連載小説
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設定集
※本作、白勇者外伝〜救済されるべき者達〜をお読みいただき、ありがとうございます!
※本作は、著作『白勇者と黒勇者〜白と黒の交わり語り〜』の外伝でございます

※そちらをお読み頂いた方が楽しめますが、そちらを読んで頂かなくても楽しめるように、一部設定集をこちらに載せたいと思います
※更新毎に情報を追加していけるようにしたいと思いますので、よろしくお願いします


用語

・白勇者(人造勇者)
教団の一部狂信者たちが考え付いた計画
本来の勇者と違い、主神の加護を受けたりしたのではなく、あくまで人為的な魔術で身体能力の強化及び、特殊能力の付与をされている
また、それらに使われているのはその殆どが教団でも禁術指定を受けている魔術式であり、非人道的と言わざるを得ないだろう
彼らは基本的に孤児や犯罪者を実験に使い、そのまま洗脳教育を施されている
その為、魔物=悪でと刷り込まされているが、自分たちが受けた実験の事から、教団自体を嫌悪している者も少なくは無い
元となったのは、かつて白勇者と呼ばれた青年、ホープ=スペランツェリアの能力を魔物に向けられるようにするためである

・GEIS(ゲッシュ)
騎士をより高めるために過去に作られた誓約魔法
自らが超えたい事や、高めたい事、至りたい事に対して自ら誓約をかけ、抑制することにより、その力に至るというもの
いわば、本人の潜在能力をより明確に出すために作られた術である


・HOPE-STRIKE(ホープストライク)
ホープ=F=スペランツェリアがGEISにより会得した勇者の力
純粋なエネルギーとしては星々をある程度は抹消するだけのエネルギー量である
ホープF自身が望めば、世界すら破壊することもできる
ホープFはこの力を『悪意ある略奪者や、妄信した者達』に対してしか使わないように常にコントロールしている
ホープFがこれを使い魔物を斬ろうとしても斬れない、逆に味方の指揮官が斬れてしまう事から、教団でこの力を複製、コントロールしようとしたのが人造勇者計画の始まりである

・OverdoseSoldier(オーバードーズソルジャー)
ホープ=F=スペランツェリアが人造勇者計画により会得した力
自身の自然治癒力等を犠牲に、元々の身体能力や魔力総量を強制的に底上げすることが目的である
最初期の実験故に、大した成果も上がってはいない
後の白勇者の実験基盤となったのはいうまでもない

人物紹介

ホープ=F=スペランツェリア
No.39
58歳(外見年齢25歳)
能力:OverdoseSoldier(オーバードーズソルジャー)
能力:HOPE-STRIKE(ホープストライク)
能力:GEIS(ゲッシュ)

最初期の人造勇者にして、白勇者の名を得た者
極めて温厚で優しい性格をし、『みんなの笑顔のために戦う』と本気で公言するほどのお人好し
しかし、ガヴィエルを貶められたり、他の人間を苦しめる人間を見ると激しく激怒する性格
かつて憧れた司祭、ミヒャエル=クレッセントのような立派な勇者になる事が夢だった

しかし、ガヴィエルと共に、今の教団が間違ってしまっているのを正そうとし、人造勇者になる事に
それでもかつての志を忘れず、人魔共に『笑顔で暮らせる世界』の為に今日も旅を続ける

ちなみに最後のプロポーズは実の両親が実際にしたプロポーズをそのまましたらしい

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ガヴィエル
種族:天使
???歳

ホープFに勇者の神託を告げに来た天使
神託を託しに来た時からホープFに一目ぼれをしていたが、本人は気付かないでいた
元々かなり高位の天使だったが、神託を告げに言った時から魔物の魔力に侵食され、帰れなくなっていた
これは元々予定されていた事であり、本人も納得していたらしい

ホープFのプロポーズを35年待っていたが、実はかなりアプローチしていたとか

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12/05/09 23:03更新 / ネームレス
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