連載小説
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地下牢獄での逃亡戦!!
カプッ!!
不意をついてセルメは、テッテンの首筋に噛みついた。

「痛っ!噛みつきやがったな!」

「クククッ!!さて………………
さっきも言った様にアタシや娘たちはこのゲームのハンターじゃない、だから私たちからお前を犯してレイプするようなことはしない
悪魔でもお前が逃げ出さないように娘たちが押さえつけてるだけだ」

淡々とした口調でセルメが説明した。


「へ、へぇそうなのか……………………ぐっ!?
な、なんだ!?急に体が熱く!?
あがっ!ああああああ!!」

テッテンの身体が急にズキュズキュと疼き出し、熱く火照り赤く高揚し、全身から汗がどばどばっと吹き出してきた。
更に下半身はびくっびくっとけいれんを起こし、ペニスはバッキバキにいきり立ち、スボンを中から勢いよく押し上げて見事なテントを張った。


「クククッ!!なーに!なんともないさ!ただお前の身体に毒を打たせてもらっただけさ!
身体が熱〜く疼き、火照り、性欲がムラムラっと滞りなく溢れ出す淫毒を打ち込んだだけさ!」

セルメが鋭い戦士の眼を、魔物娘らしい性悪でイヤらしい笑みを浮かべた眼に変えながら、妖艶に言った


「あがっ!ああああああ!!」
ビクッ!ビクッ!

「クククッ!!
さて何度も言うよう、アタシたちからは手を出すことはないが…………」
ニヤァッ!!

「あぐっ!!!」
ビクッ!

「お前からこの娘たちに手を出すのは良いんだぞ♥️」
ボソッ…

セルメは、テッテンの耳元で静かに色っぽく妖艶に囁いた。


「にへへへ♥️おにーさんはぁ〜私たちでエッチなことしたいの♥️変態さん♥️」

「えへへへ♥️私はぁおにーさんとえっちなことしたいなぁ♥️おにーさんとエッチしたいなぁ♥️」

セルメの娘たちはテッテンにきつく巻き付いたままで、左右それぞれの耳から、まるで耳をアイスキャンディのごとくしゃぶり溶かすかのような生暖かな声色でねっとりと甘く囁いた。


「あ、ああああああ!!」
ビックッ!ビクッ!!

テッテンの身体は強く跳ね上がった。
セルメたちの蛇の身体による拘束をはね除けるかのように強く強く跳ね上がった。
しかし、それは勿論彼女たちへの抵抗心から出た行動では無かった。
むしろ真逆
彼女たちの魔性の魅力に屈しはじめ、彼女たちのことを身体が強く強く求めている証拠だった。


「簡単さ、ただ一言言えば良いだけさ………………
ゲームを脱落するって、ここでこの娘たちに負けますって言えば良いだけさ……………
そうすれば………………クククッ!!この娘たちとエッチなことし放題なんだぞ♥️
あんなことやこんなことや………それ以上のこともヤり放題だぜ♥️」

「にへへへ♥️おにーさんはどんなことされたい?おちんちんペロペロペローっ!てしゃぶって欲しい?それともぉ、私のおっぱいを赤ちゃんみたいにしゃぶりつきたい?」

「えへへへ♥️それともぉ、やっぱりエッチしたい?私のおまんこにおにーさんの勃起ちんぽじゅぶじゅぶ〜って挿入れてきゅんきゅん甘〜く強く締め付けられてみたい?セックス♥️したい?」

ねっとりじっとりと、まるで耳を通りすぎて脳まで溶かすかのような彼女たちの甘い甘い悪魔の囁き

身体に淫毒を打ち込まれ、さらにしゃべる媚薬のような彼女たちの囁きを耳元で浴びせ続けられた、そんなテッテンの精神はついに…………


「………………し、したい!!」

彼女たちに屈した。


「ほほう?したいって?
クククッ!!いったい何がしたいんだ?はっきりと言ってみろ!!」

「チンチンしゃぶって欲しいし!おっぱいしゃぶりたいし!!エッチもしたい!!
ゲームから脱落しますから!!この娘たちに負けますから!!だから!!だからぁ、セックス!!セックスしてくださぁい……………」

眼にうっすらと涙を浮かべながら、腹の底からテッテンは声をあげた。


「にへへへ♥️あーあ!とうとう私たちに負けちゃったね♥️情けな〜い弱々おにーさん♥️」

「えへへへ♥️それじゃあセックスしてあげる♥️私たちとのエッチは激しいから覚悟してね♥️」

テッテンの敗北宣言を受けて、セルメの娘たちはついにテッテンに襲いかかった。


「あぁぁ!!ああぁぁぁぁぁぁ♥️」

どぴゅ!!びゅるるるる!!
どっぷどっぷどっぷぅ!!びゅるびゅるびゅる!!
どぴゅ!どぴゅ!どぴゅ!どぴゅ!
びゅるる!びゅゆ!


魔性の魅力の焦らされ弄ばれ続けられた彼の身体と欲望は、セルメの娘たちの艶かしく美しい女の身体と卓越した性技によってついに大爆発を起こした。

こうしてテッテンはゲームから脱落した。



「クククッ!!ついにこの娘たちも一人前の魔物娘へと成長したかぁ……………嬉しいなぁ、これが母親の気持ちってやつなのかぁ…………
ふふっ♥️…………アタシもそろそろアイツとの実の子が、欲しいな♥️」















そして
テッテン脱落から数分後

「うぉぉぉ!!ポーラ!ポーラはどこだ!?」

「イレイヴ!落ち着け!興奮するな!」

「わかってるってばハジメさん!心は熱く!そして頭はクールに!だよな!
ポーラ!ポーラ!!どこにいるんだポーラ!?」

「ぜんぜん頭クールじゃないだろ!熱い心だけが先行しすぎてるだろ!」

大声でそんな会話をしながら、ハジメとイレイヴがついにサルバリシオン地下牢獄へと到着した。


「……………………さっきから五月蝿いのぅ、いったいなんなんじゃお主らは?」

「お母様、この人たちも逃走者?」

イレイヴの大声を聞いて不思議そうな顔をしながら、異国の服に身を包んだ魔物娘と、青い炎のような身体をした幼い魔物娘たちが現れた。


「しまったぁぁぁ!?魔物娘に見つかった!?」

「ちっ!こんなところにも魔物娘がいるのか!!」

現れた魔物娘をみて、とっさにハジメとイレイヴは別の小道へと走り出した。


「おっと!ウチとしたことがうっかりしとった!あまりにも賑やかに騒がしく侵入してくるもんじゃからペースを乱してしまったのぅ。
奴らを捕らえよ!我が愛娘たちよ!」

「きゃはは♥️」

「まてまて〜♥️」

「捕まえちゃうぞ〜♥️」

異国の服を着た魔物娘がそう言うと、彼女の傍らにいた炎のような身体をした幼い魔物娘たちは、ハジメとイレイヴに襲いかかってきた。


「うぉわ!炎!?いや!?魔物娘か!?」

「ちっ!察するにこの魔物娘がミッションメールにかいてあった特別なトラップってわけか!
イレイヴ!俺が引き付けるからお前は先に行け!」

「わかった!サンキューな!ハジメ!お前と一緒でホントによかったぜ!ありがとう!」

「そう言うわけだ!さぁお前らの相手はこっちだ!こっちこいこっち!」


「な、なんという美しい友情なのじゃ!くっ!思わず感動してしまったぞ!
あ!な、涙が……………」


こうしてイレイヴはハジメとサルバリシオン地下牢獄で別れ、ひとり牢獄の奥へと進んでいった。



「ポーラぁ!どこだぁ!ポーラ!!」
19/05/02 09:32更新 / J2
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■作者メッセージ
・ロック
ミッションクリアの為にレスカティエを駆け回っている所をハンターに捕まって脱落
真面目なだけでは報われない

・シチィ
魔界軍師エバによって魔物娘アルプへと堕とされてしまった少年
男なのにハチローのことが好きだった
報われてよかったね

・ハチロー
男前で威勢の良い少年で小さな頃はガキ大将だった
イレイヴと同じおバカさんに見えるが勉強が苦手なだけで頭は割りと良い

・イナン
自分はなにもしないくせに文句だけは言う屑野郎
でもデビルちゃん二人と結ばれた勝ち組

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