いんぷっぷ
きっかけは、とてつもなく簡単だった。
男の子はおつかいで町の外を歩いていた。
その帰りに、自分と同じくらいの女の子と出会った。しかし、それはただの女の子ではなかった。
髪の色が白く、翼も尻尾もどこか白っぽい色をしていた。人間ではなくてインプである。しかもアークな方だった。
女の子は、男の子を熱っぽく見つめ、もじもじしながらも吐き出すように言った。
『私と……おともだちになって!』
『うんいいよ!』
何だか様子はおかしかったが、その言葉に男の子は余裕で即答した。
『やったぁわたしペルシェ!』
と、女の子は自己紹介しながら襲いかかってきた。
成す術も無く組み敷かれ、彼はそのまま大人の階段をロケット発射の如くぶち抜いた。
兎にも角にも、こんな些細なきっかけでも友達と言うのは出来るらしいのである。
男の子が自らの名前を、ハイト、と名乗れたのは事が終わってからだった。
とりあえず、友達になってしまえば、今後の付き合いというのも出てくるだろう。
だが、この二人の場合はもうただの付き合いというよりも、恋人のように付き合っているが如く、一緒にいる時間が長い。
とは言え相手が魔物、さらにアークインプともなれば、そのお付き合いがとてつもなく爛れている事は間違いない。
「ねぇねぇハイト、いつものやろうよ〜」
二人は花畑で花冠を作って清らかに遊んでいたのだが、そんなつまらない遊びに飽きてしまったペルシェが、ハイトに言う。
ハイト少年はどこか嫌そうな顔であった。
「えぇやだー」
「どうして?」
「だって勝てないもん」
彼の言葉から察するに、勝負事のようである。
「だいじょ〜ぶ、ちゃんと手加減するから!」
そんな彼に、ペルシェインプは両腕で力こぶを作るように上げて見せる。
しかし、それはどちらかと言うと本気で頑張るときのしぐさである。
「ね――お願い」
「う……わかったよ」
「やったぁハイト大好き♪」
おねだりされて、わりとさっくり折れてくれたハイトに、ペルシェは嬉しそうに抱きついた。
だが、すぐにこの後やる事を思い出して、慌てて離れる。
二人は向かい合う。
そして、ペルシェが”いつものそれ”の始まりを高らかに歌い上げる。
「さ〜わりっこしっまっしょ♪」
「イッたらまっけよ♪」
「いんぷっぷ♪」
最後の掛け声と共にペルシェに抱きつかれたかと思えば、あっという間に陰茎が彼女の手中に落ちた。
さわさわ……しこしこ……クチュクチュ……。
ビュルルッ。
秒殺だった。
やはり、いつもの勝負事とは性的なものであったらしい。
しかも相手はアークインプである。まだまだ人間側にいるハイトにはどうあがいても負け戦であった。
「あはっ、ハイト早すぎぃ♪ まだ私触られてもないよ」
「手加減するって言ったじゃん!」
泣き出すハイトには目も暮れず、自分の手にべっとりと付いた彼の精液を美味しそうに舐めあげる。
「ごめんごめん。おちんちん触ってたら我慢できなくなっちゃって」
「うわぁん、ペルシェの嘘つき!」
「でも負けは負けだよね」
ペルシェはハイトを押し倒した。
彼女に関わらず、魔物は性交するためなら、容赦がないのである。
しかし、涙目のハイトとは対照的に、股間の彼は鈴口から涎を垂れ流しているようだった。
身体は正直な男の子に、ペルシェは舌なめずりをする。
「それじゃあ、今日も私の好きにさせてね♪」
そう言いながら、ペルシェは自分の秘所に陰茎をあてがうと、そのまま腰を急降下させた。
「あぁん……♪ やっぱりハイトのおちんちん素敵ぃ……♪」
息を深く吐き出して恍惚に顔を蕩けさせながらも、腰の動きは止まらない。
「あ、そだ。ハイト、今日は何回イカせてほしい? ここはハイトに決めさせてあげる」
腹に力を入れて快感に耐えているハイトに、ペルシェは腰を上下に弾ませながら聞いてきた。
いつもならば自分勝手に搾り取ってくるペルシェのその言葉に、珍しい事もあるなと思った。
「いっかい!」
思いながら、彼は即答した。言えるべき時に物は言わなければならないのである。
初めのやり取りからして、どうやらハイトは子供ながらに快感には否定的らしい。
しかし、そんな彼にも容赦が無く、また彼以上に性欲に忠実なペルシェさんの事である。
「うん、わかった。3回ね♪」
3倍増しも何のその。
「えええええ!?」
ペルシェがハイトの胸に両手を置いた瞬間、中の肉壁を蠢かせた。
中に埋まったモノをゆっくりと舐め上げるような動きに、ハイトの背筋がぞわぞわ震えた。
「あっ、あぁぁぁぁ! まって、ペルシェ、まってぇ!」
「なんにも聞こえなぁい♪」
幼い顔は艶やかに赤く染まり、ハイトを見下ろしながら腰をゆっくり揺らす。
ペニス全体を舐るような肉壁の動きはゆっくりなのに、腰から駆け上がる射精感はとてつもなく早かった。
「あっ、ぺるしぇ、まって、もうでちゃうぅ!」
「相変わらずはやぁい♪ いいよ、イっちゃえイっちゃえー♪」
限界を訴えるハイトに、ペルシェが楽しげな声を上げて、とどめをさすように膣壁を締め上げた。
「あーっ!」
どびゅるるるっ。
と、ペルシェの最奥めがけてペニスから精が迸る。
「はぁぁ、出てるぅ〜〜〜♪」
それを受けて、ペルシェが熱いため息を吐く。しかし、腰を動かして、まだまだ物足りない様子である。
ぬちゅぬちゅと、淫らな音が聞こえてきて、溶かす理性に拍車をかける。
にやにやと淫猥な笑みを浮かべて、ペルシェが見下ろしてくる。
「はぁ……まだまだイケるよね!」
それは確認でもなく、延長への合図だった。
「うあぁ、ま、まっ、まって!」
「えぇ〜? しっかたないなぁ〜」
ペルシェの腰が、それでもゆるゆる動いていた。
前後左右に動かして嬲るように、萎えさせないように微弱な快感が送られる
時折ハイトの口から声が漏れ、ペルシェもそれに反応するように息を漏らす。
「ほらほらぁ……そろそろ休憩終わっていいでしょぉ?」
どうやらハイトの希望に応えて、ペルシェは休憩をしているらしい。
しかし残念ながら、ハイトの本当の希望は休憩ではなく終了であったが、彼女にとってそんな事はどうでもいいのである。
自分の言葉に首も振らず、目を瞑ってじっと耐えているだけのハイトに痺れを切らしたのか、ペルシェは一度腰を大きく動かした。
「あぁん、もう、我慢できない! 休憩終わりねっ!」
そう言った彼女の膣内がいきなり狭くなり、彼のモノを締め付ける。
そんな状態で、彼女が一度身じろぎをして、ペニスが横に回転するように擦られた。
休憩という名の嬲りを受けていたハイトには、充分すぎる刺激だった。
「うわあああ!!」
悲鳴を上げながらも、再びペルシェの中で精液をぶち撒けるハイト。
「あはん♪ 休憩終わったばっかりなのに♪」
全く非難していない声色に、ペルシェの腰が本格的に動き始めた。
上下に身体を弾ませ、ピストン運動を始めたのだ。
さらに激しくなった動きと快感に、ハイトの身体も弾み始める。
「あ、まっ、まああああっ!」
すぐに休憩など許してくれないペルシェに、ハイトが声を上げる。
しかし、ここまでの快感にすら耐える事の出来なかった彼には、それ以上の快感に耐えながら言葉を継げるはずもなかった。
ぐちゅんっ、ぐちゅんっ、と先ほどよりも卑猥になった音が彼の耳を犯す。
首を振って懇願するが、ペルシェは身体を前に倒して、顔を寄せてきた。
「ねぇ、ハイトも動いて? 下からおちんちん突き上げてぇ?」
ペルシェに目を見つめられながら懇願されて、ハイトの身体は勝手にそれに応じてしまう。
「きゃぁん♪ イイ♪ もっとぉ♪」
突き上げると、ペルシェは歓喜の声を上げながら、彼女の膣肉がペニスを離すまいと絡みついてくる。
全身が痺れるような快感に中毒となってしまったハイトは、ペルシェに応えるように何度も突き上げて自ら快感を貪っていく。
「あっ、はあっ、ぺる、しぇ!」
「あ、んもぉ、ハイトっ、また、出そうになってる♪」
既に限界近い彼に、ペルシェはさらに鞭打つように腰を跳ねさせながら、身体を倒してくる。
ぎゅっと抱きしめられながらも、腰の動きは止まらない。
むしろ膣内で当たる場所が変化して、新鮮な快感が流れ込んでくる。
「あっ、やぁ、ふぁん♪ これ、気持ち、いい♪」
ペルシェの喘ぎに快感の色が強くなる。
そんな彼女の声が、何よりもの興奮剤として作用して、腰の動きが加速する。
「んんぅ!! ハイ、トぉ♪」
ペルシェの膣内が痙攣し始めたかと思えば、唇を塞がれた。
すぐに舌が入り込んできて、こちらの舌を舐られながらペルシェの口内に運ばれる。
そして舌を唇で挟まれて思いっきり吸引されるのと、膣内が思いっきり圧迫してきたのは、ほぼ同時だった。
「――――!!!」
「んんっ、ふぐぅぅぅぅぅ♪♪♪」
意識どころか魂すら持っていかれる刺激に、ハイトは腰を一番奥まで叩きつけながら白濁を吐き出した。
とてつもなく濃厚な精液が尿道を通る感覚すらも快感で、その度に身体全体が大きく跳ねるように痙攣する。
ペルシェもハイトほどではないが、びくんびくんと小さく何度も痙攣していた。
やがて二人の絶頂が通り過ぎると、ペルシェはようやくハイトの唇を解放する。
ハイトはそのまま地面に倒れて、荒い息を吐く。
その息には、彼女の言う3回も終わった、と言うどこか安堵のような物もあった。
ペルシェも後に続くようにハイトに覆いかぶさってくる。
「はぁ……今の、気持ちよかったぁ……♪」
ペルシェもご満悦である。
ハイトはその言葉に、本当の意味で安心したのだった。
「ねぇ、ハイト……」
「……うん」
「今の忘れないうちに、もう一回しよ♪」
ところがどっこい。ペルシェはまだまだ満足していなかった!
「――、――――!!」
彼女の言葉に、口をぱくぱくさせて、もはや声すら出ないハイト。
しかし、彼は言っている。ほんと、もう許して……と。
「ねぇ……3回なんて少ないよ……私物足りないよぉ……」
ハイトを見下ろして、腰をゆさゆさ揺すってくる。
その耳をくすぐる甘えた声と、腰に受ける甘美な刺激で、彼女の中で萎えていたペニスはあっという間に大きくなってしまう。
「あっは♪ おっきくなったー♪」
「あぅぅ……」
「それじゃ、だいにかいせーん♪」
そのあとはペルシェの独壇場であり、ハイトは5回に渡って搾り取られた。
それでも意識がまだまだ残っていた彼は、すでにインキュバスだったのかもしれない。
それから後日のこと。
気付いたら、ペルシェ以外の女の子が増えていた。
みんな、ペルシェより濃い色をしているが、尻尾や翼が生えている。
ペルシェが町の女の子たちに新しい遊びを教えてしまったのだ。
ハイトは現在、そうしてインプとなってしまった女の子数人に囲まれていた。
もちろん、ペルシェもその中にいる。
「ねぇねぇ、いつものしよー」
ペルシェが言う。ハイトの身体がびくりと震えた。
後の結果が分かりすぎる彼は、思わず声を上げる。
「や、やだ――!」
「いつものってなーに?」
「やりたーい」
「あたしもー♪」
しかし、ハイトの声は他の女の子たちによってかき消されてしまった。
ペルシェがるんるん顔で女の子たちに説明していく。
逃げ出そうにも、女の子たちに囲まれているせいで、逃げられるわけもなかった。
ここまでされてしまったらもうどうにもならない。
ハイトの顔が見る見るうちに泣きそうになっていく。
「それじゃ、みんな、いっくよー♪」
しかし、ペルシェさんはそんなことには気にも止めず、合図をかける。
それに合わせて、みんなが声を上げ始めた。
「「「さ〜わりっこしっまっしょ♪」」」
「「「イッたらまっけよ♪」」」
「「「いんぷっぷ♪」」」
「うわぁぁぁん!」
最後の掛け声と共に、彼はペルシェ含む多数のインプに押し倒された。
そして、哀れな男の子の悲鳴は、すぐに喘ぎ声へと変わるのであった。
男の子はおつかいで町の外を歩いていた。
その帰りに、自分と同じくらいの女の子と出会った。しかし、それはただの女の子ではなかった。
髪の色が白く、翼も尻尾もどこか白っぽい色をしていた。人間ではなくてインプである。しかもアークな方だった。
女の子は、男の子を熱っぽく見つめ、もじもじしながらも吐き出すように言った。
『私と……おともだちになって!』
『うんいいよ!』
何だか様子はおかしかったが、その言葉に男の子は余裕で即答した。
『やったぁわたしペルシェ!』
と、女の子は自己紹介しながら襲いかかってきた。
成す術も無く組み敷かれ、彼はそのまま大人の階段をロケット発射の如くぶち抜いた。
兎にも角にも、こんな些細なきっかけでも友達と言うのは出来るらしいのである。
男の子が自らの名前を、ハイト、と名乗れたのは事が終わってからだった。
とりあえず、友達になってしまえば、今後の付き合いというのも出てくるだろう。
だが、この二人の場合はもうただの付き合いというよりも、恋人のように付き合っているが如く、一緒にいる時間が長い。
とは言え相手が魔物、さらにアークインプともなれば、そのお付き合いがとてつもなく爛れている事は間違いない。
「ねぇねぇハイト、いつものやろうよ〜」
二人は花畑で花冠を作って清らかに遊んでいたのだが、そんなつまらない遊びに飽きてしまったペルシェが、ハイトに言う。
ハイト少年はどこか嫌そうな顔であった。
「えぇやだー」
「どうして?」
「だって勝てないもん」
彼の言葉から察するに、勝負事のようである。
「だいじょ〜ぶ、ちゃんと手加減するから!」
そんな彼に、ペルシェインプは両腕で力こぶを作るように上げて見せる。
しかし、それはどちらかと言うと本気で頑張るときのしぐさである。
「ね――お願い」
「う……わかったよ」
「やったぁハイト大好き♪」
おねだりされて、わりとさっくり折れてくれたハイトに、ペルシェは嬉しそうに抱きついた。
だが、すぐにこの後やる事を思い出して、慌てて離れる。
二人は向かい合う。
そして、ペルシェが”いつものそれ”の始まりを高らかに歌い上げる。
「さ〜わりっこしっまっしょ♪」
「イッたらまっけよ♪」
「いんぷっぷ♪」
最後の掛け声と共にペルシェに抱きつかれたかと思えば、あっという間に陰茎が彼女の手中に落ちた。
さわさわ……しこしこ……クチュクチュ……。
ビュルルッ。
秒殺だった。
やはり、いつもの勝負事とは性的なものであったらしい。
しかも相手はアークインプである。まだまだ人間側にいるハイトにはどうあがいても負け戦であった。
「あはっ、ハイト早すぎぃ♪ まだ私触られてもないよ」
「手加減するって言ったじゃん!」
泣き出すハイトには目も暮れず、自分の手にべっとりと付いた彼の精液を美味しそうに舐めあげる。
「ごめんごめん。おちんちん触ってたら我慢できなくなっちゃって」
「うわぁん、ペルシェの嘘つき!」
「でも負けは負けだよね」
ペルシェはハイトを押し倒した。
彼女に関わらず、魔物は性交するためなら、容赦がないのである。
しかし、涙目のハイトとは対照的に、股間の彼は鈴口から涎を垂れ流しているようだった。
身体は正直な男の子に、ペルシェは舌なめずりをする。
「それじゃあ、今日も私の好きにさせてね♪」
そう言いながら、ペルシェは自分の秘所に陰茎をあてがうと、そのまま腰を急降下させた。
「あぁん……♪ やっぱりハイトのおちんちん素敵ぃ……♪」
息を深く吐き出して恍惚に顔を蕩けさせながらも、腰の動きは止まらない。
「あ、そだ。ハイト、今日は何回イカせてほしい? ここはハイトに決めさせてあげる」
腹に力を入れて快感に耐えているハイトに、ペルシェは腰を上下に弾ませながら聞いてきた。
いつもならば自分勝手に搾り取ってくるペルシェのその言葉に、珍しい事もあるなと思った。
「いっかい!」
思いながら、彼は即答した。言えるべき時に物は言わなければならないのである。
初めのやり取りからして、どうやらハイトは子供ながらに快感には否定的らしい。
しかし、そんな彼にも容赦が無く、また彼以上に性欲に忠実なペルシェさんの事である。
「うん、わかった。3回ね♪」
3倍増しも何のその。
「えええええ!?」
ペルシェがハイトの胸に両手を置いた瞬間、中の肉壁を蠢かせた。
中に埋まったモノをゆっくりと舐め上げるような動きに、ハイトの背筋がぞわぞわ震えた。
「あっ、あぁぁぁぁ! まって、ペルシェ、まってぇ!」
「なんにも聞こえなぁい♪」
幼い顔は艶やかに赤く染まり、ハイトを見下ろしながら腰をゆっくり揺らす。
ペニス全体を舐るような肉壁の動きはゆっくりなのに、腰から駆け上がる射精感はとてつもなく早かった。
「あっ、ぺるしぇ、まって、もうでちゃうぅ!」
「相変わらずはやぁい♪ いいよ、イっちゃえイっちゃえー♪」
限界を訴えるハイトに、ペルシェが楽しげな声を上げて、とどめをさすように膣壁を締め上げた。
「あーっ!」
どびゅるるるっ。
と、ペルシェの最奥めがけてペニスから精が迸る。
「はぁぁ、出てるぅ〜〜〜♪」
それを受けて、ペルシェが熱いため息を吐く。しかし、腰を動かして、まだまだ物足りない様子である。
ぬちゅぬちゅと、淫らな音が聞こえてきて、溶かす理性に拍車をかける。
にやにやと淫猥な笑みを浮かべて、ペルシェが見下ろしてくる。
「はぁ……まだまだイケるよね!」
それは確認でもなく、延長への合図だった。
「うあぁ、ま、まっ、まって!」
「えぇ〜? しっかたないなぁ〜」
ペルシェの腰が、それでもゆるゆる動いていた。
前後左右に動かして嬲るように、萎えさせないように微弱な快感が送られる
時折ハイトの口から声が漏れ、ペルシェもそれに反応するように息を漏らす。
「ほらほらぁ……そろそろ休憩終わっていいでしょぉ?」
どうやらハイトの希望に応えて、ペルシェは休憩をしているらしい。
しかし残念ながら、ハイトの本当の希望は休憩ではなく終了であったが、彼女にとってそんな事はどうでもいいのである。
自分の言葉に首も振らず、目を瞑ってじっと耐えているだけのハイトに痺れを切らしたのか、ペルシェは一度腰を大きく動かした。
「あぁん、もう、我慢できない! 休憩終わりねっ!」
そう言った彼女の膣内がいきなり狭くなり、彼のモノを締め付ける。
そんな状態で、彼女が一度身じろぎをして、ペニスが横に回転するように擦られた。
休憩という名の嬲りを受けていたハイトには、充分すぎる刺激だった。
「うわあああ!!」
悲鳴を上げながらも、再びペルシェの中で精液をぶち撒けるハイト。
「あはん♪ 休憩終わったばっかりなのに♪」
全く非難していない声色に、ペルシェの腰が本格的に動き始めた。
上下に身体を弾ませ、ピストン運動を始めたのだ。
さらに激しくなった動きと快感に、ハイトの身体も弾み始める。
「あ、まっ、まああああっ!」
すぐに休憩など許してくれないペルシェに、ハイトが声を上げる。
しかし、ここまでの快感にすら耐える事の出来なかった彼には、それ以上の快感に耐えながら言葉を継げるはずもなかった。
ぐちゅんっ、ぐちゅんっ、と先ほどよりも卑猥になった音が彼の耳を犯す。
首を振って懇願するが、ペルシェは身体を前に倒して、顔を寄せてきた。
「ねぇ、ハイトも動いて? 下からおちんちん突き上げてぇ?」
ペルシェに目を見つめられながら懇願されて、ハイトの身体は勝手にそれに応じてしまう。
「きゃぁん♪ イイ♪ もっとぉ♪」
突き上げると、ペルシェは歓喜の声を上げながら、彼女の膣肉がペニスを離すまいと絡みついてくる。
全身が痺れるような快感に中毒となってしまったハイトは、ペルシェに応えるように何度も突き上げて自ら快感を貪っていく。
「あっ、はあっ、ぺる、しぇ!」
「あ、んもぉ、ハイトっ、また、出そうになってる♪」
既に限界近い彼に、ペルシェはさらに鞭打つように腰を跳ねさせながら、身体を倒してくる。
ぎゅっと抱きしめられながらも、腰の動きは止まらない。
むしろ膣内で当たる場所が変化して、新鮮な快感が流れ込んでくる。
「あっ、やぁ、ふぁん♪ これ、気持ち、いい♪」
ペルシェの喘ぎに快感の色が強くなる。
そんな彼女の声が、何よりもの興奮剤として作用して、腰の動きが加速する。
「んんぅ!! ハイ、トぉ♪」
ペルシェの膣内が痙攣し始めたかと思えば、唇を塞がれた。
すぐに舌が入り込んできて、こちらの舌を舐られながらペルシェの口内に運ばれる。
そして舌を唇で挟まれて思いっきり吸引されるのと、膣内が思いっきり圧迫してきたのは、ほぼ同時だった。
「――――!!!」
「んんっ、ふぐぅぅぅぅぅ♪♪♪」
意識どころか魂すら持っていかれる刺激に、ハイトは腰を一番奥まで叩きつけながら白濁を吐き出した。
とてつもなく濃厚な精液が尿道を通る感覚すらも快感で、その度に身体全体が大きく跳ねるように痙攣する。
ペルシェもハイトほどではないが、びくんびくんと小さく何度も痙攣していた。
やがて二人の絶頂が通り過ぎると、ペルシェはようやくハイトの唇を解放する。
ハイトはそのまま地面に倒れて、荒い息を吐く。
その息には、彼女の言う3回も終わった、と言うどこか安堵のような物もあった。
ペルシェも後に続くようにハイトに覆いかぶさってくる。
「はぁ……今の、気持ちよかったぁ……♪」
ペルシェもご満悦である。
ハイトはその言葉に、本当の意味で安心したのだった。
「ねぇ、ハイト……」
「……うん」
「今の忘れないうちに、もう一回しよ♪」
ところがどっこい。ペルシェはまだまだ満足していなかった!
「――、――――!!」
彼女の言葉に、口をぱくぱくさせて、もはや声すら出ないハイト。
しかし、彼は言っている。ほんと、もう許して……と。
「ねぇ……3回なんて少ないよ……私物足りないよぉ……」
ハイトを見下ろして、腰をゆさゆさ揺すってくる。
その耳をくすぐる甘えた声と、腰に受ける甘美な刺激で、彼女の中で萎えていたペニスはあっという間に大きくなってしまう。
「あっは♪ おっきくなったー♪」
「あぅぅ……」
「それじゃ、だいにかいせーん♪」
そのあとはペルシェの独壇場であり、ハイトは5回に渡って搾り取られた。
それでも意識がまだまだ残っていた彼は、すでにインキュバスだったのかもしれない。
それから後日のこと。
気付いたら、ペルシェ以外の女の子が増えていた。
みんな、ペルシェより濃い色をしているが、尻尾や翼が生えている。
ペルシェが町の女の子たちに新しい遊びを教えてしまったのだ。
ハイトは現在、そうしてインプとなってしまった女の子数人に囲まれていた。
もちろん、ペルシェもその中にいる。
「ねぇねぇ、いつものしよー」
ペルシェが言う。ハイトの身体がびくりと震えた。
後の結果が分かりすぎる彼は、思わず声を上げる。
「や、やだ――!」
「いつものってなーに?」
「やりたーい」
「あたしもー♪」
しかし、ハイトの声は他の女の子たちによってかき消されてしまった。
ペルシェがるんるん顔で女の子たちに説明していく。
逃げ出そうにも、女の子たちに囲まれているせいで、逃げられるわけもなかった。
ここまでされてしまったらもうどうにもならない。
ハイトの顔が見る見るうちに泣きそうになっていく。
「それじゃ、みんな、いっくよー♪」
しかし、ペルシェさんはそんなことには気にも止めず、合図をかける。
それに合わせて、みんなが声を上げ始めた。
「「「さ〜わりっこしっまっしょ♪」」」
「「「イッたらまっけよ♪」」」
「「「いんぷっぷ♪」」」
「うわぁぁぁん!」
最後の掛け声と共に、彼はペルシェ含む多数のインプに押し倒された。
そして、哀れな男の子の悲鳴は、すぐに喘ぎ声へと変わるのであった。
13/02/13 02:28更新 / edisni