バンシー妻の憂鬱
はい、泣いてばかりいて申し訳ございません。ですが、私の日々のことを思い起こせば、泣きたくなるのでございます。「不死の貴族」ワイトであるあなたさまの前で、このような醜態を晒すことは不敬であることは承知いたしておりますが…。
それでは、泣くのを止めてお話しさせて頂きます。そうは申しても、愚痴になると思います。どうかご容赦ください。
お話申し上げたいことは、私の夫のことでございます。私の夫は、その…、へ、変態なのです…。
私の夫は、元は反魔物国の貴族でございました。領地を持っており、裕福な暮らしをしておりました。夫は、夫の父君から領地の経営を学び、うまく収めていたようです。宮廷からも仕官の話が来ていたそうです。本来ならば、夫は将来を約束されていたのです。
その約束された将来は、夫の奇癖によって潰えました。夫は、度外れた変態だったのでございます。
夫は、独り身だった頃に、娼婦を相手に乱行をくり返したそうです。複数の娼婦を一度に相手をするのは、まだましな方だったようです。口には出来ない破廉恥なことを、くり返したそうでございます。
えっ、私は、その乱行は直接見ておりません。ただ、夫の口から聞かされたのでございます。また、その地で情報収集を行っていたサキュバスから、聞かされたのでございます。その、サキュバスは魔水晶で映像を取っており、その映像を見せてもらいました…。
み、見聞きしたことを具体的に話せとおっしゃるのですか!その、お、お許しください。あまりにも破廉恥なことなので…。め、命令だとおっしゃるのですか!そんな…。
わ、分かりました。それではお話いたします…。
夫は、動物の毛皮をかぶって娼婦たちを犯していたそうです。犬や狼の毛皮を頭にかぶったり、熊の毛皮で体を覆ったそうです。その状態で娼婦たちに覆いかぶさり、蹂躙したそうでございます。夫は、けだものの声をまねながら犯したそうです。
また、娼婦たちに犬の毛皮を頭にかぶせたり、羊の毛皮を着せたりして四つん這いにさせたそうです。その状態で、後ろから責めたそうでございます。娼婦たちには、けだものの声をまねさせたそうです。
私は、魔水晶でその乱行のいくつかを見ました。畜生の浅ましさと言ったら、畜生に失礼でしょう。そのくらい破廉恥な有様でした。
呆れたことに、夫は本当にけだものを犯したのです。調教した雌犬にペニスを舐めさせたり、雌羊や雌豚を後ろから犯したのです。その挙句、娼婦たちにもけだものの相手をさせました。
私は、魔水晶の映したものを忘れることは出来ません。1人の娼婦は、馬を相手にしていました。う、馬のペニスを、な、舐めていたのです。夫は、そのさまを見ながら、別の娼婦にペニスをしゃぶらせていました…。
も、申し訳ありません。泣き出してしまって。あまりにも浅ましくて、情けなくて…。
ただ、これで済めば良かったのでしょう。夫は、反魔物国では決して許されない行為をしたのです。
それは、夫の気に入っていた娼婦が亡くなった時のことでございます。夫は、その娼婦の葬儀を行いました。夫には狙いがございました。亡くなった娼婦を犯すことです。
夫は、その時のことを生き生きと話してくれました。娼婦の亡骸を思う存分に犯したそうです。ぐ、具体的に話せとおっしゃるのですか…。お、夫は、亡骸の口の中にペニスを入れて、生前と違う冷たさに感動したそうです。硬くなった胸にペニスをこすり付け、同じく硬くなった尻の感触を堪能したそうです。そして冷たくなっている前と後ろの穴を楽しんだそうです。
このようなことは、反魔物国では冒涜行為とみなされます。私たちは、アンデットと交わることがあります。ですが、夫のいた国では異常な行為なのです。夫の行為が露見すれば、夫は破滅します。
夫は、慎重さなど無い人です。自分の館の女使用人に変態行為を要求したために、女使用人たちは次々と逃げだしました。自分の領地を歩き回って、女の領民を物色していました。夫が来ると、領民たちは自分の妻や娘を隠したそうです。
ついに、夫が罰せられる時が来ました。教会で、とある女の葬儀が行われると、夫は教会に押し掛けたそうです。そして、その亡骸を犯そうとしたそうです。
主神教団は、夫を告発しました。王の役人は、夫を捕らえようとしました。その時に夫は、ゾンビの格好をさせた娼婦と楽しんでいる最中でした。夫は、娼館の窓から逃げ出し、雨の中を裸で走り回ったのです。
散々逃げ回った夫は、町はずれの廃屋に隠れました。その時、夫の体は冷え切っていました。晩秋の雨の中、裸で逃げ回ったのです。夫は、高熱を出して震えていました。夫の命の灯は消えつつありました。
私は、その時に偶然近くを通りかかりました。私はバンシーです。死にゆく者を敏感に察知することが出来ます。私は夫を見つけ出し、濡れた体を拭き、火を起こしてあたらせました。私は人間を装い、毛布や服、薬を買って来て彼に与えました。ですが手遅れでした。彼の命は消えるしかなかったのです。荒い息をつき、絶えずけいれんしています。
私は、彼の横で泣きました。彼が哀れで泣きました。自分が情けなくて泣きました。私は、いくつもの死に立ち会ってきました。私は、彼らの命を救うことは出来なかったのです。死から救うことが出来ずに、ただ泣くだけの存在。私は、自分が情けなかったのです。
ただ彼は、私に感謝していました。看病したことに対して礼を言っていました。そして彼の表情は和らいでいました。私たちバンシーの泣き声は、死にゆく者の苦痛を和らげるのです。それは、生と死の女神ヘルさまから与えられた力です。私に出来る数少ないことでございます。
夫は、私の見守る中、亡くなりました。
私たちバンシーは、かつては無力な存在でした。死にゆく者のそばで、泣くことしか出来ない女。それが私たちでした。
ですが、ヘルさまは私たちに力を与えてくださいました。私は、夫の亡骸をじっと見つめていました。2時間くらい経ったでしょうか、夫の体に変化が起き始めました。死んでいる夫の指が動き始めました。そして、ゆっくりと目を開きました。
私たちバンシーの泣き声を聞きながら亡くなった人は、アンデットとして復活するのです。夫は、アンデットとなったのです。これこそが、ヘルさまから与えられた私の力でございます。
夫は起き上がると、不思議そうに自分の体を見回していました。そして私をじっと見つめます。夫は、何が起こったのか私に尋ねてきました。
私は、夫の強い視線に気おされながら、慎重に説明していきました。アンデットとして復活した人の中には、自分の現状に激しく混乱する人が多いのです。そしてアンデットとなった自分を否定する人もいるのです。私は、夫が取り乱すことを恐れながら説明し続けました。
意外なことに、夫は落ち着いていました。私の説明を熱心に聞き、時折質問をしてきました。彼は、私の話をじっくりと吟味しているようです。
説明を終えると、彼は私の手を握りました。彼は、満面に笑みを浮かべながら、私に感謝しました。どうやら彼にとっては、アンデットになったことは忌むことで無いようです。
その後、私たちはその国を脱出しました。その国の北には、親魔物国があるのです。そこへと逃げました。彼は、逃げる手段をあらかじめ考えていたようです。いくつかの伝手を使って、彼は私と共に逃げます。私も、ヘルさまの信徒から協力を得ることが出来ました。
親魔物国につくと、ヘルさまの信徒が力を持つ町に私たちは住むことが出来ました。彼は、自分の財産のかなりの部分を持ち出してきました。あらかじめ用意していたそうです。それなのにいつまでも逃げずにいて、娼婦と乱行を楽しんでいたのです。なぜ、そのような矛盾が彼の中に起こるのか、私には分かりません。ただ、生活に困らないことは助かりました。
それでも私は、ヘルさまにお仕えする者として働き続けました。私たちバンシーは、ヘルさまに多大な恩がございます。生活を別にして、ヘルさまのために働きたいのです。夫も、ヘルさまの神殿で働くことにしました。
夫のような変態貴族がまともに働けるのか?そうお思いかもしれませんね。夫は、領主としての能力はありました。変態行為を除けば、領民からも評価されていました。宮廷からも評価されていたからこそ、仕官の話が来たのです。夫は、ヘルさまの僕としてきちんと働いたのです。
私たちは、共に働き続けました。出会ってから1年経つころには、私たちは信頼しあう仲になりました。そして結ばれたのです。ヘルさまの神官が、私たちの結婚を祝福して下さいました。
も、申し訳ありません。昔のことを思い出していたら、つい涙が出て来てしまいました。夫と結ばれた時の幸せな時を思い出すと、感情が押さえられないのです。そして、その後の苦労を思い出せば、いっそう…。
夫がおかしいことは、出会ってすぐに分かりました。夫は、隠す気が無かったのですから。第一、出会った時からして、裸で外を走り回っていたのですから。
夫は、親魔物国に落ち着くと、すぐに娼婦を探し始めました。娼婦を相手に変態行為をしたかったのです。さらに、犬や羊、豚を求め始めました。獣姦をするつもりです。そして、ヘルさまの神殿で女の死体を探し始めたのです。ヘルさまの神殿は、葬儀を行うことが多いのです。そのために女の死体があるのです。
私は、夫に頼み込みました。他の女と関係を結ばないで欲しい。獣姦は止めて欲しい。死姦は私だけにして欲しい。そう頼んだのです。夫の足にすがり付いて、3日3晩泣訴しました。夫は、しぶしぶと私以外の者とは交わらないと約束してくれました。
その代わりに、夫の性欲は全て私が受け止める、ありとあらゆる方法で夫を満足させる、という誓約を結ばされました。この時から、私の恥辱に満ちた生活が始まったのです。
あ、あの、私と夫との間のことを、これ以上具体的に話すことは無理です。わ、私たちの性に関する話ですから。め、命令だとおっしゃられても、話すことは出来ません。お、お許しください。そ、そんな、ひどい…。
わ、分かりました。それほど無理強いをなさるのなら、お話しして差し上げます…。
初めの内は、それほど過激ではありませんでした。夫の体に口で奉仕するくらいでした。もっと具体的に話せとおっしゃるのですか?どこを、どのようにして奉仕したかお話ししなくてはならないのですか?あ、ああっ、あああっ…。
夫は、ペニスに口と舌で奉仕することを要求しました。私は、夫の言うとおりにペニスに口付けをしました。ペニスのどこにと言われましても…、き、亀頭やくびれ、裏筋、竿に口付けをしました。い、陰嚢ですか?は、はい、そこにも口付けをしました…。
繰り返し口付けをすると、今度は頬ずりをすることを要求されました。右頬、左頬両方でやらされました。夫の様子ですか?顔を赤くして、鼻息を荒くして私を見下ろしていました。
その他には何をされたか、と言われましても…。変態がその程度で満足するはずが無い?ああっ、お許しください。あのようなことを口にするのは…。そ、そんな…。
お、夫は、私の顔をペニスで嬲りました。額を亀頭でこすり、鼻を押し上げ、唇をめくりました。そ、そして、ペニスを左右に動かして、私の頬を叩きました。
ペニスの先端から出ていたものはあったかですって?は、はい、透明な液が出ていました。そうです、顔じゅうに塗りたくられました。そ、そうです、鼻の穴にも塗りたくられました…。
せ、精液ですか?は、はい、顔にかけられました。そうです、顔じゅうに塗りたくられました。に、臭いですか?く、臭いです。どう臭かったかですか?生臭いというよりは、鼻に突き刺さるような臭いでした。えっ、それは…。はい、鼻の中にも出されました…。
も、もう、お許しください!こんな恥ずかしいことは、人には言えません!い、嫌です!あ、ああっ、そんな…。
お、夫は、私の顔だけでは無くて、体中をペニスで嬲りました。胸でペニスをはさませたり、腋ではさませたりしました。胸は分かるのですが、なぜ、腋ではさませたのか分かりません。他にも、お腹にこすり付けたり、膝の裏にこすり付けたりしました。
夫は、私をけだもののように四つん這いにさせることが好きなのです。私のお尻をむき出しにして、お尻を舐め回します。お、お尻の穴ですか?は、はい、舐められました。お尻の穴をどう舐められたか話せ、とおっしゃるのですか?
わ、私のお尻の穴には、その…、毛が生えているのです。アンデットなのに、毛深いのです。そのお尻の毛を、口にくわえて引っ張るのです。そ、そして抜いてしまったのです。その後で、入り口をねっとりと舐めて、穴の中に舌を入れます。な、中まで舐めてしまうのです。汚いから止めてと言っても、しつこく舐めるのです。ああああっ…。
そうして夫は、私を散々辱めると、後ろから責め立てます。はい、ヴァギナだけではなく、お尻の穴にも入れられました。繰り返し両方の穴に出されました。その合間に、ペニスでお尻を撫で回します。お尻に精液を塗りたくるのです。
夫は自分が果てたら、再び勃起出来るように私に奉仕することを要求します。どう、奉仕したかですか?夫のお、お尻の穴をな、舐めながらペニスを愛撫するのです。夫は、事細かく指示しました。
ど、どう指示されたかとおっしゃられましても…。お尻の穴に、く、口付けをしたり…、お尻の穴に生えている毛を唾液で湿らせたり…、く、口で毛をひ、引っ張ったり…、し、しわを1本1本舐めたり…。は、はい、穴の中に舌を入れることも要求されました。そして中を舐め回しました。そうしながらペニスを撫でると、夫は喜ぶのです。
私は、毎日のようにこのような変態行為を夫に要求されているのです。もう、私の体は汚しつくされました。肉だけではなく、骨まで汚されました。
えっ、もっと他のこともされているはずだと、おっしゃるのですか?も、もう十分お話したではありませんか!これ以上、私を辱めないで下さい!
リ、リッチに命じて、無理やり話をさせることも出来るとおっしゃるのですか?い、いいですわ!もう十分辱められたのです。他のこともお話して差し上げます。
夫は、私の体に淫紋を付けたのです。ご存知の通り、サキュバスは淫紋を付けることが巧みです。夫は、サキュバスに依頼して、私の下腹部に淫紋を付けさせたのです。
それからは、身もだえする毎日です。淫紋は、私の欲情を煽ります。私を性欲に溺れる獣と変えてしまうのです。私は、夫の前ではしたない恰好をして、犯してくれることをお願いしました。ま、股を開いて、腰を上げて、自分の手でヴァギナをいじって、夫にせがむのです。ヴァギナからは、液があふれて止まらないのです。
面白がった夫は、犯しながら私の体に落書きをしました。黒インクを使って、ペンで体中に卑猥なことを書くのです。どこに、何を書かれたか言わなくてはならないのですか?あ、ああっ…。
む、胸に落書きをされました。右の胸に「パイマンコ」と書かれました。左の胸には、ぺ、ペニスの絵を落書きされました。腋の所には「腋マンコ」「臭くてごめんなさい」と書かれました。首から鎖骨にかけては、「お口便器」「スペルマ飲ませて」と書かれました。
こ、こうして少し服がずれると、落書きが見えそうで恥ずかしくて…。
お、お腹には「ご主人さま専用の肉便器」「中出ししてね」と書かれました。ヴァ、ヴァギナの周りには、「マンカス臭いの」と書かれました。ああ、ひどすぎる…。
せ、背中やお尻ですか?は、はい、書かれました。何を書かれたかは分かりません。鏡で見ればいいですって?嫌です!見たくありません!
まだ、やられたことがあるはずですって?もう、十分にお話したではありませんか。これ以上、何を聞きたいのですか?
動物のマネをさせられたはずですって?獣姦好きな変態男ならやらせるはずですって?そ、そうですよ!やらされました!けだもののマネをさせられましたよ!
夫は、私を裸にして首輪を付けました。そして頭には犬のような耳を付け、お、お尻には犬の尻尾のような物を入れました。その格好で、外を四つん這いで歩かせるのです。
私は、その度に心がつぶれそうになりました。人に見つかったらどうしようと、震えていました。その姿を見られたこともあります。夜に町外れを歩かされている時に、亡霊であるウィル・オ・ウィプスに見つかってしまいました。
彼女は、私をまじまじと見ました。そして、すさまじい目で私をにらみつけました。彼女の全身から青い炎が立ち上っていました。「変態、変態、変態、変態」と、呪文のように私たちを罵っていました。
ひどいです。私だって、やりたくてやっているのではありません。それなのに、あんな汚い物でも見るような目で見るなんて…。
夫は、見られたことでかえって喜びました。そして私に、木におしっこをすることを命じました。私はめまいがしました。気を失いそうになったのです。でも、私には逆らうことは出来ません。私は、命じられたとおりにしました。
その直後に、夫はペニスをしゃぶることを命じました。犬の鳴きまねをしながら、尻尾を振りながらしゃぶることを命じたのです。私は、命じられたとおりにしました。
ウィル・オ・ウィプスは、最後まで見ていました。「変態」と罵りながら、見続けていました。
も、もう、お話することはございません。十分に恥ずかしいことをお話しいたしました。あなたさまならば、私を助けて下さると思いました。ですが、あなたさまは私を辱めたかったのですね。これ以上は耐えられません。失礼いたします。
えっ、まだ用が有るとおっしゃるのですか?な、何をさせようというのですか?ふ、服を脱げと言われるのですか!お、おやめ下さい!そのような命令には、私は…。あ、ああっ!わ、分かりました…。
ご覧の通りです。淫紋を付けられて、体中に落書きをされています。アンデットなら痛くないだろうということで、乳首やヴァギナにピアスまでされて…。う、うっ…。
背中を見せろと言うのですか?何を書かれているのか教えると言うのですか?い、言わなくても結構です!ああっ!そんな無理やり…。
ああっ…、そんな、じっくりと見るなんて…。なっ、何を言って…。「クソ穴にもおちんぽを入れてね」「穴にはおけけがボーボー」そんなことが、お尻に書いてあるのですか!ペニスの絵まで描いてあるのですか…。ひ、ひどい、ひどすぎる…。
えっ!私が喜んでいるですって?そ、そんなわけありません!私は、このような恥辱に耐えられずに苦しみ続けて…。だから、あなたさまの所に来たのに…。
わ、私のヴァギナが濡れているですって?そ、それは、その…。い、淫紋のせいです…。ち、違います!話しているうちに、快楽を思い出したわけではありません!私には、被虐趣味はありません!う、嘘ではありません!愛液がどんどん出て来ているですって?そ、それは申し上げました通り、淫紋を付けられたため、体がおかしくなってしまって…。
ご、ご命令ですか?夫と共にさらなる快楽を追及せよ。これまで以上に変態行為を楽しめ。そ、そう命令されるのですか!
あっ、あああっ、あああああああっ…。
それでは、泣くのを止めてお話しさせて頂きます。そうは申しても、愚痴になると思います。どうかご容赦ください。
お話申し上げたいことは、私の夫のことでございます。私の夫は、その…、へ、変態なのです…。
私の夫は、元は反魔物国の貴族でございました。領地を持っており、裕福な暮らしをしておりました。夫は、夫の父君から領地の経営を学び、うまく収めていたようです。宮廷からも仕官の話が来ていたそうです。本来ならば、夫は将来を約束されていたのです。
その約束された将来は、夫の奇癖によって潰えました。夫は、度外れた変態だったのでございます。
夫は、独り身だった頃に、娼婦を相手に乱行をくり返したそうです。複数の娼婦を一度に相手をするのは、まだましな方だったようです。口には出来ない破廉恥なことを、くり返したそうでございます。
えっ、私は、その乱行は直接見ておりません。ただ、夫の口から聞かされたのでございます。また、その地で情報収集を行っていたサキュバスから、聞かされたのでございます。その、サキュバスは魔水晶で映像を取っており、その映像を見せてもらいました…。
み、見聞きしたことを具体的に話せとおっしゃるのですか!その、お、お許しください。あまりにも破廉恥なことなので…。め、命令だとおっしゃるのですか!そんな…。
わ、分かりました。それではお話いたします…。
夫は、動物の毛皮をかぶって娼婦たちを犯していたそうです。犬や狼の毛皮を頭にかぶったり、熊の毛皮で体を覆ったそうです。その状態で娼婦たちに覆いかぶさり、蹂躙したそうでございます。夫は、けだものの声をまねながら犯したそうです。
また、娼婦たちに犬の毛皮を頭にかぶせたり、羊の毛皮を着せたりして四つん這いにさせたそうです。その状態で、後ろから責めたそうでございます。娼婦たちには、けだものの声をまねさせたそうです。
私は、魔水晶でその乱行のいくつかを見ました。畜生の浅ましさと言ったら、畜生に失礼でしょう。そのくらい破廉恥な有様でした。
呆れたことに、夫は本当にけだものを犯したのです。調教した雌犬にペニスを舐めさせたり、雌羊や雌豚を後ろから犯したのです。その挙句、娼婦たちにもけだものの相手をさせました。
私は、魔水晶の映したものを忘れることは出来ません。1人の娼婦は、馬を相手にしていました。う、馬のペニスを、な、舐めていたのです。夫は、そのさまを見ながら、別の娼婦にペニスをしゃぶらせていました…。
も、申し訳ありません。泣き出してしまって。あまりにも浅ましくて、情けなくて…。
ただ、これで済めば良かったのでしょう。夫は、反魔物国では決して許されない行為をしたのです。
それは、夫の気に入っていた娼婦が亡くなった時のことでございます。夫は、その娼婦の葬儀を行いました。夫には狙いがございました。亡くなった娼婦を犯すことです。
夫は、その時のことを生き生きと話してくれました。娼婦の亡骸を思う存分に犯したそうです。ぐ、具体的に話せとおっしゃるのですか…。お、夫は、亡骸の口の中にペニスを入れて、生前と違う冷たさに感動したそうです。硬くなった胸にペニスをこすり付け、同じく硬くなった尻の感触を堪能したそうです。そして冷たくなっている前と後ろの穴を楽しんだそうです。
このようなことは、反魔物国では冒涜行為とみなされます。私たちは、アンデットと交わることがあります。ですが、夫のいた国では異常な行為なのです。夫の行為が露見すれば、夫は破滅します。
夫は、慎重さなど無い人です。自分の館の女使用人に変態行為を要求したために、女使用人たちは次々と逃げだしました。自分の領地を歩き回って、女の領民を物色していました。夫が来ると、領民たちは自分の妻や娘を隠したそうです。
ついに、夫が罰せられる時が来ました。教会で、とある女の葬儀が行われると、夫は教会に押し掛けたそうです。そして、その亡骸を犯そうとしたそうです。
主神教団は、夫を告発しました。王の役人は、夫を捕らえようとしました。その時に夫は、ゾンビの格好をさせた娼婦と楽しんでいる最中でした。夫は、娼館の窓から逃げ出し、雨の中を裸で走り回ったのです。
散々逃げ回った夫は、町はずれの廃屋に隠れました。その時、夫の体は冷え切っていました。晩秋の雨の中、裸で逃げ回ったのです。夫は、高熱を出して震えていました。夫の命の灯は消えつつありました。
私は、その時に偶然近くを通りかかりました。私はバンシーです。死にゆく者を敏感に察知することが出来ます。私は夫を見つけ出し、濡れた体を拭き、火を起こしてあたらせました。私は人間を装い、毛布や服、薬を買って来て彼に与えました。ですが手遅れでした。彼の命は消えるしかなかったのです。荒い息をつき、絶えずけいれんしています。
私は、彼の横で泣きました。彼が哀れで泣きました。自分が情けなくて泣きました。私は、いくつもの死に立ち会ってきました。私は、彼らの命を救うことは出来なかったのです。死から救うことが出来ずに、ただ泣くだけの存在。私は、自分が情けなかったのです。
ただ彼は、私に感謝していました。看病したことに対して礼を言っていました。そして彼の表情は和らいでいました。私たちバンシーの泣き声は、死にゆく者の苦痛を和らげるのです。それは、生と死の女神ヘルさまから与えられた力です。私に出来る数少ないことでございます。
夫は、私の見守る中、亡くなりました。
私たちバンシーは、かつては無力な存在でした。死にゆく者のそばで、泣くことしか出来ない女。それが私たちでした。
ですが、ヘルさまは私たちに力を与えてくださいました。私は、夫の亡骸をじっと見つめていました。2時間くらい経ったでしょうか、夫の体に変化が起き始めました。死んでいる夫の指が動き始めました。そして、ゆっくりと目を開きました。
私たちバンシーの泣き声を聞きながら亡くなった人は、アンデットとして復活するのです。夫は、アンデットとなったのです。これこそが、ヘルさまから与えられた私の力でございます。
夫は起き上がると、不思議そうに自分の体を見回していました。そして私をじっと見つめます。夫は、何が起こったのか私に尋ねてきました。
私は、夫の強い視線に気おされながら、慎重に説明していきました。アンデットとして復活した人の中には、自分の現状に激しく混乱する人が多いのです。そしてアンデットとなった自分を否定する人もいるのです。私は、夫が取り乱すことを恐れながら説明し続けました。
意外なことに、夫は落ち着いていました。私の説明を熱心に聞き、時折質問をしてきました。彼は、私の話をじっくりと吟味しているようです。
説明を終えると、彼は私の手を握りました。彼は、満面に笑みを浮かべながら、私に感謝しました。どうやら彼にとっては、アンデットになったことは忌むことで無いようです。
その後、私たちはその国を脱出しました。その国の北には、親魔物国があるのです。そこへと逃げました。彼は、逃げる手段をあらかじめ考えていたようです。いくつかの伝手を使って、彼は私と共に逃げます。私も、ヘルさまの信徒から協力を得ることが出来ました。
親魔物国につくと、ヘルさまの信徒が力を持つ町に私たちは住むことが出来ました。彼は、自分の財産のかなりの部分を持ち出してきました。あらかじめ用意していたそうです。それなのにいつまでも逃げずにいて、娼婦と乱行を楽しんでいたのです。なぜ、そのような矛盾が彼の中に起こるのか、私には分かりません。ただ、生活に困らないことは助かりました。
それでも私は、ヘルさまにお仕えする者として働き続けました。私たちバンシーは、ヘルさまに多大な恩がございます。生活を別にして、ヘルさまのために働きたいのです。夫も、ヘルさまの神殿で働くことにしました。
夫のような変態貴族がまともに働けるのか?そうお思いかもしれませんね。夫は、領主としての能力はありました。変態行為を除けば、領民からも評価されていました。宮廷からも評価されていたからこそ、仕官の話が来たのです。夫は、ヘルさまの僕としてきちんと働いたのです。
私たちは、共に働き続けました。出会ってから1年経つころには、私たちは信頼しあう仲になりました。そして結ばれたのです。ヘルさまの神官が、私たちの結婚を祝福して下さいました。
も、申し訳ありません。昔のことを思い出していたら、つい涙が出て来てしまいました。夫と結ばれた時の幸せな時を思い出すと、感情が押さえられないのです。そして、その後の苦労を思い出せば、いっそう…。
夫がおかしいことは、出会ってすぐに分かりました。夫は、隠す気が無かったのですから。第一、出会った時からして、裸で外を走り回っていたのですから。
夫は、親魔物国に落ち着くと、すぐに娼婦を探し始めました。娼婦を相手に変態行為をしたかったのです。さらに、犬や羊、豚を求め始めました。獣姦をするつもりです。そして、ヘルさまの神殿で女の死体を探し始めたのです。ヘルさまの神殿は、葬儀を行うことが多いのです。そのために女の死体があるのです。
私は、夫に頼み込みました。他の女と関係を結ばないで欲しい。獣姦は止めて欲しい。死姦は私だけにして欲しい。そう頼んだのです。夫の足にすがり付いて、3日3晩泣訴しました。夫は、しぶしぶと私以外の者とは交わらないと約束してくれました。
その代わりに、夫の性欲は全て私が受け止める、ありとあらゆる方法で夫を満足させる、という誓約を結ばされました。この時から、私の恥辱に満ちた生活が始まったのです。
あ、あの、私と夫との間のことを、これ以上具体的に話すことは無理です。わ、私たちの性に関する話ですから。め、命令だとおっしゃられても、話すことは出来ません。お、お許しください。そ、そんな、ひどい…。
わ、分かりました。それほど無理強いをなさるのなら、お話しして差し上げます…。
初めの内は、それほど過激ではありませんでした。夫の体に口で奉仕するくらいでした。もっと具体的に話せとおっしゃるのですか?どこを、どのようにして奉仕したかお話ししなくてはならないのですか?あ、ああっ、あああっ…。
夫は、ペニスに口と舌で奉仕することを要求しました。私は、夫の言うとおりにペニスに口付けをしました。ペニスのどこにと言われましても…、き、亀頭やくびれ、裏筋、竿に口付けをしました。い、陰嚢ですか?は、はい、そこにも口付けをしました…。
繰り返し口付けをすると、今度は頬ずりをすることを要求されました。右頬、左頬両方でやらされました。夫の様子ですか?顔を赤くして、鼻息を荒くして私を見下ろしていました。
その他には何をされたか、と言われましても…。変態がその程度で満足するはずが無い?ああっ、お許しください。あのようなことを口にするのは…。そ、そんな…。
お、夫は、私の顔をペニスで嬲りました。額を亀頭でこすり、鼻を押し上げ、唇をめくりました。そ、そして、ペニスを左右に動かして、私の頬を叩きました。
ペニスの先端から出ていたものはあったかですって?は、はい、透明な液が出ていました。そうです、顔じゅうに塗りたくられました。そ、そうです、鼻の穴にも塗りたくられました…。
せ、精液ですか?は、はい、顔にかけられました。そうです、顔じゅうに塗りたくられました。に、臭いですか?く、臭いです。どう臭かったかですか?生臭いというよりは、鼻に突き刺さるような臭いでした。えっ、それは…。はい、鼻の中にも出されました…。
も、もう、お許しください!こんな恥ずかしいことは、人には言えません!い、嫌です!あ、ああっ、そんな…。
お、夫は、私の顔だけでは無くて、体中をペニスで嬲りました。胸でペニスをはさませたり、腋ではさませたりしました。胸は分かるのですが、なぜ、腋ではさませたのか分かりません。他にも、お腹にこすり付けたり、膝の裏にこすり付けたりしました。
夫は、私をけだもののように四つん這いにさせることが好きなのです。私のお尻をむき出しにして、お尻を舐め回します。お、お尻の穴ですか?は、はい、舐められました。お尻の穴をどう舐められたか話せ、とおっしゃるのですか?
わ、私のお尻の穴には、その…、毛が生えているのです。アンデットなのに、毛深いのです。そのお尻の毛を、口にくわえて引っ張るのです。そ、そして抜いてしまったのです。その後で、入り口をねっとりと舐めて、穴の中に舌を入れます。な、中まで舐めてしまうのです。汚いから止めてと言っても、しつこく舐めるのです。ああああっ…。
そうして夫は、私を散々辱めると、後ろから責め立てます。はい、ヴァギナだけではなく、お尻の穴にも入れられました。繰り返し両方の穴に出されました。その合間に、ペニスでお尻を撫で回します。お尻に精液を塗りたくるのです。
夫は自分が果てたら、再び勃起出来るように私に奉仕することを要求します。どう、奉仕したかですか?夫のお、お尻の穴をな、舐めながらペニスを愛撫するのです。夫は、事細かく指示しました。
ど、どう指示されたかとおっしゃられましても…。お尻の穴に、く、口付けをしたり…、お尻の穴に生えている毛を唾液で湿らせたり…、く、口で毛をひ、引っ張ったり…、し、しわを1本1本舐めたり…。は、はい、穴の中に舌を入れることも要求されました。そして中を舐め回しました。そうしながらペニスを撫でると、夫は喜ぶのです。
私は、毎日のようにこのような変態行為を夫に要求されているのです。もう、私の体は汚しつくされました。肉だけではなく、骨まで汚されました。
えっ、もっと他のこともされているはずだと、おっしゃるのですか?も、もう十分お話したではありませんか!これ以上、私を辱めないで下さい!
リ、リッチに命じて、無理やり話をさせることも出来るとおっしゃるのですか?い、いいですわ!もう十分辱められたのです。他のこともお話して差し上げます。
夫は、私の体に淫紋を付けたのです。ご存知の通り、サキュバスは淫紋を付けることが巧みです。夫は、サキュバスに依頼して、私の下腹部に淫紋を付けさせたのです。
それからは、身もだえする毎日です。淫紋は、私の欲情を煽ります。私を性欲に溺れる獣と変えてしまうのです。私は、夫の前ではしたない恰好をして、犯してくれることをお願いしました。ま、股を開いて、腰を上げて、自分の手でヴァギナをいじって、夫にせがむのです。ヴァギナからは、液があふれて止まらないのです。
面白がった夫は、犯しながら私の体に落書きをしました。黒インクを使って、ペンで体中に卑猥なことを書くのです。どこに、何を書かれたか言わなくてはならないのですか?あ、ああっ…。
む、胸に落書きをされました。右の胸に「パイマンコ」と書かれました。左の胸には、ぺ、ペニスの絵を落書きされました。腋の所には「腋マンコ」「臭くてごめんなさい」と書かれました。首から鎖骨にかけては、「お口便器」「スペルマ飲ませて」と書かれました。
こ、こうして少し服がずれると、落書きが見えそうで恥ずかしくて…。
お、お腹には「ご主人さま専用の肉便器」「中出ししてね」と書かれました。ヴァ、ヴァギナの周りには、「マンカス臭いの」と書かれました。ああ、ひどすぎる…。
せ、背中やお尻ですか?は、はい、書かれました。何を書かれたかは分かりません。鏡で見ればいいですって?嫌です!見たくありません!
まだ、やられたことがあるはずですって?もう、十分にお話したではありませんか。これ以上、何を聞きたいのですか?
動物のマネをさせられたはずですって?獣姦好きな変態男ならやらせるはずですって?そ、そうですよ!やらされました!けだもののマネをさせられましたよ!
夫は、私を裸にして首輪を付けました。そして頭には犬のような耳を付け、お、お尻には犬の尻尾のような物を入れました。その格好で、外を四つん這いで歩かせるのです。
私は、その度に心がつぶれそうになりました。人に見つかったらどうしようと、震えていました。その姿を見られたこともあります。夜に町外れを歩かされている時に、亡霊であるウィル・オ・ウィプスに見つかってしまいました。
彼女は、私をまじまじと見ました。そして、すさまじい目で私をにらみつけました。彼女の全身から青い炎が立ち上っていました。「変態、変態、変態、変態」と、呪文のように私たちを罵っていました。
ひどいです。私だって、やりたくてやっているのではありません。それなのに、あんな汚い物でも見るような目で見るなんて…。
夫は、見られたことでかえって喜びました。そして私に、木におしっこをすることを命じました。私はめまいがしました。気を失いそうになったのです。でも、私には逆らうことは出来ません。私は、命じられたとおりにしました。
その直後に、夫はペニスをしゃぶることを命じました。犬の鳴きまねをしながら、尻尾を振りながらしゃぶることを命じたのです。私は、命じられたとおりにしました。
ウィル・オ・ウィプスは、最後まで見ていました。「変態」と罵りながら、見続けていました。
も、もう、お話することはございません。十分に恥ずかしいことをお話しいたしました。あなたさまならば、私を助けて下さると思いました。ですが、あなたさまは私を辱めたかったのですね。これ以上は耐えられません。失礼いたします。
えっ、まだ用が有るとおっしゃるのですか?な、何をさせようというのですか?ふ、服を脱げと言われるのですか!お、おやめ下さい!そのような命令には、私は…。あ、ああっ!わ、分かりました…。
ご覧の通りです。淫紋を付けられて、体中に落書きをされています。アンデットなら痛くないだろうということで、乳首やヴァギナにピアスまでされて…。う、うっ…。
背中を見せろと言うのですか?何を書かれているのか教えると言うのですか?い、言わなくても結構です!ああっ!そんな無理やり…。
ああっ…、そんな、じっくりと見るなんて…。なっ、何を言って…。「クソ穴にもおちんぽを入れてね」「穴にはおけけがボーボー」そんなことが、お尻に書いてあるのですか!ペニスの絵まで描いてあるのですか…。ひ、ひどい、ひどすぎる…。
えっ!私が喜んでいるですって?そ、そんなわけありません!私は、このような恥辱に耐えられずに苦しみ続けて…。だから、あなたさまの所に来たのに…。
わ、私のヴァギナが濡れているですって?そ、それは、その…。い、淫紋のせいです…。ち、違います!話しているうちに、快楽を思い出したわけではありません!私には、被虐趣味はありません!う、嘘ではありません!愛液がどんどん出て来ているですって?そ、それは申し上げました通り、淫紋を付けられたため、体がおかしくなってしまって…。
ご、ご命令ですか?夫と共にさらなる快楽を追及せよ。これまで以上に変態行為を楽しめ。そ、そう命令されるのですか!
あっ、あああっ、あああああああっ…。
18/12/28 19:38更新 / 鬼畜軍曹