ねぇ、ねぇ、あなた。私の愛しいあなた。これから私の言う事を守ってちょうだい。
私達が永く愛し合う為の8つの約束事を。ねぇ、良いでしょう？もしも、破ったりしたら･･･、その時は私、泣いちゃうから。

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─私と愛しいあなたの八戒、その一
私の目はとっても不自由なの。あなたが居ると得に不自由になる。
あなたしか目に入らなくなるの。だから、お願い。私の目になって？私が見たかった景色を、幸せを、変わりに貴方の口から教えてちょうだい。そうすれば、なが〜い間、妄想と幻想を繰り返してきた私の想像がそれを再現できるから。もちろん、あなたと一緒に、ね？


─私と愛しいあなたの八戒、その二
私は死んでからずっと一人ぼっちだった。あなたが、あなただけが私のこの空白を埋めてくれる。
でもね、その孤独は簡単に埋まるものじゃ無いし、あなたの残りの時間(いっしょう)を私と一緒に居てくれても──エッチな事をシ続けてくれても、私は満たされない。でも、ガッカリしないで？私はあなたの魂を捕まえて離さないから。だから、今は普通の夫婦として愛し合いましょう。
一緒にご飯を作るの。
一緒にお風呂に入るの。
一緒のお布団で寝て、朝から晩まで、仕事の時もずっと一緒よ。
もちろん、お仕事の邪魔はしないわ。でも、エッチがしたくなったら言ってちょうだい。休憩時間にヌいてあげるわ。


─私と愛しいあなたの八戒、その三
私は極度の妬き女なの、だから、普段の何気ない事で、スイッチが入って、おかしくなってあなたに迷惑をかけると思う。
その時は、ごめんなさい。そんな我儘な私に付き合って。
だって、私とあなたが一番幸せをじゃないと気が済まないの。
だって、私とあなたが一番淫らじゃないと気が済まないの。
だって、あなたの一番があなた自身じゃなくて、私じゃないと──ダメなの。


─私と愛しいあなたの八戒、その四
私の元気が無いときは、私をメチャクチャに犯してね。
そしたら、私は元気になるから。あなた以外の事が考えられなくなって、いつもの私に戻るから。


─私と愛しいあなたの八戒、その五
私は生前の事は殆ど覚えてない──いいえ、思い出したくないの。あなたと楽しいお話をしている最中に、急に発狂しちゃうことがあるかも。そうなったら、私は私の檻であなたを捕らえてその檻が貴方の精液で一杯になって溺れるまで犯し続けると思う。でも、受け入れてくれるよね？
だって、あなたも気持ちいいから。なにも考えずに、私と一つに成ることだけに執着してくれたら良いの。


─私と愛しいあなたの八戒、その六
ごめんなさい、
ごめんなさい。
ごめんなさい!!!

本当はこんな私が迷惑って思ってるのは分かってる！
こんな事を強制してあなたがイヤなことは分かってる！
守らなくても良い！
私を愛してくれなくても良い！
只のオナホ扱いでも良い！
目障りなら、見えなくなるようにするから！

だから───
だから、お願い･････。
あなたの側に居させて･････。
私を一人にしないで･･･････。良い子にするから････。


─私と愛しいあなたの八戒、その七
私はあなたを閉じ込める。
あなたは何も抵抗しちゃいけない。
私はあなたを何処にも行かせない。
あなたは何処にも行っちゃいけない。
あなたが私を愛してくれなくても良い。
あなたが私を愛してくれなかった分、
私があなたを愛してあげるから。


─私と愛しいあなたの八戒、その八
ずっと、一緒だよ？
死んだくらいじゃ、私はあなたを離さないから。
死んでからが本番よ？何も感じなくなる位、互いを奪い合いましょう？
私は最愛のあなたになるの。
最愛のあなたは私になるの。
あなたはわたし。
わたしはあなた。
他は何も要らないよね？






────愛してるわ。あなた。