潜入!サルバリシオン地下牢獄!
「ここがミッションメールに書いてあった湖の畔の城サルバリシオンの地下牢獄か………」
ハジメとイレイヴよりも一足先にサルバリシオンに到着した逃走者が1名いた。
テッテンという男だ。
テッテンは3rdミッション発令時に偶然レスカティエの北部に、つまりサルバリシオンの近くにいたため、ミッションが発令してから2分後にはすでにサルバリシオンへとたどり着き地下牢獄に入っていた。
(………………ポーラってお助けキャラがいったいどんなヤツなのかは知らないが、にしても賞金1億っていうのは見逃せないよな……………
1000万でも充分凄いのに1億ってそんな大金一生かかっても使いきれねぇぞ……………その金絶対に手に入れてやる………………
1億…………………1億…………………)
テッテンは心の中でそんなことを考えながら、サルバリシオンの地下牢獄へと続く階段を一歩、また一歩とゆっくりと慎重に降りていった。
カンッ
カンッ
カンッ
(よし!ハンターは居ないな………………
ミッションメールによればこの地下牢獄には特殊なトラップってのが配置されてあるらしいが……………いったいどこに設置されてるんだ?)
小さな足音のみが響く中で、テッテンはゆっくりと階段から身を乗りだし、必要以上に周囲を見回してからまたゆっくりと慎重に歩き始めた。
キョロキョロ
(……………………よし、慎重に……………)
なるべく大きな音を立てないよう細心の注意を払いながら、小走りで牢獄内をカサコソと移動した。
そんな最中だった。
ビクッ!!
(っ!!…………………………なんか今!恐ろしい魔物娘の気配を感じた気がした!……………が誰もいないな……)
何かの気配を察したテッテンは、咄嗟に振り返った。
「……………気のせいか………」
小さくそう呟くと、テッテンは再び前を向いた。
「クククッ!!」
「っ!!」
(女の声っ!!魔物娘の声だ!やっぱり!誰かいる!どこだっ!!どこにいる!?)
テッテンは再び咄嗟に後ろに振り向いた。そして背後を確認したのち左右を確認した。誰もいないことを確認するとゆっくりと正面に向き直り、そしてもう一度背後を確認した。
しかし何度振り返っても左右どちらを見ても、やはりそこには誰もいなかった。
(い、いない!?誰もいない!?
いや…………………魔物娘特有の気配がするぞ!それにさっき間違いなく魔物娘の笑い声を聞いた!近くに魔物娘がいることは間違いないんだ!
ひょっとして姿が見えない魔物娘なのか!?その魔物娘が特殊なトラップってのなのか?)
混乱するテッテンは大きく息を吐いて無理矢理気を落ち着かせた。
(落ち着け!………………ひょっとしたらだが、俺のことを監視してる魔物娘がいるのかもしれない。
途中で反則したり逃げ出したりしないように監視してる魔物娘がいてもおかしくは無いだろう。
地下牢獄っていう静かで不気味な所にきて気配や物音に敏感になってるだけだろ……………
気にせずいけっ!このミッションをクリアしたら1億が手にはいるんだっ!)
心のなかでそう自分に言い聞かせて、テッテンはまた牢獄内を歩きだそうとした。
「クククッ!探してる探してる♪」
(な!こ、今度は話しかけてきた!?む、無視だ!無視して進め!)
「さて……………そろそろ捕まえちまうかなぁ!」
(捕まえるだと!?
くそっ!!くそっ!!なめやがって!!
さっきからいったいどこにいるんだ!!背後でもない!右でもない!左でもない!正面にはもちろんいない!いったいどこに…………………ま、まさかっ!?)
「上か!?」
ハッとしたテッテンは真上を見上げた。
若干赤みがかった艶のある灰色の髪
眼帯をした右目と鋭くて赤い眼をした右目
胸元を見せつけるように大胆に露出させた黒い服
その露出させた部分から露になる紫色の肌
男なら誰しも眼を奪われてしまう大きな大きな胸
見事に鍛えられて引き締まっていながら女性的で綺麗な曲線を描く腰回り
そして何よりも大きな特徴として真っ黒で巨大なヘビの下半身
そこには大きな蛇の下半身をもったとても妖艶な魅力溢れる魔物娘がいて、天上からテッテンの真上にぶら下がるようにして下りてきていた。
「うわぁっ!!!なんだお前!!」
「クククッ!!さぁ捕まえたっ!!」
シュルシュルシュル!!
「うわぁぁぁぁ!!」
瞬時に逃げ出そうとしたテッテンだったが、天井から降りてきた下半身が蛇の妖艶な魔物娘に素早く回り込まれてしまい、あっという間に巨大な蛇の身体で巻き付かれて捕まってしまった。
「なんだ!なんなんだお前はいったい!?
ひょっとして!お、お前も俺のことを襲うつもりか!?くっ!レイプするつもりなのかっ!?」
「クククッ!!お前とは失礼なヤツだなぁ!アタシの名前はセルメだ。よーく覚えておくんだな!
クククッ!!まぁ安心しな、レイプなんてそんなことアタシはしないさ。アタシはハンターではないから!それに既にこう見えて夫がいる身なんでな!
クククッ!!残念だったな!」
テッテンに巻き付いたまま、セルメと名乗った蛇の魔物娘はイヤらしい笑顔を浮かべて言った。
「そ、そうか………………」
「しかし………………この娘たちはどうかな?
来な!お前たち!」
セルメがそう言うと、天井から下半身が蛇で見た目が14が15歳程の少女の魔物娘たちが、無邪気でながら、それでいてとても妖艶でイヤらしくだらしない笑みを浮かべて現れた。
「にへへへ♥️」
「えっへっへ♥️」
「男の人だぁ♥️」
少女のラミアたちはニヤニヤと性悪な笑顔を浮かべながら、蛇の下半身を巧みに色っぽくくねらせて、ジリジリと近づいてきた。
「な、なんだこいつらは!?」
「クククッ!!可愛いだろう?この娘らはアタシの自慢の娘たちさ!ま、とはいっても実の子供ではないんだけどな!
アタシの種族はエキドナ
すべての魔物娘の母、なんて呼ばれてる種族の魔物娘なのさ!そのせいか魔物娘になってからどうも母性的というか面倒見が良くなってな〜!
そのせいでなんだかお母様って慕われるようになっちまってな♥️くくっ♥️まぁ悪い気はしないよな♥️」
「にへへ♥️」
「えっへっへ♥️」
「ひぃ!!」
「クククッ!!覚悟は出来たか!?それじゃあおまちかねの時間だな!」
カプッ!
ハジメとイレイヴよりも一足先にサルバリシオンに到着した逃走者が1名いた。
テッテンという男だ。
テッテンは3rdミッション発令時に偶然レスカティエの北部に、つまりサルバリシオンの近くにいたため、ミッションが発令してから2分後にはすでにサルバリシオンへとたどり着き地下牢獄に入っていた。
(………………ポーラってお助けキャラがいったいどんなヤツなのかは知らないが、にしても賞金1億っていうのは見逃せないよな……………
1000万でも充分凄いのに1億ってそんな大金一生かかっても使いきれねぇぞ……………その金絶対に手に入れてやる………………
1億…………………1億…………………)
テッテンは心の中でそんなことを考えながら、サルバリシオンの地下牢獄へと続く階段を一歩、また一歩とゆっくりと慎重に降りていった。
カンッ
カンッ
カンッ
(よし!ハンターは居ないな………………
ミッションメールによればこの地下牢獄には特殊なトラップってのが配置されてあるらしいが……………いったいどこに設置されてるんだ?)
小さな足音のみが響く中で、テッテンはゆっくりと階段から身を乗りだし、必要以上に周囲を見回してからまたゆっくりと慎重に歩き始めた。
キョロキョロ
(……………………よし、慎重に……………)
なるべく大きな音を立てないよう細心の注意を払いながら、小走りで牢獄内をカサコソと移動した。
そんな最中だった。
ビクッ!!
(っ!!…………………………なんか今!恐ろしい魔物娘の気配を感じた気がした!……………が誰もいないな……)
何かの気配を察したテッテンは、咄嗟に振り返った。
「……………気のせいか………」
小さくそう呟くと、テッテンは再び前を向いた。
「クククッ!!」
「っ!!」
(女の声っ!!魔物娘の声だ!やっぱり!誰かいる!どこだっ!!どこにいる!?)
テッテンは再び咄嗟に後ろに振り向いた。そして背後を確認したのち左右を確認した。誰もいないことを確認するとゆっくりと正面に向き直り、そしてもう一度背後を確認した。
しかし何度振り返っても左右どちらを見ても、やはりそこには誰もいなかった。
(い、いない!?誰もいない!?
いや…………………魔物娘特有の気配がするぞ!それにさっき間違いなく魔物娘の笑い声を聞いた!近くに魔物娘がいることは間違いないんだ!
ひょっとして姿が見えない魔物娘なのか!?その魔物娘が特殊なトラップってのなのか?)
混乱するテッテンは大きく息を吐いて無理矢理気を落ち着かせた。
(落ち着け!………………ひょっとしたらだが、俺のことを監視してる魔物娘がいるのかもしれない。
途中で反則したり逃げ出したりしないように監視してる魔物娘がいてもおかしくは無いだろう。
地下牢獄っていう静かで不気味な所にきて気配や物音に敏感になってるだけだろ……………
気にせずいけっ!このミッションをクリアしたら1億が手にはいるんだっ!)
心のなかでそう自分に言い聞かせて、テッテンはまた牢獄内を歩きだそうとした。
「クククッ!探してる探してる♪」
(な!こ、今度は話しかけてきた!?む、無視だ!無視して進め!)
「さて……………そろそろ捕まえちまうかなぁ!」
(捕まえるだと!?
くそっ!!くそっ!!なめやがって!!
さっきからいったいどこにいるんだ!!背後でもない!右でもない!左でもない!正面にはもちろんいない!いったいどこに…………………ま、まさかっ!?)
「上か!?」
ハッとしたテッテンは真上を見上げた。
若干赤みがかった艶のある灰色の髪
眼帯をした右目と鋭くて赤い眼をした右目
胸元を見せつけるように大胆に露出させた黒い服
その露出させた部分から露になる紫色の肌
男なら誰しも眼を奪われてしまう大きな大きな胸
見事に鍛えられて引き締まっていながら女性的で綺麗な曲線を描く腰回り
そして何よりも大きな特徴として真っ黒で巨大なヘビの下半身
そこには大きな蛇の下半身をもったとても妖艶な魅力溢れる魔物娘がいて、天上からテッテンの真上にぶら下がるようにして下りてきていた。
「うわぁっ!!!なんだお前!!」
「クククッ!!さぁ捕まえたっ!!」
シュルシュルシュル!!
「うわぁぁぁぁ!!」
瞬時に逃げ出そうとしたテッテンだったが、天井から降りてきた下半身が蛇の妖艶な魔物娘に素早く回り込まれてしまい、あっという間に巨大な蛇の身体で巻き付かれて捕まってしまった。
「なんだ!なんなんだお前はいったい!?
ひょっとして!お、お前も俺のことを襲うつもりか!?くっ!レイプするつもりなのかっ!?」
「クククッ!!お前とは失礼なヤツだなぁ!アタシの名前はセルメだ。よーく覚えておくんだな!
クククッ!!まぁ安心しな、レイプなんてそんなことアタシはしないさ。アタシはハンターではないから!それに既にこう見えて夫がいる身なんでな!
クククッ!!残念だったな!」
テッテンに巻き付いたまま、セルメと名乗った蛇の魔物娘はイヤらしい笑顔を浮かべて言った。
「そ、そうか………………」
「しかし………………この娘たちはどうかな?
来な!お前たち!」
セルメがそう言うと、天井から下半身が蛇で見た目が14が15歳程の少女の魔物娘たちが、無邪気でながら、それでいてとても妖艶でイヤらしくだらしない笑みを浮かべて現れた。
「にへへへ♥️」
「えっへっへ♥️」
「男の人だぁ♥️」
少女のラミアたちはニヤニヤと性悪な笑顔を浮かべながら、蛇の下半身を巧みに色っぽくくねらせて、ジリジリと近づいてきた。
「な、なんだこいつらは!?」
「クククッ!!可愛いだろう?この娘らはアタシの自慢の娘たちさ!ま、とはいっても実の子供ではないんだけどな!
アタシの種族はエキドナ
すべての魔物娘の母、なんて呼ばれてる種族の魔物娘なのさ!そのせいか魔物娘になってからどうも母性的というか面倒見が良くなってな〜!
そのせいでなんだかお母様って慕われるようになっちまってな♥️くくっ♥️まぁ悪い気はしないよな♥️」
「にへへ♥️」
「えっへっへ♥️」
「ひぃ!!」
「クククッ!!覚悟は出来たか!?それじゃあおまちかねの時間だな!」
カプッ!
19/04/25 06:30更新 / J2
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