連載小説
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落ちてきそうな月の下で
俺は意表を突かれた。

ホルスタウロスの腕力は凄まじい。特に体の大きいボニーは地面をえぐるような力、木を薙ぎ倒すような腕力がある。
うっかり抱き締めて俺を潰して殺してしまう、そこまでは行かなくても傷つけてしまうことだってあるだろう。
それを懸念して自分から距離を置いていた。

「ボニー、、、お前はどこまでも優しいんだな、、、」

俺はそうつぶやいて

むにゅりっ

「んもぉう♥」

母乳でグショグショのボニーのおっぱいに倒れこんだ。
むにゅむにゅの肉感が、柔らかい温もりが、全身に絡み付いてくる母乳が、何より先程まで否定していた彼女自身が全てが俺を迎え入れてくれる。
そんな感じさえあった。

「んもぅ♥、、、バッタちゃん♥、、、」

ボニーは動くことが出来なかった。
少しでも動けば理性を失ってしまいそうだった。
ボニーの胸の高鳴りが聞こえてくる。さらに荒くなる息づかいが聞こえてくる。
その全てが今の俺には愛しかった。

「リミアさんから言われたんだ。
魔界は人間界では無いんだから好きになったら、種族も、年齢も、性別すら関係無いって、、、流石に性別すらってのはよくわかんねぇけど、、、
俺はもう素直になるよ。
ボニー、、、俺はお前が好きだ。」

「、、、バッタちゃん♥」

「お前の女神のような明るい笑顔が好きだ。皆のために頑張るお姉さんみたいなお前が好きだ。この大きくてエロいおっぱいが好きだ。自分を押さえて悶々として照れ隠しするお前が好きだ。
俺の事を考えてくれる、助けてくれる優しいところが大好きだ。」

「バッタちゃんっ♥♥♥」

ボニーが俺を抱き締める。もはや力を押さえることができずつぶれるくらい強く強く俺を抱き締める。
腕と大きいおっぱいで、その大きい体全部を使って俺を抱き締める。
俺も腕を引っ張りだし抱き締め返す。負けないくらい強く強く抱き締め返す。

「ボニーも、、、素直になれよ、、、
俺はお前の飼育係なんだ、俺の事を頼ってこいよ。お前の全てを受け止めてやるからさ!」
「うぅぅ、、、バッタちゃぁぁぁん♥♥♥」

彼女は全てを忘れて俺の事を押し潰そうとする。
今まで自分を縛っていた物を全て投げ捨て俺を抱き締める。

「んぐっ!」

柔らかで暖かい天国のようなおっぱいを通じて地獄のような圧迫が全身を襲う。
全身が軋むように痛む。内臓が飛び出しそうになる。

これだ。
待ってたんだ。
俺が待ってたのはこれなんだ。
この地獄のような快楽、殺されそうになるくらいの性的刺激、俺が欲しかったものがここにあるんだ。

「あああ!ボニー!もっと!もっと俺を求めてくれ!もっと俺を愛してくれ!ボニー!ボニー!あああぁぁぁ!」

「バッタちゃん♥♥♥バッタちゃぁぁぁん♥♥♥
だいしゅきぃぃぃ♥♥♥♥♥」

抱き締める力がさらに強くなる。
身体の温もりも肌の感触も心臓の音も息づかいももっともっと強く感じる。
まるで俺とボニーが溶け合ってひとつになるかのようだ。

「ボニー!ん、、、」
「ん、、、」
くちゅっ

おっぱいでホールドされている状態で精一杯身体をよじって首を伸ばして、ボニーと唇を重ねる。
ボニーも俺の求めにすんなりと応じてくれる。
舌と舌を絡め、唾液を混ぜあう。お互いの息を行き交わせる。体温をひとつにする。

「ん、、、」
「ん、ちゅ、、、」

キスによる快楽からボニーの腕の力が緩む。
その隙におっぱいから腕を引き抜き、顔を押さえる。
さらにお互い強く唇を重ねる。
ボニーもそれに合わせて俺の身体を押さえたまま頭も押さえつける。

お互いがさらにさらに強い快楽を求めてより激しくキスをする。二人の口の周りは幼い幼児のように溢れた唾液まみれになる。
それでも構わず長い長い口づけを続ける。永遠と思える静かで淫らな時間が二人に流れる。

「ん、、、ぷはぁ、」
「はぁ、、、ぁぁ♥」

長い長いキスが終わった。口からは唾液が橋のように繋がっている。
二人は惚けきった目で再び見つめあい、、、その淫らな橋が落ちる頃、また愛し始める。

「ん、、、」
「ん、、、」

何度も舌を絡めながら、次は俺の身体を包んで締め上げているボニーのおっぱいへ手を伸ばす。
おっぱいを小脇に抱えるかたちになりながら、両腕に力を込めていく。
腕が乳肉にむにゅむにゅと食い込んで行く。柔らかいおっぱいが俺の腕に合わせて変幻自在にかたちを変えていく。

「ん♥あああ♥♥♥」

ホルスタウロスらしくおっぱいを揉んだ途端に乳首から母乳が溢れ出てくる。
先程までオナニーをしていたボニーは母乳を既に撒き散らしていたにも関わらずシャワーのように溢れ出る。

「ボニーのおっぱい、、、柔くて、温かくて、凄い、、、凄いよぉ、、、ん!」

「んんんんん♥♥♥」

ボニーが胸を俺に擦り付けてくる。
自分で胸を揉みしだきながら俺の身体に胸を擦り付ける。
まるで全身ぱいすりだ。

「んぐっ!」

特に下半身については必要に力を込めてくる。
狙っているのか、それとも本能的なのかは分からないが俺の性器に的確に乳肉を押し当ててくる。
既に限界までいきり立っていた俺のチンコは不意に訪れた激しい刺激でイキそうになるところをぎりぎり耐えた。
がボニーの激しい下半身ぱいすりに今にも達してしまいそうになる。

「ボニー!」
「んん♥」

ボニーの責めに負けじと、腕を後ろに回して乳首を掴む。
手に暖かな母乳が絡み付いてまるでおっぱいが俺の手を離したくないようだ。

「んはぁ♥」

力を込める度どんどん溢れ出てくる母乳で手を濡らしながらしっかりと乳首をつまみ、もっともっと乳首を弄る。

「んひぃ♥」

乳首を胸に押し込んでみると勢いよく弾き返り、再びつんと起ったイヤらしい乳首が顔を出す。

「あああん♥」

今度は背筋と肩甲骨を使って摘まんだ乳首を上に引っ張り上げる。
力一杯乱暴に、しかし優しくつまみ上げる。

母乳が止まらない。
溢れ出る母乳が止まらない。
腕を伝って全身に母乳が絡み付いてくる。
そして下半身ぱいすりによって母乳が下半身に塗ったくられる。
激しい下半身ぱいすりに母乳によるぬるぬるの刺激が加えられ、、、

「ああ、、、ああああああああ!♥!♥!♥」
「あああ!あああああああ!!!!!イクッ!」

乳首攻めの刺激でボニーはついに絶頂を迎える。
まるで壊れた水道のように、火山が噴火したときのように勢いよく母乳が噴射させ、俺の手が思わず吹き飛ばされる。

同時に下半身ぱいすりしていたボニーのおっぱいが俺の下半身を強く強く押し潰す。特に男性器を的確に押し潰す。
その刺激に男性器が耐えられずついに射精する。
自分でも信じられないくらいの射精量にボニーのおっぱいが精液と母乳まみれになる。

「はぁ、、、はぁ、、、」
「ハァン♥、、、、ハァ♥」

絶頂したボニーは俺を抱き締めきれず胸から離してしまう。
俺とボニーの身体は母乳と精液でぬるぬるベタベタになりながら、原っぱに仰向けに寝転がる。

魔界のキレイな満月を眺めながら二人は激しい行為の後の余韻に浸る。













まだだ

性行為の余韻も早々に、俺はゆっくりと立ち上がる。

足りない

もっと
もっと欲しい
もっとボニーが欲しい
もっとボニーと愛し合いたい

身体が、、、痛くない
身体が、、、熱い

身体から力が溢れ出てくる
チンコから精液が溢れ出てくる

もっともっと、、、ボニーを愛したい
ボニーに愛されたい


ボニー!ボニー!ボニー!ボニー!


そうか、、、これが、インキュバス化
木を薙ぎ倒すほどのボニーの抱擁を受けて、信じられないくらいの量の精液を射精して、なお立ち上がりまだ愛したい女を求め続ける。

これが、インキュバス化か、、、

そうか、、、おれは、、、

「ぼにぃっ!、、、」

「、、、バッタちゃん♥」

「俺は、なんともないぞ、、、
ボニーに力一杯抱き締められても、びくともしない身体を手にいれたぞ、、、
インキュバスに、、、なったんだ、、、」

「、、、あぁ♥バッタちゃん♥」

「ボニーが、こんな身体にしたんだ、、、
ボニーが、俺をインキュバスにしてくれたんだぞ、、、
ボニー、、、」

「バッタちゃん♥♥♥」

俺は絶頂の余韻から今だ仰向けで動けないボニーに覆い被さる。

「ボニー、、、もう俺は、ミルク搾りじゃ満足出来ないんだ、、、」

「バッタちゃん♥私も、、、わたしもぉ〜♥」

「ボニー、、、セックスしよう、、、」

「もぉ〜♥もぉ〜♥もぉ〜♥♥♥」

ゆっくりと精液で濡れてギンギンにいきり立った男性器を、愛液でとろっとろっの女性器に近づける。

お互いの性器がピクピクと鼓動する。

駄々をこねる幼児のようにお互いが早くひとつになりたいと暴れている。

泣きわめくように我慢汁を垂らす。

「ボニー!愛してるぞ!ボニー!!!」
「バッタちゃぁぁぁぁぁぁん♥♥♥」

女性器に男性器をぶち込む。

「俺と!結婚してくれ!一生そばにいてくれぇぇぇぇ!!!」
「ひゃぁぁぁぁぁい♥よろこんでぇぇぇぇ♥♥♥」
パンッ!!!パンッ!!!パァァァン!!!

俺は一心不乱に腰を振り、打ち付ける。
ボニーのマンコは大きい体から信じられないくらいの締め付けで俺のチンコを離すまいとキュンキュン収縮する。
チンコが潰れてしまうのではと思えるくらいボニーのマンコが俺のチンコを締め上げる。
俺は乱暴にチンコを引きずり出し、また一番奥までぶち込む。
また引きずりだす。またぶち込む。
何度も何度も何度も、キュンキュン絞まるボニーマンコからチンコを引きずり出してぶち込む。

「ボニー!ボニー!好きだ!愛してる!!!愛してるぞぉぉぉ!!!」
「バッタちゃぁぁぁん♥わたしもぉ♥しゅきいいいいい♥♥♥あいしてるぅぅぅ♥」

激しいピストンをする度にボニーのおっぱいの先からまた母乳がどびゅどびゅと溢れ出した。
それを

「ボニー!!!」はっむぅ!!!
「!!バッタちゃんんんんん♥♥♥」

大きな口を開けてボニーの乳首に吸い付く。

吸い上げれば吸い上げるほどのどんどん出てくる母乳をゴクゴクと喉を鳴らしながら飲み干す。
飲み干しても、飲み干しても、どんどん溢れ出てくる母乳を、もっともっと飲む。

恐らく今まで口にしたどんな物よりも、美味しい物。これが口に出来るならもう他の物はなにも要らない。

幸せ
これが飲めることが幸せ
そう思いながら、一生懸命ボニーの母乳を飲み続ける。

まるで薬物
快楽による薬物

飲み続ける
止められない止まらない
一生飲み続けていたい
そうとさえ思える程の母乳だ。

ホルスタウロスの搾りたて母乳を飲んでさらに精力が増していく。
腰の動きがどんどん速くなる。チンコがどんどん大きくなる。精液がどんどん精製させる。

「ボニー!ボニー!ボニー!!!」
「バッタちゃん♥バッタちゃん♥♥♥」



どびゅ!どびゅ!どびゅ!どびゅ!どびゅ!どびゅ!









ボニーの膣内に思いっきり射精した。

さっきボニーの胸のなかで信じられないくらい射精したのに、その量を遥かに凌駕する射精量だ。

魂までボニーの膣内に持っていかれそうなほど気持ちが良かった。

ボニーの膣はますます締め付けを強くし、俺が射精した精液を1滴も外にこぼすまいときゅうきゅうと締め上げる。

それを俺は無理矢理引っ張り出す。膣壁とチンコが擦り合わさり、その刺激が更なる快楽刺激を生み出し


どびゅ!どびゅ!


また射精した。

射精したばかりのチンコをまたボニーのキュンキュンマンコに無理矢理ぶち込む。

膣壁が今度こそチンコを離すまいとさらにさらに締め付けを強め、子宮がチンコとくっちゅくっちゅとキスをする。その刺激が決め手となり


どびゅ!どびゅ!


また射精した。

射精が止まらない
快楽が止まらない
愛が止まらない
二人の愛が止まらない


「ボニー!ボニー!ああ!ボニー!!!好きだ!好きだ!ボニー!!!」
「あいしてるぅぅぅぅぅ♥しゅきぃぃぃぃぃ♥バッタちゃぁぁぁぁぁぁん♥♥♥」
どびゅ!どびゅ!どびゅ!どびゅ!










「ん、、、、、あ!ぼ、ボニー!」

どうやら気を失うまでボニーとのセックスをやり続けたようだ。
時間はもう深夜になっている。

気がついたとき、俺はボニーに覆い被さり、顔を母乳だらけにしてボニーの乳首に吸い付いていた。

気を失ってなお、俺はボニーのおっぱいを吸い続けることをやめられなかったようだ。
つくづく魔性の肉体だ、、、

流石にチンコは抜けていたが、まだまだ衰えることなくギンギンに起ち続けていた。インキュバス化に加え直接ボニーの母乳を吸い続けていたことで無限とも言える精力を手に入れていたんだ、、、

「ん、、、もぅ♥バッ、いいえ、、、あなたぁ♥」

俺の下になっていたボニーが目を覚ます。

その顔は惚けてはいるもののいつものボニーの顔になっていた。
俺が最初に好きになったみんなのお姉さんのような優しい笑顔になってくれていた。

「ボニー、、、」

俺たちはお互い見つめあった後、軽いキスをしてまた抱き合った。
お互い精液と愛液と母乳でぐちょぐちょの身体で抱き合った。
大切な伴侶を抱き合った。
永遠とも思える愛しい時間を分かち合った。

「愛してるぞ、ボニー、、、」

「もぉ〜♥わたしもぉ〜♥」



ふと、空を見上げると雲ひとつ無い夜空に満天の星と大きくて綺麗な満月が俺たちを見守ってくれている。
まるで太陽のように自分から光を発しているかのような明るさだ。

「綺麗な月だな、、、」

「ほんとーねぇ〜あと3日くらいしたらぁ〜落ちてきちゃいそうだわぁ〜。」

「そうだな、こんなに綺麗なもの俺は見たことがないぞ。
ほんとに綺麗だな、、、ボニーは、、、」

「!んもぅ♥あなたぁ♥」

またキスをする。
今度は舌と舌、唾液と唾液とを絡める濃厚でエッチなキス
お互いを感じる為のキスだ。

「、、、ぷはっ、なぁボニー、」

「ん〜♥なぁにぃ〜?」

「俺の部屋に帰ってまず風呂に入ろう。それから、、、次はベッドの上で、しよう。」

「!もぉぅ〜♥わかりましたぁ♥」

そう言って二人は深夜遅くの原っぱを手を握りながら歩き出した。

そんな二人を魔界の大きな大きな月は見守っていた。

17/06/17 06:53更新 / J2
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■作者メッセージ
最終回かと思いきや、エピローグ的なものをこの後書いていきたいな〜と思ってます。

実は元ネタらしく、牧場の入り口が大岩で塞がれたり宇宙人が襲ってきたりミルク強盗に襲われたりする話も考えてたんですが、長くなりすぎるのでカットしました。
気が向いたときに続編として書ければな〜と思ってたりします。

今まで色んなサイトに小説やSSを投稿して来ましたが、ここが一番閲覧回数も良くなにより僕が書いていて一番楽しかったです。
次は短編をちょこっとやってからまた別のやつを書いていこうかなぁなんて考えてます。

とりあえず、ありがとうございました。

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