番外編:一万観覧記念メタ祭り BACK NEXT

※この番外編には、本編以上のカオス成分・メタ発言が含まれております。
※今回はほとんどがキャラ崩壊系会話で成り立っています、キャラ崩壊が嫌なお方はお早めにお逃げください
※この番外編では次回本更新のびみょんなネタばれも含まれています、読む際には注意してください。
※フライング?気にしないでください、お願いします。

以上のことを理解し、バッチコーイ!ってなっている人はどうぞ下へお進みください。
















「えー、皆さん日頃より『行商少年の旅行記』を観覧してくださり、真にありがとうございます。
 おかげさまで一万観覧を迎えることが出来、作者のテンションがヘブン状態になりました。」
「アルトよ、何を読んでおるのじゃ?」
「落ちていたメモだよ、よくわからないメモだけど裏面に読めって書いてあったから。」
「ふむ、そうなのか。」

そんなことを話していると、突然玄関のドアが開いた。

「こんにちわー、烏丸新聞でーす。」
「また来たのか、取材なら勘弁して欲しいんだけど。」
「いえ、取材ではなくて貴方宛の質問などが書かれた手紙が大量に届いたんですよ。」
「何故郵便じゃなくて新聞社に届けるのか・・・」
「私にもわかりませんが、とりあえずこの前の謝罪もかねて渡しに来ました。」
「この前の謝罪?」
「そのうちにわかるよ、うん。」

玄関先で話していると、またドアが開いた。

「失礼するよ。」
「オリファーか、何用じゃ?」
「変な手紙が届いてな、その内容がアイリスの家に行けという質素な内容だったのだ。」
「ふむ、まあいい、こんなところで立ち話もなんじゃろう、奥で休むといい。」
「すまんな、少し休まさせてもらうとしよう。」

オリファーさんと新聞社のカラステングを、リビングへと案内する。
リビングでは父さん達が、チーズのように蕩けていた。

「・・・少し避けてくれると嬉しいんだけど。」
「むー?あ・・・すまない、今退くから少し待ってくれ。」
「この暑さでは無理もない、この様に蕩けてしまうのも仕方がないことだろう。」
「どうぞお座りください。」
「では失礼する。」

オリファーさんがソファーへと腰掛ける。
それを確認してから、僕はキッチンへと向かった。

「待たせたの、アルトの姿が見えぬの?」
「アルト君は用事があったみたいで向こうに行ったぞ。」
「ふむ、まあ手紙でも読むとするかの。」
「手紙?」
「はい、烏丸新聞の方にアルトさん宛ての手紙が大量に届きまして、それを私が持ってきたんです。」
「まあそんなことはよい、早く見るぞ。」
「人の手紙を勝手に読もうとしないでよ。」

アイスティーを大量に持ってリビングへと戻ってくる。
もう少し遅かったら手紙を読まれていたかもしれない。

「アイスティーです、お口に合うかは分かりませんがどうぞ。」
「うむ、すまんな。」
「とにかく早く読むのじゃ、気になって仕方がない。」
「そんなに急かさないでよ、今読むから。」

[一通目]

「『アルトさんの名前の由来は?』だって。」
「それについては私が答えよう。」
「父さんなら答えれるね、後母さんも。」
「アルトの名前の由来は特にない!」
「え!?まさか適当につけたの!?」
「のみ込みが早くて助かるわ、流石私たちの子ね。」
「まあ、元々は別の名前にしようと思っていたのだが、何処からか『その名前はやめておけ』という声が聞こえてきてな、それで名前を変えたのだ。」
「元はどんな名前にしようとしてたの?」
「うーむ・・・思い出せん・・・すまん。」

[二通目]

「『記者に覗かれた時にどんなお仕置きをしたの?』だって」
「体験者の私が言います、クイーンスライムの中に放り込まれました。」
「放り込みました、おいしくいただかれていましたね(性的な意味で」
「覗かれた?何時の話じゃ?」
「一昨日の事だよ、この人『突撃!隣の晩御飯(性的なry』の記者らしいし。」
「何!?あの欄が休刊だったのはアルトのせいか!?」
「ア、アイリス、ちょっとおちt」
「問答無用!」
「イヤァァァァァ!!!」
「・・・無茶しおって・・・」

[三通目]

「『アルトの魔力ってどれくらいあるの?』だって。」
「どれくらいなのじゃ?」
「うーん・・・ん?こんなところにメモが・・・」
「ぬ?」
「何々・・・『アルトの魔力は現在の設定有人物内では最も高いです、生命力の低さも設定内最下位ですけど。』?何だこのメモ?」
「ワシよりも高いというのか!?」
「このメモに書かれていることが本当ならそうらしいね。」
「許さん!覚悟ぉ!」
「ちょ!?逆恨みhうぎゃぁぁぁ!!!」
「・・・お兄様・・・」

[四通目]

「『烏丸新聞ってどう見ても女性週刊誌・・・』だって、これについては直接記者に聞いた方がいいね。」
「烏丸新聞は、主に有名人のスクープや軍や教団の動き、後はスポーツや名店紹介などが主です。」
「あれ?それだったら突撃!とかいらないよね?」
「あれは真面目な記事ばかりでは、読み手がつまらないだろうと言う、一方的な偏見から作られたコーナーです、他にもこのようなコーナーがありますよ。」
「そーなのかー。」
「笑いあり!感動あり!烏丸新聞!皆さん読んでくださいね!」
「何処に向かって言っておるのじゃ?」
「アイリス、世の中には気にしてはいけないこともあるんだよ。」
「う、うむ。」

[五通目]

「『うちの村で祭りがあります、ぜひ来て下さい』・・・せめて住所を」
「なんだって!?今すぐ行かねば!!」
「あ!?オリファーさん!・・・行っちゃった・・・」
「・・・この手紙はなかったことにした方がいいの・・・」

[六通目]

「『クリスちゃん、お兄さんと『ピーー』しないかい?ハァハァ。』・・・」
「・・・何?・・・この手紙・・・」
「よく分からないけど・・・クリスのことが好きな人からの手紙かな?」
「・・・この人じゃなくて・・・お兄様なら・・・」
「え?」
「・・・何でもない・・・」

[七通目]

「『勇者の特権って何?』・・・また難しい質問だね」
「うむ、勇者のことなぞ何もしr」『ガシャーン!』「な、何じゃ!?」
「見つけたぞアルト!今日こそは貴様を捕らえてやる!」
「お、調度よかった、とりあえず座ってくれ。」
「え?あ、どうも。」
「えっと、勇者の特権って何かわかるかい?」
「勇者の特権か、あれは便利だぞ、人の家に調査という名目で入れたり洞窟とか遺跡とかに許可無しでも入れる、オマケに宿代が半額になる。」
「そうなのか、でも地味だね。」
「何を言っている、遺跡に行けばお宝が手に入ったり、宿代が安くなればそれだけ資金を節約できるんだ、すばらしい特権だろう。」
「宿代半額は僕も欲しいよ、旅先で資金を節約できるのは嬉しいし。」
「なら勇者になればいいじゃないか、と言っても指名手配経験有るとダメらしいが。」
「勇者にならなくても旅は出来るし、魔物と共存すると言う選択肢も増えるしね。」
「まあいい、今日は捕まえる気になれん、今度会ったときは覚悟しておくがいい、さらばだ!」
「・・・あやつ、ひょっとしていい奴なのか?」
「・・・よくわからないけど・・・まあいいか。」

[八通目]

「『あれ?行商してないよね?』・・・」
「・・・してないの。」
「・・・してない・・・」
「いろいろ事情があって旅が出来ないんだよぉ!僕だって行商人としてまた旅をしたいんだよぉ!」
「あら?母さんとしては、貴方がこんなに可愛いお嫁さんを貰って、落ち着けることはいい事だと思うわ。」
「アルトの母上殿、まだ少し気が早い気がするのじゃ、ワシがアルトのことを気に入っているのは否定せんがの♪」
「うぅ・・・一人旅の気楽さと寂しさを返してよ・・・チクショウ・・・」
「・・・お兄様・・・泣かないで・・・」

[九通目]

「『行商以外に出てきた人たちはどうなるの?』・・・?何だこれ。」
「メモが落ちているぞ。」
「何々・・・『一部は本編に出てくる予定です、あくまで予定ですが裸エプロンの人達が出る予定です』だって、裸エプロンってなんだろう?」
「わからぬのならば実践してみればよい、アルトよ、ちょっと寝室へいこうかの♪」
「え!?ちょっと目が怖い!助けて!だれかぁぁぁ!!」
「・・・ここからは・・・私が読む・・・」
「頑張ってね、クリスちゃん。」

[十通目]

「『これから先の展開はどうなるの?』・・・だって・・・」
「例の如くメモが落ちていたぞ」
「・・・『次回は一応前後で分ける予定です、露骨な厨二キャラも出る予定です、アルトの時点で十分厨二ですが気にしてはいけませんごめんなさい。』・・・だって・・・」
「なんでこんなメモが落ちているのかしら?」
「・・・お母様・・・気にしちゃだめ・・・」

[十一通目]

「『書くことがありません。』・・・」
「ネタ切れなのね。」

[十二通目]

「『アルトもげろ。』・・・」
「質問ではなくなってきたわね。」
「・・・ちょっと・・・出かけてくる・・・」
「何処へ行くんだ?」
「・・・手紙を・・・書いた人の所・・・」
「・・・止めは挿しちゃだめよ?」
「・・・わかった・・・行って来ます・・・」




「やっと手紙を読み終わったわね。」
「何でこんなに手紙が来たんだ?」
「何でって、一万観覧突破だからでしょ?」
「お?もどってk・・・!?」

後ろを振り返ると・・・そこには裸エプロン姿で前を押さえているアルトの姿があった。

「何だその格好は!?」
「アイリスに無理やり着せられた・・・すごく恥ずかしい格好・・・」
「よく似合っておるぞ♪」
「ま、まあそれよりもだ、一万観覧って何のことだ?」
「僕らの私生活が覗かれた回数だよ。」
「え!?誰かに見られているのか!?」
「僕らの方からは見れないけどね。」
「くっ!隠れてないで出て来い!」
「あはは・・・さて・・・と」

そう言うと、アルトはリビングから瞬時に消えた・・・







「貴方達・・・見ていますね!!!」
10/08/30 17:25 up
一万観覧突破前ですがフライングします、ごめんなさい。
裸エプロンでティンときた!人は握手してください。
アルトさんのキャラが不安定・・・でも少しずつ変態に・・・

おや?誰かが来たようだ。
白い黒猫
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