リッチ(手違いで同棲するもこちらに興味がない勉学少女)
「えええっ!!あなた、男だったの!?ごめんなさい……名前が女の子っぽかったから、てっきり……」
魔物娘学園の寮に住むことになったあなた。
しかし、うっかり屋の寮母さんのミスで、なんと魔物娘との相部屋になってしまった。
普通に学園生活を送るだけでも貞操が危ないというのに、一つや根の下で寝泊まりなどしたらひとたまりもないだろう。
しかし、あなたはその心配はなさそうだと思った。
なぜなら、一緒に住む相手はあなたに興味がなさそうだったからだ。
「………………」
相部屋に住む先客、魔物娘のリッチは、こちらの事を見向きもせずに、分厚い本を開いて読んでいる。
フードを深くかぶっているせいで、その表情は窺い知れない。
「ま、もう空き部屋はないし、運がなかったということであきらめてちょうだい。そういうわけで、仲良くやってね」
寮母さんは逃げるように部屋から出ていった。
無言のリッチさんと二人きりになり、気まずい雰囲気になる。
「………………」
リッチさんは聞き取りづらい小声をつぶやいたあと、自分の机に向かった。
どうやら挨拶することもままならないらしい。コミュニケーションはとれそうにないと諦めたあなたは、部屋の状況を確認する。
相部屋にはリッチさんの私物が散乱していた。
ほこり臭そうな本に、魔術に使用すると思われる道具、ゆらゆらと仄かに発行する液体入りの瓶。
脱ぎっぱなしの下着など目のやり場に困るものはおいてないのは幸いだった。
……と思ったが、彼女はそもそも衣服を着ていなかった。
ローブの隙間から時々見える、彼女の白い内股を思い出した。
それから早数日。特にめぼしい出来事もないまま月日は過ぎていく。
他のクラスメイトには、リッチさんと同棲している事はばれないようにしてきた。
登校時間はずらしているし、人目に付かないように寮に入ったりしている。
もっとも、それも時間の問題で、いつかはバレてしまうのだろうが。
もし性欲盛んな魔物娘連中に「見ず知らずの女とも気にせず寝る尻軽男」なんて烙印を押されれば、明日からミルクタンク人生が確定してしまう。
今日も誰にも見つからずに自分の部屋に戻る。
リッチさんはすでに帰宅しており、机で怪しい薬品を並べて実験のような事をしていた。
ただいま、と声をかけてみる。
もちろん反応はない。アンデッドには感情がゆたかな個体もあるらしいが、彼女は屍のように感じられた。
そのとき、ガシャン、と陶器が割れる音がした。
リッチさんの足下には、粉々に砕けた何かが散らばっていた。
素足でふんずけたら危ないと思ったあなたは、急いで箒とちりとりを用意するが、なんと破片は煙のように霧散し、消えていってしまった。
事情はつかめないが、リッチさんが怪我していないか心配になったあなたは、そっと彼女の肩を叩いた。
「っ……!!??」
突然、雷に打たれたように身体をしならせるリッチさん。
声にならない声を上げ、弛んだ口元からはだらしなく涎をたらしている。
驚いたあなたに目もくれず、リッチさんは自分の手を濡れそぼった股に滑らせ、自分を慰めはじめる。
あなたに見られている事も気にする様子はなく、獣のようなあえぎ声をあげて快楽を享受していた。
部屋においてあった辞典を調べ、彼女の【経箱】が壊れてしまったことを知る。
簡潔に言えば、経箱が壊れると性欲が押さえきれなくなるようだ。
リッチさんは今もあなたの隣で、絶頂オナニーを繰り返している。
部屋の中は、女性特有の甘ったるい匂いが充満していた。
このままでは彼女が可哀想だと思ったあなたは、オナニー中の彼女に声をかけた。
何か、自分に出来ることはないだろうか。と……
彼女もせっぱ詰まっているのか、ようやくあなたに分かる大きさで話してくれた。
「……理解に苦しむ。何故、あなたがそんなことをする必要がある?」
その質問に、あなたはうまく答える事が出来なかった。
強いて言えば、同じ部屋に住むよしみとして放っておけなかったのだ。
「非合理的思考……だが、現状ではやむ終えない。協力を要請する」
あなたは力強く頷いた。
経箱の再生には非常に膨大な魔力が必要だった。
本来は自身の魔力を少しずつ込めていくのだが、時間がかかりすぎる。
そこで、あなたの精液を魔力に変換し、再生期間を短くすることにした。
つまり、あなたの為すべき事は彼女にひたすら精液を注ぎ込むことだ。
回数は一日三回。
朝、起きたときに素早く一発。
昼、ご飯を食べるついでに一発。
夜、帰宅してから一発。
特に時間のとれる夜に関しては、ねっとりとろけるような魔力供給をする。
「こうしたほうが……より純度の高い魔力を得られる……効率的」
というリッチさんの意見で、子宮内に直接精液を流し込んだ。
成り行きで童貞を捨てる事になったあなた。
リッチさんの小柄な肉体を抱きしめ、ズブズブと体を沈めていく。
アンデッド特有の冷たい身体は、あなたの抱擁と肉棒の熱で徐々にほぐれ、とろとろと愛液をとめどなくこぼす。
「っ!!……っ!?〜〜〜〜!?!?」
腰を打ち付ける最中も、リッチさんはあまり言葉を発さない。
しかし、それは感じていないのではなく、あまりの気持ちよさに声にならない嬌声を上げているからだ。
その証拠にリッチさんを強く抱きしめると、それに答えるように彼女は細い腕や脚をあなたにからめてくる。
限界まで上り詰め、一番奥にあなたの精液を遠慮なく注いでやると、彼女は幸福そうな表情で、気絶するように眠りにつくのだ。
一週間このような生活をつづけ、ついに経箱が完成した。
努力が実って喜ばしい反面、これ以上リッチさんに精液を供給する必要がなくなったことの寂しさを感じる。
「あ、あの……」
リッチさんがあなたに声をかける。
精液供給関係以外で彼女があなたに話しかけるのは、コレが初めてだった。
「…………………………………………」
リッチさんは何か言いたげに口をもごもごとさせていたが、結局一言も発することなく、あなたに背を向けてしまった。
しかし、おそらく礼を言いたかったんだろうという意図は伝わっていたので、あなたは悪い気はしなかった。
翌日、おいしそうな匂いにつられて目が覚める。
共用のテーブルには、二人分の簡単な朝食が並んでいた。
「お、はよ………………………………ごはん、食べる?」
リッチさんが作ってくれたということだろう。
あなたはお言葉に甘えて、トーストを一口かじった。
ただのトーストなのに、感動するくらい美味しく感じられた。
この出来事以降、あなたとリッチさんの関係は良好だ。
しかし、なぜか夜な夜な精液供給する習慣は続いてしまっている。
「精液の研究には搾りたての新鮮なものを使用したい。別に他意はない」
とリッチさんは言うが、真相は誰にも分からない。
魔物娘学園の寮に住むことになったあなた。
しかし、うっかり屋の寮母さんのミスで、なんと魔物娘との相部屋になってしまった。
普通に学園生活を送るだけでも貞操が危ないというのに、一つや根の下で寝泊まりなどしたらひとたまりもないだろう。
しかし、あなたはその心配はなさそうだと思った。
なぜなら、一緒に住む相手はあなたに興味がなさそうだったからだ。
「………………」
相部屋に住む先客、魔物娘のリッチは、こちらの事を見向きもせずに、分厚い本を開いて読んでいる。
フードを深くかぶっているせいで、その表情は窺い知れない。
「ま、もう空き部屋はないし、運がなかったということであきらめてちょうだい。そういうわけで、仲良くやってね」
寮母さんは逃げるように部屋から出ていった。
無言のリッチさんと二人きりになり、気まずい雰囲気になる。
「………………」
リッチさんは聞き取りづらい小声をつぶやいたあと、自分の机に向かった。
どうやら挨拶することもままならないらしい。コミュニケーションはとれそうにないと諦めたあなたは、部屋の状況を確認する。
相部屋にはリッチさんの私物が散乱していた。
ほこり臭そうな本に、魔術に使用すると思われる道具、ゆらゆらと仄かに発行する液体入りの瓶。
脱ぎっぱなしの下着など目のやり場に困るものはおいてないのは幸いだった。
……と思ったが、彼女はそもそも衣服を着ていなかった。
ローブの隙間から時々見える、彼女の白い内股を思い出した。
それから早数日。特にめぼしい出来事もないまま月日は過ぎていく。
他のクラスメイトには、リッチさんと同棲している事はばれないようにしてきた。
登校時間はずらしているし、人目に付かないように寮に入ったりしている。
もっとも、それも時間の問題で、いつかはバレてしまうのだろうが。
もし性欲盛んな魔物娘連中に「見ず知らずの女とも気にせず寝る尻軽男」なんて烙印を押されれば、明日からミルクタンク人生が確定してしまう。
今日も誰にも見つからずに自分の部屋に戻る。
リッチさんはすでに帰宅しており、机で怪しい薬品を並べて実験のような事をしていた。
ただいま、と声をかけてみる。
もちろん反応はない。アンデッドには感情がゆたかな個体もあるらしいが、彼女は屍のように感じられた。
そのとき、ガシャン、と陶器が割れる音がした。
リッチさんの足下には、粉々に砕けた何かが散らばっていた。
素足でふんずけたら危ないと思ったあなたは、急いで箒とちりとりを用意するが、なんと破片は煙のように霧散し、消えていってしまった。
事情はつかめないが、リッチさんが怪我していないか心配になったあなたは、そっと彼女の肩を叩いた。
「っ……!!??」
突然、雷に打たれたように身体をしならせるリッチさん。
声にならない声を上げ、弛んだ口元からはだらしなく涎をたらしている。
驚いたあなたに目もくれず、リッチさんは自分の手を濡れそぼった股に滑らせ、自分を慰めはじめる。
あなたに見られている事も気にする様子はなく、獣のようなあえぎ声をあげて快楽を享受していた。
部屋においてあった辞典を調べ、彼女の【経箱】が壊れてしまったことを知る。
簡潔に言えば、経箱が壊れると性欲が押さえきれなくなるようだ。
リッチさんは今もあなたの隣で、絶頂オナニーを繰り返している。
部屋の中は、女性特有の甘ったるい匂いが充満していた。
このままでは彼女が可哀想だと思ったあなたは、オナニー中の彼女に声をかけた。
何か、自分に出来ることはないだろうか。と……
彼女もせっぱ詰まっているのか、ようやくあなたに分かる大きさで話してくれた。
「……理解に苦しむ。何故、あなたがそんなことをする必要がある?」
その質問に、あなたはうまく答える事が出来なかった。
強いて言えば、同じ部屋に住むよしみとして放っておけなかったのだ。
「非合理的思考……だが、現状ではやむ終えない。協力を要請する」
あなたは力強く頷いた。
経箱の再生には非常に膨大な魔力が必要だった。
本来は自身の魔力を少しずつ込めていくのだが、時間がかかりすぎる。
そこで、あなたの精液を魔力に変換し、再生期間を短くすることにした。
つまり、あなたの為すべき事は彼女にひたすら精液を注ぎ込むことだ。
回数は一日三回。
朝、起きたときに素早く一発。
昼、ご飯を食べるついでに一発。
夜、帰宅してから一発。
特に時間のとれる夜に関しては、ねっとりとろけるような魔力供給をする。
「こうしたほうが……より純度の高い魔力を得られる……効率的」
というリッチさんの意見で、子宮内に直接精液を流し込んだ。
成り行きで童貞を捨てる事になったあなた。
リッチさんの小柄な肉体を抱きしめ、ズブズブと体を沈めていく。
アンデッド特有の冷たい身体は、あなたの抱擁と肉棒の熱で徐々にほぐれ、とろとろと愛液をとめどなくこぼす。
「っ!!……っ!?〜〜〜〜!?!?」
腰を打ち付ける最中も、リッチさんはあまり言葉を発さない。
しかし、それは感じていないのではなく、あまりの気持ちよさに声にならない嬌声を上げているからだ。
その証拠にリッチさんを強く抱きしめると、それに答えるように彼女は細い腕や脚をあなたにからめてくる。
限界まで上り詰め、一番奥にあなたの精液を遠慮なく注いでやると、彼女は幸福そうな表情で、気絶するように眠りにつくのだ。
一週間このような生活をつづけ、ついに経箱が完成した。
努力が実って喜ばしい反面、これ以上リッチさんに精液を供給する必要がなくなったことの寂しさを感じる。
「あ、あの……」
リッチさんがあなたに声をかける。
精液供給関係以外で彼女があなたに話しかけるのは、コレが初めてだった。
「…………………………………………」
リッチさんは何か言いたげに口をもごもごとさせていたが、結局一言も発することなく、あなたに背を向けてしまった。
しかし、おそらく礼を言いたかったんだろうという意図は伝わっていたので、あなたは悪い気はしなかった。
翌日、おいしそうな匂いにつられて目が覚める。
共用のテーブルには、二人分の簡単な朝食が並んでいた。
「お、はよ………………………………ごはん、食べる?」
リッチさんが作ってくれたということだろう。
あなたはお言葉に甘えて、トーストを一口かじった。
ただのトーストなのに、感動するくらい美味しく感じられた。
この出来事以降、あなたとリッチさんの関係は良好だ。
しかし、なぜか夜な夜な精液供給する習慣は続いてしまっている。
「精液の研究には搾りたての新鮮なものを使用したい。別に他意はない」
とリッチさんは言うが、真相は誰にも分からない。
18/07/25 21:22更新 / 牛みかん
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