読切小説
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ごめんなさいの手紙
突然こんな手紙が置いてあって、驚かせてしまいましたよね。
ボクは彼の所に行きます。
君のおかげで、ボクは彼と居られるようになったから。

ごめんなさい。
そしてありがとう。


勘の良い君なら気がついた居たかもしれません。
ボクはずっと彼に惹かれていました。
君の事は彼を忘れる為に利用しようとしただけでした。

ずっとずっと、君を貪って、夢中になろうとして、
それでも彼の事が忘れられませんでした。

そんな中、ボクの身体は君の魔力に犯されて、
だんだんと変っていきました。

普通ならもっと男らしく精力が強くなるのでしょうね。
でも、ボクは段々と精力が弱くなっていきました。

そして、ついにボクは女の子の身体になってしまいました。
図鑑によると、アルプという突然変異種だそうです。

この身体になって、もう彼への想いを封じられなくなってしまいました。
ごめんなさい。ありがとう。

ボクは彼の所に行きます。
さようなら


11/03/26 16:59更新 / 気紛れな暇人

■作者メッセージ
アルプの図鑑を読み衝動で書いて、衝動で投稿した。
書いた事に後悔はしていない。

しかし、投稿してよかったのか迷いはある・・・・

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