連載小説
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柳田さん(エロ)
………。

気が付くと、昇太郎の隣には柳田さんがいた。彼女は、戸惑う昇太郎を抱きしめた。「なぁ、昇太郎。今夜はあたいに付き合ってもらうぜ」。昇太郎は、彼女の張り出している胸に包まれた。彼女の腕が昇太郎の頭を抱え、押し付けてくる。「うへへ、ここは地上の楽園でござるか」昇太郎はそう思った。

「もう、今日は眠らせないよ、昇太郎っ」

ふかふかのベッド、柳田さんは、僕を抱え込み、足を僕の腰に交差させた。昇太郎は欲望の赴くままに、顔を存分に柳田さんの胸に押し付けた。や、柔らかい。彼女の体に手をまわして、背中から、お尻まで触る。彼女の肌は滑らかで、お尻はむっちりとしていた。指先でお尻をもみこむと、柳田さんの腰がそれに反応して、動いた。二人は、抱き合ったまま、ベッドで求め合った。

「やだ、昇太郎、どこ触ってるんだってば」
「すみません、もう収まりがつかなくて」

一言で今の気分を説明するなら、至福である。と、柳田さんが、胸に巻いていた虎柄の布の結び目を解く。そして、彼女は、乳房を両の手で隠す。「ねぇ、昇太郎、ここ、見たいでしょ?」柳田さんが誘うように笑う。そんなの答えは決まっているじゃないですか。「見たいなら、私の指、どけてみて?」昇太郎の鼻の下は伸びきっていた。慎重に柳田さんの手をどかす。すると、そこからは、美しい形の乳首が顔を出した。

「ねぇ、好きにしていいのよ?」

昇太郎は居てもたってもいられなくなり、柳田さんの乳首に吸い付いた。「あぁ、柳田さん、最高です。たまりません」柳田さんは喘ぎ声を上げながら、「一杯吸っていいんだからね、あたいの体味わって?」と、昇太郎の頭を撫でた。昇太郎が、舌の先で乳首をちろちろと舐めると、疼いてしまうのか、柳田さんは乳首を固くした。彼女は、恍惚の表情を浮かべた。

「昇太郎、ばっかりずるいわ。あたいにも、舐めさせて?」

今日の柳田さんはいつになく積極的だった。昇太郎のトランクスを脱がせると、ソレをしごき始める。「あはは、かっちかちじゃん」ああ、死んでもいい!昇太郎はそう思った。すると、彼女は、僕のモノに唾液を垂らした。ぐちゃぐちゃとエロい音がする。「やだ、エロ〜い」そういうと、柳田さんは舌で先端を舐め始めた。ずり落ちるメガネを指で押し上げながら、丁寧に舐める。

「ねぇ、なんなの、この美味しいシュチュエーションなんなの」と昇太郎は思った。柳田さんは、徐に口で一物を咥えこむ。昇太郎は思わず声を漏らした。柳田さんはしゃぶりながら、舌を絡み付かせてくる。そうして、そのまま、上下にゆっくりと動かした。髪の毛が垂れる。それをかきあげる。

「へへ、昇太郎、あたいの口、気持ちいい?」

昇太郎はこくこくと二度うなずいた。柳田さんの口の動きが早くなる。根元まで咥えこんで、眼鏡越しに上目使いでこちらを見てくる。ああ、たまらん。昇太郎はそう思った。柳田さんは容赦なく、前後に顔を動かしながら、舐めていく。昇太郎の一物はそれだけで絶頂を迎えそうになっていた。

「あはは、やだ。こんなんでいかないでね」

柳田さんは昇太郎の一物から口を離した。そして、ベッドの上に四つん這いになる。「ちょっと恥ずかしいけど」彼女は腰で縛っていた縄を解き、所謂鬼のパンツに手をかけた。そのまま、見せつけるように、ずり下げる。彼女は肉付きのいいお尻が現れる。

「昇太郎、ここ、見て?あたいのここ、熱いの」

彼女の陰部はてらてらと湿っており、糸が引いていた。彼女は股の間から手を出して、中指と薬指でその襞を撫でまわしていた。くちゅくちゅと音がする。彼女の腰が震える。中指で陰核をいじると、あぁと声を漏らした。びくんと体がうねる。昇太郎はその光景を見ているだけで幸せだった。

彼女のお尻を両手でつかみ、一物をあそこに擦り付ける。「はやくぅ、昇太郎?」柳田さんが艶っぽい声でそう言った。昇太郎はゆっくりと中にソレを挿入した。昇太郎は腰を奥まで突き出す。柳田さんの中は、とても狭かった。彼女の膣が締まる。昇太郎がしばらく、中の感触を味わっていると、柳田さんは「ねぇ、昇太郎、お願いがあるの」と言ってきた。
な、なんでしょうか、柳田さん。

「そ、その、あたいのお尻、叩いてくれないかな。あたい、わりとMだから、さ」

柳田さんの顔は真っ赤だった。昇太郎は始め躊躇ったが、試に思い切って彼女の青いお尻を平手で叩いてみた。べちん。「もっと、強く。その方が、興奮するから」柳田さんは恥ずかしそうに言った。昇太郎はそれを受けて、平手で思いっきり叩いた。ばしっ!!彼女のお尻が赤くなる。「あん!そう、それくらいがいいの」柳田さんは、おねだりするように腰を突き上げる。

たまらなくなった昇太郎は、彼女のお尻を幾度となく平手打ちした。その度に彼女のお尻は赤く腫れ上がり、膣がキュッと締まった。叩きながら、腰を前後に動かすと、彼女は喘ぎ声を上げた。「あん、もっと、あたいの事いじめて、お願いだからぁ!」

この言葉が昇太郎の心に火を点けた。彼女の尻を叩きながら、言葉責めをする。「柳田さんはこういう叩かれるのが好きなドMなんですね、叩かれるたびに興奮してるんですよね?この変態!」柳田さんは、あうっと声にならない声をあげた。「そ、そうなの。あたいは叩かれると興奮しちゃう、マゾなの、へ、変態なのぉ」自分の言葉にすら興奮しているのか、彼女の体が痙攣する。

昇太郎は、柳田さんの頭から生えている角を掴んで、激しく腰を動かした。彼女の上半身が反り返り、先ほどよりも深く陰茎が突き刺さる。「ほら、柳田さん、私の中に、あなたの精液くださいって言ってごらん、ほしいんでしょ?」柳田さんはその声に顔を赤らめると、呆けた声でこう言った。

「はいっ!お願いします、あたいの、ドMなおまんこに、昇太郎の精液ください!」

その声を聞くやいなや、昇太郎のモノは一段と大きくなり、締め付ける膣圧に耐え切れず、柳田さんの中に果てた。

………。

昇太郎が目を覚ますと、リビングにはビールの缶が並んでいた。どうやら、昨日家飲みをした後そのままここで眠ってしまったらしい。隣には柳田さんが口を大きく開けて寝ていた。時計を見ると、朝の九時である。あれは夢だったのか、現実だったのか。昇太郎は散らかっているリビングを片付け、柳田さんを寝室まで運ぶと、シャワーに向かった。
12/04/24 23:13更新 / やまなし
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