汁を撃ち出す。子宮を直撃された白豚は、嬌声を上げる。もう、恥じらいはどこにも無い。
 子種汁を打ち尽くした少年は、ハイオークの背に倒れた。褐色の背に顔を乗せる。目は虚ろであり、よだれをたらしている。その顔は、幼い獣が満足した顔だ。
 獣に犯された雌豚たちは、白目をむきながら歓喜で顔を歪めていた。

 こうしてハイノは、ハイオークであるアガタの主人となった。それは、自動的にアガタ領内のオークの主人となることである。ハイオークが男に従った場合は、ハイオークの臣民であるオークも男に従うことになるのだ。ハイノは、新たな領主となった。
 ただ、そうは言ってもハイノは農民の子供だ。領主として統治を行うことは出来ない。実際には、今まで通りにアガタの臣下の者たちが領内を運営した。アガタは、「よきにはからえ」と言って済ますような領主だった。アガタからハイノに領主が変わっても、アガタの領内は変わらないのだ。
 実際の所、領主がハイノに変わった方が上手くいった。アガタは、気まぐれで領内をかき回すことがあった。ハイノはそんなことは無い。臣民の話を熱心に聞き、余計な介入はしない。そして現在は、モニカたちを教師として領主としての勉強をしている。彼は勉強家であり、モニカたちを喜ばせていた。
 ただ1つ、ハイノについて懸念があった。アガタとモニカと交わることで、加虐趣味の「ご主人さま」に覚醒してしまったのだ。この調子で領内のオークたちを手籠めにしていけば、領内は乱れるだろう。
 この懸念は、解消されつつある。ハイノは、アガタとモニカ以外の女には手を出さないのだ。ただ、2人を容赦なく嬲る。
 今日も、ハイノは二人を貪っていた。

「オラ、黒豚!もっとケツの穴を閉めろ!ゆるすぎるんだよ!」
「ゆるいケツマンコですみましぇええん!」
 ハイノは、アガタを四つん這いにさせていた。少年は、後ろからアガタの尻を犯しているのだ。少年のペニスは、黒ずんだ尻穴に激しく突き込まれている。ハイオークの顔は歓喜でゆがみ、よだれと鼻水、精液で汚れていた。
「オラ、白豚!もっと気合を入れて俺のケツ穴を舐めろ!」
「ふえぇぇええ!くしゃいでしゅぅうう!」
「お前は臭いケツ穴が好きだろ!舌を穴の中に入れて舐め回せよ!」
「ぷひぃぃいい!」
 ハイノは、アガタを犯しながらモニカに自分の尻穴を舐めさせていた。オークは、少年の尻に顔を埋めている。舌で尻穴を解して直腸を舐めているのだ。その顔は、アガタ同様に精液などで汚れきっている。
 少年は、顔を紅潮させながら吠えていた。口からはよだれがほとばしっている。それはかつての少年の姿ではない。獣性を持った「ご主人さま」の姿だ。「ご主人さま」は、雌豚となりはてたハイオークとオークを犯している。
 犯されている雌豚たちは、歓喜の涙を流していた。

19/01/01 17:42更新 / 鬼畜軍曹

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