読切小説
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下っ端兵士は、魔物にお持ち帰りされました
 俺が、ここで暮らすようになったいきさつを聞きたいのかい?それだったら、里に同じような境遇の奴がいるから、そいつに聞けばいい。俺の話を聞きたいだって?う〜ん、俺は、話をするのが苦手なんだけどなあ…。
 まあ、酒をおごってもらったんだし、話してみるか。ただ、うまく話せないと思うから、その辺は勘弁してくれよ。

 俺は、北にある国で暮らしていたんだ。海を渡った北の国さ。俺はその国で農奴だった。毎日、領主さまの家来に殴られながら畑を耕していたのさ。
 もう3年前になるが、ある日、俺の所に領主さまの家来が来たんだ。いきなり俺を殴ると、俺を引きずって荷馬車に放り込みやがった。そして領主さまの城まで連れていかれたんだ。
 城に着くと、俺のような農奴たちが大勢集められていたよ。みんな、いきなり連れてこられたらしい。俺たちは、オドオドと辺りを見回していたね。そんな俺たちに、えらそうな態度の兵隊が怒鳴り散らし始めた。俺たちを兵隊にしてやると言い出したんだ。
 俺は、腰を抜かしそうになったね。俺の回りには、本当に腰を抜かした奴もいたよ。いきなり兵隊になれと言われたら、そりゃあ驚くだろ?第一、畑はどうなるんだ?家には俺の親父とお袋がいるが、2人だけでは畑は荒れちまう。領主さまは、情け容赦なく税を取り立てる。親父もお袋も飢え死にしちまうよ。
 だが兵隊たちは、俺たちを鞭で打ち、棒で殴りやがった。俺たちは黙るしかなかったよ。
 それからは、俺は城で兵隊の訓練を受けた。集団で動いたり、槍を前へ突き出したりする訓練を受けたよ。俺は、不器用だからよく殴られたよ。おかげで顔が膨れ上がったね。その上、鼻がつぶれちまった。ほら、ごらんの通りさ。
 城での訓練はひと月程度だ。その後、戦場へ引きずられて行ったのさ。あの程度の訓練で戦場へ放り込んでも、ろくに役に立たないよ。まあ、俺たちは盾代わりだったんだろうね。
 その戦場に行く途中で、俺たちの目的地は魔物が支配している国だと分かったよ。それを知った時は、本当に腰を抜かしたね。俺たちに魔物と戦わせようとしているんだ。俺はただの農奴だぞ。まともな戦い方なんて知らねえよ。ちょっと訓練を受けただけだ。
 俺は逃げることを考えたよ。魔物に食われて殺されるくらいなら、どこでもいいから逃げだしたかったんだ。でも兵隊たちは、俺たち農奴の兵隊を見張ってやがる。逃げたくても逃げられやしねえよ。逃げようとした奴もいたが、捕まって首を吊るされちまった。
 俺は神さまにお祈りをしたよ。どうか生きて帰らせてくださいってね。でも、神さまに祈っても無駄なのかな?今まで、祈っても何にも良くならなかった。それに、軍についてきた神父は、これは神さまのための戦いだと言ってたよ。神さまは、俺を戦場に叩き込んだらしいね。
 震える俺たちにとっては、軍に勇者さまがいたことは数少ない希望だったよ。少し見たことがあるけど、立派に見えたな。銀色に輝く鎧を着て、白馬に乗って進んでいたよ。俺たち農奴のようにヒョロヒョロしていなくて、立派な体をしていたな。騎士たちは大勢いたけれど、勇者さまの立派さにはかなわないね。
 おまけに、勇者さまには3人の女が仲間にいたんだ。1人は聖騎士、1人はシスター、そしてもう1人は魔術師さ。みんなきれいな顔をしていたよ、こんなきれいな女が戦えるのかと思ったけれど、これがどれも強いんだ。勇者さまと女たちが戦うと、魔物たちはすぐに逃げていった。俺たちは、バカみたいにあんぐり口を開けて見ていたね。
 俺たちは、「勇者さまに栄光あれ!」って叫んでいたね。だけど、勇者さまたちにとっては、俺たちのことなんてどうでもよかったらしい。たまたま、勇者さまたちが俺のそばを通りかかったことがあったよ。俺はすぐにひざまずいた。でも、勇者さまたちは見向きもしなかった。たぶん、石ころみたいな物と見なしたんだろうね。
 まあ、勇者さまがいても、俺たちはあっさりと負けたよ。俺たちは逃げていく敵を追いかけていたんだが、いつの間にか魔物たちに囲まれていたんだ。どうやら、俺たちは敵に誘い込まれたらしいね。魔物たちは、負けたふりをしていたんだ。
 それからは、わけが分からなかったね。どっちに敵がいて、どっちに味方がいるのか分からなかった。俺は、戦うことも逃げることも出来ずに、戦場をフラフラしていた。そうしたら、下半身がヘビの魔物につかまったのさ。そこで俺はションベンを漏らしながら気を失っちまったよ。

 気が付いた時は、魔物たちの捕虜になっていたよ。その時は混乱したね。なぜ、すぐに殺してしまわないのか分からなかったんだ。だが、俺を食うために殺すのを先延ばしにしているんじゃないかと思いついた。俺はブルブル震えてしまったね。
 俺のすぐそばには、俺を捕らえたヘビの魔物がいた。俺は、そいつをチラチラと見たよ。驚いたことに、そいつは女だ。上半身は人間の女と同じだ。褐色の肌をして、金色の髪を生やしている。目は金色だ。鎧を着ていたが、そいつが若くてきれいな女だと分かったよ。だが、下半身はでかいヘビだ。赤い鱗が光り、腹は白っぽい。人間じゃないと一目でわかる女だ。
 戦が終わると、魔物たちは捕虜の所に来た。俺は目を疑ってしまったね。魔物たちはみんな女だった。確かに今までの戦いでも、魔物たちは女だったような気がする。でも、こうして落ち着いた状態でそれを見ると、やはり驚いてしまうね。
 神父さまたちは、魔物はおぞましい姿をしていると言っていた。確かに、魔物は人間離れした姿をしているよ。ただ、想像した物とは違っていた。人間の体と動物の体が合わさったような姿だ。その人間の体は、どれも若くてきれいな女なんだ。
 下半身は馬だけど、上半身は人間と同じで白い肌と金髪の女がいる。肌は緑色で角が生えているけれど、それ以外は大柄な女と同じ奴もいる。角と翼以外は、人間の女と同じ奴もいる。どいつも美人だ。魔物たちは、自分のことを魔物娘だと言っていたな。こいつらは俺たちを食うのだろうか?
 ただ、食わないにしても殺すかもしれない。見ての通り魔物なんだ。俺は震えが止まらなかったよ。
 だけど、魔物娘たちは俺たちを殺そうとはしなかった。俺たちを丁寧に扱ったよ。飯を食わせてくれ、体を洗ってくれ、服をくれた。怪我をしている奴には、きちんと手当てしてくれた。俺たちを戦場に引きずってきた人間なんかよりも、はるかに優しかったよ。驚いたね、人間よりも魔物の方が優しいなんて。
 戦いが終わって7日が過ぎると、魔物娘たちは俺たちを別の場所へと連れて行った。南にある海に出て、その海沿いにある町に連れていかれたんだ。そこで俺たちは、大きな建物に入れられた。俺たち捕虜を入れておく建物らしい。
 俺は、その建物でひと月暮らした。捕らわれているとは思えないほどいい生活だったよ。食ったことが無いほど上等の飯を食わせてくれた。俺が今まで食ったことがないほど柔らかいパンだった。シチューは、舌が震えるほどうまかった。香辛料の入ったシチューなんて、俺は食ったことがなかったんだ。
 与えられた服も良かったね。寒さをきちんと防ぐことの出来る毛織物だ。人間の作る毛織物よりもいいものらしい。住んでいる建物はすきま風が入らず、寝台は清潔だ。
 俺はここでいる時に、生まれて初めて風呂に入ったよ。川で水浴びをするか、井戸から汲んだ水で体を洗うことしかやったことがなかったんだ。俺は、風呂の入り方を分からなかった。俺を捕らえたヘビの女は、俺に入り方を教えてくれたよ。
 俺を捕らえたヘビの女は、ラミアと言う種族だと教えてもらったよ。名前はライラというんだ。ライラは、俺を捕らえてからずっと俺の面倒を見てくれた。なぜ、俺の面倒を見るのか分からなかったよ。
 この建物にいる時に、ライラは俺をどうするのか教えた。ライラの故郷である海を渡った南の国へ連れていくのだそうだ。その国は、北の魔物の国に俺たちが攻めてくることを知って、援軍を送ったそうだ。その援軍にライラはいたわけだ。戦いの報酬として、俺を連れて故郷に帰るのだそうだ。
 俺は捕らわれの身だ。そして、自分の国からはもう見捨てられたらしい。俺のいた軍で無事だった奴らは、さっさと逃げていったらしい。勇者さまたちも、とっくに逃げてしまったそうだ。
 俺はどうすることも出来ずに、ライラの故郷であるここへ連れてこられたわけさ。

 実際に驚くことばかりだったよ。まず俺は、海を見たことが無かったんだ。ライラに連れられて海を見た時、こんな見渡す限りに水が広がっているのが分からなかった。そう、分からなかったんだ。見てもどういうことなのか頭に入らないんだ。
 海に浮かぶでかい船を見ても分からなかったね。なぜ、こんなでかい物が浮かぶのか、そもそも何のためにあるのか分からないんだ。人や物を乗せるためだと説明されても、頭にうまく入らないんだ。
 そんな有様で、俺は船に乗って海を渡ったんだ。着いた所は、俺の故郷とは全く違う所だ。向こう岸が見えないようなでかい川だの、延々と砂原が続く砂漠だの、俺には全く分からない物ばかりある。
 人間だってそうさ。この国には、魔物だけではなくて人間も住んでいる。だが、俺には全く分からない人間ばかりだ。故郷では見たことがない褐色の肌をしていて、見たことのない服を着ている。話してみると愛想がいいが、俺たちとは考え方が違う。生活も違う。俺は、この国の人間が同じ人間だとは思えなかったよ。こいつらも魔物じゃないかと思ってしまったね。
「国や地域が違えば、文化も歴史も違う。当然、価値観も違う。まずは学びたまえ。そして否定せずに理解したまえ」
 犬の耳と尻尾みたいなのが付いた褐色の肌の魔物娘が、そんな風に俺に説教をしてくれたよ。俺は、彼女の言っていることが分からなくて、何も答えずに見ていたけどね。すぐそばで、猫みたいな耳と尻尾が付いた魔物娘があくびをしていたよ。あいつらアヌビスとかスフィンクスとか言ってたかな?お偉いさんらしいけれど、よく分からないや。
 そんな具合に混乱しているうちに、ライラの故郷である里に着いた。そこはラミアとその家族たちが暮らす里だ。後で知ったけれど、ラミアは他の魔物娘とは少し違うらしいね。ラミアたちが集まっている里で暮らす事が多く、他の魔物娘たちとあまり暮らさないらしい。俺は、そのラミアの里で暮らす事になったんだ。
 そのラミアの里での主な仕事は、畑を耕す事さ。畑では麦を育てている。俺は農奴であり、故郷では麦を育ててきた。それなら問題はないだろうと思うだろ?違うんだよなあ。
 麦と言っても、俺の故郷の麦とは種類が違うんだ。当然、育て方も違う。第一、土地が全然違うんだ。そうなればやり方も違ってくる。鋤などの農具や、水車や用水路も違う。その上、さっき言ったバカでかい川から水を引いて麦を育てているんだ。故郷とはやり方が全然違うんだ。
 頭を抱えてしまう俺に、ライラは色々と教えてくれたね。本当に丁寧に教えてくれたよ。俺は、あんなに優しく丁寧にものを教えてもらったことはないね。俺は、悪いことをしているような気持ちになってしまったよ。
 まあ、そういう風に教えてもらっていても苦労はするよ。今でも学んでいる最中さ。うまく行かねえものだな。
 ただ暮らしは、農奴だった頃よりもはるかに良くなった。俺は、腹いっぱい食べることが出来るようになった。農奴だった頃には考えられないことさ。いい家に暮らせて、服も立派な物が着れる。粗末な小屋でボロを着てふるえていた昔とは大違いだ。
 まあ、暑いことには苦労するよ。この国の暑さは凄いね。うっかり昼間に外を歩いていたら、倒れそうになったよ。ライラはあわてて追いかけて来て、俺を涼しい所に連れて行ったね。
 俺は、ライラに飼われているような有様だ。何せ、他の国に連れてこられて、逃げることも出来ない状態だからな。それでも前よりはいい暮らしだよ。ライラは良くしてくれるからな。だから、ライラを嫌うことはなくなったよ。
 ここに連れてこられて1年後には、俺たちは夫婦になったんだ。
 この里に来てからは、俺は幸せになったさ。ただ、親父とお袋のことが気がかりだった。俺がいなければ、畑を耕すことは出来ないだろう。領主さまは容赦なく税を奪う方だ。助けてくれる奴は誰もいない。親父やおふくろは死んでしまうだろう。
 俺はあきらめていた。遠い別の国に連れてこられたんだ。どうしようもない。俺が兵隊にとられた時点で、もうどうしようもなくなっていたんだ。
 そんな俺に、ライラは大丈夫だと言った。俺のいた国には、魔物の工作員が大勢もぐり込んでいるそうだ。秘かに魔物の勢力を拡大しているそうだ。だから、俺たちの国はあっさりと負けたわけだ。
 俺の住んでいた地域でも、工作は行われているらしい。魔物たちは親父たちが死なないようにするはずだと、ライラは言っている。
 これが本当かどうか分からない。俺を落ち着かせるための嘘かもしれない。だが俺は、ライラの言葉を信じたいさ。それしか出来ないからな。

 おいおい、俺とライラのエロ話を聞きたいのかよ。そりゃあ、夫婦だからやることやっているけどさ。だけど、他人には言いにくいな。まして、あんたのような女に対してはなあ。
 いや、分かっているよ。魔物娘たちはエロをひけらかしているからな。この国の人間も、エロ話は好きだってことも分かるよ。ただなあ…。まあ、いいや。話すよ。実の所、俺はエロいことを話したかったんだ。あんたのようなきれいな女に聞かせるとなれば、やる気になるさ。
 俺はさ、ライラとやる前は童貞だったんだよ。俺のいた所では、農奴の結婚相手は領主が決める。だが、俺は使えない農奴と見なされていてね。見せしめのために相手をあてがわれなかったんだ。俺の相手をしてくれる女もいなかったしね。俺たち農奴には、女を買う金もない。それで童貞さ。
 驚いたことに、ライラも処女だったんだ。俺のひいき目かもしれないが、ライラは美人だしエロい体をしている。それなのに、なぜ処女だったのか分からないね。ライラに聞いたことがあるが、はっきりしたことは話してくれないな。
 初めてやったのは、捕虜を入れておく建物の中だ。そこでライラと一緒に風呂に入ったんだ。風呂は30人くらいが入れる所でね。男女が一緒に入る所だった。俺とライラは、捕虜になった男たちとその面倒を見ている魔物娘たちと一緒に入っていた。
 いや、すごかったね。連中は、そろいもそろって風呂場でエロいことを始めるんだ。チンポをしゃぶるわ、男の上に乗っかかって搾り取るわ、四つん這いになってケツを攻められているわ、やりまくっていたよ。見られて恥ずかしいと思わないらしいね。それどころか見せつけやがっていたよ。
 俺はあぜんとして見ていたよ。俺はエロいことは好きだけど、目の前で大勢の男と女がやりまくっているのを見たら、何も考えられなくなるよ。
 気が付いたら、ライラは俺に抱き付いていた。俺の口を吸いながら、体をなで回すんだ。ライラの腹がチンポにこすれてしまってね、俺のチンポはたってしまったよ。そうするとライラは、ひざまずいて笑いながら俺のチンポをしゃぶり始めた。俺はがまん出来なくなって、ライラの体を貪ったよ。
 お互い初めてだったから、うまくは出来なかったな。俺は、ライラの体を勝手に貪ってしまったよ。ライラは、俺を見持ちよくさせようとしていた。あらかじめやり方を学んでいたらしいけど、体験は初めてだからうまく行かなかったんだ。でも俺は、生まれて初めての女の体に頭がおかしくなりそうだったよ。
 それからは、毎日のようにやったな。風呂場でやるし、寝場所でやるし、建物の陰でやることもあった。まるで盛りの付いた犬さ。いや、犬でもあんなにはやらないだろうな。
 俺は、ライラの体に夢中になったよ。でかい胸、なめらかな腕、くぼんだ腋、柔らかい腹、そして張りのある尻。それらの体は褐色でエロいんだ。汗をかいたり、香油を塗ったりすると、ヌラヌラと光るんだ。それを見ていると、すぐに俺のチンポはたってしまう。ライラは、チンポを胸や腋ではさんでくれたり、腹や尻でなで回してくれるんだ。
 体だけでなく、顔も極上だよ。鋭いように見える顔なのに、エロい表情が似合う顔なんだ。つり目だけどぱっちりした目で見つめられると、俺は震えちまうね。唇はぷっくりしていて、舌なめずりすると濡れてエロくなる。チンポをしゃぶるのが似合っている唇と舌だよ。そして柔らかい頬だ。あいつ、俺のチンポにほおずりをしてくれるんだよ。
 俺は、精液を出しまくってしまったよ。顔にぶっかけ、口の中にぶちまけた。胸や腋、腹や尻も精液で汚したよ。褐色の肌が白く汚れると興奮するね。おまけに俺の精液の臭いが染みつくんだ。そうすると自分のものにしたような気がするね。
 まあ、初めの頃は、あいつのヘビの体には抵抗があったね。ヘビの体を見ていると、やっぱり怖くなってしまうんだよ。ただ、やっているうちに気にならなくなった。あいつの女の穴は、人間とヘビの体の境目にあるからな。繰り返しやっていると、気持ち良さを体で覚えてしまった。そうするとヘビの体が良く思えてくるんだ。
 慣れてしまうと、ヘビの体もいいものさ。赤い鱗がヌメヌメと光っていて、白いヘビの腹とうまく合っている。そのヘビの体で俺をしっかりと、だけど優しく締め付けるんだ。チンポをあいつの中に入れていると、あいつの中は俺をしっかりと締め付ける。それと同時にヘビの体が俺を抱きしめている。そして俺があいつの中に全てをぶちまけると、ヘビの体は俺の体をマッサージしてくれる。そうすると気持ち良く眠れるんだ。
 ただ、ヘビの体に慣れるのは時間がかかったね。ライラとやり始めてから、半年くらいはかかったね。あいつには悪いけれど、魔物娘の体に慣れるのは時間がかかってしまうんだよ。

 まあ、慣れてからは俺には歯止めがなくなったね。暇さえあれば、ライラの体を求めるようになったよ。ライラの方は、初めから俺とやりまくる気でいっぱいさ。このラミアの里で暮らすようになってからは、いろんな方法でやりまくったよ。
 普通は、ラミアは男の体に巻き付きながらやる。それを、あえてやらなかった時があったね。俺がライラの上に圧し掛かり、体中をなめ回してやった。頬をなめ、胸を吸い、腋をなめ回し、腹に頬ずりをしながらなめ、あいつの股をむしゃぶりまくったよ。その時、お互いにわざと風呂に入らなかったんだ。うまかったね。体の場所によって味が違うと分かったよ。胸のしょっぱさと、腋のしょっぱさ、股のしょっぱさはそれぞれ違うんだな。
 匂いも、体の場所によっては違うんだよな。顔を押し付けていると、それがよく分かるよ。胸の谷間の濃い匂いと、腋の甘酸っぱい匂いは違う。そして股の匂いだ。なんて言ったらいいのかな、股はチーズと海水を混ぜ合わせたような匂いだよ。
 一番傑作だったのは、ケツの穴の匂いを嗅ぎながらなめてやった時だよ。あいつ体を震わせていてね、そのうちよだれを垂らしながら泣き始めた。やめてと言いながら、喜んでいるんだよ。ケツの穴がヒクヒクしていたね。
 ライラは、俺のチンポを女の穴に入れたがっていたよ。でも、俺はがまんさせた。あいつのヘビの体をたっぷりとなめてやった。白い腹はなめらかだったよ。舌触りが良くて、顔を埋めながらなめたよ。赤い鱗もなめると面白いね。よだれで濡れると、テラテラと光り始めるんだ。尻尾の先があいつの弱点の一つさ。たっぷりとなめしゃぶってやったら、身もだえしながら喜びやがった。
 そうしてライラを散々悶えさせた後、俺はあいつの鼻先にチンポを突き出してやった。あいつは、ぼんやりと俺のチンポを見ていたよ。そして鼻をヒクヒクさせ始め、音を立てて臭いを嗅ぎ始めた。俺は、ライラの鼻にチンポを押し付けてしまったよ。そしてライラの顔をチンポで嬲ってやった。
 チンポで嬲ったのは顔だけじゃない。胸も、腋も、腹も、尻も嬲ってやったよ。体によってチンポに伝わる感触は違う。それを思う存分堪能したのさ。顔は、凹凸があるから独特の感触がある。胸は、フワッとした柔らかさがある。腋は、汗で濡れているからぬめる。腹はなめらかだったな。尻は、弾力があってしっかりとした感触がする。ただ、チンポをこすりつける時は、鱗があるから注意が必要だな。
 俺は、あいつの体に精液をぶちまけまくったよ。顔にも胸にも尻にも出して汚してやった。白く汚して臭いを付けてやった。そうしたらあいつの股から液があふれ出すんだ。散々嬲られて、臭いを嗅がされてがまん出来なくなったんだろうな。とうとう俺に飛びついて、俺のチンポをしゃぶりまくって無理やりたたせた。そのまま股を押し付けて、チンポを自分の中に飲み込みやがった。そうして、俺をヘビの体で締め付けながら腰をふりまくったんだよ。
 すごかったね。何回搾り取られたんだろう?10回までは覚えているんだけど、それ以上は数えるのをあきらめちまった。最後には気を失ってしまったね。俺は、魔物娘とやったためにインキュバスとか言う魔物になっていた。精力は以前とは比べ物にならないほど強くなったけど、それでも気絶しちまった。まあ、こんな調子でライラとやりまくってきたのさ。
 本当に暇さえあればやっていたな。場所も色々だ。畑仕事の最中に、木陰に行って体を貪りあったよ。お互い土と汗で汚れていると言うのにさ。飯をつくっている最中に、あいつに抱き付いてやったこともある。おかげでシチューがおかしな味になったよ。里の市場で物を買っている最中に、建物の陰に隠れてやったこともある。あれは、他の連中にばれただろうな。建物の陰から出て行ったら、あいつら笑ってやがった。
 一番気持ちが良かったのは、ラミアの里の風呂でやることだね。ラミアの里には、共同で入る風呂がある。そこには里の男と女が一緒に入るんだ。当然のことながら、風呂の中ではやりまくる奴らがいるのさ。
 俺とライラは、お互いの体を洗い合った。ライラは、自分の体中を使って俺の体を洗うんだ。胸でチンポを洗ってくれると本当に気持ちがいいよ。俺は、腕であいつの股を洗うんだ。とろけそうな顔をしていたよ。腕が愛液まみれになっちまったね。
 その後、抱き合いながら浴槽の中に入る。湯とライラの体の気持ちの良さが、俺の体に染み込んで来るよ。仕事の後にこれをやると、本当に癒されるね。
 そして特に楽しいのは、オリーブオイルをつかったマッサージだ。風呂には寝台があり、そこで男と女はマッサージし合うんだ。この寝台と言うのが魔界製でね、水をはじくんだけど柔らかいんだ。オイルマッサージに適した寝台なのさ。このオリーブオイルというのが、サキュバスが作ったものでね。オイルに色々と混ぜてあるらしく、いい匂いがする上にぬめりがいい。それに体に塗られるとやりたくなってくるんだ。
 俺たちは、風呂に行くたびにマッサージし合ったな。お互いの体中を押し付けてすべらせたよ。全身がヌルヌルしながら体を揉み合うんだ。やっている最中に、俺たちは何度もいっちまったね。そうしたあとで、俺たちはさんざん交わったわけだ。
 でもさ、風呂だから暑いんだよね。あんまりやると倒れちまう。事前に注意されているんだが、とうとう俺は倒れてしまった。ライラは、フラフラしながら俺を抱えて風呂から出たらしいね。いや、恥ずかしいね。
 まあ、こんな調子で俺たちはやりまくったわけだ。悪いね、つい長話してしまった。エロ話をすると、夢中になっちまうよ。

 ただ、あんたのようなきれいな女相手にエロ話をすると、まずいんだよな。俺の妻は嫉妬深くってね。他の女と居ると怒り出すんだ。
 風呂に入ると、どうしても他の女が目に入る。男と女が一緒に入るんだから当然だ。そうするとライラは目を吊り上げるわけだ。「他の女の胸を見ているの?妻の前で他の女に見とれているの!」そう言って、俺を締め上げるんだ。
 おかしなもんだね。ライラは、俺とは釣り合わないような美人だ。男なんていくらでも手に入れることが出来るだろうに。何で、俺に執着するんだろうね?
 いや、魔物娘がそういうものだっていうのは分かるさ。いったん自分の夫や恋人にした男に対しては、人間では考えられないほど執着する。特に、ラミアは嫉妬深いさ。風呂でラミアに締め上げられた男は、大勢いるさ。もしかしたら、里中の男が締め上げられたかもしれない。
 ただなあ、ライラは尋常ではないんだよ。里を歩けば、他の女を見ていないか見張っている。見張るどころか引っ付いている。女が俺たちとすれ違うたびに、ライラは俺の顔をのぞき込んでいる。何を見ているのか見張っているわけだ。
 アプサラスが里に来た時は災難だったね。愛の女神の踊り娘であるアプサラスが、楽士であるガンダルヴァと里に来た事があるんだ。そして広場でエロい踊りをしたんだ。いやあ、つい見とれてしまったね。このアプサラスって言うのが美人でね。おまけにいい体をしているんだ。体をエロく見せる服を着た踊り子が、胸や腰をふりながら踊っているんだ。鼻息を荒くしちまったよ。
 気が付くと、俺の後ろにライラがいたよ。「あら、きれいな女ね。胸が大きくて、お尻をあんなに振っているじゃない。あなた好みの女ね」俺は、逃げようとしたが逃げられなかった。体を動かす前に、ヘビの体で締め付けられたんだ。
 締め付けられているのは、俺だけじゃなかったな。見物していた男のほとんどが、ラミアに締め付けられていた。辺り中に、カエルの潰されたような声が響いたよ。アプサラスたちは、逃げ出すように里から出て行ったな。
 まあ、今日はライラはいないな。ありがたいよ、たまには酒場で1人飲みたいんだ。それくらいは、あいつも許してくれる。ただ、あんたと一緒にいることが分かればまずいわけさ。エロ話をしていたと分かったら、面倒なことになるね。

 それにしても、あんたはいったいどういう人なんだ?旅をしながら話を聞いて歩いていると言ったけれど、こんな所にわざわざ来る必要があるのか?人間の女がこの里に来ることは、めったにないんだけどな。
 えっ、あんたはサキュバスなのか!ちょ、ちょっと待ってくれ。もしかしてお偉いさんなのか?魔界から派遣された監察官だって!
 す、すいませんでした!お偉いさんだとは知らず、なれなれしい話し方をして。ど、どうかご容赦を!
 ゆ、許して下さるのですか?それはありがたいです。話を聞きたかっただけですか。率直な話を聞きたかったから、サキュバスであることを言わなかった訳ですか。そ、そういうことですか。
 そ、それじゃあ、この辺で勘弁して下さい。お偉いさんとどう話せばいいか、俺には分からないんで。お酒をごちそうさまでした。
 あっ!ライラ、いつの間にいたんだ!い、いや、これはだなあ、監察官さまにお話をしていたんだ。えっ、違う、違う!手なんか出していないって!鼻の下を伸ばしていたって?誤解だよ!
 し、締め付けるのは止めてくれ!誤解なんだってば!浮気なんかしていない!た、助けて!監察官さま、誤解を解いてください!このままでは、俺は…。ああっ!ああああああああっ!

18/10/15 00:37更新 / 鬼畜軍曹

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