状況悪化?
「はぁ、はぁ……ふぅ」
目の前で揺れていた鞭が退き、痛いほどに締め付けられていた四肢の拘束が緩む。息も絶え絶えになりながら凛は安堵の溜息を漏らす。
「……サテ、ト」
気づけば、少女が目の前に浮かんでいた。着込んだ白いワンピースからうぞうぞと蠢くツタが這い出て脚の代わりとなっている。
音も無く近寄る少女。
「……イタカッタデショウ?」
首筋をそっと撫でて顎に手を添える。
「ああ」
険しい瞳で弱弱しく頷く凛に少女は微笑んだ。
「スグニキモチヨク……シテアゲルカラ」
その笑顔に一瞬見惚れて、言葉に一瞬呆けて。正気に戻った時には既に服の切れ端をツタが握っていた。
「え」
理解できずに呟いた言葉とツタが服を破り取るのは同時だった。和装であった為、下着を着けていなかった凛の一糸まとわぬ姿が露わになる。
「な、なんの心算だ……?」
「ワカッテルクセニ……ウブナネンネジャアルマイシ」
エロ親父みたいな事を言いながら少女は凛にキスをしようと顔を近づける。
「っ?!」
反応できずに唇を重ねる。
少女はそのまま舌を滑り込ませて、凛の口内を蹂躙しようとしたところで逆に舌を絡められて困惑する。歯を閉じたり、舌をかまれたりすることぐらいは想定していただけに拍子抜けした。
「んー!んー!」
凛としてはいきなり口内に侵入してきた異物を押し戻そうとしていただけだったのだが、そういった知識に疎いせいもあってか、その動きが少女を悦ばせているだけという事に気づかない。
口内を隅々まで舐め回し、唾液を送り、啜り、舌を絡め、時に舌を吸う。
凛の抵抗とも呼べぬ抵抗が徐々に弱くなり、少女の独壇場と化した時には凛は初めての快楽に酔いしれていた。その快楽に惚けた顔に少女は小さく笑みを浮かべると口を離す。つつと唾液の橋が一瞬少女と凛との間に架かる。
「ぁ……?」
疑問とも呻きともとれる残念そうな声が凛の口から漏れる。
それを合図に少女の手が太腿を撫ぜながら這い上がり、そのままなだらかな双丘を餅か何かの様に捏ね回す。
「んっ……はっ……ぅあ」
先程よりも甘く、大きくなった喘ぎを聞きながら少女は責めを強くしていく。僅かではあるが起ち始めている乳首を人差し指で弾きながら揉みしだき、逆の乳首を口に含んで甘噛しみながら、乳輪の周りを焦らすようにして舐める。
「フフ……カンジヤスイノネ?」
言葉責めでもするかのようにそう囁くが、凛には答える余裕もなかった。凛本人は理解していないが、少女の言うとおり、感じやすい体質なのは確かだった。
少し興を削がれながらも、少女は手を休めずに凛を責め続ける。そして空いていた左手を這わせて、凛の秘部を優しく撫でる。
「――――っ!?」
「………………エエッ?」
のけぞって全身を小刻みに震わせる凛。軽くイったのだと少女が理解するのに数秒を要した。
「――ッ――ッ――」
「カンジヤススギ……ジャナイ?」
面白い玩具を見つけた子供の様な表情に呆れ混じりの苦笑を混ぜて少女は止まっていた責めを再開する。
同じようなことを繰り返すのも芸が無い。周囲を所在なさげに漂っていたツタに指示を出す。一本を乳房に巻き付け、一本は乳首を引っ張る。臍を撫ぜる一本のツタ。
手の指の一本一本にツタを絡める。口が開いたところにツタを何本か押し込んだ。
それを確認して満足げに頷くと、凛の秘部の前まで少女は移動する。
ツタに指示を出し、足を開かせる。ついでに足の指にもツタを絡ませておいた。
「キレイナピンクイロ……メズラシイネ」
濡れそぼった割れ目に顔を近づけて、そのまま貪るように吸い付いた。
「――っ――っ!――――っぁ!」
わざと音を立てるようにして吸うが、一吸いごとに軽くイっている凛に聞こえているかは怪しい。これはこれで面白いが、やはり少し物足りない。かと言って焦らしたり出来るだけの知識も技巧もないし、ここまで感じやすい人間に出会ったのも初めてである。結局、正攻法で責めることにした。
差し入れた舌を抜き、陰唇をなぞり、そのまま陰核に吸い付いた。吸い上げながらころころと舌先で転がして、潰すように愛撫する。
「――――ッ!!」
凛は声にならない悲鳴を上げ、全身を震わせて絶頂に達する。愛液を吹き出し、数回痙攣すると、全身を弛緩させ荒い息をついている。
既に涙さえ浮かべた顔は弱弱しく、普段の強さと自信に溢れた少女の影は何処にも無い。
「ソロソロ……イイカシラ?」
嗜虐的な笑みを浮かべた少女の顔の横でゆらゆらと揺れるツタ。他のものと比べて二周り以上大きなそれは男性器を模した淫猥な形をしていた。
「……っ!?」
凛に性知識は殆どない。とはいえ、学校をサボるような不良ではなく授業中寝るような不真面目学生でもない。
保健体育という科目がある以上、必要最低限のことは知っている、はずだ。
少なくとも少女の横で揺れるそれが男性器に酷似しており、また男性器が子供を作る為の器官であると言うことは知っていた。
弱弱しく首を横に振るが、少女はにんまりと笑うだけだった。
そして、それが自らの秘部に押し付けられて
目の前で揺れていた鞭が退き、痛いほどに締め付けられていた四肢の拘束が緩む。息も絶え絶えになりながら凛は安堵の溜息を漏らす。
「……サテ、ト」
気づけば、少女が目の前に浮かんでいた。着込んだ白いワンピースからうぞうぞと蠢くツタが這い出て脚の代わりとなっている。
音も無く近寄る少女。
「……イタカッタデショウ?」
首筋をそっと撫でて顎に手を添える。
「ああ」
険しい瞳で弱弱しく頷く凛に少女は微笑んだ。
「スグニキモチヨク……シテアゲルカラ」
その笑顔に一瞬見惚れて、言葉に一瞬呆けて。正気に戻った時には既に服の切れ端をツタが握っていた。
「え」
理解できずに呟いた言葉とツタが服を破り取るのは同時だった。和装であった為、下着を着けていなかった凛の一糸まとわぬ姿が露わになる。
「な、なんの心算だ……?」
「ワカッテルクセニ……ウブナネンネジャアルマイシ」
エロ親父みたいな事を言いながら少女は凛にキスをしようと顔を近づける。
「っ?!」
反応できずに唇を重ねる。
少女はそのまま舌を滑り込ませて、凛の口内を蹂躙しようとしたところで逆に舌を絡められて困惑する。歯を閉じたり、舌をかまれたりすることぐらいは想定していただけに拍子抜けした。
「んー!んー!」
凛としてはいきなり口内に侵入してきた異物を押し戻そうとしていただけだったのだが、そういった知識に疎いせいもあってか、その動きが少女を悦ばせているだけという事に気づかない。
口内を隅々まで舐め回し、唾液を送り、啜り、舌を絡め、時に舌を吸う。
凛の抵抗とも呼べぬ抵抗が徐々に弱くなり、少女の独壇場と化した時には凛は初めての快楽に酔いしれていた。その快楽に惚けた顔に少女は小さく笑みを浮かべると口を離す。つつと唾液の橋が一瞬少女と凛との間に架かる。
「ぁ……?」
疑問とも呻きともとれる残念そうな声が凛の口から漏れる。
それを合図に少女の手が太腿を撫ぜながら這い上がり、そのままなだらかな双丘を餅か何かの様に捏ね回す。
「んっ……はっ……ぅあ」
先程よりも甘く、大きくなった喘ぎを聞きながら少女は責めを強くしていく。僅かではあるが起ち始めている乳首を人差し指で弾きながら揉みしだき、逆の乳首を口に含んで甘噛しみながら、乳輪の周りを焦らすようにして舐める。
「フフ……カンジヤスイノネ?」
言葉責めでもするかのようにそう囁くが、凛には答える余裕もなかった。凛本人は理解していないが、少女の言うとおり、感じやすい体質なのは確かだった。
少し興を削がれながらも、少女は手を休めずに凛を責め続ける。そして空いていた左手を這わせて、凛の秘部を優しく撫でる。
「――――っ!?」
「………………エエッ?」
のけぞって全身を小刻みに震わせる凛。軽くイったのだと少女が理解するのに数秒を要した。
「――ッ――ッ――」
「カンジヤススギ……ジャナイ?」
面白い玩具を見つけた子供の様な表情に呆れ混じりの苦笑を混ぜて少女は止まっていた責めを再開する。
同じようなことを繰り返すのも芸が無い。周囲を所在なさげに漂っていたツタに指示を出す。一本を乳房に巻き付け、一本は乳首を引っ張る。臍を撫ぜる一本のツタ。
手の指の一本一本にツタを絡める。口が開いたところにツタを何本か押し込んだ。
それを確認して満足げに頷くと、凛の秘部の前まで少女は移動する。
ツタに指示を出し、足を開かせる。ついでに足の指にもツタを絡ませておいた。
「キレイナピンクイロ……メズラシイネ」
濡れそぼった割れ目に顔を近づけて、そのまま貪るように吸い付いた。
「――っ――っ!――――っぁ!」
わざと音を立てるようにして吸うが、一吸いごとに軽くイっている凛に聞こえているかは怪しい。これはこれで面白いが、やはり少し物足りない。かと言って焦らしたり出来るだけの知識も技巧もないし、ここまで感じやすい人間に出会ったのも初めてである。結局、正攻法で責めることにした。
差し入れた舌を抜き、陰唇をなぞり、そのまま陰核に吸い付いた。吸い上げながらころころと舌先で転がして、潰すように愛撫する。
「――――ッ!!」
凛は声にならない悲鳴を上げ、全身を震わせて絶頂に達する。愛液を吹き出し、数回痙攣すると、全身を弛緩させ荒い息をついている。
既に涙さえ浮かべた顔は弱弱しく、普段の強さと自信に溢れた少女の影は何処にも無い。
「ソロソロ……イイカシラ?」
嗜虐的な笑みを浮かべた少女の顔の横でゆらゆらと揺れるツタ。他のものと比べて二周り以上大きなそれは男性器を模した淫猥な形をしていた。
「……っ!?」
凛に性知識は殆どない。とはいえ、学校をサボるような不良ではなく授業中寝るような不真面目学生でもない。
保健体育という科目がある以上、必要最低限のことは知っている、はずだ。
少なくとも少女の横で揺れるそれが男性器に酷似しており、また男性器が子供を作る為の器官であると言うことは知っていた。
弱弱しく首を横に振るが、少女はにんまりと笑うだけだった。
そして、それが自らの秘部に押し付けられて
10/08/28 19:05更新 / ルシュエル
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