stage4 魔方陣マガマガ 「恋は精レベルで決まる」
「フハハッ!!今日も人の不幸でゴハンがうまいっ!!マガマガしくマオウ参上ですぞ!!」
「前回から大分空いてしまいましたが破壊神様の腕が鈍っていないことを祈るばかりです、あとこれを見ている破壊神様も展開をお忘れでは?」
「まぁ前回のあらすじなんていうものはこの作品にはないですからわからない方は前の話をもう一度見てみるといいですぞ、どこぞのひげが泣いて喜ぶと思うんで。」
「さてさて、メタな話はここまでにしておいて…今日の破壊神様はどちらに―」
…。(後ろで佇むツルハシ)
「はわっ?!そんな近くにおられたのですか、なんか意外ですね…私はてっきりまた魔物たちと戯れているものかと…。」
ザクッ!(魔王を間引こうとするツルハシ)
「はうわッ?!…な、何をするのです破壊神様?!私のおしりが割れてしまうところでしたぞ!!」
…。
「は、破壊神様…?」
「もしや…何か怒ってらっしゃる?」
「自分のしたことにまだ気がつかないとはな…おめでたい魔王だ。」
「やや、貴様は前回のリザードマンではないか。では貴様はなぜ破壊神様がお怒りかわかるのか?」
「…これを見てもそんな口が叩けるのか?」
リザードマンハ マオウニ 『ある紙』 ヲ ミセタ!
「む、なんだこれは?…使用堀パワー?…おぉ、前回のリザルトではないか、これがなんだと?」
「ちょっと上から読んでみろ。」
「まったく、破壊神様に気に入られたからって調子に乗りおって…なぬなぬ?」
―――――――――――
使用堀パワー
特殊能力仕様…700
フロア制作…400
電気代…100
――――――――
『電気代…100』
「これはいったいどういうことだ、魔王よ?」
「ぬぐッ?!…ワ、ワガハイは知りませんな、ダンジョンなんかに電気なんて必要ないですし…これはきっとあの黄色い電気ネズミが充電を―」
「ほほぅ、シラを切るのだな?…ならば仕方ない。」
「む、貴様何をするつもりなのだ?!」
リザードマンハ 『線に繋がれた丸みのある黒い物体』 ヲ トリダシタ!
「ギョエー?!そ、それは私のP〇3!!」
「我が主よ、心置きなくするがいい。」
…スッ。(ツルハシが構える)
「ちょ、おま?!」
…ザクッ!!
『…お気の毒ですが、本体のデータは全て消えてしまいました。』(あの音楽とともに)
「ゴハッ?!!!!…ワガハイの努力の結晶が…ヒドイ…。」orz
「これに懲りたら真面目に世界征服を目指すのだな。」
…♪(スッキリ)
―――――――――――。
「さ、さぁ…気を取り直して、ダンジョンの方を増築していきますぞ。」
「因みに先程のは勇者にも適応できますぞ、奴らはこのダンジョンで生意気にもセーブをしてくるので放っておくと何度でもコンテニューしてきます。」
「ツルハシでセーブポイントを潰せば勇者は復活できなくなります、勇者がセーブしてきたらこまめに消していきましょう。」
「むしろもうジャンジャン消して行っちゃってください、憎き勇者にもこの喪失感を味あわせてやりましょうぞ!!!」
「…とまぁそれは置いといてダンジョンの方を見てみましょうか、いろいろと変わっているとこもありますしね。」
…?
「そう、例えば前回レベルアップした魔物がいます…ハーピーとフェアリーですな。」
「るんるんるん♪」
「男の人来ないかなー♪」
「フェアリーはゴーストと同じで魔力を運んでくれますがその他に勇者に出会うと道に迷わせる魔法を掛けます。」
「ダメージはありませんが多少の時間稼ぎにはなるでしょう、その間に体制を整えれたらベストですな。」
「続いてハーピーの方ですが前回のラージマウスとほとんど能力は一緒です、ただ常に飛行しているので勇者に奇襲をかけやすくなっていますな。」
「油断しているところを上から襲いかかり勇者に跨ってそこから…おお、ひわいひわい、破壊神様も好きですね〜。」
「まぁそれはさておき、他にも新しい魔物が増えたんで見てみましょうか。」
…?
「お忘れですか?…前回の勇者たちの中に女勇者がいたじゃありませんか。」
…!
「フフフ、その女勇者の成れの果てが…コイツです!!」
ババーン!!(スケルトンが驚いたように棒立ちしている。)
「私は…死んだはずじゃ…どうして生きてるの?」
「まっ、お前は本質的には死んではおるがな!!正確にはアンデットのスケルトンに生まれ変わったのだ。」
「嘘…いやよ、私が魔物なんかに、私をひと思いに殺しなさい!!」
「だまらっしゃい!?男を二人も弄んだ罰だ、これから貴様は我が下僕となり勇者をあの手この手でイかせるのだ!!生前より綺麗になったことにむしろ感謝するのだな!!」
「そんな…私はどうすれば。」
…。
「心配ありませぬぞ破壊神様、魔物になった以上欲には逆らうことはできませぬ、それに直に本性を表してくるんですよ、あの手の者は。」
…?
「さて、お次は…おっと!新しい魔物が生み出せそうですな、フェアリーのおかげで魔力レベル3の土ができましたぞ、さっそく掘ってみてください。」
…。
…ザク!!
「っと…ここはどこだ?」(土から出たドラゴンがキョロキョロと辺りを見回す。)
「出ましたぞ、これがドラゴンです!やはり他とは格が違いますな。」
「ドラゴンは繁殖力は低いものの高い戦闘力が期待できます、他の魔物との連携は望めませんが単体でも充分すぎるほどの力を持っているので一匹でも出しとけば問題はないかと。」
「それにやはり強みは『縦移動』も出来るってことですかね!!燃費が悪くて横移動しかできなかった前回のドラゴンとはもうオサラバですよ、いや〜修正されてよかった!」
「と、メタな話をしてる場合ではございませんよね。よしドラゴンよ、お前は所定の位置に―」
「貴様等に従うつもりはない、私は今すぐ外に出たいのだが出口はどこだ?」
「はぁ…またこの手の魔物か、どうしてこの世界の魔物は言うことを聞いてくれないんでしょうか破壊神様。私も電話しようかな…おぉ人事、おぉ人事。」
「おい、そこの変な奴、早く私を外に案内しろ。」
「ぬぐぐ、調子に乗りおって…ついに吾輩のマオウとしての威厳を見せつける時が来たようですな!」
…!!
「さぁ、やってください!!はかいしんサマ!!」
…。
「え、またそれかですって?やだなー破壊神様、私が戦えないことを知っててそんなこと言うんですから。」
「いやもうなんでもいいんでパパッとやっちゃってください、私は横で見てるんで。」
…はぁ。(ツルハシがドラゴンへと近づく)
「む、なんだこのツルハシは?」
…。
チャキ!!
「私とやるというのか?…いいだろう、一瞬で消し炭に変えて―!」
ザクッ!!!
「グッ…?!何を…?!」
「おや、破壊神様?さてはツルハシの装備を変えたのですな、…それは確か、『followさんのツルハシ』でしたかな?」
「な、なぜだ?!足が勝手に動いている、私をどこへ連れて行くのだ?!!」
「ふははっ!何を言っているのだドラゴンよ、嫌がりながらもちゃんと従うとは…今流行りのツンデレというやつだな?」
「そんなわけあるか?!だ、誰か私を止めてくれ!!」
…♪
「こ、こら?!何をするのだツルハシ?!!…あ、駄目だっ…んっ、こいつ…意外とうま…いゃあ?!!」
「は、破壊神様?!!どさくさに紛れてセクハラはダメですぞ!!また私がそういう部署に注意受けるんですからやめてくださいよ!!」
「ひぎぃっ・・・感じちゃうのぉぉ!!」
※『followさんのツルハシ』
指定した魔物を好きな場所へと移動させることができる。
ちなみに直接魔物を刺さなくても慣れればメッセージを送るだけで呼び寄せることができる。
「やれやれ、随分飛ばした説明になってしまいましたな…展開が早すぎてワタシ、疲れてしまいましたよ。」
「説明はあと一つ、魔法陣についてですな?盗賊の勇者やふんどしつけた風の精霊のやつではありませんのでご安心を。」
「魔方陣は魔界から強い魔物を呼び寄せるためのゲートのようなものですな、今は『パワータイプ』の魔物しか呼び出せませんがレベルアップすれば他の魔物も呼ぶことができますぞ。」
「え、どうやって呼んでいるかって?こんなこともあろうかと『マガシィ』のコミュで宣伝しといたんですよ、コメントもたくさんあったのでもうスタンバってるかと。」
「いやぁ便利な世の中になりましたねぇ破壊神様、もう必死こいて魔界の自宅警備員とか呼ばなくて済むんですよ、あとグータレとか。」
「ただし、魔方陣で呼んだ魔物はいわばバイトみたいなもんなので用が済んだら帰ってしまいます、魔法陣も消えてしまうのでその戦闘時でしか使うことができませんのでお気を付けを。」
「ほんとにせかいセイフクをなんだと思ってるのでしょうかね…もう少しやる気を出してくれてもいいと思うのですが、そう思いますよね?破壊神様。」
…。
――――
はい
→いいえ
――――
「えっ、立ってるだけのお前が言うなって?…いやいや私も結構戦っていますよ、ダンジョン特有の湿気とか寂しさなんかにはマオウは負けません!!」
「ま、その間に破壊神様は勇者をお願いします、ぶっちゃけ私戦えないんで。」
…。
「まぁ、いつものことですよ!!では早速ダンジョンを作っていきますぞ!」
…ザクザクザクザクザクザクっ!!!!
…。
「ふむふむ…なかなかのダンジョンになってきましたな、破壊神様。」
「これを見ている破壊神様方には見えませんが…要は入口に入ってまずレッドスライム部屋、次に通路が左右に別れて右に行けばハーピー部屋、左はサキュバス部屋、ハーピーを超えれば次はリザードマン部屋、サキュバスを超えれば次はドラゴン部屋、そして最後に最深部といったところですかね、あ、因みにフェアリーは各通路で滞在してますな。」
「本来なら一気に攻めるのがベストなのですが、まぁ堅に回るのもいいかと…今回の破壊神様は意外と慎重な性格のようで。」
…ビビビッ!!!
「あっ、私のマオウアンテナが反応してきましたよ?!!」
「どうやら今回は三人のようですな、む…見たこともない姿をしています、ジョブチェンジしたのでしょうか?ナマイキな!!」
「今回は敵が何をしてくるかわかりませんので破壊神様は油断なさらぬように…バトル中でもダンジョンは作れますからね、それで勇者を翻弄するのです!!」
「さぁ、仕上げに掛かりましょうぞ!!」
ザクザクザクザクザクッ!!!!!!!
………。
「おや、勇者達が現れましたぞ。」
…!
ガシャンッ!!!!
ヨハネ(神官、男)「神の名のもとに…貴様らを浄化してくれる。」
フェラルド(改造勇者、男)「ターゲット確認、ハイジョ開始。」
ニコラス(白魔道士、男)「へっ、ちょいちょいと終わらせてやるよ!」
「くわっ?!見るからにワタシの嫌いで苦手なタイプですぞ…悪のエリートに機械音声、おまけにチャラそうな男…まったく、ひげの書く悪役はワンパターンが多いから馬鹿の一つ覚えみたいではないかっ、おい聞いておるのかひげ!!」
「そういえば破壊神様方の世界にも苦手なタイプっておられるのですか?」
…。
――――
→はい
いいえ
――――
「まぁ、当然ですよね。どこの世界にもそういうのっています、それを蟠りなく付き合えるのが大人ってやつですよ。」
「ま、私は気に入らなかったらセイフクするだけですけどね!!気にしないでください、小説ですから!!」
please setup
「では、私はどこに立っていましょうか?」
…ツルハシ選択中。
(お、珍しく悩んでおられますな…そうです、今回は相手が相手だけにあんまりふざけてられませぬからな、ここは慎重に…)
…!
「ここなら、私は安全なのですね?」
――――
→はい
いいえ
――――
「ふむ、やはりここしかないでしょうな…”あれ”をするには。」
「しかし破壊神様もなかなかのマガマガしさですな、これは今回のリザルト期待できそうですぞ!!」
…♪
BATTLE START!!
ヨハネ「一気にたたみかけろ、容赦はするな!!」
ニコラス「ひゃっほぉっ!!懸賞金は頂きだっ!!」
フェラルド「…ハイジョ。」
レッドスライム「よーし、みんなやるわよ!!」
レッドスライム達「おー!!」
ドドドドドドドッ!(一気になだれ込むレッドスライム達)
フェラルド「ロックオン…スプレッド!!」
シュババババババッ!!!!!!(勇者が全体魔法を放つ)
レッドスライム「きゃあ?!」
レッドスライム「つ、強すぎる…。」
バタッ…バタッ…。
フェラルド「沈黙確認、進行開始。」
ニコラス「ヒュー!さすが旦那だぜ、こりゃ楽で助かるわ。」
ヨハネ「フフフ、圧倒的ではないか…我が隊は。」
マオウ「ヌゥ…やはり強敵でしたな、改造勇者は普通の勇者と違ってMPが減らないのです、きっと『MP減らない』とかのチートですよあれ。」
マオウ「ただ体力が少なめなので囲んでしまうしかないですな、他の取り巻きに邪魔されなければですが。」
勇者一行進軍、最初の分かれ道。
フェアリー「えい、迷っちゃえ!!」
シュパンッ!(フェアリーは混乱の魔法を勇者一行に掛けた)
ヨハネ「ぐっ、何をした?!」
フェラルド「状態異常、マッピング機能に問題あり…原因を調査。」
ニコラス「落ち着けよ、ほら直してやる。…ついでにうるせえハエも追っ払ってやるぜ!」
ボウッ!!!(白魔道士は辺に炎を放つ)
フェアリー「うわぁぁん!!」
ニコラス「へ、これでボーナスは確定だな!」
勇者一行、さらに進軍中。
マオウ「そして白魔道士は普通に魔法を使えるくせに回復を唱えてきますぞ、しかも近くにいる仲間にまで効果があるというこの始末…厄介ですなほんと。」
マオウ「ま、一番厄介なのは後ろにいるやつなんですけどね…。」
ヨハネ「ふむ、左右に分かれているな。」
フェラルド「指示を待ちます。」
ニコラス「で、どうすんだ?」
ヨハネ「ここから先は恐らく強い魔物共が潜んでいるはずだ、二手に分かれたほうがいい。」
ニコラス「二手って…片方は一人かよっ、俺はごめんだぜ?!」
ヨハネ「分かっておるわ、お前は私と右だ…フェラルドは左へ、バックアップをつけてやろう。」
ニコラス「バックアップ?」
ヨハネ「我らが主よ、今ここに天の使いを求めん。」
(神官が膝を付き手を組んで頭を垂れると天から光が差し込み、エンジェルが現れる)
エンジェル「お呼びでしょうか?」
ヨハネ「おぉ、天の使いよ…この迷える子羊に歩むべき道を示したまえ。」
エンジェル「…いいでしょう、魔を滅ぼす為に向かいましょう。」
フェラルド「任務、了解。」
…?!!
マオウ「驚かれましたか破壊神様?」
マオウ「こちらも強化した分奴らも厄介な能力を持ってきましたな…、RPGなどではお約束の展開とはいえ…ゲンナリしますぞ。」
マオウ「あの神官はMPが続く限り何度でもエンジェルを召喚してきますぞ、優先して奴を倒すことを心がけてくだされ。」
マオウ「ですが手はありますぞ!!魔界の沙汰もテクニック次第、エンジェルをうまくこちらへ引き込めば問題ありませぬ!!」
マオウ「あの無垢な純潔を汚しきってやるのです、言ってることはサイテーですが知ったこっちゃないですなっ、だってまおうだもの。」
マオウ「さぁここからが本番ですぞ、気を引き締めていきましょう!!」
勇者、二手に別れて進軍中。
ニコラス「おっと、忘れるところだった…セーブしとこっと。」
テッテレーン♪(白魔道士はセーブポイントのフラグを差した)
ヨハネ「一応言っておくが…無駄だと思っておけ?」
ニコラス「ん、なんでだ?」
ヨハネ「すぐにわかるさ。」
ニコラス「?」
…。
ザクッ!!!(勇者たちが立ち去ったあと、何かが折れる音)
『右の部屋へ到達』
ハーピーA「あぁっ?!」
ハーピーB「未来の旦那様はっけん!!」
ハーピーC「跨っちゃえー!!」
ハーピーD「みんなで交尾だ〜♪」
ニコラス「うおっ?!なんつー数だ!」
ヨハネ「これでは日が暮れてしまうな、私は先へ行く…貴様はここで時間を稼げ。」
ニコラス「あ、ちょ、てめぇ!!くそが…もう行ってやがる?!」
ハーピーA「お兄さん〜♪」
ニコラス「ちくしょう、寄るんじゃねえ!!」
ボウッ!!!(周囲に火の魔法を放った)
ハーピー達「あ、危な?!」
ニコラス「へへへ、焼き鳥になりたくなかったらそこをどきな!!」
ハーピーB「…むむむ。」
ニコラス「よし、今のうちに…。」
…。
Oh!!ムカデノツルハシの特殊スキル発動!!
ズババババッ!!!!(ツルハシが間引く音)
ハーピーA「きゃっ?!」
ハーピーB「ちょ、破壊神様?!!」
ハーピーC「今それやったら…あぁんっ!」
ハーピーD「駄目〜、疼いちゃうよぉっ!!」
ニコラス「な、なんだ?!何が起きて―」
ハーピーA「あぅぅ…炎がなんだぁっ!!!」
ハーピーB「火が怖くてHが出来るかっ!!」
ハーピーC「クン○しろおら〜っ!!」
ハーピーD「ハメハメさせろーっ!!」
ニコラス「なんだこいつら?!!なんか目が血走って…ぐえ?!」
『ニコラスは魔物に押し倒されてしまった!!』
ハーピーA「あぁもうグショグショなんだからすぐ挿れられるよ、だから早く!」
ニコラス「くそっ、こうなったらさっきのセーブポイントにロードするしかねぇ!!クイックロード―」
『 ※破損データファイルです、フォーマットしてください※ 』
ニコラス「ちきしょぉぉぉぉぉ!!!!」
ハーピーA「んんっ、んんっ!!子供いっぱい作ろうね〜!!」
ハーピーB「毎日してあげるね♪」
ハーピーC「ほら、もっと舌出して!!」
ハーピーD「次は私だよ〜!!」
ニコラス「たすけてぇぇぇ!!!!」
ドピュドピュ!!!
勇者撃破!!
『右のルート、第二の部屋』
ヨハネ「今の悲鳴は…時間稼ぎにもならんのか、使えんやつめ。」
リザードマン「安心しろ、貴様も時間など掛けんぞ。」
ヨハネ「一匹だけで来るとは…魔物のくせに騎士道の真似事か?」
リザードマン「真似事かどうかは直ぐに分からせてやる。」
ヨハネ「面白い…私を相手にしたことを後悔させてやる!!」
チャキッ!(二人が同時に構える)
…♪(そばで見ていたツルハシが何かをひらめく)
followさんのツルハシの特殊スキル発動!!
ドラゴン娘にメッセージを送信。
『ドラ娘〜、ほむほむしてあげるからこっちにおいで〜♪』
リザードマン「では行くぞ!!」
ヨハネ「浄化してくれるっ…ぐぉ?!」
ゴオォォォォ!!!(勇者の前に巨大な火柱が立ち塞がる)
ヨハネ「な、なんだ?!リザードマンが魔法など使えるわけ…。」
リザードマン「貴様…何しに来たのだ?」
ドラゴン「貴様こそなぜここに?私は破壊神様に夜這い…、もとい呼ばれたのだ、だがこの状況からして貴様が手こずっているから私に協力しろという意味だったようだな。」
リザードマン「貴様の手など必要ない、それに破壊神様は私を誰よりも信用なさっているのだ、貴様のような淫乱トカゲに見向きもするはずがない。」
ドラゴン「貴様も淫乱トカゲだろうが…それに貴様は前回で男を手に入れてなかったか?」
リザードマン「あれはあとちょっとの所でサキュバスに奪われたのだっ、まぁもっとも…私をイカせてくれるのはやはり破壊神様しかいないがな。」
ドラゴン「貴様のような貧相な体では破壊神様もかわいそうだな、この私の完璧な美貌と身体こそが破壊神様にふさわしい、あの方のためならば私は喜んで身を差し出そう。」
リザードマン「…貴様とはやはり決着をつけなければならないようだな。」
ドラゴン「どちらがふさわしいかはっきりしようではないか。」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…。(にらみ合う二人)
ヨハネ「き、貴様ら…私を無視してくだらんことをするな!!」
リザードマン、ドラゴン「「うるさいぞ下郎!!」」
ザシュッ!!ゴオォォォォ!!!(斬られた上に焼かれる勇者)
ヨハネ「ぐわぁぁぁぁ!?」
ドラゴン「では仕方ない、ちょうど男もいるわけだしどちらか魅力的かどうか勝負しようではないか。」
リザードマン「では先にイカせた方が勝ちだぞ、まぁ勝つのは私だろうがな。」
ドラゴン「ふん…では始めようか。」
ヨハネ「な、何をする…止めろ!!」
ドラゴン「ええい、じっとしていろ…貴様には勿体無いほどの快楽を味合わせてやる。」
リザードマン「破壊神様ではないのが残念だが…それでも濡れてしまうな。」
ドラゴン「ほうら…んっ…胸にむしゃぶりつくが良い…んっ私のほうが良いだろう?」
リザードマン「んぶっ…何を言うか…ジュブッ…私のこの口の方が良いに決まっているだろう。」
ヨハネ「か、神よ…お許しを…!!」
ドピュドピュ!!!
勇者撃破!!
マオウ「は、破壊新様…貴方というお方は?!」
…;;
マオウ「と、とにかく勇者は二人撃破出来ましたな・・・残るは後二人なのですが少々厄介ですな・・・サキュバスが押されておりますぞ。」
・・・。
勇者 左の部屋にて
サキュバスA「ちょ、こいつら強すぎ・・・。」
サキュバスB「天使ちゃん、マジ強い。」
サキュバスC「もっと仲間を呼ぶわよ!」
フェラルド「損傷軽微、任務遂行に問題無し。」
エンジェル「まだまだ魔物は来ますね、貴方は先へ行きなさい・・・私が道を開きましょう。」
フェラルド「了解。」
勇者、第二の部屋へ進軍、続けて最深部へ進軍中。
マオウ「ちょ、破壊新様!?ドラゴンがいないせいで難なく来ちゃってますよあの勇者?!!おまけにドラゴンとリザードマンは未だに喧嘩して助けに来れません!!だからあれほど近づけるなって言ったのに!!」
マオウ「あれだけ最初に奥の手勝ちフラグみたいなの立てているんですから勿論準備しているんですよね?!」
・・・。
――――
はい
→いいえ
――――
マオウ「あばばばばばばばっ!!?何を仰っているのですかこの破壊神様は?!」
勇者、魔王の部屋へ到達。
フェラルド「最重要目標発見、これより捕獲する。」
マオウ「ぎゃぁぁ?!ヤメテッ!!ほんと後生ですから、勘弁シテっ!!」
魔王、スマキ中。
フェラルド「任務完了、これより脱出する。」
マオウ「ま、待つのだ勇者よ!!」
フェラルド「拒否。」
マオウ「良いから聞きなさいっ!!いや、聞イテ!!聞いてください、お願いします。」
フェラルド「・・・許可。」
マオウ「あ、ありがとうございます。・・・時に勇者よ、貴殿はこのダンジョンに入ったときにこう思ったのではないか?『なんだよ、このダンジョン楽勝じゃねえか!』と。」
フェラルド「・・・?」
マオウ「そりゃそうですよね・・・他の腕の立つ破壊神様方のダンジョンなら入り口時点で勇者を倒される方もいますし、ドラゴン一匹で攻略されてる方もおられます。・・・それに比べてこの破壊神様のダンジョンというものは―」
バタンッバタンッバタンッバタンッ!!!!!(何処からともなく扉が開かれる音)
マオウ「帰る間際で本性を表すのだ。」
フェラルド「?!!!」
(魔方陣から魔物が現れ、瞬く間に勇者を囲む)
ミノタウロス「おぉ、やっとかよ・・・待ちくたびれたぜ。」
オーガ「で、この坊やが報酬かい?・・・やけに無愛想だけど上玉だね。」
アカオニ「で、あんたは酒の方もイケる口なのかい?」
ウシオニ「・・・犯していい?」
フェラルド「・・・。」
マオウ「おや?勇者よ、貴様の得意の無限魔法はどうしたのだ?あ、そうであったかっ・・!我輩を連れて行くのに片手が塞がるので魔法は撃てないのであったな?素直に諦めるがよい!!」
フェラルド「勝率・・・0%」
ミノタウロス「さぁ犯っちまえ!!」
――――――。
そのころ、もう一方のエンジェル。
サキュバスE「後一歩よ、皆!!」
ハーピーE「いけー、数で押し切るんだ!!」
レッドスライムD「もっと皆集まってよ!!」
エンジェル「流石にキリがありませんね・・・私のMPも底を尽きそうです。」
『おや、サキュバスの様子が・・・?』
サキュバスF「こ、こんな時に?!」
『ふぅ、ピュアサキュバスのようですな。』
アリス「あれ、お兄ちゃんは?」
エンジェル「くっ、なんて無垢で可愛い・・・じゃなかった!!ここはひとまず主の下に帰り体勢を立て直して・・・きゃっ?!」
バサッ!!(エンジェルに誰かが覆いかぶさる)
エンジェル「い、一体何を?!」
スケルトン「あぁっ・・・天使さまぁ!!!」
エンジェル「スケルトン・・・まさか貴女は?!!」
スケルトン「男はもうこりごり・・・憧れの天使様にこんな事出来るなんて魔物も捨てたものじゃないわ♪」
エンジェル「ちょっと、何処触ってるんですか?!や、やめて・・・!!」
サキュバスF「でかしたわ、皆今のうちよ!!」
ハーピーF「堕天させちゃえー♪」
エンジェル「や、やめなさいっ、私の身体は・・・んんっ・・・全て主のものなのに・・・あぁん!!!」
スケルトン「はぁ・・・はぁ・・・天使様♪」
エンジェル「主よ・・・汚れた私を・・・お許し下・・・さい♪」
エンジェル堕天!!
・・・・・・数分後。
フェラルド「あぁ・・・あぁ・・・気持ちいよぅ・・・。」
オーガ「なんだい坊や・・・結構いい顔するじゃないか♪」
ケンタウロス「まだ三回目だろ?・・・もうちょっとコレで楽しませてくれよ♪」
アカオニ「いいもん持ってるねぇ・・・お姉さんは嬉しいよ♪」
ウシオニ「オマエ・・・気に入った・・・スキ。」
マオウ「ムハハッ!!!見るも無残な姿だな勇者よ、バッドエンド?・・・ハーレムエンドの間違いであろう!!」
オーガ「ほら、もう一発イキな!!」
フェラルド「〜!!!」
ドピュッドピュッ!!!
勇者撃破!!!
STAGE CLEAR!!
「いやぁ、改造勇者は強敵でしたね!!」
「と、言ってる場合じゃないですよ・・・ちょっと危なかったんですよ今回ばかりは!!」
・・・♪
「あれ、破壊神様はそうでもない?・・・ほんと肝が据わっておりますな・・・スマキにされる私の身にもなっていただきたい。」
「それに今回だけは変に勇者側のストーリーに拘りますな・・・こんなやり辛いゲームでしたっけ?」
「まぁいいでしょう、勝てばよかろうなのだ!!なのもマオウ嫌いではないです、はい。」
「あ、ちなみに魔方陣は前回までは土の色でタイプが変わっていましたが今回からは何処でも違うタイプを出す事が出来ますぞ。」
「・・・ただし、そのためには堀パワーで魔方陣の解放と多くの魔力が必要になりますな、それだけに高位の魔方陣を作れればあっという間に逆転ともなりえますぞ!!」
「それは破壊神様のウデ次第!!・・・読者のためにも全ての魔物を出してマガマガしさを見せ付けてやりましょうぞ!!」
「私は暖かい目で見守っておりますぞ!!」
「堀パワーで、魔物を強化できますぞ!enterキーで堀パワーをわりふるのです!」
使用堀パワー
特殊能力使用…300
フロア制作…400
魔方陣製作・・・200
MONSTER UPGRADE 堀パワー…11313
精レベル1 レッドスライム→ダークスライム(400消費)
精レベル2 ハーピー→ワーウルフ(400消費)
精レベル3 リザードマン→サラマンダー(300消費)
魔力レベル1 フェアリー
魔力レベル2 サキュバス→アマゾネス(200消費)
魔力レベル3 ドラゴン→龍(300消費)
魔方陣…パワータイプ
魔方陣・・・マジックタイプ(1000消費)
???
???
(???は堀パワー1000で開放。)
残り・・・8713堀パワー
STAGE4 RESULT
マガマガしさ…A
カワイラシさ…B
エロさ…A
12/11/06 06:51更新 / ひげ親父
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