連載小説
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血の契り
「ねえお姉ちゃん」
「どうした?」
「向こうの世界ってどんな所なんだろうね?」
「さて、人間が多く、昼があることが普通であると聞くが」
「わぁ、楽しみ!」
「……お前がそうなら私もやる気が多少は出る」
「先生にもいろいろ教えてもらおうね!」
「アレは、使い物になるのだろうか」
「大丈夫だよ! だってお父様が『彼なら安心だ』って言ったんだもん」
「母様も『ま、よかろう』とおっしゃっていたな」

「あの、お嬢様方。本人の前でそういうことを話すのはどうかと……」
壁の花17/09/01 08:41
高嶺の花17/11/08 17:08
散る花17/11/11 11:16
両手の花18/01/03 09:55

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まろやか投稿小説ぐれーと Ver2.33