インスタントサキュバス。
魔物娘が現代社会世界中にある程度受け入られて知れ渡っているある世界の話である。
魔物娘は現代の男の恋愛とエロスを求めて異世界から現代世界へ迷い込む事は少なくなかった。
俺の名前は足関三郎。
何処にでもいる最近一人暮らしを始めた大学生だ。
しかし、大学生になってからというものの特に目的ややる事なんて見つかりはしない。
ある日暇つぶしにネット通販サイトを漁っていると少し興味がある物を見つけた。
「インスタントサキュバス?」
まるでよく見かけるカップ麺の容器に、沢山のハートマークに悪魔の尻尾の様なハートマークが描かれていた。
概要説明欄には、『お湯を入れて3分待つだけ!それだけでステキな女の子と出会いが出来るよ♡
出来れば今彼女がいないフリーな男の向けの商品です♡』
値段は消費税込みの1080円。
内容がないような説明文であり、意味不明な説明が綴られている。そして値段がカップ麺のような割には高かった。それだけ美味いのだろうか?それとも独特の特徴があるのだろうか?
しかし、好奇心に負け少しぐらいのお金ぐらい損してでもいいだろうと思い、すぐさまネットで購入して試してみようと思った。
そして、注文した翌日にすぐさま例のインスタントサキュバスは届いた。
「さてと、これがインスタントサキュバス。」
改めて見るとラベル以外は全てカップ麺の容器そのものだ。
ラベルの蓋の説明を見てみるとお湯を入れて3分蓋をして待つ。すると素敵な女の子との出会いできるでしょう。とだけ書いてあった。
いざ蓋を開けて中身を拝見してみる。
すると、中身はこれといってカップ麺と同じように乾燥した麺が入っていただけだった。
蓋を全部開けて中身を取り出して底を確認しても特に変わった所はまるでない。
何処をどう見てもタネも仕掛けもなく、何処にでもある普通のカップ麺だ。
「なんだよ…ただのカップ麺と変わらないじゃないか。
全く、値段を高くしただけのバッタもんか?」
ネット買ってお金を払ったのに中身がとても普通だったので正直がっかりだ。
だが、先入観に囚われてはいけない。全ては味の問題だと思い、お湯を注いで普通に食べる事にする。
タイマーを3分にセットしてお湯を注いで食べる準備を完了させた。
買ったインスタントサキュバスにお湯を注いで2分半が経過し、タイマーは残り30秒を示した。
カップの蓋は全て剥がしてしまったのでセロハンを使って止めていた。
机に腕枕をしながらカップをジーと見つづける。
「不味かったら評価1つけてやるかな。」
などと、文句を垂れながらつぶやいていると丁度3分経過した。タイマーがジリリリと音を鳴らし始め、時間が経ったことをしらせた。
「よし食べますか。」
タイマー音を止めていざ実食。と思い蓋を開けようとインスタントサキュバスに手を伸ばす。
すると、インスタントサキュバスに異変が起こった。
「なんの光!?」
突然インスタントサキュバスのカップの口からが怪しい紫色の光を放ち始めた。
光は激しく、目を思わず閉じてしまうほどだった。
すると今度は光に圧力があるかのように、勝手にカップの蓋が勝手に剥がれていく。
全て蓋が剥がれると、光を纏った「麺」が生き物の様に上に伸び始める。
異様な光景に口をパクパクさせる。
「ど、どうゆうことなの!?」
理解が追いつかずに、それしか感想が言えなかった。
カップの麺はどんどん伸び始めてやがて魔法陣を描くかの様に空中に麺が一本一本が空中で固定し始めた。
魔法陣の絵が完成すると、するとその中心から輝かしい光が解き放たれはじめた。
その光の中から、なんと長くて綺麗な紫色の髪、豊満な体をした女性が笑顔で現れた。
「インスタントサキュバスからこんにちはぁ♡
あれれ?どうしたの?おどろいた顔して。」
「な、なな…!?」
ラーメン作っていたら女の子が現れるような現象が起きてたのだ、驚かない方がおかしい。
どろりとした麺の魔法陣から現れた女性は普通の女の子では無かった。
悪魔を象徴したハート型の薄紫色の尻尾と大きな蝙蝠の様な羽。長い髪からは尖った耳が突き出ていた。そして真っ黒な羊の様な角が頭から生えている。
格好も普通の女の子するものではなく、美しく、いやらしい女体を目立たせるボンテージだった。
豊満な胸と腰回りとしなやかな足以外は全て露出しており男ならガン見してしまう姿であった。
そんな際どい彼女の姿から、うぶな自分は顔を赤くして顔ごと目を逸らしてしまう。
「ねぇねぇ、ちょっとちょっと!せっかく私を呼んでくれたのに、目を逸らしちゃうなんて酷いよぉ!
ほぉら、コッチをちゃんとみて♡君の名前は?」
「そ、足関 三郎です。」
「うん♪よろしくね三郎くん♪」
(い、いきなり名前呼び!?)
そういわれながら優しく両手で頬を持たれながら、顔の向きを直されてしまう。
彼女の顔をみると頬を膨らましたかわいらしい彼女の顔があった。
「もーぉ、三郎くん?さっきから目を逸らそうとするなんてダメだよ?
もしかして君、サキュバスの私のこと嫌いなの?」
「え、さ、サキュバス?」
「……あ!なるほどぉ。」
サキュバスという言葉に理解ができずに自分は首をかしげる。
対してサキュバスのレスカは、俺の言葉を察したのか頬を膨らませるのをやめた。
そして、俺の身体を上から下までジロジロと観察するかの様に見た。
すると心の中が見えたかの様にいやらしくニヤニヤと笑みを浮かべ始めた。
「あ、自己紹介はするね!私は『インスタントサキュバス』のおかげで三郎くんのところにやって来たサキュバスなの!
名前はレスカ!宜しくね!」
「よ、宜しく…じゃなくて!
あのカップ麺の力でワープして来たって言うのか!?
し、信じられない。な、なんかのトリックが?」
「トリックって言うより…魔法かなぁ?」
「ま、魔法?」
魔法という言葉を妄想じみていて信じられなかった。
この不審者をどうしようか悩んでいると、急にサキュバスのレスカが真正面から抱きついてきた。
レスカは足と足を絡めはじめ、俺の胸にレスカは乳房を擦り付けて柔らかくいやらしい感触を伝えてくる。
「まぁまぁ、気楽にしてよ。
それとも、こんなサキュバスは貴方は嫌い?」
「ち、違うよ。でも、出会ってこんなすぐに距離を縮めるのは…
す、少し離れてくだ…さい……お、おね…がい。」
女として魅力的すぎるレスカにゴニョゴニョと言葉を黙(ドモ)らせてしまう。
レスカの色めいた声と嗅いだことのない心地の良い匂い、そして柔らかく心地よい身体に警戒心が瞬く間に崩壊し、逆に心の奥からゾクゾクと性欲が登ってくる。
理性なんて捨てて今すぐこの女を襲って仕舞えばどれだけ楽になれるのかと考えてしまう。
なんとか自制心を奮い立たせ俺は我慢して踏み止まる。
「うーん…私は貴方の事、嫌いじゃないよ?むしろ、かわいいから私好みかも♡」
「な、何するのさ!?」
我慢してる俺を知った事じゃないのか、レスカはズボンのチャックを下ろして俺のペニスとこんにちはをした。
俺のペニスは彼女の感触と匂いで今まで以上に勃起しており、射精したくてたまらない状態だった。
「あーあ、オチンチンくんがこんなに腫れてて可愛そうだねぇ♡
私がおくちマンコでヨシヨシしてあげる♡」
「ちょ、ちょっと!?
ーーうぐッ!?」
レスカが棒のキャンディを舐め回す様に俺のペニスを咥えて上下に口をスライドさせて舐め回して刺激しはじめる。
今まで以上に感じた事のない激しい快楽の刺激がペニスに走る。レスカのドロドロした口が俺のペニスを理性と共に吸い上げられている様だった。
快楽せいで背中を仰け反らせてしまいガクガクと身体を震えさせてしまい、上手く彼女に抵抗ができずに快楽をそのまま味わう。
「も、もう!で、でる!ーーうぁッ!」
「〜〜〜〜っ♡」
すぐさま射精してしまった俺のペニス。勢いよくはき出された精液がレスカの口の中へと注ぎこまれていく。
それを極上のジュースの様に美味しそうに味わって飲みこむレスカと、精を出しきってその場に腰を落とす俺。
「う〜ん♪美味しい♡
ウブでかわいいのに量が多くて濃いちんぽミルクをだしてくれる早漏くん♡」
出した精液を美味しそうに味わうレスカの姿を見て背徳感を感じて興奮する俺。
精と欲望を出したばかりだというのに、ペニスは大人しくなるどころかより強く勃っていた。
もう理性が限界だった。我慢も何もかも知った事じゃない。この女を自分のものにしたいという男の本能が身体の奥から熱く湧き出てきた。
散々俺を誘惑してフェラまでしたのだ最早完全に合意だ。
すると、レスカの様子が変だった。まるでコーラの炭酸が抜けるかの様にレスカの身体から光の粒が出てくる。そして姿が、いや存在がどんどん薄くなっていた。
「あらら?そろそろ時間切れかな?
ごめん説明してなかったけど、インスタントサキュバスは3分間しかここにいる事が出来ないの。」
「な、なんだよ…それ!?ほ、本当に魔法で…!?」
それよりも、消えて欲しくない。
このままでは、生殺し状態だ。
オナニーでなく今はこの女とセックスがしたい。人間社会の疑いや闇が一切ない深い愛の証であるセックス。
ドロドロに溶けて男と女が一つになるセックスがしたい。
頭の意識がそれ一つだけで溢れていた。
「あ、でも貴方がもしも『ココ』にちんぽミルクを注いでくれたら私はここに居続ける事ができるし
貴方と私は永遠に交わり続けることができるよ?
どうするのかなぁ♪」
そう言ってレスカは大きく股を広げ、おまんこを指と尻尾で広げていやらしく見せつけて誘ってくる。
もう答えは決まっていた。
二人で交わり愛し続ける事だ。
「そんなの…決まってるだろ!」
「あんッ♡」
レスカにがっついてペニスをマンコに挿入した。
ズプッと音がして、どんどん奥へと入れていく。
無理矢理レスカを横にして腰を押さえつけて犯す。レスカはそんな俺のペニスを嬉々としてマンコで迎え入れる。
フェラも気持ちよかったが本番は格別に気持ちがよく。膣全体がペニスに吸い付いているようだった。
「ぐッ…消えるな!消えるな!」
「あはッ♡すごいよ!はぁんぁッあっ♡やぁあッんん♡」
腰を一生懸命振る俺にレスカは何度でも聴きたくなる色っぽい喘ぎ声が耳の中に突き抜ける。
そしてビクビクと脈を激しく打ち出すペニス。限界がやって、精液が登ってくる。
「で、射精るッ…!」
「ああッ♡あ~~ッ♡」
膣内に容赦なく射精して子宮に精子を送り込む。腰をグリグリ横に振ってペニスを奥へと押して精液がマンコから出ないようにする。
射精し終えると、とてつもない怠惰に襲われた。
よく見ると、レスカの身体の消滅がストップしていた。一安心終えると俺は眠くなってレスカに覆い被さるように倒れて寝てしまった。
最後に聞こえたのは彼女のドロドロしていたが優しさが沁み渡るような声だった。
「あれ?もう寝ちゃった?普段からつかれてたのかなぁ…?
…まぁ、いっか♪
おやすみ三郎くん♪これからよろしくね♡」
目を、覚ますと見慣れた天井があった。起きてあたりを見回すが彼女、レスカはいない。
「全て夢だったのか?…でも、そうだよなカップ麺から彼女が出来るなんて馬鹿げた話…。」
「ところがどっこい現実だよ~♪」
「うわぁぁっ!?」
突然真上から登場して心臓が飛び跳ねるかと思うくらいに驚く。
目の前にはセックスしていたサキュバスのレスカがちゃんといた。
「い、居たんだ…。は、はは…。」
「うん♪これからよろしくねダーリン♪」
「だ、ダーリン?」
「え~~?やっぱり私の事嫌いなの?」
「い、いや。そ、そんな事…。」
嫌いではない。むしろセックスした時の心地よさと背徳感で彼女の虜になっている。
でも彼女の美貌に酔ってしまい、思わずよそよそしい態度を取ってしまう。
「それより、せっかく呼んでのにちょっとしかセックスしないで君が寝ちゃうんだら…
ほら見て私のアソコ♡
貴方と起きたらまた愛し合えると思うと濡れて濡れて♡」
そう言いながらレスカの股からビショビショに濡れた愛液が俺の体に垂れてくる。
レスカの顔は悦に浸った目をしており、口元は涎が垂れてビショビショだった。
彼女のそんな姿を見て理解した。
俺はもうダメだ。
このサキュバスは俺を求めてる。そして、愛(セックス)から逃げたくないと体と魂が叫んでる。
俺は水を求める魚のようにレスカを求めて抱きついて、ペニスを挿入した。
「あぁ~~〜〜っ♡」
「うっが…!」
「ダーリンからの愛の返事ぃ~~最高ぉ〜〜♡」
言うまでも無く、俺は…彼女は、お互いに愛しあった。
腰を獣如く振っていると、彼女は
「エッチでやらしくて、スケベな即席なサキュバスですが結婚してくださぃ~~~♡
ダーリンとずっとセックスしたいのぉ~〜~っ♡」
「お…お願いッ、しますッ!…フッ!ぐッ!」
求婚してきたのをよく考えずに答える。
結婚では無く今はただ、この雌とセックスしたい。
もうセックスする男と女のやる事は快楽の為に堕落して身を本能に任せるだけだ。
「ダーリン…大好きぃ~♡」
三日後、学校にモテなさそうで彼女いなかった奴がたった一日で魅惑の美女と結婚した噂が流れた。
そんな噂を聞いた一人の男が帰宅してネットショッピングのサイトを開きながら文句をブツブツと独り言を呟く。
「たく、足関の野郎。あんなエロい女捕まえるなんてどんな魔法使ったんだよ?
アイツそこまで金持ってるなんて噂はないしな…むしろ金無い方が噂が広まって…
ん?なぁにこれぇ?」
この男もとある商品に目を止めた。
「『インスタントサキュバス』だぁ?1080円。
なんか面白そうだから買ってみようかな…。」
その3日後、またもう一人即席で彼女が出来た男の噂が広まった。
…end
魔物娘は現代の男の恋愛とエロスを求めて異世界から現代世界へ迷い込む事は少なくなかった。
俺の名前は足関三郎。
何処にでもいる最近一人暮らしを始めた大学生だ。
しかし、大学生になってからというものの特に目的ややる事なんて見つかりはしない。
ある日暇つぶしにネット通販サイトを漁っていると少し興味がある物を見つけた。
「インスタントサキュバス?」
まるでよく見かけるカップ麺の容器に、沢山のハートマークに悪魔の尻尾の様なハートマークが描かれていた。
概要説明欄には、『お湯を入れて3分待つだけ!それだけでステキな女の子と出会いが出来るよ♡
出来れば今彼女がいないフリーな男の向けの商品です♡』
値段は消費税込みの1080円。
内容がないような説明文であり、意味不明な説明が綴られている。そして値段がカップ麺のような割には高かった。それだけ美味いのだろうか?それとも独特の特徴があるのだろうか?
しかし、好奇心に負け少しぐらいのお金ぐらい損してでもいいだろうと思い、すぐさまネットで購入して試してみようと思った。
そして、注文した翌日にすぐさま例のインスタントサキュバスは届いた。
「さてと、これがインスタントサキュバス。」
改めて見るとラベル以外は全てカップ麺の容器そのものだ。
ラベルの蓋の説明を見てみるとお湯を入れて3分蓋をして待つ。すると素敵な女の子との出会いできるでしょう。とだけ書いてあった。
いざ蓋を開けて中身を拝見してみる。
すると、中身はこれといってカップ麺と同じように乾燥した麺が入っていただけだった。
蓋を全部開けて中身を取り出して底を確認しても特に変わった所はまるでない。
何処をどう見てもタネも仕掛けもなく、何処にでもある普通のカップ麺だ。
「なんだよ…ただのカップ麺と変わらないじゃないか。
全く、値段を高くしただけのバッタもんか?」
ネット買ってお金を払ったのに中身がとても普通だったので正直がっかりだ。
だが、先入観に囚われてはいけない。全ては味の問題だと思い、お湯を注いで普通に食べる事にする。
タイマーを3分にセットしてお湯を注いで食べる準備を完了させた。
買ったインスタントサキュバスにお湯を注いで2分半が経過し、タイマーは残り30秒を示した。
カップの蓋は全て剥がしてしまったのでセロハンを使って止めていた。
机に腕枕をしながらカップをジーと見つづける。
「不味かったら評価1つけてやるかな。」
などと、文句を垂れながらつぶやいていると丁度3分経過した。タイマーがジリリリと音を鳴らし始め、時間が経ったことをしらせた。
「よし食べますか。」
タイマー音を止めていざ実食。と思い蓋を開けようとインスタントサキュバスに手を伸ばす。
すると、インスタントサキュバスに異変が起こった。
「なんの光!?」
突然インスタントサキュバスのカップの口からが怪しい紫色の光を放ち始めた。
光は激しく、目を思わず閉じてしまうほどだった。
すると今度は光に圧力があるかのように、勝手にカップの蓋が勝手に剥がれていく。
全て蓋が剥がれると、光を纏った「麺」が生き物の様に上に伸び始める。
異様な光景に口をパクパクさせる。
「ど、どうゆうことなの!?」
理解が追いつかずに、それしか感想が言えなかった。
カップの麺はどんどん伸び始めてやがて魔法陣を描くかの様に空中に麺が一本一本が空中で固定し始めた。
魔法陣の絵が完成すると、するとその中心から輝かしい光が解き放たれはじめた。
その光の中から、なんと長くて綺麗な紫色の髪、豊満な体をした女性が笑顔で現れた。
「インスタントサキュバスからこんにちはぁ♡
あれれ?どうしたの?おどろいた顔して。」
「な、なな…!?」
ラーメン作っていたら女の子が現れるような現象が起きてたのだ、驚かない方がおかしい。
どろりとした麺の魔法陣から現れた女性は普通の女の子では無かった。
悪魔を象徴したハート型の薄紫色の尻尾と大きな蝙蝠の様な羽。長い髪からは尖った耳が突き出ていた。そして真っ黒な羊の様な角が頭から生えている。
格好も普通の女の子するものではなく、美しく、いやらしい女体を目立たせるボンテージだった。
豊満な胸と腰回りとしなやかな足以外は全て露出しており男ならガン見してしまう姿であった。
そんな際どい彼女の姿から、うぶな自分は顔を赤くして顔ごと目を逸らしてしまう。
「ねぇねぇ、ちょっとちょっと!せっかく私を呼んでくれたのに、目を逸らしちゃうなんて酷いよぉ!
ほぉら、コッチをちゃんとみて♡君の名前は?」
「そ、足関 三郎です。」
「うん♪よろしくね三郎くん♪」
(い、いきなり名前呼び!?)
そういわれながら優しく両手で頬を持たれながら、顔の向きを直されてしまう。
彼女の顔をみると頬を膨らましたかわいらしい彼女の顔があった。
「もーぉ、三郎くん?さっきから目を逸らそうとするなんてダメだよ?
もしかして君、サキュバスの私のこと嫌いなの?」
「え、さ、サキュバス?」
「……あ!なるほどぉ。」
サキュバスという言葉に理解ができずに自分は首をかしげる。
対してサキュバスのレスカは、俺の言葉を察したのか頬を膨らませるのをやめた。
そして、俺の身体を上から下までジロジロと観察するかの様に見た。
すると心の中が見えたかの様にいやらしくニヤニヤと笑みを浮かべ始めた。
「あ、自己紹介はするね!私は『インスタントサキュバス』のおかげで三郎くんのところにやって来たサキュバスなの!
名前はレスカ!宜しくね!」
「よ、宜しく…じゃなくて!
あのカップ麺の力でワープして来たって言うのか!?
し、信じられない。な、なんかのトリックが?」
「トリックって言うより…魔法かなぁ?」
「ま、魔法?」
魔法という言葉を妄想じみていて信じられなかった。
この不審者をどうしようか悩んでいると、急にサキュバスのレスカが真正面から抱きついてきた。
レスカは足と足を絡めはじめ、俺の胸にレスカは乳房を擦り付けて柔らかくいやらしい感触を伝えてくる。
「まぁまぁ、気楽にしてよ。
それとも、こんなサキュバスは貴方は嫌い?」
「ち、違うよ。でも、出会ってこんなすぐに距離を縮めるのは…
す、少し離れてくだ…さい……お、おね…がい。」
女として魅力的すぎるレスカにゴニョゴニョと言葉を黙(ドモ)らせてしまう。
レスカの色めいた声と嗅いだことのない心地の良い匂い、そして柔らかく心地よい身体に警戒心が瞬く間に崩壊し、逆に心の奥からゾクゾクと性欲が登ってくる。
理性なんて捨てて今すぐこの女を襲って仕舞えばどれだけ楽になれるのかと考えてしまう。
なんとか自制心を奮い立たせ俺は我慢して踏み止まる。
「うーん…私は貴方の事、嫌いじゃないよ?むしろ、かわいいから私好みかも♡」
「な、何するのさ!?」
我慢してる俺を知った事じゃないのか、レスカはズボンのチャックを下ろして俺のペニスとこんにちはをした。
俺のペニスは彼女の感触と匂いで今まで以上に勃起しており、射精したくてたまらない状態だった。
「あーあ、オチンチンくんがこんなに腫れてて可愛そうだねぇ♡
私がおくちマンコでヨシヨシしてあげる♡」
「ちょ、ちょっと!?
ーーうぐッ!?」
レスカが棒のキャンディを舐め回す様に俺のペニスを咥えて上下に口をスライドさせて舐め回して刺激しはじめる。
今まで以上に感じた事のない激しい快楽の刺激がペニスに走る。レスカのドロドロした口が俺のペニスを理性と共に吸い上げられている様だった。
快楽せいで背中を仰け反らせてしまいガクガクと身体を震えさせてしまい、上手く彼女に抵抗ができずに快楽をそのまま味わう。
「も、もう!で、でる!ーーうぁッ!」
「〜〜〜〜っ♡」
すぐさま射精してしまった俺のペニス。勢いよくはき出された精液がレスカの口の中へと注ぎこまれていく。
それを極上のジュースの様に美味しそうに味わって飲みこむレスカと、精を出しきってその場に腰を落とす俺。
「う〜ん♪美味しい♡
ウブでかわいいのに量が多くて濃いちんぽミルクをだしてくれる早漏くん♡」
出した精液を美味しそうに味わうレスカの姿を見て背徳感を感じて興奮する俺。
精と欲望を出したばかりだというのに、ペニスは大人しくなるどころかより強く勃っていた。
もう理性が限界だった。我慢も何もかも知った事じゃない。この女を自分のものにしたいという男の本能が身体の奥から熱く湧き出てきた。
散々俺を誘惑してフェラまでしたのだ最早完全に合意だ。
すると、レスカの様子が変だった。まるでコーラの炭酸が抜けるかの様にレスカの身体から光の粒が出てくる。そして姿が、いや存在がどんどん薄くなっていた。
「あらら?そろそろ時間切れかな?
ごめん説明してなかったけど、インスタントサキュバスは3分間しかここにいる事が出来ないの。」
「な、なんだよ…それ!?ほ、本当に魔法で…!?」
それよりも、消えて欲しくない。
このままでは、生殺し状態だ。
オナニーでなく今はこの女とセックスがしたい。人間社会の疑いや闇が一切ない深い愛の証であるセックス。
ドロドロに溶けて男と女が一つになるセックスがしたい。
頭の意識がそれ一つだけで溢れていた。
「あ、でも貴方がもしも『ココ』にちんぽミルクを注いでくれたら私はここに居続ける事ができるし
貴方と私は永遠に交わり続けることができるよ?
どうするのかなぁ♪」
そう言ってレスカは大きく股を広げ、おまんこを指と尻尾で広げていやらしく見せつけて誘ってくる。
もう答えは決まっていた。
二人で交わり愛し続ける事だ。
「そんなの…決まってるだろ!」
「あんッ♡」
レスカにがっついてペニスをマンコに挿入した。
ズプッと音がして、どんどん奥へと入れていく。
無理矢理レスカを横にして腰を押さえつけて犯す。レスカはそんな俺のペニスを嬉々としてマンコで迎え入れる。
フェラも気持ちよかったが本番は格別に気持ちがよく。膣全体がペニスに吸い付いているようだった。
「ぐッ…消えるな!消えるな!」
「あはッ♡すごいよ!はぁんぁッあっ♡やぁあッんん♡」
腰を一生懸命振る俺にレスカは何度でも聴きたくなる色っぽい喘ぎ声が耳の中に突き抜ける。
そしてビクビクと脈を激しく打ち出すペニス。限界がやって、精液が登ってくる。
「で、射精るッ…!」
「ああッ♡あ~~ッ♡」
膣内に容赦なく射精して子宮に精子を送り込む。腰をグリグリ横に振ってペニスを奥へと押して精液がマンコから出ないようにする。
射精し終えると、とてつもない怠惰に襲われた。
よく見ると、レスカの身体の消滅がストップしていた。一安心終えると俺は眠くなってレスカに覆い被さるように倒れて寝てしまった。
最後に聞こえたのは彼女のドロドロしていたが優しさが沁み渡るような声だった。
「あれ?もう寝ちゃった?普段からつかれてたのかなぁ…?
…まぁ、いっか♪
おやすみ三郎くん♪これからよろしくね♡」
目を、覚ますと見慣れた天井があった。起きてあたりを見回すが彼女、レスカはいない。
「全て夢だったのか?…でも、そうだよなカップ麺から彼女が出来るなんて馬鹿げた話…。」
「ところがどっこい現実だよ~♪」
「うわぁぁっ!?」
突然真上から登場して心臓が飛び跳ねるかと思うくらいに驚く。
目の前にはセックスしていたサキュバスのレスカがちゃんといた。
「い、居たんだ…。は、はは…。」
「うん♪これからよろしくねダーリン♪」
「だ、ダーリン?」
「え~~?やっぱり私の事嫌いなの?」
「い、いや。そ、そんな事…。」
嫌いではない。むしろセックスした時の心地よさと背徳感で彼女の虜になっている。
でも彼女の美貌に酔ってしまい、思わずよそよそしい態度を取ってしまう。
「それより、せっかく呼んでのにちょっとしかセックスしないで君が寝ちゃうんだら…
ほら見て私のアソコ♡
貴方と起きたらまた愛し合えると思うと濡れて濡れて♡」
そう言いながらレスカの股からビショビショに濡れた愛液が俺の体に垂れてくる。
レスカの顔は悦に浸った目をしており、口元は涎が垂れてビショビショだった。
彼女のそんな姿を見て理解した。
俺はもうダメだ。
このサキュバスは俺を求めてる。そして、愛(セックス)から逃げたくないと体と魂が叫んでる。
俺は水を求める魚のようにレスカを求めて抱きついて、ペニスを挿入した。
「あぁ~~〜〜っ♡」
「うっが…!」
「ダーリンからの愛の返事ぃ~~最高ぉ〜〜♡」
言うまでも無く、俺は…彼女は、お互いに愛しあった。
腰を獣如く振っていると、彼女は
「エッチでやらしくて、スケベな即席なサキュバスですが結婚してくださぃ~~~♡
ダーリンとずっとセックスしたいのぉ~〜~っ♡」
「お…お願いッ、しますッ!…フッ!ぐッ!」
求婚してきたのをよく考えずに答える。
結婚では無く今はただ、この雌とセックスしたい。
もうセックスする男と女のやる事は快楽の為に堕落して身を本能に任せるだけだ。
「ダーリン…大好きぃ~♡」
三日後、学校にモテなさそうで彼女いなかった奴がたった一日で魅惑の美女と結婚した噂が流れた。
そんな噂を聞いた一人の男が帰宅してネットショッピングのサイトを開きながら文句をブツブツと独り言を呟く。
「たく、足関の野郎。あんなエロい女捕まえるなんてどんな魔法使ったんだよ?
アイツそこまで金持ってるなんて噂はないしな…むしろ金無い方が噂が広まって…
ん?なぁにこれぇ?」
この男もとある商品に目を止めた。
「『インスタントサキュバス』だぁ?1080円。
なんか面白そうだから買ってみようかな…。」
その3日後、またもう一人即席で彼女が出来た男の噂が広まった。
…end
19/04/04 21:27更新 / インスタント万