ラミアとアルラウネ=射精管理される
快晴の空の下、ピトンは浮かれ気分で草原を疾走していた。
自分が初めて手に入れたオス……
これで、すでに伴侶を手に入れた友達にも良い顔ができる。
なにより、目の前の少年に一目惚れしてしまった。
しかし、住処での情事を妄想しながらピトンが草原を這っていると、突然目の前の地面が轟音と土煙と共に割れてしまった。
「きゃあっ!?」
「わあっ!?」
そして割れた地面の中から、緑色の物体が飛び出してきた。
「な、なによ、コレ……」
「さあ……」
サイカはそう言ったが、その物体にはどこか見覚えがあった。
二人が呆然としていると、その物体の緑色の外殻が花のように開き、中から桃色のキレイなつぼみが現れた。
それを見て、サイカはハッとした。
そして、つぼみがゆっくりと開き、中から一人のアルラウネが現れた。
「久しぶりね、サイカ」
「ジュ、ジュジュさん……」
「誰? 知り合い?」
二人のやり取りを見ていたピトンは、目をパチクリさせてサイカに質問した。
「昔……無理やり犯されて……」
「あら、だってあなた、かわいいんですもの。
仕方ないじゃない」
そう言って、ジュジュはつぼみの中でケラケラと笑った。
それを聞いて、ピトンも鼻で笑う。
「ふふ、なんだ。
ただの元カノじゃない。
見苦しいわよ、消えなさい」
その言葉を聞いて、ジュジュの緑色のこめかみがピクッと隆起したのを、サイカはハッキリと確認した。
「……あなたこそ、私の夫を返してもらえないかしら?
誘拐は犯罪よ?」
「分かってないわね。ダーリンはもうあたしのモノなの。
勝手な妄想膨らませないでよ」
そのまま二人はしばらく睨み合い、やがてジュジュがフッと笑ってサイカを見た。
「いいわ。それなら、どちらがサイカの妻としてふさわしいか、彼に決めてもらいましょ?
それなら、後腐れもないでしょうし……」
ジュジュにそう言われてピトンもサイカを見て、舌をチロチロと動かす。
「そうね、それならいいわ」
「あ、あの……」
サイカがうろたえていると、ピトンはサイカを抱えたまま、ジュジュのいるつぼみの近くまで這っていった。
「それじゃ……」
「始めましょうか♡」
そう言って、ピトンはサイカのズボンをおろし、ジュジュはツルを使ってつぼみから出て、サイカの傍に近づいた。
「お、お手柔らかに……」
「ダメよ」
「そうね」
「ひぅっ!?」
自身の提案は即座に却下され、サイカの勃起したペニスはピトンの口の中へと消えていった。
「あっ! ひぃ!」
ピトンはサイカの肉竿を一通り口の中で嘗め回すと、再び舌を尿道に差し込んだ。
「あふぁ!」
サイカが悶えていると、ジュジュは手のひらから例の蜜を出し、サイカの口元を手で押さえた。
「ほら、飲みなさい?」
「い、嫌です!」
サイカもその蜜がどのような効果を発揮するか知っているため、激しく抵抗する。
しかし、ピトンのフェラとジュジュの膂力に負け、蜜を口の中に押し込まれ、飲み込んでしまった。
「あ…ダ、ダメ―」
その瞬間、サイカの全身に快楽の衝撃が走り抜けた。
「うわぁあああっ!!」
サイカの肉竿はピトンの口の中で徐々に大きくなり、その穴から透明な液を垂れ流す。
「うふぅ!? ぷはっ! すご〜い!
アルラウネの蜜ってこんなに効果があったんだ〜っ!?」
サイカの雄々しく勃起するペニスを見ながら、ピトンは感心したように言った。
彼女にそう言われて、ジュジュもまんざらではなさそうだ。
一方のサイカは、再び味わうことになった暴力的な快楽に支配されていた。
自身のペニスは血管を浮き上がらせて固く勃起し、その陰嚢は見る見るうちにパンパンに膨らむ。
何もしなくても、肉竿の穴からはカウパー液が噴水のように溢れ出てくる。
そんなサイカの様子を見て、ジュジュとピトンの二人も満足げな様子だった。
「うふふ、それじゃ」
「頂きましょっか♡」
二人は快楽に悶えるサイカに近づき、ジュジュはサイカの両足を、ピトンはサイカの両腕を押さえつける。
「あっ! あひっ! お、お願いします!
イかせてくださいっ! 出させてっ!」
仰向けにされた状態で必死に腰を振るサイカの声を無視し、ピトンはサイカの
両腕を押さえつけながら、下半身の先端でサイカの肉竿を軽く撫で上げる。
「ひあっ!」
その瞬間、サイカの身体はビクンッと跳ね、その後もピトンが下半身の先端と肉竿の亀頭をこすり合わせていると、サイカは目に涙を貯め、
「イ、イクッ! イッちゃうっ!」
サイカの肉竿は一際大きく跳ねると、その溜まった精を吐き出すかと思いきや、すかさずジュジュの伸ばすツルがサイカの肉竿の根元に巻き付いた。
「あっ! あっ! イ、イけないっ!?
や、やだっ! イかせてっ! イかせてぇっ!!」
首をちぎれんばかりに横に振りながら、サイカは叫ぶ。
「ダメよ、まだどっちをお嫁さんにするか聞いてないもの♡」
「そうよ。イかせて欲しかったら、どっちと結婚するか言いなさい?」
対するジュジュとピトンは、頬を紅潮させながらサイカを見た。
この勝負に勝てば、このオスを自分のモノにできる……
そう思っただけで、二人の陰部からは愛液がトロリと溢れ出てきた。
ジュジュはサイカの真横に移動して横になり、ピトンもその動きと連動するようにサイカの真横に陣取った。
二人は互いに顔を合わせると、それぞれサイカの腕を取り、ツルや蛇腹を使ってサイカの両足をこじ開け、耳元で囁く。
「ね……私と一緒になった方が気持ちいいわよ?
さっさと元カノなんて捨てちゃいなさいよ」
ピトンがサイカの陰嚢を下半身の先端で優しく撫でながら囁く。
アルラウネの蜜によって敏感になっていたサイカの陰嚢は、その刺激をくわえられてキュウッと縮こまった。
「ダ、ダメッ! ひーっ! ダメだよっ!」
「何がダメなの? そんなにラミアが嫌い?」
「ち、ちが―」
「ならいいわよね♡」
ピトンはそう言うと、蛇腹の動きを活発にさせ、サイカの陰嚢やアナルを撫で続けた。
「あっ! ダメッ! イクーッ!!」
サイカは全身をビクビクッと痙攣させて精液を放出させようとするが、ジュジュが巻き付けたツルがそれを許さない。
「な、なんでっ!? どうしてイケないのっ!?」
「当たり前でしょ?」
全身をバタつかせ、半狂乱になったサイカの耳元で、ジュジュの官能的な声が響く。
「ねぇ……あの時どうやって逃げたの?
そう簡単に逃げれるとは思えないけど?」
「わ、分からないです……は、早く、イ、イかせてっ!」
「そう、じゃあいいわ、教えてくれなくても」
つまらなそうにジュジュはサイカを見た後、その視線を肉竿に向けた。
「その代わり……頭がおかしくなっちゃうくらいイジメてあげる♡」
そう言って、ジュジュはつぼみの中からツルを伸ばしてサイカの肉竿に近づけた。
そのツルの先端には小さな花が付いており、中からはアルラウネの蜜が溢れて出ていた。
花がサイカの肉竿の真上に来ると、ジュジュはその花を逆さにして蜜を肉竿に垂らす。
「っ! ふぅーっ!!」
蜜が肉竿に触れた瞬間に与えられる快楽に、サイカは歯を食いしばって耐えようとした。
しかし、ジュジュはすかさず別のツルでサイカの肉竿を撫でる。
「ふふ、ねぇ、もうツラいでしょ?
さっさと私を選びなさい? 何を迷ってるの?」
「ふぅ! ふぅ!」
アナル、陰嚢、ペニスを撫でられ続け、すでにサイカの頭は射精の事しか考えられなかった。
だが、いくら絶頂しても決してイクことが出来ない。
それどころか、行き場を失った精液は尿道付近に溜まり続け、その性欲はサイカの理性を奪うには充分だった。
そして数十分後……
「んぎぃぃいいっ!! イかせてぇええっ!!」
サイカは全身を激しく痙攣させ、時折白目を剥きながら誰に言うでもなく訴えていた。
すでに十回近く絶頂し、下半身はカウパー液とアルラウネの蜜でグチョグチョに濡れていた。
「だから〜、さっきから言ってるでしょ?
イキたいんなら、さっさとどっちをお嫁さんにするか決めなさい?」
サイカの右横で、ピトンが細い舌をテオの耳の中で優しくチロチロと撫でつけながら囁く。
彼女の下半身である蛇腹はテオの全身に巻き付けられ、サイカがいくら暴れようと容易に動くことさえできない。
その先端は、サイカの陰嚢とアナル付近を撫でつけていた。
普通の状態でも快感が走るほどの愛撫だが、アルラウネの蜜を受けた今のサイカにとっては、快楽的拷問を与えられているに等しかった。
「そうよ、サイカ。
ねぇ……もう苦しいでしょう?
私を選びなさい、サイカ。
そうすれば……つぼみの中でずーっと愛し続けてあげるわ。
私のつぼみから逃げたことは許してあげる。
何も心配する必要ないのよ?
ずっと私が守ってあげるから……」
サイカの左横で、ジュジュが優しく囁く。
彼女はツルでサイカの肉竿の根元を縛り、その上に位置した花から媚薬効果のある蜜を垂らしている。
その手はサイカの肉竿に置かれ、亀頭をコリコリと刺激している。
「さぁ……どっちを選ぶの?」
ジュジュが決断を迫るが、サイカには選べない。
それよりも、二人が与えてくる快楽に必死に耐えるしかなかった。
そして、サイカの目から涙がこぼれた。
「うぅ…グスッ…選べないよ……」
どちらをお嫁さんにしても犯される……
なにより、すでに自分にはスラ子達もいる。
ここでどちらかの夫になれば、彼女達を裏切ることになるのだ。
「……いいわ」
ジュジュはそう言うと、サイカの肉竿を縛り付けていたツルを解き、亀頭を撫でていた手で肉竿を激しくしごき始めた。
「あっ! ふぅんっ! ジュ、ジュジュさんっ!?」
「今日はこれで許してあげる。
でも、私はまだ諦めたわけじゃないわよ?」
ジュジュの手コキは徐々に激しくなっていき、サイカの今までせき止められていた精液の放出を促す。
「なっ! 勝負はどうなったのよっ!?」
一方、ピトンはかなり不満がある様子だ。
そんなピトンを、ジュジュは余裕の笑みで見返す。
「あら、だってサイカがこんなに苦しんでいるのよ?
あなた、旦那の嫌がる事を続けるつもり?」
「う……」
ジュジュにそう言われ、ピトンは押し黙る。
彼女は悶えるサイカの顔をジッと見つめた後、突然サイカの唇にキスをした。
「んむっ!?」
突然の出来事にサイカは驚き、これまで与えられた快楽が怒涛のように押し寄せ、ペニスから大量の精液をまき散らしてしまった。
今まで溜め込まれていた精液はサイカやジュジュ達の身体に付着すると、ゼリーのようにドロリとした触感がして、熱を帯びていた。
「きゃあっ!? あはは! やっぱりすごいわねぇ?
……ん…チュルッ……ジュッ……うふふ、おいしい……」
ビクビクッと震えるサイカの肉竿をジュジュは咥えて残り汁を吸い取ると、満足したようにつぼみの中に戻っていった。
「じゃあね、あなた♡」
「ま、待って!」
「ん? なに?」
サイカは必死に体を起こし、ジュジュを呼び止めた。
「ど、どうして僕の居場所が分かったんですか……?」
「ああ、そのことね」
そう言って、ジュジュはツルを伸ばしてサイカのリュックサックをまさぐると、中から一輪の花を取り出した。
「あ、それ……」
「この花がね、私にあなたの居場所を教えてくれるの。
ずっと持っていなさい?
もし捨てたりしたら……大陸中の人間を犯し尽しちゃうわよ?」
「……うぅ」
もちろんそれはただの脅しなのだが、たった今ジュジュに犯されたサイカには充分に効き目がある。
「それじゃ、またね。
また用がある時は勝手にお邪魔するから!」
そう言って、彼女が入っていったつぼみは緑色の外殻に包まれ、地中に消えていった。
「……それじゃ、私も行くわね」
「えっ? あの」
まだスッキリしてない……
サイカはそう言おうとしたが、ピトンは気にせずに這い去ってしまった。
「そ、そんな……」
一人残されたサイカは、その後スラ子達が待つ洞窟へと向かった。
「アンタ……浮気したでしょ?」
洞窟の中で、アカ子に言われた最初の言葉はそれだった。
「……えっ?」
「『えっ?』じゃないわよっ!
アンタの身体から知らない女の臭いがすんのよっ!」
「……許さない……」
「マスター……我々という存在がありながら、なぜ……」
「そうだよ、サイカ! ひどいじゃないか!
ボクってそんなに魅力ないっ!?」
その後、サイカはスラ子達にメチャクチャ犯されるハメになった。
だが、当時のサイカにとっては嫌でもなければ苦にもならない。
おかげで、ジュジュ達に与えられた快楽を発散することが出来たのだから……
自分が初めて手に入れたオス……
これで、すでに伴侶を手に入れた友達にも良い顔ができる。
なにより、目の前の少年に一目惚れしてしまった。
しかし、住処での情事を妄想しながらピトンが草原を這っていると、突然目の前の地面が轟音と土煙と共に割れてしまった。
「きゃあっ!?」
「わあっ!?」
そして割れた地面の中から、緑色の物体が飛び出してきた。
「な、なによ、コレ……」
「さあ……」
サイカはそう言ったが、その物体にはどこか見覚えがあった。
二人が呆然としていると、その物体の緑色の外殻が花のように開き、中から桃色のキレイなつぼみが現れた。
それを見て、サイカはハッとした。
そして、つぼみがゆっくりと開き、中から一人のアルラウネが現れた。
「久しぶりね、サイカ」
「ジュ、ジュジュさん……」
「誰? 知り合い?」
二人のやり取りを見ていたピトンは、目をパチクリさせてサイカに質問した。
「昔……無理やり犯されて……」
「あら、だってあなた、かわいいんですもの。
仕方ないじゃない」
そう言って、ジュジュはつぼみの中でケラケラと笑った。
それを聞いて、ピトンも鼻で笑う。
「ふふ、なんだ。
ただの元カノじゃない。
見苦しいわよ、消えなさい」
その言葉を聞いて、ジュジュの緑色のこめかみがピクッと隆起したのを、サイカはハッキリと確認した。
「……あなたこそ、私の夫を返してもらえないかしら?
誘拐は犯罪よ?」
「分かってないわね。ダーリンはもうあたしのモノなの。
勝手な妄想膨らませないでよ」
そのまま二人はしばらく睨み合い、やがてジュジュがフッと笑ってサイカを見た。
「いいわ。それなら、どちらがサイカの妻としてふさわしいか、彼に決めてもらいましょ?
それなら、後腐れもないでしょうし……」
ジュジュにそう言われてピトンもサイカを見て、舌をチロチロと動かす。
「そうね、それならいいわ」
「あ、あの……」
サイカがうろたえていると、ピトンはサイカを抱えたまま、ジュジュのいるつぼみの近くまで這っていった。
「それじゃ……」
「始めましょうか♡」
そう言って、ピトンはサイカのズボンをおろし、ジュジュはツルを使ってつぼみから出て、サイカの傍に近づいた。
「お、お手柔らかに……」
「ダメよ」
「そうね」
「ひぅっ!?」
自身の提案は即座に却下され、サイカの勃起したペニスはピトンの口の中へと消えていった。
「あっ! ひぃ!」
ピトンはサイカの肉竿を一通り口の中で嘗め回すと、再び舌を尿道に差し込んだ。
「あふぁ!」
サイカが悶えていると、ジュジュは手のひらから例の蜜を出し、サイカの口元を手で押さえた。
「ほら、飲みなさい?」
「い、嫌です!」
サイカもその蜜がどのような効果を発揮するか知っているため、激しく抵抗する。
しかし、ピトンのフェラとジュジュの膂力に負け、蜜を口の中に押し込まれ、飲み込んでしまった。
「あ…ダ、ダメ―」
その瞬間、サイカの全身に快楽の衝撃が走り抜けた。
「うわぁあああっ!!」
サイカの肉竿はピトンの口の中で徐々に大きくなり、その穴から透明な液を垂れ流す。
「うふぅ!? ぷはっ! すご〜い!
アルラウネの蜜ってこんなに効果があったんだ〜っ!?」
サイカの雄々しく勃起するペニスを見ながら、ピトンは感心したように言った。
彼女にそう言われて、ジュジュもまんざらではなさそうだ。
一方のサイカは、再び味わうことになった暴力的な快楽に支配されていた。
自身のペニスは血管を浮き上がらせて固く勃起し、その陰嚢は見る見るうちにパンパンに膨らむ。
何もしなくても、肉竿の穴からはカウパー液が噴水のように溢れ出てくる。
そんなサイカの様子を見て、ジュジュとピトンの二人も満足げな様子だった。
「うふふ、それじゃ」
「頂きましょっか♡」
二人は快楽に悶えるサイカに近づき、ジュジュはサイカの両足を、ピトンはサイカの両腕を押さえつける。
「あっ! あひっ! お、お願いします!
イかせてくださいっ! 出させてっ!」
仰向けにされた状態で必死に腰を振るサイカの声を無視し、ピトンはサイカの
両腕を押さえつけながら、下半身の先端でサイカの肉竿を軽く撫で上げる。
「ひあっ!」
その瞬間、サイカの身体はビクンッと跳ね、その後もピトンが下半身の先端と肉竿の亀頭をこすり合わせていると、サイカは目に涙を貯め、
「イ、イクッ! イッちゃうっ!」
サイカの肉竿は一際大きく跳ねると、その溜まった精を吐き出すかと思いきや、すかさずジュジュの伸ばすツルがサイカの肉竿の根元に巻き付いた。
「あっ! あっ! イ、イけないっ!?
や、やだっ! イかせてっ! イかせてぇっ!!」
首をちぎれんばかりに横に振りながら、サイカは叫ぶ。
「ダメよ、まだどっちをお嫁さんにするか聞いてないもの♡」
「そうよ。イかせて欲しかったら、どっちと結婚するか言いなさい?」
対するジュジュとピトンは、頬を紅潮させながらサイカを見た。
この勝負に勝てば、このオスを自分のモノにできる……
そう思っただけで、二人の陰部からは愛液がトロリと溢れ出てきた。
ジュジュはサイカの真横に移動して横になり、ピトンもその動きと連動するようにサイカの真横に陣取った。
二人は互いに顔を合わせると、それぞれサイカの腕を取り、ツルや蛇腹を使ってサイカの両足をこじ開け、耳元で囁く。
「ね……私と一緒になった方が気持ちいいわよ?
さっさと元カノなんて捨てちゃいなさいよ」
ピトンがサイカの陰嚢を下半身の先端で優しく撫でながら囁く。
アルラウネの蜜によって敏感になっていたサイカの陰嚢は、その刺激をくわえられてキュウッと縮こまった。
「ダ、ダメッ! ひーっ! ダメだよっ!」
「何がダメなの? そんなにラミアが嫌い?」
「ち、ちが―」
「ならいいわよね♡」
ピトンはそう言うと、蛇腹の動きを活発にさせ、サイカの陰嚢やアナルを撫で続けた。
「あっ! ダメッ! イクーッ!!」
サイカは全身をビクビクッと痙攣させて精液を放出させようとするが、ジュジュが巻き付けたツルがそれを許さない。
「な、なんでっ!? どうしてイケないのっ!?」
「当たり前でしょ?」
全身をバタつかせ、半狂乱になったサイカの耳元で、ジュジュの官能的な声が響く。
「ねぇ……あの時どうやって逃げたの?
そう簡単に逃げれるとは思えないけど?」
「わ、分からないです……は、早く、イ、イかせてっ!」
「そう、じゃあいいわ、教えてくれなくても」
つまらなそうにジュジュはサイカを見た後、その視線を肉竿に向けた。
「その代わり……頭がおかしくなっちゃうくらいイジメてあげる♡」
そう言って、ジュジュはつぼみの中からツルを伸ばしてサイカの肉竿に近づけた。
そのツルの先端には小さな花が付いており、中からはアルラウネの蜜が溢れて出ていた。
花がサイカの肉竿の真上に来ると、ジュジュはその花を逆さにして蜜を肉竿に垂らす。
「っ! ふぅーっ!!」
蜜が肉竿に触れた瞬間に与えられる快楽に、サイカは歯を食いしばって耐えようとした。
しかし、ジュジュはすかさず別のツルでサイカの肉竿を撫でる。
「ふふ、ねぇ、もうツラいでしょ?
さっさと私を選びなさい? 何を迷ってるの?」
「ふぅ! ふぅ!」
アナル、陰嚢、ペニスを撫でられ続け、すでにサイカの頭は射精の事しか考えられなかった。
だが、いくら絶頂しても決してイクことが出来ない。
それどころか、行き場を失った精液は尿道付近に溜まり続け、その性欲はサイカの理性を奪うには充分だった。
そして数十分後……
「んぎぃぃいいっ!! イかせてぇええっ!!」
サイカは全身を激しく痙攣させ、時折白目を剥きながら誰に言うでもなく訴えていた。
すでに十回近く絶頂し、下半身はカウパー液とアルラウネの蜜でグチョグチョに濡れていた。
「だから〜、さっきから言ってるでしょ?
イキたいんなら、さっさとどっちをお嫁さんにするか決めなさい?」
サイカの右横で、ピトンが細い舌をテオの耳の中で優しくチロチロと撫でつけながら囁く。
彼女の下半身である蛇腹はテオの全身に巻き付けられ、サイカがいくら暴れようと容易に動くことさえできない。
その先端は、サイカの陰嚢とアナル付近を撫でつけていた。
普通の状態でも快感が走るほどの愛撫だが、アルラウネの蜜を受けた今のサイカにとっては、快楽的拷問を与えられているに等しかった。
「そうよ、サイカ。
ねぇ……もう苦しいでしょう?
私を選びなさい、サイカ。
そうすれば……つぼみの中でずーっと愛し続けてあげるわ。
私のつぼみから逃げたことは許してあげる。
何も心配する必要ないのよ?
ずっと私が守ってあげるから……」
サイカの左横で、ジュジュが優しく囁く。
彼女はツルでサイカの肉竿の根元を縛り、その上に位置した花から媚薬効果のある蜜を垂らしている。
その手はサイカの肉竿に置かれ、亀頭をコリコリと刺激している。
「さぁ……どっちを選ぶの?」
ジュジュが決断を迫るが、サイカには選べない。
それよりも、二人が与えてくる快楽に必死に耐えるしかなかった。
そして、サイカの目から涙がこぼれた。
「うぅ…グスッ…選べないよ……」
どちらをお嫁さんにしても犯される……
なにより、すでに自分にはスラ子達もいる。
ここでどちらかの夫になれば、彼女達を裏切ることになるのだ。
「……いいわ」
ジュジュはそう言うと、サイカの肉竿を縛り付けていたツルを解き、亀頭を撫でていた手で肉竿を激しくしごき始めた。
「あっ! ふぅんっ! ジュ、ジュジュさんっ!?」
「今日はこれで許してあげる。
でも、私はまだ諦めたわけじゃないわよ?」
ジュジュの手コキは徐々に激しくなっていき、サイカの今までせき止められていた精液の放出を促す。
「なっ! 勝負はどうなったのよっ!?」
一方、ピトンはかなり不満がある様子だ。
そんなピトンを、ジュジュは余裕の笑みで見返す。
「あら、だってサイカがこんなに苦しんでいるのよ?
あなた、旦那の嫌がる事を続けるつもり?」
「う……」
ジュジュにそう言われ、ピトンは押し黙る。
彼女は悶えるサイカの顔をジッと見つめた後、突然サイカの唇にキスをした。
「んむっ!?」
突然の出来事にサイカは驚き、これまで与えられた快楽が怒涛のように押し寄せ、ペニスから大量の精液をまき散らしてしまった。
今まで溜め込まれていた精液はサイカやジュジュ達の身体に付着すると、ゼリーのようにドロリとした触感がして、熱を帯びていた。
「きゃあっ!? あはは! やっぱりすごいわねぇ?
……ん…チュルッ……ジュッ……うふふ、おいしい……」
ビクビクッと震えるサイカの肉竿をジュジュは咥えて残り汁を吸い取ると、満足したようにつぼみの中に戻っていった。
「じゃあね、あなた♡」
「ま、待って!」
「ん? なに?」
サイカは必死に体を起こし、ジュジュを呼び止めた。
「ど、どうして僕の居場所が分かったんですか……?」
「ああ、そのことね」
そう言って、ジュジュはツルを伸ばしてサイカのリュックサックをまさぐると、中から一輪の花を取り出した。
「あ、それ……」
「この花がね、私にあなたの居場所を教えてくれるの。
ずっと持っていなさい?
もし捨てたりしたら……大陸中の人間を犯し尽しちゃうわよ?」
「……うぅ」
もちろんそれはただの脅しなのだが、たった今ジュジュに犯されたサイカには充分に効き目がある。
「それじゃ、またね。
また用がある時は勝手にお邪魔するから!」
そう言って、彼女が入っていったつぼみは緑色の外殻に包まれ、地中に消えていった。
「……それじゃ、私も行くわね」
「えっ? あの」
まだスッキリしてない……
サイカはそう言おうとしたが、ピトンは気にせずに這い去ってしまった。
「そ、そんな……」
一人残されたサイカは、その後スラ子達が待つ洞窟へと向かった。
「アンタ……浮気したでしょ?」
洞窟の中で、アカ子に言われた最初の言葉はそれだった。
「……えっ?」
「『えっ?』じゃないわよっ!
アンタの身体から知らない女の臭いがすんのよっ!」
「……許さない……」
「マスター……我々という存在がありながら、なぜ……」
「そうだよ、サイカ! ひどいじゃないか!
ボクってそんなに魅力ないっ!?」
その後、サイカはスラ子達にメチャクチャ犯されるハメになった。
だが、当時のサイカにとっては嫌でもなければ苦にもならない。
おかげで、ジュジュ達に与えられた快楽を発散することが出来たのだから……
17/04/07 16:37更新 / カーマ
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