『もしもセイレーンを選んだら』
「フ〜レン! 朝ごはんできたよ〜♪」
「ん…あぁ、ありがと」
「今日は鶏の新鮮な卵を使ったエッグコースだよ〜♪」
「いつも悪いなぁ、フィロにばっかり作らせちゃって」
「いいのいいの♪ アタシが好きでやってることなんだから〜!」
そんな何気ない言葉を交わしつつ、俺とフィロは朝食の席に着く。
「いただきます」「いただきま〜す♪」
テーブルに置かれてた料理を口に運びながら、俺は自分の『妻』の顔を眺める。
結婚する前に比べて、なんだか大人っぽくなったというか……綺麗になった気がする。
「……ん〜? フレンどしたの〜?」
「あぁいや、ちょっと気になることがあって」
「え〜? なになに〜?」
「フィロは卵料理を食べるとき、複雑な気分にならないか?」
「ん〜? どうして〜?」
「いやほら、共食いしてるみたいだし」
「ひ、ひどいよフレ〜ン;; アタシを鶏と一緒にしないでよ〜〜〜!」
「ははっ、冗談だよ冗談」
「も〜……」
まぁ、子供っぽいところは昔のままだけど。
けどフィロのそんな子供っぽさが……俺は好きだ。
「ただいまー」
「あ! フレンおかえり〜♪」
ちなみに今の俺は学生じゃない。
まぁ結婚してるんだから当然と言えば当然か。
「ごはんにする〜? お風呂にする〜? そ・れ・と・も〜〜……///」
「……なにアリキタリなことしてるんだよ?」
「1度でいいからやってみたかったんだよ〜! えへっ♪」
「いやえへっじゃないだろ、まったく……」
俺の肩書きは『教授』。
大学を卒業してすぐという、極めて異例の就任だった。
まだ20を超えたばかりの俺がこうして職に就けたのも、ひとえにルーク教授の働きかけの賜物である。
七光りで成り上がった気がしてならないけど……そこは極力考えないようにしている。
「………///」
「……ん? フィロ、どうした?」
「ん、ん〜ん! なんでもないよ!」
「?」
「それじゃぁフレン、おやすみ〜」
「あぁ。おやすみ、フィロ」
2人で一緒のベッドで眠る。
結婚した直後フィロがどうしてもと聞かず、俺は頭に?を浮かべたままダブルベッドを購入。
家にはいくらでもベッドがあるはずなのに…と、始めは理解できなかったけど
……。
「……フィロ?」
「……な〜に〜?」
「……歌、聞きたいな」
「!」
この言葉が意味すること。
察しの良い読者は気がつくはずだ。
「ぁ…あっ! フ、フレ…んッ…///」
「はっ…はぁ…はぁ……!」
「な、中で…膨らんで……んあぁ!」
フィロの両翼を手で押さえ抵抗させない。
少女のように締まりの良い肉穴からはヌポヌポといやらしい音が聞こえてくる。
「ぐぅ…はっ…はぁ……」
「んッ…ぁ…だ、出して…フレンの、プリプリした…んん…新鮮なザーメン…いっぱい…///」
「ぅ…うぅ…ぐっ!!」
「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!??」
切れ掛かった理性の端で唯一覚えていること。
俺がフィロの子宮に有りっ丈の性欲を吐き出したということだけ……。
「……お仕事は?」
「今日は休み」
「そっか」
気づけば朝。
俺とフィロはシミだらけのベッドで繋がったまま一夜を共にした。
「……フレン?」
「ん?」
「どうして、わかったの?」
「……なにが?」
「えっと〜、その〜……」
「『どうして発情してるのがバレたのか』…だろ?」
「!!!」
フィロは顔を真っ赤に染める。
「ど、ど…どうしてわかったの〜!?」
「そりゃぁほら、俺たち夫婦なわけだし」
「答えになってないよ〜〜〜!」
頬を膨らませるセイレーンの妻。
実に子供っぽい。
「フィロはわかりやすいんだよ」
「……ほえ?」
「顔赤くして内股でモジモジしてれば、誰だって気が付くよ」
「ぁぅ……///」
「ふぅ…やれやれ」
ベッドを新しく購入した理由。
俺とフィロが愛を確かめ合うため。
家にあるベッドを使わなかった理由。
これから産まれてくる、子供たちのため―――――
「ん…あぁ、ありがと」
「今日は鶏の新鮮な卵を使ったエッグコースだよ〜♪」
「いつも悪いなぁ、フィロにばっかり作らせちゃって」
「いいのいいの♪ アタシが好きでやってることなんだから〜!」
そんな何気ない言葉を交わしつつ、俺とフィロは朝食の席に着く。
「いただきます」「いただきま〜す♪」
テーブルに置かれてた料理を口に運びながら、俺は自分の『妻』の顔を眺める。
結婚する前に比べて、なんだか大人っぽくなったというか……綺麗になった気がする。
「……ん〜? フレンどしたの〜?」
「あぁいや、ちょっと気になることがあって」
「え〜? なになに〜?」
「フィロは卵料理を食べるとき、複雑な気分にならないか?」
「ん〜? どうして〜?」
「いやほら、共食いしてるみたいだし」
「ひ、ひどいよフレ〜ン;; アタシを鶏と一緒にしないでよ〜〜〜!」
「ははっ、冗談だよ冗談」
「も〜……」
まぁ、子供っぽいところは昔のままだけど。
けどフィロのそんな子供っぽさが……俺は好きだ。
「ただいまー」
「あ! フレンおかえり〜♪」
ちなみに今の俺は学生じゃない。
まぁ結婚してるんだから当然と言えば当然か。
「ごはんにする〜? お風呂にする〜? そ・れ・と・も〜〜……///」
「……なにアリキタリなことしてるんだよ?」
「1度でいいからやってみたかったんだよ〜! えへっ♪」
「いやえへっじゃないだろ、まったく……」
俺の肩書きは『教授』。
大学を卒業してすぐという、極めて異例の就任だった。
まだ20を超えたばかりの俺がこうして職に就けたのも、ひとえにルーク教授の働きかけの賜物である。
七光りで成り上がった気がしてならないけど……そこは極力考えないようにしている。
「………///」
「……ん? フィロ、どうした?」
「ん、ん〜ん! なんでもないよ!」
「?」
「それじゃぁフレン、おやすみ〜」
「あぁ。おやすみ、フィロ」
2人で一緒のベッドで眠る。
結婚した直後フィロがどうしてもと聞かず、俺は頭に?を浮かべたままダブルベッドを購入。
家にはいくらでもベッドがあるはずなのに…と、始めは理解できなかったけど
……。
「……フィロ?」
「……な〜に〜?」
「……歌、聞きたいな」
「!」
この言葉が意味すること。
察しの良い読者は気がつくはずだ。
「ぁ…あっ! フ、フレ…んッ…///」
「はっ…はぁ…はぁ……!」
「な、中で…膨らんで……んあぁ!」
フィロの両翼を手で押さえ抵抗させない。
少女のように締まりの良い肉穴からはヌポヌポといやらしい音が聞こえてくる。
「ぐぅ…はっ…はぁ……」
「んッ…ぁ…だ、出して…フレンの、プリプリした…んん…新鮮なザーメン…いっぱい…///」
「ぅ…うぅ…ぐっ!!」
「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!??」
切れ掛かった理性の端で唯一覚えていること。
俺がフィロの子宮に有りっ丈の性欲を吐き出したということだけ……。
「……お仕事は?」
「今日は休み」
「そっか」
気づけば朝。
俺とフィロはシミだらけのベッドで繋がったまま一夜を共にした。
「……フレン?」
「ん?」
「どうして、わかったの?」
「……なにが?」
「えっと〜、その〜……」
「『どうして発情してるのがバレたのか』…だろ?」
「!!!」
フィロは顔を真っ赤に染める。
「ど、ど…どうしてわかったの〜!?」
「そりゃぁほら、俺たち夫婦なわけだし」
「答えになってないよ〜〜〜!」
頬を膨らませるセイレーンの妻。
実に子供っぽい。
「フィロはわかりやすいんだよ」
「……ほえ?」
「顔赤くして内股でモジモジしてれば、誰だって気が付くよ」
「ぁぅ……///」
「ふぅ…やれやれ」
ベッドを新しく購入した理由。
俺とフィロが愛を確かめ合うため。
家にあるベッドを使わなかった理由。
これから産まれてくる、子供たちのため―――――
11/05/01 23:17更新 / HERO
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