連載小説
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《塾講師》
人間・魔物間戦争から、早100年...現代の荒波にもまれながら...3人のサキュバス「アド・つう・サン」は今宵もバイトに勤しむ...



個別指導教室S神、塾長は語る

...えぇ、私も含めてここにいる教師たちはみんな優秀ですよ!はい、ワーウルフやアルラウネやサキュバスやらの魔物の娘たちや...もちろん人間の教師陣も優秀な人材がそろってまして...

いやぁ、でも最近困ったことがありましてね...いや!それほどヒドいってわけでもないんですが...最近入ってきた3人のサキュバスがですね...ちょっとね、なんというか...

はい、そうなんです!生意気なやつらでしてね...前も口酸っぱく説教したときも全然話を聞いていないというか上の空というか...

あっ!出てきましたよ!あの3人組ですよ...なんで3人とも、仕事やり切ったぜ!みたいな顔してるんですかねぇ...

はい、今日はもう授業も終わりましたし、今回こそはちゃんと叱って3人の性根を叩き直してみたいと思っています...はい、それでは!



《S神職務室》

塾長「...君たちがここに呼ばれた理由が分かりますか?」

アド「...サンかつうだろ。やらかしたの」

つう「...いや、何も心当たりは」

サン「どうしたの塾長?抜いて欲しいの?」

塾長「はぁ...やらかしたかといえば、まぁ全員やらかしているわけですが...」

アド「はぁ?!私何もしてねえし!絶対こっち2人だろ!」

つう「えぇ...何かやらかしたっけなぁ...」

サン「抜くの?しごくの?それともやっぱり抜いちゃうの?」

つう「あっ、アド。あれじゃない?インキュバスになっちゃったあの子」

アド「ば、バカ!それは秘密にしろって言ったろ!」

塾長「はぁ...二人にも叱る必要があるのですが、とりあえずまずはアドさんから尋ねましょうか」

アド「まじかよ...チッ...」

塾長「あ”ぁ?」

アド「いや...何も...」

つう「じゃあこっち待ってるのアレなんで、オナってていいっすか?」

サン「あ!私も手伝うぅ!」

塾長「良いわけないでしょうが!!」

つう「えぇ...なんでぇ...」

サン「つうはダメなんだぁ、そっかぁ」

塾長「はぁ...さて、アドさん。今日は『どうやって』生徒に教えていたんですか?」

アド「いや...今日は普通にいつも通り変わりなく」

塾長「『最初から丁寧に』教えてください?」

アド「はぁ...生徒が来るじゃん?」

塾長「はい」

アド「んで、私歴史担当だから『一問一答歴史用語集』渡してやらすじゃん?」

塾長「ふむ、いつも通りですね」

アド「でもあれって100問あるじゃん?そのままやらすと基本ダれるじゃん?」

塾長「そうですね」

アド「だから5問ずつ分割させてさ?」

塾長「良い方法ですね」

アド「5問全問正解したらさ」

塾長「はいはい」

アド「ご褒美セックスしてたらさ」

塾長「( ゚Д゚)ハァ?」

アド「その子全問連続正解したんだよ!凄いよなぁ!やっぱ教える方の素質ってやつ?」

塾長「バカですか貴女は!なに20回もセックスさせてんだよ!そりゃインキュバス化するわ!」

アド「いや、全問正解したから+3回した」

塾長「数に突っ込んでるんじゃねえよバカ!!...はぁ、ほんと何してくれてるんですか、あの子結構優秀だったのに」

アド「いやぁ気持ち良かった。中坊なのにいいモノ持ってたわ」

塾長「なんで反省してないのかなぁアドさんは??」

アド「いやいや、中坊なんだったらセックスの1回や2回」

塾長「20回!20回もここでしてんの!」

アド「大丈夫大丈夫、ちゃんとトイレでしたから。あと23回ね」

塾長「そういう問題じゃないってのぉ!!...はぁ」

アド「何か問題があるんですか?」

塾長「大ありだよぉ、インキュバス化したらこれから就職やらなんやらで大変なんですからね!」

アド「へぇ、知らなんだわ。私ら魔物はぼちぼち仕事あるのに」

塾長「『先天的』魔物と『後天的』魔物ではわけが違うんですよ...って知っとけよ塾講師するならそのくらい!!」

アド「まぁまぁ、そっち方面の職も少なくないし?な?」

塾長「な?じゃないよ...君は息子が魔物になって帰ってきた親の気持ちが分かる?」

アド「知らない」

塾長「チッ...今さっき教えてた子の親から電話があってさ...

 『夜分遅くすいません...○○の親なんですけど』

 『はい、こちら個別教室S神です。○○くんがどうしましたか?』

 『いや、どうしたというわけでもないんですけど...帰ってきたらすぐに勉  
  強始めちゃって...』

 『そうですか。○○君は勉強熱心な良い子ですね』

 『はい...それは良いことなんですが...なんだか目が虚ろだったという  
 
  か...』
 
 『んっ?』

 『○○に「勉強熱心なのはいいけど、体調崩さないようにしてね?」って   
  言ったら
     
  「うん!でもアド姉ちゃんともっとヤリたいからもっと勉強するん 

   だ!」って聞かなくって...』

 『...えっ?...え?』

 『まぁうちの息子のことですから、一緒に頑張れる人を見つけられたのは嬉 
  しいことなんですが...ちょっと心配で...』

 『...はい、わかりました。うちの教師どもにも聞いてみます』

 『あぁはい。ありがとうございます。それでは...』

 ...って言われたんだよ」

アド「へぇ、大変だな」

塾長「なんで他人事みたいに言ってんだよ!お前だよ!確信犯だよ!」

アド「確信的に明らかだ」

塾長「うっせーよバーカ!あまりに突然すぎて
   
  『あっすいませんそいつうちの教師ですはい』とか言えなかったわ!」

アド「じゃあ代わりに言ってよ。

  『よかったですね親御さん!息子さん就職決まりましたよ!』って」

塾長「その道はお先真っ暗だよ!」

アド「うーん否定的だなぁ」

塾長「はぁ...もう呆れすぎて言葉も出ないですよ」

アド「いや今出てるじゃんw」

塾長「あ”ぁ?」

アド「えぇ...」

塾長「...とりあえず保留です。他2人を叱ってからまた最後に言います」

アド「ええ何それダルゥゥ」

塾長「チッ」

アド「...ハイハイサーセンサーセン」

塾長「んで...次はどっちが」

つう「ねぇまだぁ?」(クチュクチュ

サン「んふ!...んん!!..あっ!あん!!」

塾長「だからオナんなつったでしょ!!!」

サン「だってぇ...つうは...んあっ!...ダメだったからぁ...」

つう「こっち弄るしかないじゃん...あぁ〜性欲溜まる」(クチュクチュ

サン「んあぁ!」

塾長「...とりあえず手、止めろ」

つう「止めていい?サン?」

サン「あっ待って!もうちょっとでまたイキそぅ」

塾長「いいから止めろっつってんだろ!!」

つう「...はぁ。はい、おしまい」

サン「うぇえ〜イキそびれた...」

塾長「はぁ...君たち3人は...どうしてこう...

  まず第一に、何故私に対して敬語じゃないんです?」

サン「えぇ〜?敬語じゃなきゃダメ?」

塾長「私だって意味なく言ってるんじゃありません。ただこの職場として、我々は生徒の見本となる存在であるのです。
   
   上の者には敬語を使うのは社会に生きていくうえで当然です。だから私は前から何度も」

アド「つう?ちゃんと聞いてるか?」

つう「聞いてる聞いてる。上のモノには道具を使うのが社会の礼式らしい。」

サン「うーん...猿轡つけろってことぉ?」

塾長「全く聞いてねぇじゃねぇかよ!!...ほんと働く気ないですよね3人とも」

アド「おう、よくクビにしねぇなって思う」

塾長「何だかんだいって、塾講師バイト勢で一番高学歴な3人ですからね...教え方上手いし」

つう「はーいもっと褒めてくださーい」

サン「キューリョーも上げてくださ〜い」

塾長「まあそれでも!私のほうが学歴は良いですがね!!」

アド「え?どこなん?」

塾長「天下の帝都大学ですよ!ジパングで一番賢い大学に私は」

つう「あぁ、一番『教団』輩出率高いあの大学な」

塾長「」

アド「教団www今更『教団』ってwww」

サン「昔はヤバかったけど、今じゃただのイカレ宗教だもんね〜」

つう「あんなん所属するだけで恥だわ、んでもってそんな大学通ってるやつも恥だわ」

アド「うわ、レイシスト」

塾長「...」

つう「んで?帝都(笑)さんはなんでこんなとこで『塾長』なんかしてるのさ?」

サン「こっちくるよりも帝都にいたほうが良い就職できたろうにね〜」

塾長「...ぁかに...」

アド「ん?」

塾長「バカにするなぁぁぁぁ!!!」

3人「「「!?」」」

塾長「てめぇらみたいな底辺学歴どもに馬鹿にされるのは非常に癪なんだよ!!

   ここを建てた理由もわからねぇ馬鹿には特になぁ!!」

アド「うーん、とりあえず旧都大医学部には所属してるんだけどなぁ」

つう「こういう人は自分の大学以外許さないっつう、とてもしゅごいプライドがあるんだよ」

アド「プライド(笑)」

サン「うぅん!プライドしゅごいのぉぉぉ!!」

塾長「許さん...お前らはマジで許さん...!!」

アド「しかたねぇ、サン。あれをお見舞いしてやれ」

サン「いいのぉ?」

つう「あぁ、たぁんと食らわせてやれ」

サン「分かったぁ」

塾長「お前ら全員ぶっこ」

サン「おちんぽミサイル発射ぁぁぁ!!!」ピュンピュンピュン

塾長「!?」(ベチッベチッ

アド「おお!顔面に2つか」

つう「一個外したが、良い精度だね」

サン「えっへへぇ」

塾長「...」フルッ...フルッ...

アド「あれなんか震えてね?」

つう「あぁ〜やっぱチンコじゃだめかぁ」

アド「じゃあ私やるわ
   
   キンタマボール!シュゥゥゥゥゥウトオォ!!」

塾長「」(ベチャッ

つう「あ〜あ。顔面白濁液まみれだよ...ブフォwww」

サン「キャハハハハ!!」

アド「よし!!逃げるか!」

つう「おけおけ。サン頼んだ」

サン「はいは〜い!開けゴマぁ!」(ブゥン!

つう「そんじゃなぁ塾長!」(ヒョィ

アド「大変お世話になりましたチキショォ!!」(ヒョィ

サン「また遊びたくなったら来るね〜」(ヒョィ

ブゥゥン...

塾長「...ぃくしょぅ...もう絶対許さんし...

   うわあぁぁ...(´;ω;`)ウゥゥ」

塾長「...エック...ヒグッ...もう絶対来るなし...うぅ...」


《異空間にて》

アド「あ”あ〜気持ちえがった〜」

つう「やっぱプライド高ぇやつは煽ってなんぼだわ」

サン「ねぇねぇ!次はどこのバイト行く??」

アド「あっその前に電話しなきゃ」

つう「え?どこに?」

アド「どこってあの子んちにだよ」(ピッピッ

つう「律儀だねぇ」

アド「まぁな」

サン「ねぇねぇ〜どこ行く〜?」

つう「あたしゃどこでもいいんだがなぁ」

アド「...あっどうもこんばんわ。S神で働いていたアドというものですが...

   ハイどうも...○○君の様子がおかしいとか何とか...
  
   あっそれはインキュバス化してますね、はい。でも親御さん!安心してください!

   ○○君は優秀な子ですからインテリAV男優として立派に成長できるかと思いますはい!

   もう進路は決まったも同然ですね!...どうしましたか親御さん...おーい!...」

サン「アドぉ電話終わったぁ?」

アド「なんか繋がっているっぽいんだが反応ねぇや...おーい!!...クソッ」(ブツッ

つう「お前ホント畜生だなwww」

アド「いやいや、インキュバス化したか分かってなかったらかわいそうだろ?
   
   だから言っただけだよ...全く私を悪く言わないで欲しいなぁ」

サン「すご〜い自覚な〜い」


アド「で、次のバイトだっけか」

つう「金は死ぬほどあるんだがなぁ」

サン「でも面白いことしてないとぉ退屈だよぉ」

つう「まぁ、それもそうだな」

アド「よし!じゃあ次いくか!次のバイトは...」

To Be Continued?

15/11/25 18:43更新 / てんぷらやさん
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■作者メッセージ
どうも、てんぷらやさんです

始まりました「バイト天使(笑) サキュバスさん!」ですが
どうだったでしょうか

うざかったでしょうか?はい、うざいは褒め言葉です本当に(ry

こんな感じで、3人がアルバイトしていく様を書いていけたらなぁ
と思ってます

次のバイト先は大体決まってます、お楽しみに

また、感想のところにバイトに関する愚痴など書き込んでくれると
もしかしたら貴女の職場に3人が働きに来るかもしれません

やったねみんな!アルバイトが増えるよ!!

もちろん意見、質問も有り難く頂戴いたします

どうぞよろしくお願いします

ではでは、最後に設定とキャラを残して終わりたいと思います

《設定》

時系列…現代
    社会は魔族と人間が共存し働いている世界
    情勢とかは大体現代に則す
    この3人は基本ジパングにずっといる

現代ジパング…大体今の日本
       しかし、首都は東京ではなく「帝都」となっており
       その『帝都』も時々場所を変える
       歴史が長い
       

旧都…国自体の歴史が長いジパングでは、今までに何度か遷都しており
   その名残にいくつかの町では『旧都』としての名残を残し
   多くの人が行き交っている町になっている

『先天的』と『後天的』魔物
   …先天的魔物は人間と接する機会が増えたため
    ある程度自制が効くように育ってるが
    後天的魔物は生まれたてだとその自制の仕方
    とかを知らないためそれを学ぶための学校に
    通わざるを得なくなる、というシステム
    
    その学校に通っていたっていう履歴だけで
    就職フィルターに引っかかる始末
    
    そのため、基本的に後天的魔物になった時の
    就職先はほぼない
    (もちろん例外もいる)

     この設定また使うかな・・・?

教団…一時期は反魔物組織として世界中で勢力を伸ばしていたが
   魔物と人間側との和解後はただのオカルト教団と化し
   勢力は分裂し、ほとんど失せた。

   しかしまだいくつかの教団では未だに勢力を伸ばそうと
   日々信者をかき集めている


《キャラ》

アド…サキュバス
   ある程度魔力があるうえ、「作成」能力を持っている
   3人の中で物事を決定したがる娘
   大体リーダーやってる
   また、瞬時に手のひらに白濁液がたっぷり入った
   水風船を生み出し投げつける「キンタマシュート」という
   技がある。作成能力を応用した技らしいが
   下品極まりない
   いじめることが大好きなドS
   好きなプレイは言葉攻めしてからの騎乗位
   旧都大医学部なのは本当だが、それが何年前の話
   であるかは秘密である
   
つう…サキュバス
   3人のポジでいえば参謀にあたり、アドとサンの意見をまとめつつ
   良い方向にもっていっている
   また「増殖」能力があり、どんなものでも増やすことが出来るが
   お金が死ぬほどあるのはつうではなくサンの能力のおかげ
   3人の中で最も性欲が強い、そしてドM
   暇になったらいつでもどこでもオナってる変態
   好きなプレイはあらゆる責苦からのレイプ

サン…一番イカレてる娘、突拍子もない意見をバンバン
   言っちゃうし、やっちゃうし、誰も止めない
   ただ時々図星めいたことを言うため、何とも言えない
   能力は『転移』、転移の扉を開き、何処にでも移動することができる
   また魔力も3人で一番高く、肉を魔力で隆起させ『疑似チンコ』
   なるものをいくつも作れる
   そのチンコは魔力を注ぎ過ぎると根元からちぎれ吹き飛んでいくが
   サンはこれを「チンコミサイル」と呼び、時々飛ばしては
   楽しんでいる
   イカレているのである
   SでもMでもあるが、常にマニアック路線
   最近はまったプレイは、空中セックスである
   
異空間について

サンが移動するときに使う転移の扉の入り口と出口の間に
アドが空間を作成してできた3人だけの居住区
そこにサンがいくつも金持ちの金庫をぶち込んだため、金には困っていない
時々つうが必要なものを増やしているため、無くなるものはない
まさに理想の空間である


こんな感じかな?また質問によっては補足すると思います

それではまた!

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