EX〜白と黒が交わって…〜 ★
「お疲れ様、ホープ」
そう言いながらお茶をいれ、それを僕の前に出してくれた
「僕はたいして疲れてないから大丈夫だよ、リリス」
「そう言って、また無茶とかしてるんでしょ?」
目の前にいるリリム―――僕の伴侶であり、僕が命に代えても護りたい女性、リリスが膨れながら言う
「そうは言っても、事実僕は何もしてないよ」
そう言いながら、彼女が入れてくれたお茶を飲む
―――温まる
心のそこから温まり、僕の疲れも、何もかもが吹き飛び、幸せな気持ちになる
リリスが僕の為に入れてくれたという事実、それに彼女と二人っきりと言う特別な状態が、僕の心を興奮させ、歓喜させる
こんな事、かつてなら許されなかっただろうに…
・・・
人造勇者計画―――
かつて人間を人体実験し、魔物を一方的に狩り殺そうとした悪しき計画
それを潰してくれたのが、目の前にいるファストサルド領地当主のリリスであった
いや、潰してくれただけじゃない
悪しき計画を潰し、その上で僕を救い、更には僕に名前をくれた
かつての僕―――白勇者と呼ばれた人造勇者達は、その殆どが名前を消され、ナンバーで呼ばれていた
僕もその一人で、当時はNo.93と呼ばれていた
そんな僕に彼女は名前と居場所、そして愛情をくれた
僕には過ぎた名前―――かつて絶望と呼ばれた僕を否定する為に―――希望を意味するホープを、僕に名付けてくれた
そんな彼女の伴侶として、僕も色々なことをしている
人造勇者だった事を生かし、この領地の自衛部隊の一人として、皆を護っているのだ
とは言っても、流石に僕も疲れていた
教団騎士達との戦闘を連日こなして来たのは流石に辛かった
そのお陰で、負傷者や死亡者がいないから、僕としては全く問題ないが
そのことはリリスにバレているだろうが、疲れが無い振りをする
しないと、リリスは変に心配してしまうし、なにより―――
「…ープ、ホープってば!?」
「ふぇ?」
「やっぱり考え事してた!…疲れてない振りする為でしょ?」
その言葉に、僕は冷や汗を掻く
「え゛!?な、何のこと?」
「とぼけなくても解るよ?…ホープの顔、疲れてるって書いてるもん」
そう言われ、僕は苦笑いを浮べながら、彼女の言葉を聞く
「大方、私に遠慮させたくないから疲れてない振りをしようとしたんでしょ?」
「…はい」
彼女が膨れながら、僕に詰め寄る
普段凛々しい姿から想像できない可愛らしいその表情に、僕は瞬時に屈服する
「全く…ホープは私に甘えてもいいんだから、ね?」
そう言いながら、彼女は僕を抱き寄せる
身長差から、僕の顔がリリスの胸の中に埋まってしまう形だ
―――不味い!
そう思ったときには、半分時既に遅し
凄まじい眠気が僕を襲う
「ホープ、こうすると眠くなるもんね♪」
嬉しそうに、しかしとてもいやらしい笑みを浮べながら彼女は続ける
「でも、今夜は寝かせないわよ?…明日はリートとか皆に無理言って一日お休み貰ったんだから♪」
そうは言うが、実際は無理なんて言ってないだろう
リートさんや他の皆も言うが、リリスは何でも背負い込んでる時がある
たまの息抜きもしないと、倒れてしまうからだろう
「勿論ホープも、明日一日は強制お休みよ?君はただでさえ気負いすぎなんだから」
「でも…僕は対して何も出来てないよ?」
眠い中、それだけは言う
リリスみたいに執務から政策まで、なんでもやってる訳ではないのだ
ただ、戦えて、それで皆が護れて安心できるから戦ってると言うのもある
「そうやって自分のお仕事具合を低く見ないの。…ホープは頑張ってるよ」
そう言いながら、彼女は僕を抱き締めながら、寝室へ飛ぶ
僕を運ぶ時だけは、得意の転移魔法は決して使わない
―――以前なぜか聞いたら、僕の温もりを少しでも長く感じたいからと言う、本当に泣いてしまう言葉を貰った
そして、僕ら二人が寝るには十分すぎる大きなベット―――十数人は寝れるんじゃないだろうか―――まできて、僕を解放する
リリスの温もりが消えて、僕は一瞬パニックになりそうになる
が、これもまたいつもの事
振り返ると―――
「さぁ、ホープ?…癒してあげるね」
服を転移し、生まれた姿になったリリスがそこにいてくれるのだ
・・・
リリスが裸になり、そのまま僕を抱き締めてくれる
胸が僕の顔を包み、リリスの匂いが僕の感覚の半分を支配する
「そろそろ服を脱ぎましょうね」
そう言いながら、僕の上半身を裸にしようとしていく
「ホープ見た目じゃわからないけど、しっかり鍛えられてるよね」
そう言いながら僕の体を優しく撫でる
「うぁ…」
あまりの気持ち良さに、つい声が出る
それに気を良くしたのか、リリスは僕の体を何回も撫で回す
―――その度に当たる、彼女の胸
少し見てみると、先端が少し立っている
そこに僕は手を伸ばし―――
「ひうぅん!」
軽く摘んでみる
いつも通り、温かく、やさしい感触
―――ここでようやく、自分が安堵している事に気付けた
「ホォプ、胸好きだもんね…」
そう言いながら、ズボンを尻尾で器用に脱がし始めるリリス
「私も…君の体温がスキィ…」
そう言いながら、全身を擦り付けてくる彼女は堪らなく愛おしい
「僕も…リリスが好きだよ…」
眠りそうになりながらも、しかし快感によって起こされ、僕はこの極上の時間を味わっていた
と、そんな時だった
「あ、くぅ!」
突然、股間に強烈な快感がきたのだ
「ふふっ…尻尾気持ちいいでしょ?」
リリスが僕を抱き締めながら言う
上は彼女の優しい温もりに
下は彼女の激しい尻尾に
僕は両方からの攻めを受けて我慢が出来そうに無かった
「り、りす…僕、もう…」
「出したい?でもダメ♪」
そう言いながら、彼女は尻尾を動かすのをやめる
「だすならぁ…こっちに、ね♪」
そう言って僕を寝かし、自分の秘部を僕に見せる
―――濡れている
そこはもう洪水と言っても間違いはない位、濡れていた
そこに僕の膨張した物を近付け―――
「んっはぁあああぁぁああぁああ!」
膣に入れた瞬間、彼女は達したらしく―――
「うっ…くぅ!」
僕も達してしまい、彼女の膣に精子を注ぐ
「はぁ…はぁ…ほぉぷぅ…」
達して、惚けながら僕を強く抱き締め、彼女は更に腰を振る
その動きに僕はついていけず―――
「り…りす…僕また…」
「いいのぉ!ほぉぷならいくらでも出していいのぉ!わたしはほぉぷせんようなのぉ!」
その言葉に惹かれ、また達してしまった
・・・
「…おはよぅ、ホープ」
気が付いたら、窓の外には日が出ていた
「…ごめんね、リリス」
「ホープが悪いんじゃなくてね、私が…その…」
恐らく、あれから少なくとも10回以上はこなしているのだろう
それ以降の記憶が無いので、正確にはわからないが…
「僕も、リリスを欲求不満にしちゃったんだもの。…夫なのに」
「私も…仕事ばっかになってたからね…。妻失格ね」
「「そんなこと無い!」」
お互いに、自分を責めて、相手のそれを否定する―――
そのタイミングの良さに、僕達は顔を見合わせて微笑んでいた
「リリスが忙しいのは仕方ないよ…領主でいろんな問題まだあるんだし」
「ホープも同じ。…白勇者の頃の事を引きずって無理するのはいやだけど、ね」
そう言いながら、僕にキスをしながら僕を優しく抱き締めてくれるリリス
「今日は一日休みましょう?…ホープも休まないと倒れちゃうよ?」
そう言いながら、リリスは僕の事を尻尾で捕まえて離さない
そして、眼には情欲が映し出されていて―――
「…明日に支障が出ないように気をつけよう」
そう言いながら、僕はリリスに溺れる
僕の希望、僕が見つけた―――
世界の希望の、他の人は絶対に見れない側面に―――
今日は只管、溺れる
そう言いながらお茶をいれ、それを僕の前に出してくれた
「僕はたいして疲れてないから大丈夫だよ、リリス」
「そう言って、また無茶とかしてるんでしょ?」
目の前にいるリリム―――僕の伴侶であり、僕が命に代えても護りたい女性、リリスが膨れながら言う
「そうは言っても、事実僕は何もしてないよ」
そう言いながら、彼女が入れてくれたお茶を飲む
―――温まる
心のそこから温まり、僕の疲れも、何もかもが吹き飛び、幸せな気持ちになる
リリスが僕の為に入れてくれたという事実、それに彼女と二人っきりと言う特別な状態が、僕の心を興奮させ、歓喜させる
こんな事、かつてなら許されなかっただろうに…
・・・
人造勇者計画―――
かつて人間を人体実験し、魔物を一方的に狩り殺そうとした悪しき計画
それを潰してくれたのが、目の前にいるファストサルド領地当主のリリスであった
いや、潰してくれただけじゃない
悪しき計画を潰し、その上で僕を救い、更には僕に名前をくれた
かつての僕―――白勇者と呼ばれた人造勇者達は、その殆どが名前を消され、ナンバーで呼ばれていた
僕もその一人で、当時はNo.93と呼ばれていた
そんな僕に彼女は名前と居場所、そして愛情をくれた
僕には過ぎた名前―――かつて絶望と呼ばれた僕を否定する為に―――希望を意味するホープを、僕に名付けてくれた
そんな彼女の伴侶として、僕も色々なことをしている
人造勇者だった事を生かし、この領地の自衛部隊の一人として、皆を護っているのだ
とは言っても、流石に僕も疲れていた
教団騎士達との戦闘を連日こなして来たのは流石に辛かった
そのお陰で、負傷者や死亡者がいないから、僕としては全く問題ないが
そのことはリリスにバレているだろうが、疲れが無い振りをする
しないと、リリスは変に心配してしまうし、なにより―――
「…ープ、ホープってば!?」
「ふぇ?」
「やっぱり考え事してた!…疲れてない振りする為でしょ?」
その言葉に、僕は冷や汗を掻く
「え゛!?な、何のこと?」
「とぼけなくても解るよ?…ホープの顔、疲れてるって書いてるもん」
そう言われ、僕は苦笑いを浮べながら、彼女の言葉を聞く
「大方、私に遠慮させたくないから疲れてない振りをしようとしたんでしょ?」
「…はい」
彼女が膨れながら、僕に詰め寄る
普段凛々しい姿から想像できない可愛らしいその表情に、僕は瞬時に屈服する
「全く…ホープは私に甘えてもいいんだから、ね?」
そう言いながら、彼女は僕を抱き寄せる
身長差から、僕の顔がリリスの胸の中に埋まってしまう形だ
―――不味い!
そう思ったときには、半分時既に遅し
凄まじい眠気が僕を襲う
「ホープ、こうすると眠くなるもんね♪」
嬉しそうに、しかしとてもいやらしい笑みを浮べながら彼女は続ける
「でも、今夜は寝かせないわよ?…明日はリートとか皆に無理言って一日お休み貰ったんだから♪」
そうは言うが、実際は無理なんて言ってないだろう
リートさんや他の皆も言うが、リリスは何でも背負い込んでる時がある
たまの息抜きもしないと、倒れてしまうからだろう
「勿論ホープも、明日一日は強制お休みよ?君はただでさえ気負いすぎなんだから」
「でも…僕は対して何も出来てないよ?」
眠い中、それだけは言う
リリスみたいに執務から政策まで、なんでもやってる訳ではないのだ
ただ、戦えて、それで皆が護れて安心できるから戦ってると言うのもある
「そうやって自分のお仕事具合を低く見ないの。…ホープは頑張ってるよ」
そう言いながら、彼女は僕を抱き締めながら、寝室へ飛ぶ
僕を運ぶ時だけは、得意の転移魔法は決して使わない
―――以前なぜか聞いたら、僕の温もりを少しでも長く感じたいからと言う、本当に泣いてしまう言葉を貰った
そして、僕ら二人が寝るには十分すぎる大きなベット―――十数人は寝れるんじゃないだろうか―――まできて、僕を解放する
リリスの温もりが消えて、僕は一瞬パニックになりそうになる
が、これもまたいつもの事
振り返ると―――
「さぁ、ホープ?…癒してあげるね」
服を転移し、生まれた姿になったリリスがそこにいてくれるのだ
・・・
リリスが裸になり、そのまま僕を抱き締めてくれる
胸が僕の顔を包み、リリスの匂いが僕の感覚の半分を支配する
「そろそろ服を脱ぎましょうね」
そう言いながら、僕の上半身を裸にしようとしていく
「ホープ見た目じゃわからないけど、しっかり鍛えられてるよね」
そう言いながら僕の体を優しく撫でる
「うぁ…」
あまりの気持ち良さに、つい声が出る
それに気を良くしたのか、リリスは僕の体を何回も撫で回す
―――その度に当たる、彼女の胸
少し見てみると、先端が少し立っている
そこに僕は手を伸ばし―――
「ひうぅん!」
軽く摘んでみる
いつも通り、温かく、やさしい感触
―――ここでようやく、自分が安堵している事に気付けた
「ホォプ、胸好きだもんね…」
そう言いながら、ズボンを尻尾で器用に脱がし始めるリリス
「私も…君の体温がスキィ…」
そう言いながら、全身を擦り付けてくる彼女は堪らなく愛おしい
「僕も…リリスが好きだよ…」
眠りそうになりながらも、しかし快感によって起こされ、僕はこの極上の時間を味わっていた
と、そんな時だった
「あ、くぅ!」
突然、股間に強烈な快感がきたのだ
「ふふっ…尻尾気持ちいいでしょ?」
リリスが僕を抱き締めながら言う
上は彼女の優しい温もりに
下は彼女の激しい尻尾に
僕は両方からの攻めを受けて我慢が出来そうに無かった
「り、りす…僕、もう…」
「出したい?でもダメ♪」
そう言いながら、彼女は尻尾を動かすのをやめる
「だすならぁ…こっちに、ね♪」
そう言って僕を寝かし、自分の秘部を僕に見せる
―――濡れている
そこはもう洪水と言っても間違いはない位、濡れていた
そこに僕の膨張した物を近付け―――
「んっはぁあああぁぁああぁああ!」
膣に入れた瞬間、彼女は達したらしく―――
「うっ…くぅ!」
僕も達してしまい、彼女の膣に精子を注ぐ
「はぁ…はぁ…ほぉぷぅ…」
達して、惚けながら僕を強く抱き締め、彼女は更に腰を振る
その動きに僕はついていけず―――
「り…りす…僕また…」
「いいのぉ!ほぉぷならいくらでも出していいのぉ!わたしはほぉぷせんようなのぉ!」
その言葉に惹かれ、また達してしまった
・・・
「…おはよぅ、ホープ」
気が付いたら、窓の外には日が出ていた
「…ごめんね、リリス」
「ホープが悪いんじゃなくてね、私が…その…」
恐らく、あれから少なくとも10回以上はこなしているのだろう
それ以降の記憶が無いので、正確にはわからないが…
「僕も、リリスを欲求不満にしちゃったんだもの。…夫なのに」
「私も…仕事ばっかになってたからね…。妻失格ね」
「「そんなこと無い!」」
お互いに、自分を責めて、相手のそれを否定する―――
そのタイミングの良さに、僕達は顔を見合わせて微笑んでいた
「リリスが忙しいのは仕方ないよ…領主でいろんな問題まだあるんだし」
「ホープも同じ。…白勇者の頃の事を引きずって無理するのはいやだけど、ね」
そう言いながら、僕にキスをしながら僕を優しく抱き締めてくれるリリス
「今日は一日休みましょう?…ホープも休まないと倒れちゃうよ?」
そう言いながら、リリスは僕の事を尻尾で捕まえて離さない
そして、眼には情欲が映し出されていて―――
「…明日に支障が出ないように気をつけよう」
そう言いながら、僕はリリスに溺れる
僕の希望、僕が見つけた―――
世界の希望の、他の人は絶対に見れない側面に―――
今日は只管、溺れる
12/01/01 03:53更新 / ネームレス
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