第八話 むらむらするものとラミアさん (エロあり)
「…どうしたの?」
そういえば、この男の名を知らなかったと思いながら、ブライトの傍に近寄った。
たぷん、と胸が揺れた。
どくんどくんと、心臓が速い。
貧乳とはまた違う良さのあるふくらみの谷間が、よく見える。
今までどうにも思っていなかったのに、この胸を揉みたいという衝動に駆りたてられた。
ブライトの身体が動かないのだと分かり、ラミアは近くにある木の幹まで運んだ。
「ぁ…」
その時、ブライトの下半身の股部分に、強く布をおすものがある事に気付いた。
苦しそうに出たそうにしているそれを見たくて、ラミアはブライトのズボンを下ろした。
ズボンでおさえられたそれは、おさえつけるものがなくなると同時にびんっと立ち上がる。
「え、え」
あんな言動をしていたブライトの今の状態に、ラミアは戸惑う。
固い肉の棒に手を近付け、上目でブライトの様子を窺う。否定の表情はない。むしろ期待しているように見える。
ほう…と、棒をとろんとした目で見ているラミアは、おそるおそる手で触れた。びくんと震えた。
突然、ある事に気付いた。
「あ、ね、ねえ、どこか痛い所とかない?」
ラミアの安否に、何ともないと、返答しようとしたが、声にはならなかった。かわりに、緩慢に首を縦に振る。
ほっと、安堵した。しかし、自覚が無いだけで身体に麻痺以外の異常があるかもしれない。こんな事をしている場合ではないと理性が働くが、魔物としての本能が踏みつぶした。
「…」
棒を手でさする度に、もっと欲しそうに脈を打っている。
ここには数年に数回、男が来る。その時に我一番と襲い掛かり、見事に男を捕った魔物の性交を、ラミアはこっそりと見ていた。その数回だけの映像からえた知識を思い出す。
これを口でしごいていたが、子どもである彼女の口と、見てきた男の大きさよりも一回り大きいこの肉の棒では、口に支障がでるほどに無理をして入れなければならない。
ブライトがやめろと顔で言っている。
何にやめろと言っているのか分からなかったが、無理に口で咥えようとすると、その顔を作るので、無理にするのをやめろと言っているのだろうと解釈した。
優しいんだなと、思った。
仕方ないので舌先でチロチロと舐めた。不思議な味を感じると共に、自分の鼓動が早まる事が分かる。
そういえば手も使っていた。その初々しい手つきで肉棒を弄っていく。
あらゆる点から男と触れるのが初めてなのだと理解できる。
上手いとは言い難いが、心の中で射精欲が大きくなっていく。剥き出しの亀頭の割れ目と舌がつんっと衝突した。
「…っ!」
びゅるっとイカの匂いのする白濁液が肉棒からとびでる。
ラミアの顔を、髪を白く汚し、花色の布に染み込んだ。
「こ、こんなに多いの…?」
その量の多さに少し驚く。
絶頂に達して押し寄せた快楽に身を震わせたブライトはふぅと息をついた。
「あ…」
そして、声が出るようになった事に気付いた。身体も少しなら動かす事も出来る。
「ラミア…」
あの量を出して、しかし再び固くなった男根を、とろんとした目でじい…と見ているラミアはブライトを見た。
「声、出るようになったの?」
「ああ」
「そっか…ねえ、もっと、いい?」
その可愛らしく官能的な声と笑顔にまた男根が立ちあがる。それが言葉を不要とした。
嬉しそうにうっとりするラミアの口元から舌先が見える。この痺れが緩和され、動く事が幾分か楽になったブライトは、それをしっかりと見る余裕が出来ていた。
長い、それは蛇であるラミアなのだから当然だろう。なのだが、このラミアは普通に舐めている。
舌が長いので頭部を動かす必要がない。股と肉棒の繋がり部分を舐めると、舌の全貌がけっこうよく見える。先端は細く、そこから段々と太くなっている。
細い先だけでもぞくぞくとしたものが背を駆けのぼる。これで全体を使われるとどうなるのだろうか。
なにか物足りない顔を、ラミアはしている。
何が足りないのか、必死に考える。ふと、前のラミアの性交が脳裏をよぎる。
「…」
細い先端が亀頭に触れる。そこから滑るように亀頭を回りながら下へと進む。ぐるぐると螺旋状に、肉棒に巻きついた。
ずりぃ、ずりぃ、と先端がゆっくりと進むと巻きついた舌全体が肉棒に刺激を与える。さらにぎゅうぎゅうにしめ、ねっちりと一寸も隙間を開けていないので、刺激は尋常ではない。
びくびくと激しい肉棒は絶頂に達し、白い液体を少女にぶちまけたいのに、出せないでいる。
なぜと思っていると、棒の根部分を、ラミアの舌がきつく締めていた。本人に自覚はないだろう。けれど、それが尿道をふさいでいる。舌全体が男根を味わい、ラミアの身体が震えた。
舌を根全体に巻きつかせたラミアは、それを独楽まわしの糸のように引き抜いた。
「うあぁっ…!」
巻きつくのはゆっくりなのに、引き抜くのは一気に引き抜いた。ずるずると赤い舌が肉棒と擦れ合う。
尿道を閉めるものがなくなり、一気にびゅるりと精液が飛び出た。もう舌を収納したラミアは飛び出る前に口で亀頭を覆った。喉がごきゅごきゅと動く。
「…んっうゅ…はぁ…!!」
口を離したラミアの息がかなり荒い。
もっと欲しそうな目つきをしている。そのあまりの艶めかしさにくらくらする。
ブライトの腕がまともに動いた。
ラミアの頭を撫でると、目を細めた。
「もっと、もっとぉ…」
ねだるラミアが妖艶すぎて願いを叶えてしまう。今度も舌でしようとしたラミアに待ったをかけた。
「今度は…おっぱいでやってみてくれる?」
「お、おっぱいで?」
少しラミアが困惑する。
「うん」
ラミアの鼓膜が優しく震えた。
ラミアのふくらみをぎゅうぎゅうにしめた布は、背のほうで止めているようで、ラミアが手を後ろに回した。
それを外す時と、布を弾き飛ばして二つの大きなふくらみが弾む時は同時だった。
ラミアが重力に逆らう自身のそれを下から持ち上げる。
むにむにと形が柔らかく歪むその果実は、一目で柔らかいと分かる。
上目でこれをどうしたらいいかとブライトに聞いた。
「それを、そう、それでぎゅっとして動かしてみて」
ブライトの言う通りに、ぎんぎんの肉棒を自分の肉の果実で挟みこみ、両の側面から手で強く押す。
凄まじい乳圧がブライトの棒にかかり、何ともいえない快楽が襲いかかる。
ラミアも感じているのか、目を細めている。
大きなふくらみが縦に動いた。ブライトの白濁液とラミアの唾液が肉同士の摩擦を起こさせず、滑らかに動かすことが出来る。
ふくらみの振動が刺激となって肉棒に責め立てる。
「うあぁっ、やべぇ…!」
むにゅむにゅと棒にからみつく果実がたまらない。
再び絶頂に達しようとしている。しかし。
「っ!」
肉棒の根を縛るものがあった。ラミアを見ると、口から赤いものが伸びて、自身のふくらみの谷間を通っている。
そして左乳の横からひょっこりと細く二つに分かれたものがちろちろとうごいている。
「さっき、ちんちんに巻きつかせていると出なかったでしょ?」
ラミアの声音は、知っているようでなく、確認のそれだった。
「そんなこと」
「じゃあ、確かめてみようかな、あたしも確証はないからね…」
そのままずちゅずちゅと挟んだたわわなふくらみを動かす。絶頂に達せず、もどかしい性感が脳をとかす。
茎を胸でしごいているラミアは、柔らかい谷間の上に出ている亀頭をちろりと舐めた。びぐんと肉の棒がおどる。
「あぐぅっ…!!」
「あたしのおっぱいも、舌も、気持ちいいんだね」
嬉しげに言ったラミアが舌を緩ませた。同時に、亀頭に吸いついた。吸わずとも勢いよく射精するのに、必死でちゅうちゅうと吸っている。
ブライトの身体が強烈な性感に悶える。
「はぁ…はぁ…」
もう身体は、自由だった。
「じゃあ、つぎは…んむぅっ!」
ブライトが息の上がったラミアの口をふさいだ。
「ん、はぁ…んぅ」
初めこそ目を見開いたラミアだったが、すぐさま目を細め、自身の舌とブライトの舌に絡みついた。
ぴちゃりと水音を響かせ、ブライトの舌に巻きつくようにラミアの舌が動き、お互いを愛撫する。
二人が離れると、唇と唇を繋ぐ糸が引かれた。
ブライトの両手が、ラミアのたわわなそれに伸びる。
「ふぁあ…」
もにゅもにゅと白い乳房を優しくもむと、ラミアがふるふると震え妖艶な声を響かせた。実ったふくらみに、指がずぶずぶと柔らかくくい込む。この果実が敏感なのか、揉み砕く度にびくびくと身をよじる。
揉む度に可愛らしい反応が返るので、飽きる事は無い。
「ね、ねえ…」
ラミアが物欲しそうにこちらを見る。この子を欲しそうに肉棒が疼いた。
牛の乳を搾るように一番ふくらんだ所から桜色の突起まで手を動かす。もちろん、液体は出ないが。
そのままびんびんに固い両の乳首を両の人指し指と親指でそれぞれをつまんだ。
「あうぅっ!」
ひと際大きい反応が返ってくる。くりくりとこねくると気持ち良さそうに身を悶えさせる。
「乳首…乳首いいよぉ…あぁん!」
片方の手をどけ、乳首に吸いつく、甘い香りが広がる。
乳房がたぷたぷと揺れるのは、吸いつき甲斐のある乳首をいたぶるとラミアがびくびくとしているからだろう。
空いた手が、腰に巻いた布の下から潜り込んだ。前部分がびしょぬれだと、ぐしょぐしょにぬれた布から分かる。布の中にある割れ目を指でくちゅくちゅと音を立てた。
「ひゃうっ!」
声を上げたラミアにかまわず割れ目の奥に指を少し入れた。
「ひゃあああああ…!!」
かなり大きくラミアが震えた。
不規則で荒い呼吸をしているラミアの割れ目に自身の肉の得物を近付ける。
「ラミア…いいか?」
「うん、いいよ、あたしの初めて…」
言い終わる前に、肉壺を貫くものがあった。しかし、最深部までは内部がきつきつで一気にはいけなかった。
ラミアの肉壺から赤い液体が流れる。
「うくぅ…」
顔を少し歪め、ラミアは苦痛に呻く。
「…っ」
やはり、こういう時ブライトは躊躇してしまう。しかし、ラミアがほしいと言うと、躊躇する思考を振り払った。
ずぶずぶと、ゆっくり入っていく肉棒は、こんこんと壁にあたった。
「はぁ…大丈夫か?」
「大丈夫だから、好きにして…」
膣から出そうとするが、きつきつの肉壺から出すには思いっきり腰を引かなければならなかった。それだけでも中に出してしまいそうだ。
数回出し入れをしていると、初めより明らかに滑らかに動かせた。いやらしい音がラミアの耳に入りこむ。
「ああっ…! ひぅうん!」
ラミアの喘ぐ声が思考をぐちゃぐちゃにしていく。
「うっ…出すぞ!」
「あ、ああっ…!!」
ごぴゅりと、ラミアの膣を汚した。
「ふああぁぁぁっ!!」
まだ肉棒が刺さっているのに肉と肉の間から精液が零れた。
「はぁ…はぁ…」
ラミアが、まだ足りないと目で伝えてきた。
「…」
今、ブライトにあるのは罪悪感だった。
「…ああ〜やっちまった〜」
俯いて頭を思いっきり掻いた。
レオナがいるというのに、他の娘とやってしまった。
「あ、えっと…あ、あたしがやったから…何も悪くないよ…」
「けど…受け入れたのは、俺だ」
気まずそうに声をかけたラミアは、その後どうしたらいいか迷った。
おそらく、あの麻痺と性欲は関係あるだろう。
ブライトに非はないとラミアは思うのだが。
「…」
しばし、重い空気が続いた。
そういえば、この男の名を知らなかったと思いながら、ブライトの傍に近寄った。
たぷん、と胸が揺れた。
どくんどくんと、心臓が速い。
貧乳とはまた違う良さのあるふくらみの谷間が、よく見える。
今までどうにも思っていなかったのに、この胸を揉みたいという衝動に駆りたてられた。
ブライトの身体が動かないのだと分かり、ラミアは近くにある木の幹まで運んだ。
「ぁ…」
その時、ブライトの下半身の股部分に、強く布をおすものがある事に気付いた。
苦しそうに出たそうにしているそれを見たくて、ラミアはブライトのズボンを下ろした。
ズボンでおさえられたそれは、おさえつけるものがなくなると同時にびんっと立ち上がる。
「え、え」
あんな言動をしていたブライトの今の状態に、ラミアは戸惑う。
固い肉の棒に手を近付け、上目でブライトの様子を窺う。否定の表情はない。むしろ期待しているように見える。
ほう…と、棒をとろんとした目で見ているラミアは、おそるおそる手で触れた。びくんと震えた。
突然、ある事に気付いた。
「あ、ね、ねえ、どこか痛い所とかない?」
ラミアの安否に、何ともないと、返答しようとしたが、声にはならなかった。かわりに、緩慢に首を縦に振る。
ほっと、安堵した。しかし、自覚が無いだけで身体に麻痺以外の異常があるかもしれない。こんな事をしている場合ではないと理性が働くが、魔物としての本能が踏みつぶした。
「…」
棒を手でさする度に、もっと欲しそうに脈を打っている。
ここには数年に数回、男が来る。その時に我一番と襲い掛かり、見事に男を捕った魔物の性交を、ラミアはこっそりと見ていた。その数回だけの映像からえた知識を思い出す。
これを口でしごいていたが、子どもである彼女の口と、見てきた男の大きさよりも一回り大きいこの肉の棒では、口に支障がでるほどに無理をして入れなければならない。
ブライトがやめろと顔で言っている。
何にやめろと言っているのか分からなかったが、無理に口で咥えようとすると、その顔を作るので、無理にするのをやめろと言っているのだろうと解釈した。
優しいんだなと、思った。
仕方ないので舌先でチロチロと舐めた。不思議な味を感じると共に、自分の鼓動が早まる事が分かる。
そういえば手も使っていた。その初々しい手つきで肉棒を弄っていく。
あらゆる点から男と触れるのが初めてなのだと理解できる。
上手いとは言い難いが、心の中で射精欲が大きくなっていく。剥き出しの亀頭の割れ目と舌がつんっと衝突した。
「…っ!」
びゅるっとイカの匂いのする白濁液が肉棒からとびでる。
ラミアの顔を、髪を白く汚し、花色の布に染み込んだ。
「こ、こんなに多いの…?」
その量の多さに少し驚く。
絶頂に達して押し寄せた快楽に身を震わせたブライトはふぅと息をついた。
「あ…」
そして、声が出るようになった事に気付いた。身体も少しなら動かす事も出来る。
「ラミア…」
あの量を出して、しかし再び固くなった男根を、とろんとした目でじい…と見ているラミアはブライトを見た。
「声、出るようになったの?」
「ああ」
「そっか…ねえ、もっと、いい?」
その可愛らしく官能的な声と笑顔にまた男根が立ちあがる。それが言葉を不要とした。
嬉しそうにうっとりするラミアの口元から舌先が見える。この痺れが緩和され、動く事が幾分か楽になったブライトは、それをしっかりと見る余裕が出来ていた。
長い、それは蛇であるラミアなのだから当然だろう。なのだが、このラミアは普通に舐めている。
舌が長いので頭部を動かす必要がない。股と肉棒の繋がり部分を舐めると、舌の全貌がけっこうよく見える。先端は細く、そこから段々と太くなっている。
細い先だけでもぞくぞくとしたものが背を駆けのぼる。これで全体を使われるとどうなるのだろうか。
なにか物足りない顔を、ラミアはしている。
何が足りないのか、必死に考える。ふと、前のラミアの性交が脳裏をよぎる。
「…」
細い先端が亀頭に触れる。そこから滑るように亀頭を回りながら下へと進む。ぐるぐると螺旋状に、肉棒に巻きついた。
ずりぃ、ずりぃ、と先端がゆっくりと進むと巻きついた舌全体が肉棒に刺激を与える。さらにぎゅうぎゅうにしめ、ねっちりと一寸も隙間を開けていないので、刺激は尋常ではない。
びくびくと激しい肉棒は絶頂に達し、白い液体を少女にぶちまけたいのに、出せないでいる。
なぜと思っていると、棒の根部分を、ラミアの舌がきつく締めていた。本人に自覚はないだろう。けれど、それが尿道をふさいでいる。舌全体が男根を味わい、ラミアの身体が震えた。
舌を根全体に巻きつかせたラミアは、それを独楽まわしの糸のように引き抜いた。
「うあぁっ…!」
巻きつくのはゆっくりなのに、引き抜くのは一気に引き抜いた。ずるずると赤い舌が肉棒と擦れ合う。
尿道を閉めるものがなくなり、一気にびゅるりと精液が飛び出た。もう舌を収納したラミアは飛び出る前に口で亀頭を覆った。喉がごきゅごきゅと動く。
「…んっうゅ…はぁ…!!」
口を離したラミアの息がかなり荒い。
もっと欲しそうな目つきをしている。そのあまりの艶めかしさにくらくらする。
ブライトの腕がまともに動いた。
ラミアの頭を撫でると、目を細めた。
「もっと、もっとぉ…」
ねだるラミアが妖艶すぎて願いを叶えてしまう。今度も舌でしようとしたラミアに待ったをかけた。
「今度は…おっぱいでやってみてくれる?」
「お、おっぱいで?」
少しラミアが困惑する。
「うん」
ラミアの鼓膜が優しく震えた。
ラミアのふくらみをぎゅうぎゅうにしめた布は、背のほうで止めているようで、ラミアが手を後ろに回した。
それを外す時と、布を弾き飛ばして二つの大きなふくらみが弾む時は同時だった。
ラミアが重力に逆らう自身のそれを下から持ち上げる。
むにむにと形が柔らかく歪むその果実は、一目で柔らかいと分かる。
上目でこれをどうしたらいいかとブライトに聞いた。
「それを、そう、それでぎゅっとして動かしてみて」
ブライトの言う通りに、ぎんぎんの肉棒を自分の肉の果実で挟みこみ、両の側面から手で強く押す。
凄まじい乳圧がブライトの棒にかかり、何ともいえない快楽が襲いかかる。
ラミアも感じているのか、目を細めている。
大きなふくらみが縦に動いた。ブライトの白濁液とラミアの唾液が肉同士の摩擦を起こさせず、滑らかに動かすことが出来る。
ふくらみの振動が刺激となって肉棒に責め立てる。
「うあぁっ、やべぇ…!」
むにゅむにゅと棒にからみつく果実がたまらない。
再び絶頂に達しようとしている。しかし。
「っ!」
肉棒の根を縛るものがあった。ラミアを見ると、口から赤いものが伸びて、自身のふくらみの谷間を通っている。
そして左乳の横からひょっこりと細く二つに分かれたものがちろちろとうごいている。
「さっき、ちんちんに巻きつかせていると出なかったでしょ?」
ラミアの声音は、知っているようでなく、確認のそれだった。
「そんなこと」
「じゃあ、確かめてみようかな、あたしも確証はないからね…」
そのままずちゅずちゅと挟んだたわわなふくらみを動かす。絶頂に達せず、もどかしい性感が脳をとかす。
茎を胸でしごいているラミアは、柔らかい谷間の上に出ている亀頭をちろりと舐めた。びぐんと肉の棒がおどる。
「あぐぅっ…!!」
「あたしのおっぱいも、舌も、気持ちいいんだね」
嬉しげに言ったラミアが舌を緩ませた。同時に、亀頭に吸いついた。吸わずとも勢いよく射精するのに、必死でちゅうちゅうと吸っている。
ブライトの身体が強烈な性感に悶える。
「はぁ…はぁ…」
もう身体は、自由だった。
「じゃあ、つぎは…んむぅっ!」
ブライトが息の上がったラミアの口をふさいだ。
「ん、はぁ…んぅ」
初めこそ目を見開いたラミアだったが、すぐさま目を細め、自身の舌とブライトの舌に絡みついた。
ぴちゃりと水音を響かせ、ブライトの舌に巻きつくようにラミアの舌が動き、お互いを愛撫する。
二人が離れると、唇と唇を繋ぐ糸が引かれた。
ブライトの両手が、ラミアのたわわなそれに伸びる。
「ふぁあ…」
もにゅもにゅと白い乳房を優しくもむと、ラミアがふるふると震え妖艶な声を響かせた。実ったふくらみに、指がずぶずぶと柔らかくくい込む。この果実が敏感なのか、揉み砕く度にびくびくと身をよじる。
揉む度に可愛らしい反応が返るので、飽きる事は無い。
「ね、ねえ…」
ラミアが物欲しそうにこちらを見る。この子を欲しそうに肉棒が疼いた。
牛の乳を搾るように一番ふくらんだ所から桜色の突起まで手を動かす。もちろん、液体は出ないが。
そのままびんびんに固い両の乳首を両の人指し指と親指でそれぞれをつまんだ。
「あうぅっ!」
ひと際大きい反応が返ってくる。くりくりとこねくると気持ち良さそうに身を悶えさせる。
「乳首…乳首いいよぉ…あぁん!」
片方の手をどけ、乳首に吸いつく、甘い香りが広がる。
乳房がたぷたぷと揺れるのは、吸いつき甲斐のある乳首をいたぶるとラミアがびくびくとしているからだろう。
空いた手が、腰に巻いた布の下から潜り込んだ。前部分がびしょぬれだと、ぐしょぐしょにぬれた布から分かる。布の中にある割れ目を指でくちゅくちゅと音を立てた。
「ひゃうっ!」
声を上げたラミアにかまわず割れ目の奥に指を少し入れた。
「ひゃあああああ…!!」
かなり大きくラミアが震えた。
不規則で荒い呼吸をしているラミアの割れ目に自身の肉の得物を近付ける。
「ラミア…いいか?」
「うん、いいよ、あたしの初めて…」
言い終わる前に、肉壺を貫くものがあった。しかし、最深部までは内部がきつきつで一気にはいけなかった。
ラミアの肉壺から赤い液体が流れる。
「うくぅ…」
顔を少し歪め、ラミアは苦痛に呻く。
「…っ」
やはり、こういう時ブライトは躊躇してしまう。しかし、ラミアがほしいと言うと、躊躇する思考を振り払った。
ずぶずぶと、ゆっくり入っていく肉棒は、こんこんと壁にあたった。
「はぁ…大丈夫か?」
「大丈夫だから、好きにして…」
膣から出そうとするが、きつきつの肉壺から出すには思いっきり腰を引かなければならなかった。それだけでも中に出してしまいそうだ。
数回出し入れをしていると、初めより明らかに滑らかに動かせた。いやらしい音がラミアの耳に入りこむ。
「ああっ…! ひぅうん!」
ラミアの喘ぐ声が思考をぐちゃぐちゃにしていく。
「うっ…出すぞ!」
「あ、ああっ…!!」
ごぴゅりと、ラミアの膣を汚した。
「ふああぁぁぁっ!!」
まだ肉棒が刺さっているのに肉と肉の間から精液が零れた。
「はぁ…はぁ…」
ラミアが、まだ足りないと目で伝えてきた。
「…」
今、ブライトにあるのは罪悪感だった。
「…ああ〜やっちまった〜」
俯いて頭を思いっきり掻いた。
レオナがいるというのに、他の娘とやってしまった。
「あ、えっと…あ、あたしがやったから…何も悪くないよ…」
「けど…受け入れたのは、俺だ」
気まずそうに声をかけたラミアは、その後どうしたらいいか迷った。
おそらく、あの麻痺と性欲は関係あるだろう。
ブライトに非はないとラミアは思うのだが。
「…」
しばし、重い空気が続いた。
12/03/15 21:14更新 / ばめごも
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